JP2016070272A - 故障解析のためのシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】故障解析のためのシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】システム10は、機械70と、保護モニタリングシステム72とを含み、保護モニタリングシステムは、機械の1つまたは複数のデータ測定値の傾向を、当該傾向における機械内の可能性のある将来の故障を示す1つまたは複数のパターンについて解析することと、傾向の解析に基づいて故障予測を提供することとを行うように構成されている、プロセッサを備える。
【選択図】図2

Description

本明細書において開示される主題は、ガスタービン工業用制御システムに関し、より詳細には、工業用制御システムにおけるシステムレベル故障予測に関する。
工業用制御システムのような特定のシステムは、センサ、ポンプ、バルブなどのような様々なタイプのデバイスにおける制御命令を実行することを可能にする制御機能を提供することができる。加えて、特定の工業用制御システムは、オペレータに、制御システムネットワーク上に存在する様々なデバイスに関する詳細を提示するのに使用することができる1つまたは複数のグラフィカルユーザインターフェースを含むことができる。たとえば、グラフィカルユーザインターフェースは、オペレータに、制御システムネットワーク上に存在するデバイスに関する警告または診断情報を含む場合があるアラートを提示することができる。
米国特許出願公開第2013/0274898号明細書
原請求の発明の範囲に一致する特定の実施形態を下記に要約する。これらの実施形態は、特許請求される発明の範囲を限定するようには意図されておらず、むしろ、これらの実施形態は、本発明の可能な形態の簡潔な概要を提供するようにのみ意図されている。事実、本発明は、下記に記載されている実施形態と同様であるかまたは異なる場合がある様々な形態を包含することができる。
一実施形態において、システムは、機械と、保護モニタリングシステムとを含み、保護モニタリングシステムは、機械の1つまたは複数のデータ測定値の傾向を、当該傾向における機械内の可能性のある将来の故障を示す1つまたは複数のパターンについて解析することと、傾向の解析に基づいて故障予測を提供することとを行うように構成されている、プロセッサを備える。
第2の実施形態において、有形持続性機械可読媒体は、1個の機械の1つまたは複数の特性に関係するデータ測定値傾向を得ることと、機械内の可能性のある将来の故障を示す1つまたは複数のパターンを特定するためにデータ測定値傾向を解析することと、傾向の解析に基づいて故障予測を提供することとを行うための命令を含む。
第3の実施形態において、方法は、コンピュータプロセッサを介して、機械の1つまたは複数の特性に関係するデータ測定値傾向を得ること、機械内の可能性のある将来の故障を示す1つまたは複数のパターンを特定するためにデータ測定値傾向を解析することによって、可能性のある機械故障を予測するステップと、傾向の解析に基づいて故障予測を提供するステップとを含む。
本発明のこれらのおよび他の特徴、態様、および利点は、添付の図面を参照して以下の詳細な説明を読むとよりよく理解されることになる。図面において、同様の符号は図面全体を通じて同様の部分を表す。
一実施形態による、故障予測/保護システムを含む、工業用制御システムの概略図である。 一実施形態による、システムレベル故障予測/保護システムを含む、工業用制御システムの概略図である。 一実施形態による、故障予測/保護システムを含むタービンシステムを有する工業用制御システムの概略図である。 一実施形態による、予測される故障に基づいて、工業用制御システム内で制御を発行するためのプロセスを示す流れ図である。 一実施形態による、システムレベル故障を予測するためのプロセスを示す流れ図である。 一実施形態による、故障を予測するために使用することができるデータを示すプロセスを示すグラフ図である。 一実施形態による、クラウドベースの故障予測/保護システムの概略図である。 予測信頼性および/または緊急性に基づいて工業用制御システムを制御するためのプロセスを示す流れ図である。
図1を参照すると、工業用プロセス制御システム10の一実施形態が図示されている。制御システム10は、様々な野外デバイス構成を実行し、アプリケーションをモニタリングするのに、および、技師または技術者がそれを通じて制御システム10の構成要素をモニタリングすることができるオペレータインターフェースを提供するのに適したコンピュータ12を含み得る。コンピュータ12は、ラップトップ、ワークステーション、タブレットコンピュータ、または手持ち式携帯デバイス(たとえば、携帯情報端末または携帯電話)のような、ソフトウェアアプリケーションを作動させるのに適した任意のタイプのコンピューティングデバイスであってもよい。事実、コンピュータ12は、様々なハードウェアおよび/またはオペレーティングシステムプラットフォームのいずれかを含んでもよい。一実施形態によれば、コンピュータ12は、ヒューマンマシンインターフェース(HMI)ソフトウェア14のような工業用制御ソフトウェア、生産実行システム(MES)16、分散制御システム(DCS)18、および/または監視制御データ収集(SCADA)システム20をホストすることができる。たとえば、コンピュータ12は、ニューヨーク州スケネクタディ所在のGeneral Electric Co.から入手可能なControlST(商標)ソフトウェアをホストすることができる。
