JP2016055384A - 電動グリッパ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型でありながら、そのストローク範囲の長いる電動グリッパ装置を提供する。【解決手段】互いに同期回転するように噛合された2枚の歯車4A,4Bと、2枚の歯車4A,4Bを支持する本体部3と、2枚の歯車4A,4Bの何れかと駆動連結されたモータ2と、2枚の歯車4A,4Bの回転軸2a,12aにそれぞれ第1アーム基端部6a,16aが固定された2つの第1アーム6,16と、2つの第1アーム6,16の第1アーム先端部6b,16bにおいてそれぞれ回動ピン7,17を介して回動自在にその把持部材基端部8a,28aが支持された2つの把持部材8,28と、その第2アーム基端部10b,20bが本体部3に回動自在に支持されるとともに、2つの第1アーム6,16との平行状態が形成されるように2つの把持部材8,28にその第2アーム先端部10a,20aが回動自在に支持された2つの第2アーム10,20とを備えるようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、電動グリッパ装置に関し、特に、FA(Factory Automation)組立工程における製品の自動組立、部品搬送、検査等において、ワークを把持して位置決や測長等を行うためのモータ駆動による電動グリッパ装置に関する。
従来、電動グリッパ装置においては、モータによって正逆回転されるカム部材と、レールに沿って直線摺動する一対の把持部材とを備え、一対の把持部材のそれぞれのカムフォロア(駆動ピン)をカム部材に摺動自在に嵌合させる一対のカム溝が当該カム部材に螺旋状に形成され、モータによるカム部材の正逆回転により一対の把持部材がレールに沿って互いに接近・離隔摺動するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この種の電動グリッパ装置におけるカム部材のカム溝は、モータの回転トルクによって生ずる把持部材の推力がどの位置でも一定となるように、アルキメデスの渦巻き線に沿う螺旋状に形成されている。
特開2009−226506号公報
しかしながら特許文献1の電動グリッパ装置においては、モータによるカム部材の回転運動を把持部材のカムフォロア(駆動ピン)における直線運動に変換したときの当該把持部材のストローク範囲が当該カム部材の半径に制限されているために短く、このストローク範囲を長くするにはカム部材の半径を大きくしなければならず、その場合には装置全体が大型化してしまうという問題があった。
また、特許文献1の電動グリッパ装置においては、カム部材、カムフォロアおよび把持部材を直線摺動させるための直線ガイドが必要であり、その直線ガイドには有限軌道方式および無限軌道方式の双方共に高精度な研削加工が要求され、その構成が複雑化するという問題があった。
さらに、把持部材をクリーンルーム等のクリーンな環境で使用する場合、直線ガイドにグリス飛散対策としてカバーを付けたり、直線ガイドをジャバラ状のカバーで覆ったりすることが一般的であり、これらカバーの存在により更に大型化してしまうという問題があった。
本発明はかかる問題を解決するためになされたものであり、小型であり、かつ簡易な構成でありながら直線ガイドを用いることなく把持部材を直線運動させ、そのストローク範囲を長くすることのできる電動グリッパ装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、互いに同期回転するように噛合された2枚の歯車(4A、4B)と、前記2枚の歯車(4A、4B)を支持する本体部(3)と、前記2枚の歯車(4A、4B)の何れかと駆動連結されたモータ(2)と、前記2枚の歯車(4A、4B)の回転軸(2a、12a)にそれぞれ第1アーム基端部(6a、16a)が固定された2つの第1アーム(6、16)と、前記2つの第1アーム(6、16)の第1アーム先端部(6b、16b)においてそれぞれ回動ピン(7、17)を介して回動自在にその把持部材基端部(8a、28a)が支持された2つの把持部材(8、28)と、その第2アーム基端部(10b、20b)が前記本体部(3)に回動自在に支持されるとともに、前記2つの第1アーム(6、16)との平行状態が形成されるように前記2つの把持部材(8、28)にその第2アーム先端部(10a、20a)が回動自在に支持された2つの第2アーム(10、20)とを備えるようにする。
