JP2016054048A - 微生物燃料電池 - Google Patents

微生物燃料電池 Download PDF

Info

Publication number
JP2016054048A
JP2016054048A JP2014179012A JP2014179012A JP2016054048A JP 2016054048 A JP2016054048 A JP 2016054048A JP 2014179012 A JP2014179012 A JP 2014179012A JP 2014179012 A JP2014179012 A JP 2014179012A JP 2016054048 A JP2016054048 A JP 2016054048A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positive electrode
fuel cell
microbial fuel
negative electrode
greening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014179012A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6305878B2 (ja
Inventor
真 都甲
Makoto Toko
真 都甲
秀和 志摩
Hidekazu Shima
秀和 志摩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2014179012A priority Critical patent/JP6305878B2/ja
Priority to PCT/JP2015/069486 priority patent/WO2016035440A1/ja
Priority to US15/122,425 priority patent/US10347931B2/en
Publication of JP2016054048A publication Critical patent/JP2016054048A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6305878B2 publication Critical patent/JP6305878B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

Abstract

【課題】緑化構造物であると同時に、緑化面を有効に利用して発電することができる微生物燃料電池を提供する。【解決手段】本発明の微生物燃料電池は、電流発生菌及び有機物を含む微生物含有層と、微生物含有層に接触して配置され、電流発生菌による有機物の分解によって生じる電子を取り出す負極と、酸素を含む外部環境に対して、外部環境の酸素が接触するように配置され、酸素に電子を供与する正極と、上方の外部環境中に植物を生育可能な緑化基材層とを備える。【選択図】図1

Description

微生物の代謝を利用した微生物燃料電池に関する。
従来、建築物の屋上や壁面に植物を定着する都市緑化が行われている。都市緑化においては、建築物に土壌層を配置した上で植物を根付かせる方法や、土壌層を用いずに人工的に植物を固定化する方法などがとられている。
都市緑化のメリットとしては、例えば下記が挙げられる。一つは植物(および土壌層)による保水、蒸散の過程において、気化熱によって建築物を冷まし建築物内の温度上昇を抑え、結果的に省エネ効果を得ることができる。これにより都市全体としてはヒートアイランド現象を抑制する効果がある。
また、植物によって建築物の紫外線や風雨に曝されることによる劣化を低減し、建築物の寿命を延ばす効果がある。さらに、植物による光合成の過程で二酸化炭素が固定されるため、空気浄化や地球温暖化防止につながる効果がある。加えて、植物によって建築物および都市の景観を向上することが可能になる。
ここで建築物に関して同様にエコロジー効果がある技術として、太陽光発電などの自然エネルギー利用発電が知られている。
一方で、土や泥中の微生物の働きによって発電する微生物燃料電池が知られている。微生物燃料電池が開示された文献としては、例えば特開2007−324005号公報(特許文献1)や、特開2013−84541号公報(特許文献2)が挙げられる。特許文献1では光合成細菌によるバイオ燃料電池が開示されている。特許文献2では嫌気性微生物による微生物燃料電池が開示されている。
特開2007−324005号公報 特開2013−84541号公報
本発明者らは、緑化構造物であると同時に、緑化面を有効に利用して発電することができる発電システムを提供することを検討した。発電システムとしては、クリーンであるという点で優れていることから、上記したような太陽光発電システムや、微生物燃料電池を用いることを検討した。
