JP2016073253A - アリ用毒餌剤容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】クロアリ及びシロアリの両方を防除するのに利用して好適なアリ用毒餌剤容器を提供する。【解決手段】アリ用毒餌剤容器は、底面2、天井面3及び側面4を有する中空の容器本体1と、容器本体1の側面4に設けられたクロアリ用の出入口(開口17)と、容器本体1の底面2に設けられたシロアリ用の出入口(穴11)とを備える。容器本体1の底面2には、周状に配置された外側壁部7と、外側壁部7の内側であって穴11のまわりに周状に配置された内側壁部8とが設けられており、外側壁部7と内側壁部8との間に形成される周状の凹部13をアリ用毒餌剤の配置領域とする。外側壁部7には開口17につながる斜路10が形成され、内側壁部8には穴11につながる斜路12が形成されている。【選択図】図5
Description
本発明は、クロアリ及びシロアリの両方を防除するのに利用して好適なアリ用毒餌剤容器に関する。
アリ用毒餌剤容器としては、例えば特許文献1に、容器本体の側面にアリ用の侵入口を有するとともに、容器本体に形成された挿通口と切り欠き部を利用して、アリを誘導するための食餌体を係止する構成が開示されている。
特許文献1には、収納空間を仕切板により2つに分割し、防除の対象となるアリ(例えば、ルリアリおよびイエヒメアリ)の種別に応じて各種薬剤等を適宜配合して個別に調製された毒餌剤をそれぞれ収納することが開示されている。
しかしながら、アリといっても、シロアリとクロアリはまったく異なる昆虫であり、その習性は大きく異なる。アリの種別に応じて毒餌剤を変えることは重要であるが、それだけではクロアリ及びシロアリの両方を効果的に防除できないことがある。
しかしながら、アリといっても、シロアリとクロアリはまったく異なる昆虫であり、その習性は大きく異なる。アリの種別に応じて毒餌剤を変えることは重要であるが、それだけではクロアリ及びシロアリの両方を効果的に防除できないことがある。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、クロアリ及びシロアリの両方を防除するのに利用して好適なアリ用毒餌剤容器を提供することを目的とする。
本発明のアリ用毒餌剤容器は、底面、天井面及び側面を有し、前記底面にアリ用毒餌剤を配置する中空の容器本体と、前記容器本体の側面に設けられたクロアリ用の出入口と、前記容器本体の底面に設けられたシロアリ用の出入口とを備えたことを特徴とする。
また、本発明のアリ用毒餌剤容器の他の特徴とするところは、前記容器本体の底面には、周状に配置された外側壁部と、前記外側壁部の内側であって前記シロアリ用の出入口のまわりに周状に配置された内側壁部とが設けられており、前記外側壁部と前記内側壁部との間に形成される周状の凹部をアリ用毒餌剤の配置領域とし、前記外側壁部には、前記クロアリ用の出入口につながる斜路が形成され、前記内側壁部には、前記シロアリ用の出入口につながる斜路が形成されている点にある。この場合に、前記外側壁部及び前記内側壁部には、前記凹部側にもそれぞれ斜路が形成されるようにしてもよい。
また、本発明のアリ用毒餌剤容器の他の特徴とするところは、前記容器本体は、前記底面及び前記側面を構成するベース部材と、前記天井面及び前記側面を構成する上蓋部材とからなる点にある。
また、本発明のアリ用毒餌剤容器の他の特徴とするところは、前記容器本体は、暗色の樹脂製である点にある。
また、本発明のアリ用毒餌剤容器の他の特徴とするところは、前記容器本体の底面には、周状に配置された外側壁部と、前記外側壁部の内側であって前記シロアリ用の出入口のまわりに周状に配置された内側壁部とが設けられており、前記外側壁部と前記内側壁部との間に形成される周状の凹部をアリ用毒餌剤の配置領域とし、前記外側壁部には、前記クロアリ用の出入口につながる斜路が形成され、前記内側壁部には、前記シロアリ用の出入口につながる斜路が形成されている点にある。この場合に、前記外側壁部及び前記内側壁部には、前記凹部側にもそれぞれ斜路が形成されるようにしてもよい。
また、本発明のアリ用毒餌剤容器の他の特徴とするところは、前記容器本体は、前記底面及び前記側面を構成するベース部材と、前記天井面及び前記側面を構成する上蓋部材とからなる点にある。
