JP2016051501A - 回転操作型電気部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】外形を大型化させずに比較的小型のままで、安定して検出対象物が触れたことを検出することができる回転操作型電気部品を提供する。
【解決手段】検出対象物との間に生じる静電容量を測定するためのセンサ電極部51を有する回転操作部21と、回転に伴って電気信号が出力される回転検出部10と、電気信号を伝達する複数の回転信号端子11と、を備える。さらに、複数の回転信号端子11とは電気的に絶縁されて配設された導電性のカバー部材40および弾性接触子30aを有している。カバー部材40は、電気的接続が可能な外部接続子40cを備えるとともに、回転操作部21の回転軸21aに交差する平面に沿って延在する環状部40aを備えている。弾性接触子30aは、環状部40aに弾性接触して、カバー部材40とセンサ電極部51との間を導通させている。
【選択図】図2

Description

本発明は、操作つまみに操作者の指等が触れたことを検出可能な回転操作型電気部品に関する。
昨今、操作者が操作しようとしていることを検出して、先行して画面表示等を準備する制御が行われてきている。また、例えば車両の運転者がオーディオ等を操作しやすいように、ブラインド操作への補助(どの操作ノブに手を掛けているかを表示するなど)も行われるようになってきている。
特許文献1には、ロータリスイッチに静電容量センサを埋設したスイッチ装置が記載されている。図14は、特許文献1のスイッチ装置100を示すブロック図である。ロータリスイッチ102が手指によって接触操作されると、静電容量IC110の検出信号が変化し、その出力信号によってスイッチの操作性を高めることができる。
しかしながら、静電容量センサ103と静電容量IC110との電気的接続については具体的な構造が示されていなかった。すなわち、ロータリスイッチ102の回転を制限することなく電気的導通が確保される導通路を組み込むことが必要である。
特許文献2には、タッチセンサ付回転操作型電気部品で、タッチセンサの導通経路を操作部の導電性金属回転軸とその軸に弾接する固定端子で行うことが記載されている。図15は、特許文献2のタッチセンサ付回転操作型電気部品200を示す断面図である。図16は、図15のタッチセンサ付回転操作型電気部品200におけるタッチライン端子212と操作軸211の接触状態を示す説明図である。
タッチセンサ付回転操作型電気部品200におけるタッチセンサの動作は、つまみ218とタッチライン端子212間の導電路が操作軸211の周面に圧接する接触片212aによって確保されている。この具体的構造を用いれば、操作軸の回転に対して何ら制約を生じることなく導通経路を形成することができ、タッチセンサの信号を伝達することが可能である。
特開2008−33408号公報 特開平8−329790号公報
しかしながら、回転操作型電気部品では、中空すなわち筒状の操作軸を用いた構造にして、この中空部分にLED等の別部品を追加する複合電気部品が必要とされる場合があった。この場合、回転操作型電気部品の外形を大型化させずに、筒状の操作軸の側面に接触片を強く圧接させた状態を維持する構造を組み込むことは困難であった。このため、中空の操作軸を用いた構造で且つ比較的小型の回転操作型電気部品では、操作者の指等の検出対象物が触れたことを検出する機能が不安定になってしまうという問題があった。
本発明は、上述した課題を解決するもので、外形を大型化させずに比較的小型のままで、安定して検出対象物が触れたことを検出することができる回転操作型電気部品を提供することを目的とする。
本発明は、検出対象物との間に生じる静電容量を測定するためのセンサ電極部を有する回転操作部と、前記回転操作部の回転に伴って電気信号が出力される回転検出部と、前記回転検出部の電気信号を伝達する複数の回転信号端子と、を備える回転操作型電気部品において、前記複数の回転信号端子とは電気的に絶縁されて配設された導電性のカバー部材および弾性接触子を有し、前記カバー部材は、電気的接続が可能な外部接続子を備えるとともに、前記回転操作部の回転軸に交差する平面に沿って延在する環状部を備え、前記弾性接触子は、前記環状部または前記センサ電極部の少なくとも一方に弾性接触して、前記カバー部材と前記センサ電極部との間を導通させていることを特徴とする。
