JP2016063340A - 画像形成システム、画像形成装置、携帯端末装置、情報端末装置及び取引方法 - Google Patents

画像形成システム、画像形成装置、携帯端末装置、情報端末装置及び取引方法 Download PDF

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Abstract

【課題】パスワード入力の煩わしさがなく、セキュリティ性能が高い画像形成システムを提供する。【解決手段】本発明の画像形成システムは、共通鍵で認証IDを暗号化した第1暗号化データと印刷データをセットでプリンタに送信し、携帯から受信した公開鍵で共通鍵と認証IDを暗号化した第2暗号化データをバーコードで表示するPCを備え、プリンタは、携帯の秘密鍵で復号された共通鍵と認証IDを携帯から受け取り、その受け取った共通鍵で第1暗号化データを復号することで得られた認証IDと受け取った認証IDが一致した印刷データの印刷を行う認証印刷(親展印刷)システム。【選択図】 図2

Description

本発明は、パスワード入力などの煩わしさを軽減しつつ、セキュリティ性能を高めた画像形成システム及びその画像形成システムのための画像形成装置、携帯端末装置、情報端末装置及び取引方法に関する。
オフィスなどにおいて複数の利用者が共有しているプリンタなどの画像形成装置に機密性の高い文書を印刷する場合、印刷を行ったパーソナルコンピュータなどの情報端末装置から画像形成装置へ印刷物を取りに向かう間に、第三者に取り違えられたり、盗み見られたり、持ち去られたりする危険性がある。特許文献1では、携帯端末の電子メール機能を活用し、印刷の指示や中止等を携帯端末で行えるようにすることが開示されている。
特開2005−222213号公報
特許文献1のように、画像形成装置のところで携帯端末を用いて印刷指示等を行うようにすれば上記のような問題を回避することができる。しかしながら、特許文献1は、パーソナルコンピュータに保存される印刷文書を携帯端末で選択したり、印刷を行う画像形成装置のアドレスを指定したり、パスワード等を入力しなければならないという煩雑さがあり、また、通常の慣れた印刷作業と異なることから操作性が良いとはいえない。
一般に、印刷などを行う場合、パーソナルコンピュータでは、通常使用する画像形成装置の設定が済んでいるため、印刷実行時に別の画像形成装置に印刷するのでなければ、アドレスの設定などの必要はなく、マウスやキーボードを用いて簡単に印刷の実行を行なうことができ、ユーザ自身、そのような操作には慣れている。
そして、このようなパーソナルコンピュータ上で印刷指示を行うような形態において、機密文書の印刷を行う場合に、第三者に取り違えられたり、盗み見られたり、持ち去られたりすることを防ぐ目的で、印刷実行時にパーソナルコンピュータ上でパスワードを入力して印刷データを画像形成装置に送信し、このパスワードを画像形成装置に入力することで印刷データの出力を行なうシステムもある。
しかしながら、このシステムでは、印刷実行時に、ユーザが情報端末装置及び画像形成装置にパスワード入力を行わなければならないという煩わしさがある。また、パスワードの入力時にパスワードの入力操作が盗み見られたりすることでパスワードが第三者に不正に入手される恐れもある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、パーソナルコンピュータなどの情報端末装置で印刷実行を行うというユーザが慣れた操作形式でありながら、パスワード入力などの煩わしさを軽減しながら、セキュリティ性能を高めることができる画像形成システム、画像形成装置、携帯端末装置、情報端末装置及び取引方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の構成によって把握される。
(1)本発明の画像形成システムは、共通鍵で認証IDを暗号化することにより第1暗号化データを作成し、該第1暗号化データに画像形成データが付加されたジョブデータを画像形成装置に送信するとともに、携帯端末装置から受信した公開鍵で前記共通鍵と前記認証IDとを暗号化することで第2暗号化データを作成し、該第2暗号化データがコード変換されたコード画像を前記携帯端末装置が読み取り可能なように表示する情報端末装置を備え、前記画像形成装置は、前記コード画像に基づき前記第2暗号化データが前記携帯端末装置に予め登録されている秘密鍵で復号された共通鍵を確認用共通鍵として及び認証IDを確認用認証IDとして前記携帯端末装置から受け取り、且つ、前記確認用共通鍵で前記第1暗号化データを復号し、該復号により得られた認証IDが前記確認用認証IDと一致した場合に、前記画像形成データに基づいた画像形成を実行する。
