JP2016056922A - 配管経路判断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 配管の経路状態を判断するにあたり煩雑な作業を要せず、容易にプロセスシステムの配管の経路状態を判断できる配管経路判断装置の提供。【解決手段】 配管経路判断装置は、所定のプロセスシステムにおける配管の経路上に配置されるプロセスシステム構成機器の作動状態を示す作動状態情報を取得するプロセスシステム構成機器作動状態取得手段、前記作動状態情報に基づき、一の前記プロセスシステム構成機器が第1の状態から第2の状態に変化する際の時刻と、他の一の前記プロセスシステム構成機器が前記第1の状態から前記第2の状態に変化する際の時刻とが同じである場合、前記他の一のプロセスシステム構成機器は、前記一のプロセスシステム構成機器に対して、並列の経路に存在するか、又は、下流側の経路に存在すると判断する経路判断手段、を有する。これにより、作動状態情報を取得するだけで、容易に配管の経路状態を判断することができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、化学や電力等の分野における各種プラントのプロセスを制御するプロセスシステムにおいて形成される配管の経路状態を判断する配管経路判断装置に関し、特に、配管の経路状態を判断するにあたり煩雑な作業を要しないものに関する。
従来の配管経路判断装置の一例である配管特定システムについて、図11を用いて説明する。配管特定システムは、プラントや工場において近接して敷設された複数の配管から任意の配管を特定する配管特定システムであって、第1の位置(例えば、第1の地点A)において複数の配管の内の所定の配管に超音波信号を印加し、印加された超音波信号を当該配管を経由して第2の位置(例えば、第2の地点B)に送信する送信装置100と、第2の位置(例えば、第2の地点B)において複数の配管がそれぞれ受信する超音波信号のレベルを検出する受信装置200とを備え、受信装置100が検出する信号のレベルに基づいて、第1の位置(例えば、第1の地点A)において超音波信号が印加された配管を特定する。
また、送信側超音波探触子1を介して送信装置100が送信する超音波信号は、板波であることを特徴とする。
また、受信装置200は、受信する超音波信号の判別に有効な周波数帯でフィルターリングを行うフィルター処理手段(HP/LPフィルター)を有している。
また、受信装置200が受信する超音波信号またはそのレベルを表示する表示手段を有している。
また、本実施の形態による配管特定方法は、プラントや工場において近接して敷設された複数の配管から所望の配管を特定する配管特定方法であって、 第1の位置(例えば、第1の地点A)において、複数配管の内の所定の配管に超音波信号を印加し、印加された超音波信号を当該配管を経由して第2の位置(例えば、第2の地点B)に送信する送信ステップと、第2の位置(例えば、第2の地点B)において、複数の配管がそれぞれ受信する超音波信号のレベルを検出する受信ステップとを備え、受信ステップにおいて検出される信号のレベルに基づいて第1の位置(例えば、第1の地点A)において超音波信号が印加された配管を特定する。
このように、本実施の形態による配管特定システムまたは配管特定方法によれば、従来のように打撃による振動・音の伝播を利用するのではなく、近接(密接している状態も含む)する隣の配管には伝播し難いという超音波の伝播特性を利用して配管の特定を行うので、複数の配管群から任意の配管を特定する配管特定作業の効率化と特定精度の向上が図れると共に、配管特定作業者の経験や感に頼ることなく、誰もが同じ精度で容易に配管を特定することができる(以上、特許文献1参照)。
特許第4848013号公報
前述の配管特定システムには、以下に示すような改善すべき点がある。前述の配管特定システムでは、配管を特定するにあたり、超音波信号の印加、検出といった煩雑な作業を実施しなければならない、という改善すべき点がある。特に、配管の経路が複雑に入り組んだ蒸気システムにおいては、各経路について、超音波信号の印加、検出作業を実施することは、相当の煩雑な作業となる。
そこで、本発明は、配管の経路状態を判断するにあたり煩雑な作業を要せず、容易にプロセスシステムの配管の経路状態を判断できる配管経路判断装置を提供することを目的とする。
本発明における課題を解決するための手段及び発明の効果を以下に示す。