この構成によれば、外形を大型化させずに比較的小型のままで、カバー部材を介して検出対象物との間に生じる静電容量を測定するセンサ電極部の導通経路を形成することができる。したがって、安定して検出対象物が触れたことを検出することができる。
また、本発明の回転操作型電気部品において、前記弾性接触子は複数からなり、前記環状部の周方向で間隔をおいて配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、複数の接触子を有することで、確実に接触させることができる。
また、本発明の回転操作型電気部品において、前記回転操作部は、前記センサ電極部の上方側を被覆するように絶縁材が一体に配設されていることを特徴とする。
この構成によれば、検出対象物である操作者の指が直接センサ電極部に触れることがないので、静電気によるノイズが低減される。
また、本発明の回転操作型電気部品において、前記回転検出部は、前記複数の回転信号端子に接続された固定電極が配置された鍔部を有する略円筒状の固定部材と、前記固定電極に接離可能に配置された摺動子を有する略円筒状の可動部材と、を備え、前記可動部材は前記回転操作部と一体的に回転可能となるよう前記固定部材に支持されていることを特徴とする。
この構成によれば、中空部分に別部品を追加することが容易であるとともに、回転検出部の動作が安定している。
本発明によれば、導電性の弾性接触子がカバー部材の環状部またはセンサ電極部の少なくとも一方に弾性接触して、カバー部材とセンサ電極部との間を導通させているので、カバー部材を介してセンサ電極部の導通経路を形成することができる。したがって、外形を大型化させずに比較的小型のままで、安定して検出対象物が触れたことを検出することができる回転操作型電気部品を提供することができる。
本発明の第1実施形態の回転操作型電気部品を示す斜視図である。 第1実施形態の回転操作型電気部品を示す分解斜視図である。 第1実施形態の回転操作型電気部品を示す正面図である。 第1実施形態の回転操作型電気部品を示す平面図である。 図4のV−V線で切断した断面図である。 図4のVI−VI線で切断した断面図である。 複数の回転信号端子が取り付けられた固定部材を示す平面図である。 本発明の第2実施形態の回転操作型電気部品を示す斜視図である。 第2実施形態の回転操作型電気部品を示す分解斜視図である。 第2実施形態の回転操作型電気部品を示す正面図である。 第2実施形態の回転操作型電気部品を示す平面図である。 図11のXII−XII線で切断した断面図である。 図11のXIII−XIII線で切断した断面図である。 従来のスイッチ装置を示すブロック図である。 従来のタッチセンサ付回転操作型電気部品を示す断面図である。 図15のタッチライン端子と操作軸の接触状態を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、分かりやすいように、図面は寸法を適宜変更している。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態の回転操作型電気部品1を示す斜視図である。図2は、第1実施形態の回転操作型電気部品1を示す分解斜視図である。図3は、第1実施形態の回転操作型電気部品1を示す正面図である。図4は、第1実施形態の回転操作型電気部品1を示す平面図である。図5は、図4のV−V線で切断した断面図である。図6は、図4のVI−VI線で切断した断面図である。図7は、複数の回転信号端子11が取り付けられた固定部材12を示す平面図である。
本実施形態の回転操作型電気部品1は、回転検出部10に取り付ける回転操作部21にタッチセンサを追加した複合電気部品である。回転検出部10は回転操作部21の操作つまみ25で覆われ、図1に示すように操作者側から見て他の部材がほとんど隠されている。なお、本明細書において説明上、図1のZ1側を上方、Z2側を下方とするが、これは使用時の取り付け方向等を限定するものではない。
回転検出部10は、図2に示すように、鍔部12aを有する略円筒状の固定部材12と、固定部材12の円筒面に摺接して回転可能となるように支持されている略円筒状の可動部材14と、を備える。これらの固定部材12および可動部材14は、絶縁材である合成樹脂を成形して形成されている。
