JP2016066894A - 基地局装置、端末装置、通信方法、および通信システム - Google Patents

基地局装置、端末装置、通信方法、および通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】多数の端末のセルへの収容や、接続処理を効率よく行う基地局装置、端末装置、通信方法及びシステムを提供する。
【解決手段】基地局装置301は、無線端末からの接続要求に応じてアクセス処理を開始する。接続要求を許可すべき1以上の無線端末を選択する端末選択部342と、端末選択部によって選択されたそれぞれの無線端末を特定するための特定情報を生成する特定情報生成部344と、特定情報生成部によって生成された特定情報を端末選択部によって選択された無線端末に送信する特定情報送信部346とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線通信システムの制御技術に関する。
セルラシステムにおける基地局は、端末からの接続要求信号を受信し、応答することによって端末との間の接続を確立する。一般にセルラシステムにおける接続要求は、上りリンクのランダムアクセスチャネル(RACH:Random Access Channel)に対して端末が接続要求信号を送信し、基地局がそれを受信することによって成立する。
しかしながら、接続要求を受け付けるスロット数は有限であるため、複数の端末が、同時刻に同一スロットに対して接続要求信号を送信したときに、基地局において接続要求信号が混信し破棄される場合がある。そこで、セルラシステムにおいては、端末が接続要求信号を破棄されたときに、再度接続要求を行う前にランダム時間だけ待機(バックオフ)させることによって次回の接続要求を分散させる。ランダム待ち時間をバックオフ時間と呼び、このバックオフ時間の最大値として、最大バックオフ時間が定義されている。
将来の無線通信においては、Machine to Machine(M2M)の普及が見込まれており、社会インフラのモニタリングなどに用いられるセンサネットワークのように、非常に多数の端末による接続要求がごく短時間に集中的に行われることが予想される。このようなときに、多数の端末の接続処理をより短時間で完了させる手法が必要となる。
特許文献1では、基地局は優先度の高い端末によるアクセスに備えて、優先度の低い端末による接続要求を拒絶する。また、特許文献2では、端末の優先度に応じてバックオフ時間を変えている。すなわち優先度が高い端末のバックオフ時間を小さくすることによって、優先度の高い端末が接続要求を行える機会を増加させている。
一方、非特許文献1はWebサーバにアクセスが集中したときに、アクセスの優先度に応じて優先制御を行うと共に、優先度が低いアクセスに対して整理券を配布することによって、より短時間で処理を完了させている。
特開2013−258666号公報 特表2013−520103号公報
NTT−AT、"Webアクセスシェイパ3.0"、[online]、[平成26年8月25日検索]、インターネット<URL: http://www.ntt-at.co.jp/product/web-as/>
同時に接続要求を行う端末数が増加したときには、バックオフ時間を適切に設定することによって接続処理を短時間で完了させることができる。しかしながら、同時に接続要求を行う端末数が非常に多い場合には平均バックオフ時間が長くなる。これは、大半の端末が接続を完了した状態で、未接続の端末が必要以上に長く待機してしまうためである。
特許文献1、特許文献2および非特許文献1は、ある基地局に対して非常に多くの端末が同時に接続要求を行ったときに、優先度の高い端末が先に接続されるように優先制御を行うものである。しかしながら、優先度が等しい多数の端末が接続要求を行う場合には、効率よく接続処理を行うことができないという問題がある。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、多数の端末のセルへの収容や、接続処理を効率よく行うことができる基地局装置、端末装置、通信方法、および通信システムを提供することにある。
