JP2016054772A - 遊技機 - Google Patents
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【課題】別途距離調整部材を設けることなく、光源と照射対象物との間に所定の距離を確保できるとともに、スペースの無駄を省くことができる遊技機を提供する。【解決手段】LED(光源)302aと、このLED302aによって照らされるランプレンズユニット(照射対象物)306〜308と、主として遊技機の外殻を構成する外枠30bとを備え、外枠30bの一部が所定の厚さを有する距離調整部300とされ、この距離調整部300を挟んでランプレンズユニット306〜308とLED302aとが配置され、このLED302aが距離調整部300に取り付けられているので、別途距離調整部材を設けることなく、LED302aとランプレンズユニット306〜308との間に所定の距離を確保できるとともに、スペースの無駄を省くことができる【選択図】図4
Description
本発明は、光源と、この光源によって照らされる役物等の照射対象物と備えた遊技機に関する。
パチンコやスロットマシン等の遊技機においては、液晶表示装置や可動役物等によって遊技の演出を行っている他、例えば当該液晶表示装置や可動役物の演出と合わせてまたは独立に照明装置によって光を点灯または点滅させる演出を行っている。
このような照明装置を備えた遊技機の一例として特許文献1に記載ものが知られている。この遊技機の照明装置は、LED基板に設けられて光を発生させるLED(光源)と、この光源からの光を拡散させる拡散レンズと、この拡散レンズに取り付けられて、前記光源からの光を反射する反射部材と、前記拡散レンズおよび前記反射部材を固定するための固定ホルダと、前記反射部材に固定されて、照射対象物としての正面レンズとを備えている。また、前記光源と拡散レンズとの間にはベース板が設けられており、このベース板の背面側にLED基板が固定され、正面側に固定ホルダが固定されている。したがって、照明装置は、ベース板、LED基板、反射部材が取り付けられた拡散レンズおよび固定ホルダとが一体化されるので、つまり多物品が一体化されるので、遊技機への取付け作業が容易となるという利点がある。
このような照明装置を備えた遊技機の一例として特許文献1に記載ものが知られている。この遊技機の照明装置は、LED基板に設けられて光を発生させるLED(光源)と、この光源からの光を拡散させる拡散レンズと、この拡散レンズに取り付けられて、前記光源からの光を反射する反射部材と、前記拡散レンズおよび前記反射部材を固定するための固定ホルダと、前記反射部材に固定されて、照射対象物としての正面レンズとを備えている。また、前記光源と拡散レンズとの間にはベース板が設けられており、このベース板の背面側にLED基板が固定され、正面側に固定ホルダが固定されている。したがって、照明装置は、ベース板、LED基板、反射部材が取り付けられた拡散レンズおよび固定ホルダとが一体化されるので、つまり多物品が一体化されるので、遊技機への取付け作業が容易となるという利点がある。
ところで、上述したような照明装置を備えた遊技機では、正面レンズ等の照射対象物を適切に照らすために、つまり、LEDがいわゆる点光りするのを防止するために、LED等の光源と照射対象物との間に所定の距離を設ける必要がある。
このため、従来はこの所定の距離を確保するために、距離調整用の部材が別途必要となる。したがって、この距離調整部材によって部品点数が多くなるばかりか、遊技機内に距離調整部材を配置するためのスペースを確保する必要があり、スペースに無駄が生じることにもなる。さらに、距離調整部材を設けると、その厚さ分、照射対象物が遊技機の前側に出っ張ることになり好ましくない。
このため、従来はこの所定の距離を確保するために、距離調整用の部材が別途必要となる。したがって、この距離調整部材によって部品点数が多くなるばかりか、遊技機内に距離調整部材を配置するためのスペースを確保する必要があり、スペースに無駄が生じることにもなる。さらに、距離調整部材を設けると、その厚さ分、照射対象物が遊技機の前側に出っ張ることになり好ましくない。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、別途距離調整部材を設けることなく、光源と照射対象物との間に所定の距離を確保できるとともに、スペースの無駄を省くことができる遊技機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の遊技機は、光源と、この光源によって照らされる照射対象物と、主として遊技機の外殻を構成する外枠とを備えた遊技機において、
前記外枠の一部が所定の厚さを有し、前記光源と前記照射対象物との間に所定の距離を確保する距離調整部とされ、この距離調整部を挟んで前記照射対象物と前記光源とが配置されていることを特徴とする。
前記外枠の一部が所定の厚さを有し、前記光源と前記照射対象物との間に所定の距離を確保する距離調整部とされ、この距離調整部を挟んで前記照射対象物と前記光源とが配置されていることを特徴とする。
本発明においては、外枠の一部が所定の厚さを有し、光源と照射対象物との間に所定の距離を確保する距離調整部とされ、この距離調整部を挟んで照射対象物と光源とが配置されているので、別途距離調整部材を設けることなく、外枠の一部である距離調整部によって光源と照射対象物との間に所定の距離を確保できる。また、距離調整部は外枠の一部であるため、従来のような別途必要とされる距離調整部材を配置するためのスペースの無駄を省くことができる。
さらに、別途距離調整部材が必要でないので、この距離調整部材を設けることに起因する照射対象物の遊技機の前側への出っ張りを防止できる。
さらに、別途距離調整部材が必要でないので、この距離調整部材を設けることに起因する照射対象物の遊技機の前側への出っ張りを防止できる。
本発明の前記構成において、前記距離調整部に貫通孔が設けられ、この貫通孔に前記光源からの光を拡散させる拡散レンズが設けられていてもよい。
このような構成によれば、距離調整部に設けられた貫通孔に拡散レンズが設けられているので、光源からの光を拡散レンズによって拡散して照射対象物を照らすことができ、よって、照射対象物を広い範囲で照らすことができる。
