JP2016059431A - 液塗布用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な操作で、塗布液を毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ十分かつ適量塗布することができる液塗布用具の提供。
【解決手段】容器本体10に貯留する液を吐出させて塗布する液塗布用具1であり、液を吐出する吐出ノズル30と、容器本体10に貯留する液を吐出ノズル30から吐出させるポンプ21と、吐出ノズル30から吐出する液を塗布する塗布部50とを備え、塗布部50は、吐出ノズル30の周囲に塗布部材51を有し、吐出ノズル30から吐出する液を塗布部材51により塗布するように構成した。
【選択図】図2

Description

この発明は、育毛剤や整髪料、洗浄剤、化粧剤、美容剤等の塗布液を毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ適量塗布することのできる液塗布用具に関する。
泡状整髪料等の塗布液を毛髪に塗布するようにしたものとして、特開平10−33265号公報に開示され、このものは、ブラシの毛の先端に栓が設けられ、栓を棒状体として、ブラシで頭皮を叩いてマッサージする時に、栓が引っ込んで塗布液が塗布される。さらに、頭髪への育毛剤や頭皮痛み保護のトニック液などの塗布液を塗布する点滴用具があり、この点滴用具は瓶口元中栓の中心孔から塗布液を頭髪や頭皮に手で振りかけている。また、特許第4753233号公報に開示されるものがあり、このものは、塗布液を計量室で計量し、押込み棒を頭皮に押し当てたときのみ計量室の塗布液を塗布する。
特開平10−33265号公報 特許第4753233号公報
しかしながら、栓を棒状体として、ブラシで頭皮を叩いてマッサージする時に、栓が引っ込んで塗布液が塗布されるため、塗布液を十分に塗布することができない。一方、点滴用具では、上から下に振って頭部寸前で自分で止めるために振られた反応に反動で頭部に当たり、怪我をしてしまう虞がある。また、振り方加減で塗布液の出が大きくバラつき多く出しすぎると顔にまで流れて刺激が大きい塗布液であるが故に顔皮膚を痛めてしまい、仮に少量だと何回も繰り返しを余技なくされ、頭皮の毛穴に塗布液を浸透させることはできなかった。また、塗布液を計量室で計量し、押込み棒を頭皮に押し当てたときのみ計量室の塗布液を塗布するものは、計量された量しか塗布することができなかった。
この発明は、これら従来の問題点を解消し、簡単な操作で、塗布液を毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ十分かつ適量塗布することができる液塗布用具を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、容器本体に貯留する液を吐出させて塗布する液塗布用具であり、
液を吐出する吐出ノズルと、
前記容器本体に貯留する液を前記吐出ノズルから吐出させるポンプと、
前記吐出ノズルから吐出する液を塗布する塗布部と、を備え、
前記塗布部は、前記吐出ノズルの周囲に塗布部材を有し、
前記吐出ノズルから吐出する液を前記塗布部材により塗布するように構成したことを特徴とする液塗布用具である。
請求項2に記載の発明は、吐出させる液の量を調整する吐出液量調整手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の液塗布用具である。
請求項3に記載の発明は、液を吐出させながら前記吐出ノズルを移動させる吐出ノズル移動手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項1に記載の液塗布用具である。
請求項4に記載の発明は、前記吐出ノズルは、液を拡散状態または噴霧状態で吐出させる吐出部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の液塗布用具である。
請求項5に記載の発明は、前記塗布部材は、ブラシまたはコームであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の液塗布用具である。
請求項6に記載の発明は、容器本体に貯留する液を吐出させて塗布する液塗布用具であり、
液を吐出する吐出ノズルと、
前記容器本体に貯留する液を前記吐出ノズルから吐出させるポンプと、
前記吐出ノズルから吐出する液を塗布する塗布部と、を備え、
前記塗布部は、前記吐出ノズルを中心として周囲に延びる複数本の可とう性材料で成形された刺激部を有し、
