JP2016071395A - 情報処理システム、情報蓄積装置及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報蓄積装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】メッセージのやり取りを行うユーザ間においてファイル共有を行うための設定を自動化できる情報処理システムを提供することを課題とする。【解決手段】1以上の情報処理装置と、複数の端末装置とが接続された情報処理システムであって、ファイルに対するユーザのアクセス権を管理する手段と、メッセージのやり取りを行うユーザを対応付けて管理する手段と、一のユーザから受信したメッセージを、一のユーザと対応付けられた他のユーザに配信する手段と、ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報をメッセージとして一の端末装置から他の端末装置に配信する場合、他のユーザの全員がファイルへアクセス可能となるようにファイルに対するアクセス権をファイル管理手段に設定させる手段と、ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報を生成して一の端末装置に送信する手段とを有することにより、上記課題を解決する。【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報蓄積装置及びプログラムに関する。
例えばデータ共有を伴うインスタントメッセージングは従来から知られている。従来のインスタントメッセージングでは、メッセージングサービス102が特定のクライアントとの共有フォルダやグループ共有フォルダを提供し、クライアント間のデータを共有していた(例えば特許文献1参照)。
従来、ユーザ間でファイル共有が可能なファイルサーバなどの情報処理装置と、ユーザ間でメッセージのやり取りが可能なチャットサーバなどの情報処理装置と、を有する情報処理システムがある。
このような従来の情報処理システムでは、メッセージのやり取りを行うユーザ間においてファイル共有を行う場合、メッセージのやり取りを行うユーザがファイルにアクセスできるように、共有したいファイルのアクセス権を適切に設定する必要があった。
本発明の一実施形態は、上記の点に鑑みなされたもので、メッセージのやり取りを行うユーザ間においてファイル共有を行うための設定を自動化できる情報処理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1は、1以上の情報処理装置と、ユーザが利用する複数の端末装置とが接続された情報処理システムであって、ファイルに対するユーザのアクセス権を管理するファイル管理手段と、メッセージのやり取りを行うユーザを対応付けて管理するユーザ管理手段と、一のユーザが利用する一の端末装置から受信したメッセージを、一のユーザと対応付けられた他のユーザが利用する他の端末装置に配信する配信手段と、ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報をメッセージとして前記一の端末装置から前記他の端末装置に配信する場合、一のユーザと対応付けられた他のユーザの全員が前記ファイルへアクセス可能となるように、前記ファイルに対するアクセス権を前記ファイル管理手段に設定させる処理手段と、ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報を生成して前記一の端末装置に送信する生成手段と、を有することを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、メッセージのやり取りを行うユーザ間においてファイル共有を行うための設定を自動化できる。
本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。 本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係るスマートデバイスの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係るスマートデバイスの一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係るファイルサーバの一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係るチャットサーバの一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係るリレーサーバの一例の処理ブロック図である。 ファイル共有処理の一例のシーケンス図である。 グループ作成画面の一例のイメージ図である。 グループ選択画面の一例のイメージ図である。 ファイル選択画面の一例のイメージ図である。 チャット画面の一例のイメージ図である。 ファイルリンク生成処理の一例のフローチャートである。 ファイルサーバにおける一例のフォルダ構造図である。 アクセス権管理情報の一例の構成図である。 グループにユーザを追加した場合のアクセス権管理情報及びグループ管理情報の変化を表した一例の説明図である。 アクセス権管理情報の他の例の構成図である。 ファイルリンク先のファイルが更新されたことをチャットメッセージとして表示するチャット画面の一例のイメージ図である。 本実施形態に係る情報処理システムの他の例の構成図である。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。図1の情報処理システム1は、リレーサーバ11、チャットサーバ12、スマートデバイス13、ファイルサーバ14、ファイアウォール(FW)15を有する構成である。
リレーサーバ11と、チャットサーバ12と、スマートデバイス13の少なくとも一部とは、インターネットなどのネットワークN1に接続されている。また、スマートデバイス13の少なくとも一部と、ファイルサーバ14とは、LANなどのネットワークN2に接続されている。ネットワークN1とネットワークN2とはFW15を介して接続されている。
リレーサーバ11は、ネットワークN1に接続されたチャットサーバ12やスマートデバイス13からネットワークN2に接続されたファイルサーバ14に対する要求(リクエスト)を一旦受け付け、その要求をファイルサーバ14に対してリレーする。