また、拡散レンズは距離調整部の貫通孔に設けられているので、拡散レンズを容易かつ確実に保持できるとともに、拡散レンズが距離調整部の表面側に出っ張ることもないので、この拡散レンズを設けることに起因する照射対象物の遊技機の前側への出っ張りを防止できる。
また、拡散レンズは距離調整部の貫通孔に設けられているので、拡散レンズを容易かつ確実に保持できるとともに、拡散レンズが距離調整部の表面側に出っ張ることもないので、この拡散レンズを設けることに起因する照射対象物の遊技機の前側への出っ張りを防止できる。
本発明によれば、別途距離調整部材を設けることなく、光源と照射対象物との間に所定の距離を確保できるとともに、スペースの無駄を省くことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本実施の形態は本発明を遊技機の一つであるスロットマシンに適用した場合を例にとって説明するが、本発明はスロットマシンに限ることなく、パチンコ等の遊技機に適用してもよい。
ここで、図1はスロットマシンMの正面図であり、このスロットマシンMで遊技する遊技者側から見たスロットマシンMを示し、図1における左右が以下の説明における左右となり、スロットマシンMから見て遊技者側が前で、その逆が後となり、以下の説明における前後となる。
ここで、図1はスロットマシンMの正面図であり、このスロットマシンMで遊技する遊技者側から見たスロットマシンMを示し、図1における左右が以下の説明における左右となり、スロットマシンMから見て遊技者側が前で、その逆が後となり、以下の説明における前後となる。
まず、発明が適用されるスロットマシンMの概略構成について説明する。
図1はスロットマシンMを示す正面図である。このスロットマシンMは、後側に筐体を備えており、この筐体は、底板、左右の側板、天板および背板を備え、当該筐体の正面側に開口する正面開口部を有する箱形に形成されている。なお、底板の上面には、各部品に電力を供給するための電源装置(図示略)を内蔵した電源ユニット等が設けられている。
図1はスロットマシンMを示す正面図である。このスロットマシンMは、後側に筐体を備えており、この筐体は、底板、左右の側板、天板および背板を備え、当該筐体の正面側に開口する正面開口部を有する箱形に形成されている。なお、底板の上面には、各部品に電力を供給するための電源装置(図示略)を内蔵した電源ユニット等が設けられている。
また、前記筐体の左右の側板には、筐体の高さ方向略中央で水平となるように中板(図示略)が設けられており、この中板によって筐体内は上下に分割されている。したがって、筐体の前記正面開口部は、その上部を開口する開口上部とその下部を開口する開口下部との2つに区画されている。
筐体の正面には、筐体の正面開口部を開閉可能に閉塞する前扉3が設けられており、この前扉3は、前記開口上部を開閉可能に閉塞する上扉30と、前記開口下部を開閉可能に閉塞する下扉40とを備えている。
筐体の正面には、筐体の正面開口部を開閉可能に閉塞する前扉3が設けられており、この前扉3は、前記開口上部を開閉可能に閉塞する上扉30と、前記開口下部を開閉可能に閉塞する下扉40とを備えている。
前記筐体内には前記中板の上面に、交換ユニット(図示略)が着脱可能に設けられている。この交換ユニットは枠体と、枠体に支持されたリールユニットと、枠体に固定された基板ユニットとを備えている。
リールユニットは、枠体に設けられた3個のステッピングモータと、各々のステッピングモータの出力軸に固定された3個の回転リールとを備えている。また、基板ユニットは、CPU、ROM、RAM、I/O等の電子部品を備えた基板を、基板ケースに収納したものである。そして、基板ユニットは、スロットマシンMの遊技を制御するための遊技制御装置として機能する。
リールユニットは、枠体に設けられた3個のステッピングモータと、各々のステッピングモータの出力軸に固定された3個の回転リールとを備えている。また、基板ユニットは、CPU、ROM、RAM、I/O等の電子部品を備えた基板を、基板ケースに収納したものである。そして、基板ユニットは、スロットマシンMの遊技を制御するための遊技制御装置として機能する。
図2に示すように、前記上扉30は、主として遊技機の外殻を構成する外枠(キャビネットユニット)30bに中枠(バリア上ユニット)30aを嵌め込んで構成されている。
上扉30にはその一方の縦方向の側縁部に上扉側蝶番(図示略)が設けられている。一方、前記交換ユニットの枠体には枠体側蝶番(図示略)が設けられており、この枠体側蝶番に前記上扉側蝶番を係合させることによって、上扉30は、交換ユニットの枠体に回動自在に取り付けられている。なお、上扉30は、筐体の側板に取り付けるように形成してもよい。
上扉30にはその一方の縦方向の側縁部に上扉側蝶番(図示略)が設けられている。一方、前記交換ユニットの枠体には枠体側蝶番(図示略)が設けられており、この枠体側蝶番に前記上扉側蝶番を係合させることによって、上扉30は、交換ユニットの枠体に回動自在に取り付けられている。なお、上扉30は、筐体の側板に取り付けるように形成してもよい。
また、上扉30は、略中央部に回転リールの図柄を正面から見ることができる図柄表示窓31を備えている。図柄表示窓31は、各回転リールの図柄が3個ずつ表示可能に形成されている。
図柄表示窓31の上方には、中枠30aに設けられるとともに液晶表示装置で構成された画像表示部34を正面から見ることができる画像表示窓37が設けられている。この画像表示部34は、各当選役の図柄配列や遊技履歴等の情報の画像や、遊技の状態や当選役の抽選結果を報知する画像等を表示するためのものである。また、上扉30の下部の左右には、種々のサウンドを出力するためのスピーカ35,35を覆うスピーカーカバー36,36が設けられている。また図1に示すように、画像表示窓37の上側には、報知などを行うためのランプ38が設けられている。