前記吐出ノズルから吐出する液を前記刺激部により塗布すると共に塗布箇所をマッサージするように構成したことを特徴とする液塗布用具である。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明では、ポンプにより容器本体に貯留する液を吐出ノズルから吐出させ、吐出ノズルから吐出する液を塗布部の塗布部材により塗布することで、いかなる使用状態においても簡単な操作で、液を毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ十分かつ適量塗布することができる。
請求項2に記載の発明では、使用状態において液の吐出液量を調整することで、液を毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ十分かつ適量塗布することができる。
請求項3に記載の発明では、液を吐出させながら吐出ノズルを移動させることで、液を毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ十分かつ適量塗布することができる。
請求項4に記載の発明では、液を拡散状態または噴霧状態で吐出させることで、液を毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ塗布むらなく塗布することができる。
請求項5に記載の発明では、ブラシまたはコームを用いることで、吐出ノズルから吐出させる液を、液を毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ塗布することができる。
請求項6に記載の発明では、塗布部は、吐出ノズルを中心として周囲に延びる複数本の可とう性材料で成形された刺激部を有し、吐出ノズルから吐出する液を刺激部により塗布すると共に塗布箇所をマッサージすることができる。
第1の実施の形態の液塗布用具の正面図である。 液塗布用具の側面図である。 液塗布用具の背面図である。 液塗布用具の分解斜視図である。 ポンプを示す図である。 液量調整手段を示す図である。 他のポンプユニットの構成を示す図である。 他のポンプユニットの構成を示す図である。 他のポンプユニットの構成を示す図である。 他のポンプユニットの構成を示す図である。 他のポンプユニットの構成を示す図である。 他のポンプユニットの構成を示す図である。 他のポンプユニットの構成を示す図である。 他の吐出ノズルの構成を示す図である。 他の吐出ノズルの構成を示す図である。 他の吐出ノズルの構成を示す図である。 他の吐出ノズルの構成を示す図である。 他の吐出ノズルの構成を示す図である。 他の吐出ノズルの構成を示す図である。 他の吐出ノズルの構成を示す図である。 他の吐出ノズルの構成を示す図である。 他の吐出ノズルの構成を示す図である。 他の吐出ノズルの構成を示す図である。 他の吐出ノズルの構成を示す図である。 他の塗布部の構成を示す図である。 他の塗布部の構成を示す図である。 他の塗布部の構成を示す図である。 他の塗布部の構成を示す図である。 他の塗布部の構成を示す図である。 第2の実施の形態の液塗布用具を示す図である。
以下、この発明の液塗布用具の実施の形態について説明する。この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明はこれに限定されない。この液塗布用具は、育毛剤や整髪料、洗浄剤、化粧剤、美容剤等の液を貯留しており、これらの液を適量塗布するものである。
(第1の実施の形態の液塗布用具の構成)
この実施の形態の液塗布用具は、図1乃至図6に示すように構成される。図1は液塗布用具の正面図、図2は液塗布用具の側面図、図3は液塗布用具の背面図、図4は液塗布用具の分解斜視図、図5はポンプを示す図、図6は液量調整手段を示す図である。この液塗布用具1は容器本体10に貯留する液を吐出させて塗布するものであり、容器本体10にはポンプユニット20が組み付けられている。
ポンプユニット20はポンプ21、ポンプホース22、ポンプパイプ23、ポンプヘッド24、ポンプキャップ25を有し、ポンプキャップ25によって容器本体10に着脱可能に組み付けられている。ポンプ21を駆動するポンプパイプ23からポンプヘッド24に連通して液通路26が形成されており、ポンプヘッド24には液を吐出する吐出ノズル30が連結され、液通路26が吐出ノズル30の吐出通路30aと連通している。ポンプヘッド24を押すことで、ポンプパイプ23を介してポンプ21が駆動し、容器本体10に貯留する液を、ポンプホース22を介して液通路26から吐出ノズル30の吐出通路30aへ送り、吐出通路30aから吐出させる。