しかしながら、太陽光発電システムや特許文献1に記載されている微生物燃料電池の場合、発電するために光が必要であり、同じく光が必要な緑化面を有効に利用することは難しかった。また、上記特許文献2に記載されている微生物燃料電池は、ヘドロに電池筒を埋設して使用するものであり、緑化面を構成することは難しく、緑化構造物として使用することができなかった。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、緑化構造物であると同時に、緑化面を有効に利用して発電することができる微生物燃料電池を提供することを目的とする。
本発明の微生物燃料電池は、電流発生菌及び有機物を含む微生物含有層と、微生物含有層に接触して配置され、電流発生菌による有機物の分解によって生じる電子を取り出す負極と、酸素を含む外部環境に対して、前記外部環境の酸素が接触するように配置され、酸素に電子を供与する正極と、上方の外部環境中に植物を生育可能な緑化基材層とを備えたものである。
本発明の一実施形態において、上記正極は上記緑化基材層としても機能する。
本発明の一実施形態において、上記緑化基材層は着脱可能に設けられている。
本発明の一実施形態において、上記正極と上記負極と間に配置されたイオン伝導膜を備える。
本発明において、上記微生物含有層は、好ましくは土を含む。
本発明の一実施形態において、上記植物は苔類の植物である。
本発明によると、緑化構造物であると同時に、緑化面を有効に利用して発電することができる微生物燃料電池を提供することができる。
第1の実施形態の微生物燃料電池の構成を模式的に示す断面図である。 第2の実施形態の微生物燃料電池の構成を模式的に示す断面図である。 第3の実施形態の微生物燃料電池の構成を模式的に示す断面図である。 第4の実施形態の微生物燃料電池の構成を模式的に示す断面図である。 第5の実施形態の微生物燃料電池の構成を模式的に示す断面図である。 微生物燃料電池を用いた第6の実施形態のシステムを模式的に示す断面図である。 第7の実施形態の微生物燃料電池の構成を模式的に示す断面図である。 第8の実施形態の微生物燃料電池の構成を模式的に示す断面図である。
本発明の微生物燃料電池は、電流発生菌及び有機物を含む微生物含有層と、当該微生物含有層に接触して配置され、当該電流発生菌による有機物の分解によって生じる電子を取り出す負極と、酸素を含む外部環境に対して、前記外部環境の酸素が接触するように配置され、当該酸素に電子を供与する正極と、上方の外部環境中に植物を生育可能な緑化基材層とを備える構成である。以下、実施形態を例示して、本発明の微生物燃料電池についてより具体的に説明する。以下で詳述する各実施形態の微生物燃料電池においては、微生物含有層として負極側土層が設けられている。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態の微生物燃料電池の構成を模式的に示す断面図である。図1に示す微生物燃料電池11は、上方に開口を有する筐体1を有し、筐体1の下方から順に負極部20と正極部30とが設けられている。正極部30内の正極側土層32は、上方の外部環境に植物61を生育可能な緑化基材層としても機能する。負極部20と正極部30とは接触して設けられており、両者間をイオンが移動できるように構成されている。
(負極部)
負極部20は、負極側土層22とこれに接するように設けられた負極21とを備える。図1において、負極21は、負極側土層22の上方に設けられ、下方部が負極側土層22と接するように設けられているが、このような配置に限定されることはなく、負極側土層22と接する配置であれば、負極側土層22の内部に設けられても、負極側土層22の下方に設けられてもよい。
負極側土層22は、電流発生菌及び当該電流発生菌が代謝可能な有機物を含む土であって、必要に応じて各種の栄養剤を含んでいてもよい。負極側土層22は、例えば腐葉土である。負極側土層22の水の含有量は特に限定されることはなく、水の含有量が多い泥状態であってもよい。また、負極側土層22は必ずしも土であることに限定されず、電流発生菌及び当該電流発生菌が代謝可能な有機物を含む水溶液や、それを含む絶縁材料(例えばロックウール、脱脂綿など)であっても構わない。負極側土層22においては、電流発生菌が有機物を分解する次の反応(反応R1)が生じて電子が放出され、負極側土層22に接する負極21によって、負極配線23を介して放出された電子が外部に取り出される。
有機物+2HO → CO+H+e (反応R1)
電流発生菌とは、糖や酢酸などの有機物を分解して電子を放出する菌であり、例えばShewanella菌が挙げられる。本実施形態において、負極21の近傍では酸素濃度が低いことが好ましく、それゆえ負極側土層22は正極部30の下方に配置し、酸素が供給されにくい状態としているため、電流発生菌は嫌気性菌であることが好ましい。
負極21は、耐腐食性の高いカーボン材料で形成されていることが好ましく、例えばカーボンフェルト、金属基材にカーボンコーティングした材料を用いることができる。金属基材としては、SUSからなり、表面積が大きなメッシュ状のものを用いることが好ましい。カーボンコーティング方法としては、溶融塩による炭素めっき、不織布吹き付け、炭素含有塗装、スパッタリング等が挙げられる。
