JP2016055671A - 多軸高積載トラック - Google Patents

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Masato Nemoto
正人 根本
義久 菅野
Yoshihisa Sugano
義久 菅野
達矢 高見
Tatsuya Takami
達矢 高見
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Abstract

【課題】コストの増加を抑制して車両に幌を取り付けることができる多軸高積載トラックを提供する。
【解決手段】3以上の車軸を備える多軸高積載トラック1であって、前部荷台24を有する前部車両2と、後部荷台34を有する後部車両3と、車両前後方向において前部車両2及び後部車両3を揺動自在に接続する揺動接続部4と、前部荷台24と後部荷台34とに架け渡される回転台5と、前部荷台24と後部荷台34との間に配置されて揺動接続部4及び回転台5を覆う幌6と、前部荷台24と幌6との間に配置されて前部荷台24と幌6とに取り付けられる前部車両側中間取付部材7と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、多軸高積載トラックに関する。
トラックは、荷物等の輸送手段として大きな役割を担っている。しかしながら、近年になってトラックを運転するドライバーの数が減ってきたことから、トラック不足が大きな問題となっている。そこで、トラックを多軸化することにより、トラックの全長を延ばして最大積載量を増やし、一台のトラックの輸送効率を高めることが考えられてきた(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平11−278293号公報 特開平09−226619号公報
しかしながら、特許文献1及び2に記載された多軸車では、最大積載量の増加に限界がある。
そこで、本発明者らは、先に特許出願した特願2014−101485号において、前部車両と後部車両とを揺動接続部で揺動自在に接続することにより多軸化するとともに、前部車両の前部荷台と後部車両の後部荷台とを通路部及び幌で連結する多軸高積載トラックを提案した。なお、特願2014−101485号は、現時点において公開されていない。
ところで、このような多軸高積載トラックでは、前部荷台及び後部荷台に幌を取り付けるために、前部荷台及び後部荷台の幌側の面を、幌の形状に合わせる必要がある。一方、コスト低減の観点から、前部車両及び後部車両として既存の車両を利用すると、前部荷台及び後部荷台の幌側の面は、必ずしも幌の形状に合うとは限らない。そこで、前部荷台及び後部荷台の幌側の面が幌の形状に合うように前部荷台及び後部荷台を改造すると、コストが増大するという問題がある。
そこで、本発明は、コストの増加を抑制して車両に幌を取り付けることができる多軸高積載トラックを提供することを目的とする。
本発明に係る多軸高積載トラックは、3以上の車軸を備える多軸高積載トラックであって、第一荷台を有する第一車両と、第二荷台を有する第二車両と、車両前後方向において第一車両及び第二車両を揺動自在に接続する揺動接続部と、第一荷台と第二荷台とに架け渡される通路部と、第一荷台と第二荷台との間に配置されて揺動接続部及び通路部を覆う幌と、第一荷台と幌との間に配置されて第一荷台と幌とに取り付けられる第一車両側中間取付部材と、を備える。
本発明に係る多軸高積載トラックでは、幌は、第一荷台と幌との間に配置された第一取付部材を介して、間接的に第一荷台に取り付けられる。このため、第一荷台の幌側の面が幌の形状と異なっていても、幌を第一荷台に取り付けるために、第一荷台の幌側の面を幌の形状に合わせて改造しなくてもよい。これにより、コストの増加を抑制して第一車両に幌を取り付けることができる。
この場合、第一荷台は、開口を形成する枠状の第一荷台枠部を有し、幌は、第一荷台枠部に取り付けられてもよい。この多軸高積載トラックでは、開口を形成する枠状の第一荷台枠部に幌が取り付けられるため、第一荷台に対する幌の取り付け強度を向上させつつ、第一荷台と幌とを連通させることができる。