さらに、コンピュータ12は、図示されているコンピュータ12と、工場内の他のコンピュータ12との間での通信を可能にするのに適した工場データハイウェイ22に通信可能に接続されている。事実、工業用制御システム10は、工場データハイウェイ22を通じて相互接続されている複数のコンピュータ12を含んでもよい。コンピュータ12は、コンピュータ12を工業用コントローラ26に通信可能に結合するのに適したユニットデータハイウェイ24にさらに通信可能に接続されてもよい。システム10は、工場データハイウェイ22および/またはユニットデータハイウェイ24に結合されている他のコンピュータを含んでもよい。たとえば、システム10の実施形態は、仮想コントローラを実行するコンピュータ28、Ethernet(商標)グローバルデータ(EGD)構成サーバ、Object Linking and Embedding for Process Control(OPC)データアクセス(DA)サーバ、警告サーバ、またはそれらの組合せをホストするコンピュータ30、General Electric社製デバイスシステム規格メッセージ(GSM(登録商標))サーバをホストするコンピュータ32、OPC警告およびイベント(AE)サーバをホストするコンピュータ34、ならびに、警告ビューアをホストするコンピュータ36を含んでもよい。工場データハイウェイ22および/またはユニットデータハイウェイ24に結合される他のコンピュータは、ニューヨーク州スケネクタディ所在のGeneral Electric Co.から入手可能なCimplicity(商標)、ControlST(商標)、およびToolboxST(商標)をホストするコンピュータを含んでもよい。
システム10は、任意の数および適切な構成の工業用コントローラ26を含んでもよい。たとえば、いくつかの実施形態において、システム10は、1つの工業用コントローラ26、2つの工業用コントローラ26、3つ、または冗長性のためにそれ以上の工業用コントローラを含んでもよい。工業用コントローラ26は、タービンシステム38のような様々な工場設備を自動化するのに有用な制御論理をイネーブルすることができる。事実、工業用コントローラ26は、限定ではないが、温度センサ、流量計、振動センサ、隙間センサ(たとえば、回転構成要素と静止構成要素との間の距離を測定する)、および圧力センサを含む様々なデバイスと通信することができる。工業用コントローラ26は、電動アクチュエータ、スイッチ(たとえば、ホールスイッチ、ソレノイドスイッチ、リレースイッチ、リミットスイッチ)などとさらに通信してもよい。
図示されている実施形態において、タービンシステム38は、I/O NET50とH1ネットワーク52との間でインターフェースするのに適した連結デバイス46および48を使用することによって、自動化コントローラ26に通信可能に相互連結されている。たとえば、連結デバイス46および48は、ドイツ国ハール所在のSofting AGから入手可能なFG−100連結デバイスを含んでもよい。いくつかの実施形態において、連結デバイス48のような連結デバイスは、スイッチ54を通じてI/O NETに結合されてもよい。そのような実施形態において、工業用コントローラ26のうちの1つのような、I/O NET50に結合されている他の構成要素も、スイッチ54に結合されてもよい。したがって、100メガビット(MB)高速Ethernet(商標)(HSE)ネットワークのようなI/O NET50を通じて送受信されるデータは、次いで、31.25キロビット/秒ネットワークのような、H1ネットワーク52によって送受信されてもよい。すなわち、連結デバイス46および48は、I/O Net50とH1ネットワーク52との間のブリッジとして機能することができる。
様々なデバイスが、工業用コントローラ26およびコンピュータ12に連結されてもよい。たとえば、タービンシステム38のようなデバイスは、ファウンデーションH1双方向通信プロトコルのためのサポートを含むファウンデーションフィールドバスデバイスのような工業用デバイスを含んでもよい。そのような実施形態においては、ペンシルバニア州ミドルタウン所在のPhoenix Contactから入手可能なPhoenix Contactフィールドバス電力供給装置のようなファウンデーションフィールドバス電力供給装置53も、H1ネットワーク52に結合されてもよく、ACまたはDC電力のような電力源に結合されてもよい。電力供給装置53は、タービン38に電力供給するとともに、タービン38とシステム10の他のデバイスとの間の通信を可能にするのに適し得る。有利には、H1ネットワーク52は、電力信号と通信信号(たとえば、アラート信号)の両方を、同じ配線を介して、通信干渉を最小限に抑えて搬送することができる。タービン38はまた、HART(登録商標)Communications Foundation(HCF)プロトコルおよびProfibus Nutzer Organization e.V.(PNO)プロトコルに含まれる通信プロトコルのような他の通信プロトコルのためのサポートも含むことができる。
連結デバイス46および48の各々は、H1ネットワーク52をセグメント化するのに有用な1つまたは複数のセグメントポート56および58を含むことができる。たとえば、連結デバイス46はセグメントポート56を使用して、タービン38に通信可能に結合することができ、一方で、連結デバイス48は、セグメントポート58を使用して、システム10の他のデバイスに通信可能に結合することができる。タービン38間の入力/出力を、たとえば、セグメントポート56および58を使用して分散させることによって、フォールトトレランス、冗長性を維持し、通信時間を改善するのに有用な物理的分離を可能にすることができる。いくつかの実施形態において、さらなるデバイスが、I/O NET50に結合されてもよい。たとえば、一実施形態において、I/Oパック60が、I/O NET50に結合されてもよい。I/Oパック60は、さらなるセンサおよびアクチュエータをシステム10に取り付けることを可能にすることができる。
システム10は、工業用制御システム10内の将来の故障を予測し、および/または、将来の故障を防止するために工業用制御システム10の制御を可能にするように機能することができる1つまたは複数の故障予測/保護システム62を含むことができる。たとえば、下記により詳細に説明するように、故障予測/保護システム62は、タービン38のセンサから得られるデータを利用してタービン38の失速を予測および/または防止することができる。これを行うために、故障予測/保護システム62は、(たとえば、タービンシステム38のセンサが直接データを取得することによって、または、タービンシステム38と通信する他の構成要素(たとえば、1つまたは複数のコントローラ(複数の場合もあり)26)に結合することによって)タービンシステム38と通信可能に結合することができる。将来の故障が予測されると、故障予測/保護システム62は、通知を提供する(たとえば、警告またはアラートをトリガする)ことができ、および/または、タービンシステム38の1つまたは複数の動作を制御することのような、他の予防手段をとることができる。