(2)本発明の画像形成装置は、共通鍵で認証IDを暗号化することにより作成された第1暗号化データに画像形成データが付加されたジョブデータを情報端末装置から受信し、確認用共通鍵と確認用認証IDとを携帯端末装置から受け取り、該確認用共通鍵で前記第1暗号化データを復号し、該復号により得られた認証IDが前記確認用認証IDと一致した場合に、前記画像形成データに基づいた画像形成を実行する。
(3)本発明の携帯端末装置は、情報端末装置に予め渡した公開鍵で暗号化された共通鍵と認証IDとを第2暗号化データとして受け取り、前記公開鍵に対応して予め登録されている秘密鍵で前記第2暗号化データを復号することで得られる共通鍵を確認用共通鍵として及び認証IDを確認用認証IDとして画像形成装置に渡す。
(4)本発明の情報端末装置は、共通鍵で認証IDを暗号化することにより第1暗号化データを作成し、該第1暗号化データに画像形成データが付加されたジョブデータを画像形成装置に送信するとともに、携帯端末装置から受信した公開鍵で前記共通鍵と前記認証IDとを暗号化することで第2暗号化データを作成し、該第2暗号化データがコード変換されたコード画像を前記携帯端末装置が読み取り可能なように表示する。
(5)本発明の取引方法は、共通鍵で認証IDが暗号化されることにより作成される第1暗号化データを対応付けて引渡し対象を預かる預かりステップと、携帯端末装置から受信した公開鍵で前記共通鍵と前記認証IDとを暗号化することにより第2暗号化データを作成し、この第2暗号化データがコード変換されたコード画像を前記携帯端末装置が読み取り可能なように表示させる表示ステップと、前記携帯端末装置が読み取った前記コード画像に基づき前記第2暗号化データを前記携帯端末装置に予め登録されている秘密鍵で復号させ、この復号により得られた共通鍵を確認用共通鍵として受け取るとともに、この復号により得られた認証IDを確認用認証IDとして受け取る受取ステップと、前記確認用共通鍵で前記第1暗号化データを復号し、該復号により得られた認証IDが前記確認用IDと一致した場合に前記引渡し対象を引き渡す引渡しステップと、を有する。
本発明によれば、パーソナルコンピュータなどの情報端末装置で印刷実行を行うというユーザが慣れた操作形式でありながら、パスワード入力などの煩わしさを軽減しつつ、セキュリティ性能を高めることができる画像形成システム、画像形成装置、携帯端末装置、情報端末装置及び取引方法を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成システムのシステム構成を示す図である。 図1の画像形成システムを構成する各装置の内部構成を示すブロック図である。 図1の画像形成システムの画像形成処理動作を示すシーケンス図である。 図1の情報端末装置の印刷処理動作を示すフローチャートである。 図1の情報端末装置により生成される機密文書印刷設定画面の一例を示す図である。 図1の情報端末装置により生成される認証データ画面の一例を示す図である。 図1の携帯端末装置による暗号化された二次元コードの読み込み処理動作を示すフローチャートである。 図1の携帯端末装置により表示される暗号化された二次元コードの一例を示す図である。 図1の画像形成装置の機密文書出力処理動作を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、添付図面に基づいて詳細に説明する。実施形態の説明では、全体を通じて同じ要素には同じ番号を付している。
(画像形成システム1の構成)
図1は、本実施形態に係る画像形成システムのシステム構成図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像形成システム1は、印刷データを印刷する画像形成装置30と、画像形成装置30と有線または無線により通信を行う情報端末装置10と、携帯端末装置20とにより、構成される。画像形成装置30は、例えば、LAN40に接続され、このLAN40を通じて情報端末装置10に接続されている。なお、情報端末装置10の利用者は、携帯端末装置20を携帯しているものとする。
情報端末装置10は、例えば、パーソナルコンピュータであり、画像形成装置30へ送信する印刷制御データを生成するプリンタドライバがインストールされている。なお、印刷制御データとは、画像形成装置30に画像を形成させるために情報端末装置10から画像形成装置に送られるデータであり、例えば、画像形成装置30を制御する制御データ及び描画データ(例えば文書データ)からなる画像形成データや、認証ID、画像形成装置30を制御する制御データ及び描画データ(例えば文書データ)からなる認証IDを含む画像形成データなどである。
プリンタドライバは、情報端末装置10に搭載されたOS(Operating System)と、アプリケーションプログラム(例えば、文書作成アプリケーション)とのインタフェースを司り、OSの印刷サブシステムが提供する印刷API(Application Programming Interface)を通じて描画命令を行う。印刷サブシステムは、その描画命令を受けてプリンタドライバに印刷制御データを生成するように指示し、生成された印刷制御データは、印刷サブシステムから画像形成装置30に転送され、印刷が実行される。