本発明に係る配管経路判断装置は、所定のプロセスシステムにおける配管の経路上に配置されるプロセスシステム構成機器の作動状態を示す作動状態情報を取得するプロセスシステム構成機器作動状態取得手段、前記作動状態情報に基づき、一の前記プロセスシステム構成機器が第1の状態から第2の状態に変化する際の時刻と、他の一の前記プロセスシステム構成機器が前記第1の状態から前記第2の状態に変化する際の時刻とが同じである場合、前記他の一のプロセスシステム構成機器は、前記一のプロセスシステム構成機器に対して、並列の経路に存在するか、又は、下流側の経路に存在すると判断する経路判断手段、を有する。
これにより、作動状態情報を取得するだけで、容易に配管の経路状態を判断することができる。
本発明に係る配管経路判断装置では、前記経路判断手段は、前記プロセスシステム構成機器間における前記状態変化が同時期に生じているか否かの判断を、前記状態変化が生じる時刻に基づき判断すること、を特徴とする。
これにより、時間に基づきプロセスシステム構成機器の状態を監視した作動状態情報を用いるだけで、経路状態を判断できる。
本発明に係る配管経路判断装置では、前記経路判断手段は、前記状態変化が生じる時刻として、前記状態変化が生じ始める時刻を用いること、を特徴とする。
これにより、作動状態の状態変化の開始時刻は容易に判断できるので、経路状態を容易に判断できる。
本発明に係る配管経路判断装置では、前記経路判断手段は、前記状態変化が生じる時刻として、前記第1の状態から前記第2の状態に変化するまでの時間を用いて算出すること、を特徴とする。
これにより、プロセスシステム構成機器間での状態変化に要する時間を考慮できるため、より詳細に経路状態を判断できる。
本発明に係る配管経路判断装置では、前記経路判断手段は、前記プロセスシステム構成機器間における前記状態変化が同時期に生じているか否かを、前記プロセスシステム構成機器の配置位置、及び/又は、前記配管を流れる物質の速度を用いて、判断すること、を特徴とする。
これにより、プロセスシステム構成機器の配置位置、作動温度等、プロセスシステム構成機器の個別条件を考慮できるため、より詳細に経路状態を判断できる。
本発明に係る配管経路判断装置では、前記作動状態情報は、前記プロセスシステム構成機器の温度に関する情報であること、を特徴とする。
これにより、プロセスシステム構成機器の温度に関する情報を取得するだけで、容易に配管の経路を知ることができる。
本発明に係る配管経路判断装置では、前記作動状態情報は、少なくとも前記プロセスシステム構成機器の圧力に関する情報を含んでいること、を特徴とする。
これにより、プロセスシステム構成機器の圧力に関する情報を取得するだけで、容易に配管の経路を知ることができる。
本発明に係る配管経路判断装置では、前記プロセスシステムは、蒸気システムであること、を特徴とする。
これにより、そのときの要求により配管の経路状態を適宜変更することが多い蒸気システムであっても、容易に配管の経路を知ることができる。
本発明に係る配管経路判断プログラムは、コンピュータを、配管経路判断装置として機能させる配管経路判断プログラムであって、前記コンピュータを、所定のプロセスシステムにおける配管の経路上に配置されるプロセスシステム構成機器の作動状態を取得するプロセスシステム構成機器作動状態取得手段、前記作動状態情報に基づき、一の前記プロセスシステム構成機器が第1の状態から第2の状態に変化する際の時刻と、他の一の前記プロセスシステム構成機器が前記第1の状態から前記第2の状態に変化する際の時刻とが同じである場合、前記他の一のプロセスシステム構成機器は、前記一のプロセスシステム構成機器に対して、並列の経路に存在するか、又は、下流側の経路に存在すると判断する経路判断手段、として機能させる。
これにより、作動状態情報を取得するだけで、容易に配管の経路状態を判断することができる。
ここで、特許請求の範囲における構成要素と、実施例における構成要素との対応関係を示す。特許請求の範囲における「配管経路判断装置」は、実施例における「配管経路判断装置100」に対応する。特許請求の範囲における「プロセスシステム構成機器」は、実施例における「スチームトラップT」に対応する。
また、特許請求の範囲における「作動状態情報取得手段」は、実施例における「CPU100a」、「メモリ100b」、「HDD100c」、「通信回路100h」に対応する。さらに、特許請求の範囲における「経路判断手段」は、実施例における「CPU100a」、「メモリ100b」に対応する。