上述したように、故障予測/保護システム62は、当該システムがモニタリングの役割を負うシステム(たとえば、タービンシステム38)に通信可能に結合される。図2は、故障の予測および/または保護のために自動化することができる制御システム10の高レベルのビューを示す。図2に示すように、故障予測/保護システムは、制御システム10の1つまたは複数の領域に分散することができる。
図示されている工業用制御システム10は、機械70と、保護モニタリングシステム72と、コントローラシステム26とを含む。他の実施形態において、工業用自動化システム10は、モニタリングデバイスのような、さらなるデバイスを含んでもよい。図示されているように、故障予測/保護システム62は、独立型であってもよく、または、制御システム10の構成要素(たとえば、機械70および/またはコントローラ26)の1つに統合されてもよい有形持続性機械可読媒体に記憶される機械可読命令を含むことができる。
さらに、工業用制御システム10の特定の実施形態は、機械70および/またはコントローラ26に統合されている故障予測/保護システム62を含んでもよい。いくつかの実施形態において、故障予測/保護システム62は、工業用自動化システム10の他の部分から分離して、明確に区別されてもよい。
故障予測/保護システム62は、機械70に対する様々な制約の中で所望の目標を達成するように機械70を操作するように、コントローラ26を制約する。言い換えれば、コントローラ26および/または故障予測/保護システム62を使用して、許容可能なレベルを超えて変動する動作パラメータに起因する損傷から機械70を保護することができる。たとえば、特定の実施形態において、コントローラ26は、ニューヨーク州スケネクタディ所在のGeneral Electric(登録商標)によるMARK(登録商標)VIまたはMARK(登録商標)VIeコントローラを含んでもよい。いくつかの実施形態において、保護モニタリングシステム72は、同じくニューヨーク州スケネクタディ所在のGeneral Electric(登録商標)から入手可能な3500 Series Machinery Protection System with Bently Nevada(商標)Asset Condition Monitoringと同様の保護モニタリングシステムを含んでもよい。機械70は、工業用自動化システム10またはサブシステム(たとえば、タービンシステム38)の、機械的に機能する部分を含んでもよい。たとえば、機械は、エンジン、コンプレッサ、燃焼器、コンベヤベルト、発電機、入り口案内翼(IGV)、ポンプ、ターボエキスパンダなどを含んでもよい。工業用制御システム10がガスタービンシステム38を含む実施形態において、機械70は、タービンおよび/または他の機械的に機能する部品(たとえば、コンプレッサ)を含んでもよい。
加えて、故障予測/保護システム62は、様々なシステム診断およびモニタリングデバイス(たとえば、センサ、トランスデューサ、それらの間の相互接続など)を含んでもよい。保護モニタリングシステム72は、故障予測/保護システム62の機能および接続をモニタリングする。言い換えれば、保護モニタリングシステム72は、機械70が保護システム62によって正しく保護されていることを検証する。いくつかの実施形態において、故障予測/保護システム62は、機械70を保護し保護の状態をモニタリングする1つのシステムに基本的に統合されている保護モニタリングシステム72を含んでもよい。特定の実施形態において、保護モニタリングシステム72は、コンピューティングデバイス(たとえば、プロセッサを有する電子デバイス)に記憶されているソフトウェアを使用して実装されてもよい。たとえば、いくつかの実施形態において、保護モニタリングシステム72は、メモリ、ディスクドライブ、光学ドライブ、または他のタイプの記憶装置のようなコンピュータ可読媒体に記憶されている命令として記憶されてもよい。特定の実施形態において、これらの命令は、コントローラ26、オペレータマシン、または遠隔サーバによって記憶および/または実行されてもよい。他の実施形態において、保護モニタリングシステム72は、ハードウェア回路を使用して実装されてもよい。たとえば、いくつかの実施形態において、保護モニタリングシステム72は、コントローラ26を封止するハウジング内に位置してもよい。後述するように、故障予測/保護システム62が故障したと保護モニタリングシステム72が判定した場合、保護モニタリングシステム72は、故障に対処し、および/または、機械70が保護されていないことを示すためにユーザ/オペレータに注意喚起することができる。
図3は、タービンシステム38のより詳細なビューを含む制御システム10の一実施形態を示す。タービンシステム38は、電力および/または機械力のような動力を提供するために使用することができる。ニューヨーク州スケネクタディ所在のGeneral Electric Co.から入手可能なLMS100タービンシステム38のようなタービンシステム38のいくつかは中間冷却器80を含み得る。タービンシステム38は、燃料を回転動力に変換するように設計されている任意のタービンシステムであってもよいことは理解されたい。したがって、種々の構成のタービン構成要素が使用されてもよく、図3は、代表的な例を記載している。中間冷却器80は、たとえば、低圧(LP)コンプレッサ82から誘導される高温流体(たとえば、圧縮空気)を冷却し、冷却された流体(たとえば、圧縮空気)を高圧(HP)コンプレッサ84へと誘導することによって、タービンシステム38の効率を増大することができる。たとえば、空気のような流体は、吸入口86に入って、LPコンプレッサ82によって圧縮されることができる。LPコンプレッサ82によって圧縮された空気は、圧縮中に熱エネルギー(すなわち、熱)を得ることができる。たとえば、圧縮空気は、約50℃〜300℃の温度にあってもよい。その後、より高温の空気が中間冷却器80へと誘導され得る。中間冷却器80は、2つのチャンバ、たとえば、内側管束チャンバ88および外側シェルチャンバ90を含むことができる。高温空気が外側シェルチャンバ90に入って、より低温の内側管束チャンバ88と熱を交換することができ、したがって、高温空気の温度が低減する。特定の実施形態において、内側管束チャンバ88は、高温の空気から熱を移し去ってより低温の空気を生成するために水のような冷却流体を流すことができる。その後、より低温の空気がHPコンプレッサ84へと誘導され得る。HPコンプレッサ84に供給される空気を冷却することによって、より高いエネルギー効率を達成することができる。たとえば、より低温の空気は、タービンシステム38への空気の質量流を増大しながら、HPコンプレッサ84における圧縮の仕事を低減することができ、したがって、全体的な効率が増大する。