チャットサーバ12はスマートデバイス13間でチャットを行うための会話内容などをスマートデバイス13から受け付け、配信する。スマートデバイス13はユーザが利用する端末装置である。
ファイルサーバ14には各ユーザが共有するファイル、各ユーザがチャットサーバ12を介して行った会話内容のログなどが保存される。ファイルサーバ14はネットワークN2に接続されているために、ネットワークN1に接続されたリレーサーバ11、チャットサーバ12及びスマートデバイス13から直接アクセスできない。ファイルサーバ14からネットワークN1に接続されたリレーサーバ11、チャットサーバ12及びスマートデバイス13へのアクセスは可能である。
ファイルサーバ14は要求を受け付けていないかを継続してリレーサーバ11に問い合わせ、リレーサーバ11が要求を受け付けていれば、その要求をリレーサーバ11から取得して処理する。また、ファイルサーバ14は要求の処理結果をリレーサーバ11に送信する。要求を行ったスマートデバイス13はリレーサーバ11から要求の処理結果を受け取ることができる。このように、ネットワークN1に接続されたスマートデバイス13などからネットワークN2に接続されたファイルサーバ14への要求はリレーサーバ11を介して間接的に送信できる。
ネットワークN1に接続されているリレーサーバ11、チャットサーバ12、スマートデバイス13は相互に通信可能である。また、ネットワークN2に接続されたスマートデバイス13及びファイルサーバ14は相互に通信可能である。図1において、スマートデバイス13はユーザが操作する端末装置の一例である。スマートデバイス13はスマートフォン、タブレット端末の他、携帯電話、ノートPCなど、ユーザが操作できる装置であればよい。
なお、図1の情報処理システム1は一例であって、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。例えば図1のリレーサーバ11、チャットサーバ12及びファイルサーバ14は複数のコンピュータに分散して構成してもよい。また、図1のリレーサーバ11及びチャットサーバ12は一台のコンピュータに統合して構成してもよい。
<ハードウェア構成>
《コンピュータ》
リレーサーバ11、チャットサーバ12及びファイルサーバ14は、例えば図2に示すようなハードウェア構成のコンピュータにより実現される。図2は本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
図2のコンピュータ500は入力装置501、表示装置502、外部I/F503、RAM504、ROM505、CPU506、通信I/F507及びHDD508などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。入力装置501及び表示装置502は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
入力装置501はキーボードやマウスなどを含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置502はディスプレイ等を含み、コンピュータ500による処理結果を表示する。
通信I/F507はコンピュータ500をネットワークN1又はN2に接続するインタフェースである。これにより、コンピュータ500は通信I/F507を介してデータ通信を行うことができる。
また、HDD508は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置の一例である。格納されるプログラムやデータには、コンピュータ500全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア(以下、単にアプリケーションと呼ぶ)などがある。なお、コンピュータ500はHDD508に替え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)を利用するものであってもよい。
HDD508は格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステム及び/又はDBにより管理している。外部I/F503は外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。
これにより、コンピュータ500は外部I/F503を介して記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどがある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。ROM505にはコンピュータ500の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM504はプログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。
CPU506は、ROM505やHDD508などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ500全体の制御や機能を実現する演算装置である。
リレーサーバ11、チャットサーバ12及びファイルサーバ14は例えば図2に示すコンピュータ500のハードウェア構成において、搭載されたプログラムを実行することにより後述するような各種処理を実現できる。
<スマートデバイス>
図3は本実施形態に係るスマートデバイスの一例のハードウェア構成図である。図3のスマートデバイス13は、CPU601、ROM602、RAM603、EEPROM604、CMOSセンサ605、加速度・方位センサ606、メディアドライブ608を備えている。
CPU601はスマートデバイス13全体の動作を制御する。ROM602は基本入出力プログラムを記憶している。RAM603はCPU601のワークエリアとして使用される。EEPROM604はCPU601の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う。CMOSセンサ605は、CPU601の制御に従って被写体を撮像し画像データを得る。加速度・方位センサ606は地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等である。