本発明に係る配管経路判断装置の一実施例である配管経路判断装置100の構成を示す図である。 配管経路判断装置100のハードウェア構成を示す図である。 作動状態情報のデータ構造を示す図である。 トラップ作動状態提供装置Mの外観構成を示す図である。 トラップ作動状態提供装置MをスチームトラップTに取り付けた状態示す図である。 作動状態情報DBのデータ構造を示す図である。 作動状態情報の一例を示す図である。 配管の経路状態を示す図である。 配管の経路状態を示す図である。 配管経路判断装置100の動作を示すフローチャートである。 従来の配管経路判断装置を示す図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明していく。本発明に係る配管経路判断装置の一実施例として、蒸気システムに形成される配管の経路状態を判断する配管経路判断装置について説明する。
第1 配管経路判断装置100のハードウェア構成
図1に示すように、配管経路判断装置100は、工場やプラント等に形成される蒸気システムに分散配備される多数のスチームトラップTの作動状態を用いて、蒸気システムに形成されている配管の経路状態を判断するものである。配管経路判断装置100は、蒸気システムに形成される配管に設置される各スチームトラップTに対して設置されるトラップ作動状態提供装置Mから、スチームトラップTの作動状態を作動状態情報として取得する。配管経路判断装置100は、取得した各スチームトラップTの作動状態情報を用いて、配管の経路状態を判断する。
第2 配管経路判断装置100のハードウェア構成
配管経路判断装置100のハードウェア構成について図2を用いて説明する。 配管経路判断装置100は、CPU100a、メモリ100b、ハードディスクドライブ100c(以下、HDD100cとする)、キーボード100d、マウス100e、ディスプレイ100f、光学式ドライブ100g、及び、通信回路100hを有している。
CPU100aは、HDD100cに記録されているオペレーティング・システム(OS)、配管経路判断プログラム等その他のアプリケーションに基づいた処理を行う。メモリ100bは、CPU100aに対して作業領域を提供する。HDD100cは、オペレーティング・システム(OS)、配管経路判断プログラム等その他のアプリケーションのプログラム、及び、配管経路の判断に必要な各種データを記録保持する。なお、各種データについては後述する。
キーボード100d、マウス100eは、外部からの命令を受け付ける。ディスプレイ100fは、ユーザーインターフェイス等の画像を表示する。光学式ドライブ100gは、配管経路判断プログラムが記録されている光学式メディア100p(図示せず)から配管経路判断プログラムを読み取り、また、他の光学式メディアからその他のアプリケーションのプログラムを読み取る等、光学式メディアからのデータの読み取りを行う。通信回路100hは、通信によって、トラップ作動状態提供装置M等の外部の通信機器とのデータの送受信を行う。
第3 データ
配管経路判断装置100で用いる主なデータについて、更に図3〜図10を用いて説明する。
1.作動状態情報
作動状態情報は、所定時刻におけるスチームトラップTの作動状態、例えば温度、を示す情報である。作動状態情報は、トラップ作動状態提供装置110が、各種センサを介して取得する。
作動状態情報のデータ構造を図3に示す。作動状態情報は、作動状態種別記述領域、作動状態値記述領域、及び、作動状態値取得時刻記述領域を有している。作動状態種別記述領域には、作動状態の種別が記述される。作動状態値記述領域には、作動状態を取得する際に使用するセンサのセンサ値が記述される。作動状態値取得時刻記述領域には、作動状態値を取得した時の時刻が記述される。
ここで、配管経路判断装置100にスチームトラップTの作動状態情報を提供するトラップ作動状態提供装置Mについて説明する。トラップ作動状態提供装置Mは、配管経路判断装置100と通信を行い、各スチームトラップTに関する作動状態情報を提供する。
トラップ作動状態提供装置Mの外観構成について、図4を用いて説明する。トラップ作動状態提供装置110は、センサ部P101、電装部品配置部P103、及び、中間軸部P105を有している。センサ部P101は、スチームトラップTの作動状態を、各種センサを用いて、電気信号として検出する。センサ部P101は、内部に、スチームトラップTの作動状態、例えば、振動を検出する振動センサ、温度を検出する温度センサ等、各種のセンサを有している。
電装部品配置部P103は、センサ部P101で検出した作動状態に関する電気信号を増幅し、作動状態情報として、他の通信機器に提供するための制御回路や無線通信回路といった各種回路を有している。
