JP2016053752A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】前面パネル幅方向についての表示板吊下げ位置を変更可能な吊下げ構造を有する、自動販売機を提供する。
【解決手段】自動販売機1は、透明な前面パネル7aの背面側に形成され販売商品に関する展示室(商品サンプル展示室7)を有し、この展示室内に、販売商品に関する情報を表示する表示板9と、表示板9を吊下げる吊下げ部11を有する表示板保持部材10と、を含む自動販売機1であって、表示板保持部材10は、展示室内にて前面パネル幅方向に延在してなり、吊下げ部11は、前面パネル幅方向に離間する複数個所に設けられる、構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、販売商品に関する展示室を有する自動販売機に関し、詳しくは、展示室内に販売商品に関する情報を表示する表示板を備えた自動販売機に関する。
一般的な自動販売機は、例えば、缶入り飲料やペットボトル入り飲料などの容器入り飲料等の販売商品の商品サンプルを展示するための商品サンプル展示室や、上記各種飲料や各種袋に入れられたパンや即席めん等の販売商品自体を展示する販売商品展示室等の、販売商品に関する展示室を有している。この種の自動販売機では、販売の促進を図るため、展示室内に、販売商品のメーカー名やそのロゴマーク等の販売商品に関する情報を表示する表示板を吊下げる場合がある。
この種の自動販売機としては、特許文献1に記載された自動販売機が知られている。特許文献1に記載された自動販売機は、透明な前面パネルの背面側に商品サンプル展示室を有し、前面パネルの上端部にその背面側から取付けられる表示板保持部材を備えている。この表示板保持部材には、表示板を係止する一対の係止部が突設形成されている。そして、表示板にはその上縁両端部にそれぞれ貫通孔が形成され、この貫通孔に係止部を引っ掛けることにより、表示板が表示板保持部材に吊下げられている。この突設形成される一対の係止部は、表示板を吊下げた場合に、表示板が前面パネル幅方向の略中央に位置するように突設形成されている。
特開2010−44743号公報
ところで、この種の自動販売機で販売される販売商品の種類、その容器等の種類及びその容器等の大きさは、多種多様である。したがって、例えば、一部の種類の販売商品について、その販売の促進を図るために、その販売商品に関する情報を表示した表示板を、対応する商品サンプルや販売商品自体の近くに配置させたい場合や、容器高さの高い商品サンプルや販売商品自体の前に表示板が位置してしまい、商品サンプルや販売商品自体の視認性が低くなる場合等に、表示板を適切な位置に吊下げたいという要望がある。
つまり、販売の促進効果の向上や展示室内の商品サンプル又は販売商品の視認性低下の防止等を図るため、表示板の吊下げ位置を変更したい場合がある。
しかしながら、特許文献1に記載の自動販売機では、表示板の吊下げ位置は前面パネル幅方向の略中央に固定されており、表示板の吊下げ位置を適宜変更することができない。このため、表示板の吊下げ構造についての工夫が求められている。
そこで、本発明は、このような実状に鑑み、前面パネル幅方向についての表示板吊下げ位置を変更可能な吊下げ構造を有する、自動販売機を提供することを目的とする。
本発明の一側面によると、自動販売機は、透明な前面パネルの背面側に形成され販売商品に関する展示室を有し、該展示室内に、前記販売商品に関する情報を表示する表示板と、該表示板を吊下げる吊下げ部を有する表示板保持部材と、を含む自動販売機であって、前記表示板保持部材は、前記展示室内にて前面パネル幅方向に延在してなり、前記吊下げ部は、前記前面パネル幅方向に離間する複数個所に設けられる構成とする。
本発明によれば、販売商品に関する展示室内に、表示板と、この表示板を吊下げる吊下げ部を有する表示板保持部材と、を備え、表示板保持部材は、展示室内にて前面パネル幅方向に延在してなり、吊下げ部は、前面パネル幅方向に離間する複数個所に設けられる構成であるため、複数の吊下げ部の中から一の吊下げ部を選択して、その選択した吊下げ部を介して表示板保持部材に表示板を吊下げることができる。
これにより、表示板の前面パネル幅方向についての吊下げ位置を変更したい場合は、複数の吊下げ位置に対応して設けられる各吊下げ部の中から適切な吊下げ部を適宜選択して、表示板の吊下げ位置を変更することができる。その結果、例えば、販売の促進効果の向上や展示室内の商品サンプル又は販売商品の視認性低下の抑制等を図ることができる。