内側管束チャンバ88と外側シェルチャンバ90の両方の間の流体流(たとえば、漏れ)を阻害するように、それらのチャンバ88と90との間にシール92が配置される。チャンバ88および/または90は、熱的に膨張および収縮することができ、場合によっては、約0.5cm〜10cmの動きを呈する。特定の実施形態において、シール92もまた、チャンバ88と90との間の流体流に対する適切な障壁をなお維持しながら、チャンバ88の膨張に従って膨張してもよい。事実、シール92は、屈曲または湾曲があるシールされた箇所においてさえ、流体流(たとえば、漏れ)を適切に阻害するために膨張および収縮することができ、したがって、タービンシステム38の全体的な効率が改善する。
図示されているように、タービンシステム38は、燃料と空気との混合物を受け入れ、燃焼させて、高温の加圧排出ガスを生成する燃焼器94を含むことができる。タービンシステム38は、高圧(HP)タービン96および低圧(LP)タービン98を通じて、排出口100に向けて排出ガスを誘導する。HPタービン96は、HPロータの一部であってもよい。同様に、LPタービン98は、LPロータの一部であってもよい。排出ガスがHPタービン96およびLPタービン98を通過すると、ガスはタービン翼に、タービンシステム38の軸に沿って駆動軸102を回転させる。図示されているように、駆動軸102は、HPコンプレッサ84およびLPコンプレッサ82を含む、タービンシステム38の様々な構成要素に接続されている。他のタービンシステムは、中圧コンプレッサ、中圧タービン、ならびに、軸配置および発電機104に対する結合を含む構成要素システムの他の配置を含んでもよいことは理解されたい。
駆動軸102は、たとえば、同心円状に配列されてもよい1つまたは複数の軸を含んでもよい。駆動軸102は、HPタービン96をHPコンプレッサ84に接続してHPロータを形成する軸を含んでもよい。HPコンプレッサ84は、駆動軸102に結合されている翼を含んでもよい。したがって、HPタービン96内のタービン翼の回転によって、HPタービン96をHPコンプレッサ84に接続している軸が回転して、HPコンプレッサ84内の翼が回転する。これによって、HPコンプレッサ84内の空気が圧縮される。同様に、IP駆動軸102は、IPタービン97をLPコンプレッサ82に接続してLPロータを形成する軸を含む。LPコンプレッサ82は、IP軸102に結合されている翼を含む。したがって、IPタービン97内のタービン翼の回転によって、IPタービン97をLPコンプレッサ82に接続している軸が回転して、LPコンプレッサ82内の翼が回転する。圧縮空気は燃焼器94に供給され、燃料と混合されて、より効率の高い燃焼が可能になる。このように、タービンシステム38は、二重同心軸構成を含むことができ、LPタービン98が駆動軸102によって発電機104に駆動可能に接続され、一方でHPタービン96が同様に、第1の軸の内部にあって第1の軸と同心円状になっている、駆動軸102内の第2の軸によって、HPコンプレッサ84に駆動可能に接続される。軸102は、発電機104、または、機械的負荷のような任意の他の負荷にも接続することができる。発電機104は、発電機104によって生成される電気を分配するのに適した配電グリッド106に接続することができる。
上述したように、制御システム10は、制御システム10のモニタリングおよび/または制御に使用される1つまたは複数のセンサ106を含むことができる。たとえば、現在の実施形態において、タービンシステム38は、タービンシステム38の1つまたは複数の構成要素(たとえば、LPコンプレッサ82、HPコンプレッサ84、燃焼器94、HPタービン96、LPタービン98など)に関する動作データを提供するのに使用される複数のセンサ106を含む。センサ106からのデータは、タービンシステム38のモニタリングおよび制御のために、コントローラ26、HMI14、および/または故障予測/保護システム62に通信することができる。
下記により詳細に説明するように、故障予測/保護システム62は、このセンサ106のデータを使用して、将来の故障(たとえば、タービン失速など)の可能性を認識することができる。故障を発生前に予測することによって、故障が実際に発生する可能性を低減するための未然防止策をとることができる。したがって、費用のかかる機能停止を低減することができる。
図4は、タービンシステム38を故障(たとえば、トリップ、機能停止、またはランバック)から保護するためのプロセス110の一実施形態を示す。最初に、機械からの動作パラメータが、故障予測/保護システム62によって得られる(ブロック112)。上述したように、このデータは、タービンシステム38の1つまたは複数の構成要素のパラメータを監視する役割を負うタービンシステム38のセンサ106から供給され得る。
機械データ114が解析されて、機械故障と関連付けられるデータパターンが検出される(ブロック114)。たとえば、いくつかの事例において、個々のプロセスパラメータ閾値が、タービンシステム38内の可能性のある将来の故障を示してもよい。いくつかの事例において、2つ以上のプロセスパラメータがともに解析されて、機械故障の可能性が判定されてもよい。可能性のある将来の故障と相関し得る特定のパターンの実施形態を、下記により詳細に説明する。
判断ブロック116において、機械故障の可能性と相関するデータが検出されなかった場合、プロセス110はブロック112に戻って、後続の機械データが得られる。一方、機械故障の可能性と相関するデータが検出された場合、さらなる通知および/または制御が行われ得る。いくつかの実施形態において、そのような相関するデータが検出されると、不具合/故障の可能性の指示が、タービンシステム38のオペレータに提供され得る(ブロック118)。たとえば、警告サーバをホストする(図1の)コンピュータ30に警告またはアラートが提供され得、警告またはアラートは最終的にはオペレータに(たとえば、HMI14を介して)提供され得る。