負極配線23は、耐腐食性の高いSUS等からなるものが好ましく、さらに絶縁樹脂等で被覆されているものであってもよい。
(正極部)
正極部30は、正極側土層32とこれに接するように設けられた正極31とを備える。図1において、正極31は、正極側土層32の上方に設けられ、下方部が正極側土層32と接するように設けられているが、このような配置に限定されることはなく、正極側土層32と接し、負極21と通電することなく、かつ正極側土層32が緑化基材層として機能することを妨げない配置であれば、正極側土層32の内部に設けられても、正極側土層32の下方に設けられてもよいが、正極31は酸素濃度の高い場所への配置が好ましいことから、正極側土層32の上方、つまり開口部側に設けられることが好ましい。
本実施形態において正極側土層32は、緑化基材層62としても機能するため、植物61を生育可能な緑化基材からなる。正極側土層32は、植物61に供給される酸素および水を取り込むことができる。ここで用いられる緑化基材は、例えば土や泥炭等からなり、必要に応じて各種の肥料を含んでいてもよい。また、正極側土層32は必ずしも土であることに限定されず、酸素や植物61の養分を含む水溶液や、それを含む絶縁材料(例えばロックウール、脱脂綿など)であっても構わない。正極側土層32においては、正極側土層32に接する正極31から酸素に電子が供与され、酸素の還元反応である次の反応(反応R2)が生じる。負極側土層22における反応R1で生じる水素イオン(H)が正極側土層32に移動して、反応R2における水素イオン(H)として利用される。
+4H+4e → 2HO (反応R2)
正極31は、酸素還元能力を有す材料もしくはそれらをコーティングした材料であることが好ましい。例えば、白金、金、カーボン等のほか、白金触媒を修飾したカーボン、酸素還元能を有す酵素触媒を修飾したカーボン、微生物を修飾したカーボンなどを用いることができる。コストや製造の簡便さ考慮すると、耐腐食性の高いカーボン材料で形成されていることが好ましく、例えばカーボンフェルト、金属基材にカーボンコーティングした材料を用いることができる。金属基材としては、SUSからなり、表面積が大きなメッシュ状のものを用いることが好ましい。カーボンコーティング方法としては、溶融塩による炭素めっき、不織布吹き付け、炭素含有塗装、スパッタリング等が挙げられる。
正極31は、植物61が上方に生育するのを妨げることがないように、植物61が貫通可能な複数の貫通孔を有する。また、正極31が貫通孔を有することにより、正極側土層32は、上方の外部環境中の酸素や水、植物61に供給される酸素や水を取り込み易くなる。
正極配線33は、耐腐食性の高いSUS等からなるものが好ましく、さらに絶縁樹脂等で被覆されているものであってもよい。
(緑化基材層)
本実施形態において、緑化基材層62は、上述したように正極側基材層32がこれを兼ねる。緑化基材層62は、植物61が上方の外部環境に生育可能に構成されている。植物61は、緑化基材層62に成長した状態で植生されてもよいし、植物61の種子を含む緑化基材を用いて種子から生育されてもよい。植物61の種類は限定されることなく、藻類、苔類、イネ科植物、マメ科植物等、種々の植物を用いることができる。なお、苔類は、少ない土で植生可能であるため、緑化基材層62の土の量を少なくすることができる点から好ましい。
(筐体)
筐体1は、少なくとも負極21と正極31の通電を防止する絶縁体あるいは絶縁処理された材料からなる。
(用途・効果)
本実施形態の微生物燃料電池においては、上記した反応R1と反応R2とにより、負極配線23と正極配線33との間に起電力が生じる。本実施形態の微生物燃料電池により生じた起電力は、電化機器を作動させるための電源として用いることができるだけでなく、発生した起電力の大きさをモニタリングすることで緑化基材層62の状態(例えば、湿潤度、養分)を検出することも可能である。
本実施形態の微生物燃料電池は、緑化基材層62を備えるので、屋上緑化、壁面緑化に用いることができる。また、緑化基材層62においては、正極側基材層32を兼ねるのでイオンの移動が生じる。したがって、緑化基材層62におけるイオンの移動を制御することにより、植物61の生育の調整を行うことが可能である。
さらに、本実施形態の微生物燃料電池において、正極31は、外部環境中の酸素または植物61に供給される酸素を反応R2に利用することができるので、正極側土層32のメンテナンスの頻度を少なくすることができる。
[第2の実施形態]
図2は、第2の実施形態の微生物燃料電池の構成を模式的に示す断面図である。図2に示す微生物燃料電池12は、上方に開口を有する筐体1を有し、筐体1の下方から順に負極部20と正極部30とが設けられている。正極部30内の正極側土層32は、上方の外部環境に植物61を生育可能な緑化基材層として機能する。負極部20と正極部30とはイオン伝導膜4を介して設けられており、両者間をイオンが移動できるように構成されている。
本実施形態の微生物燃料電池は、第1の実施形態の構成とは、負極部20と正極部30との間にイオン伝導膜4が設けられている点と、負極部20内において、負極21が負極側土層22の内部に設けられている点のみが異なる。以下、第1の実施形態と違いがある要素についてのみ説明する。