次に、図2の機能ブロック図を参照して、本実施形態に係る画像形成システム1の構成を説明する。
図2に示すように、画像形成システム1は、情報端末装置10と、携帯端末装置20と、画像形成装置30とから構成される。
(情報端末装置10の構成)
情報端末装置10は、通信部11と、暗号鍵生成部12と、記憶部13と、表示部14と、制御部15とから構成される。
通信部11は、画像形成装置30との間を無線又は有線で通信を行い、画像形成装置30へ印刷制御データ130の送信などを行う。なお、携帯端末装置20との間で無線通信を行なう機能を有していてもよい。
暗号鍵生成部12は、共通鍵暗号方式に従った共通鍵110を生成する部分であり、この共通鍵110は、印刷ジョブごとに割り当てられる認証ID120の暗号化及び復号化に用いられる。なお、共通鍵暗号方式とは、1つの鍵(共通鍵)で暗号化と復号化が行える方式である。
記憶部13は、書き換え可能な、例えば、フラッシュメモリで構成され、制御部15が実行するプログラムや各種データが格納されている。この各種データの中には、公開鍵100、暗号鍵生成部12で生成した共通鍵110、印刷制御データ130、及び、印刷ごとに割り当てられるユニークな番号である認証ID120なども含まれている。なお、公開鍵100は、予め携帯端末装置20で生成されたものであり、利用者による入力によって記憶部13に記憶される。
表示部14は、利用者からの指示によって各種の画面を表示する機器であり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Organic Electro-Luminescence)などの表示デバイスを有するディスプレイである。
制御部15は、CPU(マイクロプロセッサ)が記憶部13に記憶されたプログラムを逐次読み出し実行することにより、印刷ジョブ(引き渡し対象)ごとに割り当てられる認証ID120を共通鍵110で暗号化して第1暗号化認証IDを作成し、さらに、登録されている公開鍵100で認証ID120と共通鍵110を暗号化して第2暗号化データを作成する。その後、制御部15は、第2暗号化データをコード化(例えば、QRコード(登録商標)化)した第2暗号化コードデータの作成や印刷制御データ(第1暗号化認証IDを含む画像形成データ)130の作成を行うなど、各機能を制御する役割を担う。詳細は後述する。
(携帯端末装置20の構成)
携帯端末装置20は、通信部21と、暗号鍵生成部22と、記憶部23と、撮像部24と、表示部26と、制御部25とから構成される。
通信部21は、例えば、携帯端末装置20がスマートフォンなどの場合、音声通信やデータ通信を無線で行う通信インタフェースである。なお、通信部21は、情報端末装置10や画像形成装置30などとの無線通信ができる機能を有していてもよい。
暗号鍵生成部22は、公開鍵暗号化方式に従った公開鍵100と秘密鍵140を生成する。なお、公開鍵暗号化方式とは、公開鍵で暗号化を行うと秘密鍵でしか復号化ができず、逆に、秘密鍵で暗号化を行うと公開鍵でしか復号化ができない暗号化方式であり、一般に暗号化に用いてもらうために公開する鍵を公開鍵と呼び、公開せず復号化のために秘密に保持する鍵を秘密鍵と呼んでいる。上述したように、情報端末装置10の記憶部13には、この暗号鍵生成部22で生成された公開鍵100が登録されている。
記憶部23は、書き換え可能な、例えば、フラッシュメモリで構成され、制御部25が実行するプログラムや各種データが格納されている。この各種データの中には、暗号鍵生成部22で生成した公開鍵100や秘密鍵140なども含まれている。
撮像部24は、例えばカメラであり、情報端末装置10の表示部14に表示される第2暗号化コードデータ(例えば、第2暗号化データをQRコード(登録商標)化したデータ)を撮影することで第2暗号化コードデータの取得を行う。なお、この取得した第2暗号化コードデータは記憶部23に記憶される。
制御部25は、CPU(マイクロプロセッサ)が記憶部23に記憶されたプログラムなどを逐次読み出し実行する。例えば、制御部25は、記憶部23から第2暗号化コードデータを読み出して第2暗号化コードデータを解析して第2暗号化データの状態とした後、記憶部23に記憶されている秘密鍵140を用いて、第2暗号化データを認証ID120と共通鍵110の状態に復号する。さらに、認証ID120と共通鍵110をコード化(例えば、QRコード(登録商標)化)したコード化データを作成するなど、各機能を制御する役割を担う。詳細は後述する。
表示部26は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Organic Electro-Luminescence)などの表示デバイスを有するディスプレイであり、例えば、制御部25が作成した共通鍵110及び認証ID120をコード化(例えば、QRコード(登録商標)化)したコード化データなどを表示する。