また、本発明のアリ用毒餌剤容器の他の特徴とするところは、前記容器本体は、暗色の樹脂製である点にある。
本発明によれば、クロアリ及びシロアリの両方を防除するのに利用して好適なアリ用毒餌剤容器を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るアリ用毒餌剤容器を示す斜視図である。図2は、第1の実施形態に係るアリ用毒餌剤容器の組み立て前の状態を示す図である。図3は、第1の実施形態に係る組み立て前のアリ用毒餌剤容器を重ね合わせた状態を示す図である。図4は、第1の実施形態に係るアリ用毒餌剤容器を示す側面図である。図5は、図1のV-V線断面図である。
本実施形態に係るアリ用毒餌剤容器は、底面2と、天井面3と、側面4とを有する薄型で中空の容器本体1からなる。
容器本体1は、合成樹脂製のベース部材5と、合成樹脂製の上蓋部材6とにより構成される。ベース部材5は、底面2と、側面4を構成する側面4aとを有する。上蓋部材6は、天井面3と、側面4を構成する側面4bとを有する。
なお、本願における上下は、例えば図1に示すように上蓋部材6をベース部材5に組み付けて容器本体1を完成させて、設置した状態での上下をいうものとする。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るアリ用毒餌剤容器を示す斜視図である。図2は、第1の実施形態に係るアリ用毒餌剤容器の組み立て前の状態を示す図である。図3は、第1の実施形態に係る組み立て前のアリ用毒餌剤容器を重ね合わせた状態を示す図である。図4は、第1の実施形態に係るアリ用毒餌剤容器を示す側面図である。図5は、図1のV-V線断面図である。
本実施形態に係るアリ用毒餌剤容器は、底面2と、天井面3と、側面4とを有する薄型で中空の容器本体1からなる。
容器本体1は、合成樹脂製のベース部材5と、合成樹脂製の上蓋部材6とにより構成される。ベース部材5は、底面2と、側面4を構成する側面4aとを有する。上蓋部材6は、天井面3と、側面4を構成する側面4bとを有する。
なお、本願における上下は、例えば図1に示すように上蓋部材6をベース部材5に組み付けて容器本体1を完成させて、設置した状態での上下をいうものとする。
ベース部材5は、図5に示すように、略矩形状の底面2に、側面4aを構成する外側壁部7と、内側壁部8とが一体成形されたものである。外側壁部7は、底面2の周縁部のやや内側において略矩形状の周状に配置される。内側壁部8は、外側壁部7の内側において円環状の周状に配置される。
外側壁部7の各辺の中央には、開口部9が形成されている。開口部9は、上部に向かって幅広となり、上部が開放する形状となっている。そして、開口部9の底には、容器本体1の内側に向かって高くなる斜路(スロープ)10が形成されている。なお、開口部9間の高さ、すなわち斜路10の頂上の高さは、外側壁部7の高さよりも低くなっている。
外側壁部7の各辺の中央には、開口部9が形成されている。開口部9は、上部に向かって幅広となり、上部が開放する形状となっている。そして、開口部9の底には、容器本体1の内側に向かって高くなる斜路(スロープ)10が形成されている。なお、開口部9間の高さ、すなわち斜路10の頂上の高さは、外側壁部7の高さよりも低くなっている。
また、底面2の中央には、内側壁部8の内側に穴11が形成されている。そして、内側壁部8の内側面には、容器本体1の外側に向かって高くなる斜路12が形成されている。斜路12は、斜路10と同等の傾斜を持ち、内側壁部8の高さは、開口部9間の高さと同等となっている。
このように外側壁部7と内側壁部8とが配置されることにより、その間には周状の凹部13が区画形成されることになる。この周状の凹部13を、アリ用毒餌剤(以下、単に毒餌剤と呼ぶ)の配置領域とする。外側壁部7及び内側壁部8には、凹部13側にもそれぞれ斜路14、15が形成されている。
上蓋部材6は、底面2と同サイズの略矩形状の基板部16と、基板部16の周縁部のやや内側において立ち上がり、略矩形状の周状に配置された側面4bと、天井面3とが一体成形されたものである。
上蓋部材6をベース部材5に載置するようにして組み付けると、側面4bが外側壁部7の外側面の上部分を覆う。これにより、図4に示すように、側面視において、開口部9の上部分が側面4bで隠れて、上部が閉じた開口17が形成される。