(イオン伝導膜)
イオン伝導膜4は、イオン伝導性を有する膜である。したがって、負極部20における反応R1で生じた水素イオン(H)がイオン伝導膜4を透過して正極部30に移動し、正極部において反応R2における水素イオン(H)として利用される。また、イオン伝導膜4は、正極部30から負極部20への酸素の移動を抑制または遮断することができるので、嫌気性菌である電流発生菌を用いた場合の反応R1をより効率的に進めることができる。
イオン伝導膜4としては、例えば寒天に塩化カリウムや塩化ナトリウムなどの塩を混入させることで形成することができる。またイオン伝導膜4は、市販されているナフィオン(登録商標、デュポン社製)等を使用してもよい。イオン伝導膜4には、さらに酸素吸収材を添加してもよい。酸素吸収材としては、例えば、酸素還元能を有する有機物、酸素吸着性を有する無機物等を用いることができる。イオン伝導膜4は、正極部30と負極部20の間に設けられており、図1においては、上面において正極側土層32と接し、下面において負極側土層22と接するように設けられている。正極部30および負極部20の構成によって、イオン伝導膜4が正極31または負極21に直接接触するような構成であってもよい。
(用途・効果)
本実施形態の微生物燃料電池においては、上記した反応R1と反応R2とにより、負極配線23と正極配線33との間に起電力が生じる。本実施形態の燃料電池により生じた起電力は、電化機器を作動させるための電源として用いることができるだけでなく、発生した起電力の大きさをモニタリングすることで緑化基材層62の状態(例えば、湿潤度、養分)を検出することも可能である。
本実施形態の微生物燃料電池は、緑化基材層62を備えるので、屋上緑化、壁面緑化に用いることができる。また、緑化基材層62においては、正極側基材層32を兼ねるのでイオンの移動が生じる。したがって、緑化基材層62におけるイオンの移動を制御することにより、植物61の生育の調整を行うことが可能である。
本実施形態の微生物燃料電池は、イオン伝導膜4を用いることにより、発電量を向上させることができ、また同じ発電量を得る場合には、薄型化することができる。したがって、微生物燃料電池をより軽量に構成することが可能となり、屋上緑化、壁面緑化用途として用いる場合に有用である。
さらに、本実施形態の微生物燃料電池において、正極31は、外部環境中の酸素または植物61に供給される酸素を反応R2に利用することができるので、正極側土層32のメンテナンスの頻度を少なくすることができる。
[第3の実施形態]
図3は、第3の実施形態の微生物燃料電池の構成を模式的に示す断面図である。図3に示す微生物燃料電池13は、上方に開口を有する筐体1を有し、筐体1の下方から順に負極部20と正極部30とが設けられている。そして、筐体1の開口部の上方にさらに緑化基材層62が取り外し可能に設けられている。負極部20と正極部30とは接触して設けられており、両者間をイオンが移動できるように構成されている。なお、負極部20と正極部30の間には、第2の実施形態で設けられているようなイオン伝導膜を設けることもできる。イオン伝導膜を設けることにより、発電量を向上させることができる。
本実施形態の微生物燃料電池は、第1の実施形態の構成とは、筐体1の開口部の上方に正極部30とは別に緑化基材層62が設けられており、正極部30の正極側土層32が緑化基材層62を兼ねるように構成されていない点のみが異なる。なお、正極31は、第1の実施形態と同様に複数の貫通孔を有するように構成されており、正極側土層32は、上方の外部環境中の酸素や水、上方の緑化基材層62に植生される植物61に供給される酸素や水を取り込み易くなる。以下、第1の実施形態と違いがある要素についてのみ説明する。
(緑化基材層)
緑化基材層62は、正極側土層32を兼ねない点、筐体1の開口部の上方に取り外し可能に設けられている点以外は第1の実施形態で説明した通りである。
(用途・効果)
本実施形態の微生物燃料電池においては、上記した反応R1と反応R2とにより、負極配線23と正極配線33との間に起電力が生じる。本実施形態の燃料電池により生じた起電力は、電化機器を作動させるための電源として用いることができる。
本実施形態の微生物燃料電池は、緑化基材層62を備えるので、屋上緑化、壁面緑化に用いることができる。緑化基材層62は容易に取り外し可能であることから、植物61の状態、季節等に合わせて植物61を容易に交換することができる。
さらに、本実施形態の微生物燃料電池において、正極31は、外部環境中の酸素または植物61に供給される酸素を反応R2に利用することができるので、正極側土層32のメンテナンスの頻度を少なくすることができる。
[第4の実施形態]
