JP2016062514A - iPS細胞因子及びまたは各種幹細胞、T細胞、樹状細胞等から解析した遺伝子データ及びまたは細胞周期予測データを再生医療に応用することを特徴とする社会保障システム。 - Google Patents

iPS細胞因子及びまたは各種幹細胞、T細胞、樹状細胞等から解析した遺伝子データ及びまたは細胞周期予測データを再生医療に応用することを特徴とする社会保障システム。 Download PDF

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Abstract

【課題】近年国家、企業等の社会保障システムに支払われる諸経費の中で特に医療費急増は著しく財政を逼迫している。しかし、従来の社会保障システムでは本体の能力を維持しつつ国家、社会の経済活動を発展させ若年者層、高齢者層に対しては将来良好な健康状態、希望のある魅力的な人生生活を付与する社会保障システムは存在しなかった。
【解決手段】この発明では第3機関を設定し本体からiPS細胞因子、臍帯血幹細胞等、各種幹細胞やT細胞、樹状細胞等を採取しコンピュータで解析してその遺伝子データ、細胞周期予測データを作成し上記細胞を一定期間冷凍等で保存する。当該本体の組織が損傷、劣化した時に当該データに基き当該細胞を培養、分化等をおこなって各種組織を再生する。当該本体に適度なリハビリテーションを施すことで本体の身体機能回復を促進して将来良好な健康状態、希望のある魅力的な人生生活を付与する社会保障システムを実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は、iPS細胞因子及びまたは各種幹細胞、T細胞、樹状細胞等からコンピュータで解析した遺伝子データ及びまたは細胞周期予測データを再生医療に応用して臓器、器官等組織を再生し上記細胞等及びまたは再生組織を高齢者層、若年者層を含む個人、集団等本体に移植して定着(生着)することでその身体機能回復を促進して経済活動を活性化することを特徴とする社会保障システムに関するものである。
近年、先進国家ではその構成員である高齢者層、障害者層、低所得者等の生活維持、事故、疾病治療等の厚生経費が年々増大して社会保障システムを圧迫し若年者層が支払う社会保障負担が拡大している。これに伴い国家、社会の経済指標であるGNP,GDP等の経済活動生産性も年々低下している。