ポンプ21は図5に示すように構成され、図5(a)は初期状態を示し、図5(b)は押し状態を示し、図5(c)は戻し状態を示す。この実施の形態のポンプ21はポンプ本体21aにポンプパイプ23がシール材21c,21dを介して移動可能に支持されている。ポンプパイプ23には中棒21eが挿入され、中棒21eの端部に弁部21e1が形成され、この弁部21e1はシール材21dに形成された導入通路21d1を開閉する。中棒21eには軸方向に液溝21e2が形成され、導入通路21d1から導入された薬液をポンプパイプ23に形成された液通路26に導く。ポンプ本体21aには開閉弁21fが形成されている。ポンプパイプ23の鍔部23aとシール材21dとの間にはスプリング21gが設けられ、ポンプパイプ23に設けられた中棒21eの弁部21e1はシール材21dの導入通路21d1を閉じるように付勢する。ポンプパイプ23と中棒21eは一体に移動するように組み付けられている。
図5(a)の初期状態ではスプリング21gによりポンプパイプ23が付勢され、中棒21eの弁部21e1はシール材21dの導入通路21d1を閉じると共に、開閉弁21fが閉じている。ポンプパイプ23が押された図5(b)の押し状態ではポンプパイプ23と共に中棒21eが移動し、弁部21e1はシール材21dの導入通路21d1を開く。この中棒21eの移動によりパイプ内液室21hの薬液の圧力が上昇し、開閉弁21fが閉じ、薬液が導入通路21d1に導入される。薬液は中棒21eの液溝21e2からポンプパイプ23の液通路26を通り吐出する。
ポンプパイプ23を押すことが解除されると、ポンプパイプ23が初期状態に戻り、図5(c)の戻し状態ではポンプパイプ23と共に中棒21eが移動して戻り、弁部21e1がシール材21dの導入通路21d1を閉じ。この中棒21eの移動によりパイプ内液室21hの薬液の圧力が下がり、開閉弁21fが開き、パイプ内液室21hに薬液が導入される。ポンプパイプ23が押されると図5(b)の押し状態になり、薬液が中棒21eの液溝21e2からポンプパイプ23の液通路26を通り吐出させる。
ポンプヘッド24には、吐出ノズル30が設けられ、ポンプヘッド24を押す操作によって吐出ノズル30が一体に移動しながら液を吐出し、これらによって液を吐出させながら吐出ノズル30を移動させる吐出ノズル移動手段Aが構成される。この吐出ノズル移動手段Aによって液を吐出させながら吐出ノズル30を移動させることで、液を毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ十分かつ適量塗布することができる。
ポンプユニット20には吐出させる液の量を調整する吐出液量調整手段Bが備えられており、吐出液量調整手段Bは使用状態において液の吐出液量を調整し、液を毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ十分かつ適量塗布することができる。この吐出液量調整手段Bは図6に示すように調整リング40と調整凸部41から構成される。図6(a)は調整リングと調整凸部の取付状態を示すポンプユニットの側面図、図6(b)は調整リングの側面図、図6(c)は調整リングの展開図であり、調整リング40はポンプパイプ23に回動可能に設けられ、調整凸部41は操作部24に固定される。調整リング40は第1調整部40a、第2調整部40b、第3調整部40c、第4調整部40dが階段状に形成され、さらに回転ノブ40eが形成されている。調整リング40を回転ノブ40eによって回転し、調整凸部41の位置に第1調整部40aから第4調整部40dのいずれかを対応させることで、調整凸部41の位置に対応させた第1調整部40aから第4調整部40dのいずれかが調整凸部41と当接し、ポンプヘッド24の操作ストロークを調整することができる。例えば調整凸部41の位置に第1調整部40aを対応させると、ポンプヘッド24の操作ストロークが長く、吐出液量が最も多くなり、調整凸部41の位置に第4調整部40dを対応させると、ポンプヘッド24の操作ストロークが短く、吐出液量が最も少なくなる。
この液塗布用具1は吐出ノズル30から吐出する液を塗布する塗布部50を備えており、塗布部50は吐出ノズル30の周囲に配置される塗布部材51を有し、吐出ノズル30から吐出する液を塗布部材51により塗布するように構成される。塗布部材51は塗布台52に設けられ、塗布台52は台柱53の係合部53aに組み付けて設けられ、この台柱53はポンプキャップ25に固定されている。この実施の形態では塗布部材51がブラシであるが、コームを用いてもよい。吐出ノズル30の先端部30cは塗布台52に形成されたガイド孔52aから突出しており、ガイド孔52aは吐出ノズル30の移動を許容する。