本発明のある態様は、基地局装置に関する。この基地局装置は、無線端末からの接続要求に応じてアクセス処理を開始する基地局装置であって、接続要求を許可すべき1以上の無線端末を選択する選択部と、前記選択部によって選択されたそれぞれの無線端末を特定するための特定情報を生成する生成部と、前記生成部によって生成された特定情報を前記選択部によって選択された無線端末に送信する送信部とを備える。また、この基地局装置の他の態様は、無線端末からの接続要求に応じてアクセス処理を開始する基地局装置であって、接続要求を許可すべき1以上の無線端末を選択する選択部と、前記選択部によって選択されたそれぞれの無線端末が位置する方向に向けて、接続要求を許可する旨の信号をビームフォーミングするビーム制御部とを備える。
このような態様によると、同時に接続要求可能な端末を制限することによって、端末の接続要求信号の衝突頻度が低減するため、接続処理を短時間に完了することができる。したがって、多数の端末の接続処理を効率よく行うことが可能になる。
本発明の別の態様は、端末装置に関する。この端末装置は、基地局装置との接続を確立するための接続要求信号を送信する無線端末であって、前記基地局装置から送られてくる、接続要求を許可すべき無線端末を特定するための特定情報を受信する受信部と、前記受信部で受信した特定情報にしたがって、接続要求信号を前記基地局装置へ送信する送信部と、を備える。
このような態様によると、端末装置は、基地局装置から送られてくる特定情報にしたがって接続要求信号を送信するため、同時に接続要求を行う端末が削減される。これにより、接続要求信号の衝突頻度が低減するため、短時間に接続を確立することができる。また、端末装置においては、接続要求信号の送信回数が減少するため、消費電力削減の効果も得られる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、多数の端末のセルへの収容や、接続処理を効率よく行うことができる基地局装置、端末装置、通信方法、および通信システムを提供できる。
本発明が適用される無線通信システムの構成例を示す図である。 実施例1にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。 図2の基地局装置の構成例を示す図である。 図2の端末装置の構成例を示す図である。 実施例1にかかる基地局装置の動作例を示すフローチャートである。 実施例1にかかる端末装置の動作例を示すフローチャートである。 実施例1にかかる接続処理率を示す図である。 実施例1にかかる平均接続完了時間を示す図である。 実施例1にかかる接続要求信号の送信回数の累積分布関数を示す図である。 実施例1にかかる接続要求信号の送信回数の累積分布関数を示す図である。 実施例1にかかる接続要求信号の平均送信回数を示す図である。 実施例1にかかる接続要求信号の平均送信回数を示す図である。 実施例1にかかる接続完了時間を示す図である。 実施例1にかかる接続完了時間を示す図である。 実施例2にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。 図12の基地局装置の構成例を示す図である。 実施例2にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。 従来技術にかかる接続処理率の一例を示す図である。
(本発明の概要)
本発明の実施例を説明する前に、まず、本発明の概要を述べる。本発明は、セルラシステムにおける端末装置からの接続要求を分散させるためのアクセス処理技術に関する。本発明にかかるアクセス処理では、同時に接続要求を行う端末数を基地局装置側で適切に制御する手法を提案する。第1の手法は、基地局装置において接続要求を許可すべき1以上の無線端末を選択し、選択したそれぞれの無線端末を特定するための特定情報を生成して、無線端末に送信する。第2の手法は、基地局装置において接続要求を許可すべき1以上の無線端末を選択し、選択したそれぞれの無線端末が位置する方向に向けて、接続要求を許可する旨の信号をビームフォーミングする。これらの手法を適用することにより、同時に接続要求を行う端末数を、基地局装置において最も迅速に処理可能な台数に限定することができる。
図1に、本発明が適用される無線通信システムの構成例を示す。無線通信システム100は、複数の端末装置10と、基地局装置30とを含む。複数の端末装置10は、基地局装置30との間で所定のセルラ方式により無線通信可能な無線端末である。端末装置10が基地局装置30と接続を確立する場合などに、ランダムアクセスが行われる。基地局装置30は、端末装置10からの接続要求に応じてアクセス処理を開始する。