また、第二荷台と幌との間に配置されて第二荷台と幌とに取り付けられる第二車両側中間取付部材を更に備えてもよい。この多軸高積載トラックでは、幌は、第二荷台と幌との間に配置された第二車両側中間取付部材を介して、間接的に第二荷台に取り付けられる。このため、第二荷台の幌側の面が幌の形状と異なっていても、幌を第二荷台に取り付けるために、第二荷台の幌側の面を幌の形状に合わせて改造しなくてもよい。これにより、コストの増加を抑制して第二車両に幌を取り付けることができる。
また、第二荷台は、開口を形成する枠状の第二荷台枠部を有し、幌は、第二荷台枠部に取り付けられてもよい。この多軸高積載トラックでは、開口を形成する枠状の第二荷台枠部に幌が取り付けられるため、第二荷台に対する幌の取り付け強度を向上させつつ、第二荷台と幌とを連通させることができる。
本発明によれば、コストの増加を抑制して車両に幌を取り付けることができる。
多軸高積載トラックの概略側面図である。 図1の部分拡大図である。 多軸高積載トラックの荷台内部を後部荷台側から前部荷台側に見た図である。 図2に示すIV−IV線における断面図である。 図2に示すV−V線における断面図である。 図2に示すVI−VI線における断面図である。 図6に示すVII−VII線における断面図である。
以下、実施形態に係る多軸高積載トラックについて、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、以下の説明では、車両前後方向における前方及び後方を単に前方及び後方ともいう。
図1は、多軸高積載トラックの概略側面図である。図2は、図1の部分拡大図である。図3は、多軸高積載トラックの荷台内部を後部荷台側から前部荷台側に見た図である。図4は、図2に示すIV−IV線における断面図である。図5は、図2に示すV−V線における断面図である。図6は、図2に示すVI−VI線における断面図である。図7は、図6に示すVII−VII線における断面図である。図1〜図7に示すように、本実施形態の多軸高積載トラック1は、3以上の車軸を備える多軸高積載トラックであり、前部車両2(第一車両)と、後部車両3(第二車両)と、揺動接続部4と、回転台5(通路部)と、幌6と、前部車両側中間取付部材7(第一車両側中間取付部材)と、後部車両側中間取付部材8(第二車両側中間取付部材)と、を備える。
前部車両2は、多軸高積載トラック1の車両前後方向前側に配置される駆動車両である。前部車両2としては、例えば、一般に市販されているトラックを用いることができる。前部車両2は、車両前後方向に延びる前部フレーム21を備える。前部フレーム21には、車両前後方向前側に位置して一以上の車軸で構成される前側車軸部22と、車両前後方向後側に位置して一以上の車軸で構成される後側車軸部23と、が取り付けられている。前側車軸部22に連結される車輪のうち、少なくとも左右一対の車輪は、操舵機構に連結された操舵輪となっている。後側車軸部23の少なくとも一軸は、プロペラシャフト及びデファレンシャルギア等に連結された駆動軸となっている。
また、前部フレーム21には、荷物が積載される前部荷台24(第一荷台)が固定されている。前部荷台24は、前部荷台用車体25と、前部荷台枠部26(第一荷台枠部)と、を備える。前部荷台用車体25は、前部荷台24の車体を構成する部位であり、後端面が開口した箱状に形成されている。なお、前部車両2として一般に市販されているトラックを用いた場合、後扉を取り外すことにより、後端面を開口させることができる。前部荷台枠部26は、前部荷台用車体25の後端部に取り付けられた構造部材である。
前部荷台枠部26は、枠状に形成されており、門枠とも呼ばれる。前部荷台枠部26は、上辺部26aと、右辺部26bと、左辺部26cと、下辺部26dと、中間部26eと、を備える。上辺部26aは、前部荷台用車体25の上辺に沿って車幅方向に延びる。右辺部26bは、前部荷台用車体25の右辺に沿って上辺部26aの右端から前部フレーム21よりも下方の位置まで車両上下方向に延びる。左辺部26cは、前部荷台用車体25の左辺に沿って上辺部26aの左端から前部フレーム21よりも下方の位置まで車両上下方向に延びる。下辺部26dは、右辺部26bの下端から左辺部26cの下端まで車幅方向に延びる。中間部26eは、前部荷台用車体25の下辺(前部荷台用車体25の床面)に沿って右辺部26bから左辺部26cまで車幅方向に延びる。