また本発明において、前記2つの第1アーム(6、16)の第1アーム基端部(6a、16a)は前記2枚の歯車(4A、4B)を介して前記本体部(3)における一方の側壁部(3a)に支持され、前記2つの第2アーム(10、20)の第2アーム基端部(10b、20b)は前記本体部(3)における前記一方の側壁部(3a)とは対向する他方の側壁部(3b)に支持されているようにする。
さらに本発明において、前記2つの第1アーム(6、16)と前記2つの把持部材(8、28)とが直交する状態になったときの前記歯車(4A、4B)の回転位置において、前記2つの把持部材(8、28)間の把持力が最も大きくなるようにする。
さらに本発明において、前記2つの第1アーム(6、16)の第1アーム先端部(6b、16b)と前記2つの把持部材(8、28)の把持部材基端部(8a、28a)との回動部分、前記2つの第2アーム(10、20)の第2アーム先端部(10a、20a)と前記2つの把持部材(8、28)との回動部分、および、前記2つの第2アーム(10、20)の第2アーム基端部(10b、20b)と前記他方の側壁部(3b)との回動部分は、シール部材(38、39)によって封止され外気から保護されているようにする。
さらに本発明において、前記2枚の歯車(4A、4B)は、前記本体部(3)のカバー(3P)により外気から保護されているようにする。
本発明によれば、2枚の歯車(4A、4B)の回転軸(2a、12a)にそれぞれ第1アーム基端部(6a、16a)が固定された2つの第1アーム(6、16)と、当該2つの第1アーム(6、16)と平行になるよう第2アーム基端部(10b、20b)が本体部(3)に回動自在に支持されるとともに、その第2アーム先端部(10a、20a)が2つの把持部材(8、28)に回動自在に支持された2つの第2アーム(10、20)とにより、歯車(4A、4B)と一体化された2つの第1アーム(6、16)の回転を、2つの把持部材(8、28)の平行状態を維持したまま互いに近接または離反する方向への平行移動に変換することができるので、直線ガイドを使用することなく、かつ、大型化することなく簡易な構成でありながら把持部材(8、28)の平行移動を構成し、その際のストローク範囲を長くすることができる。
また本発明によれば、2つの第1アーム(6、16)の第1アーム基端部(6a、16a)は2枚の歯車(4A、4B)を介して本体部(3)における一方の側壁部(3a)に支持され、2つの第2アーム(10、20)の第2アーム基端部(10b、20b)は本体部(3)における一方の側壁部(3a)とは対向する他方の側壁部(3b)に支持されているため、2枚の歯車(4A、4B)の回転により2つの把持部材(8、28)を移動させる際、2つの第1アーム(6、16)と2つの第2アーム(10、20)とが互いに干渉することなく当該2つの把持部材(8、28)の平行状態を維持したまま互いに近接または離反する方向へ長いストローク範囲で平行移動させることができる。
さらに本発明によれば、2つの第1アーム(6、16)と2つの把持部材(8、28)とが直交する状態になったときの歯車(4A、4B)の回転位置において、2つの把持部材(8、28)間の把持力が最も大きくなるので、その状態では重たいワークを容易に把持させることができる。
さらに本発明によれば、2つの第1アーム(6、16)の第1アーム先端部(6b、16b)と2つの把持部材(8、28)の把持部材基端部(8a、28a)との回動部分、2つの第2アーム(10、20)の第2アーム先端部(10a、20a)と2つの把持部材(8、28)との回動部分、および、2つの第2アーム(10、20)の第2アーム基端部(10b、20b)と他方の側壁部(3b)との回動部分には、シールによって外気から保護されているため、グリスや磨耗粉が外部に出ることがなく、環境に優しくかつ使用条件の厳しい環境下においても使用することができる。
さらに本発明によれば、前記2枚の歯車(4A、4B)は、前記本体部(3)のカバー(3P)により外気から保護されているため、グリスや磨耗粉が外部に出ることがなく、環境に優しくかつ使用条件の厳しい環境下においても使用することができる。
電動グリッパ装置の全体構成を示す斜視図(1)である。 電動グリッパ装置の全体構成を示す斜視図(2)である。 電動グリッパ装置の全体構成を示す斜視図(3)である。 電動グリッパ装置の全体構成を示す正面図である。 各リンク部のシール構造を示す断面図である。 第1把持部および第2把持部の構成を示す斜視図(1)である。 第1把持部および第2把持部の構成を示す斜視図(2)である。 第1把持部および第2把持部の構成を示す側面図である。 他の実施の形態における本体部の構成を示す正面図である。