本実施形態では、図1に示すように、非常に多数の端末装置10が1つの基地局装置30に同時に接続要求を行うことを想定する。本実施形態にかかる基地局装置30は、多数の端末装置10からの接続要求が短時間に集中したときに、複数の端末装置10を複数の集合に分割して、各集合ごとに、端末装置10の接続要求を受け付けるようにする。つまり、同時に接続要求を行う端末数を、基地局装置において最も迅速に処理可能な台数に限定することによって、単位時間あたりに接続完了できる端末数を増大し、接続処理をより短時間で完了させるようにする。
一般に、端末装置は、接続要求信号が衝突し破棄されると、再度接続要求を行う前にランダム時間だけ待機させることによって次回の接続要求を分散させる。同時に接続要求を行う端末数が増加したときには、バックオフ時間を適切に設定することによって接続処理を短時間で完了させることができる。しかしながら、同時に接続要求を行う端末数が非常に多い場合には平均バックオフ時間が長くなる。平均バックオフ時間が長ければ、全端末の接続処理の完了までの時間も長くなる。
一例として、従来技術である、バックオフ時間を最適に制御する手法を用いたときの、同時に接続する端末数(台)に対する接続処理率(台/ms)を図15に示す。端末の台数が少ないときには接続処理率も小さいが、端末数が増加するにしたがって増大し、端末数が600台、バックオフ時間0のときに、接続処理率は最大(8.3台/ms)となる。しかし、端末数がさらに増加すると、接続処理率は低下する。バックオフ時間を最適に制御したとしても、端末数が1万台の場合、接続処理率は7.4台/ms程度にとどまる。
本発明は、以上の課題を解決しており、基地局装置が、接続要求を許可する端末装置を分散させることで、接続要求信号の衝突の発生を低減でき、効率よく接続処理を行うことが可能になる。
以下に、本発明にかかる無線通信システムの実施形態について、各実施例にしたがって詳しく説明する。なお、各実施例において、既出の構成、動作については、同じ符号を用いることによってその説明を簡略化する。以下、本明細書において同様である。
本発明の実施例1について、図2乃至図6を用いて説明する。実施例1においては、同時に接続要求を行う端末数を、基地局装置において最も迅速に処理可能な台数に限定するために、最初に、基地局装置のエリア内にある全端末を複数個の集合に分割する。基地局装置は報知チャネル(BCH)を使用して、最初の集合に属する端末が接続要求可能である旨を通知する。端末装置は、BCHを受信して自身が接続要求可能であるかどうかを判断し、可能ならばRACHを用いて接続要求を行う。基地局装置は、接続要求可能な集合に属する全端末の接続処理が完了すると、次の集合に属する端末装置に対し接続要求可能である旨を通知する。基地局装置は、エリア内における全端末の接続処理が完了するまで繰り返す。
具体的には、端末装置が一意に識別可能な固有の番号、例えばIMSI(International Mobile Subscriber Identity)を持っているようなセルラシステムにおいて、IMSIが特定の条件を満たす端末装置にのみ基地局装置が接続要求を許可する手法を提案する。
(無線通信システムの構成例)
図2は、実施例1にかかる第1無線通信システム110の構成例を示す図である。基地局装置301は各端末を識別するための識別子、例えばIMSIの下1桁の値によって接続要求可能な端末を限定する。最初に、IMSIの下一桁が0である端末(図2中の斜線パターンで示す端末装置101)の接続要求のみ受け付ける。基地局装置301はIMSIの下一桁が0である全ての端末装置101が接続要求を完了した後、次はIMSIの下一桁が1である端末の接続要求を受け付ける。このように下一桁が(10進表記で)9あるいは(16進表記で)0xfである端末の接続要求まで完了したら、基地局装置はこの処理を終了してもよい。
(基地局装置の構成例)
図3は、図2の基地局装置301の構成例を示す図である。基地局装置301は、通信部32と、制御部34と、記憶部36とを含む。
通信部32は、記憶部36に記憶された情報を制御部34が使用しながら、自局の通信エリアに属する複数の端末装置101のそれぞれと、所定のセルラ方式を用いてセルラ無線通信を実行する。