図4は、第4の実施形態の微生物燃料電池の構成を模式的に示す断面図である。図4に示す微生物燃料電池14は、上方に開口を有する筐体1を有し、筐体1の下方から順に負極部20と正極部30の正極側土層32とが設けられている。そして、筐体1の開口部の上方にさらに正極部30の正極31が取り外し可能に設けられている。正極31は、上方の外部環境に植物61を生育可能な緑化基材層としても機能する。負極部20と正極部30とは接触して設けられており、両者間をイオンが移動できるように構成されている。なお、負極部20と正極部30の間には、第2の実施形態で設けられているようなイオン伝導膜を設けることもできる。イオン伝導膜を設けることにより、発電量を向上させることができる。
本実施形態の微生物燃料電池は、第1の実施形態の構成とは、正極部30の正極側土層32ではなく正極31が緑化基材層62を兼ねるように構成されている点、正極31が筐体1の開口部の上方に取り外し可能に設けられている点のみが異なる。以下、第1の実施形態と違いがある要素についてのみ説明する。
(正極)
正極31は、導電できる材料と、緑化基材を備え、さらに取り外し可能な構成であれば限定されない。例えば、カーボンコーティングしたメッシュ状の金属基材と、金属基材内に緑化基材とを備え、これらが取り外し可能に一体に保持されている構成が挙げられる。緑化基材、植物61については、第1の実施形態で説明した通りである。
(用途・効果)
本実施形態の微生物燃料電池においては、上記した反応R1と反応R2とにより、負極配線23と正極配線33との間に起電力が生じる。本実施形態の燃料電池により生じた起電力は、電化機器を作動させるための電源として用いることができる。
本実施形態の微生物燃料電池は、緑化基材層62を備えるので、屋上緑化、壁面緑化に用いることができる。緑化基材層62を兼ねる正極31は容易に取り外し可能であることから、植物61の状態、季節等に合わせて植物61を容易に交換することができる。
さらに、本実施形態の微生物燃料電池において、正極31は、外部環境中の酸素または植物61に供給される酸素を反応R2に利用することができるので、正極側土層32のメンテナンスの頻度を少なくすることができる。
[第5の実施形態]
図5は、第5の実施形態の微生物燃料電池の構成を模式的に示す断面図である。図5に示す微生物燃料電池15は、上方に開口を有する筐体1を有し、筐体1の下方から順に負極部20と正極部30の正極側土層32とが設けられている。正極部30内の正極側土層32は、上方の外部環境に植物61を生育可能な緑化基材層としても機能する。負極部20と正極部30とは接触して設けられており、両者間をイオンが移動できるように構成されている。なお、負極部20と正極部30の間には、第2の実施形態で設けられているようなイオン伝導膜を設けることもできる。イオン伝導膜を設けることにより、発電量を向上させることができる。
本実施形態の微生物燃料電池は、第1の実施形態の構成とは、筐体1の底面に複数の貫通孔が設けられている点のみが異なる。本実施形態の微生物燃料電池は、土層71に埋め込んで使用することが可能であり、このように使用した場合に、外部環境である土層71から負極側土層22に電流発生菌や分解対象の有機物が継続的に供給される。
(用途・効果)
本実施形態の微生物燃料電池においては、上記した反応R1と反応R2とにより、負極配線23と正極配線33との間に起電力が生じる。本実施形態の燃料電池により生じた起電力は、電化機器を作動させるための電源として用いることができる。
本実施形態の微生物燃料電池は、緑化基材層62を備え、また土層71に埋設させて使用することができるので、例えば、農地やグラウンドなどの大規模な土地の緑化に用いることができる。また、外部環境である土層71から負極側土層22に電流発生菌や分解対象の有機物が継続的に供給されるので、負極部20における反応R1が安定して生じやすく、長期間安定した電力を発生することが可能である。
さらに、本実施形態の微生物燃料電池において、正極31は、外部環境中の酸素または植物61に供給される酸素を反応R2に利用することができるので、正極側土層32のメンテナンスの頻度を少なくすることができる。
[第6の実施形態]
図6は、微生物燃料電池を用いた第6の実施形態のシステムを模式的に示す断面図である。図6に示すシステムは、第1の実施形態の微生物燃料電池11を用いて構成されている。
本実施形態のシステムにおいては、微生物燃料電池11に加えて、負極配線23と正極配線33との間に得られた起電力により制御を行なう制御回路81と、予め水が蓄えられた貯水タンク82と、貯水タンク82に接続されている注水パイプ84と、貯水タンク82と注水パイプ84との間を開閉する電磁弁83が設けられている。
負極配線23と正極配線33の間に得られた電気エネルギーは、制御回路81によって所定のタイミングで電磁弁83の開閉に使用される。電磁弁83が開けられると、貯水タンク82内の水は水圧によって注水パイプ84に流れ込み、注水パイプ84に設けられた注水口85から植物61に対して水が滴下される。電磁弁83は、所定のタイミングで負極配線23と正極配線33の間に得られた電気エネルギーによって再び閉じられる。
本実施形態によれば、植物61に自動で水を供給できるシステムとすることができるため、植物61のメンテナンスが容易となる。また、制御回路81は、電磁弁83の開閉以外にも電力を使用できるように、電力を蓄える機能を有することが好ましい。貯水タンク82の水としては、例えば、蓄えた雨水を使用するようにしてもよいし、水道水を使用してもよい。電磁弁83に代えてポンプを用いてもよい。
