JP2016051358A - 操作表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが見ている仮想現実空間において現実空間の操作入力部と画像合成した仮想の操作入力部が重なっていても2重入力やユーザの意図しない誤入力の発生を防止することのできる操作入力システムを提供する。
【解決手段】AR表示装置40がユーザに見せている仮想現実空間において、現実空間にある第1の操作入力部21とAR表示装置40が現実空間に合成表示した第2の操作入力部の画像61が重なっているか否かを検出し、重なりが検出された場合に、第1の操作入力部21と第2の操作入力部の画像61のいずれか一方による操作の受け付けを無効にする。
【選択図】図2

Description

本発明は、現実空間に操作入力部の画像を合成した仮想現実空間をユーザに見せてその操作入力部でユーザからの入力操作を受ける操作入力システムに関する。
ユーザから各種の操作を受ける装置においては、誤入力を防止するための各種の対応が成されている。
たとえば、特許文献1には、左右や上下に隣接する2画面を表示が可能なタッチパネル機能を備えた操作入力装置において、一方の画面に近づいてくる指や手を検知した場合に、他方の画面に対する入力操作を禁止する操作入力システムが開示されている。
また、特許文献2には、ユーザが連続的に入力操作を行っている途中で画面が切り替わった場合に、切り替え前の画面に対する操作を、切り替え後の画面に対する操作として誤入力されることを防止する入力装置が開示されている。
国際公開第07/097414号 特開2011−175613号公報
ところで、現実空間に、操作入力部の画像を合成した仮想現実空間をユーザに見せてその操作入力部でユーザから入力操作を受ける操作入力システムでは、現実空間に実在する操作パネルと、画像合成した仮想の操作入力部を併用してユーザから入力操作を受けるといった利用も可能になる。この場合に、現実空間に実在する操作パネルの操作釦と画像合成した仮想の操作入力部が重なって表示されると、たとえば、ユーザが実在する操作パネルに対して行った操作を、仮想の操作入力部に対する操作として誤認識する恐れがある。また、ユーザが仮想の操作入力部に対する操作を指で行った際に、その指が実在する操作パネルに触れてしまい誤操作が生じることもある。そのため、実在する操作パネルへの入力であるか仮想の操作入力部への入力であるかを装置で正しく判定できない、あるいは、2重入力になってしまう等の問題が生じる。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、ユーザが見ている仮想現実空間において現実空間の操作入力部と画像合成した仮想の操作入力部が重なっていても2重入力やユーザの意図しない誤入力の発生を防止することのできる操作入力システムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]第1の操作入力部と、
現実空間に画像を合成した拡張現実空間をユーザに見せるAR表示装置と、
現実空間に第2の操作入力部の画像を合成した拡張現実空間を前記AR表示装置に表示させて、前記第2の操作入力部に対するユーザからの操作を受け付ける仮想入力部と、
前記AR表示装置がユーザに見せている仮想現実空間において、前記第1の操作入力部と前記第2の操作入力部が重なっているか否かを検出する検出部と、
前記検出部によって前記重なりが検出された場合に、前記第1の操作入力部と前記第2の操作入力部のいずれか一方による操作の受け付けを無効にする操作無効部と、
を有する
ことを特徴とする操作入力システム。
上記発明では、AR表示装置がユーザに見せている仮想現実空間において、現実空間にある第1の操作入力部とAR表示装置が現実空間に合成表示した第2の操作入力部が重なっているか否かを検出し、重なりが検出された場合に、第1の操作入力部と第2の操作入力部のいずれか一方による操作の受け付けを無効にする。無効にする範囲は、第1の操作入力部あるいは第2の操作入力部の全体であってもよいし、第1の操作入力部と第2の操作入力部が重なっている部分であってもよいし、さらには、第1の操作入力部にある操作釦と第2の操作入力部にある操作釦とが重なっている部分にある操作釦のみであってもよい。
[2]前記操作無効部は、前記検出部によって前記重なりが検出された場合に、前記第1の操作入力部と前記第2の操作入力部との重なり部分について、前記第1の操作入力部と前記第2の操作入力部のいずれか一方による操作の受け付けを無効にする
ことを特徴とする[1]に記載の操作入力システム。
[3]前記操作無効部は、前記第1の操作入力部のうちのユーザから操作を受ける操作受け付け箇所と、前記第2の操作入力部のうちのユーザから操作を受ける操作受け付け箇所とが前記仮想現実空間において重なっている場合に、該重なっている前記第1の操作入力部の操作受け付け箇所と前記第2の操作入力部の操作受け付け箇所のうちの一方による操作の受け付けを無効にする
ことを特徴とする[1]に記載の操作入力システム。