制御部34は、端末選択部342と、特定情報生成部344と、特定情報送信部346とを含む。端末選択部342は、同時に接続要求を受け付ける端末数を制御するために、接続要求を許可すべき端末装置101を選択する。端末選択部342は、例えば、所定時間内に受信した接続要求に関する信号の受信電力が所定値よりも大きくなったことを契機として、この選択を行うことができる。例えば、所定値は、単位時間あたりに接続できる端末処理数(台/ms)が最大になる最適点に基づいて設定するとよい。図15によれば、端末数が600台の場合に最適点となるため、600台ずつの集合を形成するように選択するのが好ましいといえる。
特定情報生成部344は、端末選択部342によって選択されたそれぞれの端末装置101を特定するための特定情報を生成する。端末装置101が一意に識別可能な固有の番号、例えばIMSIを持っているようなセルラシステムにおいて、IMSIが満たすべき特定の条件を含む特定情報を生成する。特定の条件とは、IMSIは通常15桁の番号が使われているため、IMSIの下一桁の値などを用いることができる。特定情報は、IMSIの他にも、例えば、TMSI、C−RNTIや様々な種類のRNTI(Radio Network Temporary ID)、電話番号情報、IP address、IMEI(International Mobile Equipment Identity)、あるいはMAC Addressなどを用いて生成してもよい。これらの特定情報は、基地局301みずからが収集してもよいし、端末装置101から収集してもよいし、端末装置101の位置登録情報を管理する外部のネットワーク装置から収集してもよい。収集された特定情報は記憶部36に記憶される。
特定情報送信部346は、特定情報生成部344で生成された特定情報を端末選択部342によって選択された端末装置101に通信部32を介して送信する。これにより、基地局装置301は、特定情報に含まれる特定の条件を満たす端末装置101にのみ接続要求の送信を許可することができる。
例えば、基地局装置301は、最初は、IMSIの下一桁が0である端末装置101の接続要求のみを受け付け、IMSIの下一桁が0である全ての端末装置101が接続要求を完了した後、次はIMSIの下一桁が1である端末装置101の接続要求を受け付ける。このように下一桁が9である端末装置101の接続要求まで完了したら、接続処理を終了する。
(端末装置の構成例)
図4は、図2の端末装置101の構成例を示す図である。端末装置101は、通信部12と、制御部14と、記憶部16と、ユーザインタフェース(ユーザIF)18とを備える。
通信部12は、所定のセルラ方式を用いて、基地局装置301との間で無線により通信を行う。この通信処理は、公知の変復調技術、アンテナ技術が用いられてもよい。また、基地局装置301からの報知チャネル(BCH)を受信することができる。通信部12は、制御部14による制御にしたがって、基地局装置301に対してRACHにより接続要求信号を送信することができる。
記憶部16は、基地局装置301から送信されたデータを記憶し、また、基地局装置301に対して送信すべき、ユーザIF18を通じて得たデータを記憶してもよい。また、記憶部16には、当該端末を一意に識別可能な端末識別情報(IMSI、電話番号など)が記憶されている。ユーザIF18は、画面インタフェースと、操作ボタンやタッチパネルなどのユーザからの入力を受け付ける入力インタフェースと、カメラなどの画像撮像手段を含んでもよい。
制御部14は、例えば、CPUにより構成され、通信部12から受信された情報、または記憶部16に記憶された情報を用いて、各部を統括的に制御する。
制御部14は、基地局装置301と接続を確立するときに、基地局装置301に対して上りリンクのRACHを用いて接続要求信号を、通信部12を介して送信する。基地局装置301からBCHにて特定情報が報知された場合は、制御部14は、この特定情報に含まれる特定の条件を満たす場合にのみ、RACHに接続要求信号を送信するように通信部12を制御する。
(無線通信システムの動作例)
次に、このように構成された実施例1の無線通信システムの動作について説明する。