メディアドライブ608は、フラッシュメモリ等の記録メディア607に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。メディアドライブ608は、既に記録されていたデータが読み出され又は新たにデータが書き込まれて記憶する記録メディア607を着脱自在な構成となっている。
なお、EEPROM604には、CPU601が実行するOS、ネットワーク設定に必要なアソシエーション情報等が記憶されている。本発明の実施形態における各種処理を実行するためのアプリケーションは、EEPROM604又は記録メディア607などに記憶されている。
また、CMOSセンサ605は光を電荷に変換して被写体の画像を電子化する電荷結合素子である。CMOSセンサ605は被写体を撮像することができるのであれば、例えばCCD(Charge Coupled Device)センサであってもよい。
さらに、スマートデバイス13は音声入力部609、音声出力部610、アンテナ611、通信部612、無線LAN通信部613、近距離無線通信用アンテナ614、近距離無線通信部615、ディスプレイ616、タッチパネル617及びバスライン619を備えている。
音声入力部609は音声を音声信号に変換する。音声出力部610は音声信号を音声に変換する。通信部612はアンテナ611を利用して無線通信信号により最寄りの基地局装置と通信を行う。無線LAN通信部613はアクセスポイントとIEEE80411規格に準拠する無線LAN通信を行う。近距離無線通信部615は近距離無線通信用アンテナ614を利用した近距離無線通信(Bluetooth(登録商標)通信)を行う。
ディスプレイ616は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL等である。タッチパネル617は、ディスプレイ616上に載せられ、感圧式又は静電式のパネルによって構成され、指やタッチペン等によるタッチによってディスプレイ616上におけるタッチ位置を検出する。バスライン619は上記各部を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、スマートデバイス13は、専用の電池618を備えている。スマートデバイス13は電池618によって駆動される。なお、音声入力部609は、音声を入力するマイクが含まれる。音声出力部610は、音声を出力するスピーカが含まれている。
このように、本実施形態に係るスマートデバイス13は上記ハードウェア構成においてアプリケーションプログラムを実行することで後述するような各種処理を実現できる。
<ソフトウェア構成>
《スマートデバイス》
本実施形態に係るスマートデバイス13は、例えば図4に示すような処理ブロックで実現される。図4は本実施形態に係るスマートデバイスの一例の処理ブロック図である。
スマートデバイス13は、アプリケーションプログラム(以下、アプリケーションと呼ぶ)を実行することで、表示部21、操作部22、チャット送受信部23、設定管理部25、ファイルリスト取得部26、ファイル送受信部27、ファイル管理部28を実現している。
表示部21はユーザにファイルの内容やチャットの会話内容、ファイル選択画面などの情報を表示する。操作部22はユーザからの操作を受け付ける。チャット送受信部23はチャットの会話内容などを送受信する。
設定管理部25はユーザ名、パスワード、グループ、ファイルサーバIDなどの設定を記憶する。ファイルリスト取得部26はファイルサーバ14に保存されているファイルのリストを取得する。ファイル送受信部27はファイルを送受信する。ファイル管理部28は受信したファイルの管理を行う。
《ファイルサーバ》
本実施形態に係るファイルサーバ14は、例えば図5に示すような処理ブロックで実現される。図5は本実施形態に係るファイルサーバの一例の処理ブロック図である。ファイルサーバ14はプログラムを実行することでファイル送受信部31、ユーザ・グループ管理部32、ファイル管理部33、ログ管理部34、リクエスト問い合わせ部35、リクエスト処理部36、ファイルリンク生成部37を実現している。
ファイル送受信部31はスマートデバイス13との間でファイルを送受信する。ユーザ・グループ管理部32はチャットに参加しているユーザやチャットの会話内容を送信するグループを管理する。
ファイル管理部33は受信したファイルの保存、保存されているファイルの読み出しなどのファイルの管理を行う。ログ管理部34はチャットの会話内容であるチャットログを管理する。リクエスト問い合わせ部35はリレーサーバ11に対してリクエストの有無を問い合わせる。リクエスト処理部36は、リクエストの内容に基づいてリクエストを処理する。ファイルリンク生成部37はファイルリンクを生成する。
《チャットサーバ》
本実施形態に係るチャットサーバ12は、例えば図6に示すような処理ブロックで実現される。図6は本実施形態に係るチャットサーバの一例の処理ブロック図である。例えばチャットサーバ12はプログラムを実行することにより、チャット送受信部41を実現している。
チャット送受信部41はチャットの会話内容などのデータを一のスマートデバイス13から受信し、チャットに参加しているユーザのスマートデバイス13及びファイルサーバ14にチャットの会話内容などのデータを送信する。
《リレーサーバ》
本実施形態に係るリレーサーバ11は、例えば図7に示すような処理ブロックで実現される。図7は、本実施形態に係るリレーサーバの一例の処理ブロック図である。例えばリレーサーバ11はプログラムを実行することで、データ中継部51を実現している。
データ中継部51は、例えばネットワークN1に接続されたスマートデバイス13からデータと、そのデータの送信元のスマートデバイスIDと、送信先のファイルサーバIDとを受信する。データ中継部51はファイルサーバ14からリクエストがあるかの問い合わせを受け付け、問い合わせを受け付けたファイルサーバ14が送信先のデータをファイルサーバ14に送信する。このようにデータ中継部51はチャットサーバ12、スマートデバイス13、ファイルサーバ14などのデバイスから送信されたデータを別のデバイスへ中継する機能を持つ。