上記発明では、ユーザから操作を受ける操作受け付け箇所が重なっている場合に、その重なっている操作受け付け箇所の一方に対する操作が無効にされる。操作受け付け箇所には、操作釦のほか、フリック操作を受け付ける領域なども含まれる。
[4]前記操作無効部が、操作の受け付けを無効にした場合、もしくは無効を解除した場合に、その旨をユーザに通知する通知部をさらに有する
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載の操作入力システム。
上記発明では、操作の受け付けを無効にした場合、もしくは無効を解除した場合に、その旨がユーザに通知される。通知方法は任意でよい。
[5]前記第1の操作入力部と前記第2の操作入力部のうちの少なくとも一方について、前記操作無効部によって操作の受け付けが無効にされた場合と無効にされていない場合とで表示形態を変更する表示形態変更部をさらに有する
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1つに記載の操作入力システム。
上記発明では、操作の受け付けが無効にされている場合と無効にされていない場合とで操作入力部の表示形態が変更される。
[6]前記第2の操作入力部の表示濃度を、前記第2の操作入力部による操作の受け付けが無効にされている場合に、前記第2の操作入力部による操作の受け付けが無効にされていない場合より薄くする
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1つに記載の操作入力システム。
[7]前記操作無効部は、第1の操作入力部による操作の受け付けを無効にする
ことを特徴とする[1]乃至[6]のいずれか1つに記載の操作入力システム。
上記発明では、現実空間にある第1の操作入力部と合成表示した第2の操作入力部が重なっている場合に、第1の操作入力部に対する操作が無効にされる。
[8]前記操作無効部は、前記第1の操作入力部と前記第2の操作入力部のうちのユーザによって選択された方による操作の受け付けを無効にする
ことを特徴とする[1]乃至[6]のいずれか1つに記載の操作入力システム。
上記発明では、現実空間にある第1の操作入力部と合成表示した第2の操作入力部が重なっている場合に、いずれに対する操作を無効にするかをユーザが選択する。
[9]前記第1の操作入力部は表示部を備え、
前記仮想入力部は、前記表示部に表示しきれない画面の一部が表示されているときに、前記画面のうちの前記一部に続く部分を前記第2の操作入力部として前記AR表示部に表示させる
ことを特徴とする[1]乃至[8]のいずれか1つに記載の操作入力システム。
本発明に係る操作入力システムによれば、ユーザが見ている仮想現実空間において現実空間の操作入力部と画像合成した仮想の操作入力部が重なっていても2重入力やユーザの意図しない誤入力の発生を防止できる。
本発明の実施の形態に係る操作入力システム5のシステム構成を示す図である。 ユーザがAR表示装置を使用して画像形成装置の操作パネルを見ているときにAR表示装置が操作画面の画像を合成表示した状態を示す図である。 画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 AR表示装置の概略構成を示すブロック図である。 操作パネルの表示部に一度に表示しきれない第1画面を、操作パネルの表示部とAR表示装置とを連携動作させて表示する例を示す図である。 AR表示装置を装着したユーザが見ている拡張現実空間の一例(図5(c)に対応)を示す図である。 操作パネルの表示部に一度に表示しきれない第2画面を、操作パネルの表示部とAR表示装置とを連携動作させて表示する例を示す図である。 AR表示装置を装着したユーザが見ている拡張現実空間の一例(図7(c)に対応)を示す図である。 操作が無効にされる操作釦の表示態様を変えた一例を示す図である。 操作の無効に関して操作入力システムの画像形成装置が行う処理を示す流れ図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る操作入力システム5の構成例を示している。操作入力システム5は、画像形成装置10と、無線通信を通じて画像形成装置10と連動可能なAR表示装置40を備えている。画像形成装置10とAR表示装置40は、近距離無線通信や無線LAN(Local Area Network)を用いて無線通信する。
画像形成装置10は、原稿を光学的に読み取ってその複製画像を記録紙に印刷するコピー機能、読み取った原稿の画像データをファイルにして保存したり外部端末へネットワークを通じて送信したりするスキャン機能、PC(Personal Computer)などからネットワークを通じて受信した印刷データに係る画像を記録紙上に形成して印刷出力するプリンタ機能、ファクシミリ手順に従って画像データを送受信するファクシミリ機能などを備えた、所謂、複合機(MFP)である。
AR表示装置40は、現実空間に画像を合成した拡張現実空間をユーザに見せる装置である。ここではAR表示装置40は、ヘッドマウントディスプレイ装置である。AR表示装置40はユーザの見ている実際の光景(現実空間)に、仮想的に表示すべき部分の画像だけを重ね合わせる方式(所謂、光透過型)を採用している。
