JP2016077571A - 帯状体の長さ調節部構造 - Google Patents

帯状体の長さ調節部構造 Download PDF

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雅一 中澤
Masakazu Nakazawa
雅一 中澤
隆秀 宍戸
Takahide Shishido
隆秀 宍戸
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Abstract

【課題】帯状体の長さ調節部において、帯状体の先端部が揺れ動いて邪魔になることを防止することができる帯状体の長さ調節部構造を提供する。
【解決手段】帯状の右肩帯2と、右肩帯2の一方の端部に設けられた長さ調節バックル16と、長さ調節バックル16に長さ調節可能に留められた帯状の右前帯14と、右前帯14の他方の端部の先端部に固定された環状体18とを備え、環状体18には、右前帯14の長さ調節バックル16で留められた部分よりも一方の側の部分が挿通される。
【選択図】図3

Description

本発明は、帯状体の長さ調節部構造に関する。
従来、帯状体の長さ調節部を備えるものとして、例えば、高い場所で作業する作業員(装着者)に命綱を付けて装着される所謂フルハーネス型の安全帯であり、装着者の両肩に夫々掛け回される一対の肩帯と、装着者の両腿に夫々巻き回される一対の腿帯とを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
安全帯のように、帯状体を備えるものは、装着者の身体に合わせられるように折返バックルを介して帯状体の長さを調節する長さ調節部を備えるものも知られている。
特開2005−342308号公報
従来の帯状体の長さ調節部を備えるものにおいては、長さ調節部の帯状体の先端(自由端)が揺れ動き邪魔になるという問題がある。特に帯状体の長さを短く調節した場合には、帯状体の先端側(自由端側)の部分が長くなり問題が顕著である。また、帯状体の先端が他の部分に絡まる虞もあり、使用者は帯状体の先端が他の部分に絡まらないように注意する必要がある。
そこで、帯状体上を摺動可能な環状体を環状体上に配置し、帯状体の本体部分に先端部分(自由端部分)を環状体で留めることが考えられる。しかしながら、環状体は帯状体上を摺動できるものであるため、使用者が利用しているうちに環状体が帯状体の先端部分からずれてしまう虞があり、この場合、帯状体の先端が揺れ動いて邪魔になってしまうという問題が依然として発生することとなる。
本発明は、以上の点に鑑み、帯状体の長さ調節部において、帯状体の先端部が揺れ動いて邪魔になることを防止することができる帯状体の長さ調節部構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、
第1帯状体と、
前記第1帯状体の一方の端部に設けられた調節バックルと、
前記調節バックルに長さ調節可能に留められた第2帯状体と、
前記第2帯状体の他方の端部の先端部に固定された環状体とを備え、
前記環状体には、前記第1帯状体、又は前記第2帯状体の前記調節バックルで留められた部分よりも一方の側の部分が挿通されることを特徴とする。
本発明によれば、第2帯状体が調節バックルを介して第2帯状体の側に折り返されている場合には、第2帯状体の先端部に設けられた環状体に、第2帯状体の調節バックルで留められた部分よりも一方の側の部分が挿通される。また、第2帯状体が調節バックルを介して折り返されることなく第1帯状体の側に延びている場合には、第2帯状体の先端部に設けられた環状体に、第1帯状体が挿通される。
また、環状部は第2帯状体の先端部に設けられており第2帯状体の先端部からずれることはない。従って、環状部によって第2帯状体の先端部が第1帯状体又は第2帯状体に常に沿うこととなり、第2帯状体の先端部が揺れ動いて邪魔になることを防止することができる。
本発明の帯状体の長さ調節部構造を適用した安全帯の実施形態を示す正面図。 本実施形態の安全帯を示す背面図。 本実施形態の帯状体の長さ調節部を示す側面図。 本実施形態の安全帯の腿帯を示す説明図。
図1から図4を参照して本発明の帯状体の長さ調節部構造を適用した安全帯の実施形態を説明する。図1に示すように、本実施形態の安全帯1は、高い場所で作業する作業員(装着者)に命綱を付けて装着される所謂フルハーネス型のものであり、装着者の両肩に夫々掛け回される一対の肩帯2,3と、装着者の両腿に夫々巻き回される一対の腿帯4,5と、装着者の腰に巻き回される腰帯6とを備える。
一対の肩帯2,3は、同一の帯状の帯状体で構成されており、帯状体の中央部を装着者の背中に位置する背面バックル7を介してV字状に折り返して構成される。背面バックル7はD環8(アンカーリング)の位置決めとしてのD環止めとしての機能を備える。また、本実施形態の背面バックル7では、D環8が一体に構成されて8字状となっている。