<処理の詳細>
以下では、本実施形態に係る情報処理システム1の処理の詳細について説明する。
《ファイル共有処理》
本実施形態に係る情報処理システム1は、例えば図8に示すようなファイル共有処理を行う。図8はファイル共有処理の一例のシーケンス図である。図8のファイル共有処理はチャットのグループ作成処理とチャットによるファイルリンク送信処理とを含む。
まず、ユーザは情報処理システム1において、チャットの会話内容を送信するグループを作成する必要がある。例えば情報処理システム1では以下のようにチャットの会話内容を送信するグループを作成する。
スマートデバイス13Aを操作するユーザはステップS11において、グループ作成操作をスマートデバイス13Aに対して行う。ステップS12、S13において、スマートデバイス13Aはチャットに参加可能な登録済みのユーザの情報の取得をファイルサーバ14に要求する。ファイルサーバ14は登録済みのユーザの情報をスマートデバイス13Aに返す。
ステップS14において、スマートデバイス13Aは受信した登録済みのユーザの情報を利用して図9に示すようなグループ作成画面を表示する。図9はグループ作成画面の一例のイメージ図である。グループ作成画面はグループ作成のためにスマートデバイス13Aに表示される画面の一例である。図9のグループ作成画面には、グループ名を入力する欄と、ユーザを選択する欄と、が含まれる。
ステップS15において、ユーザはスマートデバイス13Aを操作し、グループ作成画面にグループ名を入力する。ステップS16において、ユーザはスマートデバイス13Aを操作し、グループ作成画面からグループに参加させるユーザを選択する。ステップS17において、ユーザはスマートデバイス13Aを操作し、グループ作成画面の完了ボタンなどを押下して、完了操作を行う。
ユーザによる完了操作が行われるとステップS18、S19に進み、スマートデバイス13AはステップS15で入力されたグループ名と、ステップS16で選択されたユーザとを利用して、ファイルサーバ14にグループの作成を依頼する。そして、グループの作成を依頼されたファイルサーバ14はステップS15で入力されたグループ名とステップS16で選択されたユーザとを利用してグループを作成し、同一グループのユーザを対応付けて管理する。ファイルサーバ14は作成したグループのグループIDをスマートデバイス13Aに返す。
このあと、本実施形態に係る情報処理システム1ではグループに参加しているスマートデバイス13間でチャットを行うことが可能となる。図10はチャットを行うグループ選択画面の一例のイメージ図である。
ユーザは図10のグループ選択画面からチャットを行うグループを選択し「会話を開始ボタン」を押下する。グループ選択画面に表示されるグループの情報はファイルサーバ14から取得できる。会話を開始するボタンが押下されると、スマートデバイス13Aはグループ選択画面から選択されたチャットを行うグループのグループIDをチャットサーバ12に通知する。
チャットを行うグループのユーザが操作しているスマートデバイス13A、13Bにはチャット画面が表示される。チャットを行うグループのユーザ間でファイル共有を行いたい場合、ユーザはステップS20において、図11に示すようなファイル選択画面を表示するためのファイル一覧の閲覧操作をスマートデバイス13Aに対して行う。
ステップS21において、スマートデバイス13Aはファイルサーバ14からファイル一覧を取得する。ステップS22において、スマートデバイス13Aは図11のファイル選択画面を表示する。図11はファイル選択画面の一例のイメージ図である。
図11のファイル選択画面は「User A」フォルダのファイルの一覧を表示している例を示している。ステップS23においてユーザはファイル選択画面に表示されているファイルの一覧からグループのユーザ間で共有したいファイルを選択し、選択ボタンを押下する。ファイルの一覧からファイルが選択されるとスマートデバイス13AはステップS24、S25において、グループIDを指定し、ステップS23で選択されたファイルのファイルリンクの取得をファイルサーバ14に要求する。
ステップS26において、ファイルサーバ14はスマートデバイス13Aから指定されたグループIDに基づき、指定されたグループIDにより特定されるグループのユーザを後述するグループ管理情報から検索する。
ステップS27においてファイルサーバ14は、ステップS23で選択されたファイルに対するアクセス権を有しないユーザが、ステップS26で検索したユーザに含まれているアクセス権不足であるか否かを判断する。アクセス権不足であれば、ファイルサーバ14はステップS28〜S30の処理を行う。
ステップS28において、ファイルサーバ14はステップS23で選択されたファイルに対するアクセス権を有しないユーザに対し、アクセス権を設定する。ステップS29に進み、ファイルサーバ14は少なくともステップS26で検索されたユーザがアクセスできる一時共有フォルダを作成する。なお、ファイルサーバ14は一時共有フォルダが作成済みであれば、作成済みの一時共有フォルダを利用してもよい。
ステップS30に進み、ファイルサーバ14は一時共有フォルダに、ステップS23で選択されたファイルのショートカットを作成し、ファイルショートカットへのファイルリンクをスマートデバイス13Aに返す。なお、ステップS27において、アクセス権不足でなければ、ファイルサーバ14はステップS23で選択されたファイルへのファイルリンクをスマートデバイス13Aに返す。
ステップS31において、ファイルサーバ14はチャットサーバ12に対してポーリングにより新しいメッセージを問い合わせる。また、ステップS32においてスマートデバイス13Bはチャットサーバ12に対してポーリングにより新しいメッセージを問い合わせる。
ステップS33において、スマートデバイス13Aはファイルサーバ14から返されたファイルリンクをメッセージとしてチャットサーバ12に送信する。チャットサーバ12はスマートデバイス13Aからメッセージとして受信したファイルリンクを、スマートデバイス13A、13Bと、ファイルサーバ14とに配信する。
したがって、ステップS34〜S36において、スマートデバイス13A、13B及びファイルサーバ14は、ステップS23でユーザにより選択されたファイル又はファイルショートカットへのファイルリンクをチャットのメッセージとして取得できる。