固定部材12の鍔部12aには、図3および図5に示すように、金属性の複数の回転信号端子11が下方に向かって突出するように取り付けられている。複数の回転信号端子11は、鍔部12aの上面側に露出するように配置された複数の固定電極11aに接続されている。複数の固定電極11aは、鍔部12aの上面の周方向に沿って分割配置されており、部分的に等間隔に設けられた開口部11bが形成されている(図7参照)。
一方、図2および図5〜図6に示すように、可動部材14は、鍔部12aの上面側の固定電極11aに対向配置される操作感触発生部14aを有している。この操作感触発生部14aの下面には、可動部材14と一体的に回転するように金属製の可動電極13が配置されている。可動電極13は、複数の回転信号端子11に対応して板バネ状に形成された複数の摺動子13aを備えている。また、操作感触発生部14aの上面側には、周方向に沿って凹凸が形成されている。操作感触発生部14aの凹凸にはバネ15が部分的に弾接するように配置され、可動部材14が回転するとバネ15が凹凸に対応して撓んで、操作感触が得られるように構成されている。
可動電極13は上方の可動部材14とともに回転し、摺動子13aが下方の固定電極11aに摺接する。このとき、固定電極11aに設けられた開口部11bに摺動子13aが摺動している場合、固定電極11aと摺動子13aとは電気的に導通していない。この位置から可動部材14を所定の角度だけ回転させると、固定電極11aに摺動子13aが電気的に導通するので、固定電極11aと摺動子13aは電気的に接離を繰り返すことになる。なお、本実施形態の回転操作型電気部品1においては、回転信号端子11に接続された固定電極11aと、摺動子13aとは、それぞれ3個である。3個の摺動子13aのうち2個が固定電極11aに電気的に導通するときに、対応する回転信号端子11間が導通することになる。こうして得られる回転検出信号を図示しない回路部の操作に利用することができる。
固定部材12、可動部材14およびバネ15を所望の状態に維持するように、金属製のカバー部材40が配置されている。カバー部材40は、固定部材12の鍔部12aの上方に環状部40aを備えるともに、環状部40aの外周位置から下方に向かって折り曲げられた係止片40bと外部接続子40cを備える。係止片40bは鍔部12aの下面側でさらに内側に折り曲げられており、鍔部12aと環状部40aとの間に可動部材14の操作感触発生部14aおよびバネ15を収容するとともに、バネ15を環状部40aと操作感触発生部14aの凹凸とに弾接させている。カバー部材40の外部接続子40cは、図3および図6に示すように、鍔部12aの下面よりさらに下方に突出するように形成されており、図示しない基板に設けられた取り付け穴に固定できるようになっている。
本実施形態の回転操作型電気部品1は、回転検出部10およびカバー部材40を覆うようにして、可動部材14に回転操作部21が取り付けられている。
回転操作部21は、図2に示すように、操作つまみ25と、静電容量検出用のセンサ電極部51と、を備えている。センサ電極部51は金属材料で形成されており、可動部材14の円筒外周面に設けられた溝部14bに係合することによって、可動部材14と一体的に回転するように固定される。さらに、回転操作部21は、センサ電極部51の上方側を被覆するように絶縁材で形成された操作つまみ25が一体に配設されている。回転操作部21の回転軸21aは可動部材14の回転中心に一致している。本実施形態では、操作つまみ25を、絶縁材である合成樹脂の成形によって形成している。なお、合成樹脂に限定されず、他の絶縁材料を用いてもよい。
一方、センサ電極部51の下側には、一体的に回転するように金属製の導通部材30が配置されている。導通部材30は、上方のセンサ電極部51に当接して電気的に導通しているとともに、板バネ状に形成された複数の弾性接触子30aを備えている。本実施形態では、図2に示すように、3個の弾性接触子30aが環状部40aの周方向で間隔をおいて配置されている。図5および図6に示すように、弾性接触子30aは、下方の環状部40aに弾性接触して環状部40aと導通して、カバー部材40とセンサ電極部51との間を導通させている。