この実施の形態では、ポンプユニット20のポンプ21の駆動により容器本体10に貯留する液を吐出ノズル30から吐出させ、吐出ノズル30から吐出する液を塗布部50の塗布部材51により塗布することで、いかなる使用状態においても簡単な操作で、液を毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ十分かつ適量塗布することができる。
(他のポンプユニットの構成)
他のポンプユニットの構成を、図7乃至図13に基づいて説明する。図1乃至図6の実施の形態と同じ構成は、同じ符号を付して説明を省略する。図7の実施の形態ではポンプパイプ23に液通路26を設けないで、ポンプ21に吐出パイプ60を接続して吐出ノズル30から吐出させる構成である。吐出ノズル30には、吐出孔30a1を複数個設け、それぞれの吐出孔30a1から液を吐出させる。
図8の実施の形態では図8(a)が操作前の状態を示し、図8(b)が操作時の状態を示し、台柱53に支持ピン61を固定し、ポンプ操作レバー62が支持ピン61を支点にして操作可能に設けられている。ポンプ操作レバー62の凹部62aをポンプパイプ23に固定した操作ピン27に当接し、ポンプ操作レバー62によってポンプパイプ23をストロークさせ、ポンプヘッド24もポンプパイプ23と一緒に移動する。図8(c)はポンプ操作レバーの他の形態を示し、ポンプ操作レバー62は図8(a)乃至図8(c)に示すように指で押す部分62bをポンプパイプ23側に曲げた構造であり、指で押す部分62bが外側に突出することがなくコンパクトで、しかもポンプパイプ23の方向へ容易に押すことができ操作が容易である。
図9の実施の形態では図9(a)が操作前の状態を示し、図9(b)が操作時の状態を示し、ポンプ操作レバー62は図8の実施の形態と同様に設けられるが、ポンプヘッド24が台柱53に固定され、ポンプヘッド24にポンプパイプ23を移動可能に接続し、ポンプ操作レバー62をポンプパイプ23に固定した操作ピン27に当接し、ポンプ操作レバー62によってポンプパイプ23をストロークさせ、ポンプヘッド24は移動しない構成である。
図10の実施の形態では図10(a)は液塗布用具の背面を示し、ポンプ操作レバー62を台柱53の支持ピン61に支点にして操作可能に設け、ポンプ操作レバー62の押し部62cをポンプヘッド24に当接し、ポンプ操作レバー62によってポンプヘッド24を押してポンプパイプ23をストロークさせる。ポンプ操作レバー62の押し部62cは強度を有する金属または樹脂を使用したり、図10(b)に示すようにボールベアリング63を嵌め込むことで、押し部62cで押す際のセンターずれによる平面の摩擦抵抗を少なくして耐久性を向上させることができる。
図11の実施の形態ではレバー支持支柱64を設け、ポンプ操作レバー62をレバー支持支柱64に操作可能に設け、ポンプ操作レバー62を横方向から押す操作によってポンプヘッド24を押してポンプパイプ23をストロークさせる。
図12の実施の形態ではレバー支持支柱65を設け、ポンプ操作レバー62をレバー支持支柱65に操作可能に設け、ポンプ操作レバー62を横方向から押す操作によってポンプパイプ23をストロークさせる。
図13の実施の形態では台座52を固定した台柱53を中空構造とし、この台柱53にポンプパイプ23を収納して配置し、ポンプ操作レバー62によって操作によってポンプパイプ23をストロークさせる。
(他の吐出ノズルの構成)
他の吐出ノズルの構成を、図14乃至図24に基づいて説明する。図1乃至図6の実施の形態と同じ構成は、同じ符号を付して説明を省略する。図14の実施の形態では、吐出ノズル30の先端部30cに吐出部31を取替え可能にしており、吐出部31は吐出孔31aの大きさ、形状、個数などを変化させたものと交換することで、液を噴霧、泡、放射、滴下などの状態にして吐出させることができる。
図15の実施の形態は吐出ノズル30の先端部30cに吐出部32を挿着した構成であり、吐出部32は後側に係止鍔32aを有し、先端側にラッパ状部32bを有し、係止鍔32aからラッパ状部32bに亘り拡散溝32cが形成されている。吐出ノズル30の先端部30cに吐出部32を装着した状態では係止鍔32aが先端部30cの凸部30c1に係止され、ラッパ状部32bが先端部30cから突出しており、液は拡散溝32cにガイドされて放射状に拡散して吐出する。
図16の実施の形態は図15の実施の形態と同様に構成されるが、吐出部32のラッパ状部32bの拡散角度を大きくし、中心部に吐出孔32dを設けたものであり、図17の実施の形態はラッパ状部32bに延長部32b1を形成したものである。図16の実施の形態では拡散範囲が広がり、図17の実施の形態ではラッパ状部32bの拡散角度と延長部32b1の長さによって拡散された塗布範囲が定まり、相当広範囲まで塗布することができる。