ステップS34において、スマートデバイス13AはステップS23でユーザにより選択されたファイル又はファイルショートカットへのファイルリンクをメッセージとして図12のように表示できる。図12はチャット画面の一例のイメージ図である。
図12のチャット画面では右側にスマートデバイス13Aから送信したメッセージが表示され、左側にスマートデバイス13Bから送信されたメッセージが表示された例を示している。図12のチャット画面ではスマートデバイス13Aからの2番目のメッセージとして、ステップS23でユーザにより選択されたファイル又はファイルショートカットへのファイルリンクがアイコンとファイル名とで表示されている。
また、ステップS35において、ファイルサーバ14はステップS23でユーザにより選択されたファイル又はファイルショートカットへのファイルリンクをチャットログとして保存する。
また、ステップS36において、スマートデバイス13BはステップS23でユーザにより選択されたファイル又はファイルショートカットへのファイルリンクをメッセージとしてチャット画面に表示する。
スマートデバイス13Bは、ユーザからチャット画面のファイルリンクを選択されることで、そのファイルリンクに対応したファイルをファイルサーバ14から取得してファイルの内容を表示する。
なお、ファイルサーバ14はアクセス権を追加してから一定時間経過後、ステップS37に進み、一時共有フォルダ及びファイルショートカットを削除する。さらにステップS38に進み、ファイルサーバ14はステップS28において追加で設定したアクセス権を削除して、ステップS23で選択されたファイルに対するアクセス権を元に戻す。
したがって、追加アクセス権を設定された例えばスマートデバイス13Bのユーザは一定時間が経過するまでファイルへのアクセスが可能となるが、一定時間経過後にファイルへのアクセスができなくなる。
アクセス権を追加してから一時共有フォルダ及びファイルショートカットを削除するまでの一定時間はファイルリンクへのアクセスがある度にリセットし、ファイルを共有する時間を延長するようにしてもよい。
更に、図13を参照しつつ、ファイルサーバ14におけるファイルリンク生成処理について説明する。図13はファイルリンク生成処理の一例のフローチャートである。ファイルサーバ14のリクエスト問い合わせ部35はステップS51において、スマートデバイス13Aからファイルリンクの取得要求を受け付ける。
ステップS52において、ファイルサーバ14のユーザ・グループ管理部32はファイルリンクの取得要求に指定されたグループIDに基づき、指定されたグループIDにより特定されるグループのユーザを後述するグループ管理情報から検索する。ステップS53においてファイルサーバ14のファイル管理部33は、ファイルリンクを作成するファイルのアクセス権を有しているユーザを後述するアクセス権管理情報から検索する。
ステップS54においてファイルサーバ14のリクエスト処理部36はステップS52で検索したユーザとステップS53で検索したファイルのアクセス権を有するユーザとを比較する。リクエスト処理部36はステップS52で検索した全ユーザが、ファイルリンクを作成するファイルのアクセス権を有しているか否かを判定する。
ステップS52で検索した全ユーザがファイルリンクを作成するファイルのアクセス権を有していれば、ファイルリンク生成部37はスマートデバイス13Aからのファイルリンクの取得要求に対応するファイルへのファイルリンクを生成する。
一方、ステップS52で検索したユーザの少なくとも一人が、ファイルリンクを作成するファイルのアクセス権を有していなければ、ファイル管理部33はステップS56において、ファイルに対するアクセス権を有しないユーザのアクセス権を追加する。
ステップS57に進み、ファイルサーバ14のファイル管理部33はステップS52で検索されたユーザがアクセスできる一時共有フォルダを作成する。なお、ファイル管理部33は一時共有フォルダが作成済みであれば、作成済みの一時共有フォルダを利用してもよい。
ステップS58に進み、ファイル管理部33は一時共有フォルダに、ファイルリンクを作成するファイルのショートカットを作成する。ステップS59において、ファイルリンク生成部37は一時共有フォルダに作成したファイルショートカットへのファイルリンクを生成する。
例えば図13のファイルリンク生成処理におけるフォルダ、一時共有フォルダ、ファイル、ファイルショートカットの関係は図14に示すようになる。図14はファイルサーバにおける一例のフォルダ構造図である。
図14の「All User」フォルダは全てのユーザがアクセス権を有するフォルダの一例である。図14の「User A」フォルダと「User B」フォルダと「User C」フォルダとは各ユーザがアクセス権を有する個人用のフォルダである。図14の「Group X」フォルダはグループのユーザがアクセス権を有する一時共有フォルダの一例である。
例えばグループのユーザ間で共有するファイルとして「User A」フォルダの「file D」が選択された場合、ファイルサーバ14のリクエスト問い合わせ部35はステップS51において、スマートデバイス13Aから「file D」のファイルリンクの取得要求を受け付ける。
ステップS52において、ファイルサーバ14のユーザ・グループ管理部32はファイルリンクの取得要求に指定されたグループIDに基づき、指定されたグループIDにより特定されるグループのユーザを後述するグループ管理情報から検索する。ここではユーザA、ユーザB及びユーザCが検索されたものとして説明する。
また、ファイルサーバ14のファイル管理部33は「User A」フォルダの「file D」のアクセス権を有しているユーザを、ステップS53において図15のようなアクセス権管理情報から検索する。
図15はアクセス権管理情報の一例の構成図である。図15に示したアクセス権管理情報はファイル名、アクセス権及び追加アクセス権を対応付けている。ファイル名はファイルを特定する情報の一例である。アクセス権はファイル名により特定されるファイルのアクセス権を有するユーザを特定する情報の一例である。追加アクセス権はファイル名により特定されるファイルのアクセス権が追加されたユーザを特定する情報の一例である。
