JP2016049010A - 永久磁石型モータ、位置推定装置及びモータ駆動制御装置 - Google Patents

永久磁石型モータ、位置推定装置及びモータ駆動制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】表面磁石型モータにおいて、突極比を向上させることができる。【解決手段】複数相の電機子巻線を備える固定子と、回転軸と、周方向に複数の磁極をもつよう着磁された永久磁石と、を有する回転子と、を備え、前記永久磁石の各磁極の外周面において、磁極の中心を跨ぎ、且つ前記周方向における1磁極分の幅よりも短い幅の非磁性導体部材が、前記回転軸に沿う方向に延在する。【選択図】図3

Description

本発明は、永久磁石型モータ、位置推定装置及びモータ駆動制御装置に関する。
従来から、界磁に電力を消費しない永久磁石型モータが高効率モータとして広く利用されている(特許文献1、2)。永久磁石型モータにおいて、特に永久磁石を回転子の内部に埋め込んだ埋込磁石型(IPM:Interior Permanent Magnet)モータは、コイルインダクタンスが回転子角度に応じて変化する、突極性と呼ばれる特性を有する。このため、IPMモータは、永久磁石の磁束によるマグネットトルクだけでなく、突極性によるリラクタンストルクも利用でき、高効率かつ広い使用速度域をもつため、近年、利用範囲を拡大している。
さらに、IPMモータは、突極性を利用してセンサを用いずに回転子角度を推定するセンサレス位置推定やセンサレス駆動にも利用されている。
しかしながら、IPMモータは、回転子内での磁束漏れが大きい、表面磁束密度分布が歪むなどの問題があり、高トルクかつ低振動・低騒音を求められるような製品には不向きである。
これに対し、永久磁石が回転子表面に配置された表面磁石型(SPM:Surface Permanent Magnet)モータでは、回転子内の磁束漏れが小さいため、上述の問題を解決できる。しかしながら、SPMモータは、コイルインダクタンスの変化幅を示す突極比が小さいため、センサを用いずに回転子の角度を推定することが困難である。
開示の技術は、上記事情に鑑みてなされたものであり、表面磁石型モータにおいて、突極比を向上させることを目的としている。
開示の技術は、複数相の電機子巻線を備える固定子と、回転軸と、周方向に複数の磁極をもつよう着磁された永久磁石と、を有する回転子と、を備え、前記永久磁石の各磁極の外周面において、磁極の中心を跨ぎ、且つ前記周方向における1磁極分の幅よりも短い幅の非磁性導体部材が、前記回転軸に沿う方向に延在する永久磁石型モータである。
表面磁石型モータにおいて、突極比を向上させることができる。
第一の実施形態の永久磁石型モータを説明する第一の図である。 第一の実施形態の永久磁石型モータを説明する第二の図である。 第一の実施形態の永久磁石型モータを説明する第三の図である。 IPMモータの回転子の断面の一例を示す図である。 IPMモータ及びSPMモータのU−V相間のインダクタンス変化を示す図である。 IPMモータの回転子の角度によるインダクタンスの変化について説明する図である。 SPMモータの回転子の角度によるインダクタンスの変化について説明する図である。 第一の実施形態の永久磁石型モータにおける突極比について説明する図である。 第一の実施形態の永久磁石型モータと、従来のSPMモータのU−V相間のインダクタンス変化を示す図である。 導電部材の幅と突極比との関係を説明する図である。 第三の実施形態の永久磁石型モータの回転子を示す図である。 第一の実施形態及び第三の実施形態の永久磁石型モータの突極比の比較を示す図である。 第四の実施形態の永久磁石型モータの回転子を説明する図である。 第四の実施形態の永久磁石型モータにおける突極比について説明する図である。 第五の実施形態の永久磁石型モータの回転子を説明する図である。 導電部材の厚さと、インダクタンスの平均値の減少幅の関係を示す図である。 第六の実施形態の永久磁石型モータの回転子を説明する図である。 導電部材の幅と、インダクタンスの平均値の減少幅の関係を示す図である。 第七の実施形態の導電部材を説明する第一の図である。 第七の実施形態の導電部材を説明する第二の図である。 第八の実施形態の導電部材を説明する図である。 