JP2016070901A - 車車間通信装置 - Google Patents

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三島 康之
Yasuyuki Mishima
康之 三島
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Abstract

【課題】車両ごとに検出される車速パルスを元に送信パルスを生成し、この送信パルスを車速情報として送受信して、近接する車両同士で車速や加速度の交換を安価且つ簡易に行うことができ、原動機付自転車や軽車両にも搭載可能な車車間通信装置を提供する。【解決手段】普通車両10では、パルス変調回路51が、車速センサ11が検出した車速パルスP10を予め定めた車速V0の大きさに対応するパルスレートP0に基づいた矩形波の送信パルスP1に変調し、発光素子52が送信パルスP1を大型車両20の受光素子53へ送信すると共に、大型車両20では、受光素子53が送信パルスP1を受信し、パルス変調回路51が、送信パルスP1を大型車両20の制御装置25及びパルス変換回路26で読み込める読込パルスP1’に変調して、出力する構成にした。【選択図】図1

Description

本発明は、車車間通信装置に関し、より詳細には、車両ごとに検出される車速パルスを元に送信パルスを生成し、この送信パルスを車速情報として送受信して、近接する車両同士で車速や加速度の交換を安価且つ簡易に行うことができ、原動機付自転車や軽車両にも搭載可能な車車間通信装置に関する。
走行中の車両の前後左右に近接する車両の速度や距離などを正確に取得して、ドライバが車間距離の維持や急な減速などに対応できれば、危険事象を事前に回避できる。なお、車両は、自動車、自動二輪車、電動付自転車、及び自転車などの軽車両を例示できる。
車両のうちの自動車に関しては、GPSなど衛星測位システムを利用した車車間通信装置や、ミリ波レーダやレーザーレーダを搭載し、発光ダイオードなどの発光素子を送信手段とし、電波およびフォトダイオードなどの受光素子やカメラなどを受信手段とした車車間通信装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、衛星測位システムを利用した車車間通信装置は、測位精度の制限のため自車に近接する直前車両の情報を同定できない場合があった。また、特許文献1に記載のような車車間通信装置は、ミリ波レーダやレーザーレーダのみでは、速度や加速度などの自車に近接する直前車両の情報の取得が困難であることから、車速などの情報を送受信するためのシステムと組み合わせており、低価格な車両への展開が困難であった。
また、それらの車車間通信装置は、車両ID、車速、加速度、車間距離、及びブレーキタイミングなど、多くの情報を自車と自車に近接する直前車両との間で送受信するため送受信される信号が複雑になることから電子回路も複雑化する。そのため、原動機付自転車や自転車などの軽車両には搭載が困難であった。加えて、デバイスのコストが高く且つ相応の電力消費が生じることから、原動機付自転車や軽車両には搭載がし難かったり困難であったりした。
特開2014−42154号広報
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、車両ごとに検出される車速パルスを元に送信パルスを生成し、この送信パルスを車速情報として送受信して、近接する車両同士で車速や加速度の交換を安価且つ簡易に行うことができ、原動機付自転車や軽車両にも搭載可能な車車間通信装置を提供することである。
上記の課題を解決するための本発明の車車間通信装置は、道路上を走行する車両に搭載され、該車両の車軸又は動力を該車軸に伝達する駆動軸の回転に比例した車速パルスを検出する車速センサと、該車速センサに接続されて、該車速パルスに基づいて該車両の制御を行う、又は該車両に設置された表示装置に該車速パルスに基づいた車速を表示させる電子回路とを有し、複数の該車両の間で情報を送受信する車車間通信装置において、前記車速センサ、及び前記電子回路に接続されたパルス変調手段と、該パルス変調手段に接続さ