ここで、ベース部材5の外側壁部7の上面には、外側壁部7の外側縁部よりも内側において一段高くなった台部18が形成されている。また、上蓋部材6の側面4aに沿ってその内側には、天井面3よりも一段高くなった凹溝部19が形成されている。上蓋部材6をベース部材5に組み付けると、台部18が凹溝部19に嵌まり込んで、上蓋部材6が支持されることになる。
また、ベース部材5の外側壁部7の外側面には、内側に凹む凹条部20が形成されている。凹条部20は、外側壁部7の外側面において各コーナ部を跨ぐように配置され、水平方向に伸びる。また、上蓋部材6の側面4bには、内側に凹む凹条部21が形成されている。凹条部21は、側面4bにおいて各コーナ部を跨ぐように配置され、水平方向に伸びる。上蓋部材6をベース部材5に組み付けると、凹条部21が凹条部20に嵌まり込んで、上蓋部材6が抜け落ちるのを防ぐことができる。
以下、本実施形態に係るアリ用毒餌剤容器の使用方法を説明する。
本実施形態に係るアリ用毒餌剤容器は、図2に示すように、ベース部材5の底面2の一辺と、上蓋部材6の基板部16の一辺とがミシン目でつながっている。例えば図3に示すように、ベース部材5と上蓋部材6とのセットを重ね合わせた状態で包装、販売される。
本実施形態に係るアリ用毒餌剤容器は、図2に示すように、ベース部材5の底面2の一辺と、上蓋部材6の基板部16の一辺とがミシン目でつながっている。例えば図3に示すように、ベース部材5と上蓋部材6とのセットを重ね合わせた状態で包装、販売される。
使用時には、ミシン目を切り取ってベース部材5と上蓋部材6とを分離する。そして、ベース部材5の凹部13に毒餌剤を置く。毒餌剤としては、例えば遅効性殺虫薬剤であるヒドラメチルノンと、クロアリに対する誘引剤であるショ糖(スクロース)やソルビットと、シロアリに対する誘引剤であるセルロースとをそれぞれ粒状にし、適量混合したものを用いる。粒状の毒餌剤を袋詰めしたものをアリ用毒餌剤容器と同梱しておき、使用時にユーザが毒餌剤を袋から出して凹部13に置く。このように凹部13に毒餌剤を収容するので、毒餌剤が容器本体1からこぼれ落ちにくくなっている。
そして、上蓋部材6をベース部材5に組み付けて容器本体1を完成させて、玄関先や庭等の屋外の適所に設置する。ベース部材5の隅には小穴22が形成されており、例えば小穴22に爪楊枝を挿して、容器本体1を地面に固定することができる。これにより、アリ用毒餌剤容器が風等で動くのを防ぐことができる。
クロアリは、地面から開口17を経て容器本体1の内部に侵入し、斜路10、14を通って凹部13に到着する。そして、凹部13に到着したクロアリは、毒餌剤を食べるとともに、斜路14、10を通って開口17から出て、毒餌剤を巣に持ち帰る。このように毒餌剤を巣に持ち帰ることにより、巣にいる他のクロアリをも防除することができる。このように開口17がクロアリ用の出入口となる。
シロアリは、地中から穴11を経て容器本体1の内部に侵入し、斜路12、15を通って凹部13に到着する。そして、凹部13に到着したシロアリは、毒餌剤を食べるとともに、斜路15、12を通って穴11から出て、毒餌剤を巣に持ち帰る。このように毒餌剤を巣に持ち帰ることにより、巣にいる他のシロアリを防除することができる。また、シロアリには他のシロアリの死骸や排泄物を食べる習性があり、毒餌剤を食べて巣に戻ったシロアリ自体により、他のシロアリをも防除することができる。このように穴11がシロアリ用の出入口となる。
なお、特にシロアリは暗部を好むことから、内部を暗くするために、ベース部材5及び上蓋部材6は黒等の暗色とするのが好ましい。
また、上述したように、上蓋部材6をベース部材5に組み付けると、図4に示すように、側面視において、開口部9の上部分が側面4bで隠れて開口17が形成されるが、内部に光が入りにくくするように開口17の開口幅や高さ等が設定されるのが好ましい。