このようにして、前面パネル幅方向についての表示板吊下げ位置を変更可能な吊下げ構造を有する、自動販売機を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態における自動販売機の概略正面図である。 上記実施形態における表示板の正面図である。 上記実施形態における表示板の吊下げ構造を説明するための自動販売機の部分断面図である。 上記実施形態における前面パネルの背面側から見た保持部材と表示板を含む要部斜視図である。 図4に示す上段の保持部材と表示板を含む部分拡大斜視図である。 図4に示す中段又は下段の保持部材と表示板を含む部分拡大斜視図である。 図5に示すB部の縦断面図である。 図6に示すC部の縦断面図である。 上記実施形態における表示板の変形例を示す図である。 上記実施形態における上段の保持部材の開口孔の変形例を示す図である。 上記実施形態における中段又は下段の保持部材の開口孔の変形例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による自動販売機1の概略正面図である。図2は図1に示すA−A矢視の部分断面図である。
この自動販売機1は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料などの容器入り飲料を商品として販売するものである。なお、図示を省略するが、自動販売機1内には、それぞれが同種類の複数の商品を収納する複数の商品収納コラムが配設されている。各商品収納コラムは、自動販売機1内を独立した断熱空間に区画された複数の庫室内に配置されており、自動販売機1内に設けられた冷却/加温機によって庫室ごとに商品の冷却又は加温を行えるように構成されている。また、各商品収納コラムには、収納している商品を一つずつ搬出するための商品搬出機が設けられている。
図1に示すように、自動販売機1の前面(接客面)には、利用者によって金銭が投入される金銭投入口2(紙幣投入口2a,硬貨投入口2b)と、投入金銭の金額等を表示するデジタル表示器3と、投入金銭などの返却レバー4と、前記商品搬出機によって搬出された商品を利用者が取り出すための商品取出口5と、つり銭などを返却する硬貨返却口6とが設けられている。また、自動販売機1の前面上部には、前記複数の商品収納コラムに収納されている各販売商品に対応する商品サンプルSを展示するための商品サンプル展示室7が設けられている。本実施形態において、この商品サンプル展示室7が本発明に係る販売商品に関する「展示室」に相当する。
この展示室としての商品サンプル展示室7は、図1及び図2に示すように、自動販売機1の前面(接客面)上部の開口部に取り付けられた透明な前面パネル7aの背面側に形成されている。商品サンプル展示室7は、例えば、前面パネル7aと、天井板(図2参照)と、前面パネル7aと対向する背面パネル(図示省略)と、天井板と対向する底板(図示省略)と、前面パネル幅方向の両側面パネル(図示省略)とによって区画形成されている。この商品サンプル展示室7内には、商品サンプルSを配置するためのサンプル台8と、販売商品に関する情報を表示する表示板9と、この表示板9を保持するための保持部材10(図2参照)と、が備えられている。なお、本実施形態において、このサンプル台8が本発明に係る「サンプル保持部材」に相当し、保持部材10が本発明に係る「表示板保持部材」に相当する。
本実施形態において、サンプル台8は、上下方向に間隔を空けて複数段(ここでは三段)に設けられている。以下において、上段、中段、下段の各サンプル台8を、それぞれ上段のサンプル台81、中段のサンプル台82、下段のサンプル台83という。また、各サンプル台(81,82,83)は、例えば、上述した背面パネルに取付けられ、それぞれ前面パネル7aから同一距離だけ離間して配置されている。
具体的には、各サンプル台8は、全体として前面パネル幅方向(左右方向)に延伸して形成されている。そして、各サンプル台8は、複数の商品サンプルSが載置される載置部8aを有し、例えば、薄板鋼板を板金加工等して形成されている。
前記表示板9は、販売商品に関する情報を表示する板状のものであり、例えば、フィルムやシート等の湾曲変形可能な樹脂材を用いて形成される。この販売商品に関する情報とは、例えば、販売商品のメーカー名、ロゴマーク、キャンペーン情報、宣伝情報等である。この各種情報が、表示板9の前面に予め印字等されている。
本実施形態において、表示板9は、図3に示すように、例えば、その周縁部のうちの上縁側中央部に上方に開口して切欠き形成される上方切欠き部9aと、周縁部のうちの上縁側の両側部に幅方向外方に開口してそれぞれ切欠き形成される一対の側方切欠き部9b,9bと、上方切欠き部9aと各側方切欠き部9bとの間に位置し長手方向を表示板幅方向に合わせて開口形成される一対の長穴部9c,9cとを有している。
表示板9は、より具体的には、図3に示すように、例えば、平面視で概略台形状、詳しくは、上方切欠き部9a側を長辺とし、上方切欠き部9aとは反対側を短辺とする概略台形状になっている。
