JP2016051558A - 導光体およびスピーカ装置 - Google Patents

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俊介 片岡
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Abstract

【課題】小型のスピーカ装置に用いて線発光または面発光を実現できる導光体、および、この導光体を用いたスピーカ装置を提供する。【解決手段】外周面、内周面、第1端面および第2端面を有するリング状の透明樹脂であって、リングの周回方向と異なる方向から光が導入される入射部と、入射部から入射した光を周回方向に反射する第1反射部と、が形成されている。また、第1端面に所定の間隔で三角形状の切欠きである第2反射部を形成してもよい。入射部から入射した光は、外周面、内周面、第1端面、第2端面で反射を繰り返しながら導光体内部を伝搬し、反射時に少しずつ外部に光が漏れる。また、第2反射部で反射した光は、第2端面へ小さい角度で入射し、第2端面から外部へ出射する。【選択図】図1

Description

この発明は、少ない光源で広い範囲を均一に明るくする導光体、および、この導光体を用いた縦型のスピーカ装置に関する。
特許文献1には、屋外用のスピーカ装置で、照明機器が一体となったものが提案されている。この装置は、スピーカキャビネットとは別に発光源とレンズを収納した上方キャビネットを有しており大型のものである。
特開平05−207580号公報
一方、テーブルなどに設置されるスピーカ装置で照明機能を兼ね備えたものも望まれている。しかし、テーブルに設置されるスピーカ装置は、小型であることが要求されるうえに、消費電力や発熱も制限される。したがって、大きい発光体を備えることは困難である。しかしながら、LEDを直接露出させた点光源では不均一な照明となるうえ、装飾性に欠けるという問題点がある。
そこで、この発明は、小型のスピーカ装置に用いて線発光または面発光を実現できる導光体、および、この導光体を用いたスピーカ装置を提供することを目的とする。
本発明の導光体は、反射面としての外周面、内周面、第1端面(下面)および第2端面(上面)を有するリング状の透明樹脂であって、リングの周回方向と異なる方向から光が導入される入射部と、入射部から入射した光を周回方向に反射する第1反射部と、が形成されていることを特徴とする。
入射部から入射した光は、外周面、内周面、第1端面、第2端面で反射を繰り返しながら導光体内部を伝搬し、反射時に少しずつ外部に光が漏れる。これにより、導光体が全周にわたって光っているように見える(発光する)。
また、第1端面と第2端面の幅を異ならせ、リングの断面を台形にしても(テーパーを持たせても)よい。これにより、外周面からの光の漏れが多くなり、外周面の発光量を大きくすることができる。
また、第1端面に所定の間隔で三角形状の切欠きである第2反射部を形成してもよい。第2反射部で反射した光は、第2端面へ小さい入射角で入射し、第2端面から外部へ出射する。これにより、第2端面を明るく発光させることができる。
上記発明において、リングを外周面および内周面の幅が第1、第2端面の幅よりも大きい円筒形状とし、入射部を第1端面に形成し、第1反射部を外周面から内周面へ貫通する第1端面方向に頂点を有する三角形の開口部とし、さらに、第2反射部を、その切欠きの幅よりも長い間隔をあけて複数形成してもよい。
上記発明において、リングを外周面および内周面の幅が前記第1、第2端面の幅よりも狭い円板形状とし、入射部を第1端面に形成し、第1反射部を第2端面から第1端面側に向けて形成された三角形の屈曲部とし、さらに、第2反射部を、その切欠きの幅よりも短い間隔で繰り返し形成してもよい。
上記発明において、リングを外周面および内周面の幅が前記第1、第2端面の幅よりも狭い円板形状とし、入射部を内周面に形成し、第1反射部を外周面から内周面側に向けて形成された三角形の屈曲部とし、さらに、第2反射部を、その切欠きの幅よりも短い間隔で繰り返し形成してもよい。
本発明のスピーカ装置は、上面にスピーカユニットが設けられた円筒形の上部筐体と、上部筐体よりも大径の円筒形の下部筐体と、カバーを有する。カバーは、音および光を通過させる網状または多孔状に形成され、下部筐体と略同径の円筒形であり、上部筐体の上面および側面を所定の間隔をあけて覆い、その下端で下部筐体に係合している。スピーカ装置は、さらに、スピーカユニットの周囲に設けられた第1の導光体と、上部筐体の下端を周回するように設けられた第2の導光体と、第1、第2の導光体に光を入射させる発光体とを備える。
これにより、上向き(縦型)のスピーカ装置で横方から音声を鑑賞するとともに、装飾照明として用いることができ、テーブルなどに設置するのに好適となる。また、上述の導光体を用いたことにより、ほぼ面一な側面とすることができ、デザインが向上し、かつ、取り扱いが容易になる。