操作入力システム5では、画像形成装置10とAR表示装置40を連携させてユーザから入力操作を受け付ける。具体的には、操作入力システム5は、図2に示すように、ユーザがAR表示装置40を使用して画像形成装置10の操作パネル20を見ているときに、操作パネル20の表示部22の横に操作画面の画像61をAR表示装置40にて合成表示し、あたかも、操作パネル20の表示部22が拡張されたような拡張現実空間をユーザに見せる。
たとえば、画像形成装置10とAR表示装置40を連携させることで、画像形成装置10の操作パネル20の表示部22には一度に表示しきれない大きな操作画面を、ユーザに見せる。具体的には、操作パネル20の表示部22に一度に表示しきれない大きな操作画面の一部を画像形成装置10の操作パネル20の表示部22に表示し、その続きの部分に相当する操作画面の画像61をAR表示装置40で現実空間に合成して表示する。そして、画像形成装置10の操作パネル20とAR表示装置40で合成表示した操作画面の画像61とを併用してユーザからの操作を受け付ける。このような動作を以後、連携動作と呼ぶものとする。
連携動作において、AR表示装置40で合成表示した操作画面(第2の操作入力部)の画像61が現実空間にある操作パネル20の操作部21(第1の操作入力部)の上に重なっている場合には、ユーザが実在する操作パネル20の操作部21に触れるような操作を行うと、その操作が操作部21に対する操作であるか操作画面の画像61に対する操作であるかを正しく区別できない。そこで、本実施の形態に係る操作入力システム5では、AR表示装置40を用いてユーザが見ている仮想現実空間において操作パネル20の操作部21(第1の操作入力部)とAR表示装置40が合成表示している操作画面(第2の操作入力部)の画像61とが重なっている場合に、いずれか一方による操作の受け付けを無効にするようになっている。
いずれを無効にするかは、ユーザが選択することができる。あるいは、一律に操作パネル20の操作部21(第1の操作入力部)を無効にする。
図3は、画像形成装置10の概略構成を示すブロック図である。画像形成装置10は、当該画像形成装置10の動作を統括的に制御する制御部としてのCPU(Central Processing Unit)11を有している。CPU11にはバスを通じてROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、不揮発メモリ14、ハードディスク装置15、ネットワーク通信部16、近距離無線通信部17、操作パネル20、画像読取部23、画像処理部24、プリンタ部25、ファクシミリ通信部26、通知部27などが接続されている。
CPU11は、OS(Operating System)プログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行する。ROM12には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU11が各種処理を実行することで画像形成装置10の各機能が実現される。
RAM13は、CPU11がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画像データを格納する画像メモリなどとして使用される。
不揮発メモリ14は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、各種設定情報の保存などに使用される。
ハードディスク装置15は大容量不揮発の記憶装置であり、印刷データ、表示画面のデータのほか各種のプログラムやデータが記憶される。本発明の実施の形態では、操作パネル20の操作部21やAR表示装置40の合成表示させる各種の操作画面の画面データ等もハードディスク装置15に記憶される。
ネットワーク通信部16は、LANなどのネットワークを通じて各種の外部装置、サーバなどと通信する機能を果たす。
近距離無線通信部17は、AR表示装置40と近距離無線通信を行う。通信可能距離は、たとえば、2m以内等である。
操作パネル20は、操作部21、表示部22を備えている。表示部22は、各種の操作画面、設定画面等を表示する機能を果たす。表示部22は液晶ディスプレイとそのドライバなどで構成される。操作部21はユーザから各種の操作を受ける機能を果たす。操作部21はスタートボタンやテンキーなどの各種ハードスイッチと、表示部22の表示面上に設けられたタッチパネルを備えている。タッチパネルは、表示部22の表示面がタッチペンや指などで接触操作された座標位置を検出する。
画像読取部23は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得する機能を果たす。
画像処理部24は、画像の拡大縮小、回転などの処理のほか、印刷データをイメージデータに変換するラスタライズ処理、画像データの圧縮、伸張処理などを行う。
プリンタ部25は、画像データに応じた画像を記録紙上に画像形成する機能を果たす。ここでは、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有し、電子写真プロセスによって画像形成を行う、所謂、レーザープリンタとして構成されている。画像形成は他の方式でもかまわない。