れたパルス送信手段と、該パルス変調手段に接続されたパルス受信手段とを備え、送信側の前記車車間通信装置では、前記パルス変調手段が、前記車速センサが検出した前記車速パルスを予め定めた車速の大きさに対応するパルス周波数に基づいた矩形波の送信パルスに変調し、前記パルス送信手段が該送信パルスを受信側の前記車車間通信装置の前記パルス受信手段へ送信すると共に、受信側の前記車車間通信装置では、前記パルス受信手段が前記送信パルスを受信し、前記パルス変調手段が、該送信パルスを受信側の前記車車間通信装置を搭載した車両の前記電子回路で読み込める読込パルスに変調して、前記電子回路に出力する構成にしたことを特徴とするものである。
本発明の車車間通信装置によれば、車速センサの検出した車速パルスを、予め定めた車速の大きさに対応するパルス周波数に基づいた矩形波等を送信パルスに変調する。この車速に相当する送信パルスを送受信することで、近接する車両同士で車速、加速度、及び減速度などの走行情報の交換を安価且つ簡易に行うことができる。そして、確度の高い走行情報を簡易な構成で取得して、運転手にその走行情報を提供したり、車両の速度制御を行ったりできる。これにより、近接する車両同士の衝突の回避や、車両の省エネルギーの運転制御を実現できる。
また、送受信される送信パルスを規定することで、電子回路なども単純化できること、且つデバイスのコストを低減すること、且つデバイスの電力消費を抑制することから、原動機付自転車や軽車両にも搭載可能となる。これにより、道路上を走行する車両の種類を問わずに走行情報の交換ができ、事故低減への貢献や運転負荷の軽減が可能となる。
本発明の車車間通信装置の実施形態を例示する説明図である。 図1の大型車両に搭載された車車間通信装置の実施形態を例示する説明図である。 本発明の車車間通信装置の他の実施形態を例示する説明図である。 図3の軽車両に搭載された車車間通信装置の実施形態を例示する説明図である。
以下、本発明の車車間通信装置の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態の車車間通信装置50が通信している状態を示す。なお、運転手については図示しないこととする。
これらの車車間通信装置50は、普通車両10に搭載されたもの、トラックなどの大型車両20に搭載されたもののそれぞれが相互に情報を送受信するものである。
ここで、普通車両10の車速をV1とし、大型車両20の車速をV2とする。また、普通車両10からの送信パルスをP1とし、大型車両20からの送信パルスをP2とする。
また、普通車両10に設置された車速センサ11と大型車両20に設置された車速センサ21には、駆動軸の一回転当たりに発生するパルス数と、車速が基準速度時の車速センサの駆動回転速度とがそれぞれ固有に設定されている。自動車用スピードメータにおけるJIS規格であるJIS D5601に準拠すると、普通車両10及び大型車両20のパルス数は一回転当たり2パルス、4パルス、8パルス、16パルス、20パルス、25パルスの等の値に設定されており、基準速度60km/h時の車速センサ11及び21の駆動回転速度が637rpmに設定されている。
そのため、普通車両10の車速V1と大型車両20の車速V2とが同じ場合でもパルス
数が異なると、車速センサ11の検出する車速パルスP10と、車速センサ21の検出する車速パルスP20とが異なる。以下では、普通車両10のパルス数をN10及び駆動回転速度をV10とし、大型車両20のパルス数をN20及び駆動回転速度をV20とする。
図2に示すように、大型車両20においては、車速センサ21が、エンジン22から変速機23を介して図示しない車軸へ動力を伝達する駆動軸24の回転に比例した車速パルスP20を検出している。そして、車速センサ21の検出した車速パルスP20は電子回路として設けられた制御装置25とパルス変換回路26とに送られている。制御装置25は、車速パルスP20に応じてエンジン22や変速機23などを制御している。また、パルス変換回路26は、車速パルスP20に基づいた電流を表示装置であるスピードメータ27に流して、スピードメータ27に車速V2を表示させている。
なお、この実施形態では、大型車両20のパルス数N20が一回転当たり4パルスに設定されており、基準速度60km/h時の車速センサ21の駆動回転速度V20が637rpmに設定されている。
また、図示しないが普通車両10も大型車両20と略同様の構成を有している。普通車両10に搭載されている車速センサ11が検出した車速パルスP10は、制御装置15とパルス変換回路16とに送られている。普通車両10のパルス数N10が一回転当たり6パルスに設定されており、基準速度60km/h時の車速センサ11の駆動回転速度V10が637rpmに設定されている。