図柄表示窓31の上方には、中枠30aに設けられるとともに液晶表示装置で構成された画像表示部34を正面から見ることができる画像表示窓37が設けられている。この画像表示部34は、各当選役の図柄配列や遊技履歴等の情報の画像や、遊技の状態や当選役の抽選結果を報知する画像等を表示するためのものである。また、上扉30の下部の左右には、種々のサウンドを出力するためのスピーカ35,35を覆うスピーカーカバー36,36が設けられている。また図1に示すように、画像表示窓37の上側には、報知などを行うためのランプ38が設けられている。
図1に示すように、下扉40は筐体1の開口下部を開閉可能に閉塞するための扉である。下扉40は、外枠46に図示しない中枠を嵌め込んで構成されている。
下扉40の一方の縦方向の側縁部に下扉側蝶番(図示略)が設けられている。そして、この下扉側蝶番を、前記筐体の一方の側板に設けられた筐体側蝶番(図示略)と係合させることで、下扉40は、筐体の一方の側板に回動自在に取り付けられている。また、上扉30の下端部には、下扉40の前面より後方側で下扉40の上端より下側に突出する係合部が設けられ、下扉40が閉じた状態で、上扉30を開放することができない構造になっている。
下扉40の一方の縦方向の側縁部に下扉側蝶番(図示略)が設けられている。そして、この下扉側蝶番を、前記筐体の一方の側板に設けられた筐体側蝶番(図示略)と係合させることで、下扉40は、筐体の一方の側板に回動自在に取り付けられている。また、上扉30の下端部には、下扉40の前面より後方側で下扉40の上端より下側に突出する係合部が設けられ、下扉40が閉じた状態で、上扉30を開放することができない構造になっている。
また、下扉40の上部には、図1に示すように、スロットマシンMを操作するための操作部50が設けられている。操作部50には、クレジットおよびベットされたメダルを払い出すための精算スイッチ52、ゲームを開始させるためのスタートスイッチ53、回転リールの回転を停止させるためのストップスイッチ54が設けられている。
また、下扉40の上部右側には、メダルを投入するためのメダル投入口42が設けられている。また、下扉40の下部には、スロットマシン内部よりメダルを排出するためのメダル払い出し口41と、メダル払い出し口41から排出されたメダルを溜めておくためのメダル受け皿43とが設けられている。また、操作部50とメダル受け皿43との間には透明の前パネル45が取り付けられている。
また、下扉40の上部右側には、メダルを投入するためのメダル投入口42が設けられている。また、下扉40の下部には、スロットマシン内部よりメダルを排出するためのメダル払い出し口41と、メダル払い出し口41から排出されたメダルを溜めておくためのメダル受け皿43とが設けられている。また、操作部50とメダル受け皿43との間には透明の前パネル45が取り付けられている。
次に、本発明に係る第1可動役物205と第2可動役物206とを有する可動役物ユニット200について説明する。
図3に示すように、前記キャビネットユニット30bは、キャビネットベース32と、このキャビネットベース32の前面上部に取り付けられるキャビネット上ユニット33とを備えている。キャビネットベース32の前面上部には、図4に示すように、可動役物ユニット200が取り付けられており、この可動役物ユニット200を覆うようにして前記キャビネット上ユニット33(図3参照)がキャビネットベース32の前面上部に取り付けられるようになっている。
また、キャビネットベース32の上部には、図3に示すように、前記画像表示部34の前面を露出させるための矩形状の開口部32aが設けられており、この開口部32aの下縁部に沿ってガイドレール(レール部)55が設けられている。
図3に示すように、前記キャビネットユニット30bは、キャビネットベース32と、このキャビネットベース32の前面上部に取り付けられるキャビネット上ユニット33とを備えている。キャビネットベース32の前面上部には、図4に示すように、可動役物ユニット200が取り付けられており、この可動役物ユニット200を覆うようにして前記キャビネット上ユニット33(図3参照)がキャビネットベース32の前面上部に取り付けられるようになっている。
また、キャビネットベース32の上部には、図3に示すように、前記画像表示部34の前面を露出させるための矩形状の開口部32aが設けられており、この開口部32aの下縁部に沿ってガイドレール(レール部)55が設けられている。
前記可動役物ユニット200は、図3〜図5に示すように、取付フレーム201と、この取付フレーム201に取り付けられた可動役物装置202とを備えている。
取付フレーム201は、金属板によって形成されたものであり、図5に示すように、長方形板状の上板201aと、この上板201aの長手方向に沿う縁部に上板201aと一体的にかつ下方に直角に設けられた長方形板状の背板201bと、前記上板201aの短手方向に沿う縁部に上板201aと一体的にかつ下方直角に設けられた左右一対の側板201c,201cとを備えている。
取付フレーム201は、金属板によって形成されたものであり、図5に示すように、長方形板状の上板201aと、この上板201aの長手方向に沿う縁部に上板201aと一体的にかつ下方に直角に設けられた長方形板状の背板201bと、前記上板201aの短手方向に沿う縁部に上板201aと一体的にかつ下方直角に設けられた左右一対の側板201c,201cとを備えている。
上板201aには多数の貫通孔が形成されており、これによって軽量化が図られている。また、上板201aの長手方向に沿う縁部のうち、背板201b側の縁部の長手方向略中央部には、固定板201dが上板201aの上面から突出して設けられている。この固定板201dには孔が形成され、この孔にねじ等の止着材が挿通されるようになっている。
前記背板201bには多数の貫通孔が形成されており、これによって軽量化が図られている。また、背板201bの左右両端部には、それぞれ固定板201eが上板201aの上面から突出して設けられている。この固定板201eには孔が形成され、この孔にねじ等の止着材が挿通されるようになっている。
前記側板201cの下端部には、固定板201fが側板201cから外側に突出して設けられている。この固定板201fには孔が形成され、この孔にねじ等の止着材が挿通されるようになっている。
