JP2016073231A - 釣具ケースならびに釣具付着防止方法 - Google Patents

釣具ケースならびに釣具付着防止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ワームやルアーが釣具ケースの蓋の内側の面に付着することを防止するための部材等を提供する。【解決手段】ワーム付着防止部材1は,シート状かつメッシュ状に形成されており,裏面には貼付シートを備えている。そして,使用時には,釣具ケース2の蓋3の内側の面の形状に合わせてカットされ,当該蓋3の内側の面に貼付される。釣具ケース2は,透明又は半透明のプラスチック素材からなり,ケース本体4は,格子状の仕切り5によって複数の小部屋6に仕切られている。また,蓋3を閉めた際には,ワームがその仕切り5の枠からはみ出ないよう,仕切り5とワーム付着防止部材1が密着する構造となっている。【選択図】図2

Description

本発明は,釣具ケースの蓋の内側の面に設置して用いられる釣具付着防止部材等に関する。
魚釣り用の疑似餌として,ワームが用いられている。ワームは,目的とする魚により,多種多様な形状・色を有し,例えば,ミミズや小魚,オタマジャクシなど,魚が餌とする生き物に模した形状を有している。
このようにワームは,目的とする魚により,もしくは釣り場の状況により使い分けるため,複数種のワームを常備していることが通常である。そのため,ワームを入れるためのワームケースが広く用いられている(非特許文献1)。
有限会社 エバーグリーンインターナショナル,製品紹介ページ(URL:http://www.evergreen-fishing.com/goods_list/goods_list_2.php?vctg_no=8&vcts_no=&vctt_no=1&g_no=8&vctg_no2=78)
従来用いられているワームケースは,透明又は半透明のプラスチック素材からなり,複数の小部屋に仕切られたケース状のものである。この従来技術によれば,ワームをその種類ごとに仕切られた小部屋に入れ,蓋をした際には,ワームがその仕切りの枠からはみ出ないよう,仕切りとケースの蓋が密着する構造となっている。そのため,使用時には,ケースの蓋を開け,使いたい種類のワームを小部屋から取り出すことにより,速やかに目的とするワームを取り出すことができる。
このように従来技術のワームケースは,使い勝手の良いものであるが,課題を有することを発明者は発見した。すなわち,ワームケースの蓋を開いた際に,ワームが蓋側に引っ付いてしまうという問題である(図9参照)。
ワームは,塩化ビニルやTPR等の軟質な樹脂性素材からできているのが通常であり,付着性を有するものである。また,ワームケースにおいては,蓋を閉めた際は枠の仕切りと蓋が密着した状態にあり,この状態で持ち運びを行なうと,小部屋内のワームが動いてしまい,ワームが蓋と接触することは避けられない。加えて,一つの小部屋に複数のワームが入れられることも通常であるため,この場合には,ワームが枠の高さを越えることもあり,無理やり蓋をすると,ワームが長時間蓋に接触したままの状態になったりする。
これらの結果として,ワームが蓋の内側の面に付着してしまい,蓋を開いた際に,ワームが蓋に引っ付いたままだったり(図9参照),時には蓋から剥がれ,元の小部屋内に収まらず隣の小部屋にワームが入ったりするなどして(図10参照),取扱性を損なっていた。同様の現象は,部材として樹脂素材を用いている一部のルアーなど,他の釣具でも見られる現象であった。
上記事情を背景として,本発明では,ワームやルアーなどの釣具が蓋の内側の面に付着することを防止するための部材等の開発を課題とする。
発明者は,鋭意研究の結果,釣具ケースの蓋の内側の面に凹凸を設けることにより,ワームと蓋の接触面積を減少させて,蓋の内側の面へのワームの付着を防止できることを見出し,これを可能とする部材,釣具ケース,方法に関する発明を完成させるに至った。
本発明は,以下の構成からなる。
本発明の第一の構成は,釣具ケースの蓋の内側の面に設置可能であり,表面上に凹凸を有することを特徴とする釣具付着防止部材である。