以上のように、この発明の導光体を用いれば、点光源を用いて線発光または面発光を実現することができる。
この発明の実施形態である導光リングの外観図 導光リング内での光の伝搬を説明する図であり、導光リングの一部を展開して側面から見た図 導光リングの断面形状の他の実施形態を示す図 導光リングの他の実施形態を示す図 導光リングの他の実施形態を示す図 導光リングの他の実施形態を示す図 導光リングが用いられたスピーカ装置の正面図および内部構造図 スピーカ装置の斜視図 スピーカ装置の分解斜視図 暗所でLEDを点灯させたスピーカ装置の外観を示す図 スピーカ装置の回路のブロック図
図面を参照してこの発明の実施形態である導光リングについて説明する。図1は、導光リング201の外観図である。図2は、導光リング201内での光の伝搬を説明する図であり、導光リング201の一部を展開して側面から見た図である。
導光リング201は、円筒を短く切断したような形状のリング状の透明体である。素材は、透明度の高い樹脂が好適であり、たとえばアクリルやポリカーボネートなどが用いられる。導光リング201は、円筒形状の外周面212、内周面213、および、その切断面にあたる第1端面(下面)210、第2端面(上面)211を有する。
第1端面210の一部は、下方に突出しており、その突出部の先端は平坦になっている。この平坦部が入射部215である。この入射部215に対向するように、発光体であるLED220が設けられる。入射部215は、導光リング201に180度の間隔で2箇所設けられ、これらに対向してLED220も2つ設けられる。
各入射部215に対応して、2つの第1反射部216が形成されている。第1反射部216は、入射部215から上面211方向に入射したLED220の光を導光リング201の周方向に反射する。この実施形態では、第1反射部216は、逆三角形の開口部として形成されている。第1反射部216は、頂点を入射部215に向けた直角二等辺三角形の形状をしており、入射部215から入射されたLED220の光を斜辺で反射して、周方向に向きを変える。周方向に向けて反射された光は、図2(A)に示すように、上面211、下面210および外周面212、内周面213で繰り返し反射しながら導光リング201を周回するように伝搬する。なお、図2は展開図であるため、外周面212、内周面213での全反射は描かれていないが、導光リング201はリング状にカーブしているため、外周面212、内周面213でも反射してリングの形状に沿って向きを変えてゆく。
アクリル樹脂の屈折率は約1.5であり、ポリカーボネート樹脂の屈折率は約1.6である。したがって、導光体201内部から境界面(表面)への入射角が約40度よりも大きければ、光は全反射して、再度導光体201の内部を伝搬する。ただし、導光体201の表面の粗さに応じて、わずかに光が外部に漏れ出る。これにより、LED220から入射した光は、入射部215近傍で外に出射してしまうことなく、全周に伝搬しながらわずかずつ外に漏れだし、導光体201は、均等に発光する。
そして、さらに、全周での漏れをより均等にし、且つ、上面211からの出射光を多くするため、図2(B)に示すような、下面210に三角形の切欠きである第2反射部217を形成する。第2反射部217は、図1および図2(C)に示すように、下面210に適当な間隔で全周にわたって設けられる。第1反射部216および上面211、下面210で反射して伝搬している光が、第2反射部217に到達すると、その反射によって上面211方向に向きを変えられる。これにより、光は、上面211に小さい角度で入射し、全反射せず屈折されて上面211から出射する。この第2反射部217における反射、上面211からの出射が、各第2反射面217において生じ、上面211からの出射(発光)が、導光リング201の全周でほぼ均等に発生する。
以上の導光リング201の構造により、2つのLED220(点光源)を用いてほぼ均等に発光するリング状の発光部を形成することができる。
図1、図2の導光リング201は、上面211,下面210ともに同じ厚さの円筒状であったが、図3の形状を示す図に示すように、上面と下面の厚さを変えてもよい。すなわち、下面210の厚さを上面211よりも厚くし、断面を図3(B)のように台形にしてもよい。これにより、外周面212からも光が出射するようになり、上面211とともに、外周面212も発光面とすることができる。また、このような形状にすることにより、製造時に金型からの抜きが楽になるという利点も生じる。
なお、図3はリングの形状のみを示しているが、この形状のリングに、図1に示したように、入射部215、第1反射部216、第2反射部217を設けて導光リングとすればよいのは当然である。また、この場合において、図3に示したように、下面の切欠きである第2反射部217を設けずに、主として外周面212からの光の出射のみで発光させるようにしてもよい。