第九の実施形態の永久磁石型モータを説明する図である。 第十の実施形態のモータ駆動制御装置を説明する図である。 座標系の定義を示す図である。 位置推定部を説明する図である。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して第一の実施形態について説明する。図1ないし図3を参照して、第一の実施形態の永久磁石型モータを説明する。図1は、第一の実施形態の永久磁石型モータを説明する第一の図であり、永久磁石型モータの回転軸に垂直な面の断面図を示している。図2は、第二の実施形態の永久磁石型モータを説明する第二の図であり、回転子の備える永久磁石を示している。図3は、第一の実施形態の永久磁石型モータを説明する第三の図であり、回転子の備える導電部材を示している。図3において、図3(A)に示す永久磁石型モータ10を上方から見た場合の一部の拡大図を図3(B)として示す。
本実施形態の永久磁石型モータ10は、永久磁石が回転子表面に配置された表面磁石型(SPM:Surface Permanent Magnet)モータである。本実施形態の永久磁石型モータ10は、回転子20、回転軸21、ステータ30を有する。
本実施形態の回転子20は、回転軸21、ヨーク22、永久磁石23、導電部材24を備え、回転軸21について回転自在に設けられている。
回転軸21は、回転子20の回転中心となる軸であり、ベアリングなどの軸受け(図示せず)に、回転自在の状態で固定される。
ヨーク22は、回転軸21に固定され、回転軸21に垂直な面を底面とする円筒形状であり、回転軸21とともに回転する。
永久磁石23は、図2に示すように、リング状に一体形成されたボンド磁石であり、ヨーク22の外周に固定され、周方向に複数の磁極をもつよう着磁されている。ボンド磁石は、プレス成型や射出成型により安価に製造できる。また、本実施形態のボンド磁石は、リング状に一体形成された形状であり、組み付け工数が少なく、さらに遠心力による飛散の可能性が少ないという利点がある。
本実施形態の導電部材24は、永久磁石23の外周表面に固定された非磁性の導電体であり、図3に示すように、永久磁石23の外周面において、各磁極の磁極中心Oをまたぐように周方向に一磁極分の幅W1以下の幅W2を持ち、軸方向に延在する。
本実施形態では、導電部材24に非磁性の導電体を用いるため、導電部材24を付加しても、永久磁石型モータ10の磁気回路に大きな影響を与えることはない。また、後述するように、導電部材24を付加することにより、永久磁石型モータ10は、突極性を示し、突極比を向上させることができる。本実施形態の導電部材24は、特許請求の範囲の記載の導電層に相当する。
本実施形態のステータ30(固定子)は、回転子20の外周を囲むように配置され、ステータコア31、固定子コイル32U、32V、32Wを備える。以下の説明では、固定子コイル32U、32V、32Wのそれぞれを区別しない場合には、単に固定子コイル32と呼ぶ。
ステータコア31は、薄い電磁鋼鈑を、回転軸21の長さ方向に積層して形成されている。ステータコア31は、回転子20の外周を環状に囲み、その内周には、周方向に沿って、ティースと呼ばれるT字状の形状を複数備える。本実施形態におけるティースは9個とする。
固定子コイル32(電機子巻線)は、ティースの周囲に巻かれたコイルである。本実施形態の固定子コイル32は、電気的に互いに120度の位相差をもつ、U相、V相、W相の3相であり、1つのティースに1相の固定子コイル32が、U相、V相、W相、U相、V相、W相、・・・と順番に巻かれている。本実施形態においては、1周で各相に3つの固定子コイル32があり、相ごとに直列接続されている。
以下に、本実施形態の永久磁石型モータ10に導電部材24を設けたことによる突極比の向上に関する説明に先立ち、一般的にSPM(Surface Permanent Magnet)モータにおける突極性について説明する。
一般的なSPMモータの突極比は、IPMモータの突極比と比較すると、著しく小さい。その要因について、図4乃至図7を参照して以下に説明する。
図4は、IPMモータの回転子の断面の一例を示す図である。図4に示すように、IPMモータでは、回転子4の内部に永久磁石23Aが埋め込まれている。