中間軸部P105は、円筒状のフレキシブルパイプ116、及び、フレキシブルパイプ116の内部に配置されるケーブル(図示せず)を有している。なお、フレキシブルパイプ116の内部に配置されるケーブルは、電装部品配置部P103が有する電装部品とセンサ部P101が有するセンサとを電気的に接続する。また、中間軸部P105のフレキシブルパイプ116は、センサ部P101、電装部品配置部P103、それぞれと、下部袋ナットN101、上部袋ナットN103を用いて、接続される。
図5に示すように、トラップ作動状態提供装置Mは、所定の固定装置HFを用いて、スチームトラップTに固定される。トラップ作動状態提供装置MをスチームトラップTに固定する際には、センサ部P101の先端Fが、スチームトラップTの例えば入口部に接するように固定する。これにより、スチームトラップTは、先端Fを介して、各種センサから、スチームトラップTの作動状態を取得する。
2.作動状態情報DB
作動状態情報DBは、ネットワークに属するスチームトラップTの作動状態を蓄積した情報である。配管経路判断装置100は、各トラップ作動状態提供装置110を介してスチームトラップTの作動状態を取得し、作動状態情報DBとして、HDD100cに記憶保持する。
作動状態情報DBのデータ構造を図6に示す。作動状態情報DBは、プロセスシステム構成機器ID記述領域、作動状態種別記述領域、作動状態値記述領域、作動状態値取得時刻記述領域、及び、受信時刻記述領域を有している。プロセスシステム構成機器ID記述領域には、作動状態情報を取得したプロセスシステム構成機器を一に特定するプロセスシステム構成機器IDが記述される。作動状態種別記述領域、作動状態値記述領域、作動状態値取得時刻記述領域には、それぞれ、取得した作動状態情報(図3参照)の作動状態種別記述領域、作動状態値記述領域、作動状態値取得時刻記述領域の値が記述される。受信時刻記述領域には、作動状態情報を受信した時の時刻が記述される。
第4 配管経路判断装置100の動作
1.配管経路判断の概要
配管経路判断装置100が実行する配管経路判断処理の概要について、図7〜図9を用いて、説明する。
蒸気システムにおいて、所定のバルブを閉じることによって、閉じたバルブが配置されている場所より下流側の配管には蒸気が流れなくなるため、下流側に位置するスチームトラップの温度を下降させることができる。同様に、閉じていたバルブを開けることによって、開けたバルブより下流側に位置するスチームトラップの温度を上昇させることができる。つまり、バルブの開閉により、開閉したバルブより下流に位置するスチームトラップTを含む配管経路について、温度を上昇させたり、下降させたりといった、ある作動状態から他の作動状態に変化させることができる。
配管経路判断装置100を用いて蒸気システムの配管の経路状態を判断しようとする使用者は、作動状態の変化前後の作動状態情報を取得する。なお、作動状態の変化前後のスチームトラップTの作動状態情報は、例えば、蒸気システムの点検時におけるバルブの開閉にあわせて、取得できる。
作動状態の変化前後のスチームトラップTの作動状態情報を取得するにあたり、時刻t1に、あるバルブV1を閉じ、その後、時刻t2に、バルブV1を開けると同時にバルブV2を開けたとする。このバルブの開閉によって、蒸気システムに配置されているスチームトラップTA〜スチームトラップTFについて、それぞれに取り付けられているトラップ作動状態提供装置Mから、図7に示す温度に関する作動状態情報を取得でき、これらを用いて、配管経路判断装置100が蒸気システムの配管の経路状態を判断するものとする。なお、図7においては、スチームトラップTX(Xは、A〜F)の温度変化を連続的に示しているが、トラップ作動状態提供装置Mは所定間隔で断続的に作動状態情報を取得する。
このとき、配管経路判断装置100は、スチームトラップTAを基準スチームトラップとして、安定した温度Ta1にある第1状態から安定した温度Ta2にある第2状態に、温度低下という作動状態の状態変化が生じたと判断し、さらに、時刻t1において温度低下が生じ始めたと判断する。配管経路判断装置100は、基準スチームトラップであるスチームトラップT1以外のスチームトラップTB〜TFについて、時刻t1において、同様の作動状態の変化が生じているか、つまり、ある安定した温度から他の安定した温度まで、温度が低下し始めているかを判断する。この場合、配管経路判断装置100は、スチームトラップTC、TE、TFの3つについて、時刻t1において、同様の作動状態の変化が生じ始めていることから、スチームトラップTAにおける状態変化と同時期に、同様の状態変化が生じていると判断する。このことから、配管経路判断装置100は、スチームトラップTA、TC、TE、TFの4つが、スチームトラップTAと並列の経路か、下流側の経路に存在すると判断する。