ここにおいて、上記社会保障システムについて日本を例として説明する。
1930年頃、日本の高齢者層と若年者層の人口比率は人口ピラミッドグラフで見ると絶対ピラミッド、つまり富士山型であった。
しかし、1980年代頃から少子、高齢化が進み高齢者層の人口が若年者層の出生に比べて増加し始め人口ピラミッドグラフはつぼ型になってきた。
上記の原因として、
1.国民出生率の低下、高学歴化に伴う子供の養育費用の増大。
2.長時間労働、未婚化、晩婚化や企業による派遣制度など雇用状態の変化による諸勤務手当等の停止。
3.一般労働者層の低賃金化による家計費の減少で個々の家庭経済の負担が増加。
4.若年者層における将来への人生設計等の願望、希望が衰退し仕事意欲が低下して生産性が下降。
等が考えられている。
ここで、上記の原因4.についてその対策を考察する。
社会学者・大澤真幸によれば
例えば日本において「幸福」というのは相対的なもので、私たちが「今は不幸だ」とか「生活に満足していない」と感じるのは、「将来はより幸福になれる」と思っているからだ。
もはや自分がこれ以上幸福にはなれないと思えば、ひとは「今の生活が幸福だ」とこたえるしかない。すなわち、若者の幸福度(生活満足度)が急上昇しているのは、2000年以降、彼らが将来に「願望、希望」を持てなくなったことの裏返しである。
例えをいえば日本の若者が置かれた状況は、アメリカの若者たちが、将来に対してきわめてポジティブに考えていることを見るとよりはっきりしている。
日本の若者は、「将来にたいして願望、希望は持てないけれど、いまはそこそこ、楽しく暮らしていけるからとりあえずこれでいいや」と思っている。それに対してアメリカの若者は、「未来はもっとよくなるし、そうなるべきだ」と考えています。だからこそ現状に対する不満が「運動」つまり労働力とつながる。
と述べている。(非特許文献1,2)
国土交通省編集 国土交通白書〈2003〉平成14年度年次報告。
(人口の減少、少子高齢化の進展など人口構造の変化に対応した国土交通行政の展開)。
(山岸俊男+メアリー・C・ブリトン『リスクに背を向ける日本人』より)。
上記のような理由で先進国家では、若年者層に厭世主義が蔓延して経済活動が低下傾向にある。そして、かれらの社会保障負担経費は急増し国家、高齢者層に対する不満も高まってきている。
一方、高齢者層、若年者層も自国の年金支払システムへの不信感から自己の老後のために資産を銀行預金、株式等に資産運用するようになってきている。しかし、デリバティブ取引に見られるようにこれらの資産運用では金融取引は巨額だが商品取引は少量である。そこで、個人消費は低迷してGDP,DNPで示される国家の生産量は減少し景気が停滞している。
さらに、近年では
5.金融取引はグローバル化して様々な新ビジネスモデルが誕生しているが同モデルの発展性、生産性、経済性にはリスクが伴う。同モデル担い手である若年者層に多額の養育、教育費を投資して経済活動を実行させても投資回収効率は低い。生産性、経済性を考えると投資コストが少ないロボットによる生産活動のほうが高効率の利益があげられる。
これは、自動車、電子部品産業の導入例をみれば明らかである。
6.先進国では土木、建築など社会基盤ベースの仕事は3K、4Kと称され就業率が悪い。日本のように外国人労働者を安易な移民政策や低賃金雇用で召集する例もあるが情報化が進んだ現代ではかれらを好条件で招聘しようとしている諸外国に人材が流出してしまう。現代では世界的に情報化が進んでおり旧来の馴れ合い、妥協、恫喝的手法で人手を集収する方法では限界がある。つまり、資金、人材はその国家、国民、経済に新たな希望を与える産業、社会保障政策等の魅力がなければそれが有効な国、地域に移動してしまうのである。(非特許文献3)
(NHK TV「クローズアップ現代」
外国人労働者も日本スルー!賃金安いし縛り多いしすぐクビ…立ちいかなくなる生産現場 2014年6月14日版より)。
(アジア人労働者争奪戦!韓国・台湾に負け続ける日本―高い仲介手数料、短い滞在期間で魅力なし 2014年7月14日版より)。
なし
国土交通省編集 国土交通白書2003年度 平成14年度年次報告 (人口の減少、少子高齢化の進展など人口構造の変化に対応した国土交通行政の展開)。 リスクに背を向ける日本人 (講談社現代新書) [新書] 2010年3月10日発行山岸 俊男(著)メアリーC.ブリトン。 NHK TV「クローズアップ現代」外国人労働者も日本スルー!賃金安いし縛り多いしすぐクビ…立ちいかなくなる生産現場2014年6月14日版。 アジア人労働者争奪戦!韓国・台湾に負け続ける日本―高い仲介手数料、短い滞在期間で魅力なし 2014年7月14日版。 2009年5月7日独立行政法人理化学研究所 プレリリース研究成果造血幹細胞など生体移植の拒絶反応を防ぐ仕組みを発見より。 京府医大誌 120(8),571〜579,2011<特集「臨床免疫学の進歩」> 免疫寛容の誘導 山崎 真裕。
しかしながら、現在の社会保障システムを医療に関して解析すると高齢者層、若年者層を含む個人、集団等本体が事故等で内臓組織等に支障を受けると治療は外科的、薬剤投与等が主体でありその疾病根治は困難で医療費は高額である。高齢者層において、老化、傷害により内臓組織等に支障を受けると細胞機能の変異で他の疾病を誘発してその治療にはさらなる追加の医療費が発生する。若年者層においても、将来良好な疾病治療が確立されず晩年様々な疾患を抱え経費の高い魅力のない社会には失望するしこれでは経済投資が先細りして社会活動は衰退する。
つまり、現在医療では本体の内臓組織等を修復し身体機能を根治に近い良好な健康状態に回復しその経済活動に復帰するには数々の医療技術的な問題があった。
このように、従来の社会保障システムでは本体の能力を維持しつつ国家、社会の経済活動を発展させるとともに若年者層、高齢者層を含む本体に対して将来良好な健康状態、希望のある魅力的な人生生活を付与することはできなかった。
この発明では、企業、国家、厚生機関等が運営する第3機関を設定しこの第3機関が対象とする個人、集団等本体からその出生、幼年、成人時等にiPS細胞因子、臍帯血幹細胞等、各種幹細胞やT細胞、樹状細胞等を採取する。上記細胞データをコンピュータで解析しこれら細胞の遺伝子データ及びまたは細胞周期データを作成とするとともにこの細胞等を一定期間冷凍等で保存する。当該遺伝子データ、細胞周期データ、後天性外部要因より幹細胞等の細胞周期を解析し臓器、器官等組織の経年変化から組織老化、疾患等の細胞周期予測データを作成するとともに本体に定期的にこのデータを提示する。
当該本体の細胞周期予測データからの要望およびまたはその臓器、器官等組織が加齢または事故等で損傷または劣化した時に上記遺伝子データを検索して当該iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて培養、分化等をおこない上記組織を再生する。当該細胞等及びまたは上記再生した組織を本体及びまたは抗体、HLA(Human Leukocyte Antigen)においてその適合性の高いものに移植し定着(生着)する。この時、上記遺伝子データからT細胞、樹状細胞またはこれから誘導した制御性T細胞、制御性樹状細胞をそれぞれ本体の病歴等の臨床データを解析して移植し定着(生着)する。当該本体に適度なリハビリテーションを施すことで本体の身体機能回復を促進して将来良好な健康状態、希望のある魅力的な人生生活を付与する社会保障システムを提供する。
この発明の社会保障システムによれば、第3機関が予め個人集団等本体のiPS細胞因子、各種幹細胞、T細胞、樹状細胞等を採取しその遺伝子データおよびまたは細胞周期予測データに基き本体からの要望または加齢、事故等でその組織が損傷、劣化した時に、当該細胞、再生組織を移植し身体機能回復を促進する。この結果、高齢者層、若年者層を含む本体の社会復帰が容易となると共に医療、社会福祉、社会保障等の各種経費が大幅に削減する。第3機関は若年者層に当該移植の権利を授与することでかれらに将来良好な健康状態、希望のある魅力のある人生生活を提供する。その結果、高齢者層、若年者層等本体の経済活動が活性化されるとともに少子高齢化による人口問題も解決し国家、社会の価値、尊厳、忠誠心が維持される利点がある。
この発明のフローチャート1 この発明のフローチャート2
本発明では、国家及びまたは企業、各種民間団体、国際機関、企業や営利団体の厚生機関等がシステムを運営する第3機関を設立する。
当該第3機関は対象となる個人、集団等本体の出生、幼年、成人時等にそのiPS細胞因子及びまたは臍帯血幹細胞等の各種幹細胞、T細胞、樹状細胞等を予め採取しこれら細胞をコンピュータで解析して各自細胞の遺伝子データ、細胞周期データを作成する。また、コンピュータで上記データと後天性外部要因を補足した幹細胞、T細胞、樹状細胞等の細胞周期を解析し臓器、器官等組織の経年変化から組織の老化、疾患等の細胞周期予測データを作成し本体にも定期的にその予測データを提示する。本発明では、遺伝子データの分類としてHLA(Human Leukocyte Antigen=ヒト白血球抗原)白血球の血液型を採用する。上記遺伝子データより分類された細胞は移植時に組織適合性抗原(ヒトの免疫に関わる重要な分子)の整合性が良く超急性拒絶、急性拒絶、慢性拒絶が緩和される。HLA検査は造血幹細胞移植や器官、臓器移植において、当該本体間で行い移植者(ドナー)と提供者(レシピエント)の適合性を調査して移植方法の判断をする。
当該細胞は第3機関が一定期間冷凍等で保存して管理する。保存条件は細胞周期予測データを補足してコンピュータの算出により決定し定期的に細胞を再培養再保存しその保存期間を延長する。
さらに、当該本体は細胞周期予測データからの要望およびまたは本体の加齢、事故等で各種臓器、器官等組織が損傷または劣化した時に第3機関に要求して上記遺伝子データを検索して必要な細胞を上記保存場所から抽出し各種研究機関でスクリーニング培養、分化させて必要な組織を作成する。
組織、各種幹細胞、T細胞、樹状細胞を臨床データにより上記本体に移植して定着(生着)させる。