本発明において,釣具には,ワームやルアーなど蓋への付着が問題となる釣具が含まれるものとする。
本発明の第二の構成は,貼付することにより,前記釣具ケースの前記蓋の内側の面への設置が可能であることを特徴とする第一の構成に記載の釣具付着防止部材である。
本発明の第三の構成は,形状がシート状であることを特徴とする第一又は第二の構成に記載の釣具付着防止部材である。
本発明の第四の構成は,さらにメッシュ状であることを特徴とする第三の構成に記載の釣具付着防止部材である。
本発明の第五の構成は,透明又は半透明であることを特徴とする第一から第四の構成に記載の釣具付着防止部材である。
本発明の第六の構成は,第一から第五の構成に記載の釣具付着防止部材が蓋の内側の面に設置されていることを特徴とする釣具ケースである。
本発明の第七の構成は,釣具ケースの蓋の内側の面に凹凸を設けることにより,前記蓋の内側の面への釣具の付着を防止することを特徴とする釣具ケースである。
本発明の第八の構成は,釣具ケースの蓋の内側の面に凹凸を設けることにより,前記蓋の内側の面への釣具の付着を防止することを特徴とする釣具付着防止方法である。
本発明により,ワームが釣具ケースの蓋の内側の面に付着することを防止するための釣具付着防止部材等の提供が可能となった。
すなわち,本発明の釣具付着防止部材等によれば,釣具ケースの蓋を開いた際に,ワームが蓋に引っ付いたままだったり,時には蓋から剥がれ,元の小部屋内に収まらず隣の小部屋にワームが入ったりするなどして,取扱性が損なわれることを防止することが可能となる。
本発明の実施の形態1におけるワーム付着防止部材の構成を示す正面図 本発明の実施の形態1における釣具ケースの構成を示す斜視図 本発明の実施の形態1におけるワーム付着防止部材の他の構成を示す正面図 図3のIV−IV線矢視断面図 本発明の実施の形態2における釣具ケースの構成を示す斜視図 本発明の実施の形態2における釣具ケースの他の構成を示す斜視図 本発明のワーム付着防止部材の試作例を示した図 本発明のワーム付着防止部材を備えた釣具ケースを示した図 ワームが蓋に付着している様子を示した図 従来の釣具ケースを開封した際,一時的に蓋に付着したワームが,他の小部屋に拡散した様子を示した図
以下,好適な実施の形態を用いて本発明をさらに具体的に説明する。但し,下記の実施の形態は本発明を具現化した例に過ぎず,本発明はこれに限定されるものではない。
なお,以下において,単に「ワーム」という場合,ワームそのものを示す場合や,本発明において問題となる代表的な釣具として表現している場合がある。
<I.発明の概要>
本発明においては,釣具ケースの蓋の内側の面に凹凸を設けて,ワームと蓋の接触面積を減少させることにより,蓋の内側の面へのワームの付着を防止することを発明の要旨とする。加えて,凹凸については,事後的に釣具ケースの蓋の内側の面に設けてもよいし,予め蓋の内側の面に凹凸の形状を与えても構わない。
凹凸については,ワームと蓋の接触面積を減少させ得る限り,特に限定されるものではなく,形状変化を与える種々の手法を採用することができる。例えば,図1,図2に示すように,メッシュ状の素材のものを事後的に釣具ケースの蓋の内側の面に貼付することもできるし,図5,図6に示すように,丸や矩形による凹凸を蓋の内側の面に予め形成してもよい。その他,突起状の部材を蓋に設けるなどすることもできる(不図示)。
発明の要旨を具現化するため,釣具ケースの蓋の内側の面に設置可能であり,表面上に凹凸を有することを特徴とするワーム付着防止部材,釣具ケースの蓋の内側の面に凹凸を設けることにより,前記蓋の内側の面へのワームの付着を防止することを特徴とする釣具ケース若しくはワーム付着防止方法の発明を用いることができる。以下,それぞれについて説明を加える。
<II.ワーム付着防止部材>
ワーム付着防止部材は,表面上に凹凸を有するとともに,釣具ケースの蓋の内側の面に設置可能な部材である。このような部材としては,例えば図1に示すような,メッシュ状のシートを用いればよい。本発明のワーム付着防止部材は,事後的に釣具ケースの蓋の内側の面に設置することが可能であるため,従来用いられている釣具ケースに適用することが可能であり,経済性に優れるという効果を有する。