操作者が操作つまみ25を回転操作すると、可動部材14が一体的に回転し、これに伴い、回転検出部10では複数の回転信号端子11の端子間で電気的接離信号が得られる。また、操作者が操作つまみ25にタッチすると、センサ電極部51で測定される静電容量値が変化する。こうして得られる静電容量値の変化を図示しない回路部の操作に利用することができる。なお、本実施形態のセンサ電極部51は切り欠きを有しているが、操作者の指等の大きさに比べて開口幅が小さいので、静電容量の測定には影響しない。
本実施形態の回転操作型電気部品1は、センサ電極部51と、複数の弾性接触子30aを備えた導通部材30と、を有している。そして、カバー部材40は、電気的接続が可能な外部接続子40cを備えるとともに、回転操作部21の回転軸21aに交差する平面に沿って延在する環状部40aを備えている。さらに、導通部材30は、センサ電極部51の下側に当接するとともに、弾性接触子30aが環状部40aの上面に弾性接触して、カバー部材40とセンサ電極部51との間を導通させていることを特徴とする。
本実施形態の回転操作型電気部品1は、弾性接触子30aを上下方向に接触させる構造である。その圧接の安定性は、カバー部材40を係止片40bの折り曲げで固定しカバー部材40が固定部材12に対して浮いたり傾いたりしないようにするとともに、センサ電極部51を可動部材14の円筒外周面に設けられた溝部14bに係合させて固定しセンサ電極部51がカバー部材40から離れないようにすることで確保されている。本実施形態に比べ、回転可能なセンサ電極部側の円筒側面に外周側から弾性接触子を強く圧接させようとする場合には横方向(外周方向)に大型化してしまう。本実施形態では、外形を大型化させずに比較的小型のままで、安定して弾性接触子30aを接触させることができる。さらに、複数の弾性接触子30aを有することで、確実に接触させることができる。
本実施形態の回転操作型電気部品1の回転操作部21は、センサ電極部51の上方側を被覆するように操作つまみ25が一体に配設されている。これにより、図4に示すように、操作者側から見て、絶縁材で形成された操作つまみ25以外の部材は隠れている。したがって、検出対象物である操作者の指が直接センサ電極部51に触れることがないので、操作者からの静電気によるノイズが低減される。
本実施形態の回転操作型電気部品1のカバー部材40は、電気的接続が可能な外部接続子40cを備えるとともに、回転操作部21の回転軸21aに交差する平面に沿って延在する環状部40aを備えている。さらに、弾性接触子30aは環状部40aの上面に弾性接触して、カバー部材40とセンサ電極部51との間を導通させている。カバー部材40を介して検出対象物との間に生じる静電容量を測定するセンサ電極部51の導通経路を形成することができる。
以下、本実施形態としたことによる効果について説明する。
本実施形態の回転操作型電気部品1は、検出対象物との間に生じる静電容量を測定するためのセンサ電極部51を有する回転操作部21と、回転に伴って電気信号が出力される回転検出部10と、電気信号を伝達する複数の回転信号端子11と、を備える。さらに、複数の回転信号端子11とは電気的に絶縁されて配設された導電性のカバー部材40および弾性接触子30aを有している。カバー部材40は、電気的接続が可能な外部接続子40cを備えるとともに、回転操作部21の回転軸21aに交差する平面に沿って延在する環状部40aを備えている。弾性接触子30aは、環状部40aに弾性接触して、カバー部材40とセンサ電極部51との間を導通させている。
この構成によれば、回転操作型電気部品1の外形を大型化させずに比較的小型のままで、カバー部材40を介して検出対象物との間に生じる静電容量を測定するセンサ電極部51の導通経路を形成することができる。したがって、安定して検出対象物が触れたことを検出することができる。
また、弾性接触子30aは複数からなり、環状部40aの周方向で間隔をおいて配置されている。複数の弾性接触子30aを有することで、確実に接触させることができる。本実施形態では、弾性接触子30aを3個としているので、操作つまみ25を傾けるような力が加わっても接触が安定している。なお、弾性接触子30aの個数は、さらに増やしてもよい。
また、回転操作部21は、センサ電極部51の上方側を被覆するように絶縁材で形成された操作つまみ25が一体に配設されている。この構成によれば、回転操作型電気部品1は、検出対象物である操作者の指が直接、センサ電極部51に触れることがないので、静電気によるノイズが低減される。
また、回転検出部10は、複数の回転信号端子11に接続された固定電極11aが配置された鍔部12aを有する略円筒状の固定部材12と、固定電極11aに接離可能に配置された摺動子13aを有する略円筒状の可動部材14と、を備え、可動部材14は回転操作部21と一体的に回転可能となるよう固定部材12に支持されている。この構成によれば、回転操作型電気部品1は、中空部分に別部品を追加することが容易であるとともに、回転検出部10の動作が安定している。
[第2実施形態]
図8は、本発明の第2実施形態の回転操作型電気部品2を示す斜視図である。図9は、第2実施形態の回転操作型電気部品2を示す分解斜視図である。図10は、第2実施形態の回転操作型電気部品2を示す正面図である。図11は、第2実施形態の回転操作型電気部品2を示す平面図である。図12は、図11のXII−XII線で切断した断面図である。図13は、図11のXIII−XIII線で切断した断面図である。
第2実施形態の回転操作型電気部品2は、図9に示すように、中空の回転検出部10の内側に照光部60を配置し、回転検出部10に取り付ける回転操作部22にタッチセンサを追加した複合電気部品である。なお、第2実施形態の回転操作型電気部品2は、第1実施形態の回転操作型電気部品1の回転操作部21を回転操作部22に置き換え、さらに照光部60を備えるが、他の部材については第1実施形態と同じであり、同じ符号を使用して説明を省略する。
本実施形態の回転操作型電気部品2は、固定部材12およびカバー部材40を覆うようにして、可動部材14に回転操作部22が取り付けられている。また、略円筒状の固定部材12の中空部分には、照光部60が図示しない基板に取り付けられて配設されている。なお、照光部60の配置に付随して、図示しない補助部材が固定部材12の中空部分に配置されるが、本実施形態では省略している。
回転操作部22は、図9に示すように、操作つまみ26と、静電容量検出用のセンサ電極部52と、を備えている。センサ電極部52は金属材料で形成されており、可動部材14の円筒外周面に設けられた溝部14bに係合することによって、可動部材14と一体的に回転するように固定される。さらに、回転操作部22は、センサ電極部52の上方側を被覆するように絶縁材で形成された操作つまみ26が一体に配設されている。回転操作部22の回転軸22aは可動部材14の回転中心に一致している。本実施形態では、操作つまみ26を合成樹脂の成形によって形成しているが、他の絶縁材料を用いてもよい。操作つまみ26およびセンサ電極部52は、回転軸22aを中心とする貫通孔22bを有し、照光部60を露出させることが可能となっている。
照光部60は、LED等の発光が電気制御される発光素子を有し、上方に向かって光を放射することができる。例えば、回転操作部22の貫通孔22bに内接するように、図示しないマスク部材を配置して、このマスク部材に形成された文字や図形を照光する。また、操作状態によって、発光色を変化させることができる。
一方、センサ電極部52の下側には、一体的に回転するように金属製の導通部材30が配置されている。導通部材30は、上方のセンサ電極部52に当接して電気的に導通しているとともに、板バネ状に形成された複数の弾性接触子30aを備えている。本実施形態では、図9に示すように、3個の弾性接触子30aが環状部40aの周方向で間隔をおいて配置されている。図12および図13に示すように、弾性接触子30aは、下方の環状部40aに弾性接触して環状部40aと導通して、カバー部材40とセンサ電極部52との間を導通させている。
操作者が操作つまみ26を回転操作すると、可動部材14が一体的に回転し、これに伴い、回転検出部10では複数の回転信号端子11の端子間で電気的接離信号が得られる。また、操作者が操作つまみ26にタッチすると、センサ電極部52で測定される静電容量値が変化する。こうして得られる静電容量値の変化を図示しない回路部の操作に利用することができる。なお、本実施形態のセンサ電極部52は貫通孔22bおよび切り欠きを有している。この貫通孔22bおよび切り欠きが操作者の指等の大きさに比べて小さい開口の場合は、静電容量の測定には影響しない。一方、貫通孔22bを操作者の指等の大きさと同等以上の開口とすることによって、操作者の指が貫通孔22bの上にある場合には静電容量値の変化を小さくするように設定することが可能である。
本実施形態の回転操作型電気部品2は、センサ電極部52と、複数の弾性接触子30aを備えた導通部材30と、を有している。そして、カバー部材40は、電気的接続が可能な外部接続子40cを備えるとともに、回転操作部22の回転軸22aに交差する平面に沿って延在する環状部40aを備えている。さらに、導通部材30は、センサ電極部52の下側に当接するとともに、弾性接触子30aが環状部40aの上面に弾性接触して、カバー部材40とセンサ電極部52との間を導通させていることを特徴とする。
本実施形態の回転操作型電気部品2は、弾性接触子30aを上下方向に接触させる構造である。その圧接の安定性は、カバー部材40を係止片40bの折り曲げで固定しカバー部材40が固定部材12に対して浮いたり傾いたりしないようにするとともに、センサ電極部52を可動部材14の円筒外周面に設けられた溝部14bに係合させて固定しセンサ電極部51がカバー部材40から離れないようにすることで確保されている。本実施形態に比べ、回転可能なセンサ電極部側の円筒側面に外周側から弾性接触子を強く圧接させようとする場合には横方向(外周方向)に大型化してしまう。本実施形態では、外形を大型化させずに比較的小型のままで、安定して弾性接触子30aを接触させることができる。さらに、複数の弾性接触子30aを有することで、確実に接触させることができる。
本実施形態の回転操作型電気部品2の回転操作部22は、センサ電極部52の上方側を被覆するように操作つまみ26が一体に配設されている。また、貫通孔22bには照光部60が配置されている。これにより、図11に示すように、操作者側から見て、照光部60および絶縁材で形成された操作つまみ26以外の部材は隠れている。したがって、検出対象物である操作者の指が直接センサ電極部52に触れることがないので、操作者からの静電気によるノイズが低減される。
本実施形態の回転操作型電気部品2のカバー部材40は、電気的接続が可能な外部接続子40cを備えるとともに、回転操作部22の回転軸22aに交差する平面に沿って延在する環状部40aを備えている。さらに、弾性接触子30aは環状部40aの上面に弾性接触して、カバー部材40とセンサ電極部52との間を導通させている。カバー部材40を介して検出対象物との間に生じる静電容量を測定するセンサ電極部52の導通経路を形成することができる。
以下、本実施形態としたことによる効果について説明する。
本実施形態の回転操作型電気部品2は、検出対象物との間に生じる静電容量を測定するためのセンサ電極部52を有する回転操作部22と、回転に伴って電気信号が出力される回転検出部10と、電気信号を伝達する複数の回転信号端子11と、を備える。さらに、複数の回転信号端子11とは電気的に絶縁されて配設された導電性のカバー部材40および弾性接触子30aを有している。カバー部材40は、電気的接続が可能な外部接続子40cを備えるとともに、回転操作部22の回転軸22aに交差する平面に沿って延在する環状部40aを備えている。弾性接触子30aは、環状部40aに弾性接触して、カバー部材40とセンサ電極部52との間を導通させている。
この構成によれば、回転操作型電気部品2の外形を大型化させずに比較的小型のままで、カバー部材40を介して検出対象物との間に生じる静電容量を測定するセンサ電極部52の導通経路を形成することができる。したがって、安定して検出対象物が触れたことを検出することができる。
また、弾性接触子30aは複数からなり、環状部40aの周方向で間隔をおいて配置されている。複数の弾性接触子30aを有することで、確実に接触させることができる。本実施形態では、弾性接触子30aを3個としているので、操作つまみ26を傾けるような力が加わっても接触が安定している。なお、弾性接触子30aの個数は、さらに増やしてもよい。
また、回転操作部22は、センサ電極部52の上方側を被覆するように絶縁材で形成された操作つまみ26が一体に配設されている。この構成によれば、回転操作型電気部品2は、検出対象物である操作者の指が直接、センサ電極部52に触れることがないので、静電気によるノイズが低減される。
また、回転検出部10は、複数の回転信号端子11に接続された固定電極11aが配置された鍔部12aを有する略円筒状の固定部材12と、固定電極11aに接離可能に配置された摺動子13aを有する略円筒状の可動部材14と、を備える。そして、可動部材14は回転操作部22と一体的に回転可能となるよう固定部材12に支持されている。この構成によれば、回転操作型電気部品2は、中空部分に照光部60を配置することが容易であるとともに、回転検出部10の動作が安定している。
なお、本実施形態の回転操作型電気部品2は、中空部分に照光部60を配置しているが、操作つまみ26に貫通孔を設けず、照光部60からセンサ電極部52の貫通孔22bを通過した光が、操作つまみ26の天面を透過するようにしてもよい。例えば、操作つまみ26の高級感を演出することができる。
また、中空部分に照光部60以外の別部品を配置してもよい。従来から、中空部分にプッシュスイッチを配置した回転操作型電気部品が知られているが、さらに回転操作部22にタッチセンサを追加した複合電気部品とすることができる。
以上のように、本発明の第1実施形態および第2実施形態を具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。例えば次のように変形して実施することができ、これらも本発明の技術的範囲に属する。
(1)本実施形態において、導通部材30は、センサ電極部51、52の下側に当接するとともに、弾性接触子30aが環状部40aの上面に弾性接触しているが、センサ電極部51、52の下側にも同様の弾性接触子を弾性接触させるように変更してもよい。また、導通部材を、環状部40aに当接させて、センサ電極部の下側のみに弾性接触子を弾性接触させるように変更してもよい。
(2)本実施形態において、センサ電極部51、52は金属材料で形成されているとしたが、導電性材料であれば金属以外の材料であってもよい。また、絶縁材で形成された操作つまみの内壁側をメッキ等で導電性にしたものであってもよい。
(3)本実施形態において、回転検出部10を固定電極11aと摺動子13aが電気的に接離を繰り返す方式としているが、他の回転検出方式に変更してもよい。また、可変抵抗器等の他の回転操作型電気部品に適用してもよい。
1、2 回転操作型電気部品
10 回転検出部
11 回転信号端子
11a 固定電極
12 固定部材
12a 鍔部
13 可動電極
13a 摺動子
14 可動部材
14a 操作感触発生部
14b 溝部
15 バネ
21、22 回転操作部
21a、22a 回転軸
22b 貫通孔
25、26 操作つまみ
30 導通部材
30a 弾性接触子
40 カバー部材
40a 環状部
40b 係止片
40c 外部接続子
51、52 センサ電極部
60 照光部

Claims (4)

  1. 検出対象物との間に生じる静電容量を測定するためのセンサ電極部を有する回転操作部と、
    前記回転操作部の回転に伴って電気信号が出力される回転検出部と、
    前記回転検出部の電気信号を伝達する複数の回転信号端子と、を備える回転操作型電気部品において、
    前記複数の回転信号端子とは電気的に絶縁されて配設された導電性のカバー部材および弾性接触子を有し、
    前記カバー部材は、電気的接続が可能な外部接続子を備えるとともに、前記回転操作部の回転軸に交差する平面に沿って延在する環状部を備え、
    前記弾性接触子は、前記環状部または前記センサ電極部の少なくとも一方に弾性接触して、前記カバー部材と前記センサ電極部との間を導通させていることを特徴とする回転操作型電気部品。
  2. 前記弾性接触子は複数からなり、前記環状部の周方向で間隔をおいて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の回転操作型電気部品。
  3. 前記回転操作部は、前記センサ電極部の上方側を被覆するように絶縁材が一体に配設されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転操作型電気部品。
  4. 前記回転検出部は、前記複数の回転信号端子に接続された固定電極が配置された鍔部を有する略円筒状の固定部材と、前記固定電極に接離可能に配置された摺動子を有する略円筒状の可動部材と、を備え、
    前記可動部材は前記回転操作部と一体的に回転可能となるよう前記固定部材に支持されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の回転操作型電気部品。

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