図6においては、第1の微生物燃料電池11を用いてシステムを構成したが、第2〜第5の実施形態の微生物燃料電池を用いても同様にシステムを構成することができる。また、第1〜第5の微生物燃料電池の応用としては、これらに限定されることはなく負荷となるデバイスとしては種々のものとすることができる。例えば、得られた電力でLEDを点灯することにより、緑化箇所の照明や電飾として使用することができる。また、微生物燃料電池により得られる電力を、各種センサ用の電源として使用することもでき、例えば緑化箇所に防犯用途として人感センサを設けることができる。
[第7の実施形態]
図7は、第7の実施形態の微生物燃料電池の構成を模式的に示す断面図である。図7に示す微生物燃料電池16は、上方に開口を有する筐体1を有し、筐体1の下方から順に正極部30と負極部20とが設けられている。負極部20内の負極側土層22は、上方の外部環境に植物61を生育可能な緑化基材層として機能する。負極部20と正極部30とは接触して設けられており、両者間をイオンが移動できるように構成されている。なお、負極部20と正極部30の間には、第2の実施形態で設けられているようなイオン伝導膜を設けることもできる。イオン伝導膜を設けることにより、発電量を向上させることができる。また、イオン伝導膜を用いる場合、正極側土層32は省略することができる。
本実施形態の微生物燃料電池は、第1の実施形態の構成とは、筐体1の底面に複数の貫通孔が設けられている点と、正極31が底面に配置されている点、緑化基材層62が負極側土層22である点が異なる。
(用途・効果)
本実施形態の微生物燃料電池においては、上記した反応R1と反応R2とにより、負極配線23と正極配線33との間に起電力が生じる。本実施形態の燃料電池により生じた起電力は、電化機器を作動させるための電源として用いることができる。
本実施形態の微生物燃料電池は、緑化基材層62上に正極31が配置されていないため、一体化している構造にも関わらず、緑化基材層62のメンテナンスを行ないやすいという特徴がある。また、緑化基材層62のメンテナンスを行う場合においても、正極31、負極21を分解する必要がないため、メンテナンス前後において、安定した発電が可能である。さらに筐体1の底面に複数の貫通孔が設けられていることで、植物に与えた余分な水分を排出することも可能となる。
本実施形態の微生物燃料電池は、一般的な植木鉢と類似した構造とすることができるため、微生物燃料電池により得られる電力を利用して、LEDの点灯、植物や土の状態のセンシング、また第6の実施例に示すような自動水供給システムの駆動が可能な植木鉢を提供することが可能である。
[第8の実施形態]
図8は、第8の実施形態の微生物燃料電池の構成を模式的に示す断面図である。図8に示す微生物燃料電池17は、上方に開口を有する筐体1を有し、筐体1の下方から順に正極31、負極側土層22を兼ねる正極側土層32、負極21、正極側土層32を兼ねる負負極側土層22、正極31が設けられている。再表面にある負極側土層22は、上方の外部環境に植物61を生育可能な緑化基材層32として機能する。ここで植物基材層は、第3の実施形態に示すように正極31上に独立されていても構わないし、第4の実施形態4に示すように正極31自体が植物基材層となっていても構わない。負極部20と正極部30とは接触して設けられており、両者間をイオンが移動できるように構成されている。なお、負極部20と正極部30の間には、第2の実施形態で設けられているようなイオン伝導膜を設けることもできる。イオン伝導膜を設けることにより、発電量を向上させることができる。
本実施形態の微生物燃料電池は、第7の実施形態の構成とは、正極31が上面にも配置されている点が異なる。
(用途・効果)
本実施形態の微生物燃料電池においては、上記した反応R1と反応R2とにより、負極配線23と正極配線33との間に起電力が生じる。本実施形態の燃料電池により生じた起電力は、電化機器を作動させるための電源として用いることができる。
本実施形態の微生物燃料電池は、正極31が筺体の底面と上面に配置されていることで、正極の電極面積を増やすことができ、微生物燃料電池の発電量を増やすことが可能である。さらに筐体1の底面に複数の貫通孔が設けられていることで、植物に与えた余分な水分を排出することも可能となる。
本実施形態の微生物燃料電池は、一般的な植木鉢と類似した構造とすることができるため、微生物燃料電池により得られる電力を利用して、LEDの点灯、植物や土の状態のセンシング、また第6の実施例に示すような自動水供給システムの駆動が可能な植木鉢を提供することが可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 筐体、4 イオン伝導膜、11,12,13,14,15,16,17 微生物燃料電池、20 負極部、21 負極、22 負極側土層、23 負極配線、30 正極部、31 正極、32 正極側土層、33 正極配線、61 植物、62 緑化基材層、71 土層、81 制御回路、82 貯水タンク、83 電磁弁、84 注水パイプ。