次に、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
<電動グリッパ装置の全体構成>
図1乃至図8に示すように、リンク式電動グリッパ装置1は、断面略U字状に形成された本体部3と、当該本体部3の外周面に固定されたステッピングモータ(以下、これをモータと呼ぶ。)2と、当該本体部3の内側空間に収納された状態で設けられ当該モータ2により駆動される第1把持部1Aおよび第2把持部1Bとによって構成されている。この第1把持部1Aおよび第2把持部1Bは、仮想線VL(図6および図7)を境として線対象に形成されている。
本体部3は、その外周面にモータ2が一体に固定された側壁部3aと、当該側壁部3aと平行かつ対向するように設けられた側壁部3bとが、背面部3cとそれぞれ一体化された状態で構成されており、背面部3cと対向する正面側が解放されている。
この本体部3の内側空間には、第1把持部1Aおよび第2把持部1Bが収納されており、当該第1把持部1Aの把持部材8および当該第2把持部1Bの把持部材28が正面側から突出している。本体部3の側壁部3aにおける内周面には、互いに噛合された状態で同期回転する2枚の歯車4A、4Bが支持されている。歯車4Aおよび4Bは、互いに同一外径および同一歯数である。
本体部3の側壁部3aの貫通孔3h(図4)には、モータ2のモータ軸基部2bが嵌合固定されている。モータ2のモータ軸(回転軸)2aには、歯車4Aの軸中心を当該モータ軸2aが貫通した状態で当該歯車4Aが固定されている。
また、本体部3の側壁部3aにはベアリング21を介して回転軸12aが支持されており、当該回転軸12aには歯車4Bの軸中心を当該回転軸12aが貫通した状態で当該歯車4Bが固定されている。
モータ軸2aには、第1把持部1Aにおける第1アーム6が固定されている。また、側壁部3bにベアリング31を介して回動自在に支持された回動軸11には、第1把持部1Aにおける第2アーム10が回動自在に支持されている。この第1アーム6と第2アーム10とに対して第1把持部1Aにおける把持部材8が矢印AB方向に沿って水平な状態で取り付けられている。
第1アーム6は、所定の長さを有する棒状部材であり、その一端側に円筒形状でなる保持部6aが設けられ、その他端側に円筒形状の保持部6bが設けられ、これら保持部6a、6bにはそれぞれ貫通孔が形成されている。
第2アーム10についても、第1アーム6と同様の長さを有する棒状部材であり、その一端側に円筒形状でなる保持部10aが設けられ、その他端側に円筒形状の保持部10bが設けられ、これら保持部10a、10bにはそれぞれ貫通孔が形成されている。
第1把持部1Aの把持部材8は、第1アーム6および第2アーム10よりも長く形成された例えば角柱状部材であり、その先端部8hが図示しないワークを把持する把持部として機能するものである。
この把持部材8は、モータ軸2aおよび回動軸11間の距離と等しい間隔を隔てた位置に保持部8a、8bが設けられており、これら保持部8a、8bにはそれぞれ貫通孔が形成されている。この場合、把持部材8の基端部に保持部8aが形成されるとともに、当該保持部8aからモータ軸2aおよび回動軸11間の距離と同じ間隔だけ隔てた位置に保持部8bが形成されている。
したがって、第1アーム6における保持部6aの貫通孔に対してモータ軸2aの先端部が嵌合固定され、当該第1アーム6における保持部6bの貫通孔に対して回動ピン7の一端が回動自在に支持される。
また、把持部材8の保持部8aの貫通孔に対して当該回動ピン7の他端が回動自在に支持され、当該把持部材8の保持部8bの貫通孔に対して回動ピン9の一端が回動自在に支持される。かくして、第1アーム6の先端部に設けられた保持部6bにおいて回動ピン7を介して把持部材8の基端部に設けられた保持部8aが回動自在に支持される。
第2アーム10における保持部10aの貫通孔に対して当該回動ピン9の他端が回動自在に支持され、当該第2アーム10における保持部10bの貫通孔に対して、側壁部3bにベアリング31を介して支持された回動軸11が回動自在に支持される。