この際上記細胞、組織の移植方法として
1.iPS細胞のみのとき
2.幹細胞のみのとき
3.幹細胞及びまたはT細胞
4.iPS細胞+樹状細胞及びまたはT細胞
5.幹細胞+樹状細胞及びまたはT細胞
6.iPS細胞+幹細胞+樹状細胞およびまたはT細胞
7.iPS細胞+制御性樹状細胞およびまたは制御性T細胞
8.幹細胞+制御性樹状細胞およびまたは制御性T細胞
9.iPS細胞+幹細胞+制御性樹状細胞およびまたは制御性T細胞

が存在するがこれは本体の各種臓器、器官等組織の損傷、劣化状態によりコンピュータの解析で最適条件を本体の病歴等の臨床データを考察して決定する。
上記移植については本人からの細胞移植、他人への細胞移植(他家由来)があるが本体が本人であり細胞の出所が明確である場合、HLA検査は省略してもよい。
また、本体が従事する業務、任務、行為において障害、損傷をうける人体の組織部位が予め推定されるときは事前に各組織を上記遺伝子データから予め再生して障害、損傷時に移植して定着(生着)してもよい。さらに拒絶反応が高度と判断されるときは各種免疫抑制剤、ステロイド剤の使用や細胞に免疫寛容(immune tolerance)の誘導等をしてもよい。
この発明の社会保障システムを一実施例により説明する。
ここで、この発明のシステムの主要構成要素を説明する。
*第3機関
国家、社会、厚生機関等の運営する組織、団体である。当該機関は社団法人、民間団体、国際機関、民間企業や各種営利団体等であってもよい。
当該機関は対象となる当該個人、集団等本体の出生、幼年、成人時にそのiPS細胞因子及びまたは臍帯血幹細胞等の各種幹細胞、T細胞、樹状細胞等を予め採取しこの細胞等をコンピュータで解析し各自の遺伝子データとして保存するとともに当該細胞を一定期間冷凍等で保存して管理する。コンピュータで当該遺伝子データおよびまたは後天性外部要因を加味した幹細胞の細胞周期を解析し臓器、器官等組織の経年変化から組織老化、疾患等の細胞周期予測データを作成保存する。
そして、本体に細胞周期予測データを定期的またはその細胞変異時期に合わせて提示するとともに組織が損傷または劣化したときに上記遺伝子データを検索しコンピュータで最適な条件で当該iPS細胞因子を組合せ培養、分化等をおこない上記組織を再生する。
組織再生の足場材料としては細胞ベース、細胞外マトリックス、カーボンナノチューブを含んだ複合材料、セラミックを組合せて使用すればよい。
当該本体は上記団体、組合、企業等の構成員、顧客でもよい。また上記細胞の採集は本体の健康状態を加味して随時行ってもよい。当該機関は各種社団法人、民間団体、国際機関、民間企業や各種営利団体等と互いに当該データを共有して上記細胞を保存してもよい。上記保存の場所とは南極、北極等の非国家管理地域、地球、月の衛星軌道や彗星、月面上でもよい。
当該機関はその貯蔵設備として例えば液体空気、窒素、アルゴン、ヘリウム等など低温で細胞を冷却可能な低温保存容器を所有する。上記低温保存容器は長期保存を可能とする低温媒体循環装置でもよい。上記保存において細胞周期予測データから定期的に細胞を再培養して保存しその細胞の保存期間を継続できるようにしてもよい。
ここでは遺伝子データ、細胞周期予測データの解析、作成、保存等にコンピュータの利用を例に説明したがインターネット等を応用したクラウドコンピューテイングを使用してもよい。
また、当該本体の細胞周期予測データからおよびまたは本体の加齢、事故等で各種臓器、器官等組織が損傷または劣化した時にコンピュータでその遺伝子データを検索して本体に必要なiPS細胞因子、幹細胞、T細胞、樹状細胞、制御性樹状細胞制御性T細胞等を上記保存場所から搬送し当該機関の研究施設等でスクリーニング培養、分化させて当該組織を再生する。
これを本体または抗体、HLAの近傍、適合性の高いものに移植して定着(生着)させる。
当該機関は、当該本体が従事する業務、任務、行為において予め障害をうける人体組織部位が推測されるとき、各組織を事前にiPS細胞因子から再生しておき使用時にそれを移植して定着(生着)するようにしてもよい。当該機関は、移植、定着(生着)後当該本体に適度なリハビリテーションを施行して本体の身体機能回復の促進をする。
当該機関は、当該本体のアンチエイジング対策としてその細胞、組織の移植、定着(生着)をしてもよい。
当該機関は若年者層、高齢者層を含む本体にたいして当該移植の権利を授与しかれらの将来、良好な健康状態の魅力ある人生生活を提供しその人口問題を解決し国家、社会への価値、尊厳、忠誠心の維持をする。