また、上方切欠き部9aを挟む表示板9の上縁側突設部9d,9dの各幅L1は、後述する吊下げ部11を構成する各一対のスリットの各スリット(101b1〜101b3、102b1〜102b3、103b1〜103b3)の前面パネル幅方向の長さL4(後述の図5及び図6参照)より小さく設定されている。また、表示板9の厚みは、上記各スリットのスリット幅より小さく設定されている。そして、一対の側方切欠き部9b,9bの間の距離(内寸)L2は、上記各一対のスリットの全幅L5(後述の図5及び図6参照)より小さく設定され、表示板9の全幅L3は、上記各一対のスリットの全幅L5より大きく設定されている。つまり、表示板9は、L4>L1、L3>L5>L2の関係を満たすように形成されている。
前記保持部材10は、表示板9を保持するためのものであり、サンプル展示室7内にて前面パネル幅方向に延在してなる。また、保持部材10は、表示板9を吊下げる吊下げ部11(後述する図4参照)を有する。この吊下げ部11は、前面パネル幅方向に離間する複数個所に設けられる。つまり、保持部材10の前面パネル幅方向に離間する複数個所に、吊下げ部11が形成されている。
本実施形態において、図2に示すように、保持部材10は、前面パネル7aとサンプル台8との間に設けられている。
また、本実施形態において、保持部材10は、前面パネル7aに当接すると共に前面パネル幅方向に延在する前面部10aと、前面部10aの下端全体から前面パネル7aとは反対側(つまりサンプル台側)に延びる板状の下端部10bとを有して形成されている。
具体的には、保持部材10は、図4〜図6に示すように、各サンプル台8に対応して、上下方向に間隔を空けて複数段(ここでは三段)に設けられている。つまり、保持部材10は、各サンプル台の商品サンプルSの上方にそれぞれ設けられている。
なお、以下において、上段、中段、下段の各保持部材10を、それぞれ上段の保持部材101、中段の保持部材102、下段の保持部材103という。
図4は、前面パネル7aの背面側から見た(詳しくは前面パネル7aの背面に向かって斜め左側下方から見た)保持部材10と表示板9を含む要部斜視図である。図5は、図4に示す上段の保持部材101(10)に、表示板9が吊下げられている状態を示した拡大斜視図である。図6は、図4に示す中段の保持部材102(10)又は下段の保持部材103(10)に、表示板9が吊下げられている状態を斜め上方(詳しくは前面パネル7aの背面に向かって斜め左側上方から見た)から示した拡大斜視図である。
中段の保持部材102と下段の保持部材103は、同じものである。そして、中段の保持部材102は、上段のサンプル台81の前方に設けられる後述する商品選択ボタン12の裏面側に設けられ、下段の保持部材103は、中段のサンプル台82の前方に設けられる商品選択ボタン12の裏面側に設けられ、それぞれ、商品選択ボタン12を支持する部材としても機能する。この中段及び下段の保持部材(102,103)と同じものが、下段のサンプル台83の前方に設けられる商品選択ボタン12を支持する支持部材104として用いられている。
具体的には、上段の保持部材101は、図4、図5及び図5に示すB部における上段の保持部材101の吊下げ部11を含む縦断面図である図7に示すように、前面パネル7aに当接すると共に前面パネル幅方向に延在する前面部101aと、前面部101aの下端全体から斜め上方にサンプル台側に延びる板状の下端部101bとを有して形成されている。
また、上段の保持部材101の下端部101bには、上段の保持部材101の前面パネル幅方向に離間する複数個所(例えば、3箇所)に、吊下げ部11が形成されている。
中段の保持部材102、下段の保持部材103は、図4、図6及び図6に示すC部における保持部材(102,103)の吊下げ部11を含む縦断面図である図8に示すように、前面パネル7aに当接すると共に前面パネル幅方向に延在する前面部(102a,103a)と、前面部(102a,103a)の下端全体から前面部(102a,103a)に対して垂直方向にサンプル台側に延びる板状の下端部(102b,103b)と、下端部(102b,103b)のサンプル台側端部全体から上方に延びる板状の上方延伸部(102c,103c)と、を有して形成されている。
また、中段の保持部材102の下端部102b及び下段の保持部材103の下端部103bには、それぞれ、保持部材(102,103)の前面パネル幅方向に離間する複数個所(例えば、3箇所)に、吊下げ部11が形成されている。
本実施形態において、各段の保持部材(101,102,103)の上記前面部(101a,102a,103a)が、それぞれ本発明に係る前面部10aに相当し、下端部(101b,102b,103b)が、それぞれ本発明に係る下端部10bに相当する。
本実施形態において、各吊下げ部11は、少なくとも下端部10bに設けられる一対の開口孔であって、互いに前面パネル幅方向に所定間隔だけ離間した位置に開口形成される一対の開口孔からなる。