(画像形成装置30の構成)
画像形成装置30は、通信部31と、記憶部32と、読取部33と、解析部34と、比較部35と、出力部36と、制御部37とから構成される。
通信部31は、情報端末装置10との間を無線又は有線で通信を行う通信インタフェースである。なお、携帯端末装置20との間で無線通信を行なう機能を有していてもよい。
読取部33は、携帯端末装置20の表示部26上に表示される携帯端末装置20でコード化(例えば、QRコード(登録商標)化)された認証ID120及び共通鍵110のコード化データを読み取り、解析部34に送る。
解析部34は、読取部33によって読み取られたコード化データを解析して認証ID120及び共通鍵110を取得する。なお、得られた認証ID120や共通鍵110は記憶部32に記憶される。
記憶部32は、書き換え可能な、例えば、フラッシュメモリで構成され、制御部25が実行するプログラムや各種データが格納されている。この各種データの中には、読取部33が読み取ることで携帯端末装置20から取得する認証ID120及び共通鍵110のコード化(例えば、QRコード(登録商標)化)されたコード化データや、このコード化データを解析部34で解析して得られる認証ID120及び共通鍵110などが含まれる。また、この各種データの中には、情報端末装置10から送信された印刷制御データ(第1暗号化認証IDを含む画像形成データ)130なども含まれる。
比較部35は、解析部34の解析により取得した共通鍵110を用いて記憶部32に記憶されている印刷制御データ(第1暗号化認証IDを含む画像形成データ)130の第1暗号化認証IDを復号した認証ID120と携帯端末装置20から取得したコード化データを解析部34が解析することで得た認証ID120とを照合する。
出力部36は、比較部35の認証ID120の照合により、認証ID120が一致した場合、認証ID120が一致した第1暗号化認証IDを含む画像形成データに従って出力処理を行い、例えば、第1暗号化認証IDを含む画像形成データの描画データに基づく文書の出力などを行う。
制御部37は、CPU(マイクロプロセッサ)が記憶部32に記憶されたプログラムを逐次読み出し実行する。例えば、制御部37は、読取部33が携帯端末装置20の表示部26上に表示される認証ID120及び共通鍵110のコード化(例えば、QRコード(登録商標)化)されたコード化データを読み取ると、その読み取りにより取得したコード化データを解析部34に解析させることで認証ID120と共通鍵110を取得し、記憶部32に記憶させる。また、記憶部32に記憶されている各印刷制御データ(第1暗号化認証IDを含む画像形成データ)130に順次アクセスし、このコード化データから得た共通鍵110を用いて各印刷制御データ130の第1暗号化認証IDの複合化を試みて復号化が可能な第1暗号化認証IDを認証ID120に復号する。そして、制御部37は、復号することができた第1暗号化認証IDの認証ID120とコード化データから得た認証ID120を比較部35に比較させることで、認証ID120の照合を行う。そして、認証ID120の照合で認証ID120が一致した場合、制御部37は、認証ID120が一致した印刷制御データ(第1暗号化認証IDを含む画像形成データ)130に従った出力処理を出力部36に実施させ、例えば、第1暗号化認証IDを含む画像形成データの描画データに基づく文書の出力などを行わせる。制御部37は、この機能を実現するために上記した各ブロック31〜36の制御を行う。詳細は後述する。
図3は、本実施形態に係る画像形成システム1の画像形成処理動作を示す動作シーケンス図である。図3によれば、携帯端末装置20は、公開鍵暗号化方式に従う公開鍵100及び秘密鍵140を生成し、記憶部23に公開鍵100及び秘密鍵140を記憶する。そして、利用者は、情報端末装置10に公開鍵100の登録を行う(ステップS101)。例えば、利用者は、図5に示す情報端末装置10の表示部14に表示されるプリンタのプロパティの機密文書印刷設定画面を使用し、公開鍵100を情報端末装置10に入力することで公開鍵100の登録を行う。この公開鍵100自体は、暗号化にしか使用できないので第3者に知られたとしても問題がない。
なお、この登録した公開鍵100は情報端末装置10が記憶しているので、次回からは、公開鍵100を入力する作業は不要である。但し、公開鍵100を変更する場合は、再び、この機密文書印刷設定画面を使用し、公開鍵100の登録を行う。例えば、別の利用者が使用する場合などは、その利用しようとする利用者の携帯端末装置20の秘密鍵140に対応した公開鍵100に変更する必要がある。
そして、図5に示すように、機密文書印刷設定画面には、機密文書印刷のボックスが設けられており、機密文書の印刷設定を有効とするか否かは、この機密文書印刷のボックスにチェックを入れるか否かによって選択する。次に、利用者による印刷指示が行われると、情報端末装置10は、印刷制御データ130の作成及び印刷制御データ130の画像形成装置30への送信処理を実行する(ステップS201)。