*細胞周期予測データ
本データは本体から採集した幹細胞の細胞周期データである細胞周期チェックポイント(cell cycle checkpoint)から算出する。
細胞周期チェックポイントとは、細胞が正しく細胞周期を進行させているかどうかを監視(チェック)し、異常や不具合がある場合には細胞周期進行を停止(もしくは減速)させる制御機構のことである。細胞自体がこの制御機構を備えている。
本発明では、本体の細胞のG1/S期チェックポイント、S期チェックポイント、G2/M期チェックポイント、M期チェックポイントを光学的なフローサイトメトリー(FCM)、イメージングサイトメトリー(ICM)の技法を使用し、コンピュータで細胞周期解析ソフトウエア等を利用して解析しこれに後天性外部要因を補足してさらに本体の臨床データを基に細胞寿命、細胞変異による病変等発生の予測データを算出する。
本体の細胞周期予測データにおける後天性外部要因(定住、仕事場所における気象条件等の雰囲気、環境、仕事上のストレス等)は随時インターネット等の情報端末で第3機関のコンピュータに提供してもよい。
また上記幹細胞の保存再培養時期の決定はこの細胞周期予測データを基に算出してもよい。
この予測データは、第3機関が解析、本体への通達を担当し細胞の経年による病変、疾患の発生時期を割出し本体に事前に通知することで組織移植を決定する指標とする。

*樹状細胞
ここでは、本体の樹状細胞をコンピュータで解析してこの遺伝子データを取得する。
ここでいう樹状細胞とは本体の血液から単核球を原料として形成する。これは人体のT細胞を活性化して免疫反応を誘導するものである。
また、本データから取得した造血幹細胞と末梢血単球を骨髄球系細胞増殖因子や複数の免疫抑制性サイトカインとともに培養することで、免疫機能を修飾した免疫抑制特性を有する内存性の制御性樹状細胞を誘導してもよい。(非特許文献4、2009年5月7日独立行政法人理化学研究所 プレリリース研究成果2009年5月7日 造血幹細胞など生体移植の拒絶反応を防ぐ仕組みを発見より)
この制御性樹状細胞の利用で組織移植におけるHLA適合性の緩和をするようにしてもよい。本発明では、本データを基に誘導した上記樹状細胞等を本体の病歴等の臨床データを考察して移植しiPS細胞から再生される組織の癌化を軽減するようにしてもよい。

*iPS細胞因子
ここでは、本体のiPS細胞因子をコンピュータで解析してこの遺伝子データを取得する。
ここでいうiPS細胞因子(山中因子等を含む)とはiPS細胞(人工多能性幹細胞)初期化をするための誘導因子のことである。
iPS細胞因子はiPS細胞を誘導する材料であり本体からその因子となる体細胞を予め出生、幼年時、成人時に採集して冷凍等で保存しておき必要によりiPS細胞を作成してその細胞を分化して各種臓器、器官等組織に再生する。

*幹細胞
ここでは、本体の各種幹細胞(造血幹細胞、臍帯血幹細胞を含む)をコンピュータで解析してこの遺伝子データ取得する。
幹細胞は組織や臓器に成長する元となる細胞であり本発明ではこの幹細胞ばかりでなくES細胞(Embryonic Stem Cell:胚性幹細胞)を利用しこれを移植してもよい。
幹細胞の移植は、不治の病、難病治療として臨床化されている。最年、人体の骨髄中にある間葉系幹細胞も注目されておりこれを当該幹細胞として利用してもよい。
本発明では、当該幹細胞を同時に組織と移植してiPS細胞により再生される組織の癌化を軽減するようにしてもよい。また、当該幹細胞からiPS細胞因子、組織を再生し移植してもよい。また、移植に伴い発生するGVHD(移植片対宿主病)の予防として免疫抑制剤、ステロイドを投与してもよい。