かくして、第2アーム10の基端部に設けられた保持部10bが側壁部3bに回動自在に支持されるとともに、第1アーム6との平行状態が形成されるように把持部材8に保持部10aが回動自在に支持されることになる。
すなわち、歯車4Aにより回転される第1アーム6に対して第2アーム10が平行状態を維持したまま把持部材8に取り付けられる。なお、歯車4A、第1アーム6、把持部材8および第2アーム10が互いに連結されることにより第1把持部1Aが構成される。
ところで、図5において、第1アーム6の保持部6bの貫通孔に対して回動ピン7が回動自在に支持された当該保持部6bの内部や、把持部材8の保持部8aの貫通孔に回動ピン7が回動自在に支持された当該保持部8aの内部には、例えばOリングからなるシール部材38、39が設けられている。
これにより、回動ピン7の周面のグリスや、第1アーム6の保持部6bと回動ピン7との回動動作および把持部材8の保持部8aと回動ピン7との回動動作により生じる摩耗粉がシール部材38、39によって封止される。
同様に、第2アーム10の保持部10bの貫通孔に対して回動軸11が回動自在に支持された当該保持部10bの内部や、第2アーム10の保持部10aの貫通孔に対して回動ピン9が回動自在に支持された当該保持部10aの内部にも、図示しないがOリングからなるシール部材が設けられている。
これにより、回動ピン9、回動軸11の周面のグリスや、第2アーム10の保持部10bと回動ピン9との回動動作および第2アーム10の保持部10aの貫通孔と回動軸11との回動動作により生じる摩耗粉がシール部材によって封止される。
この場合、第1アーム6はモータ軸2aを介して歯車4Aに固定されているため、当該歯車4Aの回転と一体になって回転され、その際、第1アーム6と平行状態を維持した第2アーム10が回転軸11を回転中心として第1アーム6に従動回転する。
したがって、第1アーム6の保持部6bおよび第2アーム10の保持部10aに対して回動自在に支持された把持部材8は、矢印AB方向に沿った水平状態を維持したまま歯車4Aの回転に応じて矢印AB方向とは直交する矢印CD方向へ平行移動する。
ベアリング21を介して側壁部3aに支持された回転軸12aには、第2把持部1Bにおける第1アーム16が固定されている。また、側壁部3bにベアリング32を介して回動自在に支持された回動軸19には、第2把持部1Bにおける第2アーム20が回動自在に支持されている。
この第1アーム26と第2アーム20とに対して第2把持部1Bにおける把持部材28が矢印AB方向に沿って水平な状態で取り付けられている。すなわち、把持部材8と把持部材28とは互いに平行な状態が維持されている。
第1アーム16は、第1把持部1Aにおける第1アーム6と同じ長さを有する棒状部材であり、その一端側に円筒形状でなる保持部16aが設けられ、その他端側に円筒形状の保持部16bが設けられ、これら保持部16a、16bにはそれぞれ貫通孔が形成されている。
第2アーム20についても、第1アーム16と同様の長さを有する棒状部材であり、その一端側に円筒形状でなる保持部20aが設けられ、その他端側に円筒形状の保持部20bが設けられ、これら保持部20a、20bにはそれぞれ貫通孔が形成されている。
第2把持部1Bの把持部材28は、第1把持部1Aの把持部材8と同様に、第1アーム16および第2アーム20よりも長く形成された例えば角柱状部材であり、その先端部28hが図示しないワークを把持する把持部として機能するものである。
この把持部材28は、モータ軸12aおよび回動軸19間の距離と等しい間隔を隔てた位置に保持部28a、28bが設けられており、これら保持部28a、28bにはそれぞれ貫通孔が形成されている。
この場合、把持部材28の基端部に保持部28aが形成されるとともに、当該保持部28aからモータ軸12aおよび回動軸19間の距離と同じ間隔だけ隔てた位置に保持部28bが形成されている。
したがって、第1アーム16における保持部16aの貫通孔に対して回転軸12aの先端部が嵌合固定され、当該第1アーム16における保持部16bの貫通孔に対して回動ピン17の一端が回動自在に支持される。
また、把持部材28の保持部29aの貫通孔(図示せず)に対して当該回動ピン17の他端が回動自在に支持され、当該把持部材28の保持部28bの貫通孔に対して回動ピン29の一端が回動自在に支持される。かくして、第1アーム16の先端部に設けられた保持部16bにおいて回動ピン17を介して把持部材28の基端部に設けられた保持部28aが回動自在に支持される。