図4−図6は、導光リングの他の実施形態を示す図である。これらの実施形態は、図1に示した第1の実施形態、すなわち、筒状の導光リング201と異なり、上下が薄く、内外周の厚みが大きい略円板状の形状をしている。各図において、(A)の図面は、下方向から見た斜視図であり、(B)の図面は、上方向から見た斜視図である。
図4に示す導光リング202は、図1の実施形態と同様に、下面210に2つの入射部215を有する。第1反射部215は、三角形の開口部ではなく、入射部215と一体にY字型の屈曲部が第1反射部215として機能する。Y字の縦棒の先端が入射部215である。また、上面211と下面210との距離が短く反射の回数も多いため、第2反射部217は、短い間隔で、すなわち、第2反射部217の切欠きの幅よりも短い間隔で、連続して設けられている。
図5に示す導光リング203は、入射部215を内周面213側に有する例である。すなわち、Y字形の突出部が内周面213側に設けられ、そのY字の縦棒の先端が入射部215になっている。そして、Y字形の上側の三角形の屈曲部が外周面212側に設けられ、その凹部が第1反射部216になっている。したがって、発光体であるLED220(本図で不図示)は、導光リング203の内側に設けられ、内周面213向きに(外向きに)発光する。この形状でも、上面211から光を出射させるため、第2反射部217は下面に形成されている。本実施形態でも、上面211と下面210との距離が短く反射の回数も多いため、第2反射部217は、短い間隔で連続して形成されている。
図6に示す導光リング204は、図4に示した導光リング202とほぼ同じ構造であるが、入射部215を3つ有している。入射部215は、120度間隔で均等な位置に設けられている。導光リングが大きい場合、または、光源の設置スペースがある場合、電源、放熱に余裕がある場合には、このような形状にすればよい。なお、本願発明において、入射部215の数に制限はない。
以上、図1−図6に本発明の導光体の実施形態を示したが、本発明において、入射部215の位置は、下面210側または内周面213側に限定されない、上面211側または外周面212側であってもよく、斜め方向に形成されていてもよい。また、入射部215から入射される光が、リングの周回方向(接線方向)に直角でなくてもよい。いずれにしても、入射部215から入射された光をリングの周回方向に反射するように、第1反射部216が形成されていればよい。
次に、図7−図11を参照して上述の導光リング201および202が用いられたスピーカ装置について説明する。図7は、この発明の実施形態であるスピーカ装置1の正面図および内部構造図である。図8は、スピーカ装置1の斜視図である。また、図9は、スピーカ装置1の分解斜視図である。
このスピーカ装置1は、縦向きの略筒状の筐体(housing)10を有し、この筐体10の上面および下面に配置された2つのスピーカユニット101、102を有する。上面に設置されたスピーカユニット101が高音用スピーカであり、以下ツイーター101と呼ぶ。下面に設置されたスピーカユニット102が低音用スピーカであり、以下ウーファ102と呼ぶ。このスピーカ装置1は、ツイーター101の周囲および後述の下部筐体11の下端部に、先に説明した導光リング201、202を用いた発光部が設けられており、これによって、オーディオ機器として機能するとともに、テーブル用照明器具としても機能する。
筐体10は、上部筐体11、下部筐体12および後述のバッフル板14、15などで構成される。下部筐体12は、太径の短い筒状である。上部筐体11は、下部筐体12よりも小径で、下端にフランジ11Cを有している。このフランジ11Cが下部筐体12に係合し、ネジにより気密に接合される。上部筐体11の内部に、仕切板11Aが設けられており、仕切板11Aが筐体11の内部空間を上下に分割する。
上部筐体11の上面にはツイーター用バッフル板14が上向きに取り付けられている。このツイーター用バッフル板14にツイーター101が上向きに取り付けられている。ツイーター用バッフル板14および仕切板11Aで区切られた上部筐体11の上側の空間でツイーター用キャビネット111が構成される。また、下部筐体12の下面にはウーファ用バッフル板15が下向きに取り付けられている。このウーファ用バッフル板15にウーファ102が下向きに取り付けられている。ウーファ用バッフル板15および仕切板11Aで区切られた上部筐体11の下側の空間および下部筐体12でウーファ用キャビネット112が構成される。
上部筐体11のウーファ用キャビネット112側の側面にはバスレフポート16が開設されている。バスレフポート16には、ウーファ用キャビネット112の内部に向けてバスレフダクト17が接続されている。バスレフダクト17は、ウーファ用キャビネット112内部で下向きに屈曲し、低い周波数に共振するための長さを得ている。