加えてまたは代替的に、機械故障の可能性と相関するデータが検出されると、制御システム10は、機先を制して故障を回避するように機械を制御することができる(ブロック120)。たとえば、(図1の)コントローラ26が、タービンシステム38内の1つまたは複数の動作変化に影響を及ぼすように、制御構成要素(たとえば、電動アクチュエータ、ホールスイッチ、ソレノイドスイッチ、リレースイッチ、リミットスイッチ、または他の構成要素)を操作することができる。下記により詳細に説明するように、図8に関連して、制御システム10は、機械に、故障する前に機能停止させ、それによって機械および/または環境を故障に関連する損傷から保護することができる。
図5は、現在のデータおよび履歴データを使用して工業用制御システム10内のタービンシステム38の故障(たとえば、トリップ、機能停止、またはランバック)を予測するためのプロセス130の一実施形態を示す。上述したように、コントローラ26は、システム10の構成要素からの機械データをモニタリングおよび収集する(ブロック132)。データは、履歴データバンク(たとえば、持続性コンピュータ可読媒体上のデータベースまたはファイル)に記憶される(ブロック134)。たとえば、履歴データは、HMIソフトウェア14をホストするコンピュータ12、故障履歴データの記憶および提供専用であるコンピュータ12、または、システム10内の任意の他のコンピュータ12に記憶されてもよい。収集されたデータは、スキャンおよび解析される(ブロック136)。この収集されたデータをスキャンおよび解析するプロセスは、システム10が動作しているときに連続的に行われてもよく、または、設定された間隔をおいて(たとえば、1秒、1分、10分、または30分おきに)行われてもよい。解析されたデータおよび所定の関係または相関に基づいて、コントローラ26または他のプロセッサ使用可能コンピュータは、現在のデータ(たとえば、各プロセスパラメータの現在のプロセス予測スコア)に基づく予測値を導出することができる(ブロック138)。この関係または相関は、数学的等式、ルックアップテーブル、ソフトウェアモデル、またはそれらの組合せを含んでもよい。たとえば、いくつかの実施形態において、所定の関係(たとえば、数学的等式)が、通常の動作パラメータからの逸脱の程度に基づいてパラメータデータを重み付けしてもよい。
コントローラ26または他のプロセッサ使用可能コンピュータは、その後、任意の記憶されている履歴データを取り出して、現在のプロセス予測スコアおよび履歴データに基づいて最終的な予測スコアを導出することができる(ブロック140)。たとえば、履歴データ140は、最終的なスコアを得るために現在のプロセス予測スコアに直接適用することができる故障履歴スコアを含んでもよい。たとえば、パラメータが通常の動作パラメータから逸脱している回数および/または程度が、将来の故障を予測するのに有用である場合がある。逸脱の回数および/または程度が大きくなるほど、システムはより不安定になる。したがって、通常範囲から逸脱したシステム10内の1つまたは複数のパラメータの回数および/または程度が増大すると、最終的なスコアは増大し得る。
いくつかの実施形態において、最終的な予測スコアは、複数の独立した計算に基づいてもよい。言い換えれば、異常(たとえば、センサシフトまたは他のセンサ問題)から生じ得る高い予測スコアは、検証可能なスコアを生成するために複数の独立した手段を使用してフィルタリング除外することができる。複数の独立した計算が互いを検証すると、予測スコアは増大し得、一方で、独立した計算が互いを検証しない場合では、スコアは相対的により低くなり得る。
いくつかの実施形態において、履歴データは、システム10のイベントおよびパラメータを、タービンシステム38内の以前のトリップ、機能停止、および/またはランバックと相関付けることができる。さらに、時として、履歴データの少なくとも一部分が最終的な予測スコアに影響を与えないように、履歴データをリセットすることが望ましい場合があることに留意されたい。いくつかの実施形態において、オペレータは、履歴データが将来の予測に使用されないように、履歴データの少なくとも一部分をリセットすることを可能にされてもよい。特定の実施形態において、オペレータは、HMIソフトウェア14を通じて、システム10の特定のパラメータまたは構成要素に関係する履歴データをアーカイブまたは除去することを可能にされる。たとえば、オペレータは、HMIソフトウェア14において、不具合のあるモータに関係する履歴データをアーカイブするためのオプションを選択することができる。履歴データをアーカイブすることを求める要求が提出されると、コンピュータ12内のプロセッサが、不具合のあるモータの履歴データを、アーカイブされたストレージ(たとえば、専用アーカイバルファイルまたはストレージシステム)に移動されるようにすることができる。いくつかの実施形態において、オペレータは、データがパージされることを単純に要求し、したがって、プロセッサに、不具合のあるモータに関係する履歴データを削除させることができる。履歴データはシステムレベル故障を予測するのに非常に有用であるため、履歴データが許可されずにリセットされることを妨げることが有益であり得る。したがって、そのような機能は、HMI14内であるかまたは他の場所であるかにかかわらず、履歴データが許可された個人によってのみリセットされることを保証するためのパスワード保護アルゴリズムを含んでもよい。
これまで、故障予測/保護システム62の特定の特徴を説明してきたが、これより、タービンシステム38の故障の可能性を示し得る特定のデータパターンを説明する。図6は、一実施形態による、故障を予測するために使用することができるデータの傾向を示すプロセスを示すグラフ図である。グラフ図150は、6つのグラフ、すなわち、高圧コンプレッサ効率グラフ152、排出ガス温度グラフ154(たとえば、低圧タービン98における)、出力タービン入り口圧力グラフ156、高圧コンプレッサ吐き出し圧力157、出力グラフ158、および、測定値=15.0*(T48−1100)/PS48を表し、T48は出力タービン入り口温度であり、PS48は出力タービン入り口圧力である、タービン係数グラフ159を含む。