ステップS54においてファイルサーバ14のリクエスト処理部36は、ステップS52で検索したユーザA、ユーザB及びユーザCと「file D」のアクセス権を有するユーザAとを比較する。
リクエスト処理部36はステップS52で検索したユーザA、ユーザB及びユーザCのうち、ユーザB及びユーザCが「file D」のアクセス権を有していないと判定してステップS56〜S59の処理を行う。
ステップS56において、ファイル管理部33は「User A」フォルダの「file D」に対するユーザB及びユーザCのアクセス権を追加アクセス権として図15のアクセス権管理情報に追加する。図15のアクセス権管理情報は「file D」に対する追加アクセス権が設定されたあとの状態を表している。
ステップS57において、ファイルサーバ14のファイル管理部33は一時共有フォルダとして「Group X」フォルダを作成する。ステップS58に進み、ファイル管理部33は「Group X」フォルダに「User A」フォルダの「file D」のショートカットを作成する。ステップS59においてファイルリンク生成部37は「Group X」フォルダに作成した「file D」のショートカットへのファイルリンクを生成する。
本実施形態に係る情報処理システム1ではチャット画面においてメッセージのやり取りを行うユーザ間において、ファイル共有を行うためのアクセス権の設定を上記のような手順で行うことにより自動化できる。
また、アクセス権を追加してから一時共有フォルダ及びファイルショートカットを削除する前に、グループにユーザが追加された場合、アクセス権管理情報及びグループ管理情報は図16に示すように変化する。図16はグループにユーザを追加した場合のアクセス権管理情報及びグループ管理情報の変化を表した一例の説明図である。
図16の上段は「グループ1」に「ユーザC」が追加される前のアクセス権管理情報及びグループ管理情報を表している。図16の下段は「グループ1」に「ユーザC」が追加された後のアクセス権管理情報及びグループ管理情報を表している。
図16の下段に示すようにグループ管理情報の「グループ1」に「ユーザC」が追加された場合は「グループ1」のユーザA及びユーザBがファイル共有を行っている「file A」の追加アクセス権にユーザCが追加される。したがって、本実施形態に係る情報処理システム1ではグループに途中参加するユーザに対してもファイル共有を行うための設定を自動化できる。
なお、グループにユーザが追加された場合、どのファイルに追加アクセス権を追加するかの管理を容易とするため、例えば図17に示すようにアクセス権管理情報にグループ情報を追加してもよい。図17はアクセス権管理情報の他の例の構成図である。図17のアクセス権管理情報ではファイルと追加アクセス権が追加されたグループとが対応付けられているため、後からグループに追加されたユーザに対する追加アクセス権の設定が容易となる。
また、図8に示したように、本実施形態の情報処理システム1ではグループのユーザ間において共有するファイルのファイルショートカットを、一定時間が経過するまで削除しない。そこで本実施形態の情報処理システム1では、グループのユーザ間において共有するファイルの更新を、図18のチャット画面に示すように、メッセージとして表示してもよい。
図18のチャット画面のようにグループのユーザ間において共有するファイルの更新をメッセージとして表示することで、グループのユーザは「file_a」が更新されたことを知ることができる。
<他のシステム構成>
図1に示した情報処理システム1の構成は一例であって、図19に示す構成であってもよい。図19は本実施形態に係る情報処理システムの他の例の構成図である。
図19の情報処理システム1AはLANなどのネットワークN2にチャットサーバ12と、複数のスマートデバイス13と、ファイルサーバ14とが接続されている。図19の情報処理システム1AはFW15を超えた通信を行わないため、リレーサーバ11が省略されている。図19に示した情報処理システム1Aによっても、上述した情報処理システム1と同様な処理を行うことができる。なお、図19の情報処理システム1Aにおいてはチャットサーバ12とファイルサーバ14とが一体化した構成であってもよい。
〈まとめ〉
本実施形態に係る情報処理システム1、1Aでは、ユーザ間において共有するファイルのファイルリンクをメッセージとして配信する場合に、そのメッセージの配信先のユーザ全員がファイルにアクセスできるようにアクセス権の追加などの処理を自動的に行う。
したがって、本実施形態に係る情報処理システム1、1Aでは、メッセージのやり取りを行うユーザ間においてファイル共有を行うための設定を自動化できる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
なお、チャットサーバ12、ファイルサーバ14は特許請求の範囲に記載した情報処理装置の一例である。スマートデバイス13は端末装置の一例である。ファイル管理部33はファイル管理手段の一例である。ユーザ・グループ管理部32はユーザ管理手段の一例である。チャット送受信部41は配信手段の一例である。リクエスト処理部36は処理手段の一例である。ファイルリンク生成部37は生成手段の一例である。
ファイルサーバ14は情報蓄積装置の一例である。チャットサーバ12はメッセージ配信装置の一例である。チャット送受信部23はメッセージ送受信手段の一例である。表示部21は表示手段の一例である。一時共有フォルダは一のユーザ及び他のユーザがアクセス可能な格納場所の一例である。ファイルショートカットのファイルリンクはファイルにアクセスするための別ファイルの一例である。
なお、本実施形態は本願発明の範囲を限定するものではなく、図1や図19に示した構成図のような構成に限定するものではない。例えば情報処理システム1、1Aは1台以上の情報処理装置によって構築することができ、上述したような機能を実現できれば、どの情報処理装置に機能を備えさせてもよい。
1、1A 情報処理システム
11 リレーサーバ
12 チャットサーバ
13、13A、13B スマートデバイス
14 ファイルサーバ
15 ファイアウォール(FW)
21 表示部
22 操作部
23、41 チャット送受信部
25 設定管理部
26 ファイルリスト取得部