Claims (6)

  1. 電流発生菌及び有機物を含む微生物含有層と、
    前記微生物含有層に接触して配置され、前記電流発生菌による前記有機物の分解によって生じる電子を取り出す負極と、
    酸素を含む外部環境に対して、前記外部環境の酸素が接触するように配置され、酸素に電子を供与する正極と、
    上方の外部環境中に植物を生育可能な緑化基材層とを備えた、微生物燃料電池。
  2. 前記正極は前記緑化基材層でもある、請求項1に記載の微生物燃料電池。
  3. 前記緑化基材層は着脱可能に設けられている、請求項1または2に記載の微生物燃料電池。
  4. 前記正極と前記負極と間に配置されたイオン伝導膜を備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の微生物燃料電池。
  5. 前記微生物含有層は土を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の微生物燃料電池。
  6. 前記植物は苔類の植物である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の微生物燃料電池。
JP2014179012A 2014-09-03 2014-09-03 微生物燃料電池 Expired - Fee Related JP6305878B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014179012A JP6305878B2 (ja) 2014-09-03 2014-09-03 微生物燃料電池
PCT/JP2015/069486 WO2016035440A1 (ja) 2014-09-03 2015-07-07 微生物燃料電池
US15/122,425 US10347931B2 (en) 2014-09-03 2015-07-07 Microbial fuel cell

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014179012A JP6305878B2 (ja) 2014-09-03 2014-09-03 微生物燃料電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016054048A true JP2016054048A (ja) 2016-04-14
JP6305878B2 JP6305878B2 (ja) 2018-04-04

Family

ID=55744474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014179012A Expired - Fee Related JP6305878B2 (ja) 2014-09-03 2014-09-03 微生物燃料電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6305878B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105993905A (zh) * 2016-07-25 2016-10-12 中国计量大学 一种模块化屋顶绿化产电装置
JP2020009667A (ja) * 2018-07-10 2020-01-16 東洋インキScホールディングス株式会社 電池電極形成用組成物、電極、及び微生物燃料電池デバイス
JP2020009669A (ja) * 2018-07-10 2020-01-16 東洋インキScホールディングス株式会社 電池電極形成用組成物、電極、及び微生物燃料電池デバイス
JP2020174645A (ja) * 2019-04-23 2020-10-29 東洋インキScホールディングス株式会社 培地モニタリングシステム
JP2020178533A (ja) * 2019-04-23 2020-11-05 東洋インキScホールディングス株式会社 培地モニタリングシステム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013073284A1 (ja) * 2011-11-16 2013-05-23 国立大学法人豊橋技術科学大学 微生物発電装置、微生物発電装置用電極およびその製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013073284A1 (ja) * 2011-11-16 2013-05-23 国立大学法人豊橋技術科学大学 微生物発電装置、微生物発電装置用電極およびその製造方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105993905A (zh) * 2016-07-25 2016-10-12 中国计量大学 一种模块化屋顶绿化产电装置