ファクシミリ通信部26は、ファクシミリ機能を備えた外部装置と電話回線を通じて画像データを送受信する機能を果たす。
通知部27は、操作パネル20の操作部21やAR表示装置40に合成表示した操作画面のうちのいずれに対する操作の受け付けが無効にされたか、あるいは無効が解除されたかをユーザに通知する機能を果たす。
操作入力システム5において、画像形成装置10のCPU11は、現実空間に操作画面の画像を合成した拡張現実空間をAR表示装置40に表示するように指示し、AR表示装置40から送られて来る該操作画面に対してユーザが行った操作の位置情報等に基づいて、操作画面に対する操作を受け付ける仮想入力部としての機能を果たす。
また画像形成装置10のCPU11は、ユーザに見せている仮想現実空間において操作パネル20の操作部21と合成表示された操作画面が重なっているか否かをAR表示装置40から送られてくる位置情報に基づいて検出する検出部、検出部によって重なりが検出された場合に、操作パネル20の操作部21と合成表示された操作画面のいずれか一方による操作の受け付けを無効にする操作無効部としての機能を果たす。
さらに画像形成装置10のCPU11は、操作パネル20の操作部21と合成表示される操作画面のうちの少なくとも一方について、操作無効部によって操作の受け付けが無効にされた場合と無効にされていない場合とで表示形態を変更する表示形態変更部としての機能を果たす。
図4は、AR表示装置40の概略構成を示すブロック図である。AR表示装置40は、当該AR表示装置40の動作を統括制御するCPU41を有している。CPUにはバスを通じてROM42と、RAM43と、不揮発メモリ44と、方位センサー部45と、カメラ部46と、操作部47と、表示スクリーン部48と、無線通信部49と、画像処理部51が接続されている。
CPU41はROM42に格納されているプログラムに従ってAR表示装置40の動作を制御する。ROM42にはプログラムや固定データが記憶されている。RAM43はCPU41がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリなどとして使用される。不揮発メモリ44には、各種の設定情報が記憶される。
方位センサー部45は、AR表示装置40(ヘッドマウントディスプレイ装置)の向きや姿勢およびその変化を検出する。方位センサー部45は、複数の地磁気センサと、複数の加速度センサを組み合わせて構成される。方位センサー部45は、AR表示装置40を装着しているユーザの姿勢やユーザが向いている方向や角度(これらは、カメラ部46が撮影している方向や向きと一致)を検出したり、AR表示装置40が傾けられたりした場合の動作の向きや速さを検出したりして、その検出結果をCPU41へ通知する。CPU41は、方位センサー部45からの通知に基づいて、AR表示装置40を装着しているユーザの姿勢、角度、傾けられたりした動作の向きや速さを認識する。
カメラ部46は、AR表示装置40の前方(装着者が見ている光景)を撮影する。より詳細には、装着者が前方を見たときの視野とほぼ同じ範囲を撮影する。カメラ部46は動画を撮影し、たとえば、毎秒30フレームの画像を取り込む。
操作部47は少数のスイッチ等であり、表示スクリーン部48に表示する画像の明るさなどの調整に使用される。
表示スクリーン部48は、画像を表示可能な半透明なスクリーンであり、任意の画像を現実世界の光景に重ね合わせることで拡張現実空間をユーザに見せる。
無線通信部49は、画像形成装置10と無線通信する。
画像処理部51は、表示スクリーン部48に表示する画像の拡大・縮小、変形などを行う。
図5は、画像形成装置10の操作パネル20の表示部22に一度に表示しきれない第1画面70を、操作パネル20の表示部22とAR表示装置40とを連携動作させて表示した例を示している。同図(a)は、第1画面70の全体を、同図(b)は、第1画面70を主画面71と副画面72に分割した状態を、同図(c)は、主画面71を表示部22に表示した操作パネル20と、副画面72を表示スクリーン部48に表示したAR表示装置40を示している。操作パネル20の操作部21にはテンキー、スタートキーなどの操作釦80〜93が配置されている。
図6は、AR表示装置40を装着したユーザが見ている拡張現実空間であって、図5(c)の操作パネル20に副画面72が合成表示された状態を示している。副画面72は現実空間の操作パネル20の操作部21のハードキー(テンキー、スタートキーなど)と重なっているので、これらのハードキーが操作されたとき、ユーザが実際にハードキーへの操作を意図していたのか、それとも、副画面72に対する操作であったが誤って指がハードキーに触れてしまったのかを装置側では区別できない。
そこで、本実施の形態に係る操作入力システム5では、ユーザが見ている仮想現実空間において合成表示した副画面72と操作パネル20の操作部21が重なる場合は、副画面72に対する操作と操作部21に対する操作のいずれかを無効にする。