図5は、実施例1にかかる基地局装置の動作例を示すフローチャートである。図5において、基地局装置301は、初期状態では全ての端末装置101からの接続要求信号を受け付けるように、RACHを受信する(S1a)。基地局装置301は、全ての接続要求信号を受け付けることができたかどうかを判定し(S1b)、できなかった場合は同時に受信する接続要求信号の合計電力が閾値以上であるかを判定する(S1c)。閾値は、単位時間あたりに接続できる端末処理数(台/ms)が最大になるように設定することができる。合計電力が閾値以上である場合に、本発明による端末の接続要求の限定を開始する。
まず、基地局装置301は、i=0に初期化し(S1d)、識別子(例えばIMSIの下一桁)がiの端末装置のみ接続要求の送信を許可する旨を含む特定情報を生成し、BCHを用いて報知する(S1e)。そして、特定情報の送信後、識別子がiの全ての端末装置101からの接続要求信号を受け付けるまで(S1g)、RACHを受信する(S1f)。識別子がiの全ての端末装置101からの接続要求を受け付けると、iが最大値(i=9)に達するまで(S1h)、iを1インクリメントし(S1i)、S1eからS1iまでの処理を繰り返し行う。
このように、基地局装置301は、特定条件(例えば、IMSIの下一桁が0)の全ての対象端末が接続要求を完了したことを判断した後、次の特定条件(例えば、IMSIの下一桁が1)を送信して対象端末の切換えを行う。そして、IMSIの下一桁が9になるまで全ての端末の接続要求が完了すると、本発明による端末の接続要求の限定を終了する。
図6は、実施例1にかかる端末装置の動作例を示すフローチャートである。図6において、端末装置101は、送信すべきデータがある場合に(S2a)、BCHにて送られてくる特定情報を参照して、自身が接続要求を送信可能な端末かどうかを判定する(S2b)。この例では、特定の条件として当該端末装置の識別子がiであるか(例えば、当該端末装置のIMSIの下一桁がiであるか)を確認する。端末装置101は、S2bの判定において、接続要求を送信可能であると判定した場合にのみ、対象端末のときにのみRACHに接続要求信号を基地局装置301に送信する(S2c)。
端末装置101は、SCHを参照して、接続を確立するまで(S2d)、RACHの送信を行う。接続が確立すると、端末装置101は、データ送信を開始し(S2e)、全てのデータを送信するまでデータを送信する(S2f)。全てのデータを送信すると、基地局装置301との接続を切断する(S2g)。
以上述べたように、実施例1によれば、基地局装置から端末識別番号に応じて、接続要求信号を送信可能なタイミングを指定することで、同時に接続する端末数を削減する。これにより、端末の接続要求信号の衝突頻度が低減するため、接続処理を短時間に完了することができる。つまり、同時に接続要求可能な端末を制限することによって、単位時間当たりの接続端末数を増加させることが可能になる。また、端末装置においては、接続要求信号の送信回数が減少するため、消費電力削減の効果も得られる。
(変形例)
さらに、実施例1の変形例として、基地局装置301の端末選択部342は、過去に受け付けた接続要求に関する履歴データに基づいて、接続要求を許可すべき端末装置101を選択することもできる。たとえば、履歴データから、所定期間内の再接続要求回数が少なかった端末や、直近の接続成功から所定時間内しか経過していない端末を伝搬環境が良好であると推定して、その端末を優先的に許可することによって、再接続確率を下げ、もってシステム全体の接続率を向上させるようにしてもよい。あるいは、直近に接続された端末以外の端末を優先的に許可することによって、接続環境の公平性を担保してもよい。あるいは、特定のサービスに加入している、特定の端末能力(UE Capability)を有している、所定時間内のハンドオーバ回数が少ないといったことを条件としてもよい。このようにすることで、基地局装置301は、接続要求信号が送られてきて欲しい端末装置に対し、優先して接続要求を許可することが可能になる。
(効果の説明)
ここで、実施例1による効果を従来技術と比較して説明する。図7、図8、図9A、図9B、図10A、図10B、図11Aおよび図11Bにおいて、実施例1のアクセス制御を行う手法を提案方式と示し、従来のバックオフ時間の最適化のみを行う手法を既存方式として示す。
図7は、同時に接続する端末数に対する接続処理率について、提案方式と既存方式とを比較したグラフである。図7において、横軸に端末数(台)、縦軸に接続処理率(台/ms)を示す。既存方式では、端末数が1万台の場合、接続処理率は7.4台/ms程度にとどまる。これに対し、提案方式では、同時に接続要求可能な端末数を、単位時間あたりに接続できる端末処理数(台/ms)が最大になる最適点に基づいて、制限することにより、端末数が1万台のときの接続処理率を8.2台/msに保つことが可能となる。