第2アーム20における保持部20aの貫通孔に対して当該回動ピン29の他端が回動自在に支持され、当該第2アーム20における保持部20bの貫通孔に対して、側壁部3bにベアリング32を介して支持された回動軸19が回動自在に支持される。
かくして、第2アーム20の基端部に設けられた保持部20bが側壁部3bに回動自在に支持されるとともに、第1アーム16との平行状態が形成されるように把持部材28に保持部20aが回動自在に支持されることになる。
すなわち、歯車4Bにより回転される第1アーム16に対して第2アーム20が平行状態を維持したまま把持部材28に取り付けられる。なお、歯車4B、第1アーム16、把持部材28および第2アーム20が互いに連結されることにより第2把持部1Bが構成される。
この場合も、第2アーム20の保持部20aの貫通孔に対して回動ピン29が回動自在に支持された当該保持部20aの内部や、第2アーム20の保持部20bの貫通孔に対して回動軸19が回動自在に支持された当該保持部20bの内部には、Oリングからなるシール部材が設けられている。
これにより、回動ピン29、回動軸19の周面のグリスや、第2アーム20の保持部20aと回動ピン29との回動動作および第2アーム20の保持部20bの貫通孔と回動軸19との回動動作により生じる摩耗粉がシール部材によって封止される。
ところで、この場合も、第1アーム16の保持部16bの貫通孔に対して回動ピン17が回動自在に支持された当該保持部16bの内部や、把持部材28の保持部28aの貫通孔に回動ピン17が回動自在に支持された当該保持部28aの内部には、図示しないOリングからなるシール部材が設けられている。
これにより、回動ピン17の周面のグリスや、第1アーム16の保持部16bと回動ピン17との回動動作および把持部材28の保持部28aと回動ピン17との回動動作により生じる摩耗粉がシール部材によって封止される。
この場合、第1アーム16は回転軸12aを介して歯車4Bに固定されているため、当該歯車4Bの回転と一体になって回転され、その際、第1アーム16と平行状態を維持した第2アーム20が回動軸19を回転中心として第1アーム16に従動回転する。
したがって、第1アーム16の保持部16bおよび第2アーム20の保持部20aに対して回動自在に支持された把持部材28は、矢印AB方向に沿った水平状態を維持したまま歯車4Bの回転に応じて矢印AB方向とは直交する矢印CD方向へ平行移動する。
すなわち、リンク式電動グリッパ装置1では、第1把持部1Aの把持部材8および第2把持部1Bの把持部材28における互いの平行状態が維持されたまま、歯車4A、4Bの回転に応じて互いに近接離反するように矢印CD方向に平行移動することが可能な構成を有している。
<電動グリッパ装置の動作>
このような構成のリンク式電動グリッパ装置1における第1把持部1Aの把持部材8および第2把持部1Bの把持部材28によりワークを保持または解放する開閉動作について説明する。
図8において、リンク式電動グリッパ装置1におけるモータ2のモータ軸2aが図中時計回り方向へ回転されると、モータ軸2aと一体化された歯車4Aが図中時計回り方向へ回転され、当該歯車4Aの回転とともに第1把持部1Aの第1アーム6についても図中時計周り方向へ回転される。
このとき同時に、歯車4Aと噛合された歯車4Bが当該歯車4Aと同期した状態で図中反時計周り方向へ従動回転されるので、当該歯車4Bの回転とともに第2把持部1Bの第1アーム16についても図中反時計周り方向へ回転される。
第1把持部1Aにおける第1アーム6が図中時計周り方向へ回転され、かつ、第2把持部1Bにおける第1アーム16が図中反時計周り方向へ回転されると、当該第1アーム6、16に追従して、第1把持部1Aにおける第2アーム10が図中時計周り方向へ回転され、かつ、第2把持部1Bにおける第2アーム20が図中反時計周り方向へ回転される。
このとき、第1把持部1Aにおける第1アーム6および第2アーム10には把持部材8が回動自在に支持されているため、第1アーム6および第2アーム10の図中時計周り方向への回転に応じて把持部材8が矢印D方向へ向かって平行移動される。
同時に、第2把持部1Bにおける第1アーム16および第2アーム20には把持部材28が回動自在に支持されているため、第1アーム16および第2アーム20の図中反時計周り方向への回転に応じて把持部材28が矢印C方向へ向かって平行移動される。