*HLA
ここでは、本体のHLA をコンピュータで解析してこの遺伝子データを取得する。
HLA(Human Leukocyte Antigen=ヒト白血球抗原)は白血球の血液型。ほぼすべての細胞と体液に分布し組織適合性抗原(ヒトの免疫に関わる重要な分子)として作用する。
造血幹細胞移植や臓器移植において、自分のHLAのタイプに合わないものはすべて異物と認識して攻撃を始めてしまうので、HLA適合性が重要である。
本発明では、本体に対しHLA検査を行い、遺伝子データとして蓄積し移植時にこのデータを解析して移植者(ドナー)と提供者(レシピエント)の適合性を決定する。
本発明では、当該本体が事故等で各種臓器、器官等組織が損傷、劣化した時にコンピュータで検索して必要なiPS細胞因子等を上記保存場所から抽出し研究機関等でスクリーニング培養、分化させて当該組織を作成する。
これを本体の抗体、HLAの近傍、適合性の高いものに移植して当該組織機能の修復をして身体能力を回復する。
本発明のシステムの一例を図1,2のフローチャート1,2を参照して説明する。
まず、この発明の利用者(本体の親権者等)は事前にシステムの趣旨を確認し国家、利用機関等が作成した利用承諾書にサインする。
例えばこの利用承諾書案として
1.遺伝子データ、細胞周期予測データ、各種幹細胞、T細胞、樹状細胞は本人のみが利用する。
2.上記遺伝子データ、細胞周期予測データ、細胞を本体外の他人も利用する。
3.他人への利用に対して相当の対価を要求する。
4.細胞周期予測データ利用の諸事案
等の承認をする。ステップ1,2。
なお、これらの利用承諾書締結は第3機関が代行してもよい。
次に、個人、集団等本体第3機関は予め本体の出生、幼年、成人時に上記iPS細胞因子及びまたは臍帯血幹細胞等、各種幹細胞、T細胞、樹状細胞を採取する。ステップ3,4,5,6。
この細胞データをコンピュータで解析しその遺伝子データと細胞周期予測データとを作成し上記細胞を個別分類して貯蔵施設に一定期間冷凍保存等で貯蔵する。ステップ7,8,9,10,11。
ここにおいて本体が本人であって事故等で各種臓器、器官等組織が損傷または劣化した時に(ステップ13,14,15)第3機関はコンピュータでその遺伝子データを検索して(ステップ3,4,5,6,7,8)必要な遺伝子データを検索して上記細胞を上記保存場所から取りだす。ステップ9,10,11。
ここで本体の組織の損傷または劣化を病歴等の臨床データから解析し以下の方法で移植、定着(生着)、リハビリテーションを施術する。
さらに、拒絶反応が高度と予測されるときは各種免疫抑制剤、ステロイド剤の使用や細胞に免疫寛容(immune tolerance)を誘導してもよい。(非特許文献5)
臨床例
1.iPS細胞因子のみのときは
ステップ9,16,17,18,19を採用する。
2.幹細胞のみのときは
ステップ10,20,18,19を採用する。
3.iPS細胞因子+樹状細胞のときは
ステップ9,16,17,11,21,18,
19を採用する。
4.幹細胞+樹状細胞のときは
ステップ10,20,11,21,18,19
を採用する。
5.iPS細胞因子+幹細胞+樹状細胞のときは
ステップ9,16,17,10,20,11,21,
18,19を採用する。
7.iPS細胞因子+制御性樹状細胞のときは
ステップ9,16,17,11,21,22,
18,19を採用する。
8.幹細胞+制御性樹状細胞のときは
ステップ10,20,11,21,22,18,
19を採用する。
9.iPS細胞因子+幹細胞+制御性樹状細胞のときは
ステップ9,16,17,10,20,11,21,22,18,19を採用する。
ここにおいて、本体が他人(他家由来)であって事故等で各種臓器、器官等組織が損傷または劣化した時に(ステップ13,14,15,26)本体の症状を臨床しその臨床例とHLAを調査して(ステップ27)遺伝子の近傍、適合性の高いものに移植する。
両者のHLAをデータ検索(ステップ3,4,5,6,7,8)して必要な細胞を上記保存場所から取りだす。
ここで
10.iPS細胞のみのとき 上記臨床例1.と同じ。
11.幹細胞のみのとき 上記臨床例2.と同じ。
12.iPS細胞+制御性樹状細胞のとき 上記臨床例7.と同じ。
13.幹細胞+制御性樹状細胞のとき 上記臨床例8.と同じ。
14.iPS細胞+幹細胞+制御性樹状細胞のとき 上記臨床例9.と同じ。