具体的には、吊下げ部11としての上記各開口孔は、下端部10bにて、それぞれ前面パネル幅方向にスリット状に開口形成されてなる。本実施形態においては、以下において、この「一対の開口孔」を「一対のスリット」という。
より具体的には、上段の保持部材101に形成される各吊下げ部11は、下端部101bに形成される一対のスリット(101b1,101b1、101b2,101b2及び101b3,101b3)からなり、中段の保持部材102に形成される各吊下げ部11は、下端部102bに形成される一対のスリット(102b1,102b1、102b2,102b2及び102b3,102b3)からなり、下段の保持部材103に形成される各吊下げ部11は、下端部103bに形成される一対のスリット(103b1,103b1、103b2,103b2及び103b3,103b3)からなる。つまり、本実施形態において、吊下げ部11は、全体として、9箇所に設けられている。なお、上段の一対のスリット101b2,101b2のうちの一方と、一対のスリット101b3,101b3のうちの一方とは共通している。
そして、図5及び図6に示すように、各一対のスリットの各スリット(101b1〜101b3、102b1〜102b3、103b1〜103b3)の前面パネル幅方向の長さL4は、上縁側突設部9dの幅L1より大きく設定されている。また、各一対のスリットの全幅L5は、一対の側方切欠き部9c,9cの間の距離L2より大きく、かつ、表示板9の全幅L3より小さく(L3>L5>L2)設定されている。そして、上記各スリットのスリット幅は、表示板9の厚みより大きく設定されている。
図1に戻って、透明な前面パネル7aの前面(接客面側)には、利用者が購入商品を選択するための商品選択ボタン12が配設されている。
商品選択ボタン12は、例えば、前面パネル7aの前面の各サンプル台8に対応する位置に設けられ、詳しくは、保持部材10(102,103)を用いて前面パネル7aに取付けられる。下段の商品選択ボタン12を前面パネル7aに取付ける支持部材104は、中段及び下段の保持部材102,103と同じものを用いて構成されている。
次に、表示板9の吊下げ方法について、図1及び図4〜図6を参照して説明する。
なお、図1に示すように、例えば、上段のサンプル台81については、その上方の図中右側に表示板9を吊下げるものとし、中段のサンプル台82及び下段のサンプル台83については、図中右側に容器高さの低い商品サンプルSがまとめて配列されており、この右側の商品サンプルSの上方に、表示板9を吊下げるものとして説明する。
まず、上段の商品サンプルS用の表示板9の吊下げ方法について説明する。例えば、前面パネル7aの裏面側から向かって左側の吊下げ部11を構成する一対のスリット101b1,101b1のうちの一方(図4及び図5において左側のスリット101b1)に、表示板9の一方の上縁側突設部9dを下方から差し込む。その後、表示板9を、図5において、左側にスライドさせる。これにより、一方のスリット101b1に、表示板9の一方の側方切欠き部9bが引っ掛けられる。この状態で、表示板9にこの表示板9をさらに左側に移動させる力を付勢し、他方(右側)のスリット101b1の下方に他方の上縁側突設部9dが位置するまで、表示板9を湾曲変形させる。そして、この状態で、他方のスリット101b1に、他方の上縁側突設部9dを下方から差し込む。その後、上記付勢力を解除して、表示板9の湾曲変形を解消させることで、他方のスリット101b1に、表示板9の他方の側方切欠き部9bが引っ掛けられる。これにより、表示板9が吊下げ部11を介して、上段の保持部材101に吊下げられる。
このようにして、複数の一対のスリット(101b1,101b1、101b2,101b2及び101b3,101b3)のうちの一の一対のスリット(101b1,101b1)の一方のスリット101b1に、表示板9の一方の側方切欠き部9bが係止される共に、一対のスリット(101b1,101b1)の他方のスリット101b1に、他方の側方切欠き部9bが係止されて、表示板9が、上段のサンプル台81の上方で、且つ、前面パネル7aの正面側から見て、右側に吊下げられる。
次に、中段の商品サンプルS用の表示板9の吊下げ方法について概略説明する。例えば、一対のスリット102b1,102b1のうちの一方(図4及び図6において左側のスリット102b1)に、表示板9の一方の上縁側突設部9dを下方から差し込む。その後、表示板9を、図6において、左側にスライドさせる。これにより、一方のスリット102b1に、表示板9の一方の側方切欠き部9bが引っ掛けられる。この状態で、表示板9にこの表示板9をさらに左側に移動させる力を付勢し、他方(右側)のスリット102b1の下方に他方の上縁側突設部9dが位置するまで、表示板9を湾曲変形させる。この状態で、他方のスリット102b1に、他方の上縁側突設部9dを下方から差し込む。その後、付勢力を解除して、表示板9の湾曲変形を解消させることで、他方のスリット102b1に、表示板9の他方の側方切欠き部9bが引っ掛けられる。これにより、表示板9が吊下げ部11を介して、中段の保持部材102に吊下げられる。