図8は、同時に接続する端末数に対する平均接続完了時間について、提案方式と既存方式とを比較したグラフである。図8において、横軸に端末数(台)、縦軸に平均接続完了時間(s)を示す。実施例1の手法を採用することにより、平均接続完了時間を既存方式と比較して10%程度短縮することが可能となる。例えば、同時に接続する端末数が3万台の場合に、提案方式では既存方式より0.5秒程度の短縮が可能になる。
次に、提案方式と既存方式とにおける前提条件を最適化して比較する。前提条件1は、端末数が1000台のときに、提案方式は1000台の端末を2つの集合に分割し、既存方式はバックオフ時間を10msに設定する。前提条件2は、端末数が3000台のときに、提案方式は3000台の端末を5つの集合に分割し、既存方式はバックオフ時間を60msに設定する。
図9Aおよび図9Bは、接続要求信号の送信回数の累積分布関数について、提案方式と既存方式とを比較したグラフである。図9Aは前提条件1の場合を示し、図9Bは前提条件2の場合を示す。図9Aおよび図9Bにおいて、横軸に接続要求の送信回数(回)、累積確率密度を示す。全体的に、既存方式と比較して、提案方式の方が送信回数が少ないことがわかる。また、累積確率90%値における接続要求の送信回数は、図9Aの端末数1000台の場合は、提案方式では4.5回、既存方式では6.5回、図9Bの端末数3000台の場合は、提案方式では5.0回、既存方式では7.0回となり、およそ2.0回の差となる。
図10Aおよび図10Bは、端末数に対する接続要求信号の平均送信回数について、提案方式と既存方式とを比較したグラフである。図10Aは前提条件1の場合を示し、図10Bは前提条件2の場合を示す。図10Aおよび図10Bにおいて、横軸に、端末数(台)を示し、縦軸に接続要求の平均送信回数(回)を示す。図10Aおよび図10Bによれば、提案方式では端末数が多いときに平均送信回数を既存方式の2/3〜1/2に低減できている。端末数が少ないときも提案方式は既存方式よりも平均送信回数が少ないことがわかる。図10Aによれば、端末数が1000台の場合の平均送信回数は、提案方式は2.8回、既存方式は4.2回となる。図10Bによれば、端末数が3000台の場合の平均送信回数は、提案方式は3.4回、既存方式は4.8回となる。平均送信回数は、いずれの場合も、提案方式の方が既存方式より1.4回少なくなっている。
図11Aおよび図11Bは、端末数に対する全端末の接続完了時間について、提案方式と既存方式とを比較したグラフである。図11Aは前提条件1の場合を示し、図11Bは前提条件2の場合を示す。図11Aおよび図11Bにおいて、横軸に、端末数(台)を示し、縦軸に全端末の接続完了時間(ms)を示す。ここでは、端末数が前提条件の最大2倍まで変動することを想定する。提案方式では、端末数が予測の2倍(図11Aでは端末数2000台、図11Bでは端末数6000台)になったときに、提案方式は既存方式の3/4の時間で全端末の接続を完了することができている。
本発明の実施例2について、図12乃至図14を用いて説明する。実施例2では、セルラシステムにおいて、基地局装置が任意にビームの方向を変更できるアンテナを持っているときに、基地局装置がビームを向けた方向に位置する端末装置にのみ接続要求を許可する手法を提案する。同時に接続要求を行う端末数を、基地局装置において最も迅速に処理可能な台数に限定するために、最初に、基地局装置の通信可能範囲を複数個の通信エリアに分割する。そして、基地局装置はビームフォーミングにより接続許可にかかるシグナリング信号の指向性を制御し、最初の通信エリアに位置する端末装置からの接続要求のみを受け付ける。基地局装置は、接続要求可能な通信エリアに位置する全端末の接続処理が完了すると、次の通信エリアに位置する端末装置に対し接続要求可能である旨を通知する。基地局装置の通信可能範囲内における全端末の接続処理が完了するまで繰り返す。
(無線通信システムの構成例)