以下、図4に示すフローチャートを参照しながらステップS201の印刷制御データ130の作成及び送信処理の詳細を説明する。まず、利用者は、文書(描画データ)の作成などを行い、この作成した文書(描画データ)が機密文書である場合には、上記で説明した機密文書印刷のボックスにチェックを入れ、そうでない場合には、機密文書印刷のボックスのチェックを外した状態で印刷指示を行う(スタート)。その印刷指示が行われると、制御部15は、機密文書の印刷設定が有効か否かの判定を行う(ステップS21)。
制御部15は、機密文書印刷のボックスがチェックされており、機密文書印刷の設定が有効の場合(ステップS21“YES”)、認証ID120を生成する(ステップS22)。なお、この認証ID120は印刷ジョブごとに異なる認証ID120が生成される。次に、制御部15は、暗号鍵生成部12に共通鍵110を生成させる(ステップS23)。なお、この共通鍵110も印刷ジョブごとに異なる鍵が生成される。続いて制御部15は、認証ID120を共通鍵110で暗号化した第1暗号化認証IDを作成する(ステップS24)。この第1暗号化認証IDを画像形成データに付与して印刷制御データ(第1暗号化認証IDを含む画像形成データ)130を作成する(ステップS25)。
ここで、印刷制御データ130の認証ID120は共通鍵110で暗号化した第1暗号化認証IDの状態になっているので、仮に、LAN上を伝搬する印刷制御データ130が盗聴され、悪意の第3者が印刷制御データ130を取得したとしても、画像形成装置30が行う認証ID120の照合ができないので、画像形成装置30での印刷処理の実行ができない。
次に、制御部15は、認証ID120と共通鍵110を予め登録されている公開鍵100で暗号化して第2暗号化データを作成する(ステップS26)。さらに、制御部15は、第2暗号化データをコード化し(ステップS27)、そのコード化した第2暗号化コードデータを表示部14に表示する(ステップS28)。例えば、本実施形態では、コード化の種類として二次元コード(QRコード(登録商標))を採用しているので、第2暗号化コードデータは、図6に示すようなQRコード(登録商標)として表示部14に出力される。
このようにしておけば、第三者が横から見ただけでは何が表示されているのかわからないようにできるだけでなく、仮に、このQRコード(登録商標)が第3者に撮影されたとしても、公開鍵100で暗号化されているので秘密鍵140を持たない第三者は復号化することができない。
なお、後ほど詳細に説明するが、第2暗号化コードデータを表示部14に表示しているのは、利用者の携帯端末装置20に取得させるためである。上記では、二次元コード(QRコード(登録商標))でコード化する場合を例示しているが、コード化の種類は特に限定されるものではなく、一次元コード(バーコード)でもよい。しかしながら、二次元コード(QRコード(登録商標))の方がデータ容量の多いデータをコンパクトに表示することが可能であるため、二次元コード(QRコード(登録商標))の方がデータ容量の多い暗号化されたデータを表示するのに適している。
図4のフローチャートに戻って説明を続ける。第2暗号化コードデータを表示部14に表示する(ステップS28)のと並行して、制御部15は、印刷制御データ130を情報端末装置10の通信部11を介して、画像形成装置30へ送信する(ステップS29)。
一方、機密文書印刷のボックスがチェックされておらず、機密文書印刷の設定が有効でなかった場合(ステップS21“NO”)、画像形成装置30の制御を行う制御データと描画データ(例えば、文書データ)からなる認証ID120の照合なしで印刷実行される通常の印刷制御データ130が生成され(ステップS30)、この通常の印刷制御データ130が、情報端末装置10の通信部11を介して、画像形成装置30に送信される(ステップS29)。
図3の説明に戻る。画像形成装置30は、図4のステップS29で送信された印刷制御データ130を記憶部23に記憶する。(ステップS301)。
なお、この記憶部23に記憶した印刷制御データ130が認証ID120の照合を伴わない通常の印刷制御データ130の場合には、画像形成装置30は印刷処理を実行に移す。一方、印刷制御データ130が第1暗号化認証IDを含む画像形成データの場合は、認証ID120の照合をクリアするまで、印刷処理を実行せずに記憶部23に印刷制御データ130を保持する。
次に、利用者は、上述した情報端末装置10の表示部14に表示されている第2暗号化コードデータ(図4ステップS28参照)を携帯端末装置20の撮像部24(例えば、カメラ)で撮影し、携帯端末装置20に第2暗号化コードデータを取り込ませ、携帯端末装置20は、第2暗号化コードデータを取得すると画像形成装置30に読み込ませるためのコード化データの作成を行う(ステップS401)。