このようにして、複数の一対のスリット(102b1,102b1、102b2,102b2及び102b3,102b3)のうちの一の一対のスリット(102b1,102b1)の一方のスリット102b1に、表示板9の一方の側方切欠き部9bが係止される共に、一対のスリット(102b1,102b1)の他方のスリット102b1に、他方の側方切欠き部9bが係止されて、表示板9が、中段のサンプル台82の上方で、且つ、前面パネル7aの正面側から見て、右側に吊下げられる。
また、下段の商品サンプルS用の表示板9についても、上記中段の保持部材102への吊下げ方法と同様にして、下段の保持部材102の一対のスリット(103b1,103b1)を介して、下段のサンプル台83の上方で、且つ、前面パネル7aの正面側から見て、右側に吊下げられる。
かかる本実施形態による自動販売機1によれば、販売商品に関する展示室としての商品サンプル展示室7内に、表示板9と、この表示板9吊下げる吊下げ部11を有する表示板保持部材としての保持部材10と、を備え、保持部材10は、サンプル展示室7内にて前面パネル幅方向に延在してなり、吊下げ部11は、この保持部材10の延在方向に離間する複数個所に設けられる構成であるため、複数の吊下げ部11の中から一の吊下げ部11を選択して、その選択した吊下げ部11を介して保持部材10に表示板9を吊下げることができる。
これにより、表示板9の前面パネル幅方向についての吊下げ位置を変更したい場合は、複数の吊下げ位置に対応して設けられる各吊下げ部11の中から適切な吊下げ部11を適宜選択して、表示板9の吊下げ位置を変更することができる。その結果、例えば、販売の促進効果の向上やサンプル展示室7内の商品サンプルの視認性低下の抑制等を図ることができる。
このようにして、前面パネル幅方向についての表示板吊下げ位置を変更可能な吊下げ構造を有する、自動販売機を提供することができる。
また、本実施形態においては、保持部材10は、前面パネル7aとサンプル台8との間に設けられる構成とした。つまり、前面パネル7aとサンプル台8との間の領域に、保持部材10を配置する構成とした。これにより、表示板9を商品サンプル展示室7内で前面パネル7a側に寄せて配置させ、表示板9の視認性を高めることができる。なお、保持部材10は、これに限らず、例えば、サンプル台8の上方斜め後方に位置するように設けてもよい。
また、本実施形態において、保持部材10は、複数段に設けるものとし、例えば、上段の保持部材101と、中段の保持部材102及び下段の保持部材103とを異なる部材で構成するものとして説明したが、これに限らず、複数段に設ける場合、各段の保持部材10をそれぞれ同じ部材で構成してもよい。
また、本実施形態においては、商品選択ボタン12を設け、その商品選択ボタン12は保持部材10を用いて前面パネル7aに取付けられる構成とした。これにより、商品選択ボタン12の支持部材14と保持部材10とを共通部品とすることができ、部品点数を削減することができる。
さらに、本実施形態においては、各吊下げ部11は、保持部材10の下端部10bに設けられる一対の開口孔であって、互いに前面パネル幅方向に所定間隔だけ離間した位置に開口形成される一対の開口孔からなる構成とした。これにより、単に、保持部材10の適宜箇所に開口孔を形成するだけで、吊下げ部11を構成することができ、容易に、吊下げ構造を構築することができる。
また、本実施形態では、上記各開口孔は、単に、下端部10bにて、それぞれ前面パネル幅方向にスリット状に開口形成されてなるものとした。つまり、下端部10bにのみ開口孔としてスリットを形成するものとした。これにより、より容易に、吊下げ構造を構築することができる。さらに、下端部10bの下方に表示板9を吊下げる構成であるため、表示板9を前面パネル側に寄せて配置することができ、その結果、表示板9をサンプルSと接触(干渉)することなく吊下げることができる。
そして、本実施形態においては、表示板9は、例えば、湾曲変形可能であり、周縁部のうちの上縁側中央部に上方に開口して切欠き形成される上方切欠き部9aと、周縁部のうちの上縁側の両側部に幅方向外方に開口してそれぞれ切欠き形成される一対の側方切欠き部9b,9bとを有する構成とした。これにより、一対のスリットの一方のスリットに、一方の側方切欠き部9bを引っ掛けた状態で、表示板9を屈曲変形させて、他方のスリットに他方の側方切欠き部9bを引っ掛けるだけで、表示板9を、所定の吊下げ位置に吊下げることができ、表示板9を容易に吊下げることができる。