つまり、この場合、第1把持部1Aの把持部材8および第2把持部1Bの把持部材28が互いの平行状態を維持したまま近接するように平行移動するので、把持部材8の先端部8hおよび把持部材28の先端部28hにより外径把持タイプのワークを把持することができる。
一方、図8においてリンク式電動グリッパ装置1におけるモータ2のモータ軸2aが図中反時計回り方向へ回転されると、モータ軸2aと一体化された歯車4Aが図中反時計周り方向へ回転され、当該歯車4Aの回転とともに第1アーム6についても図中反時計周り方向へ回転される。
このとき同時に、歯車4Aと噛合された歯車4Bが当該歯車4Aと同期した状態で図中時計周り方向へ従動回転されるので、当該歯車4Bの回転とともに第1アーム16についても図中時計周り方向へ回転される。
第1把持部1Aの第1アーム6が図中反時計周り方向へ回転され、かつ、第2把持部1Bの第1アーム16が図中時計周り方向へ回転されると、第1把持部1Aにおける第2アーム10が図中反時計周り方向へ回転され、かつ、第2把持部1Bにおける第2アーム20が図中時計周り方向へ回転される。
このとき、第1把持部1Aにおける第1アーム6および第2アーム10には把持部材8が回動自在に支持されているため、第1アーム6および第2アーム10の図中反時計周り方向への回転に応じて把持部材8が矢印C方向へ向かって平行移動される。
同時に、第2把持部1Bにおける第1アーム16および第2アーム20には把持部材28が回動自在に支持されているため、第1アーム16および第2アーム20の図中時計周り方向への回転に応じて把持部材28が矢印D方向へ向かって平行移動される。
つまり、この場合、第1把持部1Aの把持部材8および第2把持部1Bの把持部材28が互いに平行状態を維持したまま互いに離反するように平行移動するので、把持部材8の先端部8hおよび把持部材28の先端部28hにより把持していたワークを解放することができる。
ところで、第1把持部1Aの第1アーム6および第2把持部1Bの第1アーム16が矢印CD方向とほぼ水平になり、かつ、当該第1アーム6の保持部6bおよび当該第2アーム16の保持部16bが本体部3の仮想位置HP1、HP2の近傍を回転しているときには、当該第1把持部1Aの第1アーム6および当該第2把持部1Bの第1アーム16の回転が把持部材8、28の矢印AB方向への移動には寄与するが、矢印CD方向への移動には殆ど寄与しない。
このため第1把持部1Aにおける第1アーム6の保持部6bおよび第2把持部1Bにおける第1アーム16の保持部16bが仮想位置HP1、HP2の近傍を回転しているときには、把持部材8、28の矢印CD方向に沿った移動速度は非常に遅くなる。
これに対して、第1把持部1Aの第1アーム6および第2把持部1Bの第1アーム16が矢印AB方向とほぼ水平になり、かつ、当該第1アーム6の保持部6bおよび当該第1アーム16の保持部16bが本体部3の仮想位置UP1、UP2の近傍を回転しているときには、当該第1把持部1Aの第1アーム6および第2把持部1Bの第1アーム16の回転が把持部材8、28の矢印CD方向への移動に大きく寄与する。
このため第1把持部1Aにおける第1アーム6の保持部6bおよび第2把持部1Bにおける第1アーム16の保持部16bが仮想位置UP1、UP2の近傍を回転しているときには、把持部材8、28の矢印CD方向への移動速度は非常に速くなる。
したがって、第1把持部1Aの第1アーム6および第2把持部1Bの第1アーム16が仮想位置UP1、UP2を中心とした所定の動作角度範囲で回転したときに、把持部材8、28の変位が第1アーム6、16の回転に対して線形(リニア)として扱えるので、この動作角度範囲で把持部材8、28の使用条件を設定することが好ましい。
なお、第1把持部1Aの第1アーム6および第2把持部1Bの第1アーム16が回転することにより把持部材8、28が矢印CD方向に沿って移動する際の仕事率Pは、当該把持部材8、28の力Fおよび当該把持部材8、28HRの移動速度Vにより、次の(式1)で表すことができる。
P=F×V………………………………………………………………………………(式1)
ここで、第1把持部1Aの第1アーム6および第2把持部1Bの第1アーム16が本体部3の仮想位置HP1、HP2の近傍を回転するときの把持部材8、28の仕事率P1(P1=F1×V1)と、第1把持部1Aの第1アーム6および第2把持部1Bの第1アーム16が本体部3の仮想位置UP1、UP2の近傍を回転するときの把持部材8、28の仕事率P2(P2=F2×V2)とは等しく、次の(式2)の関係を満たす。