ワーム付着防止部材において,釣具ケースの蓋の内側の面への設置方法については,ワーム付着防止部材の蓋の内側の面への設置が可能である限り,特に限定されるものではなく,種々の方法を採用することができる。例えば,貼付や嵌合,ピン留めなどの手法が挙げられる。
ワーム付着防止部材においては,釣具ケースの蓋の内側の面への設置を,貼付によって行なうことが好ましい。これにより,事後的に釣具ケースの蓋の内側の面に設置することが容易となり,本発明のワーム付着防止部材の取扱性を向上させることができるという効果が得られる。このような貼付手法としては,例えば,貼付シートを備えた部材を用いてもよいし,熱可塑性樹脂等により熱圧着が可能な部材を用いてもよい。
ワーム付着防止部材の形状については,上述の所定の機能を有するとともに,釣具ケースの機能性を損なわない限り,特に限定されるものではないが,シート状であることが好ましい。これにより,貼付が容易になるとともに,釣具ケースの蓋の内側の面の形状に合わせてカットすることが可能となるため,本発明のワーム付着防止部材の機能性ならびに汎用性を向上させることができるという効果が得られる。
さらに,ワーム付着防止部材は,メッシュ状であることが好ましい。これにより,効果的にワームとの接触面積を減少させることができるとともに,釣具ケースの外側からのワームの視認性を大きく損なうことがないため,本発明のワーム付着防止部材の性能を向上させることができるという効果が得られる。
また,ワーム付着防止部材の色については,特に限定されるものではないが,透明ないし半透明であることが好ましい。これにより,釣具ケースの外側からのワームの視認性を大きく損なうことがないため,本発明のワーム付着防止部材の性能を向上させることができるという効果が得られる。
<III.釣具ケースおよびワーム付着防止方法>
本発明の釣具ケースおよびワーム付着防止方法は,釣具ケースの蓋の内側の面に凹凸を設けることにより,前記蓋の内側の面へのワームの付着を防止することを特徴とする。このような構成・方法については,前述のワーム付着防止部材を設置して製造することもできるし,予め,蓋の内側の面に凹凸の形状が生じるよう成型して製造するなどしてもよい。
[実施の形態1]
ここでは,本発明の実施の形態1におけるワーム付着防止部材および釣具ケースについて,図1,図2を参照しながら説明する。
図1は,本発明の実施の形態1におけるワーム付着防止部材の構成を示す正面図,図2は,本発明の実施の形態1における釣具ケースの構成を示す斜視図である。
図1,図2に示すように,本実施の形態のワーム付着防止部材1は,シート状に形成されており,裏面には貼付シート(不図示)を備えている。そして,使用時には,釣具ケース2の蓋3の内側の面の形状に合わせてカットされ,当該蓋3の内側の面に貼付される。このようにワーム付着防止部材1を,貼付によって蓋3の内側の面に設置するようにすれば,事後的に釣具ケース2の蓋3の内側の面に設置することが容易となり,ワーム付着防止部材1の取扱性ならびに汎用性を向上させることができる。
釣具ケース2は,透明又は半透明のプラスチック素材からなり,ケース本体4は,格子状の仕切り5によって複数の小部屋6に仕切られている。これにより,ワームをその種類ごとに仕切られた小部屋6に入れておくことができるようになっている。また,蓋3を閉めた際には,ワームがその仕切り5の枠からはみ出ないよう,仕切り5とワーム付着防止部材1が密着する構造となっている。そのため,使用時には,釣具ケース2の蓋3を開け,使いたい種類のワームを小部屋6から取り出すことにより,速やかに目的とするワームを取り出すことができる。
ワーム付着防止部材1は,メッシュ状に形成されている。これにより,効果的にワームと蓋3の接触面積を減少させることができ,蓋3の内側の面へのワームの付着を防止することができる。その結果,蓋3を開いた際に,ワームが蓋3に引っ付いたままだったり,時には蓋3から剥がれ,元の小部屋6内に収まらず隣の小部屋6にワームが入ったりするなどして,取扱性が損なわれることを防止することが可能となる。また,ワーム付着防止部材1をメッシュ状に形成したことにより,釣具ケース2の外側からのワームの視認性を大きく損なうことがないため,ワーム付着防止部材1の性能を向上させることができる。