図18の実施の形態は図18(a)に吐出部の側面を示し、図18(b)に吐出部の平面を示し、吐出ノズル30の先端部30cに吐出部33を組み付け、吐出部33には棒状部33aが2輪の円上に複数個設けられており、棒状部33aの吐出孔33a1から液が吐出し、棒状部33aにより塗布することができる。棒状部33aは丸棒でも円錐棒でもよい。
図19の実施の形態は図19(a)に吐出部の側面を示し、図19(b)に吐出部の平面を示し、図19(c)に吐出部の側面を示し、吐出ノズル30の先端部30cに吐出部34を組み付け、吐出部34には棒状部34aが先端側から見て1輪の円上に複数個設けられており、複数の棒状部34aの間に形成された吐出孔34bから液が吐出することで、相当広範囲まで塗布することができる。棒状部34aは櫛、ブラシ、コームなどである。図20の実施の形態は図19の実施の形態と同様に構成されるが、この実施の形態では吐出部34に棒状部34aが先端側から見て3輪の円上に複数個設けられている。
図21の実施の形態は吐出ノズル30の先端部30cに吐出部35を組み付けたものであり、この吐出部35はゴムまたは樹脂で形成される。図21(b)の実施の形態は吐出部の側面と平面を示し、吐出部35には4個の塗布べろ35aが広がるように延びており、塗布べろ35aの間に形成された溝部35bから吐出する液が拡散され、塗布べろ35aによって塗布される。図21(b)の実施の形態は吐出部の側面と平面を示し、吐出部35には4個の塗布べろ35cが真っ直ぐ延びており、塗布べろ35cの間に形成された溝部35dから吐出する液が拡散され、塗布べろ35cによって塗布される。図21(c)の実施の形態は吐出部の側面と平面を示し、吐出部35は円錐状に形成され、この吐出部35に3箇所に形成された吐出孔35eから液が拡散されて吐出する。図21の実施の形態では吐出する液が拡散されるが、この吐出する液を射出、噴霧、摘出、泡出するように構成することができる。
図22の実施の形態は図22(a)は吐出部の側面を示し、図22(b)は吐出部の断面を示し、図22(c)は吐出部の分解を示し、吐出ノズル30の先端部30cに吐出部36を組み付けたものであり、この吐出部36はゴムまたは樹脂で形成される。吐出部36には4個の液拡散溝36aが先端から所定距離Lの位置に延びるように形成されており、この液拡散溝36aによって吐出する液が拡散される。この所定距離Lの位置と溝の傾斜角度によって液拡散溝36aから吐出する液が拡散する範囲が決定され、溝の傾斜角度か一定で所定距離Lを短くすると拡散範囲が狭くなり、所定距離Lを長くすると拡散範囲が広くなり、一方所定距離Lが一定で溝の傾斜角度を小さくすると拡散範囲が狭くなり、傾斜角度を大きくすると拡散範囲が広くなる。
図23の実施の形態は吐出ノズル30の先端部30cに吐出部37を組み付けたものであり、この吐出部37はゴムまたは樹脂で形成される。吐出部37には複数個の吐出孔37aが先端から所定距離Lの側部位置に開口されており、この吐出孔37aによって吐出する液が拡散される。吐出孔37aは吐出部37の中央位置にも形成してもよく、また吐出部37の形状は特に限定されず、例えばボール状でもよく、へら状でもよい。複数個の吐出孔37aの位置形状も特に限定されず、例えばランダムに形成され、複数個の吐出孔37aによって吐出する液が拡散されると共に、吐出部37によって梳くなどして塗布することができる。
図24の実施の形態は吐出ノズル30の先端部30cに吐出部38を組み付けたものであり、この吐出部38はゴムまたは樹脂で形成される。この実施の形態の吐出部38には複数個の吐出パイプ38aが先端から所定距離Lの側部位置に開口して形成されており、この吐出パイプ38aによって吐出する液が拡散される。
(他の塗布部の構成)
他の塗布部の構成を、図25乃至図29に基づいて説明する。図1乃至図6の実施の形態と同じ構成は、同じ符号を付して説明を省略する。図25の実施の形態では塗布台52を円形状に形成し、塗布台52の裏面側に組付部52bを設け、この組付部52aを台柱53に係合させて組み付ける。図26の実施の形態は塗布台52を楕円形状に形成したものであり、図25の実施の形態と同様に構成され、この両実施の形態の塗布台52は取替え可能になっている。
図27の実施の形態では吐出ノズル30が縦長で、複数個所に吐出孔30fが形成されている。塗布台52には吐出孔30fに対応して大径孔52aが形成され、複数個所の吐出孔30fから液が吐出する。図28の実施の形態は図27の実施の形態と同様に構成されるが、塗布台52から縦長の吐出ノズル30を突出させて複数個所の吐出孔30gから液が吐出する構成である。
