JP2016066227A - 非互換検出装置、非互換検出方法、及びプログラム - Google Patents

非互換検出装置、非互換検出方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示データの表示に関する複数のブラウザ間での非互換を効率的に検出すること。【解決手段】非互換検出装置は、同一の表示データに関する複数のブラウザのそれぞれの表示結果における、前記表示データに含まれる複数の表示要素のそれぞれの表示領域を示す表示領域情報を取得する取得部と、前記ブラウザごとに、前記取得部によって当該ブラウザに関して取得された表示領域情報に基づいて、前記複数の表示要素の中で水平方向に相互に並列する表示要素の組み合わせを特定する特定部と、前記特定部によっていずれかのブラウザに関して特定され、他のいずれかのブラウザに関して特定されない組み合わせに含まれる表示要素を、前記ブラウザ間の非互換部分として検出する検出部と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、非互換検出装置、非互換検出方法、及びプログラムに関する。
インターネットの普及ととともに、インターネットを介して取得されるHTML文書を表示させるWebブラウザの種類が増加している。Webブラウザの種類に加え、Webブラウザのバージョン及び動作OS等の違いを考慮すると多数の組み合わせが存在する。
特開2003−178081号公報 特開2001−166981号公報 特開2011−8622号公報
しかしながら、各Webブラウザは、相互に描画特性が異なったり、独自の拡張機能を有していたりする。また、HTMLに関してWebブラウザごとに解釈が異なる定義が有る。その結果、同一のHTML文書について、Webブラウザごとに表示結果が異なる場合が有る。
図1は、同一のHTML文書についてWebブラウザごとに表示結果が異なる例を示す図である。
図1において、(A)は、WebブラウザAによる或るHTML文書の表示結果を示す。(B)は、WebブラウザBによる当該HTML文書の表示結果を示す。(C)は、WebブラウザCによる当該HTML文書の表示結果を示す。
(A)は、各HTML要素が期待通り表示されている例である。この場合、例えば、当該HTML文書の表示結果の横幅が、Webブラウザの描画領域の横幅よりも広い時、水平方向において一部が隠蔽されるが、その部分は、水平スクロールバーの操作によって可視化される。(B)は、本文領域とサイドメニュー領域との水平方向における並列関係が維持されずに、本文領域が、サイドメニュー領域よりも下に移動してしまっている例である。(C)は、本文領域とサイドメニュー領域との水平方向における並列関係が維持されずに、サイドメニュー領域が、本文領域よりも下に移動してしまっている例である。
このようなレイアウトの崩れは、本来であれば、水平方向において相互に並列すべきHTML要素群のうちのいずれかのHTML要素が、垂直方向に移動する(他のHTML要素の下に回り込む)ことによって発生することが多い。
そのため、HTML文書の作成者は、各Webブラウザにおいて自らの意図した通りにHTML文書が表示されるか否か、すなわち、各Webブラウザ間でHTML文書の表示結果が同じになるか否かについて、テストの実施が要求される。
現状では、各WebブラウザにおいてHTML文書を実際に表示させ、表示結果が他のWebブラウザと一致するか否かが目視で確認されることでテストが行われるのが一般的であり、作業効率が悪い。
そこで、一側面では、表示データの表示に関する複数のブラウザ間での非互換を効率的に検出することを目的とする。
一つの案では、非互換検出装置は、同一の表示データに関する複数のブラウザのそれぞれの表示結果における、前記表示データに含まれる複数の表示要素のそれぞれの表示領域を示す表示領域情報を取得する取得部と、前記ブラウザごとに、前記取得部によって当該ブラウザに関して取得された表示領域情報に基づいて、前記複数の表示要素の中で水平方向に相互に並列する表示要素の組み合わせを特定する特定部と、前記特定部によっていずれかのブラウザに関して特定され、他のいずれかのブラウザに関して特定されない組み合わせに含まれる表示要素を、前記ブラウザ間の非互換部分として検出する検出部と、を有する。
一側面によれば、表示データの表示に関する複数のブラウザ間での非互換を効率的に検出することができる。