高圧コンプレッサ効率グラフ152は、時間にわたるコンプレッサ効率のプロットを示す。Y軸160はコンプレッサ効率の割合を表し、X軸162は時間(たとえば、秒または分単位)を表す。入り口温度グラフ154は、時間162にわたる出力タービン入り口164における温度測定値(たとえば、華氏度単位)のプロットを示す。出力タービン入り口圧力グラフ156は、時間162にわたる圧力測定値168を示す。高圧コンプレッサ吐き出し圧力グラフは、時間162にわたる圧力測定値169を示す。出力グラフ158は、時間162にわたる出力(たとえば、メガワット単位)172を示す。タービン係数グラフは、時間162にわたる15.0*(T48−1100)/PS48 173を示す。
圧力、温度、効率および/または出力データは、単独でまたは互いの間で関係的に、故障を予測するのに有用であり得る。たとえば、時間にわたる1つのデータ測定値の解析が、故障予測において有用であり得る。一実施形態において、定められた閾値(たとえば、プリセットまたは動的に変更可能)を超える高圧コンプレッサ効率160、圧力168、および/または出力172の急激な低減は、故障の可能性があることを示し得る。さらに、定められた閾値を超える温度164の急激な上昇も、故障の可能性を示し得る。いくつかの実施形態において(たとえば、General Electric(商標)によるLM6000ガスタービンにおいて)、閾値は、1%の変化または1%の変化率を示すデータ測定値に設定されてもよい。フレームエンジンがモニタリングされているいくつかの実施形態において、閾値は、0.5%の変化または0.5%の変化を示すデータ測定値であってもよい。言い換えれば、閾値は、モニタリングされている機械に応じて変化してもよい。モニタリングされている各ピース/タイプの機械は、他のピース/タイプの機械の閾値と同じであってもよいし、または同じでなくてもよいそれ自体の閾値(たとえば、0.5%の変化、1%の変化、15%の変化など)を含んでもよい。たとえば、より高い温度/圧力で動作する機械は、故障が発生する可能性が高いときは、より度合いの大きい急変を経験し得る。閾値はそれに応じて変更されてもよい。
時間のデータ測定値の組合せは、故障予測の信頼性を増大させることができる。たとえば、特定の実施形態において、温度164と圧力168との比を定期的かつ/または頻繁に計算することができる。上述したように、故障の直前に、温度値は上向きに急変し得、圧力値は下向きに急変し得る。したがって、これらのデータ点は、急変が発生するときに発散し得る。したがって、温度164と圧力168との比の商が、故障を示すことができる。たとえば、商が特定の閾値または変化の割合を超えて変化すると、システムは、故障が起こることになるという予測をもたらすことができる。同様に、温度164と出力172との比の商を使用して、同様に故障を予測することができる。
様々なデータ測定値を使用して、1つまたは複数の指標に基づいて予測を検証することもできる。たとえば、コンプレッサ効率160が下向きに急変するとき、これは将来故障が発生し得ることを示すが、システムは、温度164の上昇、圧力168の低減、および/または出力の低減172を見つけることによってこの故障指示を検証することができる。一実施形態において、排出ガス温度と出力タービン入り口圧力との比(たとえば、排出ガス温度−1100/出力タービン入り口圧力)を使用して、予測を検証することができる。
データ測定値間の特定の関係を説明したが、この説明はこれらの特定のデータ測定値関係に予測を限定するようには意図されていないことに留意することが重要である。事実、様々なデータ点パターン、データ測定値比などを使用して、故障を予測することができる。たとえば、コンプレッサ効率160、温度164、圧力168、および/または出力172のうちの1つまたは複数の値の間の比を(たとえば、変化閾値とともに)使用して、故障を予測することができる。
いくつかの実施形態において、機械故障の可能性を予測するのに有用なデータパターン、比などは、代替的な制御システムから区別され得る。図7は、一実施形態による、クラウドベースの故障予測/保護システム200の概略図を示す。クラウドベースの故障予測/保護システム200は、独立型制御システム10間の故障予測相関を通信するのに使用することができる。
図7の実施形態において、3つの独立型制御システム10A、10B、および10Cが、故障データ202(たとえば、機械故障の前のプロセスパラメータ)をクラウドコンピューティングエンティティ204に送信する。クラウドベースのコンピューティングエンティティ204は、故障データ202を受信および解析して受信したデータの間でパターンを認識する1つまたは複数のプロセッサを含むことができる。これらのデータパターンは、制御システム10A、10B、および10Cのうちの1つの中で後続の故障の可能性を予測するのに有用であり得る。たとえば、制御システム10Aが故障を発生させた場合、事故の前(たとえば、事故の1分前、1時間前、または1日前など)のプロセスデータのスナップショットがキャプチャされてクラウド204に通信され得る。クラウド204は、データ202を取り出して、故障前のデータにおける可能性のあるパターンおよび/または異常を判定することができる。この取り出しに基づいて、クラウドは、故障の可能性の解析206を独立型制御システム10A、10B、および10Cの集合にブロードキャストしてもよく、または、故障の可能性の解析206を制御システム10A、10B、および10Cの部分集合(たとえば、加入制御システムなど)にユニキャストしてもよい。
いくつかの実施形態において、制御システム10の1つまたは複数は、データ解析をローカルに実施してもよい。たとえば、故障を経験すると、制御システム10Aは、故障の前に記録されたプロセスデータのローカル解析を実施してもよい。解析結果208はクラウド204に提供され得、クラウド204において、故障の可能性の解析が上述したようにブロードキャストおよび/またはユニキャストされ得る。
このクラウドベースの手法を組み込むことによって、さらなるデータ点を故障予測/保護システム62において使用することができる。さらに、1つの制御システム10のデータ解析が第2の制御システム10のデータ解析と同様であるか否かを判定することによって、予測信頼性を測定することができる。制御システム10間のデータ解析が同様の結果をサポートし、および/または結果が制御システム10の1つまたは複数において再現可能であるとき、予測信頼性は増大し得る。