以下、図7に示すフローチャートを参照しながらステップS401のコード化データの作成処理の詳細を説明する。利用者は、情報端末装置10の表示部14に、例えば、二次元コード(QRコード(登録商標))の状態で表示されている第2暗号化コードデータを携帯端末装置20の撮像部24で撮影する(ステップS41)。そして、撮像部24で第2暗号化コードデータが撮影され、第2暗号化コードデータを携帯端末装置20が取得すると、携帯端末装置20の制御部25は、第2暗号化コードデータのコードを解析して第2暗号化データを取得する(ステップS42)。
次に、制御部25は、記憶部23に記憶している秘密鍵140を使用して公開鍵100で暗号化されている第2暗号化データを復号する(ステップS43)。この復号によって、携帯端末装置20は認証ID120と共通鍵110を取得する。続いて、制御部25は、認証ID120と共通鍵110をコード化してコード化データを作成する(ステップS44)。なお、本実施形態では、このコード化の種類を二次元コード(QRコード(登録商標))にしているが、コード化の種類は特に限定されるものではなく、一次元コード(バーコード)などでもよい。
次に、制御部25は、認証ID120と共通鍵110をコード化したコード化データ(本例ではQRコード(登録商標))を図8に示すように携帯端末装置20の表示部26に表示する(ステップS45)。なお、ステップS45の携帯端末装置20の表示部26にコード化データを表示させる処理は、すぐさま実行される必要はなく、例えば、携帯端末装置20に表示を行うための指示を利用者が行ったときに、コード化データを表示させる処理を携帯端末装置20が行うようにしてもよい。
図3の説明に戻る。利用者は、携帯端末装置20の表示部26にコード化データ(本例では二次元コード)を表示させ、画像形成装置30の読取部33(例えば、二次元コードリーダ)に読み込ませ、画像形成装置30が、携帯端末装置20からコード化データを取得すると、画像形成装置30は印刷処理を開始する(ステップS501)。
以下、図9に示すフローチャートを参照しながらステップS501の印刷処理の詳細を説明する。画像形成装置30が、携帯端末装置20の表示部26に表示されているコード化データ(二次元コード)を読取部33(例えば、二次元コードリーダ)で読み込むと(ステップS51)、制御部37は、解析部34に読み込んだコード化データ(二次元コード)のコードを解析させ、認証ID120と共通鍵110を取得する(ステップS52)。
次に、制御部37は、記憶部32に記憶されている各印刷制御データ(第1暗号化認証IDを含む画像形成データ)130に順次アクセスし、コード化データから得た共通鍵110を用いて印刷制御データ130の第1暗号化認証IDの復号化を試み復号化が可能である第1暗号化認証IDを認証ID120に復号する(ステップS53)。
続いて、制御部37は、比較部35にコード化データから得た認証ID120と印刷制御データ(第1暗号化認証IDを含む画像形成データ)130の第1暗号化認証IDから復号された認証ID120とを照合させ、認証ID120同士が一致するか否かの判定を行い(ステップS54)、一致する認証ID120があった場合(ステップS54“YES”)、制御部37は、その認証ID120に対応する印刷制御データ(第1暗号化認証IDを含む画像形成データ)130に従って印刷制御データ130の描画データ(文書データ)を印刷する処理を出力部36に実行させることで印刷文書の出力を行う(ステップS55)。
一方、一致する認証ID120がなかった場合(ステップS54“NO”)、制御部37は、図示省略した操作パネルにエラーメッセージを表示する(ステップS56)。なお、図示を省略したが、ステップS53において、記憶部32に記憶されている各印刷制御データ(第1暗号化認証IDを含む画像形成データ)130に順次アクセスし、コード化データから得た共通鍵110を用いて各印刷制御データ130の第1暗号化認証IDを復号化する処理を試みた結果、いずれの印刷制御データ130の第1暗号化認証IDも復号できなかった場合も、制御部37は、図示省略した操作パネルにエラーメッセージを表示する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成システム1は、機密文書を印刷する場合、情報端末装置10は、認証ID120と共通鍵110とを生成し、共通鍵110で認証ID120を暗号化した第1暗号化認証IDを作成して、その第1暗号化認証IDを備えた機密文書を印刷するための印刷制御データ(第1暗号化認証IDを含む画像形成データ)130を作成し、この印刷制御データ130を画像形成装置30に送信する処理を行うので、印刷制御データ130が通信経路上で盗聴され、悪意の第3者に印刷制御データ130が取得されたとしても認証ID120が暗号化されているので印刷処理が実行されず、セキュリティを確保することができる。