このような普通車両10、及び大型車両20のそれぞれに搭載される車車間通信装置50において、図2に示す大型車両20を例にすると、車速センサ21及び制御装置25、並びにパルス変換回路26に接続されたパルス変調手段としてパルス変調回路51と、そのパルス変調回路51に接続されたパルス送信手段としての発光素子52と、パルス変調回路51に接続されたパルス受信手段としての受光素子53とを備えている。
パルス変調回路51は、車速センサ21が検出した車速パルスP20を予め定めた車速V0の大きさに対応するパルスレート(パルス周波数)P0に基づいて、矩形波の送信パルスP2に変調している。
この車速V0の大きさに対応するパルスレートP0とは、大型車両20に固有に設定されたパルス数N20と、基準速度60km/h時の車速センサ21の駆動回転速度V20とに基づいている。
例えば、大型車両20に固有に設定されたパルス数N20を一回転当たり4パルス、駆動回転速度V20を637rpmとすると、大型車両20の車速V2が基準速度60km/hのときに、車速パルスP20のパルスレートは42.47ppsとなる。
この車速パルスP20をそのまま発光素子52から送信し、車速センサ11のパルス数N10の普通車両10に搭載した受光素子53で受信しても大型車両20の走行情報を得ることができない。
そこで、パルス変調回路51で、その車速パルスP20を大型車両20に固有に設定されたパルス数N20と駆動回転速度V20とを用いて、予め定めた車速V0の大きさに対応するパルスレートP0に基づいた送信パルスP2に変調することで、車速センサ11のパルス数N10の普通車両10に搭載した受光素子53で受信し、大型車両20の走行情報を得ることが可能となる。例えば、車速V0を60km/hとし、パルスレートP0を
16.67ppsとすると、大型車両20の車速V2が基準速度60km/hのときの送信パルスP2のパルスレートは、パルス数N20と駆動回転速度V20とを用いて変調された16.67ppsとなる。
また、パルス変調回路51は、受光素子53が受信した送信パルスP1を大型車両20の制御装置25及びパルス変換回路26で読み込める読込パルスP1’に変調して、制御装置25及びパルス変換回路26に出力している。この読込パルスP1’は、大型車両20に固有に設定されたパルス数N20と、基準速度60km/h時の車速センサ21の駆動回転速度V20とにより、車速センサ21で検出される車速パルスP20と同様に処理できるパルスに変調されている。
例えば、普通車両10に固有に設定されたパルス数N10を一回転当たり6パルス、駆動回転速度V10を637rpmとすると、車速パルスP10のパルスレートが76.44ppsとなり、送信された送信パルスP1が20.0ppsとなる。この送信パルスP1を受信した大型車両20のパルス変調回路51で変調される読込パルスP1’は、50.96ppsとなり、パルス変換回路26で変換されて、ディスプレイ装置28に表示される普通車両10の車速V1は72km/hとなる。
発光素子52は、LEDランプなどを例示できる。この発光素子52は、点滅、あるいは明度を変えるなどして、矩形波を送信している。
受光素子53は、フォトダイオードやカメラなどの撮像装置を例示できる。この受光素子53は、発光素子52の点滅などから矩形波を受信している。
次に、普通車両10に搭載された送信側の車車間通信装置50と大型車両20に搭載された受信側の車車間通信装置50との間の通信方法について説明する。
普通車両10に搭載された車車間通信装置50が情報を送信する際に、車速センサ11に接続されたパルス変調回路51が、車速パルスP10を、パルス数N10、及び基準速度60km/h時の車速センサ11の駆動回転速度V10を用いて矩形波の送信パルスP1に変調する。
次いで、発光素子52が送信パルスP1に基づいて点滅して、矩形波の送信パルスP1を大型車両20に搭載された受信側の車車間通信装置50の受光素子53へ送信する。
次いで、大型車両20に搭載された受信側の車車間通信装置50では、受光素子53が普通車両10に搭載された送信側の車車間通信装置50の発光素子52から送信された送信パルスP1を受信する。
次いで、大型車両20の車車間通信装置50のパルス変調回路51が送信パルスP1を、大型車両20に固有に設定されたパルス数N20及び駆動回転速度V20を用いて、読込パルスP1’に変調して、制御装置25及びパルス変換回路26に出力する。