また、上述したように、上蓋部材6をベース部材5に組み付けると、図4に示すように、側面視において、開口部9の上部分が側面4bで隠れて開口17が形成されるが、内部に光が入りにくくするように開口17の開口幅や高さ等が設定されるのが好ましい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係るアリ用毒餌剤容器について説明する。なお、第2の実施形態に係るアリ用毒餌剤容器の基本構造は第1の実施形態と同様であり、以下では、第1の実施形態との相違を中心に説明し、第1の実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図6は、第2の実施形態に係るアリ用毒餌剤容器の組み立て前の状態を示す斜視図である。
本実施形態に係るアリ用毒餌剤容器も、第1の実施形態と同様に中空の容器本体1からなり、容器本体1は、図6(b)に示す合成樹脂製のベース部材5と、図6(a)に示す合成樹脂製の上蓋部材6とにより構成される。本実施形態では、容器本体1が薄型の円板形状を呈し、上蓋部材6をベース部材5に載置するようにして組み付けた状態で、上蓋部材6をベース部材5に対して回転させることができる。
次に、第2の実施形態に係るアリ用毒餌剤容器について説明する。なお、第2の実施形態に係るアリ用毒餌剤容器の基本構造は第1の実施形態と同様であり、以下では、第1の実施形態との相違を中心に説明し、第1の実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図6は、第2の実施形態に係るアリ用毒餌剤容器の組み立て前の状態を示す斜視図である。
本実施形態に係るアリ用毒餌剤容器も、第1の実施形態と同様に中空の容器本体1からなり、容器本体1は、図6(b)に示す合成樹脂製のベース部材5と、図6(a)に示す合成樹脂製の上蓋部材6とにより構成される。本実施形態では、容器本体1が薄型の円板形状を呈し、上蓋部材6をベース部材5に載置するようにして組み付けた状態で、上蓋部材6をベース部材5に対して回転させることができる。
ベース部材5は、円形状の底面2に、側面4aを構成する外側壁部7と、内側壁部8とが一体成形されたものである。外側壁部7は、底面2の周縁部のやや内側において円環状の周状に配置される。内側壁部8は、外側壁部7の内側において円環状の周状に配置される。
外側壁部7には、ベース部材5の中心を挟んで両側の2箇所に、上部が開放する開口部9が形成されている。そして、開口部9の底には、容器本体1の内側に向かって高くなる斜路10が形成されている。
外側壁部7には、ベース部材5の中心を挟んで両側の2箇所に、上部が開放する開口部9が形成されている。そして、開口部9の底には、容器本体1の内側に向かって高くなる斜路10が形成されている。
また、底面2の中央には、内側壁部8の内側に穴11が形成されている。内側壁部8には、ベース部材5の中心を挟んで両側の2箇所に、上部が開放する開口部23が形成されている。そして、開口部23の底には、容器本体1の外側に向かって高くなる斜路24が形成されている。
上蓋部材6は、底面2と同サイズの円形状の基板部16と、基板部16の周縁部のやや内側において立ち上がり、略矩形状の周状に配置された側面4bと、天井面3とが一体成形されたものである。
側面4bには、上蓋部材6の中心を挟んで両側の2箇所に、下部が開放する開口部25が形成されている。
側面4bには、上蓋部材6の中心を挟んで両側の2箇所に、下部が開放する開口部25が形成されている。
また、天井面3の中央には、略円錐台状の突出部26が設けられている。突出部26は、上蓋部材6をベース部材5に組み付けると、内側壁部8の内側に入り込む形状となっている。そして、突出部26の端部には、両端が開口する切り欠き溝27が形成されている。
上蓋部材6をベース部材5に載置するようにして組み付けた状態で、上蓋部材6をベース部材5に対して回転させることができる。
ここで、上蓋部材6が所定の回転位置にあるときは、図7(a)に示すように、上蓋部材6の開口部25がベース部材5の開口部9と重なり、クロアリ用の出入口が構成される。
また、図8(a)に示すように、突出部26の切り欠き溝27の両端開口がベース部材5の開口部23に重なり、シロアリ用の出入口である穴11が開口部23に連通する。
ここで、上蓋部材6が所定の回転位置にあるときは、図7(a)に示すように、上蓋部材6の開口部25がベース部材5の開口部9と重なり、クロアリ用の出入口が構成される。
また、図8(a)に示すように、突出部26の切り欠き溝27の両端開口がベース部材5の開口部23に重なり、シロアリ用の出入口である穴11が開口部23に連通する。
一方、上蓋部材6を所定の回転位置から回転させると、図7(b)に示すように、上蓋部材6の開口部25がベース部材5の開口部9からずれて、上蓋部材6の側面4bが開口部9を閉じることになる。
また、図8(b)に示すように、突出部26の切り欠き溝27の両端開口がベース部材5の開口部23からずれて、突出部26が開口部23を閉じ、穴11が開口部23から遮断される。
また、図8(b)に示すように、突出部26の切り欠き溝27の両端開口がベース部材5の開口部23からずれて、突出部26が開口部23を閉じ、穴11が開口部23から遮断される。
このように上蓋部材6を所定の回転位置に位置させると、クロアリ用の出入口及びシロアリ用の出入口が開き、クロアリ及びシロアリを内部に導くことができる。そして、上蓋部材6を所定の回転位置から回転させると、クロアリ用の出入口及びシロアリ用の出入口が閉ざされる。このようにクロアリ用の出入口及びシロアリ用の出入口が閉ざされることより、凹部13に粒状の毒餌剤を収容した状態で容器本体1を持ち運び等しても、毒餌剤がこぼれ落ちるのを防ぐことができる。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。例えば各部の形状やサイズ等は限定されるものではなく、適宜設定されればよい。
1:容器本体、2:底面、3:天井面、4、4a、4b:側面、5:ベース部材、6:上蓋部材、7:外側壁部、8:内側壁部、9、23:25:開口部、10、12、14、15、24:斜路、11:穴、13:凹部
Claims (5)
- 底面、天井面及び側面を有し、前記底面にアリ用毒餌剤を配置する中空の容器本体と、
前記容器本体の側面に設けられたクロアリ用の出入口と、
前記容器本体の底面に設けられたシロアリ用の出入口とを備えたことを特徴とするアリ用毒餌剤容器。 - 前記容器本体の底面には、周状に配置された外側壁部と、前記外側壁部の内側であって前記シロアリ用の出入口のまわりに周状に配置された内側壁部とが設けられており、
前記外側壁部と前記内側壁部との間に形成される周状の凹部をアリ用毒餌剤の配置領域とし、
前記外側壁部には、前記クロアリ用の出入口につながる斜路が形成され、
前記内側壁部には、前記シロアリ用の出入口につながる斜路が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアリ用毒餌剤容器。 - 前記外側壁部及び前記内側壁部には、前記凹部側にもそれぞれ斜路が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のアリ用毒餌剤容器。
- 前記容器本体は、前記底面及び前記側面を構成するベース部材と、前記天井面及び前記側面を構成する上蓋部材とからなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアリ用毒餌剤容器。
- 前記容器本体は、暗色の樹脂製であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアリ用毒餌剤容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014207523A JP2016073253A (ja) | 2014-10-08 | 2014-10-08 | アリ用毒餌剤容器 |
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JP2014207523A JP2016073253A (ja) | 2014-10-08 | 2014-10-08 | アリ用毒餌剤容器 |
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ID=55949311
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2014
- 2014-10-08 JP JP2014207523A patent/JP2016073253A/ja active Pending
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