を採用する。さらに上記細胞は上記保存において定期的に細胞を再培養して保存し細胞の保存期間を延長してもよい。ステップ23,24,25。
この保存条件は細胞周期予測データを使用してコンピュータで解析して決定してもよい。
当該機関は、当該本体が従事する業務、任務、行為において障害をうける人体組織部位が予め推測されるとき、事前に第3機関に連絡しておき各組織を予め再生して当該障害時に移植してもよい。ステップ28,29,30,31。以下同様のステップを検索する。
また、上記遺伝子データ、細胞周期予測データにより本体の加齢による細胞変化から
予想される病変、疾患の発生時期を第3機関が解析し(ステップ3,8)そのデータS12)を本体へ事前に通知する(ステップ14,15)ことで組織移植時期を提示してもよい。以下上記臨床例1.から9.を実施する。
本体の細胞周期予測データにおける後天性外部要因(定住地、仕事場所における気象条件等の雰囲気、外部環境、仕事上のストレス等)は随時インターネット等の情報端末で第3機関に提供入力してもよい。
ここにおいて、第3機関は本体へのその通達を定期的におこなって移植の啓発をしてもよい。また、第3機関は、当該本体のアンチエイジング対策として本体の組織が老化したときに上記細胞およびまたは再生組織の移植でこれを対処してもよい。
さらに、移植に伴う拒絶反応が高度と判断されるときは各種免疫抑制剤、ステロイド剤の使用や細胞に免疫寛容(immune tolerance)を誘導してもよい。
(非特許文献5、京府医大誌 120(8),571〜579,2011 特集「臨床免疫学の進歩」 免疫寛容の誘導 山崎 真裕)。
上記実施例1,2,3では樹状細胞、制御性樹状細胞を例に説明したが樹状細胞、制御性樹状細胞のかわりにT細胞、制御性T細胞を使用してもよい。
また、樹状細胞、制御性樹状細胞にT細胞、制御性T細胞を組合せて使用してもよい。
以下の臨床例をとる。
15.幹細胞及びまたはT細胞 上記臨床例2.と同じ。
16.iPS細胞+樹状細胞及びまたはT細胞 上記臨床例3.と同じ。
17.幹細胞+樹状細胞及びまたはT細胞 上記臨床例4.と同じ。
18.iPS細胞+幹細胞+樹状細胞およびまたはT細胞
上記臨床例2.と同じ。
19.iPS細胞+制御性樹状細胞およびまたは制御性T細胞
上記臨床例2.と同じ。
20.幹細胞+制御性樹状細胞およびまたは制御性T細胞
上記臨床例2.と同じ。
21.iPS細胞+幹細胞+制御性樹状細胞およびまたは制御性T細胞
上記臨床例2.と同じ。

この発明のiPS細胞因子及びまたは各種幹細胞、T細胞、樹状細胞等から解析した遺伝子データ及びまたは細胞周期予測データを再生医療に応用したことを特徴とする社会保障システムによれば、若年者層、高齢者層を含む個人、集団等本体の身体機能回復の促進で国家、社会の社会活動が活性化しこれに伴う医療、社会福祉、介護、社会保障等の各種必要経費が格段に節減される。繋ぎの医療といわれる臓器移植の定着(生着)率、生存率が向上し患者のライフワークが充実する。
本体の細胞組織がアンチエイジングで若返ることができ高齢者の美容意識、健康志向が高まりシニアライフビジネスが活発化する。本体の寿命が延びるので長期的な作業、業務が必要な宇宙開発事業等が可能となり長期金融投資型のビジネスモデルが創造され世界的な余剰金融が解消する。
再生医療産業の創生が活性化され遺伝子産業が発展する。
遺伝子産業はマイクロ、ケミカル、バイオエンジニアリングであり少ないスペースと材料で高額な医療商品を開発生産できる。これは個々人の個性DNAに依存したオーダーメード医療であり生産商品の長期保存が困難で過剰在庫になりにくい利点がある。
商品開発に技術者の経験、感性、技量が問われるので高賃金労働が保障される。
新たな病疾患の治療方法として抗体医薬品治療、分子標的治療が開発され疾病患者に副作用の少ない治療ができる利点が有る。
また、本発明のシステムは顧客となる本体にたいして商品生産国家の信頼度、管理性が高く問われ他国の類似行為も困難であるので独占性のある国際的ビジネスが展開できる。
若年者層においては、第3機関が当該移植権利を授与することで機関ならびに上部組織への従属依存性が生じる。本体に対し将来の良好な健康状態、希望のある魅力のある人生生活が付与され人口問題が解決し国家、社会の価値、尊厳、忠誠心の維持が期待できる。
特になし

Claims (24)