前記背板201bには多数の貫通孔が形成されており、これによって軽量化が図られている。また、背板201bの左右両端部には、それぞれ固定板201eが上板201aの上面から突出して設けられている。この固定板201eには孔が形成され、この孔にねじ等の止着材が挿通されるようになっている。
前記側板201cの下端部には、固定板201fが側板201cから外側に突出して設けられている。この固定板201fには孔が形成され、この孔にねじ等の止着材が挿通されるようになっている。
また、背板201bの上縁部には左右一対の係止部201g,201gが上板201aの上面から突出して設けられている。係止部201gは、取付フレーム201をキャビネットベース32の前面上部に仮固定する際に、当該キャビネットベース32の上縁部に差し込んで係止するためのものである。
取付フレーム201をキャビネットベース32に取り付ける場合、まず、取付フレーム201の背板201bの上縁部に設けられた係止部201gをキャビネットベース32の上部に設けられた孔に斜め下方から挿入して係合したうえで、この係止した係止部を支点として取付フレーム201をキャビネットベース32に向けて回転させる。
一方、キャビネットベース32の前面側には、フック部が当該キャビネットベース32の前面から突出させて設けられている。フック部は左右一対あり、キャビネットベース32の左右の側板の内面側に設けられている。
一方、キャビネットベース32の前面側には、フック部が当該キャビネットベース32の前面から突出させて設けられている。フック部は左右一対あり、キャビネットベース32の左右の側板の内面側に設けられている。
そして、係止部201gを支点して取付フレーム201をキャビネットベース32に向けて回転させて、当該取付フレーム201の側板201cに設けられている固定板201fを前記フック部に引っ掛けて仮固定する。これによって、取付フレーム201がキャビネットベース32に仮固定される。また、取付フレーム201を仮固定する際に、後述する第1可動役物205および第2可動役物206のそれぞれの下端部のスライダ241a,240a,240bをガイドレール55の3つのガイド溝55aにそれぞれ当該ガイド溝55aに沿って移動可能に挿入する。
その後、仮固定された取付フレーム201をねじによってキャビネットベース32に固定する。
この固定は、取付フレーム201に設けられている固定板201d,201e,201fにそれぞれ形成された貫通孔にねじを挿通し、このねじをキャビネットベース32の前面側に設けられたねじ孔にねじ込むことによって行う。
この固定は、取付フレーム201に設けられている固定板201d,201e,201fにそれぞれ形成された貫通孔にねじを挿通し、このねじをキャビネットベース32の前面側に設けられたねじ孔にねじ込むことによって行う。
前記可動役物装置202は、図5に示すように、フレーム204と、このフレーム204に取り付けられる左右一対の第1可動役物205,205と、フレーム204に取り付けられるとともに第1可動役物の後側に配置される左右一対の第2可動役物206,206とを備えている。
第1可動役物205は、印籠を二分割したものを模したものであり、略矩形板状に形成されている。第1可動役物205はその上端部にホルダ210を有しており、このホルダ210によって保持されている。
第1可動役物205は、印籠を二分割したものを模したものであり、略矩形板状に形成されている。第1可動役物205はその上端部にホルダ210を有しており、このホルダ210によって保持されている。
第2可動役物206は前後一対の可動役物206Aと可動役物206Bとによって構成されている。可動役物206A,206Bはそれぞれ障子を模したものであり、略矩形板状に形成されている。可動役物206Bはその上端部にホルダ211を有しており、このホルダ211によって保持されている。
また、可動役物206A,206Bは連動するようになっている。つまり、ホルダ211には突出片211aが可動役物206A側に向けて突出して形成され、この突出片211aが可動役物206Aに形成されたスリット211bに挿通されることによって、可動役物206A,206Bが一体化されて、連動するようになっている。この突出片211aはスリット211bに挿通されることで、可動役物206Aの前面から突出するようになっている。
また、可動役物206A,206Bは連動するようになっている。つまり、ホルダ211には突出片211aが可動役物206A側に向けて突出して形成され、この突出片211aが可動役物206Aに形成されたスリット211bに挿通されることによって、可動役物206A,206Bが一体化されて、連動するようになっている。この突出片211aはスリット211bに挿通されることで、可動役物206Aの前面から突出するようになっている。
前記フレーム204には、左右一対の無端状のベルト215,215が設けられており、このベルト215の所定の位置に、第1可動役物205を保持しているホルダ210が固定されている。そして、このベルト215が正逆方向に回転することによって、第1可動役物205が左右に移動するようになっている。
ベルト215は、フレーム204に設けられた駆動プーリ216と、ベース217に設けられた図示しない従動プーリに巻き掛けられており、駆動プーリ216がステッピングモータ218によってギヤを介して正逆方向に回転されることによって、正逆方向に回転するようになっている。
ベルト215は、フレーム204に設けられた駆動プーリ216と、ベース217に設けられた図示しない従動プーリに巻き掛けられており、駆動プーリ216がステッピングモータ218によってギヤを介して正逆方向に回転されることによって、正逆方向に回転するようになっている。
また、フレーム204には、左右一対の無端状のベルト220,220がベルト215,215の後側に、かつベルト215,215と平行に設けられており、このベルト220の所定の位置に、第2可動役物206の可動役物206Bを保持しているホルダ211が固定されている。そして、このベルト220が正逆方向に回転することによって、第2可動役物206が左右に移動するようになっている。