上部筐体11は、上面および側面をカバー20で覆われている。カバー20は、パンチメッシュの金属製薄板からなる。パンチメッシュであるため、音や光は、カバー20をほぼ通過するが、その一部は反射してカバー20の内部で拡散する。カバー20は、側面と上面を有し、伏せたタンブラー状の形状をしている。カバー20の外径は、下部筐体12とほぼ同じである。したがって、カバー20が被せられたスピーカ装置1は、全体としてほぼ筒状の外観となっている。
カバー20の上面内側にディフューザ22が設けられている。ディフューザ22は、下向きの略円錐形をしており、ツイーター101から放音された高音の音声を全方向に反射させる。また、ディフューザ22は、樹脂製で表面は蒸着メッキ鏡面仕上げが施されている。これにより、音声のみならず光も全方向に反射する。
ウーファ用バッフル板15は、下方向に所定高さのポール状に突設された3本のビス穴15Aを有している。このビス穴15Aに平頭ビス30がディフューザ23の裏面から螺合する。ビス30およびビス穴15Aの高さにより、ディフューザ23がウーファ102から所定の距離だけ離され設けられる。ディフューザ23は、上向きの略円錐形をしており、ウーファ102から放音された中低音を全方向に反射若しくは回折させる。
スピーカ装置1は、図7に示すように、ディフューザ23をベースとして縦向きに設置される。すなわち、ディフューザ23は、スピーカ装置1のベースを兼ねている。このため、その底面にリング状にクッション材31が貼付されている。これより、脚を別途設ける必要がなく構造を簡略化でき、設置面積を小さくすることもできる。
ディフューザ23の外周とウーファ用バッフル板15の外周との間に、カバー32が設けられている。カバー32は、パンチメッシュの金属製薄板からなっており、ウーファ102から放音された音声を通過させるが、スピーカ装置1が、テーブル等に設置されたとき、ユーザの指や異物が侵入するのを防止している。
下部筐体12の側面には操作パネル40が設けられている。操作パネル40には、このスピーカ装置1の電源をオン/オフする電源スイッチなどのスイッチ群41、外部電源を接続するためのDCジャック42、アナログオーディオ信号を入力するオーディオジャック43等が設けられている。
操作パネル40は樹脂製であるが、下部筐体12の操作パネル40以外の外周側面は合成皮革で外装されている。また、上部筐体11は、樹脂製で外周側面はホットスタンプ箔による鏡面仕上げ、または蒸着メッキによる鏡面仕上げが施されている。
ツイーター用バッフル板14上に乳白樹脂からなる拡散リング27が設けられている。拡散リング27は、ツイーター101に被らないようにツイーター用バッフル板14を覆うようにリング状に形成されている。拡散リング26の下方、ツイーター用バッフル板14の周縁部に導光リング202および発光ダイオード(以下、LEDと呼ぶ)25が設けられている。LED25は、バッフル板14の周縁部2箇所に上向きに設けられている。導光リング202は、LED25の上方に被せるように設けられており、点発光のLED25の光をリング全周に伝搬させ面発光の効果を得ている。導光リング202は、LED25に対向する位置に入射部215が位置するようにバッフル板14上に載置される。LED25が点灯すると、入射部215を介して導光リング202に光が導入され、導光リング202全周に光が伝搬して明るくなる。導光リング202のこの光は拡散リング27にも到達し、拡散リング27全体が発光しているように明るくなる。また、ディフューザ22がカバー20の上面に設けられているため、光が直接上に抜けず、天井を照らしてしまうようなことがない。
また、上部筐体11の外周下端部にはフランジ11Cに接するように腰巻き状の導光リング201が設けられている。また、下部筐体12の上端周縁部の2箇所にLED28が設けられている。フランジ11CのLED28に対向する位置には小孔が開設され、LED28の光が導光リング201に導入されるようになっている。LED28が点灯すると、小孔を介して導光リング201に光が導入され、導光リング201内を伝搬する。そして、導光リング201全周の上面211および外周面213から光が出射し、導光リング201全体が発光しているように明るくなる。
図10は、LED25および28を点灯させたときのカバー20の外観を示す図である。拡散リング26および導光リング201のところが明るくひかり、カバー20の裏面と上部筐体11の側面による反射でカバー20内部が全体に薄明るくなっている様子がカバー20を透過して観察できる。また、ツイーター用のディフューザ22も拡散リング27の光を全周に反射している。これにより、このスピーカ装置1は、2ウェイのテーブル用スピーカとして機能するのみならず、テーブルの照明および装飾としても機能する。