どちらを無効にするかは問わない。たとえば、別途の操作でどちらを無効にするかを設定する、ユーザに問い合わせて選択させる、どちらを無効にするかの切り替え釦を画像形成装置10の操作パネル20に設けておき、ユーザから選択を受けるなど、任意でよい。ユーザに選択させることで、ユーザの意図しない誤入力が防止される。
本実施の形態では、操作パネル20の操作部21と、AR表示装置40の表示スクリーン部48に表示された操作画面とが重複する場合に、その重複する部分の全体において、一方に対する操作を無効にする場合(全体無効モード)と、重複する部分のうち操作釦が重なっている部分についてのみ一方に対する操作を無効にする場合(一部無効モード)の2つの動作モードを有する。
図6は、全体無効モードの例である。操作パネル20の操作部21と、AR表示装置40に表示された副画面72が重なっている部分全体において、一方への操作が無効にされる。
操作パネル20の操作部21に対する操作を無効にした場合、副画面72に対する操作は受け付け、操作パネル20の操作部21(テンキーやスタートキー)への操作は無効にされる。この例では操作パネル20の操作部21のうち副画面72と重複する部分全体が無効にされるので、たとえば、副画面72内のオブジェクト74が重なっている[5]の操作釦85や「8」の操作釦88等に対する操作のみでなく、副画面72内のいずれのオブジェクトも重なっていない[1]の操作釦81や[4]の操作釦84等に対する操作も無効にされる。
たとえば、副画面72のうちのオブジェクトのない領域でユーザが副画面72に対してフリック操作を行う場合などに、そのフリック操作を行う指が操作パネル20のテンキー等に触れても、該テンキー等への操作は無効にされる。
一方、AR表示装置40に合成表示した画面に対する操作を無効にした場合、操作パネル20の操作部21(テンキーやスタート釦)への操作は受け付け、AR表示装置40が合成表示した副画面72に対する操作は無効にされる。この例では副画面72のうち操作パネル20の操作部21と重複する部分全体が無効にされるので、テンキーやスタートキーなどと重なっている部分のみでなく、テンキーやスタートキーなどの操作釦80〜93と重なっていない部分においても副画面72に対する操作は無効にされる。
たとえば、副画面72のオブジェクト74が存在しかつ操作パネル20側の操作釦80〜93のない領域76をユーザが操作した場合、副画面72のオブジェクト74に対する操作を受け付けることはない。
上記の例では、全体無効モードにおいて、操作パネル20の操作部21と合成表示した操作画面が重複する場合に、その重複する部分全体を無効にする場合を示したが、重複しない部分を含めて、操作パネル20の操作部21全体を無効にしたり、操作画面全体を無効にしたりしてもよい。
次に、一部無効モードの例を説明する。
図7は、画像形成装置10の操作パネル20の表示部22に一度に表示しきれない第2画面70Bを、操作パネル20の表示部22とAR表示装置40とを連携動作させて表示した例を示している。同図(a)は、第2画面70Bの全体を、同図(b)は、第2画面70Bを主画面71Bと副画面72Bに分割した状態を、同図(c)は、主画面71Bを表示部22に表示した操作パネル20と、副画面72Bを表示スクリーン部48に表示したAR表示装置40を示している。
第2画面70Bには、機能1〜機能10の操作釦が配置されている。主画面71Bには、機能1、機能2、機能3、機能6、機能7、機能8の操作釦が含まれ、副画面72Bには、操作パネル20の表示部22に表示しきれない部分である、機能4、機能5、機能9、機能10の操作釦が含まれる。
図8は、AR表示装置40を装着したユーザが見ている拡張現実空間であって、図7(c)の操作パネル20に副画面72Bが合成表示された状態を示している。副画面72Bに配置された機能4、機能5、機能9、機能10の各操作釦は現実空間の操作パネル20の操作部21のハードスイッチ(テンキー、スタートキーなど)と重なっているので、これらのハードキーが操作されたとき、ユーザが実際にハードキーへの操作を意図していたのか、それとも、副画面72Bに表示された操作釦に対する操作であったが誤って指がハードキーに触れてしまったのかを装置側では区別できない。
そこで、本実施の形態に係る操作入力システム5では、ユーザが見ている仮想現実空間において合成表示した副画面72Bに含まれる操作釦と操作パネル20の操作部21に実在する操作釦80〜93とが重なる場合に、その重なった操作釦のうち、副画面72に表示された操作釦に対する操作と実在する操作部21の操作釦80〜93に対する操作のいずれかを無効にする。
どちらを無効にするかは問わない。たとえば、別途の操作でどちらを無効にするかを設定する、ユーザに問い合わせて選択させる、どちらを無効にするかの切り替え釦を画像形成装置10の操作パネル20に設けておくなど、任意でよい。
図8の例において、操作パネル20の操作部21に対する操作を無効にした場合、副画面72Bにある操作釦と重なっている、「0」〜「6」、「*」、「#」、「Start」、「Stop」の各操作釦80〜86、90〜93に対する操作は無効にされる。副画面72Bにある操作釦と重なっていない「7」、「8」、「9」の操作釦87、88、89に対する操作は無効にされない。
一方、AR表示装置40に合成表示した画面に対する操作を無効にした場合、操作パネル20の操作部21にある操作釦(テンキーやスタートキーなどの操作釦80〜93)への操作は受け付け、AR表示装置40が合成表示した副画面72Bに存在する機能4、機能5、機能9、機能10の各操作釦に対する操作は無効にされる。
上記の例では、操作釦が重なっている場合にその重なっている操作釦のうちのいずれか一方を無効にする場合を示したが、無効にする部分は、操作釦に限定されず、ユーザから操作を受ける箇所(操作受け付け箇所)が重なっている場合に、その操作受け付け箇所に対する操作を無効にしてもよい。たとえば、操作釦以外の空白部分で、画面をスクロールさせるためのフリック操作等を受ける場合は、このような空白部分もユーザから操作を受ける操作受け付け箇所になり、フリック操作等を受け付けない場合は、空白部分は操作受け付け箇所に該当しない。
次に、操作の受け付けを無効にした場合、もしくは無効を解除した場合に、その旨をユーザに通知する点について説明する。
操作入力システム5では、重なりに起因して操作パネル20の操作部21に対する操作とAR表示装置40に合成表示された操作画面に対する操作のいずれか一方を無効にしたこと、あるいは無効を解除したことがユーザに通知される。該通知は通知部27が行う。
通知の形態は任意でよい。音声でもよいし、文字等のメッセージで通知してもよい。また操作釦の表示形態を切り替えて、有効、無効を通知してもよい。該通知により、ユーザは操作の受け付けが無効になったことや無効が解除されたことを明確に認識できるので、操作が無効にされた場合でも装置の故障と誤認することなく使用できる。
図9は、操作が無効にされる操作釦の表示態様を通常の操作釦の表示態様と相違させることで、操作の無効および無効の解除をユーザに通知する場合の一例を示している。同図は、副画面72Bに表示された操作釦(機能4、機能5、機能9、機能10の操作釦)に対する操作を無効にした例である。この例では、無効にした操作釦の濃度を薄く、無効にしない場合より薄くしている。
なお、操作パネル20の操作部21の操作釦についても、表示態様を変更可能であれば、無効にされた場合と有効な場合とで表示態様を変更する。たとえば、図8等において操作釦80〜93をハードキーとしたが、これらがソフトキーであれば、その表示態様を変更することができる。また、ハードキーであっても、各操作釦の文字や周囲が光るといった機能を有している場合、有効な場合は操作釦を光らせ、無効な場合は光らせない、あるいは発光色を切り替える、というようにして表示態様を変更する。
次に、操作入力システム5の動作の詳細を説明する。
操作入力システム5の画像形成装置10は、現実空間に操作画面の画像を合成した拡張現実空間をAR表示装置40に表示させ、該操作画面に対してユーザが行った操作に関する情報をAR表示装置40から受信して、操作画面に対する操作の受け付けを行う仮想入力部としての機能を果たす。
詳細には、画像形成装置10は、AR表示装置40と連携動作中は、AR表示装置40に対して、表示すべき操作画面の画面データを送信する。たとえば、図5、図7に示した副画面72、72Bなどの画像データを送信する。AR表示装置40は、カメラ部46が出力する画像を解析し、AR表示装置40がユーザに見せている拡張現実空間の中での操作パネル20の位置を認識する。また、画像形成装置10から受信した画面データに対応する操作画面の画像を、位置、サイズ、角度等を調整して、現実の操作パネル20の表示部22の横に繋がって見えるように合成表示する。
AR表示装置40は、合成表示している操作画面に対する操作を検出し、仮想現実空間内での操作位置を示す情報を画像形成装置10に対して送信する。画像形成装置10は、AR表示装置40から受信した情報から、仮想現実空間内での操作位置と、仮想現実空間内での操作画面の位置と、合成表示させている操作画面の内容とから操作された操作釦や操作内容を特定し、この操作を有効とする場合には、該操作を受け付ける。
操作入力システム5は、このような動作の実行中に、さらに前述した操作の無効に関する処理を行う。
図10は、操作の無効に関して操作入力システム5の画像形成装置10が行う処理の流れを示している。AR表示装置40は、ユーザに見せている拡張現実空間内での操作パネル20の位置を示す位置情報、および画像形成装置10からの指示に従って合成表示している操作画面や各操作釦の拡張現実空間の中での位置を示す位置情報を作成して、画像形成装置10に対して送信し、画像形成装置10はこれらの位置情報をAR表示装置40から受信して取得する(ステップS101)。
画像形成装置10(検出部)は、受信した位置情報に基づいて、AR表示装置40を使用するユーザが見ている拡張現実空間において、操作パネル20の操作部21とAR表示装置40が合成表示している操作画面とが重なっているか否かを判断する(ステップS102)。重なっていなければ(ステップS102;No)、ステップS101に戻って処理を継続する。
重なっている場合は(ステップS102;Yes)、全体無効モードが設定されているか否かを調べる(ステップS103)。全体無効モードが設定されている場合は(ステップS103;Yes)、操作パネル20の操作部21に対する操作と合成表示している操作画面に対する操作のいずれを無効にするかを判定する(ステップS104)。
操作パネル20の操作部21に対する操作を無効にする場合は(ステップS104;Yes)、操作パネル20の操作部21のうちAR表示装置40が合成表示している操作画面と重複している部分の全体において、操作部21に対する操作の受け付けを無効にして(ステップS105)、本処理を終了する。
合成表示している操作画面に対する操作を無効にする場合は(ステップS104;No)、AR表示装置40が合成表示している操作画面のうち操作パネル20の操作部21と重複している部分の全体において、該操作画面に対する操作の受け付けを無効にして(ステップS106)、本処理を終了する。
全体無効モードではなく、一部無効モードが設定されている場合は(ステップS103;No)、AR表示装置40が合成表示している操作画面内の一の操作釦(注目している操作釦)と操作パネル20の操作部21を構成する操作釦とが重なっているか否かを判断する(ステップS107)。重なっている場合は(ステップS107;Yes)、操作パネル20の操作部21に対する操作と合成表示している操作画面に対する操作のいずれを無効にするかを判定する(ステップS108)。
操作パネル20の操作部21に対する操作を無効にする場合は(ステップS108;Yes)、操作パネル20の操作部21が有する操作釦のうち、AR表示装置40が合成表示している操作画面内の注目している操作釦と重なっている操作釦に対する操作の受け付けを無効にして(ステップS109)、ステップS111へ移行する。
AR表示装置40が合成表示している操作画面に対する操作を無効にする場合は(ステップS108;No)、AR表示装置40が合成表示している操作画面内の注目している操作釦に対する操作の受け付けを無効にして(ステップS110)、ステップS111へ移行する。
ステップS111では、操作画面内の全ての操作釦を注目する操作釦としてステップS107〜ステップS109の処理を行ったか否かを調べ、未完了ならば(ステップS111;No)、ステップS107へ戻って処理を継続する。完了の場合は(ステップS111;Yes)、本処理を終了する。
このように、本実施の形態に係る操作入力システム5では、ユーザが見ている仮想現実空間において、現実空間にある操作パネル20の操作部21とAR表示装置40が合成表示した操作画面とが重なっている場合に、いずれか一方に対する操作を無効にしたので、2重入力やユーザの意図しない誤入力の発生を防止することができる。
操作パネル20の操作部21と合成表示した操作画面が重なっている場合にその重なり部分について操作部21と操作画面のいずれか一方に対する操作を無効にする場合には、重なっていない部分では操作パネル20の操作部21と合成表示された操作画面の両方で操作を受け付けることができる。また、重なり部分全体において操作を無効にすることで、無効に関する制御が簡略になり、処理負担が少ない。
一方、重なっている操作釦のみを無効にする場合には、重なっていない操作釦については操作パネル20の操作部21と合成表示された操作画面の両方で操作を受け付けることができるので、2重入力等を防止しつつ、ユーザからの操作を最大限に受け付けることができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
本発明の実施の形態では、拡張現実空間内での操作パネル20、AR表示装置40が表示している操作画面および操作釦、ユーザの操作位置に関する位置情報をAR表示装置40から画像形成装置10に送信し、これらの情報から画像形成装置10が操作釦の重なりの有無や操作された操作釦の特定等を行ったが、AR表示装置40と画像形成装置10との間の情報のやり取りや役割分担はこれに限定されるものではない。
たとえば、AR表示装置40と画像形成装置10との間でどの操作釦を有効としたか無効としたかについてやり取りしてもよい。また、AR表示装置40が、操作画面内でユーザから操作を受けた操作釦と、該操作釦と重なっている操作パネル20側の操作釦とを特定し、これらの情報を画像形成装置10へ送信し、どちらを無効にするかを画像形成装置10で決定するような役割分担でもよい。
実施の形態では、画像形成装置10の操作パネル20の操作釦に対する操作とAR表示装置40が合成表示している操作画面に対する操作のいずれかを無効にする例を示したが、操作パネル20の操作部21と合成表示した操作画面が重なる場合に、重なる部分において、操作パネル20の操作部21に対する操作を一律に無効にしてもよい。
図5、図7等では操作パネル20の操作部21の操作釦がハードキーの場合を例示したが、ソフトキーであっても本発明は同様に適用される。
本発明の実施の形態では、画像形成装置10とAR表示装置40を連携動作させて操作パネル20の表示部22に表示しきれない画面を拡張表示する例を示したが、本発明はこのような表示が行われる場合に限定されるものではない。画像形成装置10の操作パネル20の表示部22に表示する画面とは別の操作画面等をAR表示装置40で合成表示する場合等にも適用される。
本発明の実施の形態では、画像形成装置10の操作パネル20を第1の操作入力部の例としたが、これに限定されるものではなく、ユーザの操作を受ける任意の装置でよい。AR表示装置40はヘッドマウントディスプレイに限定されるものではない。ユーザに仮想現実空間を見せることのできる装置であればよい。また、AR表示装置40は透過型に限定されるものではない。
5…操作入力システム
10…画像形成装置
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…不揮発メモリ
15…ハードディスク装置
16…ネットワーク通信部
17…近距離無線通信部
20…操作パネル
21…操作部
22…表示部
23…画像読取部
24…画像処理部
25…プリンタ部
26…ファクシミリ通信部
27…通知部
40…AR表示装置
41…CPU
42…ROM
43…RAM
44…不揮発メモリ
45…方位センサー部
46…カメラ部
47…操作部
48…表示スクリーン部
49…無線通信部
51…画像処理部
61…操作画面の画像
70…第1画面
70B…第2画面
71、71B…主画面
72、72B…副画面
74…操作画面内のオブジェクト
76…操作画面のオブジェクトがあって操作釦に重ならない領域
80〜89…数字0〜9の操作釦
90…*の操作釦
91…#の操作釦
92…Start釦
93…Stop釦

Claims (9)

  1. 第1の操作入力部と、
    現実空間に画像を合成した拡張現実空間をユーザに見せるAR表示装置と、
    現実空間に第2の操作入力部の画像を合成した拡張現実空間を前記AR表示装置に表示させて、前記第2の操作入力部に対するユーザからの操作を受け付ける仮想入力部と、
    前記AR表示装置がユーザに見せている仮想現実空間において、前記第1の操作入力部と前記第2の操作入力部が重なっているか否かを検出する検出部と、
    前記検出部によって前記重なりが検出された場合に、前記第1の操作入力部と前記第2の操作入力部のいずれか一方による操作の受け付けを無効にする操作無効部と、
    を有する
    ことを特徴とする操作入力システム。
  2. 前記操作無効部は、前記検出部によって前記重なりが検出された場合に、前記第1の操作入力部と前記第2の操作入力部との重なり部分について、前記第1の操作入力部と前記第2の操作入力部のいずれか一方による操作の受け付けを無効にする
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作入力システム。
  3. 前記操作無効部は、前記第1の操作入力部のうちのユーザから操作を受ける操作受け付け箇所と、前記第2の操作入力部のうちのユーザから操作を受ける操作受け付け箇所とが前記仮想現実空間において重なっている場合に、該重なっている前記第1の操作入力部の操作受け付け箇所と前記第2の操作入力部の操作受け付け箇所のうちの一方による操作の受け付けを無効にする
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作入力システム。
  4. 前記操作無効部が、操作の受け付けを無効にした場合、もしくは無効を解除した場合に、その旨をユーザに通知する通知部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の操作入力システム。
  5. 前記第1の操作入力部と前記第2の操作入力部のうちの少なくとも一方について、前記操作無効部によって操作の受け付けが無効にされた場合と無効にされていない場合とで表示形態を変更する表示形態変更部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の操作入力システム。
  6. 前記第2の操作入力部の表示濃度を、前記第2の操作入力部による操作の受け付けが無効にされている場合に、前記第2の操作入力部による操作の受け付けが無効にされていない場合より薄くする
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の操作入力システム。
  7. 前記操作無効部は、第1の操作入力部による操作の受け付けを無効にする
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の操作入力システム。
  8. 前記操作無効部は、前記第1の操作入力部と前記第2の操作入力部のうちのユーザによって選択された方による操作の受け付けを無効にする
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の操作入力システム。
  9. 前記第1の操作入力部は表示部を備え、
    前記仮想入力部は、前記表示部に表示しきれない画面の一部が表示されているときに、前記画面のうちの前記一部に続く部分を前記第2の操作入力部として前記AR表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載の操作入力システム。
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