そして、前部荷台枠部26は、上辺部26a、右辺部26b、左辺部26c及び中間部26eにより、前部荷台24の外部と連通する開口27を形成し、中間部26e、右辺部26b、左辺部26c及び下辺部26dにより、前部フレーム21に接続される揺動接続部4が挿入される開口28を形成する。なお、前部荷台枠部26は、必ずしも下辺部26dを備えていなくてもよい。この場合、右辺部26b及び左辺部26cの下端は中間部26eに接続され、開口28は形成されない。
後部車両3は、多軸高積載トラック1の車両前後方向後側に配置される従動車両である。後部車両3としては、例えば、一般に市販されているトレーラ(被牽引車)を用いることができる。後部車両3は、車両前後方向に延びる後部フレーム31を備える。後部フレーム31には、車両前後方向中央に位置する中央車軸部32が取り付けられている。中央車軸部32は、二つの車軸で構成されている。このため、後部車両3は、前部車両2から分離された状態でも自立可能なセンタアクスル方式の車両となっている。
また、後部フレーム31には、荷物が積載される後部荷台34(第二荷台)が固定されている。後部荷台34には、後部荷台用車体35と、後部荷台枠部36(第二荷台枠部)と、を備える。後部荷台用車体35は、後部荷台34の車体を構成する部位であり、前端面が開口した箱状に形成されている。なお、後部車両3として一般に市販されているトレーラを用いた場合、前壁を取り外すことにより、前端面を開口させることができる。後部荷台枠部36は、後部荷台用車体35の後端部に取り付けられた構造部材である。
後部荷台枠部36は、枠状に形成されており、門枠とも呼ばれる。後部荷台枠部36は、前部荷台枠部26の上辺部26a、右辺部26b、左辺部26c、下辺部26d及び中間部26eと同様の上辺部(不図示)、右辺部(不図示)、左辺部(不図示)、下辺部(不図示)及び中間部(不図示)を備える。そして、後部荷台枠部36は、上辺部、右辺部、左辺部及び中間部により、後部荷台34の外部と連通する開口37を形成し、中間部、右辺部、左辺部及び下辺部により、後部フレーム31に接続される揺動接続部4が挿入される開口(不図示)を形成する。なお、後部荷台枠部36は、必ずしも下辺部を備えていなくてもよい。この場合、右辺部及び左辺部の下端は中間部に接続され、揺動接続部4が挿入される開口は形成されない。
揺動接続部4は、車両前後方向において前部車両2と後部車両3とを揺動自在に接続する。具体的に説明すると、揺動接続部4の前部車両2側の端部は、前部フレーム21に接続されており、揺動接続部4の後部車両3側の端部は、後部フレーム31に接続されている。そして、揺動接続部4は、前部車両2と後部車両3との間において車両上下方向に延びる軸線Aを揺動中心として、前部車両2と後部車両3とを揺動自在に接続する。なお、揺動接続部4は、トレーラー(牽引車)のように前部車両2と後部車両3とを容易に着脱可能に接続するのではなく、前部車両2と後部車両3とを着脱不能に接続している。但し、メンテナンスを行う場合等の特段の事情があるときは、ボルト等の締結具を外すことにより、前部車両2と後部車両3とを分離することが可能となっている。揺動接続部4の構造は、特に限定されるものではなく、軸線Aを揺動中心として前部車両2と後部車両3とを揺動自在に接続することができれば、如何なる接続構造であってもよい。
回転台5は、前部荷台24と後部荷台34とに架け渡されており、前部荷台24と後部荷台34との間を行き来するための通路部として機能する。回転台5の前部車両2側の端部は、前部荷台枠部26との間の隙間が所定範囲となるように前部荷台24に固定されている。円板部51の後部車両3側の端部52は、後部荷台34に対して摺動可能となるように後部荷台34に架けられている。つまり、回転台5は、後部車両3に固定されておらず、後部荷台34に対して軸線Aを中心として回転自在となっている。
幌6は、前部荷台24と後部荷台34との間の通路空間を形成するための部材である。幌6は、前部荷台枠部26と後部荷台枠部36とに連結されて、揺動接続部4及び回転台5を覆うとともに、開口27と開口37とに連通される通路空間を形成する。