また、背面バックル7には、下方に垂下する背帯9が設けられている。背帯9の下方の端部には、連結環10が設けられている。この連結環10には、一対の腿帯4,5の後方部に両端が夫々摺動自在に連結される脚帯11が設けられている。脚帯11は、肩帯2,3と同様に、その中央部で連結環10に連結されてV字状に折り返されている。
一対の肩帯2,3及び背帯9の上端部には、装着者との間で緩衝作用をもたらすY字状の肩パット12が設けられている。これにより、背面バックル7が直接装着者に接触することを防止すると共に、装着者の肩にかかる負担を軽減させることができる。また、肩パット12が肩帯2,3及び背帯9に沿ったY字状であるため、装着するときに肩帯2,3及び背帯9が捩れ難くなり装着が容易となる。
脚帯11及び背帯9の下端部には、装着者との間で緩衝作用をもたらすY字状の腰パット13が設けられている。これにより、連結環10が装着者に直接接触することを防止できる。また、腰パット13が脚帯11及び背帯9に沿ったY字状であるため、装着するときに脚帯11及び背帯9が捩れ難くなり、安全帯の装着が容易となる。
一対の腿帯4,5の前方部には、上方に向かって延びる左右一対の前帯14,15の下端が夫々固定されている。
肩帯2,3の端部には、前帯14,15の長さを調節自在に係止可能な長さ調節バックル16が設けられている。
図3に示すように、長さ調節バックル16で係止された前帯14,15の先端部は、下方に向かって折り返される。前帯14,15の先端部には、輪を作るように折り返されて縫合された輪部17が設けられている。この輪部17には合成樹脂製の環状体18が挿入されている。これにより、環状体18が前帯14,15の先端部から移動不能に固定される。
環状体18には、長さ調節バックル16から折り返された先端側の部分を除いた前帯14,15の本体部分が挿通されている。この環状体18によって、長さ調節バックル16で折り返された前帯14,15の先端部が前帯14,15の本体部分から離隔することを防止することができ、前帯14,15の先端部が自由に揺れ動くことを防止して、前帯14,15の先端部が邪魔となったり他の部分と絡まったりすることを防止することができる。
図4は、左腿帯5を示している。腿帯4,5は2つの帯状体で構成される。図4を参照して、左腿帯5の左側に位置する帯状体を左帯体19、右側に位置する帯状態を右帯体20とすると、左帯体19の左の端部には、右帯体20と連結するための第1連結具21が設けられている。左帯体19の右の端部には、左腿帯5の長さ調節のために右帯体20と長さ調節自在に係止可能な腿調節バックル22が設けられている。
右帯体20の右の端部には、左帯体19の第1連結具21と連結する第2連結具23が設けられている。右帯体20の左側の端部には、折り返して輪を作るように縫合された輪部24が設けられている。この輪部24には、合成樹脂製の環状体25が挿入されて固定されている。
環状体25には、左帯体19が挿入されている。この環状体25によって、長さ調節用の腿調節バックル22に係止された右帯体20の左側の先端部である自由端が左帯体19に沿うようにして係止され、右帯体20の左側の先端部が、自由に揺れ動くことを防止し、他の部分に絡まることを防止することができる。右腿帯4は、左腿帯5と左右対称であることを除いて同一に構成される。
なお、本実施形態においては、腿帯4,5を、第1帯状体としての左帯体19と、第2帯状体としての右帯体20とで構成し、連結具21,22で連結したものを説明したが、本発明の第1帯状体と第2帯状体はこれに限らない。例えば、腿帯4,5を1つの帯状体で構成し、連結具21,22を設けず、第1帯状体と第2帯状体とを1つの帯状体としてもよい。この場合、1つの帯状体で構成される腿帯4,5には、装着者の脚を挿入するようにして装着すればよい。
本実施形態においては、右肩帯2、左肩帯3、左帯体19が、本発明の第1帯状体に該当する。本実施形態においては、右前帯14、左前帯15、右帯体20が、本発明の第2帯状体に該当する。本実施形態においては、長さ調節バックル16、腿調節バックル22が、本発明の調節バックルに該当する。
1 安全帯
2 右肩帯(第1帯状体)
3 左肩帯(第1帯状体)
4 右腿帯
5 左腿帯
6 腰帯
7 背面バックル
8 D環(アンカーリング)
9 背帯
10 連結環
11 脚帯
12 Y字状肩パット
13 Y字状腰パット
14 右前帯(第2帯状体)
15 左前帯(第2帯状体)
16 長さ調節バックル(調節バックル)
17 輪部
18 環状体
19 左帯体(第1帯状体)
20 右帯体(第2帯状体)
21 第1連結具
22 腿調節バックル(調節バックル)
23 第2連結具
24 輪部
25 環状体

Claims (1)

  1. 第1帯状体と、
    前記第1帯状体の一方の端部に設けられた調節バックルと、
    前記調節バックルに長さ調節可能に留められた第2帯状体と、
    前記第2帯状体の他方の端部の先端部に固定された環状体とを備え、
    前記環状体には、前記第1帯状体、又は前記第2帯状体の前記調節バックルで留められた部分よりも一方の側の部分が挿通されることを特徴とする帯状体の長さ調節部構造。
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