ベルト220は、フレーム204に設けられた駆動プーリ221と、ベース222に設けられた図示しない従動プーリに巻き掛けられており、駆動プーリ221がステッピングモータ223によって正逆方向に回転されることによって、正逆方向に回転するようになっている。
ベルト220は、フレーム204に設けられた駆動プーリ221と、ベース222に設けられた図示しない従動プーリに巻き掛けられており、駆動プーリ221がステッピングモータ223によって正逆方向に回転されることによって、正逆方向に回転するようになっている。
また、第1可動役物205と第2可動役物206との間には、これら第1可動役物205と第2可動役物206の双方の位置を検出可能な検出部230が設けられている。
すなわち、図6および図7に示すように、第1可動役物205の上端部のホルダ210と、第2可動役物206の可動役物206Bの上端部のホルダ211との間には、検出部230が設けられている。
すなわち、図6および図7に示すように、第1可動役物205の上端部のホルダ210と、第2可動役物206の可動役物206Bの上端部のホルダ211との間には、検出部230が設けられている。
この検出部230は、図8および図9に示すように、センサ基板231と、このセンサ基板231の一方の面に設けられて、第1可動役物205の位置を検出する第1センサ部232と、センサ基板231の他方の面に設けられて、第2可動役物206の位置を検出する第2センサ部233と、センサ基板231を下方から支持する基板カバー234と、センサ基板231を保持する基板ホルダ235を備えている。そして、基板ホルダ235と基板カバー234によってセンサ基板231を上下から挟み付けるようにして、当該センサ基板231を保持している。第1センサ部232および第2センサ部233は、例えば磁気センサや光センサによって構成されている。
第1センサ部232および第2センサ部233は、断面コ字形に形成されており、互いに背面がセンサ基板231の一方の面および他方の面に固定されている。また、第1センサ部232と第2センサ部233とはその開口部が外側に向くようにして、センサ基板231の下端部に設けられている。
基板ホルダ235の上面には矩形枠状の突出部235aが形成されている。そして、基板ホルダ235は、図6に示すように、突出部235aを、前記取付フレーム201に形成された取付孔201hに下方から嵌め込むとともに、取付フレーム201から基板ホルダ235にねじをねじ込むことによって、取付フレーム201に固定されている。
また、第1可動役物205の上端部のホルダ210には、図6および図7に示すように、第1センサ部232に向けて突出する矩形板状の突出片210aが形成されており、この突出片210aが断面コ字形の第1センサ部232の凹部に挿入可能となっている。
すなわち、第1可動役物205,205が左右に最も開いた状態における第1可動役物205の位置が原点位置となっており、この原点位置に第1可動役物205が位置している場合に、前記突出片210aが第1センサ部232の凹部に挿入された状態となり、この突出片210aを第1センサ部232によって検出できるようになっている。
また、第1可動役物205が中央側に移動するに伴い、突出片210aが第1センサ部232の凹部から側方に外れて行き、第1可動役物205が所定距離だけ移動することで、突出片210aが第1センサ部232の凹部から完全に外れた状態となる。
したがって、突出片210aを第1センサ部232が検出した位置を原点として、前記ステッピングモータ218を所定ステップだけ回転させることで、第1可動役物205の移動距離ないし位置を制御できるようになっている。
すなわち、第1可動役物205,205が左右に最も開いた状態における第1可動役物205の位置が原点位置となっており、この原点位置に第1可動役物205が位置している場合に、前記突出片210aが第1センサ部232の凹部に挿入された状態となり、この突出片210aを第1センサ部232によって検出できるようになっている。
また、第1可動役物205が中央側に移動するに伴い、突出片210aが第1センサ部232の凹部から側方に外れて行き、第1可動役物205が所定距離だけ移動することで、突出片210aが第1センサ部232の凹部から完全に外れた状態となる。
したがって、突出片210aを第1センサ部232が検出した位置を原点として、前記ステッピングモータ218を所定ステップだけ回転させることで、第1可動役物205の移動距離ないし位置を制御できるようになっている。
また、第2可動役物206を構成する可動役物206Bの上端部のホルダ211には、上述したように、第2センサ部233に向けて突出する突出片211aが形成されている。この突出片211aは可動役物206Aに形成されたスリット211b(図5参照)を貫通して、第2センサ部233に向けて突出しており、この突出片211aが断面コ字形の第2センサ部233の凹部に挿入可能となっている。
すなわち、第2可動役物206,206が左右に最も開いた状態における第2可動役物206の位置が原点位置となっており、この原点位置に第2可動役物206が位置している場合に、前記突出片211aが第2センサ部233の凹部に挿入された状態となり、この突出片211aを第2センサ部233によって検出できるようになっている。
また、第2可動役物206が中央側に移動するに伴い、突出片211aが第2センサ部233の凹部から側方に外れて行き、第2可動役物206が所定距離だけ移動することで、突出片211aが第2センサ部233の凹部から完全に外れた状態となる。
したがって、突出片211aを第2センサ部233が検出した位置を原点として、前記ステッピングモータ223を所定ステップだけ回転させることで、第2可動役物206の移動距離ないし位置を制御できるようになっている。
すなわち、第2可動役物206,206が左右に最も開いた状態における第2可動役物206の位置が原点位置となっており、この原点位置に第2可動役物206が位置している場合に、前記突出片211aが第2センサ部233の凹部に挿入された状態となり、この突出片211aを第2センサ部233によって検出できるようになっている。
また、第2可動役物206が中央側に移動するに伴い、突出片211aが第2センサ部233の凹部から側方に外れて行き、第2可動役物206が所定距離だけ移動することで、突出片211aが第2センサ部233の凹部から完全に外れた状態となる。