幌6は、蛇腹部61と、前部荷台側取付部62と、後部荷台側取付部63と、を備えている。
蛇腹部61は、幌6の本体を構成する部位である。蛇腹部61は、揺動接続部4及び回転台5を覆うとともに、開口27と開口37とに連通される通路空間を形成する。蛇腹部61は、前部車両2に対する後部車両3の揺動に追従するように、伸縮可能な蛇腹状に形成されている。蛇腹部61の車幅方向における断面は、下方に開口した逆U字状に形成されており、その両下端部が、車幅方向内側に屈曲して揺動接続部4の下方に回り込んでいる。また、蛇腹部61は、回転台5の両端部に人や荷物が立ち入らないようにするために、上方から回転台5に向けて車幅方向内側に膨出する膨出部64,64が形成されている。そして、蛇腹部61の前部荷台24側の端部が、前部荷台側取付部62に接続されており、蛇腹部61の後部荷台34側の端部が、後部荷台側取付部63に接続されている。
前部荷台側取付部62は、前部車両側中間取付部材7に取り付けられる部位である。後部荷台側取付部63は、後部車両側中間取付部材8に取り付けられる部位である。前部荷台側取付部62と後部荷台側取付部63とは、取付対象が前部荷台24であるのか後部荷台34であるのかという点でのみ相違し、その他の形状等は同一である。このため、ここでは、前部荷台側取付部62についてのみ説明し、後部荷台側取付部63についての説明を省略する。
前部荷台側取付部62は、蛇腹部61の断面形状と同様に、逆U字状に形成されており、その両下端部65,65が、車幅方向内側に屈曲して揺動接続部4の下方に回り込んでいる。前部荷台側取付部62の車両前後方向における断面は、車両の外側に向けて開口したU字状に形成されている。なお、前部荷台側取付部62と蛇腹部61との接続方法は、特に限定されるものではないが、例えば、前部荷台側取付部62のU字状内部に蛇腹部61の端部を挿入して、前部荷台側取付部62のU字状内部をパテ等の封止材で封止する方法を採用することができる。
前部車両側中間取付部材7は、前部荷台24と幌6との間に配置されて前部荷台24と幌6とに取り付けられる部材である。後部車両側中間取付部材8は、後部荷台34と幌6との間に配置されて後部荷台34と幌6とに取り付けられる部材である。前部車両側中間取付部材7と後部車両側中間取付部材8とは、取付対象が前部荷台24であるのか後部荷台34であるのかという点でのみ相違し、その他の形状等は同一である。このため、ここでは、前部車両側中間取付部材7についてのみ説明し、後部車両側中間取付部材8についての説明を省略する。
前部車両側中間取付部材7は、前部荷台側取付部62と同様に、逆U字状に形成されており、その両下端部が、車幅方向内側に屈曲して揺動接続部4の下方に回り込んでいる。具体的に説明すると、前部車両側中間取付部材7は、上辺部26aに対向する上辺部7aと、右辺部26bに対向する右辺部7bと、左辺部26cに対向する左辺部7cと、下辺部26dに対向する下辺部7d、7dと、蛇腹部61の膨出部64,64に対向する膨出部7f、7fと、を備える。下辺部7d、7dは、前部荷台側取付部62の両下端部65,65と同様に、右辺部7bの下端及び左辺部7cの下端から揺動接続部4の下方に回り込むように延びている。
また、前部車両側中間取付部材7は、前部荷台24の前部荷台枠部26に取り付けられる前部車両側取付面部71と、幌6の前部荷台側取付部62に取り付けられる幌側取付面部72と、前部車両側取付面部71と幌側取付面部72とを所定距離だけ離して接続する中間部73と、を備える。なお、前部車両側取付面部71、幌側取付面部72及び中間部73は、上辺部7a、右辺部7b、左辺部7c及び下辺部7d、7dのそれぞれに形成されており、膨出部7f、7fは、前部車両側取付面部71及び幌側取付面部72の少なくとも一方に形成されている。
前部車両側取付面部71は、前部荷台枠部26と対向するように、前部車両側中間取付部材7の車両前後方向前側において、車両前後方向と直交する面に沿って延在している。そして、前部車両側中間取付部材7の幌6に取り付けられる面である前部車両側取付面74は、平面状に形成されている。なお、本実施形態では、幌側取付面部72の前部荷台側取付部62側の全面が、平面状に形成されている。