27、31 ファイル送受信部
28、33 ファイル管理部
32 ユーザ・グループ管理部
34 ログ管理部
35 リクエスト問い合わせ部
36 リクエスト処理部
37 ファイルリンク生成部
51 データ中継部
500 コンピュータ
501 入力装置
502 表示装置
503 外部I/F
503a 記録媒体
504 RAM
505 ROM
506 CPU
507 通信I/F
508 HDD
601 CPU
602 ROM
603 RAM
604 EEPROM
605 CMOSセンサ
606 加速度・方位センサ
607 記録メディア
608 メディアドライブ
609 音声入力部
610 音声出力部
611 アンテナ
612 通信部
613 無線LAN通信部
614 近距離無線通信用アンテナ
615 近距離無線通信部
616 ディスプレイ
617 タッチパネル
618 電池
619 バスライン
B バス
N1、N2 ネットワーク
特表2009−500698号公報

Claims (13)

  1. 1以上の情報処理装置と、ユーザが利用する複数の端末装置とが接続された情報処理システムであって、
    ファイルに対するユーザのアクセス権を管理するファイル管理手段と、
    メッセージのやり取りを行うユーザを対応付けて管理するユーザ管理手段と、
    一のユーザが利用する一の端末装置から受信したメッセージを、一のユーザと対応付けられた他のユーザが利用する他の端末装置に配信する配信手段と、
    ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報をメッセージとして前記一の端末装置から前記他の端末装置に配信する場合、一のユーザと対応付けられた他のユーザの全員が前記ファイルへアクセス可能となるように、前記ファイルに対するアクセス権を前記ファイル管理手段に設定させる処理手段と、
    ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報を生成して前記一の端末装置に送信する生成手段と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記処理手段は、一のユーザと対応付けられた他のユーザの少なくとも一人が、ユーザ間で共有するファイルに対するアクセス権を有していない場合に、前記アクセス権を有していないユーザの前記ファイルに対するアクセス権を追加で前記ファイル管理手段に設定させると共に、一のユーザ及び他のユーザがアクセス可能な格納場所に前記ファイルにアクセスするための別ファイルを前記ファイル管理手段に生成させ、
    前記生成手段は、ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報として前記別ファイルへアクセスするための情報を生成して前記一の端末装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記生成手段は、一のユーザと対応付けられた他のユーザの全員が、ユーザ間で共有するファイルに対するアクセス権を有している場合に、ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報として前記ファイルへアクセスするための情報を生成して前記一の端末装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理システム。
  4. 前記ファイル管理手段は、一のユーザと対応付けられた他のユーザの全員が前記ファイルへアクセス可能となるように、前記ファイルに対するアクセス権を前記ファイル管理手段に追加で設定した場合、所定時間経過後に、前記ファイルに対するアクセス権を元に戻すこと
    を特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の情報処理システム。
  5. 前記ファイル管理手段は、ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報を利用した前記ファイルへのアクセスがあると、前記ファイルに対するアクセス権を元に戻すまでの所定時間を延長すること
    を特徴とする請求項4記載の情報処理システム。
  6. 前記処理手段は、一のユーザと対応付けられた他のユーザに新たなユーザが追加された場合に、新たなユーザが前記ファイルへアクセス可能となるように、前記ファイルに対するアクセス権を前記ファイル管理手段に設定させること
    を特徴とする請求項1乃至5何れか一項記載の情報処理システム。
  7. 前記処理手段は、ユーザ間で共有するファイルが更新された場合、前記ファイルの更新をメッセージとして前記配信手段から前記一の端末装置及び前記他の端末装置に配信させること
    を特徴とする請求項1乃至6何れか一項記載の情報処理システム。
  8. 1以上の情報処理装置と、ユーザが利用する複数の端末装置に搭載されたアプリケーションとが接続された情報処理システムであって、
    ファイルに対するユーザのアクセス権を管理するファイル管理手段と、
    メッセージのやり取りを行うユーザを対応付けて管理するユーザ管理手段と、
    一のユーザが利用する一の端末装置に搭載された一のアプリケーションから受信したメッセージを、一のユーザと対応付けられた他のユーザが利用する他の端末装置に搭載された他のアプリケーションに配信する配信手段と、
    ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報をメッセージとして前記一のアプリケーションから前記他のアプリケーションに配信する場合、一のユーザと対応付けられた他のユーザの全員が前記ファイルへアクセス可能となるように、前記ファイルに対するアクセス権を前記ファイル管理手段に設定させる処理手段と、
    ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報を生成して前記一のアプリケーションに送信する生成手段と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  9. 1以上の情報処理装置に搭載されたプログラムと、ユーザが利用する複数の端末装置とが接続された情報処理システムであって、
    ファイルに対するユーザのアクセス権を管理するファイル管理手段と、
    メッセージのやり取りを行うユーザを対応付けて管理するユーザ管理手段と、
    一のユーザが利用する一の端末装置から受信したメッセージを、一のユーザと対応付けられた他のユーザが利用する他の端末装置に配信する配信手段と、
    ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報をメッセージとして前記一の端末装置から前記他の端末装置に配信する場合、一のユーザと対応付けられた他のユーザの全員が前記ファイルへアクセス可能となるように、前記ファイルに対するアクセス権を前記ファイル管理手段に設定させる処理手段と、
    ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報を生成して前記一の端末装置に送信する生成手段と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  10. 1以上の情報処理装置に搭載されたプログラムと、ユーザが利用する複数の端末装置に搭載されたアプリケーションとが接続された情報処理システムであって、
    ファイルに対するユーザのアクセス権を管理するファイル管理手段と、
    メッセージのやり取りを行うユーザを対応付けて管理するユーザ管理手段と、
    一のユーザが利用する一の端末装置に搭載された一のアプリケーションから受信したメッセージを、一のユーザと対応付けられた他のユーザが利用する他の端末装置に搭載された他のアプリケーションに配信する配信手段と、
    ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報をメッセージとして前記一のアプリケーションから前記他のアプリケーションに配信する場合、一のユーザと対応付けられた他のユーザの全員が前記ファイルへアクセス可能となるように、前記ファイルに対するアクセス権を前記ファイル管理手段に設定させる処理手段と、
    ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報を生成して前記一のアプリケーションに送信する生成手段と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  11. ユーザが利用する複数の端末装置と接続された情報蓄積装置であって、
    ファイルに対するユーザのアクセス権を管理するファイル管理手段と、
    メッセージのやり取りを行うユーザを対応付けて管理するユーザ管理手段と、
    一のユーザが利用する一の端末装置から受信したメッセージを、一のユーザと対応付けられた他のユーザが利用する他の端末装置に配信する配信手段と、
    ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報をメッセージとして前記一の端末装置から前記他の端末装置に配信する場合、一のユーザと対応付けられた他のユーザの全員が前記ファイルへアクセス可能となるように、前記ファイルに対するアクセス権を前記ファイル管理手段に設定させる処理手段と、
    ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報を生成して前記一の端末装置に送信する生成手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  12. ユーザが利用する複数の端末装置と接続された情報蓄積装置を、
    ファイルに対するユーザのアクセス権を管理するファイル管理手段、
    メッセージのやり取りを行うユーザを対応付けて管理するユーザ管理手段、
    一のユーザが利用する一の端末装置から受信したメッセージを、一のユーザと対応付けられた他のユーザが利用する他の端末装置に配信する配信手段、
    ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報をメッセージとして前記一の端末装置から前記他の端末装置に配信する場合、一のユーザと対応付けられた他のユーザの全員が前記ファイルへアクセス可能となるように、前記ファイルに対するアクセス権を前記ファイル管理手段に設定させる処理手段、
    ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報を生成して前記一の端末装置に送信する生成手段、
    として機能させるためのプログラム。
  13. ファイルを格納する情報蓄積装置と、対応付けられたユーザにメッセージを配信するメッセージ配信装置と、ユーザが利用する複数の端末装置と、が接続された情報処理システムであって、
    前記メッセージ配信装置は、
    一のユーザが利用する一の端末装置から受信したメッセージを、一のユーザと対応付けられた他のユーザが利用する他の端末装置に配信する配信手段、を有し、
    前記情報蓄積装置は、
    ファイルに対するユーザのアクセス権を管理するファイル管理手段と、
    メッセージのやり取りを行うユーザを対応付けて管理するユーザ管理手段と、
    ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報をメッセージとして前記一の端末装置から前記他の端末装置に配信する場合、一のユーザと対応付けられた他のユーザの全員が前記ファイルへアクセス可能となるように、前記ファイルに対するアクセス権を前記ファイル管理手段に設定させる処理手段と、
    ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報を生成して前記一の端末装置に送信する生成手段と、を有し、
    前記端末装置は、
    ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報をメッセージとして送受信するメッセージ送受信手段と、
    ユーザ間で共有するファイルへアクセスするための情報をメッセージとして表示する表示手段と、を有する
    ことを特徴とする情報処理システム。
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