図5は、IPMモータ及びSPMモータのU−V相間のインダクタンス変化を示す図である。図5において、IPMモータ及びSPMモータは、12極(磁極数12)、9スロット(ティース数9)のものとした。図5では、インダクタンスの変化は、磁極周期となるため、30度までの変化を示している。また図5では、インダクタンスの変化が見やすいように、平均値で正規化している。図5において、SPMモータのインダクタンスの変化は、IPMモータのインダクタンスの変化よりも小さい。
図6は、IPMモータの回転子の角度によるインダクタンスの変化について説明する図である。図6の(A)は、IPMモータの回転子角度と、U−V相間のインダクタンスの変化との関係を示す図である。図6(B)は、左に示す図が回転子角度0度、右に示す図が回転子角度15度のそれぞれにおける比透磁率のコンター図である。
本実施形態において、コンター図(等値腺図)とは、一定値ごとに等値線を描いた図面である。等値線とは、図面上で、ある量の値が同じであるような点を結んだ線であり、図6におけるある量の値とは、比透磁率の値である。また、本実施形態の比透磁率は、磁界の強さHと磁束密度Bとの間の関係をB=μHで表したときの比例定数μで示される透磁率と、真空の透磁率との比である。
図6(B)に示すように、U−V相間の固定子コイルに手前方向に電流が流れる場合、反時計回りに磁束が流れる。流れる磁束の量は、図中の環状矢印Y1を通る部材の比透磁率によって決まる。
回転子の角度が0度の場合においてIPMモータの回転子4内は、比透磁率が高いため、より多く磁束が流れ、インダクタンスは大きくなる。回転子の角度が15度の場合においてIPMモータの回転子4内は、比透磁率が低い箇所があり、磁束の量が少ないため、インダクタンスは小さくなる。
このように、IPMモータでは、回転子4の角度に応じてU−V相間のインダクタンスが変化することがわかる。
図7は、SPMモータの回転子の角度によるインダクタンスの変化について説明する図である。図7(A)は、SPMモータの回転子角度と、U−V相間のインダクタンスの変化との関係を示す図である。図7(B)は、左に示す図が回転子角度0度、右に示す図が回転子角度15度のそれぞれにおける比透磁率のコンター図である。
図7に示すSPMモータの場合、回転子60の角度が0度の場合において回転子60内は、比透磁率が低いため、磁束の量が少なく、インダクタンスは小さくなる。回転子60の角度が15度の場合において回転子60内は、比透磁率が高いため、より多く磁束が流れ、インダクタンスは大きくなる。
しかしながら、SPMモータの場合には、図6に示すIPMモータと比較して、回転子60の表面が比透磁率の低い永久磁石で覆われているため、回転子60の角度の変化による比透磁率の差が出にくく、インダクタンスの突極比は小さくなる。
ここで、本実施形態における突極比について説明する。本実施形態における突極比とは、dq軸座標系におけるq軸のインダクタンスとd軸のインダクタンスの比である。
dq軸座標系は、永久磁石23のN極の向きをd軸として、回転子20の回転子位置(電気角)θeだけ回転した、直交2軸回転座標系である。
次に、図8を参照し、本実施形態の永久磁石型モータ10に導電部材24を設けたことによる突極比の向上について説明する。
図8は、第一の実施形態の永久磁石型モータにおける突極比について説明する図である。図8(A)は、回転子20の角度が0度の場合を示しており、図8(B)は、回転子20の角度が15度の場合を示している。尚、SPMモータである永久磁石型モータ10は、図5に示すように、回転子20の角度が0度のときインダクタンスは最小値となり、回転子20の角度が15度のときインダクタンスは最大値となる。
図8(A)、(B)では、永久磁石型モータ10の一部を拡大した図である(A)−1、(B)−1と、永久磁石型モータ10を矢印Y3方向から見た回転子20の一部の図である(A)−2、(B−2)とを並べて示している。
図8(A)、(B)において、φ1は、固定子コイル32に流れるコイル電流Iaにより発生する磁束の流れを示している。また、図8(A)、(B)において、φ2は、導電部材24により形成される電気的な閉回路における誘導電流により発生する磁束の流れを示している。