同一のHTML文書についてWebブラウザごとに表示結果が異なる例を示す図である。 本発明の実施の形態における非互換検出装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における非互換検出装置の機能構成例を示す図である。 非互換検出装置が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 本実施の形態における並列関係を説明するための図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図2は、本発明の実施の形態における非互換検出装置のハードウェア構成例を示す図である。図2の非互換検出装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、インタフェース装置105、表示装置106、及び入力装置107等を有する。
非互換検出装置10での処理を実現するプログラムは、記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って非互換検出装置10に係る機能を実現する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置106はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置107はキーボード及びマウス等であり、様々な操作指示を入力させるために用いられる。
なお、記録媒体101の一例としては、CD−ROM、DVDディスク、又はUSBメモリ等の可搬型の記録媒体が挙げられる。また、補助記憶装置102の一例としては、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等が挙げられる。記録媒体101及び補助記憶装置102のいずれについても、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に相当する。
図3は、本発明の実施の形態における非互換検出装置の機能構成例を示す図である。図3において、非互換検出装置10は、2以上のWebブラウザ11、表示制御部12、表示位置取得部13、並列関係特定部14、非互換検出部15、及び出力部16等を有する。これら各部は、非互換検出装置10にインストールされた1以上のプログラムが、CPU104に実行させる処理により実現される。非互換検出装置10は、また、HTML文書記憶部121及び非互換情報記憶部122等を利用する。これら各記憶部は、補助記憶装置102、又は非互換検出装置10にネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現可能である。
Webブラウザ11は、HTML文書の表示を制御する。各Webブラウザ11は、例えば、相互に異なる種類のWebブラウザである。本実施の形態において、各Webブラウザ11は、HTML文書記憶部121に記憶されているHTML文書を表示する。すなわち、HTML文書記憶部121には、評価対象のHTML文書が記憶されている。但し、評価対象のHTML文書は、非互換検出装置10にネットワークを介して接続されるWebサーバからダウンロードされてもよい。なお、評価対象のHTML文書とは、本実施の形態において、その表示結果についてWebブラウザ11間の非互換の検出対象とされるHTML文書をいう。
表示制御部12は、評価対象のHTML文書を各Webブラウザ11に表示させる。表示位置取得部13は、各Webブラウザ11による評価対象のHTML文書の表示結果における各HTML要素の表示位置(表示領域)の座標情報を取得する。HTML要素は、HTML文書を構成する要素であり、例えば、画像、文字列、及びブロックレベル要素等を含む。ブロックレベル要素とは、見出し、段落等、文書を構成する基本又は骨組みとなる要素である。
並列関係特定部14は、Webブラウザ11ごとに、評価対象のHTML文書に含まれるHTML要素群の中で、当該Webブラウザ11による表示結果において並列関係を有するHTML要素の組み合わせを特定する。例えば、並列関係特定部14は、表示位置取得部13によって座標情報が取得された全てのHTML要素からの2つのHTML要素ごとの全ての組み合わせについて、Webブラウザ11ごとに、並列関係の有無を判定する。なお、並列関係を有するとは、水平方向において相互に並列(又は隣接)することをいう。
非互換検出部15は、並列関係特定部14による特定結果等に基づいて、HTML文書に含まれるHTML要素の表示に関するWebブラウザ11間における非互換を検出する。例えば、非互換検出部15は、並列関係特定部14によって、いずれかのWebブラウザ11に関して並列関係が特定され、他のいずれかのWebブラウザ11に関して並列関係が特定されない組み合わせに含まれるHTML要素を、Webブラウザ11間の非互換部分として検出する。非互換検出部15は、非互換が検出されたHTML要素に関する情報を、非互換情報記憶部122に記憶する。
出力部16は、非互換が検出されたHTML要素に関する情報を、例えば、表示装置106に表示する。