データ測定値を使用して故障を予測することによって、故障する前に正しい動作をとることができる。この結果として、システム性能を増大させ、費用を低減することができる。たとえば、外来物が機械に入って翼の部分喪失が引き起こされる場合がある。経時的に、翼のより大きいピースが失われて、システムに対する損傷が引き起こされ得る。本明細書に記載の予測技法を使用して、翼のより大きいピースが失われて損傷が引き起こされる前に、故障を予測することができる。これによって、修復費用を低減して、システム利用を増大することができる。
いくつかの実施形態において、予測の緊急性および/または予測の信頼性レベルに基づいて、故障予測に基づく制御動作を選択することができる。図8は、故障が発生する前に、故障の予測(ブロック252)を受けて機械を制御するためのプロセス250を示す。上述したように、いくつかの実施形態において、緊急性および/または信頼性レベル判定(たとえば、判断ブロック254)に基づいて1つまたは複数の段階式手法を使用することができる。たとえば、制御システム10は、予測される故障の可能性がどれほど高く(たとえば、信頼性)および/またはどれほど切迫した(たとえば、緊急性)ものであり得るかを判定することができる。たとえば、緊急性は、データ急変の数および/または1つまたは複数のデータ急変の程度に基づいて区別され得る。故障が発生し得ることを示唆するデータパターンが存在するが、予測の信頼性が低いか、または、将来において故障がかなりの時間の後に発生する可能性が高いことをデータが示唆する場合、緊急性レベルは「低い」と判定され得る。予測にある程度の信頼性があり(たとえば、データパターンが過去における故障と相関されており)、かつ/または、故障が近い将来に発生する可能性が高いが、機械のアイドル期間のために十分な時間があることをデータが示唆する状況において、緊急性は「中程度」に設定され得る。信頼性レベルが高く(たとえば、多くの同様のデータパターンが故障と相関されており)、かつ/または、故障が近い将来に発生する可能性が高く、機械のアイドル期間のために十分な時間がないことをデータが示唆する状況において、緊急性は「高い」に設定され得る。代替的な実施形態において、緊急性レベル判定は使用されなくてもよい。
信頼性および/または緊急性に基づいて、特定の制御動作を実施することができる。たとえば、緊急性および/または信頼性レベルが「低い」とき、機械の動作を変更することなく通知(たとえば、警告)を提供する(ブロック256)ことが望ましい場合がある。いくつかの実施形態において、警告は、(たとえば、図1の)HMI14においてトリガされてもよい。遠隔警告モニタリングシステムが、電子メール、SMS、または他の通知を制御システム10のオペレータおよび/または機械の製造業者に提供してもよい。いくつかの実施形態において、信頼性レベルが「低い」とき、製造業者は通知され得、一方で、顧客は予測される故障を通知されない。これによって、オペレータに提示される誤判定を低減しながら、予測が通信されることが保証され得る。
緊急性および/または信頼性レベルが「中程度」である状況において、制御システム10は、アイドル段階に入るように機械を制御することができる(ブロック258)。アイドル段階は、たとえば、機械の動作速度を低減することによって、後続の機能停止(ブロック260)のために機械を準備することができる。機械の速度を漸進的に先細りに落とすことによって、機械の特定の構成要素(たとえば、翼)の完全性を維持することができる。アイドル段階の終わりに達すると、機械は機能停止することができる(ブロック260)。
緊急性および/または信頼性レベルが「高い」である状況において、制御システム10は、アイドル段階に入る(ブロック258)ことなく機械を機能停止する(ブロック260)ように制御することができる。これは急速に差し迫っている故障を回避するのを助けるために、機械を迅速に機能停止するのに役立ち得る。
緊急性レベル判定が使用されない実施形態において、制御システム10のオペレータおよび/または製造業者によって所望されるように、制御動作の任意の組合せが実施されてもよい。たとえば、そのような実施形態において、制御システムは、故障の予測を受けて警告し(ブロック256)、および/または機械を機能停止する(ブロック260)ように設計されてもよい。
制御システム10内の故障の可能性に対する動作を決定するとき、制御システム10は、予測信頼性を使用して、特定の予測動作を決定することができる。たとえば、信頼性レベルがより低い予測解析に対して、制御システム10は、制御システム10のオペレータに対してはアラートを与えるに留めることができ、一方で、信頼性レベルが高い予測解析を使用して故障が予測されるとき、制御システム10は、タービンシステム38の動作を変更することができる。
本発明の技術的効果は、故障を発生前に予測することによって、タービン故障を防止することが可能である制御システムを含む。この予測に基づいて、制御システムのオペレータは、可能性のある問題についてアラートを受けることができ、および/または、制御システムが、制御システム内の動作の変更に自動的に影響を与えることができる。機先を制してタービン故障を通知および回避することによって、修復および関連費用を低減することができる。
本明細書書面は、本発明を開示するための最良の形態を含む例を使用し、また当業者が、任意のデバイスまたはシステムを作成および使用することと、任意の組み込まれている方法を実行することとを含め、本発明を実践することを可能にするための例を使用している。本発明の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者に想起される他の例を含んでもよい。そのような他の例は、それらが特許請求の範囲の文言と異ならない構造的要素を有する場合、または、それらが特許請求の範囲の文言とわずかな差しかない均等な構造的要素を含む場合、特許請求の範囲内にあるように意図される。
10 制御システム
12 コンピュータ
14 HMIソフトウェア
20 システム
22 工場データハイウェイ
24 ユニットデータハイウェイ
26 コントローラ
28 コンピュータ
30 コンピュータ
32 コンピュータ
34 コンピュータ
36 コンピュータ
38 ガスタービンシステム