幌側取付面部72は、前部荷台側取付部62と対向するように、前部車両側中間取付部材7の車両前後方向後側において、車両前後方向と直交する面に沿って延在している。また、前部車両側中間取付部材7の前部荷台枠部26に取り付けられる面である幌側取付面75(第一幌取付面)は、平面状に形成されている。なお、本実施形態では、前部車両側取付面部71の前部荷台枠部26側の全面が、平面状に形成されている。
中間部73は、前部車両側取付面部71と幌側取付面部72との間において車両前後方向に延在している。つまり、前部車両側中間取付部材7は、車両前後方向の断面がJ字状に形成されており、中間部73の車両前後方向における両端に、前部車両側取付面部71と幌側取付面部72とが略平行に接続されている。
なお、後部車両側中間取付部材8は、前部車両側中間取付部材7の前部車両側取付面部71、幌側取付面部72及び中間部73に対応する後部車両側取付面部、幌側取付面部及び中間部を備えており、後部車両側取付面部及び幌側取付面部には、それぞれ前部車両側取付面74及び幌側取付面75に対応する後部車両側取付面及び幌側取付面(第二幌取付面)が形成されている。
前部荷台枠部26に対する前部車両側取付面部71の取り付け方法は、特に限定されるものではないが、例えば、図7に示すように、前部車両側取付面部71と幌側取付面部72との間から、前部車両側取付面部71及び前部荷台枠部26にボルト等をねじ込む方法を採用することができる。なお、前部車両2として一般に市販されているトラックを用いた場合、前部荷台枠部26に後扉を取り付けるためのヒンジが取り付けられているため、前部荷台枠部26をこのヒンジに取り付けることで、前部荷台枠部26に対して間接的に前部車両側取付面部71を取り付けてもよい。
前部荷台側取付部62に対する幌側取付面部72の取り付け方法は、特に限定されるものではないが、例えば、図7に示すように、ブラインドリベット等を用いて幌側取付面部72と前部荷台側取付部62とをかしめる方法を採用することができる。
このように、本実施形態に係る多軸高積載トラック1では、幌6は、前部荷台24と幌6との間に配置された前部車両側中間取付部材7を介して、間接的に前部荷台24の前部荷台枠部26に取り付けられる。このため、前部荷台枠部26の幌6側の面が幌6の形状と異なっていても、幌6を前部荷台枠部26に取り付けるために、前部荷台枠部26の幌6側の面を幌6の形状に合わせて改造しなくてもよい。これにより、コストの増加を抑制して前部車両2に幌6を取り付けることができる。
同様に、幌6は、後部荷台34と幌6との間に配置された後部車両側中間取付部材8を介して、間接的に後部荷台34の後部荷台枠部36に取り付けられる。このため、後部荷台枠部36の幌6側の面が幌6の形状と異なっていても、幌6を後部荷台枠部36に取り付けるために、後部荷台枠部36の幌6側の面を幌6の形状に合わせて改造しなくてもよい。これにより、コストの増加を抑制して後部車両3に幌6を取り付けることができる。
また、前部車両側中間取付部材7の幌6に取り付けられる前部車両側取付面74が平面状であるため、前部車両側中間取付部材7に幌6を取り付けやすくなるとともに、幌6と前部車両側中間取付部材7との間に隙間が生じるのを抑制することができる。
同様に後部車両側中間取付部材8の幌6に取り付けられる後部車両側取付面が平面状であるため、後部車両側中間取付部材8に幌6を取り付けやすくなるとともに、幌6と後部車両側中間取付部材8との間に隙間が生じるのを抑制することができる。
また、開口27及び開口28を形成する枠状の前部荷台枠部26に幌6が取り付けられるため、前部荷台24に対する幌6の取り付け強度を向上させつつ、前部荷台24と幌6とを連通させることができる。
同様に、開口37を形成する枠状の後部荷台枠部36に幌6が取り付けられるため、後部荷台34に対する幌6の取り付け強度を向上させつつ、後部荷台34と幌6とを連通させることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用してもよい。