したがって、突出片211aを第2センサ部233が検出した位置を原点として、前記ステッピングモータ223を所定ステップだけ回転させることで、第2可動役物206の移動距離ないし位置を制御できるようになっている。
また、図5に示すように、前記検出部230より内側には、他の検出部240が設けられている。この検出部240は、検出部230とほぼ同様の構造をなし、同様の方法によって取付フレーム201に固定されている。しかし、検出部240には、検出部230が有する第1センサ部232を備えておらず、第2センサ部233しか備えていない。このため、検出部240では、第2可動役物206の位置を原点以外でも検出可能となっている。
すなわち、第2可動役物206,206が中央側に向けて所定距離移動した場合における第2可動役物206の位置を途中位置とすると、この途中位置に第2可動役物206が位置している場合に、前記突出片211aが第2センサ部233の凹部に挿入された状態となり、この突出片211aを第2センサ部233によって検出できるようになっている。
また、この途中位置から第2可動役物206がさらに中央側に向けて移動するに伴い、突出片211aが第2センサ部233の凹部から側方に外れて行き、第2可動役物206が所定距離だけ移動することで、突出片211aが第1センサ部233の凹部から完全に外れた状態となる。
したがって、突出片211aを第2センサ部233が検出した位置を途中位置として、前記ステッピングモータ223を所定ステップだけ回転させることで、第2可動役物206の移動距離ないし位置を制御できるようになっている。
また、この途中位置から第2可動役物206がさらに中央側に向けて移動するに伴い、突出片211aが第2センサ部233の凹部から側方に外れて行き、第2可動役物206が所定距離だけ移動することで、突出片211aが第1センサ部233の凹部から完全に外れた状態となる。
したがって、突出片211aを第2センサ部233が検出した位置を途中位置として、前記ステッピングモータ223を所定ステップだけ回転させることで、第2可動役物206の移動距離ないし位置を制御できるようになっている。
また、図6および図7に示すように、第2可動役物206を構成する可動役物206A,206Bの下端部には、スライダ240a,240bが取り付けられている。また、第1可動役物205の下端部には、第2可動役物206側に向けて斜め下方に延出する延出部241が設けられている。この延出部241はその先端部にスライダ241aを有している。
一方、前記ガイドレール55は3つの平行なガイド溝55aを有しており、これらガイド溝55aにそれぞれスライダ240a,240b,241aがガイド溝55aの長手方向にスライド自在に挿入されている。このようにして、第1可動役物205および第2可動役物206の下端部はガイドレール55によって、スライド自在に支持されている。
したがって、第1可動役物205はステッピングモータ218によってベルト215を介して左右に移動し、第2可動役物206はステッピングモータ223によってベルト220を介して左右に移動するが、その際ガイドレール55によって移動可能に支持されている。
一方、前記ガイドレール55は3つの平行なガイド溝55aを有しており、これらガイド溝55aにそれぞれスライダ240a,240b,241aがガイド溝55aの長手方向にスライド自在に挿入されている。このようにして、第1可動役物205および第2可動役物206の下端部はガイドレール55によって、スライド自在に支持されている。
したがって、第1可動役物205はステッピングモータ218によってベルト215を介して左右に移動し、第2可動役物206はステッピングモータ223によってベルト220を介して左右に移動するが、その際ガイドレール55によって移動可能に支持されている。
本実施の形態によれば、第1可動役物205と第2可動役物206との間に、これら第1可動役物205と第2可動役物206の双方の位置を検出可能な検出部230が設けられているので、前後の可動役物検出用の検出部をそれぞれ設ける場合に比して、前後の可動役物205,206間の距離を広くとる必要がない。また、第1可動役物205の下端部に、第2可動役物206側に向けて延出し、ガイドレール55に移動可能に支持される延出部241が設けられているので、第1可動役物205と第2可動役物206との間の距離分の幅を有するガイドレールが必要ない。このため、延出部241が設けられていない第1可動役物205の下端部と第2可動役物206の下端部を支持するためのガイドレールに比してガイドレール55の幅を広くとる必要がない。
したがって、前後に可動役物205,206を設けるとともにそれらを移動可能に支持するガイドレール55を設けた場合に、それらを設置するためのスペースを容易に確保できる。
したがって、前後に可動役物205,206を設けるとともにそれらを移動可能に支持するガイドレール55を設けた場合に、それらを設置するためのスペースを容易に確保できる。
また、検出部230は、センサ基板231と、このセンサ基板231の一方の面に設けられて、第1可動役物205の位置を検出する第1センサ部232と、センサ基板231の他方の面に設けられて、第2可動役物206の位置を検出する第2センサ部233とを備えているので、センサ基板とセンサ部とからなる検出部を2枚使用する場合に比して、検出部230を薄く構成できるとともに、2枚の検出部間の隙間も必要ない。したがって、前後の可動役物205,206間の距離をさらに狭めることができるとともに、ガイドレール55の幅もさらに狭くすることができるので、前後に可動役物205,206を設けるとともにそれらを移動可能に支持するガイドレール55を設ける場合のスペースの確保がさらに容易となる。
なお、本実施の形態では、第1可動役物205と第2可動役物206との2つの可動役物を備える場合を例にとって説明したが、本発明は3つ以上の可動役物を備えた場合にも適用できる。この場合、互いに前後に隣り合う可動役物のうち、前側の可動役物を第1可動役物、後側の可動役物を第2可動役物とすればよい。