P1(F1×V1)=P2(F2×V2)…………………………………………(式2)
したがって、第1把持部1Aの第1アーム6および第2把持部1Bの第1アーム16が仮想位置HP1、HP2の近傍を回転する場合、把持部材8、28の矢印CD方向への移動速度V1が遅くなるため把持部材8、28の力F1が大きくなる。
また、第1把持部1Aの第1アーム6および第2把持部1Bの第1アーム16が仮想位置UP1、UP2の近傍を回転する場合、把持部材8、28の移動速度V2が速くなるため把持部材8、28の力F2が小さくなる。
かくして、第1把持部1Aの第1アーム6および第2把持部1Bの第1アーム16が仮想位置HP1、HP2の近傍を回転する場合、把持部材8、28の矢印CD方向への移動速度V1が遅くなるものの力F1が大きくなるため、把持部材8および28間のワーク把持部WHDの把持力が最も大きくなり、重たいワークを把持させるのに最適となる。
一方、第1把持部1Aの第1アーム6および第2把持部1Bの第1アーム16が仮想位置UP1、UP2の近傍を回転する場合、把持部材8、28の矢印CD方向への移動速度V2が速くなるものの力F2が小さくなるため、把持部材8および28間のワーク把持部WHDの把持力が小さくなり、軽いワークを把持させるのに最適となる。
<リンク式電動グリッパ装置の効果>
リンク式電動グリッパ装置1では、把持部材8および把持部材28間の平行状態を維持したまま矢印CD方向へ近接または離間させるため第1把持部1Aおよび第2把持部1Bをリンク構造としたことにより、従来の電動グリッパ装置のような把持部材を直線摺動させるための直線ガイドが不要となり、その構成を簡素化および小型化することができる。
また、リンク式電動グリッパ装置1では、第1把持部1Aにおける第1アーム6の支点(モータ軸2a)が本体部3の側壁部3aに支持される一方、第1把持部1Aにおける第2アーム10の支点(回転軸11)が側壁部3aとは対向する側壁部3bに支持されている。このため、第1アーム6と第2アーム10とが機械的に干渉することがなく把持部材8が矢印CD方向へ平行移動することができる。このことは、第2把持部1Bにおいても同様である。
これによりリンク式電動グリッパ装置1では、第1把持部1Aの第2アーム10と第2把持部1Bの第2アーム20とが機械的に干渉することなく、歯車4A、4Bと一体となって回転する第1把持部1Aの第1アーム6および第2把持部1Bの第1アーム16により把持部材8、28のストローク範囲が決定される。
このためリンク式電動グリッパ装置1では、本体部3の仮想位置UP1、UP2を中心とした歯車4A、4Bの前後90度の回転範囲近くまで把持部材8、28のストローク範囲を拡げることができる。
これによりリンク式電動グリッパ装置1は、従来のカム部材を用いた把持部材のストローク範囲が当該カム部材の半径範囲に制限されてしまうことに比べて大型化することなく把持部材8、28のストローク範囲を延ばすことができる。かくしてリンク式電動グリッパ装置1は、従来に比して大型のワークであっても容易に把持することができる。
さらにリンク式電動グリッパ装置1では、第1把持部1Aの把持部材8および第2把持部1Bの把持部材28の回動摺動部分をシール部材38、39等により封止して保護するようにしたことにより、回動摺動部分からグリスや摩耗粉が出ることがなく、環境に優しくかつクリーンルーム等の使用条件の厳しい環境下においても使用することが可能となる。
<他の実施の形態>
なお、上述した実施の形態においては、本体部3の側壁部3aに歯車4A、4Bが支持されるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図9に示すように、本体部3の側壁部3aに代えて歯車4A、4Bを外気から保護するカバー部3Pを設け、当該カバー部3Pの内部空間に当該歯車4A、4Bを収納し、モータ軸2aをベアリング5で回動自在に支持するようにしても良い。
この場合、歯車4A、4Bに付着しているグリスや磨耗粉およびゴミ等の異物がカバー部3Pから外部へ出ることを未然に防止することができるので、環境に優しくかつクリーンルーム等の使用条件の厳しい環境下においても使用することが可能となる。