図11は、スピーカ装置1の電気回路のブロック図である。スピーカ装置1は、オーディオ信号を入力する回路として、Bluetooth(登録商標)通信部52、および、アナログ入力部53を有している。アナログ入力部53は、図1に示したオーディオジャック43を含む。Bluetooth(登録商標)通信部52またはアナログ入力部53から入力されたオーディオ信号は、信号処理部51に入力される。信号処理部51は、入力されたオーディオ信号に対してイコライズ等の処理を行うとともに、オーディオ信号を高音域成分および中低音域成分に分離する。分離された高音域成分の信号は増幅回路54に入力される。中低音域成分の信号は増幅回路55に入力される。増幅回路54はツイーター101を駆動する増幅回路であり、高音域に適した調整がされている。また、増幅回路55はウーファ102を駆動する増幅回路であり、中低音域に適した調整がされている。増幅回路54は、増幅した高音域のオーディオ信号をツイーター101に入力する。ツイーター101はこの信号を音響として放音する。増幅回路55は、増幅した中低音域のオーディオ信号をウーファ102に入力する。ウーファ102はこの信号を音響として放音する。
Bluetooth通信部52のペアリング動作、信号処理部51のイコライズ動作、増幅回路54,55のゲインなどは制御部50が制御する。制御部50はマイコンで構成されている。制御部50には、さらに操作部56および点灯回路57が接続されている。操作部56は、操作パネル40に設けられている各種スイッチ群41を含み、ユーザによる電源のオン/オフ、ボリウム調整、オーディオ入力の選択等の操作を受け付ける。点灯回路57は、LED25,28を点灯する回路である。制御部50は、電源がオンされると、オーディオ回路に電源を供給するとともに、点灯回路57にも電源を供給する。点灯回路57は、LED25,28を点灯させる。なお、このスピーカ装置1は、図示しないバッテリを内蔵しており、このバッテリまたはDCジャック42から供給される外部電源で動作する。
10 筐体
11 上部筐体
12 下部筐体
20 カバー
25,28 発光ダイオード(LED)
27 拡散リング
101 ツイーター
102 ウーファ
201,202,203,204 導光リング
210 下面
211 上面
212 外周面
213 内周面
215 入射部
216 第1反射部
217 第2反射部

Claims (7)

  1. 反射面としての外周面、内周面、第1端面および第2端面を有するリング状の透明樹脂であって、
    リングの周回方向と異なる方向から光が導入される入射部と、
    前記入射部から入射した光を周回方向に反射する第1反射部と、
    が形成されている導光体。
  2. 前記第1端面と第2端面の幅が異なり、前記リングの断面が台形である請求項1に記載の導光体。
  3. 前記第1端面に所定の間隔で三角形状の切欠きである第2反射部が形成された請求項1または請求項2に記載の導光体。
  4. 前記リングは、前記外周面および内周面の幅が前記第1、第2端面の幅よりも大きい円筒形状であり、
    前記入射部が、前記第1端面に形成され、
    前記第1反射部は、前記外周面から内周面へ貫通し前記第1端面方向に頂点を有する三角形の開口部であり、
    前記第2反射部は、その切欠きの幅よりも長い間隔をあけて複数形成されている
    請求項3に記載の導光体。
  5. 前記リングは、前記外周面および内周面の幅が前記第1、第2端面の幅よりも狭い円板形状であり、
    前記入射部が、前記第1端面に形成され、
    前記第1反射部は、前記第2端面から前記第1端面側に向けて形成された三角形の屈曲部であり、
    前記第2反射部は、その切欠きの幅よりも短い間隔で繰り返し形成されている
    請求項3に記載の導光体。
  6. 前記リングは、前記外周面および内周面の幅が前記第1、第2端面の幅よりも狭い円板形状であり、
    前記入射部が、前記内周面に形成され、
    前記第1反射部は、前記外周面から内周面側に向けて形成された三角形の屈曲部であり、
    前記第2反射部は、その切欠きの幅よりも短い間隔で繰り返し形成されている
    請求項3に記載の導光体。
  7. 上面にスピーカユニットが設けられた円筒形の上部筐体と、
    前記上部筐体よりも大径の円筒形の下部筐体と、
    音および光を通過させる網状または多孔状に形成され、前記下部筐体と略同径の円筒形であり、前記上部筐体の上面および側面を所定の間隔をあけて覆い、その下端で前記下部筐体に係合しているカバーと、
    前記スピーカユニットの周囲に設けられた請求項5に記載の第1の導光体と、
    前記上部筐体の下端を周回するように設けられた請求項4に記載の第2の導光体と、
    前記第1、第2の導光体に光を入射させる発光体と、
    を備えたスピーカ装置。
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