また、本実施形態においては、表示板9は、上方切欠き部9aと各側方切欠き部9bとの間に位置し長手方向を表示板幅方向に合わせて開口形成される一対の長穴部9c,9cを有する構成とした。これにより、単に、一対の係止部が突設形成されている従来の吊下げ構造の保持部材を有する自動販売機において、その一対の係止部に長穴部9c,9cを引っ掛けて表示板9を吊下げることができる。つまり、従来の吊下げ構造を有する自動販売機内でも利用可能な表示板9を提供することができ、表示板9に従来の自動販売機へ適用可能に互換性を持たせることができる。
なお、表示板9は、一対の長穴部9c,9cを有する場合に限らず、図9に示すように、上切欠き部9aと一対の側方切欠き部9b,9bを備えていればよい。
また、本実施形態において、表示板9は、湾曲変形可能で且つ透明な板状の樹脂材(例えば、フィルムやシート等)からなるものとするとよい。このように、透明な表示板9を用いる場合、サンプルSの容器高さに拘わらず、表示板9をサンプルSの視認性を低下させることなく、前面パネル幅方向の適宜吊下げ位置に吊下げることができる。例えば、上記実施形態では、表示板9は、中段及び下段については、図1において右側で吊下げるものとしたが、表示板9が透明であれば、中央又は左側の容器高さの高い商品サンプルSの前に吊下げるようにすることができる。
なお、表示板9は、湾曲変形可能であるものとし、例えば、フィルムやシート等を用いた場合で説明したが、これに限らない。以下に詳述する一対の開口孔の変形例を採用する場合等には、表示板9は、例えば、厚みのあるプレート等の湾曲変形ができないもの、若しくは、湾曲変形が容易でないものを用いることもできる。
本実施形態において、上段、中段及び下段の保持部材10にそれぞれ設けた吊下げ部11としての一対の開口孔は、下端部10bに形成され、その各開口孔は、その下端部10bにて、それぞれ、単に、前面パネル幅方向にスリット状に開口形成されてなる一本のスリットであるものして説明したが、これに限らない。
図10は、本実施形態における上段の保持部材10の一対の開口孔の変形例を示す図であり、図11は、本実施形態における中段又は下段の保持部材10の一対の開口孔の変形例を示す図である。なお、図の簡略化のため、図10及び図11においては、左側の吊下げ部11を構成する一対の開口孔のみを示したが、この左側の吊下げ部11と同じ構成の吊下げ部11が、それぞれ中央及び右側にも形成されている。
例えば、上段の保持部材10の各開口孔は、図10に示される左側の吊下げ部11を構成する各開口孔のように、下端部10bにて、前面パネル幅方向にスリット状に開口形成されてなるスリット部101b1’と、このスリット部101b1’の下方において該スリット部101b1’と連通すると共に前面パネル幅方向にスリット状に開口形成される下方スリット部101b1”とを有して形成されている。
具体的には、スリット部101b1’は、図4、図5及び図7で符号101b1を付して示したスリットと同じ寸法及び配置位置で形成されている。また、下方スリット部101b1”の前面パネル幅方向の長さL4’は、スリット部101b1’の前面パネル方向の長さL4より小さく設定されている。このL4’は、図3及び図9に示す表示板9の側方切欠き部9bの切欠き端部と上縁側突設部9dの上方切欠き部側端部との間の距離L1’より大きく設定されている(つまり、L4>L4’>L1’)。そして、一対の開口孔は、互いに下方スリット部101b1”を内側に寄せて形成されている。また、各一対の開口孔の全幅L5は、表示板9の全幅L3より大きく設定されている(つまり、L5>L3)。
例えば、図10に示す吊り下げ部11に表示板9を吊下げる場合、この吊下げ部11を構成する一対の開口孔の各スリット部101b1’に、表示板9の上縁側突設部9dをそれぞれ差し込む。その後、表示板9を、下方に移動させる。これにより、一対の開口孔の下方スリット部101b1”に、表示板9の各側方切欠き部9bが引っ掛けられる。このようにして、表示板9が吊下げ部11を介して、上段の保持部材101に吊下げられる。
また、中段及び下段の保持部材10の各開口孔は、図11に示される左側の吊下げ部11を構成する各開口孔のように、下端部10b(102b、103b)にて、前面パネル幅方向にスリット状に開口形成されてなるスリット部(102b1’、103b1’)と、上方延伸部(102c,103c)においてこのスリット部(102b1’、103b1’)と連通すると共に前面パネル幅方向にスリット状に開口形成される上方スリット部(102b1”、103b1”)とを有して形成されている。つまり、この変形例では、中段及び下段の保持部材10の各開口孔は、下端部10b(102b、103b)と上方延伸部(102c,103c)とに跨いで形成されている。