なお,本実施の形態においては,ワーム付着防止部材1を,貼付によって蓋3の内側の面に設置する場合を例に挙げて説明したが,必ずしもこのような構成に限定されるものではない。例えば,嵌合やピン留めなどの手法を用いてもよい。
また,本実施の形態においては,ワーム付着防止部材1の裏面に貼付シートを備えている場合を例に挙げて説明したが,必ずしもこのような構成に限定されるものではない。例えば,熱可塑性樹脂等により熱圧着が可能な部材を用いてもよい。
また,本実施の形態においては,メッシュ状に形成されたワーム付着防止部材1を例に挙げて説明したが,ワーム付着防止部材は必ずしもこのような構成のものに限定されるものではない。例えば,図3,図4に示すように,表面上に複数の半球状の凹部8が密に形成されたワーム付着防止部材7であってもよい。この場合,ワーム付着防止部材7の色は透明ないし半透明であることが好ましい。これにより,釣具ケース2の外側からのワームの視認性を大きく損なうことがないため,ワーム付着防止部材7の性能を向上させることができる。
また,半球状の凹部8の代わりに,例えば,貫通孔や低背円筒状の凹部を形成してもよい。また,多角形状の貫通孔や凹部を形成してもよい。特に貫通孔を形成する場合には,ワーム付着防止部材7の色は必ずしも透明ないし半透明である必要はない。
[実施の形態2]
次に,本発明の実施の形態2における釣具ケースについて,図5を参照しながら説明する。
図5は,本発明の実施の形態2における釣具ケースの構成を示す斜視図である。
図5に示すように,本実施の形態の釣具ケース9は,透明又は半透明のプラスチック素材からなり,ケース本体10は,格子状の仕切り11によって複数の小部屋12に仕切られている。これにより,ワームをその種類ごとに仕切られた小部屋12に入れておくことができるようになっている。また,蓋13を閉めた際には,ワームがその仕切り11の枠からはみ出ないよう,仕切り11と蓋13が密着する構造となっている。そのため,使用時には,釣具ケース9の蓋13を開け,使いたい種類のワームを小部屋12から取り出すことにより,速やかに目的とするワームを取り出すことができる。
蓋13の内側の面には,複数の低背円筒状の凹部14が密に形成されている。これにより,効果的にワームと蓋13の接触面積を減少させることができ,蓋13の内側の面へのワームの付着を防止することができる。その結果,蓋13を開いた際に,ワームが蓋13に引っ付いたままだったり,時には蓋13から剥がれ,元の小部屋12内に収まらず隣の小部屋12にワームが入ったりするなどして,取扱性が損なわれることを防止することが可能となる。また,釣具ケース9は,蓋13を含めて透明又は半透明のプラスチック素材からなっているので,釣具ケース9の外側からのワームの視認性を損なうことはない。
なお,本実施の形態においては,蓋13の内側の面に複数の低背円筒状の凹部14が密に形成されている場合を例に挙げて説明したが,必ずしもこのような構成に限定されるものではない。例えば,図6に示すような,蓋16の内側の面に格子状の溝17が密に形成された釣具ケース15であってもよい。この釣具ケース15であっても,効果的にワームと蓋16の接触面積を減少させることができ,蓋16の内側の面へのワームの付着を防止することができる。その結果,蓋16を開いた際に,ワームが蓋16に引っ付いたままだったり,時には蓋16から剥がれ,元の小部屋12内に収まらず隣の小部屋12にワームが入ったりするなどして,取扱性が損なわれることを防止することが可能となる。
また,低背円筒状の凹部14や格子状の溝17の代わりに,半球状や多角形状の凹部を形成してもよい。
[試作例]
図7に本発明のワーム付着防止部材の試作例を,図8にこれを備えた釣具ケースの例を示す。
図7に示すワーム付着防止部材は,丸型のシート状であり,これを所定の大きさに切ることにより釣具ケースの蓋に合わせた形とすることができる。また,貼付シートが備えられており,これをはがすことにより,簡単に,釣具ケースの蓋に貼付して備えることが可能となる。