また、上述した実施の形態においては、第1アーム6、16および第2アーム10、20よりも腕長の長い把持部材8、28を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、把持部材8、28よりも腕長の長い第1アーム6、16および第2アーム10、20を用い、当該第1アーム6、16および第2アーム10、20よりも腕長の短い把持部材8、28を用いるようにしても良い。
さらに、上述した実施の形態においては、第1把持部1Aにおける把持部材8の先端部8hおよび第2把持部1Bにおける把持部材28の先端部によりワークを直接把持するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、把持部材8、28の先端部8h、28hに当該先端部8h、28hとは別構造の爪部をそれぞれ設け、当該爪部によりワークを挟み付けて把持するようにしてもよい。
さらに、上述した実施の形態においては、第1把持部1Aにおける把持部材8の先端部8hおよび第2把持部1Bにおける把持部材28の先端部によりワークを外径把持するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、把持部材8、28の先端部8h、28hによりワークを内径把持するようにしてもよい。
本願発明の電動グリッパ装置は、FA組立工程における製品の自動組立、部品搬送、検査等において利用するようにした場合について述べた。しかしながら、これに限らず、食品トッピング工程、光学機器アライメント自動化工程、医療用および創薬市場のロボット先端グリッパに利用することが可能である。
1……リンク式電動グリッパ装置(電動グリッパ装置)、2……モータ、2a……モータ軸(回転軸)、3……本体部、3a、3b……側壁部、3c……背面部、3P……カバー、4A、4B……歯車、5、21、31、32……ベアリング、6、16……第1アーム、6a、16a……保持部(第1アーム基端部)、6b、16b……保持部(第1アーム先端部)、7、9、19、29……回動ピン、8、28……把持部材、8a、28a……保持部(把持部材基端部)、10、20…第2アーム、10a、20a……保持部(第2アーム先端部)、10b、20b……保持部(第2アーム基端部)、11、12a……回動軸、38、39……シール部材。

Claims (5)

  1. 互いに同期回転するように噛合された2枚の歯車と、
    前記2枚の歯車を支持する本体部と、
    前記2枚の歯車の何れかと駆動連結されたモータと、
    前記2枚の歯車の回転軸にそれぞれ第1アーム基端部が固定された2つの第1アームと、
    前記2つの第1アームの第1アーム先端部においてそれぞれ回動ピンを介して回動自在にその把持部材基端部が支持された2つの把持部材と、
    その第2アーム基端部が前記本体部に回動自在に支持されるとともに、前記2つの第1アームとの平行状態が形成されるように前記2つの把持部材にその第2アーム先端部が回動自在に支持された2つの第2アームと
    を備えることを特徴とする電動グリッパ装置。
  2. 前記2つの第1アームの第1アーム基端部は前記2枚の歯車を介して前記本体部における一方の側壁部に支持され、
    前記2つの第2アームの第2アーム基端部は前記本体部における前記一方の側壁部とは対向する他方の側壁部に支持されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動グリッパ装置。
  3. 前記2つの第1アームと前記2つの把持部材とが直交する状態になったときの前記歯車の回転位置において、前記2つの把持部材間の把持力が最も大きくなる
    ことを特徴とする請求項2に記載の電動グリッパ装置。
  4. 前記2つの第1アームの第1アーム先端部と前記2つの把持部材の把持部材基端部との回動部分、前記2つの第2アームの第2アーム先端部と前記2つの把持部材との回動部分、および、前記2つの第2アームの第2アーム基端部と前記他方の側壁部との回動部分は、シール部材によって封止され外気から保護されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の電動グリッパ装置。
  5. 前記2枚の歯車は、前記本体部のカバーにより外気から保護されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の電動グリッパ装置。
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