46 連結デバイス
48 連結デバイス
52 H1ネットワーク
53 電力供給装置
54 スイッチ
56 セグメントポート
58 セグメントポート
60 I/Oパック
62 故障予測/保護システム
70 機械
72 保護モニタリングシステム
80 中間冷却器
82 LPコンプレッサ
84 HPコンプレッサ
86 吸入口
88 内側管束チャンバ
90 外側シェルチャンバ
92 シール
94 燃焼器
96 HPタービン
97 IPタービン
98 LPタービン
100 排出口
102 駆動軸
104 発電機
106 センサ
200 故障予測/保護システム
202 故障データ
204 クラウドコンピューティングエンティティ
206 解析
208 解析結果

Claims (20)

  1. システム(10、20)であって、
    機械(70)と、
    保護モニタリングシステム(72)とを備え、前記保護モニタリングシステム(72)は、
    前記機械(70)の1つまたは複数のデータ測定値の傾向を、前記傾向における前記機械(70)内の可能性のある将来の故障を示す1つまたは複数のパターンについて解析することと、
    前記傾向の前記解析に基づいて故障予測を提供することとを行うように構成されているプロセッサを備える、システム(10、20)。
  2. 前記機械(70)はガスタービン(38)を含む、請求項1記載のシステム(10、20)。
  3. 前記データ測定値は、高圧コンプレッサ効率、出力タービン入り口温度、出力タービン入り口圧力、出力、またはそれらの任意の組合せに関係する、請求項1記載のシステム(10、20)。
  4. 前記プロセッサは、少なくとも2つのデータ測定値の傾向の比を計算するように構成されている、請求項3記載のシステム(10、20)。
  5. 前記比の商が前記解析に使用される、請求項4記載のシステム(10、20)。
  6. 前記故障予測に基づいて1つまたは複数の制御動作を起動するように構成されているコントローラ(26)を備える、請求項1記載のシステム(10、20)。
  7. 前記プロセッサは、前記1つまたは複数のパターンの以前の発生が後続の故障に起因する頻度に基づいて前記故障予測の信頼性レベルを判定するように構成されている、請求項1記載のシステム(10、20)。
  8. 前記プロセッサは、前記故障予測に関係する緊急性のレベルを判定するように構成されている、請求項1記載のシステム(10、20)。
  9. 前記システム(10、20)は、
    複数の独立型工業用制御システム(10A、10B、10C)と、
    クラウドコンピューティング環境とを備え、前記クラウドコンピューティング環境は、
    前記独立型工業用制御システム(10A、10B、10C)の少なくとも1つからデータ測定値および故障データを受信することと、
    前記データ測定値の少なくとも1つのデータパターンを、将来の可能性のある故障と関連付けるために、少なくとも1つの前記独立型制御システム(10A、10B、10C)の前記データ測定値を分析することと、
    前記少なくとも1つのデータパターンが前記将来の可能性のある故障と関連付けられることを他の前記独立型制御システム(10A、10B、10C)が認識するように、前記少なくとも1つのデータパターンを前記他の独立型制御システム(10A、10B、10C)に提供することとを行うように構成されている、請求項1記載のシステム(10、20)。
  10. 有形持続性機械可読媒体であって、
    1個の機械(70)の1つまたは複数の特性に関係するデータ測定値傾向を得ることと、
    前記機械(70)内の可能性のある将来の故障を示す1つまたは複数のパターンを特定するために前記データ測定値傾向を解析することと、
    前記傾向の前記解析に基づいて故障予測を提供することとを行うための命令を備える、有形持続性機械可読媒体。
  11. 故障履歴データを受信することと、
    前記故障履歴データに少なくとも部分的に基づいて、可能性のある将来の故障を示す前記1つまたは複数のパターンを特定することとを行うための命令を備える、請求項10記載の有形持続性機械可読媒体。
  12. 前記機械(70)はガスタービン(38)を含む、請求項10記載の有形持続性機械可読媒体。
  13. 1個の前記機械(70)の特性は、高圧コンプレッサ効率、低圧入り口温度、バーナ入り口圧力、または前記ガスタービンの出力を含む、請求項12記載の有形持続性機械可読媒体。
  14. 前記1つまたは複数のパターンを特定するために前記データ測定値傾向を解析するための命令は、特定の変化閾値を超える前記データ測定値傾向内のデータ急変を特定するための命令を含む、請求項10記載の有形持続性機械可読媒体。
  15. 前記特定の変化閾値は0.5%よりも大きい、請求項10記載の有形持続性機械可読媒体。
  16. コンピュータプロセッサを介して、可能性のある機械(70)の故障を、
    前記機械(70)の1つまたは複数の特性に関係するデータ測定値傾向を得ることと、
    前記機械(70)内の可能性のある将来の故障を示す1つまたは複数のパターンを特定するために前記データ測定値傾向を解析することとによって予測するステップと、
    前記傾向の前記解析に基づいて故障予測を提供するステップとを含む、方法。
  17. 前記コンピュータプロセッサを介して、前記故障予測の信頼性レベルを判定するステップと、
    前記故障予測の前記信頼性レベルに基づいて制御動作のセットから特定の制御動作を選択するステップとを含む、請求項16記載の方法。
  18. 前記コンピュータプロセッサを介して、前記故障予測の緊急性レベルを判定するステップと、
    前記故障予測の前記緊急性レベルに基づいて制御動作のセットから特定の制御動作を選択するステップとを含む、請求項16記載の方法。
  19. 前記1つまたは複数の特性は、高圧コンプレッサ効率、低圧入り口温度、バーナ入り口圧力、出力、またはそれらの任意の組合せを含む、請求項16記載の方法。
  20. 前記1つまたは複数の特性の2つ以上の比を計算し、前記可能性のある将来の故障を示す前記1つまたは複数のパターンを特定するために前記比を使用するステップを含む、請求項16記載の方法。
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