具体的には、上方スリット部(102b1”、103b1”)の前面パネル幅方向の長さL6は、上縁側突設部9dの幅L1より大きく形成され、上方スリット部(102b1”、103b1”)の開口高さh1は、図3及び図9に示す側方切欠き部9bの上方の突設部9eの高さh2より大きく設定されている。また、一対の上方スリット部(102b1”、102b1”、及び、103b1”、103b1”)の全幅L7(つまり、一対の開口孔の全幅)は、表示板9の全幅L3より大きく設定されている(L7>L3)。また、スリット部(102b1’、103b1’)の前面パネル幅方向の長さL8は、L6より小さく且つL1’より大きく設定されている(つまり、L6>L8>L1’)。そして、一対の開口孔は、互いにスリット部(102b1’、103b1’)を内側に寄せて形成されている。
例えば、図11に示す吊り下げ部11に表示板9を吊下げる場合、この吊下げ部11を構成する一対の開口孔の各上方スリット部(102b1”、103b1”)に、その前方から上縁側突設部9dの突設部9e(図3及び図9参照)を含む部分をそれぞれ差し込む。これにより、一対の開口孔のスリット部(102b1’、103b1’)に、表示板9の各側方切欠き部9bが引っ掛けられる。このようにして、表示板9が吊下げ部11を介して、中段及び下段の保持部材(102,103)に吊下げられる。
また、一対の開口孔からなる各吊下げ部11は、上記変形例(図10及び図11)に限らず、少なくとも下端部10bに設けられ、互いに前面パネル幅方向に所定間隔だけ離間した位置に開口形成されていればよい。
また、本実施形態においては、サンプル台8は複数段設ける場合で説明したが、これに限らず、サンプル台8は1段であってもよい、この場合、保持部材10は、例えば、上段の保持部材101を用いるだけでよい。
また、本実施形態において、サンプル台8の上にサンプルSを載置するものとしたが、これに限らず、例えば、サンプル展示室7を区画する図示省略した背面パネルに金具等を介してサンプルSを固定してもよい。この場合、この背面パネルが本発明に係る「サンプル保持部材」となる。
また、本実施形態において、吊下げ部11は、前面パネル幅方向の3箇所に設ける場合で説明したが、これに限らず、2箇所や4箇所以上の適宜の複数個所に設けることができる。
そして、各保持部材10(101,102,103)は、5個又は6個の開口孔(スリット)の中から2個の開口孔を適宜組み合わせて、それぞれ3組の一対の開口孔(スリット)を有するものとして説明したが、これに限らない。例えば、同じ各保持部材10に、スリットを同じ個数や配置で形成した場合でも、商品構成や表示板9の寸法等に応じて、どのスリット同士を組みとするのかを決めることができ、この組み合わせを適宜変更することにより、一対のスリットの組数を自在に変えることができる。
以上の説明において、自動販売機1は、販売商品に関する展示室として、商品サンプルSを展示する商品サンプル展示室7を有する場合で説明したが、展示室はこれに限らない。自動販売機1は、図示を省略するが、例えば、展示室として、販売商品自体を直接展示する販売商品展示室を有するものであってもよい。この場合、自動販売機1は、この販売商品展示室内に、販売商品を配置すると共にこの販売商品を例えば前面パネル側に向って払い出すための販売商品払出装置と、前面パネル7aと販売商品払出装置との間の領域を移動すると共に販売商品払出装置から払い出された販売商品を受け入れる受入容器とを含んで構成される。
具体的には、販売商品払出装置は、それぞれが同種類の複数の商品を収納する複数の商品収納コラムを備え、各商品収納コラムは、例えば、利用者により選択された販売商品を前面パネル側へ払い出すコンベア等の払出機構を備えて構成されている。上記受入容器は、前面パネル幅方向及び高さ方向に自在移動可能に構成されている。受入容器は、利用者によって購入商品が選択されると、対応する商品収納コラムの前方に移動して待機し、商品収納コラムから払い出された販売商品を受け入れ、その後、この販売商品を商品取出口に搬出する。これにより、利用者は、商品を商品取出口から取り出すことができる。なお、受入容器は、展示室の幅方向に延在し、展示室の幅と略同じ幅を有してトレイ状に形成されてもよい。この場合、このトレイ状の受入容器は、展示室内で上下方向にのみ移動するように構成されている。
本発明は、このように、展示室に販売商品自体を展示するタイプの自動販売機1にも適用することができる。この場合、この自動販売機1は、販売商品に関する展示室としての販売商品展示室内に、表示板9と、この表示板9を吊下げる吊下げ部11を有する表示板保持部材としての保持部材10と、を備え、保持部材10は、販売商品展示室内にて前面パネル幅方向に延在してなり、吊下げ部11は、この保持部材10の延在方向に離間する複数個所に設けられる。これにより、表示板9の前面パネル幅方向についての吊下げ位置を変更したい場合は、複数の吊下げ位置に対応して設けられる各吊下げ部11の中から適切な吊下げ部11を適宜選択して、表示板9の吊下げ位置を変更することができる。その結果、例えば、販売の促進効果の向上や販売商品展示室内の販売商品の視認性低下の抑制等を図ることができる。