図12は、実施例2にかかる第2無線通信システム120の構成例を示す図である。基地局装置302は接続許可にかかるシグナリング信号を特定の方向にビームフォーミングし、ビームの圏内に入った端末(図12中の斜線パターンで示す端末装置102)の接続要求のみ受け付ける。基地局装置301はある特定の方向の全ての端末装置102が接続要求を完了した後、次は異なる方向にビームフォーミングし、ビーム圏内に入った端末の接続要求を受け付ける。このように全ての方位方向の端末の接続要求まで完了したら、基地局装置はこの処理を終了する。端末装置102は、基地局装置302との接続が完了するまで、RACHを用いて接続要求信号を送信し続ける。つまり、端末装置102については、既存の端末が利用可能であるため、詳しい説明は省略する。
(基地局装置の構成例)
図13は、図12の基地局装置302の構成例を示す図である。基地局装置302は、通信部32と、制御部34と、記憶部36とを含む。なお、図13において、実施例1の図3と異なる点は、制御部34の構成にあるため、基地局装置302の制御部34を中心に説明を行う。
制御部34は、端末選択部342と、ビーム制御部348とを含む。端末選択部342は、同時に接続要求を受け付ける端末数を制御するために、接続要求を許可すべき端末装置101を選択する。ここでは、端末選択部342は、当該基地局装置の通信可能範囲を1以上の通信エリアに区分して、いずれか1つ以上の通信エリアを選択することで、接続要求を許可すべき1以上の無線端末を選択する。なお、端末選択部342は、例えば、所定時間内に受信した接続要求に関する信号の受信電力が所定値よりも大きくなったことを契機として、この選択を行ってもよい。
ビーム制御部348は、端末選択部342によって選択されたそれぞれの無線端末が位置する方向に向けて、接続要求を許可する旨の信号をビームフォーミングする。例えば、方位方向に複数の通信エリアに区分されている場合、ビーム制御部348は、通信エリアごとに、接続許可にかかるシグナリング信号をビームフォーミングし、ビームの圏内に入った端末装置102のみの接続要求信号を受け付けるようにする。
(無線通信システムの動作例)
次に、このように構成された実施例2にかかる無線通信システムの動作について説明する。
図14は、実施例2にかかる基地局装置の動作例を示すフローチャートである。上記実施例1のS1a〜S1cと同様に、基地局装置301は、初期状態では全ての端末装置101からの接続要求信号を受け付けるように、RACHを受信する(S3a)。基地局装置301は、全ての接続要求信号を受け付けることができたかどうかを判定し(S3b)、できなかった場合は同時に受信する接続要求信号の合計電力が閾値以上であるかを判定する(S3c)。閾値は、単位時間あたりに接続できる端末処理数(台/ms)が最大になるように設定することができる。合計電力が閾値以上である場合に、本発明による端末の接続要求の限定を開始する。
まず、基地局装置302は、i=0に初期化し(S3d)、接続許可にかかるシグナリング信号の指向性を方向iの通信エリアに向ける(S3e)。そして、この通信エリアに含まれる全ての端末装置102からの接続要求信号を受け付けるまで(S3g)、RACHを受信する(S3f)。この通信エリアに含まれる全ての端末装置102からの接続要求を受け付けると、iが最大値に達するまで(S3h)、iを1インクリメントし(S3i)、S3eからS3iまでの処理を繰り返し行う。
このように、基地局装置301はビームフォーミングを行い、ビームが向いている方向の端末装置102からの接続要求のみを受け付ける。基地局装置301は対象端末の接続要求が完了した後にビームの方向を変更する。全てのビーム方向における対象端末の接続要求が完了したときに、本発明による端末の接続要求の限定を終了する。
以上述べたように、実施例2によれば、基地局装置が特定の方向にビームフォーミングし、ビームの圏内に入った端末の接続要求のみを受け付けることで、同時に接続する端末数を削減する。これにより、端末の接続要求信号の衝突頻度が低減するため、接続処理を短時間に完了することができる。つまり、実施例1と同様に、同時に接続要求可能な端末を制限することによって、単位時間当たりの接続端末数を増加させることが可能になる。また、端末装置においては、特別な改変が必要なく、既存の端末をそのまま利用できるという利点がある。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。本発明は上述した実施例並びに各実施例の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々に変形して実施をすることが可能である。上記実施例は例示であり、各実施例を組み合わせるなどして、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