また、情報端末装置10からの認証ID120及び共通鍵110の携帯端末装置20への受け渡しは、認証ID120と共通鍵110を公開鍵100で暗号化した第2暗号化データの状態にした上で、さらに、コード化した第2暗号化コードデータの状態で携帯端末装置20に取得させるため、第三者が見ただけでは、どのようなデータであるのかわからないだけでなく、仮に、この第2暗号化コードデータが第三者に取得されたとしても、第2暗号化コードデータの復号には、携帯端末装置10しか所有していない秘密鍵140が必要であるため、極めてセキュリティの高い認証ID120及び共通鍵110の受け渡しが可能である。
さらに、印刷処理を実行する場合、利用者が画像形成装置30のところで携帯端末装置20内で復号された後、コード化された認証ID120及び共通鍵110のコード化データを携帯端末装置20の表示部26に表示させ、画像形成装置30の読取部33に読み取らせるだけで印刷実行が行えるので、画像形成装置30にパスワードを入力するような煩わしさがない。
また、利用者が行う上記の印刷実行を行うために必要な携帯端末装置20に認証ID120及び共通鍵110を取得させるための操作は、情報端末装置10の表示部14に表示される第2暗号化コードデータを携帯端末装置20の撮像部24で撮影するだけであり、極めて簡単な操作である。そして、印刷の実行は、利用者が画像形成装置30のところにいる状態で行われるので、画像形成装置30のところに機密文書の印刷物を取りに行く間に第三者に盗み見られたり、持っていかれたりする心配もない。
しかも、機密文書の印刷を行うために、情報端末装置10で行う利用者の操作は、プリンタのプロパティの機密文書印刷設定画面に一度、公開鍵100を登録すれば、それ以降は、機密文書を印刷するときに、プリンタのプロパティの機密文書印刷設定画面の機密文書印刷のボックスにチェックを入れるだけであり、印刷ごとにパスワードを入力するような煩わしさがなく、加えて、プリンタのプロパティを変えることは、他の項目で一般的に行われている手順であるので、利用者にとって比較的慣れた操作の行い易い操作形式になっている。
以上、具体的な実施形態に基づき、本発明の説明を行ってきたが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態に係る画像形成システム1によれば、画像形成装置30の読取部33として、例えば、二次元コードリーダを用いることしたが、画像形成装置30としてMFP(multifunction printer)を用いた場合、内蔵するスキャナで代替してもよい。また、上記の実施形態では、引き渡し対象として印刷ジョブを適用した場合について説明したが、引き渡し対象としては、商取引の対象となる種々の物品等にも適用可能である。このように、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
共通鍵で認証IDを暗号化することにより第1暗号化データを作成し、該第1暗号化データに画像形成データが付加されたジョブデータを画像形成装置に送信するとともに、携帯端末装置から受信した公開鍵で前記共通鍵と前記認証IDとを暗号化することで第2暗号化データを作成し、該第2暗号化データがコード変換されたコード画像を前記携帯端末装置が読み取り可能なように表示する情報端末装置を備え、
前記画像形成装置は、前記コード画像に基づき前記第2暗号化データが前記携帯端末装置に予め登録されている秘密鍵で復号された共通鍵を確認用共通鍵として及び認証IDを確認用認証IDとして前記携帯端末装置から受け取り、且つ、前記確認用共通鍵で前記第1暗号化データを復号し、該復号により得られた認証IDが前記確認用認証IDと一致した場合に、前記画像形成データに基づいた画像形成を実行する
ことを特徴とする画像形成システム。
<請求項2>
共通鍵で認証IDを暗号化することにより作成された第1暗号化データに画像形成データが付加されたジョブデータを情報端末装置から受信し、
確認用共通鍵と確認用認証IDとを携帯端末装置から受け取り、該確認用共通鍵で前記第1暗号化データを復号し、該復号により得られた認証IDが前記確認用認証IDと一致した場合に、前記画像形成データに基づいた画像形成を実行する
ことを特徴とする画像形成装置。
<請求項3>
情報端末装置に予め渡した公開鍵で暗号化された共通鍵と認証IDとを第2暗号化データとして受け取り、
前記公開鍵に対応して予め登録されている秘密鍵で前記第2暗号化データを復号することで得られる共通鍵を確認用共通鍵として及び認証IDを確認用認証IDとして画像形成装置に渡す
ことを特徴とする携帯端末装置。
<請求項4>
共通鍵で認証IDを暗号化することにより第1暗号化データを作成し、該第1暗号化データに画像形成データが付加されたジョブデータを画像形成装置に送信するとともに、携帯端末装置から受信した公開鍵で前記共通鍵と前記認証IDとを暗号化することで第2暗号化データを作成し、該第2暗号化データがコード変換されたコード画像を前記携帯端末装置が読み取り可能なように表示する