また、配管経路判断装置100は、基準スチームトラップであるスチームトラップTAにおいて、安定した温度Ta2にある第1状態から安定した温度Ta3にある第2状態に、温度上昇という作動状態の変化が生じたと判断し、さらに、時刻t2において温度上昇が生じ始めたと判断する。配管経路判断装置100は、基準スチームトラップであるスチームトラップTA以外のスチームトラップTB〜TFについて、時刻t2において、同様の作動状態の変化が生じているか、つまり、ある安定した温度から他の安定した温度まで、温度が上昇し始めているかを判断する。この場合、配管経路判断装置100は、スチームトラップTFについて、時刻t2において、同様の作動状態の変化が生じ始めていることから、スチームトラップTAにおける状態変化と同時期に、同様の状態変化が生じていると判断する。このことから、配管経路判断装置100は、スチームトラップTA、TFの2つが、バルブV1より下流側において、スチームトラップTAと並列の経路か、下流側の経路に存在すると判断する。
以上のことから、配管経路判断装置100は、スチームトラップTB、TDについては、スチームトラップTAに対して並列の経路にも、下流側の経路にも存在しない、つまり、スチームトラップTAに対して独立した経路に存在すると判断する。また、配管経路判断装置100は、スチームトラップTFについては、スチームトラップTAと並列の経路か、下流側の経路に存在すると判断する。一方、スチームトラップTC、TEは、スチームトラップTAと並列の経路か下流側の経路に存在すると判断していたが、下流側の経路に存在するのであれば、時刻t2におけるスチームトラップTAの作動状態の変化に合わせて作動状態が変化しなかったことから、スチームトラップTAの下流側の経路ではなく、並列の経路に存在すると判断する。
これらのことから、この段階で、配管経路判断装置100は、蒸気システムにおける配管の経路状態を、スチームトラップTA〜スチームトラップTFを用いて、図8のように判断する。スチームトラップTFについて、領域R1に示すように、スチームトラップTAに対して、並列の経路に存在するのか、下流側の経路に存在するのかについては、配管経路判断装置100は判断できない。また、スチームトラップTC、TEについては、スチームトラップTAと並列の経路に存在するが、領域R3に示すように、スチームトラップTCに対してスチームトラップTEが、並列の経路に存在するのか、下流側の経路に存在するのかを、配管経路判断装置100は判断できない。さらに、スチームトラップTB、TDについては、両者ともスチームトラップTAとは独立した経路に存在するが、領域R5に示すように、スチームトラップTDが、スチームトラップTBに対して、並列の経路に存在するのか、下流側の経路に存在するのかを、配管経路判断装置100は判断できない。
そこで、配管経路判断装置100は、図7に示すように、スチームトラップTBを基準スチームトラップとし、安定した温度Tb1にある第1状態から安定した温度Tb2にある第2状態に、温度上昇という作動状態の変化が生じたと判断し、さらに、時刻t3において温度上昇が生じ始めたと判断する。このとき、スチームトラップTBの作動状態の変化に合わせて作動状態が変化するスチームトラップは存在しない。このことから、配管経路判断装置100は、スチームトラップTDは、スチームトラップTBに対して並列の経路にも、下流側の経路にも存在しない、つまり、スチームトラップTBとは独立の経路に存在すると判断する。
さらに、配管経路判断装置100は、スチームトラップTCを基準スチームトラップとし、安定した温度Tc1にある第1状態から安定した温度Tc2にある第2状態に、温度低下という作動状態の変化が生じたと判断し、さらに、時刻t4において温度低下が生じ始めたと判断する。このとき、スチームトラップTCの作動状態の変化に合わせて、スチームトラップTEの作動状態が、同様に、変化する。このことから、配管経路判断装置100は、スチームトラップTEは、スチームトラップTCに対して並列の経路か、下流側の経路に存在すると判断する。これらのことから、この段階で、配管経路判断装置100は、蒸気システムにおける配管の経路状態を、図9のように判断する。
配管経路判断装置100において、さらに、各スチームトラップにおける作動状態の変化を分析することによって、この段階で経路判断ができていない経路、例えば、スチームトラップTAとスチームトラップTFに基づく経路やスチームトラップTCとスチームトラップTEに基づく経路、についても、経路判断が可能となる。さらに、他のスチームトラップについても経路判断が可能となる。
2.配管経路判断装置100の具体的な動作