また、本実施の形態では、第1可動役物205に延出部241を設け、この延出部241を第2可動役物206の直下に設けられたガイドレール55によって移動可能に支持するようにしたが、これとは逆に第1可動役物205の直下にガイドレール55を設けるとともに、第2可動役物206に延出部を設け、この延出部をガイドレール55によって移動可能に支持するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、第1可動役物205に延出部241を設け、この延出部241を第2可動役物206の直下に設けられたガイドレール55によって移動可能に支持するようにしたが、これとは逆に第1可動役物205の直下にガイドレール55を設けるとともに、第2可動役物206に延出部を設け、この延出部をガイドレール55によって移動可能に支持するようにしてもよい。
さらに、本実施の形態では、左右に移動する第1可動役物205および第2可動役物206を例にとって説明したが、本発明では第1移動役物および第2移動役物が移動する方向は、左右方向に限ることはない。例えば第1可動役物および第2可動役物は上下方向に移動してもよいし、斜め方向に移動してもよい。要は第1可動役物と第2可動役物とを前後に配置するとともに、移動方向を前後方向と交差する方向にすればよい。
また、本実施の形態では、第1可動役物205および第2可動役物206をそれぞれ左右一対設ける場合を例にとって説明したが、本発明では第1可動役物および第2可動役物の個数は任意である。
また、本実施の形態では、第1可動役物205および第2可動役物206をそれぞれ左右一対設ける場合を例にとって説明したが、本発明では第1可動役物および第2可動役物の個数は任意である。
また、本実施の形態では、図4に示すように、外枠(キャビネットユニット)30bの一部は所定の厚さを有する距離調整部300,300とされている。すなわち、外枠30bの下部左右両側には、それぞれ所定の厚さを有する距離調整部300が外枠30bと一体的に、かつ内側に突出して設けられている。距離調整部300は略矩形板状に形成されており、当該距離調整部300には、複数の円柱状の貫通孔301が形成されている。本実施の形態では、右側の距離調整部300の方が左側の距離調整部300に比して、多くの貫通孔301を有しているが、貫通孔301の個数や配置位置は、後述するLED基板302上のLED(光源)302aの個数および位置に対応して決定されている。
各距離調整部300の裏側には、複数のLED(光源)302aが設けられたLED基板302が配置されており、このLED基板302は基板カバー303によってLED302aが設けられている側の表面が覆われている。基板カバー303には、略円板状の拡散レンズ303aが一体的に形成されている。拡散レンズ303aはLED基板302のLED302aに対向して配置されるとともに、LED基板302側を向く面が凸曲面によって形成され、反対側が凹曲面によって形成されている。これによって、LED302aから照射される光は、凸曲面によって集光され凹曲面で拡散されるようになっている。
また、基板カバー303にはその外周縁部に裏側に向けて突出する側壁303bが形成されており、この側壁303bの内側にLED基板302が嵌め込まれ、爪303cによって固定されている。
また、基板カバー303にはその外周縁部に裏側に向けて突出する側壁303bが形成されており、この側壁303bの内側にLED基板302が嵌め込まれ、爪303cによって固定されている。
また、基板カバー303は距離調整部300の裏面に当接されて固定されており、これによって、LED基板302が基板カバー303を介して距離調整部300の裏面に取り付けられている。この状態において、基板カバー303の各拡散レンズ303aは距離調整部300の各貫通孔301に挿入されている。拡散レンズ303aの先端部の凹曲面は距離調整部300の表面から突出していない。
なお、基板カバー303を距離調整部300の裏面に固定する場合、基板カバー303の取付部303dに設けられている孔にねじを通し、このねじを距離調整部300の裏面に設けられているねじ穴にねじ込むことにより行われる。
なお、基板カバー303を距離調整部300の裏面に固定する場合、基板カバー303の取付部303dに設けられている孔にねじを通し、このねじを距離調整部300の裏面に設けられているねじ穴にねじ込むことにより行われる。
また、距離調整部300の表面側には、図10に示すように、インナーレンズ305が設けられている。このインナーレンズ305は板状のものであり、距離調整部300の表面との間に所定の隙間をおいて設けられている。また、インナーレンズ305は拡散機能を有しており、裏面側は断面鋸歯状に形成されている。
また、インナーレンズ305は、円板状のレンズ部305aを有しており、このレンズ部305aの表面は凸曲面によって形成され、裏面は凹曲面によって形成されている。
また、インナーレンズ305は、円板状のレンズ部305aを有しており、このレンズ部305aの表面は凸曲面によって形成され、裏面は凹曲面によって形成されている。
また、外枠30bの左右の距離調整部300,300の表面には、ランプレンズユニット(照射対象物)306,307が設けられている。
ランプレンズユニット306は立体的に形成され、その内部に前記インナーレンズ305が配置されるようになっている。そして、ランプレンズユニット306は、インナーレンズ305を介してまたは直接的に前記LED302aからの光が照射されることによって、全体的に点灯または点滅するようになっている。このようなランプレンズユニット306は左側の距離調整部300の表面に当接されねじ止めによって固定されている。
ランプレンズユニット306は立体的に形成され、その内部に前記インナーレンズ305が配置されるようになっている。そして、ランプレンズユニット306は、インナーレンズ305を介してまたは直接的に前記LED302aからの光が照射されることによって、全体的に点灯または点滅するようになっている。このようなランプレンズユニット306は左側の距離調整部300の表面に当接されねじ止めによって固定されている。