制御装置25やパルス変換回路26では、読込パルスP1’を車速センサ21で検出した車速パルスP20と同様に処理することができる。つまり、読込パルスP1’に基づいた普通車両10の車速V1や、読込パルスP1’の変化に基づいた普通車両10の加速度及び減速度などの確度の高い普通車両10の走行情報を取得可能となる。
例えば、制御装置25は、それらの走行情報から、エンジン22や変速機23を制御して、前走している普通車両10に追走するように大型車両20をオートクルーズさせたり
、普通車両10と大型車両20とが衝突しないように大型車両20の走行を制御したりできる。
また、パルス変換回路26は、読込パルスP1’ に基づいた電流を表示装置であるディスプレイ装置28に流して、ディスプレイ装置28に普通車両10の車速V1や加速度などを表示できる。
このように、上記の車車間通信装置50によれば、普通車両10に搭載された車車間通信装置50が、車速センサ11の検出した車速パルスP10を予め定めた車速V0の大きさに対応するパルスレートP0に基づいた送信パルスP1に変調する。そして、この車速に対応した送信パルスP1を送信する。一方、大型車両20に搭載された車車間通信装置50が、車速センサ21の検出した車速パルスP20を予め定めた車速V0の大きさに対応するパルスレートP0に基づいた送信パルスP1に変調する。そして、この変調された送信パルスP1を送信する。つまり、変調された送信パルスP1、P2を車車間通信装置50の間で送受信するので、近接する普通車両10及び大型車両20同士で車速、加速度、及び減速度の交換を安価且つ簡易に行うことができる。
例えば、大型車両20では、確度の高い普通車両10の走行情報を簡易な構成で取得して、ディスプレイ装置28により運転手に普通車両10の走行情報を提供したり、制御装置25により大型車両20の速度制御を行ったりできる。これにより、近接する普通車両10との衝突の回避や、大型車両20の省エネルギーの運転制御を実現できる。
図3に示すように、この車車間通信装置50においては、複数の発光素子52と複数の受光素子53とを備え、一対の発光素子52と受光素子53とが、少なくとも大型車両20などの車両の前後左右の四方向に配置されることが望ましい。
この構成によれば、大型車両20の前後のみではなく、左右方向に近接する原動機付自転車30や自転車40の走行情報も取得可能となり、より事故低減への貢献には有利となる。
この車車間通信装置50においては、送受信される送信パルスP1、P2を予め定めた車速V0の大きさに対応するパルスレートP0に基づいた矩形波のように単純化することで、パルス変調回路51及び電子回路も単純化できること、且つ各デバイスのコストを低減すること、且つ各デバイスの電力消費を抑制することから、原動機付自転車30や軽車両の自転車40にも搭載可能となる。
図4に示すように、軽車両である自転車40においては、前輪41のハブ42の内部に搭載されて、前輪41の回転により自転車40の車速V4に比例した回転数で駆動する発電装置であるハブダイナモ43と、このハブダイナモ43で生じる電気信号の変動から車速V4を割り出して車速パルスP40に変換する電気信号変換装置44とを備えている。
この自転車40は走行中にハブダイナモ43による発電によってランプ45を点灯させている。また、電気信号変換装置44から送信された車速パルスP40は電子回路として設けられた速度メータ装置46のパルス変換回路47に送られている。パルス変換回路47が車速パルスP40に基づいた電流を表示装置であるスピードメータ48に流して、スピードメータ48に車速V4を表示させている。なお、自転車40では、ハブ42にMR素子を固定し、そのMR素子の磁気を検出する車速センサを用いてもよい。
この車速パルスP40は、パルス数N40が一回転当たり1パルスに設定されており、基準速度を60km/hとした時のハブダイナモ43の駆動回転速度V40が、タイヤの
呼び径が自転車タイヤにおけるJIS規格であるJIS K6302に準拠した26インチの場合に、1000rpmに設定されている。
このような自転車40に搭載される車車間通信装置50においては、例えば、自転車40に固有に設定されたパルス数N40を一回転当たり1パルス、駆動回転速度V40を1000rpmとすると、自転車40の車速V4の平均速度15km/hのときの、車速パルスP40のパルスレートは4.17ppsとなる。一方、送信パルスP4のパルスレートは、予め定めた車速V0の大きさに対応するパルスレートP0に基づいて変調されて、4.17ppsとなる。