配管経路判断装置100の動作について、図10に示すフローチャートを用いて説明する。
図10に示すように、配管経路判断装置100のCPU100aは、配管経路判断プログラムによる配管経路判断処理が開始されたと判断すると、配管経路判断に必要な作動状態情報を作動状態情報DBから取得する(S1001)。なお、CPU100aは、作動状態情報DBから必要な作動状態情報を取得するにあたり、配管経路判断の対象となるスチームトラップT、及び、対象となる作動状態情報の時刻を使用者から取得する。
CPU100aは、スチームトラップTの一つを基準スチームトラップT0として選択し(S1003)、作動状態の状態変化が存在するか否かを判断する(SS1004)。CPU100aは、作動状態の状態変化が存在すると判断すると、基準スチームトラップT0の作動状態情報から、作動状態の値が変化し始める時刻を判断し(S1005)、状態変化開始時刻としてメモリ100bに記憶保持する(S1007)。
CPU100aは、基準スチームトラップT0以外の一のスチームトラップTを対象スチームトラップTXとし(S1009)、対象スチームトラップTXの作動状態情報において、状態変化開始時刻に作動状態が変化しているか否かを判断する(S1011)。CPU100aは、対象スチームトラップTXの作動状態情報において、状態変化開始時刻に作動状態が変化していると判断すると、対象スチームトラップTXは、基準スチームトラップT0と並列の経路か下流側の経路に存在すると判断する(S1013)。
CPU100aは、全てのスチームトラップTについて対象スチームトラップTXとしてステップS1009〜ステップS1013の処理を実行したと判断すると(S1015)、新たに基準スチームトラップT0を設定し、ステップS1005〜ステップS1015の処理を実行する(S1017)。
[他の実施例]
(1)プロセスシステム構成機器:前述の実施例1においては、プロセスシステム構成機器としてスチームトラップTを示したが、プロセスシステム構成機器であれば、例示のものに限定されない。例えば、図1に示す減圧弁G、バルブVであってもよい。さらに、ポンプ、セパレータ、フィルタ等の各種流体制御機器であってもよい。
(2)プロセスシステム:前述の実施例1においては、プロセスシステムとして蒸気システムを示したが、他のプロセスシステムであってもよい。例えば、上記以外の流体を用いるプロセスシステムであってもよい。
(3)作動状態情報の取得:前述の実施例1においては、配管経路判断装置100は、作動状態提供装置Mから作動状態情報を取得し、作動状態情報DBに記憶保持するとしたが、作動状態提供装置Mから作動状態情報を取得し、作動状態情報DBに記憶保持するサーバ装置を、別途、配置し、サーバ装置から配管の経路状態を判断するために必要な作動状態情報を取得するようにしてもよい。
(4)状態変化の判断:前述の実施例1においては、配管経路判断装置100は、あるスチームトラップにおける状態変化と同時期に、同様の状態変化が生じているか否かの判断を、状態変化が生じ始める時刻に基づき、判断しているが、状態変化の時刻を示すものであれば、例示のものに限定されない。例えば、第1状態から第2状態に変化する際に要した時間を用いて、その中間時間から状態変化の時刻を算出するようにしてもよい。
また、前述の実施例1において、配管経路判断装置100は、スチームトラップにおける状態変化が同時期に起こっているか否かの判断につき、基準スチームトラップT0と対象スチームトラップTXとの間の距離であるトラップ間距離を考慮して判断するようにしてもよい。トラップ間距離を考慮するにあたり、基準スチームトラップT0と対象スチームトラップTXとの直線距離や配管距離を用いるようにすればよい。さらに、配管経路を流れる流体の速度を考慮して、スチームトラップにおける状態変化が同時期に起こっているかの否かを判断するようにしてもよい。
(5)状態変化の判断に用いる作動状態情報:前述の実施例1においては、配管経路判断装置100は、状態変化の判断に用いる作動状態情報として、スチームトラップの温度を用いるとしたが、状態変化を判断できる情報であれば、例示のものに限定されない。例えば、スチームトラップの圧力であってもよい。また、各スチームトラップTにおいて検出される超音波振動であってもよい。あるスチームトラップTPで超音波振動を検出したとすると、同一の経路にある他のスチームトラップTQにおいて、スチームトラップTPで検出した超音波振動の影響が検出されるため、複数のスチームトラップTが同一経路に存在するか否かの判断を、超音波振動を用いて判断できる。なお、スチームトラップTにおいて超音波振動を検出する場合、そのスチームトラップTには漏れが生じていることを意味する。