  1. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各種幹細胞と樹状細胞とを採集しその細胞データをコンピュータで解析して遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記樹状細胞とを共に保存する。上記第3機関は上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したときに上記遺伝子データを検索して上記iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各種幹細胞と上記樹状細胞とを上記本体に移植してその身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  2. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各種幹細胞と樹状細胞とを採集しその細胞データをコンピュータで解析して遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記樹状細胞とを共に保存する。上記第3機関は上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したときに上記遺伝子データを検索して上記iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各幹細胞と上記樹状細胞より誘導された制御性樹状細胞とを上記本体に移植してその身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  3. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各種幹細胞と樹状細胞とを採集しその細胞データをコンピュータで解析してその遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記樹状細胞とを共に保存する。上記第3機関は上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したとき上記遺伝子データを検索して上記本体のHLA(Human Leukocyte Antigen)の近傍や適合度の高いiPS細胞因子を検索して上記iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各種幹細胞と上記樹状細胞とを上記本体に移植してその身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  4. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各種幹細胞と樹状細胞とを採集しその細胞データをコンピュータで解析してその遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記樹状細胞とを共に保存する。上記第3機関は上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したとき上記遺伝子データを検索して上記本体のHLA(Human Leukocyte Antigen)の近傍や適合度の高いiPS細胞因子を検索し上記iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各種幹細胞と上記樹状細胞より誘導された制御性樹状細胞とを上記本体に移植してその身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  5. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各種幹細胞と樹状細胞とを採集しその細胞データをコンピュータで解析してその遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記樹状細胞とを共に保存する。さらに、上記コンピュータは上記各種幹細胞から細胞周期データを作成し上記細胞周期データに後天性外部要因を補足した細胞周期予測データを作成する。
    上記第3機関は、上記細胞周期予測データおよびまたは上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したとき上記遺伝子データを検索して上記iPS細胞を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各種幹細胞と上記樹状細胞とを上記本体に移植してその身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  6. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各幹細胞と樹状細胞とを採集しコンピュータでその細胞データを解析し遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記樹状細胞とを共に保存する。さらに、上記コンピュータは上記各種幹細胞から細胞周期データを作成しこの細胞周期データに後天性外部要因を補足した細胞周期予測データを作成する。
    上記第3機関は上記細胞周期予測データおよびまたは上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したとき上記遺伝子データを検索して上記iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各幹細胞と上記樹状細胞より誘導された制御性樹状細胞とを上記本体に移植することで身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  7. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各種幹細胞と樹状細胞とを採集しコンピュータでその細胞データを解析し遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記樹状細胞とを共に保存する。さらに、上記コンピュータは上記各種幹細胞から細胞周期データを作成しこの細胞周期データに後天性外部要因を補足した細胞周期予測データを作成して上記各種幹細胞と上記樹状細胞との保存条件および再培養時期の決定をする。
    上記第3機関は上記細胞周期予測データおよびまたは上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したとき上記遺伝子データを検索して上記iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各種幹細胞と樹状細胞とを上記本体に移植することで身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  8. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各幹細胞と樹状細胞とを採集しコンピュータでその細胞データを解析し遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記樹状細胞とを共に保存する。さらに、上記コンピュータは上記各種幹細胞から細胞周期データを作成しこの細胞周期データに後天性外部要因を補足した細胞周期予測データを作成して上記各種幹細胞と上記樹状細胞との保存条件および再培養時期の決定をする。
    上記第3機関は上記細胞周期予測データおよびまたは上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したとき上記遺伝子データを検索して上記iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各幹細胞と上記樹状細胞より誘導された制御性樹状細胞とを上記本体に移植することで身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  9. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各種幹細胞とT細胞とを採集しその細胞データをコンピュータで解析して遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記T細胞とを共に保存する。上記第3機関は上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したときに上記遺伝子データを検索して上記iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各種幹細胞と上記T細胞とを上記本体に移植してその身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  10. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各種幹細胞とT細胞とを採集しその細胞データをコンピュータで解析して遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記T細胞とを共に保存する。上記第3機関は上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したときに上記遺伝子データを検索して上記iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各幹細胞と上記T細胞より誘導された制御性T細胞とを上記本体に移植してその身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  11. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各種幹細胞とT細胞とを採集しその細胞データをコンピュータで解析してその遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記T細胞とを共に保存する。上記第3機関は上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したとき上記遺伝子データを検索して上記本体のHLA(Human Leukocyte Antigen)の近傍や適合度の高いiPS細胞因子を検索して上記iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各種幹細胞と上記T細胞とを上記本体に移植してその身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  12. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各種幹細胞とT細胞とを採集しその細胞データをコンピュータで解析してその遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記T細胞とを共に保存する。上記第3機関は上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したとき上記遺伝子データを検索して上記本体のHLA(Human Leukocyte Antigen)の近傍や適合度の高いiPS細胞因子を検索し上記iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各種幹細胞と上記T細胞より誘導された制御性T細胞とを上記本体に移植してその身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  13. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各種幹細胞とT細胞とを採集しその細胞データをコンピュータで解析してその遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記T細胞とを共に保存する。さらに、上記コンピュータは上記各種幹細胞から細胞周期データを作成し上記細胞周期データに後天性外部要因を補足した細胞周期予測データを作成する。