一方、大型車両20に固有に設定されたパルス数N20を一回転当たり4パルス、駆動回転速度V20を637rpmとすると、車速パルスP20は50.96ppsとなり、送信された送信パルスP2は20.0ppsとなる。自転車40のパルス変調回路51で変調される読込パルスP2’は、20.0ppsとなり、パルス変換回路47で変換されて、スピードメータ48に表示される大型車両20の車速V2は72km/hとなる。
前述した通り、上記の車車間通信装置50は、原動機付自転車30や軽車両である自転車40にも搭載可能となる。これにより、道路上を走行する車両の種類を問わずに速度や加速度の交換ができ、事故低減への貢献や運転負荷の軽減が可能となる。
なお、普通車両10、大型車両20、及び原動機付自転車30に搭載される車車間通信装置50においては、発光素子52を前照灯などのライトで構成すると、設置要件の統一が行い易く、車載性の向上には有利となる。
また、各車両に搭載される車車間通信装置50においては、受光素子53が発光素子52からの送信パルスを受信したときに、自車に近接する車両があることを警告するなどの警告手段を設けることが望ましい。更に、車両の種類に応じた平均速度などから、近接する車両を区別する手段を設けてもよい。加えて、予め実験などにより発光素子52と受光素子53との間で送受信できる距離を求めておき、その距離を表示するように構成することもできる。
また、普通車両10、大型車両20、及び原動機付自転車30の車速センサの代わりに、車速に比例した回転数で駆動する発電装置と、発電装置の電気信号の変動を車速パルスに変換する電気信号変換装置とを用いて車速パルスを検出してもよい。
10 普通車両
11 車速センサ
20 大型車両
21 車速センサ
24 駆動軸
25 制御装置
26 パルス変換回路
30 原動機付自転車
40 自転車
42 ハブ
43 ハブダイナモ
44 電子信号変換装置
47 パルス変換回路
50 車車間通信装置
51 パルス変調回路
52 発光素子
53 受光素子
P1〜P4 送信パルス
P10〜P40 車速パルス
P1’〜P4’ 読込パルス

Claims (5)

  1. 道路上を走行する車両に搭載され、該車両の車軸又は動力を該車軸に伝達する駆動軸の回転に比例した車速パルスを検出する車速センサと、該車速センサに接続されて、該車速パルスに基づいて該車両の制御を行う、又は該車両に設置された表示装置に該車速パルスに基づいた車速を表示させる電子回路とを有し、複数の該車両の間で情報を送受信する車車間通信装置において、
    前記車速センサ、及び前記電子回路に接続されたパルス変調手段と、該パルス変調手段に接続されたパルス送信手段と、該パルス変調手段に接続されたパルス受信手段とを備え、
    送信側の前記車車間通信装置では、前記パルス変調手段が、前記車速センサが検出した前記車速パルスを予め定めた車速の大きさに対応するパルス周波数に基づいた矩形波の送信パルスに変調し、前記パルス送信手段が該送信パルスを受信側の前記車車間通信装置の前記パルス受信手段へ送信すると共に、
    受信側の前記車車間通信装置では、前記パルス受信手段が前記送信パルスを受信し、前記パルス変調手段が、該送信パルスを受信側の前記車車間通信装置を搭載した車両の前記電子回路で読み込める読込パルスに変調して、前記電子回路に出力する構成にしたことを特徴とする車車間通信装置。
  2. 前記パルス変調手段が、前記車速パルス又は前記読込パルスと前記送信パルスとの変調を、搭載された車両に固有に設定された前記車軸又は前記駆動軸の一回転当たりに発生するパルス数と、該車両に固有に設定された該車両の車速が基準速度時の前記車速センサの駆動回転速度とに基づいて行う構成にした請求項1に記載の車車間通信装置。
  3. 複数の前記パルス送信手段と複数の前記パルス受信手段とを備え、該パルス送信手段と該パルス受信手段とが、少なくとも前記車両の前後左右の四方向に配置された請求項1又は2に記載の車車間通信装置。
  4. 前記車両のうちの一つが軽車両である請求項1〜3のいずれか1項に記載の車車間通信装置。
  5. 前記車速センサに代えて、前記車両の車速に比例した回転数で駆動する発電装置と、該発電装置の電気信号の変動を前記車速パルスに変換する電気信号変換装置とを備えた請求項1〜4のいずれか1項に記載の車車間通信装置。
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