ことを特徴とする情報端末装置。
<請求項5>
共通鍵で認証IDが暗号化されることにより作成される第1暗号化データを対応付けて引渡し対象を預かる預かりステップと、
携帯端末装置から受信した公開鍵で前記共通鍵と前記認証IDとを暗号化することにより第2暗号化データを作成し、この第2暗号化データがコード変換されたコード画像を前記携帯端末装置が読み取り可能なように表示させる表示ステップと、
前記携帯端末装置が読み取った前記コード画像に基づき前記第2暗号化データを前記携帯端末装置に予め登録されている秘密鍵で復号させ、この復号により得られた共通鍵を確認用共通鍵として受け取るとともに、この復号により得られた認証IDを確認用認証IDとして受け取る受取ステップと、
前記確認用共通鍵で前記第1暗号化データを復号し、該復号により得られた認証IDが前記確認用IDと一致した場合に前記引渡し対象を引き渡す引渡しステップと、
を有することを特徴とする取引方法。
1 画像形成システム
10 情報端末装置
11 通信部
12 暗号鍵生成部
13 記憶部
14 表示部
15 制御部
20 携帯端末装置
21 通信部
22 暗号鍵生成部
23 記憶部
24 撮像部
25 制御部
26 表示部
30 画像形成装置
31 通信部
32 暗号鍵生成部
33 記憶部
34 読取部
35 解析部
36 比較部
37 出力部
38 制御部
40 LAN
100 公開鍵
110 共通鍵
120 認証ID
130 印刷制御データ
140 秘密鍵

Claims (5)

  1. 共通鍵で認証IDを暗号化することにより第1暗号化データを作成し、該第1暗号化データに画像形成データが付加されたジョブデータを画像形成装置に送信するとともに、携帯端末装置から受信した公開鍵で前記共通鍵と前記認証IDとを暗号化することで第2暗号化データを作成し、該第2暗号化データがコード変換されたコード画像を前記携帯端末装置が読み取り可能なように表示する情報端末装置を備え、
    前記画像形成装置は、前記コード画像に基づき前記第2暗号化データが前記携帯端末装置に予め登録されている秘密鍵で復号された共通鍵を確認用共通鍵として及び認証IDを確認用認証IDとして前記携帯端末装置から受け取り、且つ、前記確認用共通鍵で前記第1暗号化データを復号し、該復号により得られた認証IDが前記確認用認証IDと一致した場合に、前記画像形成データに基づいた画像形成を実行する
    ことを特徴とする画像形成システム。
  2. 共通鍵で認証IDを暗号化することにより作成された第1暗号化データに画像形成データが付加されたジョブデータを情報端末装置から受信し、
    確認用共通鍵と確認用認証IDとを携帯端末装置から受け取り、該確認用共通鍵で前記第1暗号化データを復号し、該復号により得られた認証IDが前記確認用認証IDと一致した場合に、前記画像形成データに基づいた画像形成を実行する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 情報端末装置に予め渡した公開鍵で暗号化された共通鍵と認証IDとを第2暗号化データとして受け取り、
    前記公開鍵に対応して予め登録されている秘密鍵で前記第2暗号化データを復号することで得られる共通鍵を確認用共通鍵として及び認証IDを確認用認証IDとして画像形成装置に渡す
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  4. 共通鍵で認証IDを暗号化することにより第1暗号化データを作成し、該第1暗号化データに画像形成データが付加されたジョブデータを画像形成装置に送信するとともに、携帯端末装置から受信した公開鍵で前記共通鍵と前記認証IDとを暗号化することで第2暗号化データを作成し、該第2暗号化データがコード変換されたコード画像を前記携帯端末装置が読み取り可能なように表示する
    ことを特徴とする情報端末装置。
  5. 共通鍵で認証IDが暗号化されることにより作成される第1暗号化データを対応付けて引渡し対象を預かる預かりステップと、
    携帯端末装置から受信した公開鍵で前記共通鍵と前記認証IDとを暗号化することにより第2暗号化データを作成し、この第2暗号化データがコード変換されたコード画像を前記携帯端末装置が読み取り可能なように表示させる表示ステップと、
    前記携帯端末装置が読み取った前記コード画像に基づき前記第2暗号化データを前記携帯端末装置に予め登録されている秘密鍵で復号させ、この復号により得られた共通鍵を確認用共通鍵として受け取るとともに、この復号により得られた認証IDを確認用認証IDとして受け取る受取ステップと、
    前記確認用共通鍵で前記第1暗号化データを復号し、該復号により得られた認証IDが前記確認用IDと一致した場合に前記引渡し対象を引き渡す引渡しステップと、
    を有することを特徴とする取引方法。
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