図29の実施の形態では塗布台52に吐出室71が形成されており、この吐出室71に吐出ノズル30から液が供給される。吐出室71には液を浸透する綿材72が収納されており、この綿材72から多孔質塗布棒70に液が供給され、多孔質塗布棒70により液を塗布する。多孔質塗布棒70は液を浸み込ませて塗布するように多孔質材料で成形され、例えばアクリル繊維、ポリエステル繊維、ナイロン(登録商標)繊維、ビニロン繊維を原料とし、この原料を樹脂で固めたり、焼結させたりしたものが使用される。
(第2の実施の形態の液塗布用具の構成)
この実施の形態の液塗布用具は、図30に示すように構成される。図30(a)は液塗布用具の側面図、図30(b)は液塗布用具の塗布側から見た図、図30(c)は液塗布用具の使用状態を示す図である。
この実施の形態の液塗布用具101は容器本体102に貯留する液を吐出させて塗布するように構成され、液を吐出する吐出ノズル103と、容器本体102に貯留する液を吐出ノズル103から吐出させるポンプ104と、吐出ノズル103から吐出する液を塗布する塗布部105とを備えている。塗布部105は吐出ノズル104を中心として周囲に延びる複数本の可とう性材料で成形された刺激部106を有し、刺激部106には吸盤106aが形成されている。
この実施の形態の液塗布用具101は例えば液を頭部に塗布する場合に容器本体102を持って塗布部105の刺激部106を頭部に被せ、吐出ノズル103を頭部に押し付けるとポンプ104が駆動して容器本体102の液が吐出ノズル103から吐出し頭部に拡散塗布される。押し付けを止めると液の吐出が停止され、再度の押し付けにより吐出ノズル103から吐出し頭部に拡散塗布され、この繰り返して刺激部106の吸盤106aにより塗布箇所をマッサージすることができる。
この発明は、育毛剤や整髪料、洗浄剤、化粧剤、美容剤等の塗布液を毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ適量塗布することのできる液塗布用具に適用でき、簡単な操作で、塗布液を毛髪や頭、顔の皮膚の必要とする場所へ十分かつ適量塗布することができる。
1 液塗布用具
10 容器本体
20 ポンプユニット
21 ポンプ
22 ポンプホース
23 ポンプパイプ
24 ポンプヘッド
25 ポンプキャップ
26 液通路
27 操作ピン
30 吐出ノズル
30a 吐出通路
30a1 吐出孔
30c 先端部
31〜38 吐出部
40 調整リング
41 調整凸部
50 塗布部
51 塗布部材
52 塗布台
53 台柱
60 吐出パイプ
61 支持ピン
62 ポンプ操作レバー
63 レバー支持支柱
70 多孔質塗布棒
71 吐出室
72 綿材
101 液塗布用具
102 容器本体
103 吐出ノズル
104 ポンプ
105 塗布部
106 刺激部
A 吐出ノズル移動手段
B 吐出液量調整手段



Claims (6)

  1. 容器本体に貯留する液を吐出させて塗布する液塗布用具であり、
    液を吐出する吐出ノズルと、
    前記容器本体に貯留する液を前記吐出ノズルから吐出させるポンプと、
    前記吐出ノズルから吐出する液を塗布する塗布部と、を備え、
    前記塗布部は、前記吐出ノズルの周囲に塗布部材を有し、
    前記吐出ノズルから吐出する液を前記塗布部材により塗布するように構成したことを特徴とする液塗布用具。
  2. 吐出させる液の量を調整する吐出液量調整手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の液塗布用具。
  3. 液を吐出させながら前記吐出ノズルを移動させる吐出ノズル移動手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項1に記載の液塗布用具。
  4. 前記吐出ノズルは、液を拡散状態または噴霧状態で吐出させる吐出部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の液塗布用具。
  5. 前記塗布部材は、ブラシまたはコームであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の液塗布用具。
  6. 容器本体に貯留する液を吐出させて塗布する液塗布用具であり、
    液を吐出する吐出ノズルと、
    前記容器本体に貯留する液を前記吐出ノズルから吐出させるポンプと、
    前記吐出ノズルから吐出する液を塗布する塗布部と、を備え、
    前記塗布部は、前記吐出ノズルを中心として周囲に延びる複数本の可とう性材料で成形された刺激部を有し、
    前記吐出ノズルから吐出する液を前記刺激部により塗布すると共に塗布箇所をマッサージするように構成したことを特徴とする液塗布用具。




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