JP2020009667A (ja) * 2018-07-10 2020-01-16 東洋インキScホールディングス株式会社 電池電極形成用組成物、電極、及び微生物燃料電池デバイス
JP2020009669A (ja) * 2018-07-10 2020-01-16 東洋インキScホールディングス株式会社 電池電極形成用組成物、電極、及び微生物燃料電池デバイス
JP7063156B2 (ja) 2018-07-10 2022-05-09 東洋インキScホールディングス株式会社 電池電極形成用組成物、電極、及び微生物燃料電池デバイス
JP7063157B2 (ja) 2018-07-10 2022-05-09 東洋インキScホールディングス株式会社 電池電極形成用組成物、電極、及び微生物燃料電池デバイス
JP2020174645A (ja) * 2019-04-23 2020-10-29 東洋インキScホールディングス株式会社 培地モニタリングシステム
JP2020178533A (ja) * 2019-04-23 2020-11-05 東洋インキScホールディングス株式会社 培地モニタリングシステム
JP7367333B2 (ja) 2019-04-23 2023-10-24 東洋インキScホールディングス株式会社 培地モニタリングシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6305878B2 (ja) 2018-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6305878B2 (ja) 微生物燃料電池
US10347931B2 (en) Microbial fuel cell
Nitisoravut et al. Plant microbial fuel cells: A promising biosystems engineering
Apollon et al. Progress and recent trends in photosynthetic assisted microbial fuel cells: A review
Helder et al. Resilience of roof-top plant-microbial fuel cells during Dutch winter
US8950111B2 (en) Device for fixing biomass-based solar heat and carbon dioxide gas, and house equipped with same fixing device
Kumar et al. Resource recovery from paddy field using plant microbial fuel cell
CN109024976B (zh) 一种绿色环保建筑外墙系统控制方法
Helder Design criteria for the plant-microbial fuel cell: electricity generation with living plants: from lab tot application
CN109261713A (zh) 一种植物-微生物燃料电池阻截土壤纳米颗粒源金属离子流转的方法
CN207702328U (zh) 一种植物发电台灯
CN207973567U (zh) 一种水资源净化生态浮床
CN109113208B (zh) 一种绿色环保建筑墙体系统
Wetser Electricity from wetlands
JP2018012086A (ja) 底泥浄化装置および底泥浄化方法ならびに底泥発電方法
CN205584870U (zh) 一种基于生物电化学的家庭生态园艺系统
KR20100097326A (ko) 차세대 어항
Timmers Electricity generation by living plants in a plant microbial fuel cell
Kwon et al. Efficiency of Spathiphyllum spp. as a plant-microbial fuel cell
RU205912U1 (ru) Растительно-микробный топливный элемент
KR20140044591A (ko) 태양에너지를 이용한 복합환경 시스템
TWM560181U (zh) 室內植物微生物燃料電池
Watanabe et al. Electric power from rice paddy fields
EP3972021A1 (en) Device for producing energy and use thereof
CN109518834A (zh) 一种绿色环保建筑墙体施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180307

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6305878

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees