JP2016073583A - 水素・酸素ガス吸引パイプ - Google Patents

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太田 雄一
Yuichi Ota
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Abstract

【課題】水の電気分解により発生した水素・酸素の全ブラウンガスを抵抗なく人体に吸収し、且つ消費者庁のガイドラインに沿う吸入パイプを提供する。【解決手段】吸引口1を口にはさみ通常の吸排気を行う。吸引と同時に水素・酸素発生装置で生成された水素・酸素ガスがチューブ6、オリフィス5を経由してパイプベース2に入り込む。同時に空気孔3から空気が入り込み、水素・酸素ガスと空気の混合気体が吸引口1から体内に入り込む。排気の際はオリフィス5によってチューブ6、パイプベース2に流れこむ水素・酸素ガス量が制限される。又、パイプベース2に流れ込む微量な水素・酸素ガスは空気孔3より外に逃がされる。【選択図】図1

Description

本発明は水素・酸素ガス(ブラウンガスと略称)発生器により作られたブラウンガスを人体が可能な限り多く吸収する方法として、使い易く且つ消費者庁のガイドラインに沿ったパイプの装置に関する。
技術背景
水素・酸素ガスの機能を体内に大量に取込むためには、水素・酸素ガスを直接吸引する方法が最高である。
水素・酸素ガスをそのまま吸引する方法として、特許文献には、電気分解により発生したガスを吸入マスクを用いて、口あるいは鼻から吸引する方法の提案がある。
しかし、前記特許文献の場合は、密閉タイプのマスク使用が前提なので鬱陶しさが避けられず、更にマスクのなかにブラウンガスが入った後、空気と混合するので必ずしも消費者庁のガイドラインに沿ったものとは言い難い。
マスクなしに簡単なパイプで口より吸引し、口にガスが達する段階で水素と空気との混合比が消費者庁が示す2%以下に抑える必要がある。
特開2014−102681号公報 特許文献には無いが、水素・酸素ガス等を直接鼻より吸引する方法として病院等でカニューラが使用されているが、これは医師法のもとでないと使えない。
本発明の目的は水素・酸素ガス発生装置によって発生させたガスを人体にかかる負担を最小限に抑え、消費者庁のガイドラインに近い形で吸引でき、且つ吸気のときには吸気の力で可能な限り多くのガスを取りいれ、排気の際はオリフィスによって出来る限りガスが逃げない構造とし、発生したガスを無駄なく吸入できるパイプを提供することである。
問題を解決するための手段
上記目標を達成するため請求項1において提案する本願発明は、一般に愛用されている使い勝手の良いパイプの形状をベースに、パイプの根元にブラウンガスの通過量を調整するオリフィスを組み込み、吸引時には吸気の力で可能な限り多くのブラウンガスを、排気時にはオリフィスによってブラウンガスの無駄な排出を制限する。
排気時オリフィスを経由してパイプ内に入りこんだ微量なブラウンガスは、パイプの側面にあけられた小孔より逃がされる。この孔は生成器本体中の過圧を防ぐ逃し弁的な役割をするとともに、吸引時には吸気の力によってこの孔より空気をパイプ内に取り込む役割を果たす。
このようにブラウンガスの無駄を極力少なくし、空気との混合により水素2%以下の基準を保たせるパイプであることを特徴とする。
発明の効果
請求項1に記載の発明によると、一般に使用されているパイプの形状をベースとしているので形も小さく、人体に与える負担が少なく、見た目に違和感はない。
パイプの根元にガスの自由な通過を防げるオリフィスが設けられているため、ブラウンガスを無駄に失うことがない。結果的には発生器が作ったブラウンガスを約2倍有効に使うことができる。
消費者庁の水素に対するガイドラインとしては、鼻や口に入れる前に水素濃度を2%以下にすることとしている。ブラウンガスの発生量は5L/時(2.8cc/l呼吸)▲注▼なので、2%以下を保つための空気量は140cc/l呼吸にすれば良い。人体の一呼吸で取り入れる空気量は400cc以上あり、本装置はパイプの側面に空いた孔より、十分過ぎる空気を取入れられるので、完全にこの条件を満たしている。
Figure 2016073583
本発明による水素・酸素ガス吸引パイプの選択図 A−A´線断図面 水素・酸素ガスを吸引している状態の説明図
図1〜図3に基づいて本発明に係るブラウンガス吸引方法とそのパイプの実例を詳細に説明する。
吸引口1を口にはさみ通常の吸排気を行う。吸引と同時に水素・酸素発生装置で生成された水素・酸素ガスが6、5を経由して2に入り込む。同時に3から空気が入り込み、水素・酸素ガスと空気の混合気体が1から体内に入り込む。排気の際は5のオリフィスによって6、2に流れこむ水素・酸素ガス量が制限される。又、2に流れ込む微量な水素・酸素ガスは3より外に逃がされる。これによって安全にかつ水素・酸素ガスの無駄な消費を減ずることができる。
1.水素・酸素ガス吸引口
2.パイプベース
3.パイプベース空気孔
4.水素・酸素ガスチューブ受け口
5.オリフィス
6.水素・酸素ガスチューブ

Claims (1)

  1. a.水素・酸素ガスを吸引する際人体に抵抗の少ない方法としてタバコと同じように、▲1▼口より吸引する。▲2▼吸引器具はパイプ形状とする。
    b.水素発生量に対し、50倍以上の空気をパイプ側面の孔より吸気の力で自動的に送り込み、パイプ先端部でブラウンガスと自動混合させ、消費者庁のガイドラインである水素2%以下の基準を達成させる構造。
    c.吸気時…吸気力で発生したブラウンガスを余すところなく体内に取り入れる。
    排気時…パイプの内にオリフィス(小孔)を組み込み、発生したブラウンガスが無駄 に逃げることを防ぐ構造。
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