回転子20の角度が0度の場合、図8(A)−2に示すように、コイル電流により磁束が発生する領域と、導電部材24に生じる誘導電流により磁束が発生する領域とが重なる。このため、コイル電流により生じる磁束がより多く打ち消され、固定子コイル32の鎖交磁束の減少幅が大きい。したがって、インダクタンスの減少幅も大きくなる。
回転子20の角度が15度の場合、図8(B)−2に示すように、コイル電流により磁束が発生する領域と、導電部材24に生じる誘導電流により磁束が発生する領域とが重ならない。このため、コイル電流により生じる磁束は、回転子20の角度が0度の場合と比べてあまり打ち消されず、固定子コイル32の鎖交磁束の減少幅は小さい。したがって、インダクタンスの減少幅も小さくなる。
以上のことから、本実施形態では、インダクタンスが最小値となる回転子20の角度が0度の場合にインダクタンスの減少幅が大きく、インダクタンスが最大値となる回転子20の角度が15度の場合にインダクタンス減少幅が小さくなる。
したがって、本実施形態の永久磁石型モータ10では、導電部材24を有していない一般のSPMモータと比較し、回転子20の角度の変化に応じたインダクタンスの変動幅が大きくなり、突極比が大きくなる。したがって、本実施形態では、突極比を向上させることができる。
尚、導電部材を、永久磁石の磁極間を跨ぐように配置した場合、回転子20の角度が0度の場合にインダクタンスの減少幅が小さくなり、回転子20の角度が15度の場合にインダクタンスの減少幅が大きくなる。したがって、この場合には、導電部材を有していない一般のSPMモータと比較し、回転子の角度の変化に応じたインダクタンスの変動幅が小さくなり、突極比が小さくなる。
図9は、第一の実施形態の永久磁石型モータと、従来のSPMモータのU−V相間のインダクタンス変化を示す図である。尚、図9では、参考例として、永久磁石の磁極間を跨ぐように導電部材を配置した永久磁石型モータのU−V相間のインダクタンスの変化も示している。
図9に示すように、本実施形態の永久磁石型モータ10は、従来のSPMモータと比較して、インダクタンスの変動が大きいことがわかる。したがって、本実施形態の永久磁石型モータ10は、突極性を向上させることができることがわかる。
(第二の実施形態)
以下に、図面を参照して第二の実施形態について説明する。以下の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態と同様の構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図10は、導電部材の幅と突極比との関係を説明する図である。図10(A)は、第二の実施形態の永久磁石型モータにおける回転子を示しており、図10(B)は、回転子の角度(電気角)と突極比との関係を示している。
本実施形態では、導電部材24を配置する際に、導電部材24の幅W2が、永久磁石23の磁極の中心を基準として、電気角±30〜±60度の範囲内に収まるように、導電部材24を設けた。
本実施形態では、電気角が±45度の場合に、突極比が最大となることがわかる(図10(B)参照)。そこで、本実施形態では、部品等の公差を考慮して、導電部材24の幅W2を電気±30〜±60度の範囲に収まる幅とした。
本実施形態では、以上のように導電部材24を配置することで、突極比を向上させることができる。
(第三の実施形態)
以下に、図面を参照して第三の実施形態について説明する。以下の第三の実施形態の説明では、第一の実施形態と同様の構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図11は、第三の実施形態の永久磁石型モータの回転子を示す図である。
本実施形態の永久磁石型モータでは、回転子20Aの永久磁石23Aに、導電部材24を埋め込む溝23Bを形成し、溝23Bに導電部材24を埋め込む配置とした。
本実施形態において、溝23Bは、深さを導電部材24の厚さTHに相当する深さとし、幅を導電部材24の幅W2に相当する幅とした。したがって、本実施形態では、導電部材24を溝23B内に配置した際に、導電部材24において溝23Bと接する面に対向する面と、永久磁石23の外周面とが、略同一平面となる。
本実施形態では、回転子20Aにおいて以上のように導電部材24を配置することで、第一の実施形態と比較して、導電部材24が配置されていない箇所における永久磁石23の外周面が、導電部材24の厚さ分だけステータ30に近づく。このため、本実施形態の永久磁石型モータでは、ステータ30により磁束が流れ、ステータ30の比透磁率が向上し、より導電部材24の誘導電流が発生しやすくなる。