以下、非互換検出装置10が実行する処理手順について説明する。図4は、非互換検出装置が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS101において、表示制御部12は、評価対象の同一のHTML文書を2種類の比較対象のWebブラウザ11によって表示させる。例えば、表示制御部12は、各Webブラウザ11に対して、評価対象のHTML文書のURL(Uniform Resource Locator)を入力する。各Webブラウザ11は、入力されたURLに係るHTML文書をHTML文書記憶部121から取得し、取得されたHTML文書を表示する。2種類のWebブラウザ11のうち、いずれか一方は、正しい表示結果、すなわち、HTML文書の作成者の意図した通りの表示結果が得られるものであることが望ましい。
なお、表示制御部12は、各Webブラウザ11によるHTML文書の表示後、各Webブラウザ11の描画領域を共通のサイズに変更してもよい。この際、当該描画領域の幅及び高さのうち、幅のみが変更されてもよい。図1に示したようなレイアウトの崩れは、HTML文書の表示結果(表示画像)の幅が、Webブラウザ11の描画領域の幅よりも大きい場合に発生する可能性が高いからである。
続いて、表示位置取得部13は、2種類のWebブラウザ11によるそれぞれの表示結果(表示画像)における、HTML文書内の各HTML要素の表示位置(表示領域)を示す座標情報(以下、「表示座標」という。)を取得する(S102)。
各HTML要素の表示座標は、例えば、各HTML要素の外接矩形(例えば、最小外接矩形)の左上頂点及び右下頂点の座標値でもよい。斯かる表示座標は、例えば、特開2010−39815号公報に記載された方法を用いて取得されてもよい。すなわち、HTML文書の表示結果を画面キャプチャし、画面キャプチャによって得られた画像を解析することにより、各HTML要素の表示座標が取得されてもよい。
具体的には、表示位置取得部13は、HTML文書に含まれるHTML要素群のうち、表示座標の取得対象とする一つのHTML要素の色が黒となり、他の全てのHTML要素の色が白となるように、HTML文書を改変し、改変後のHTML文書を各Webブラウザ11によって表示させる。続いて、表示位置取得部13は、各表示結果を画面キャプチャして得られた画像を画像処理して、黒で表示されたHTML要素の表示座標を取得する。この際、一つのHTML要素だけが黒で表示されるため、表示結果のうちの黒色の領域が、黒色に変化させたHTML要素であると分かる。この手順を、全てのHTML要素に対して繰り返すことにより、全てのHTML要素のそれぞれの表示座標を取得することができる。このようにして、HTML文書を構成する各HTML要素に関する表示座標を取得することができる。
なお、ステップS102では、比較対象の2種類のWebブラウザ11の表示結果ごとに、各HTML要素の表示座標が取得される。また、ステップS101及びS102は、各Webブラウザ11に関して並列的に実行されてもよいし、直列的に実行されてもよい。
また、表示座標の取得対象は、div要素、見出し要素、及び段落要素等のブロックレベル要素、並びにimg要素及びspam要素等のインライン要素とされてもよい。ブロックレベル要素の表示座標が取得されることで、ブロック領域の表示位置についても、Webブラウザ11間の非互換を検出できるようになる。
続いて、並列関係特定部14は、表示座標が取得された複数のHTML要素のうちの任意の二つを並列関係の有無の判定対象として選択する(S103)。続いて、並列関係特定部14は、選択された二つのHTML要素について、各Webブラウザ11によるそれぞれの表示結果ごとに、並列関係(又は隣接関係)を有するか否かを判定する(S104)。
図5は、本実施の形態における並列関係を説明するための図である。図5において(1)〜(3)は、HTML要素e0とHTML要素e1とが並列関係を有すると判定される例である。
すなわち、本実施の形態では、二つのHTML要素が、水平方向の範囲において重複部分(又は干渉部分)を有さず、一方のHTML要素の垂直方向の範囲が、他方のHTML要素の垂直方向の範囲に含まれる場合、当該二つのHTML要素は並列関係を有すると判定される。
並列関係の有無の判定は、以下のように行われてもよい。
二つのHTML要素のうちの一方のHTML要素の表示座標(左上頂点の座標値と右下頂点の座標値)が、(left0,top0)−(right0,bottom0)であり、他方のHTML要素の表示座標が、(left1,top1)−(right1,bottom1)である場合、以下の条件1及び条件2の双方が満たされれば、当該二つのHTML要素は、並列関係を有すると判定される。なお、HTML要素の表示座標の座標系は、図5の(1)に示される通りである。
条件1:(α1≦left1−right0≦α2)又は(α1≦left0−right1≦α2)
条件2:(β≦top1−top0 かつ β≦bottom0−bottom1)又は(β≦top0−top1 かつ β≦bottom1−bottom0)
なお、上記の条件1及び条件2では、一方のHTML要素と他方のHTML要素との左右関係は、限定されていない。
条件1は、一方HTML要素の表示領域と他方のHTML要素の表示領域とが水平方向の範囲において重複部分を有さないことを示す条件である。すなわち、条件1は、一方のHTML要素の表示領域の左端又は右端と、他方のHTML要素の表示領域の右端又は左端とが、接するか、又は離れていることを示す条件である。なお、条件1におけるα1及びα2は、条件の判定に用いられる座標の誤差を許容するための定数である。通常、α1は、小さな負数であり、α2は、小さな正数である。
条件2は、一方のHTML要素の垂直方向の範囲が、他方のHTML要素の垂直方向の範囲に含まれることを示す条件である。なお、条件2におけるβについても、条件の判定に用いられる座標の誤差を許容するため定数である。通常、βは、小さな負数である。
なお、条件2については、緩和されてもよい。例えば、図5の(4)に示されるHTML要素e0とHTML要素e1とについて、垂直方向の範囲の重複部分が、少なくともいずれか一方のHTML要素の高さに対して所定の割合以上であるという条件が、条件2の代わりに用いられてもよい。なお、条件2において、当該所定の割合は100%である。
なお、Webブラウザ11によるHTML文書の表示において、各HTML要素が相互に重複しないことが保証されるのであれば、条件1は、並列関係を満たすための条件から除去されてもよい。
続いて、非互換検出部15は、二つのHTML要素の並列関係の有無の判定結果が、Webブラウザ11ごとに異なるか否かを判定する(S105)。Webブラウザ11ごとの判定結果が異なる場合、すなわち、一方のWebブラウザ11に関しては並列関係を有すると判定され、他方のWebブラウザ11に関しては並列関係を有さないと判定された場合(S105でYes)、非互換検出部15は、並列関係を有さないと判定されたWebブラウザ11の表示結果に係る、二つのHTML要素それぞれの表示座標について、以下の条件3が満たされるか否かを判定する(S106)。
条件3:γ≦top1−bottom0 又は γ≦top0−bottom1
すなわち、下方のHTML要素の表示領域のY座標の最小値と、上方のHTML要素の表示領域の上辺のY座標の最大値と差が、下方のHTML要素の高さ以上であるか否かが判定される。例えば、図1の(B)又は(C)における、サイドメニュー領域と本文領域とは、条件3を満たす。
なお、条件3は、一方のHTML要素の上辺のY座標値が、他方のHTML要素の底辺のY座標値以下であることを示す条件であるともいえる。又は、条件3は、一方のHTML要素の垂直方向の範囲の全部が、他方のHTML要素の垂直方向の範囲よりも下であることを示す条件であるともいえる。すなわち、条件3は、一方のHTML要素が、他方のHTML要素の下に回り込んでいる否かを判定するための条件である。なお、条件3におけるγについても、条件の判定に用いられる座標の誤差を許容するため定数である。通常、γは、小さな負数である。
条件3が満たされる場合(S106でYes)、非互換検出部15は、並列関係の判定対象の二つのHTML要素それぞれの情報を対応付けて非互換情報記憶部122に記憶する(S107)。すなわち、当該二つのHTML要素の表示に関して、二つのWebブラウザ11の間に非互換が有ることが検出される。非互換情報記憶部122に記憶される情報は、例えば、当該二つのHTML要素の識別情報である。当該識別情報は、XPathの値であってもよい。又は、当該識別情報は、評価対象のHTML文書中における行数及びタグ名等であってもよい。
なお、Webブラウザ11ごとの並列関係の判定結果が一致する場合(S105でNo)、又はWebブラウザ11ごとの並列関係の判定結果が相互に異なるが、条件3が満たされない場合(S106でNo)、ステップS107は実行されない。
続いて、並列関係特定部14は、表示座標が取得されたHTML要素群の中からの二つのHTML要素の全ての組み合わせについて並列関係の有無の判定が実行されたか否かを判定する(S108)。未判定の組み合わせが有る場合(S108でNo)、当該組み合わせについてステップS103以降が繰り返される。未判定の組み合わせが無い場合(S108でYes)、出力部16は、いずれかのHTML要素に関する情報が非互換情報記憶部122に記憶されているか否かを判定する(S109)。すなわち、二つのWebブラウザ11の間に、非互換が検出されたか否かが判定される。
いずれかのHTML要素の情報が非互換情報記憶部122に記憶されている場合(S109でYes)、出力部16は、当該HTML要素に関する情報を出力する(S110)。例えば、当該HTML要素に関する情報が、表示装置106に表示される。この際、出力部16は、評価対象のHTML文書中における、当該HTML要素に関する定義部分を特定し、当該定義部分が強調表示されるように、HTML文書(HTMLソースコード)を表示してもよい。
なお、非互換検出装置10は、評価対象のHTML文書及び比較対象の二つのWebブラウザ11を変えずにステップS101以降を繰り返してもよい。この場合、表示制御部12は、ステップS101において、各Webブラウザ11の描画領域のサイズを、前回と異なるサイズに変更してもよい。例えば、各Webブラウザ11の幅が、前回よりも小さくされてもよい。そうすることにより、前回検出されなかった非互換(レイアウト崩れ)が検出される可能性が有る。また、各Webブラウザ11の描画領域のサイズの変更は、段階的に複数回にわたって行われてもよい。この場合、ステップS101以降が複数回実行されればよい。
上述したように、本実施の形態によれば、比較対象の各Webブラウザ11による実際の表示結果に基づいて、同一のHTML文書に関して、いずれかのWebブラウザ11におけるレイアウト崩れを自動的に検出することができる。
したがって、HTML文書の表示に関する複数のブラウザ間での非互換を効率的に検出することができる。
なお、本実施の形態において、HTML文書は、表示データの一例である。HTML要素は、表示要素の一例である。すなわち、HTML文書以外の表示データであって、複数の表示要素を含む表示データに関して、本実施の形態が適用されてもよい。この場合、Webブラウザ11の代わりに、当該表示データに適したブラウザが用いられてもよい。
また、表示位置取得部13は、取得部の一例である。並列関係特定部14は、特定部の一例である。非互換検出部15は、検出部の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
同一の表示データに関する複数のブラウザのそれぞれの表示結果における、前記表示データに含まれる複数の表示要素のそれぞれの表示領域を示す表示領域情報を取得する取得部と、
前記ブラウザごとに、前記取得部によって当該ブラウザに関して取得された表示領域情報に基づいて、前記複数の表示要素の中で水平方向に相互に並列する表示要素の組み合わせを特定する特定部と、
前記特定部によっていずれかのブラウザに関して特定され、他のいずれかのブラウザに関して特定されない組み合わせに含まれる表示要素を、前記ブラウザ間の非互換部分として検出する検出部と、
を有することを特徴とする非互換検出装置。
(付記2)
前記特定部は、第一の表示要素の垂直方向の範囲に第二の表示要素の垂直方向の範囲が含まれる場合に、前記第一の表示要素と前記第二の表示要素とは水平方向に相互に並列すると判定する、
ことを特徴とする付記1記載の非互換検出装置。
(付記3)
前記検出部は、前記特定部によっていずれかのブラウザに関して特定され、他のブラウザに関して特定されない組み合わせの中で、前記他のブラウザに関して、当該組み合わせに含まれるいずれかの表示要素の表示領域の全部が、当該組み合わせに含まれる他の表示要素の表示領域よりも下である組み合わせに含まれる表示要素を、前記ブラウザ間の非互換部分として検出する、
ことを特徴とする付記1又は2記載の非互換検出装置。
(付記4)
コンピュータが、
同一の表示データに関する複数のブラウザのそれぞれの表示結果における、前記表示データに含まれる複数の表示要素のそれぞれの表示領域を示す表示領域情報を取得し、
前記ブラウザごとに、前記取得する処理において当該ブラウザに関して取得された表示領域情報に基づいて、前記複数の表示要素の中で水平方向に相互に並列する表示要素の組み合わせを特定し、
前記特定する処理においていずれかのブラウザに関して特定され、他のいずれかのブラウザに関して特定されない組み合わせに含まれる表示要素を、前記ブラウザ間の非互換部分として検出する、
処理を実行することを特徴とする非互換検出方法。
(付記5)
前記特定する処理は、第一の表示要素の垂直方向の範囲に第二の表示要素の垂直方向の範囲が含まれる場合に、前記第一の表示要素と前記第二の表示要素とは水平方向に相互に並列すると判定する、
ことを特徴とする付記4記載の非互換検出方法。
(付記6)
前記検出する処理は、前記特定する処理においていずれかのブラウザに関して特定され、他のブラウザに関して特定されない組み合わせの中で、前記他のブラウザに関して、当該組み合わせに含まれるいずれかの表示要素の表示領域の全部が、当該組み合わせに含まれる他の表示要素の表示領域よりも下である組み合わせに含まれる表示要素を、前記ブラウザ間の非互換部分として検出する、
ことを特徴とする付記4又は5記載の非互換検出方法。
(付記7)
コンピュータに、
同一の表示データに関する複数のブラウザのそれぞれの表示結果における、前記表示データに含まれる複数の表示要素のそれぞれの表示領域を示す表示領域情報を取得し、
前記ブラウザごとに、前記取得する処理において当該ブラウザに関して取得された表示領域情報に基づいて、前記複数の表示要素の中で水平方向に相互に並列する表示要素の組み合わせを特定し、
前記特定する処理においていずれかのブラウザに関して特定され、他のいずれかのブラウザに関して特定されない組み合わせに含まれる表示要素を、前記ブラウザ間の非互換部分として検出する、
処理を実行させるプログラム。
(付記8)
前記特定する処理は、第一の表示要素の垂直方向の範囲に第二の表示要素の垂直方向の範囲が含まれる場合に、前記第一の表示要素と前記第二の表示要素とは水平方向に相互に並列すると判定する、
ことを特徴とする付記7記載のプログラム。
(付記9)
前記検出する処理は、前記特定する処理においていずれかのブラウザに関して特定され、他のブラウザに関して特定されない組み合わせの中で、前記他のブラウザに関して、当該組み合わせに含まれるいずれかの表示要素の表示領域の全部が、当該組み合わせに含まれる他の表示要素の表示領域よりも下である組み合わせに含まれる表示要素を、前記ブラウザ間の非互換部分として検出する、
ことを特徴とする付記7又は8記載のプログラム。
10 非互換検出装置
11 Webブラウザ
12 表示制御部
13 表示位置取得部
14 並列関係特定部
15 非互換検出部
16 出力部
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
106 表示装置
107 入力装置
121 HTML文書記憶部
122 非互換情報記憶部
B バス

Claims (5)

  1. 同一の表示データに関する複数のブラウザのそれぞれの表示結果における、前記表示データに含まれる複数の表示要素のそれぞれの表示領域を示す表示領域情報を取得する取得部と、
    前記ブラウザごとに、前記取得部によって当該ブラウザに関して取得された表示領域情報に基づいて、前記複数の表示要素の中で水平方向に相互に並列する表示要素の組み合わせを特定する特定部と、
    前記特定部によっていずれかのブラウザに関して特定され、他のいずれかのブラウザに関して特定されない組み合わせに含まれる表示要素を、前記ブラウザ間の非互換部分として検出する検出部と、
    を有することを特徴とする非互換検出装置。
  2. 前記特定部は、第一の表示要素の垂直方向の範囲に第二の表示要素の垂直方向の範囲が含まれる場合に、前記第一の表示要素と前記第二の表示要素とは水平方向に相互に並列すると判定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の非互換検出装置。
  3. 前記検出部は、前記特定部によっていずれかのブラウザに関して特定され、他のブラウザに関して特定されない組み合わせの中で、前記他のブラウザに関して、当該組み合わせに含まれるいずれかの表示要素の表示領域の全部が、当該組み合わせに含まれる他の表示要素の表示領域よりも下である組み合わせに含まれる表示要素を、前記ブラウザ間の非互換部分として検出する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の非互換検出装置。
  4. コンピュータが、
    同一の表示データに関する複数のブラウザのそれぞれの表示結果における、前記表示データに含まれる複数の表示要素のそれぞれの表示領域を示す表示領域情報を取得し、
    前記ブラウザごとに、前記取得する処理において当該ブラウザに関して取得された表示領域情報に基づいて、前記複数の表示要素の中で水平方向に相互に並列する表示要素の組み合わせを特定し、
    前記特定する処理においていずれかのブラウザに関して特定され、他のいずれかのブラウザに関して特定されない組み合わせに含まれる表示要素を、前記ブラウザ間の非互換部分として検出する、
    処理を実行することを特徴とする非互換検出方法。
  5. コンピュータに、
    同一の表示データに関する複数のブラウザのそれぞれの表示結果における、前記表示データに含まれる複数の表示要素のそれぞれの表示領域を示す表示領域情報を取得し、
    前記ブラウザごとに、前記取得する処理において当該ブラウザに関して取得された表示領域情報に基づいて、前記複数の表示要素の中で水平方向に相互に並列する表示要素の組み合わせを特定し、
    前記特定する処理においていずれかのブラウザに関して特定され、他のいずれかのブラウザに関して特定されない組み合わせに含まれる表示要素を、前記ブラウザ間の非互換部分として検出する、
    処理を実行させるプログラム。
JP2014194383A 2014-09-24 2014-09-24 非互換検出装置、非互換検出方法、及びプログラム Active JP6446945B2 (ja)

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