また、ランプレンズユニット306の左側面部には、別のランプレンズユニット(照射対象物)308が設けられている。このランプレンズユニット308も立体的に形成され、前記LED302aからの光が照射されることによって、全体的に点灯または点滅するようになっている。このようなランプレンズユニット308は左側の距離調整部300の表面に、ランプレンズユニット306の左側において当接されてねじ止めによって固定されている。
ランプレンズユニット307は、ランプレンズユニット306と異なる形状でかつ立体的に形成され、その内部に前記インナーレンズ305が配置されるようになっている。そして、ランプレンズユニット307は、インナーレンズ305を介してまたは直接的に前記LED302aからの光が照射されることによって、全体的に点灯または点滅するようになっている。このようなランプレンズユニット307は右側の距離調整部300の表面に当接されねじ止めによって固定されている。
本実施の形態によれば、外枠30bの一部が所定の厚さを有し、LED302aとランプレンズユニット(照射対象物)306〜308との間に所定の距離を確保する距離調整部300,300とされ、この距離調整部300,300を挟んでランプレンズユニット(照射対象物)306〜308とLED(光源)302aとが配置され、このLED302aを有するLED基板302が基板カバー303を介して距離調整部300の裏面に取り付けられているので、従来と異なり別途距離調整部材を設けることなく、30bの一部である距離調整部300,300によってLED302aとランプレンズユニット306〜308との間に所定の距離を確保できる。
また、距離調整部300,300は外枠30bの一部であるため、従来のような別途必要とされる距離調整部材を配置するためのスペースの無駄を省くことができる。
さらに、別途距離調整部材が必要でないので、この距離調整部材を設けることに起因するランプレンズユニット306〜308の遊技機の前側への出っ張りを防止できる。
また、距離調整部300,300は外枠30bの一部であるため、従来のような別途必要とされる距離調整部材を配置するためのスペースの無駄を省くことができる。
さらに、別途距離調整部材が必要でないので、この距離調整部材を設けることに起因するランプレンズユニット306〜308の遊技機の前側への出っ張りを防止できる。
また、距離調整部300に貫通孔301が設けられ、この301にLED302aからの光を拡散させる拡散レンズ303aが設けられているので、LED302aからの光を拡散レンズ303aによって拡散してランプレンズユニット306〜308を照らすことができる。したがって、ランプレンズユニット306〜308を広い範囲で照らすことができる。
さらに、拡散レンズ303aは距離調整部300の貫通孔301に設けられているので、拡散レンズ303aを容易かつ確実に保持できるとともに、拡散レンズ303aが距離調整部300の表面側に出っ張ることもないので、この拡散レンズ303aを設けることに起因するランプレンズユニット306〜308の遊技機の前側への出っ張りを防止できる。
加えて、距離調整部300の表面側に拡散機能を有するインナーレンズ305が設けられているので、ランプレンズユニット306〜308をさらに広い範囲で明るく照らすことができる。
さらに、拡散レンズ303aは距離調整部300の貫通孔301に設けられているので、拡散レンズ303aを容易かつ確実に保持できるとともに、拡散レンズ303aが距離調整部300の表面側に出っ張ることもないので、この拡散レンズ303aを設けることに起因するランプレンズユニット306〜308の遊技機の前側への出っ張りを防止できる。
加えて、距離調整部300の表面側に拡散機能を有するインナーレンズ305が設けられているので、ランプレンズユニット306〜308をさらに広い範囲で明るく照らすことができる。
なお、本実施の形態では、LED基板302を基板カバー303を介して距離調整部300の裏面に設けたが、基板カバー303を介することなく、直接LED基板302を距離調整部300の裏面に設けてもよい。この場合、LED基板302のLED302aを距離調整部300の貫通孔301に配置することによって、LED302aを保護することができる。
また、本実施の形態では、距離調整部300の表面側にインナーレンズ305を設けたが、このインナーレンズ305は必要に応じて設ければよく、ランプレンズユニット306〜308の点灯時の明るさが十分であれば、省略してもよい。
さらに、本実施の形態では、光源をLED302eとし、照射対象物をランプレンズユニット306〜308にした場合を例にとって説明したが、本発明では、光源はLED以外の光源であってもよいし、照射対象物はランプレンズユニット以外の他の役物であってもよい。
また、本実施の形態では、距離調整部300の表面側にインナーレンズ305を設けたが、このインナーレンズ305は必要に応じて設ければよく、ランプレンズユニット306〜308の点灯時の明るさが十分であれば、省略してもよい。
さらに、本実施の形態では、光源をLED302eとし、照射対象物をランプレンズユニット306〜308にした場合を例にとって説明したが、本発明では、光源はLED以外の光源であってもよいし、照射対象物はランプレンズユニット以外の他の役物であってもよい。
30b 外枠
300 距離調整部
301 貫通孔
302a LED(光源)
306〜308 ランプレンズユニット(照射対象物)
303a 拡散レンズ
300 距離調整部
301 貫通孔
302a LED(光源)
306〜308 ランプレンズユニット(照射対象物)
303a 拡散レンズ
Claims (2)
- 光源と、この光源によって照らされる照射対象物と、主として遊技機の外殻を構成する外枠とを備えた遊技機において、
前記外枠の一部が所定の厚さを有し、前記光源と前記照射対象物との間に所定の距離を確保する距離調整部とされ、この距離調整部を挟んで前記照射対象物と前記光源とが配置されていることを特徴とする遊技機。 - 前記距離調整部に貫通孔が設けられ、この貫通孔に前記光源からの光を拡散させる拡散レンズが設けられていることを請求項1に記載の遊技機。
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