100…無線通信システム、10、101、102…端末装置、30、102、103…基地局装置、12…通信部、14…制御部、16…記憶部、18…ユーザIF、32…通信部、34…制御部、342…端末選択部、344…特定情報生成部、346…特定情報送信部、348…ビーム制御部、36…記憶部、110…第1無線通信システム、120…第2無線通信システム。

Claims (9)

  1. 無線端末からの接続要求に応じてアクセス処理を開始する基地局装置であって、
    接続要求を許可すべき1以上の無線端末を選択する選択部と、
    前記選択部によって選択されたそれぞれの無線端末を特定するための特定情報を生成する生成部と、
    前記生成部によって生成された特定情報を前記選択部によって選択された無線端末に送信する送信部と、
    を備える基地局装置。
  2. 前記生成部は、前記選択部によって選択された無線端末の端末識別番号をもとに、特定情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  3. 無線端末からの接続要求に応じてアクセス処理を開始する基地局装置であって、
    接続要求を許可すべき1以上の無線端末を選択する選択部と、
    前記選択部によって選択されたそれぞれの無線端末が位置する方向に向けて、接続要求を許可する旨の信号をビームフォーミングするビーム制御部と、
    を備える基地局装置。
  4. 前記選択部は、当該基地局装置の通信可能範囲を1以上の通信エリアに区分して、いずれか1つ以上の通信エリアを選択することで、接続要求を許可すべき1以上の無線端末を選択する
    ことを特徴とする請求項2に記載の基地局装置。
  5. 前記選択部は、所定時間内に受信した接続要求に関する信号の受信電力が所定値よりも大きくなったことを契機として、接続要求を許可すべき無線端末を選択する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の基地局装置。
  6. 前記選択部は、過去に選択したすべての無線端末からの接続要求を受け付けた場合、他の無線端末を新たに選択する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の基地局装置。
  7. 基地局装置との接続を確立するための接続要求信号を送信する無線端末であって、
    前記基地局装置から送られてくる、接続要求を許可すべき無線端末を特定するための特定情報を受信する受信部と、
    前記受信部で受信した特定情報にしたがって、接続要求信号を前記基地局装置へ送信する送信部と、
    を備える端末装置。
  8. 無線端末からの接続要求に応じてアクセス処理を開始する基地局装置に用いられる通信方法であって、
    接続要求を許可すべき1以上の無線端末を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップによって選択されたそれぞれの無線端末を特定するための特定情報を生成する生成ステップと、
    前記生成ステップによって生成された特定情報を前記選択ステップによって選択された無線端末に送信する送信ステップと、
    を有する通信方法。
  9. 複数の無線端末と、前記複数の無線端末からの接続要求に応じてアクセス処理を開始する基地局装置とを備える通信システムであって、
    前記基地局装置は、
    接続要求を許可すべき1以上の端末装置を選択する選択部と、
    前記選択部によって選択されたそれぞれの無線端末を特定するための特定情報を生成する生成部と、
    前記生成部によって生成された特定情報を前記選択部によって選択された無線端末に送信する送信部と、
    を備え、
    前記無線端末は、
    前記基地局装置から送られてくる、前記特定情報を受信する受信部と、
    前記受信部で受信した特定情報にしたがって、接続要求信号を前記基地局装置へ送信する送信部と、
    を備える通信システム。

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