なお、表示板保持部材としての保持部材10は、前面パネル7aと受入容器との間に設けるとよい。これにより、表示板9を販売商品展示室内で前面パネル7a側に寄せて配置させ、表示板9の視認性を高めることができる。また、販売商品自体を展示するタイプの自動販売機1における保持部材10及び表示板9としては、商品サンプルSを展示するタイプの自動販売機1において説明した変形例を適宜適用することができる。
以上、好ましい実施形態及びその変形例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、さらに、種々の変形態様を採り得ることは自明である。
1・・・・・・・・自動販売機
7・・・・・・・・展示室(商品サンプル展示室)
7a・・・・・・・前面パネル
8・・・・・・・・サンプル保持部材(サンプル台)
9・・・・・・・・表示板
9a・・・・・・・上方切欠き部
9b,9b・・・・一対の側方切欠き部
10・・・・・・・表示板保持部材(保持部材)
10a・・・・・・前面部
10b・・・・・・下端部
11・・・・・・・吊下げ部
12・・・・・・・商品選択ボタン
101b1,101b1・・・一対の開口孔(スリット)
101b2,101b2・・・一対の開口孔(スリット)
101b3,101b3・・・一対の開口孔(スリット)
102b1,102b1・・・一対の開口孔(スリット)
102b2,102b2・・・一対の開口孔(スリット)
102b3,102b3・・・一対の開口孔(スリット)
103b1,103b1・・・一対の開口孔(スリット)
103b2,103b2・・・一対の開口孔(スリット)
103b3,103b3・・・一対の開口孔(スリット)
S・・・商品サンプル

Claims (9)

  1. 透明な前面パネルの背面側に形成され販売商品に関する展示室を有し、該展示室内に、前記販売商品に関する情報を表示する表示板と、該表示板を吊下げる吊下げ部を有する表示板保持部材と、を含む自動販売機であって、
    前記表示板保持部材は、前記展示室内にて前面パネル幅方向に延在してなり、
    前記吊下げ部は、前記前面パネル幅方向に離間する複数個所に設けられる自動販売機。
  2. 前記展示室は、前記販売商品の商品サンプルを展示し、
    前記展示室内に、前記商品サンプルを配置するためのサンプル保持部材を更に含む、請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記展示室は、前記販売商品を展示し、
    前記展示室内に、前記販売商品を配置すると共に該販売商品を払い出すための販売商品払出装置と、前記前面パネルと前記販売商品払出装置との間の領域を移動すると共に前記払い出された販売商品を受け入れる受入容器とを更に含む、請求項1に記載の自動販売機。
  4. 前記表示板保持部材は、前記前面パネルと前記サンプル保持部材との間に設けられる、請求項2に記載の自動販売機。
  5. 前記表示板保持部材は、前記前面パネルと前記受入容器との間に設けられる、請求項3に記載の自動販売機。
  6. 前記前面パネルの前面の前記サンプル保持部材に対応する位置に設けられ、利用者が購入商品を選択するための商品選択ボタンを更に含み、該商品選択ボタンは前記表示板保持部材を用いて前記前面パネルに取付けられる、請求項4に記載の自動販売機。
  7. 前記表示板保持部材は、前記前面パネルに当接すると共に前記前面パネル幅方向に延在する前面部と、該前面部の下端全体から前記前面パネルとは反対側に延びる板状の下端部とを有し、
    前記各吊下げ部は、少なくとも前記下端部に設けられる一対の開口孔であって、互いに前記前面パネル幅方向に所定間隔だけ離間した位置に開口形成される一対の開口孔からなる、請求項1〜6のいずれか1つに記載の自動販売機。
  8. 前記各開口孔は、前記下端部にて、それぞれ前記前面パネル幅方向にスリット状に開口形成されてなる、請求項7に記載の自動販売機。
  9. 前記表示板は、その周縁部のうちの上縁側中央部に上方に開口して切欠き形成される上方切欠き部と、前記周縁部のうちの上縁側の両側部に幅方向外方に開口してそれぞれ切欠き形成される一対の側方切欠き部とを有し、
    複数の前記一対の開口孔のうちの一の前記一対の開口孔の一方の開口孔に、一方の前記側方切欠き部が係止される共に、該一対の開口孔の他方の開口孔に、他方の前記側方切欠き部が係止されて、前記表示板が吊下げられる、請求項8に記載の自動販売機。
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