(6)各プログラムのフローチャート:前述の実施例1においては、配管経路判断装置100は図10に示すフローチャートに従って各処理を実行するとしたが、各処理の機能・目的を達成できるものであれば、例示のものに限定されない。また、各データの構造についても同様である。
本発明に係る配管経路判断装置は、例えば、蒸気プラントにおける配管の経路状態を判断する配管経路判断装置として利用することができる。
100 配管経路判断装置
100a CPU
100b メモリ
100c ハードディスクドライブ
100d キーボード
100e マウス
100f ディスプレイ
100g 光学式ドライブ
100h 通信回路
100p 光学式メディア
TA〜TF スチームトラップ
G 減圧弁
V バルブ

Claims (9)

  1. 所定のプロセスシステムにおける配管の経路上に配置されるプロセスシステム構成機器の作動状態を示す作動状態情報を取得するプロセスシステム構成機器作動状態取得手段、
    前記作動状態情報に基づき、一の前記プロセスシステム構成機器が第1の状態から第2の状態への状態変化と、他の一の前記プロセスシステム構成機器が前記第1の状態から前記第2の状態への状態変化とが、同時期に生じていると判断すると、前記他の一のプロセスシステム構成機器は、前記一のプロセスシステム構成機器に対して、並列の経路に存在するか、又は、下流側の経路に存在すると判断する経路判断手段、
    を有する配管経路判断装置。
  2. 請求項1に係る配管経路判断装置において、
    前記経路判断手段は、
    前記プロセスシステム構成機器間における前記状態変化が同時期に生じているか否かの判断を、前記状態変化が生じる時刻に基づき判断すること、
    を特徴とする配管経路判断装置。
  3. 請求項2に係る配管経路判断装置において、
    前記経路判断手段は、
    前記状態変化が生じる時刻として、前記状態変化が生じ始める時刻を用いること、
    を特徴とする配管経路判断装置。
  4. 請求項2に係る配管経路判断装置において、
    前記経路判断手段は、
    前記状態変化が生じる時刻として、前記第1の状態から前記第2の状態に変化するまでの時間を用いて算出すること、
    を特徴とする配管経路判断装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに係る配管経路判断装置において、
    前記経路判断手段は、
    前記プロセスシステム構成機器間における前記状態変化が同時期に生じているか否かを、前記プロセスシステム構成機器の配置位置、及び/又は、前記配管を流れる物質の速度を用いて、判断すること、
    を特徴とする配管経路判断装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに係る配管経路判断装置において、
    前記作動状態情報は、
    少なくとも前記プロセスシステム構成機器の温度に関する情報を含んでいること、
    を特徴とする配管経路判断装置。
  7. 請求項1〜請求項5のいずれかに係る配管経路判断装置において、
    前記作動状態情報は、
    少なくとも前記プロセスシステム構成機器の圧力に関する情報を含んでいること、
    を特徴とする配管経路判断装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに係る配管経路判断装置において、
    前記プロセスシステムは、
    蒸気システムであること、
    を特徴とする配管経路判断装置。
  9. コンピュータを、配管経路判断装置として機能させる配管経路判断プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    所定のプロセスシステムにおける配管の経路上に配置されるプロセスシステム構成機器の作動状態を取得するプロセスシステム構成機器作動状態取得手段、
    前記作動状態情報に基づき、一の前記プロセスシステム構成機器が第1の状態から第2の状態に変化する際の時刻と、他の一の前記プロセスシステム構成機器が前記第1の状態から前記第2の状態に変化する際の時刻とが同じである場合、前記他の一のプロセスシステム構成機器は、前記一のプロセスシステム構成機器に対して、並列の経路に存在するか、又は、下流側の経路に存在すると判断する経路判断手段、
    として機能させる配管経路判断プログラム。
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