例えば、上記実施形態では、第一車両が前部車両2であり、第二車両が後部車両3であるものとして説明したが、例えば、第一車両が後部車両であり、第二車両が前部車両であってもよい。
また、上記実施形態では、前部荷台24及び後部荷台34の双方とも前部車両側中間取付部材7及び後部車両側中間取付部材8を介して幌6に取り付けるものとして説明したが、前部荷台24のみ前部車両側中間取付部材7を介して幌6に取り付けるものとしてもよく、後部荷台34のみ後部車両側中間取付部材8を介して幌6に取り付けるものとしてもよい。
また、上記実施形態では、前部荷台24に対する前部車両側中間取付部材7の取り付け位置及び取付方法を具体的に説明したが、これらは特に限定されるものではなく、如何なる位置及び如何なる方法により行ってもよい。
また、上記実施形態では、前部荷台側取付部62と後部荷台側取付部63、前部車両側中間取付部材7と後部車両側中間取付部材8は、それぞれ同じ形状等をしているが、これらは必ずしも同じ形状等をしている必要は無く、適宜変更してもよい。
1…多軸高積載トラック、2…前部車両(第一車両)、21…前部フレーム、22…前側車軸部、23…後側車軸部、24…前部荷台(第一荷台)、25…前部荷台用車体、26…前部荷台枠部(第一荷台枠部)、26a…上辺部、26b…右辺部、26c…左辺部、26d…下辺部、26e…中間部、27…開口、28…開口、3…後部車両(第二車両)、31…後部フレーム、32…中央車軸部、34…後部荷台(第二荷台)、35…後部荷台用車体、36…後部荷台枠部(第二荷台枠部)、37…開口、4…揺動接続部、5…回転台(通路部)、51…円板部、52…端部、6…幌、61…蛇腹部、62…前部荷台側取付部、63…後部荷台側取付部、64…膨出部、65…下端部、7…前部車両側中間取付部材(第一車両側中間取付部材)、7a…上辺部、7b…右辺部、7c…左辺部、7d…下辺部、7f…膨出部、71…前部車両側取付面部、72…幌側取付面部、73…中間部、74…前部車両側取付面、75…幌側取付面(第一幌取付面)、8…後部車両側中間取付部材(第二車両側中間取付部材)、A…軸線。

Claims (4)

  1. 3以上の車軸を備える多軸高積載トラックであって、
    第一荷台を有する第一車両と、
    第二荷台を有する第二車両と、
    車両前後方向において前記第一車両及び前記第二車両を揺動自在に接続する揺動接続部と、
    前記第一荷台と前記第二荷台とに架け渡される通路部と、
    前記第一荷台と前記第二荷台との間に配置されて前記揺動接続部及び前記通路部を覆う幌と、
    前記第一荷台と前記幌との間に配置されて前記第一荷台と前記幌とに取り付けられる第一車両側中間取付部材と、を備える、
    多軸高積載トラック。
  2. 前記第一荷台は、開口を形成する枠状の第一荷台枠部を有し、
    前記幌は、前記第一荷台枠部に取り付けられる、
    請求項1に記載の多軸高積載トラック。
  3. 前記第二荷台と前記幌との間に配置されて前記第二荷台と前記幌とに取り付けられる第二車両側中間取付部材を更に備える、
    請求項1又は2に記載の多軸高積載トラック。
  4. 前記第二荷台は、開口を形成する枠状の第二荷台枠部を有し、
    前記幌は、前記第二荷台枠部に取り付けられる、
    請求項3に記載の多軸高積載トラック。
JP2014181291A 2014-09-05 2014-09-05 多軸高積載トラック Pending JP2016055671A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4916908U (ja) * 1972-05-18 1974-02-13
US20050104321A1 (en) * 2003-11-15 2005-05-19 Huebner Gmbh Trailer unit with a trailer, specifically a double axle trailer
WO2012172924A1 (ja) * 2011-06-14 2012-12-20 株式会社 日立製作所 衝突エネルギ吸収構造を備える鉄道車両

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