本発明によれば,ワームが釣具ケースの蓋の内側の面に付着することを防止するためのワーム付着防止部材等を提供することができる。従って,本発明のワーム付着防止部材等は,釣具ケースの蓋を開いた際に,ワームが蓋に引っ付いたままだったり,時には蓋から剥がれ,元の小部屋内に収まらず隣の小部屋にワームが入ったりするなどして,取扱性が損なわれることを防止することができ,使い勝手の向上を図る上で有用である。
1,7 ワーム付着防止部材
2,9 釣具ケース
3,13,16 蓋
4,10 ケース本体
5,11 仕切り
6,12 小部屋
8,14 凹部
17 溝
本発明は,釣具ケースの蓋の内側の面への釣具の付着を防止することができる釣具ケース等に関する。
上記事情を背景として,本発明では,ワームやルアーなどの釣具が蓋の内側の面に付着することを防止することができる釣具ケース等の開発を課題とする。
発明者は,鋭意研究の結果,釣具ケースの蓋の内側の面に凹凸を設けることにより,ワームと蓋の接触面積を減少させて,蓋の内側の面へのワームの付着を防止できることを見出し,釣具ケース,方法に関する発明を完成させるに至った。
本発明は,以下の構成からなる。
本発明の第一の構成は,表面上に凹凸を有する釣具付着防止部材が蓋の内側の面に設置されていることを特徴とする釣具ケースである。
本発明において,釣具には,ワームやルアーなど蓋への付着が問題となる釣具が含まれるものとする。
本発明の第ニの構成は,前記釣具付着防止部材が前記蓋の内側の面に貼付されていることを特徴とする第一の構成に記載の釣具ケースである。
本発明の第三の構成は,前記釣具付着防止部材の形状がシート状であることを特徴とする第一又は第二の構成に記載の釣具ケースである。
本発明の第四の構成は,前記釣具付着防止部材がさらにメッシュ状であることを特徴とする第三の構成に記載の釣具ケースである。
本発明の第五の構成は,前記釣具付着防止部材が透明又は半透明であることを特徴とする第一から第四の構成に記載の釣具ケースである
本発明の第の構成は,釣具ケースの蓋の内側の面に凹凸を設けることにより,前記蓋の内側の面への釣具の付着を防止することを特徴とする釣具ケースである。
本発明の第の構成は,釣具ケースの蓋の内側の面に凹凸を設けることにより,前記蓋の内側の面への釣具の付着を防止することを特徴とする釣具付着防止方法である。
本発明により,ワームが釣具ケースの蓋の内側の面に付着することを防止することができる釣具ケース等の提供が可能となった。
すなわち,本発明の釣具ケース等によれば,釣具ケースの蓋を開いた際に,ワームが蓋に引っ付いたままだったり,時には蓋から剥がれ,元の小部屋内に収まらず隣の小部屋にワームが入ったりするなどして,取扱性が損なわれることを防止することが可能となる。

Claims (8)

  1. 釣具ケースの蓋の内側の面に設置可能であり,表面上に凹凸を有することを特徴とする釣具付着防止部材。
  2. 貼付することにより,前記釣具ケースの前記蓋の内側の面への設置が可能であることを特徴とする請求項1に記載の釣具付着防止部材。
  3. 形状がシート状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の釣具付着防止部材。
  4. さらにメッシュ状であることを特徴とする請求項3に記載の釣具付着防止部材。
  5. 透明又は半透明であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の釣具付着防止部材。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の釣具付着防止部材が蓋の内側の面に設置されていることを特徴とする釣具ケース。
  7. 釣具ケースの蓋の内側の面に凹凸を設けることにより,前記蓋の内側の面への釣具の付着を防止することを特徴とする釣具ケース。
  8. 釣具ケースの蓋の内側の面に凹凸を設けることにより,前記蓋の内側の面への釣具の付着を防止することを特徴とする釣具付着防止方法。
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