    上記第3機関は、上記細胞周期予測データおよびまたは上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したとき上記遺伝子データを検索して上記iPS細胞を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各種幹細胞と上記T細胞とを上記本体に移植してその身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  14. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各幹細胞とT細胞とを採集しコンピュータでその細胞データを解析し遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記T細胞とを共に保存する。さらに、上記コンピュータは上記各種幹細胞から細胞周期データを作成しこの細胞周期データに後天性外部要因を補足した細胞周期予測データを作成する。
    上記第3機関は上記細胞周期予測データおよびまたは上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したとき上記遺伝子データを検索して上記iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各幹細胞と上記T細胞より誘導された制御性T細胞とを上記本体に移植することで身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  15. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各種幹細胞とT細胞とを採集しコンピュータでその細胞データを解析し遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記T細胞とを共に保存する。さらに、上記コンピュータは上記各種幹細胞から細胞周期データを作成しこの細胞周期データに後天性外部要因を補足した細胞周期予測データを作成して上記各種幹細胞と上記T細胞との保存条件および再培養時期の決定をする。
    上記第3機関は上記細胞周期予測データおよびまたは上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したとき上記遺伝子データを検索して上記iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各種幹細胞とT細胞とを上記本体に移植することで身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  16. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各幹細胞とT細胞とを採集しコンピュータでその細胞データを解析し遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記T細胞とを共に保存する。さらに、上記コンピュータは上記各種幹細胞から細胞周期データを作成しこの細胞周期データに後天性外部要因を補足した細胞周期予測データを作成して上記各種幹細胞と上記T細胞との保存条件および再培養時期の決定をする。
    上記第3機関は上記細胞周期予測データおよびまたは上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したとき上記遺伝子データを検索して上記iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各幹細胞と上記T細胞より誘導された制御性T細胞とを上記本体に移植することで身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  17. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各種幹細胞と樹状細胞とT細胞とを採集しその細胞データをコンピュータで解析して遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記樹状細胞と上記T細胞とを共に保存する。上記第3機関は上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したときに上記遺伝子データを検索して上記iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各種幹細胞と樹状細胞とT細胞とを上記本体に移植してその身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  18. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各種幹細胞と樹状細胞とT細胞とを採集しその細胞データをコンピュータで解析して遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記樹状細胞と上記T細胞とを共に保存する。上記第3機関は上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したときに上記遺伝子データを検索して上記iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各幹細胞と上記樹状細胞および上記T細胞より誘導された制御性樹状細胞と制御性T細胞とを上記本体に移植してその身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  19. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各種幹細胞と樹状細胞とT細胞を採集しその細胞データをコンピュータで解析してその遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記樹状細胞と上記T細胞とを共に保存する。上記第3機関は上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したとき上記遺伝子データを検索して上記本体のHLA(Human Leukocyte Antigen)の近傍や適合度の高いiPS細胞因子を検索して上記iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各種幹細胞と上記樹状細胞と上記T細胞を上記本体に移植してその身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  20. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各種幹細胞と樹状細胞とT細胞を採集しその細胞データをコンピュータで解析してその遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記樹状細胞と上記T細胞とを共に保存する。上記第3機関は上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したとき上記遺伝子データを検索して上記本体のHLA(Human Leukocyte Antigen)の近傍や適合度の高いiPS細胞因子を検索し上記iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各種幹細胞と上記樹状細胞および上記T細胞より誘導された制御性樹状細胞と制御性T細胞を上記本体に移植してその身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  21. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各種幹細胞と樹状細胞とT細胞を採集しその細胞データをコンピュータで解析してその遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記樹状細胞と上記T細胞とを共に保存する。さらに、上記コンピュータは上記各種幹細胞から細胞周期データを作成し上記細胞周期データに後天性外部要因を補足した細胞周期予測データを作成する。
    上記第3機関は、上記細胞周期予測データおよびまたは上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したとき上記遺伝子データを検索して上記iPS細胞を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各種幹細胞と上記樹状細胞と上記T細胞とを上記本体に移植してその身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  22. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各幹細胞と樹状細胞とT細胞とを採集しコンピュータでその細胞データを解析し遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記樹状細胞と上記T細胞とを共に保存する。さらに、上記コンピュータは上記各種幹細胞から細胞周期データを作成しこの細胞周期データに後天性外部要因を補足した細胞周期予測データを作成する。
    上記第3機関は上記細胞周期予測データおよびまたは上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したとき上記遺伝子データを検索して上記iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各幹細胞と上記樹状細胞および上記T細胞より誘導された制御性樹状細胞と制御性T細胞を上記本体に移植することで身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  23. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各種幹細胞と樹状細胞とT細胞とを採集しコンピュータでその細胞データを解析し遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記樹状細胞と上記T細胞とを共に保存する。さらに、上記コンピュータは上記各種幹細胞から細胞周期データを作成しこの細胞周期データに後天性外部要因を補足した細胞周期予測データを作成して上記各種幹細胞と上記樹状細胞と上記T細胞の保存条件および再培養時期の決定をする。
    上記第3機関は上記細胞周期予測データおよびまたは上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したとき上記遺伝子データを検索して上記iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各種幹細胞と上記樹状細胞と上記T細胞とを上記本体に移植することで身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
  24. 国家及びまたは企業が運営する第3機関が対象となる個人、集団等本体のiPS細胞因子と各幹細胞と樹状細胞とT細胞とを採集しコンピュータでその細胞データを解析し遺伝子データを作成し上記iPS細胞因子と上記各種幹細胞と上記樹状細胞と上記T細胞とを共に保存する。さらに、上記コンピュータは上記各種幹細胞から細胞周期データを作成しこの細胞周期データに後天性外部要因を補足した細胞周期予測データを作成して上記各種幹細胞と上記樹状細胞と上記T細胞との保存条件および再培養時期の決定をする。
    上記第3機関は上記細胞周期予測データおよびまたは上記本体の臓器、器官等組織が損傷または劣化したとき上記遺伝子データを検索して上記iPS細胞因子を適合性の高い条件で組合せて上記組織を再生しこの再生された組織と上記各幹細胞および上記T細胞と上記樹状細胞より誘導された制御性樹状細胞と制御性T細胞とを上記本体に移植することで身体機能回復を促進することを特徴とする社会保障システム。
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