したがって、本実施形態では、第一の実施形態と比べて、さらに突極比を向上させることができる。
図12は、第一の実施形態及び第三の実施形態の永久磁石型モータの突極比の比較を示す図である。
本実施形態では、導電部材24を配置する溝23Bを有していない第一の実施形態と比較し、突極比が大きくなり、突極比が向上していることがわかる。
(第四の実施形態)
以下に、図面を参照して第四の実施形態について説明する。以下の第四の実施形態の説明では、第一の実施形態と同様の構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図13は、第四の実施形態の永久磁石型モータの回転子を説明する図である。本実施形態の永久磁石型モータ10では、回転子20Bにおいて、導電部材24同士を電気的に接続する非磁性体導電部材25を設けた。本実施形態の非磁性体導電部材25は、例えば非磁性金属を含む導電性の液体、ペーストまたはインクにより形成される。
図14は、第四の実施形態の永久磁石型モータにおける突極比について説明する図である。図14(A)は、回転子20Bの角度が0度の場合を示しており、図14(B)は、回転子20Bの角度が15度の場合を示している。尚、SPMモータである永久磁石型モータ10は回転子20Bの角度が0度のときインダクタンスは最小値となり、回転子20Bの角度が15度のときインダクタンスは最大値となる。
図14(A)、(B)では、永久磁石型モータ10の一部を拡大した図である(A)−1、(B)−1と、永久磁石型モータ10を矢印Y3方向から見た回転子20Bの一部の図である(A)−2、(B−2)とを並べて示している。
本実施形態では、導電部材24同士を非磁性体導電部材25で電気的に接続することで、回転子20Bの角度が0度の場合に、導電部材24と非磁性体導電部材25により形成される閉回路において生じる誘導電流が、第一の実施形態と比較して大きくなる。したがって、本実施形態では、固定子コイル32の鎖交磁束の減少幅と、インダクタンスの減少幅は、第一の実施形態よりも大きくなる。よって本実施形態では、第一の実施形態と比較して、さらに突極比を大きくすることができ、突極比を向上させることができる。
(第五の実施形態)
以下に、図面を参照して第五の実施形態について説明する。以下の第五の実施形態の説明では、第一の実施形態と同様の構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図15は、第五の実施形態の永久磁石型モータの回転子を説明する図である。図15(A)は、回転子20Cを示す図であり、図15(B)は、回転子20Cの一部を拡大した図である。本実施形態の永久磁石型モータ10の有する回転子20Cは、導電部材24Aを有する。本実施形態の導電部材24Aは、永久磁石23の磁極中心Oにおける厚さをTH1とし、導電部材24の磁極の境界に向かう両端部の厚さをTH2とした場合、厚さTH1の値が最も大きく、厚さTH2の値が最も小さくなるように形成した。
図16は、導電部材の厚さと、インダクタンスの平均値の減少幅の関係を示す図である。尚、図16に示す関係は、例えば予め行われた実験等の値から得られるものである。
図16では、導電部材の厚さとインダクタンスの平均値の減少幅が比例関係にあることがわかる。これは、導電部材が厚くなるほど誘導電流が流れやすくなり、固定子コイルの鎖交磁束の減少幅が大きくなるためである。
ところで、回転子20Cの位置を突極比から推定する位置推定では、突極比が大きいことと、固定子コイル32のインダクタンスが回転子の角度について正弦波形で変化することが重要である。
本実施形態では、図16に示す関係に基づき、導電部材24Aの厚さに分布を持たせ、インダクタンスの変動を正弦波に近づけることで、回転子20Cの位置の推定の精度向上に貢献できる。
(第六の実施形態)
以下に、図面を参照して第六の実施形態について説明する。以下の第六の実施形態の説明では、第一の実施形態と同様の構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図17は、第六の実施形態の永久磁石型モータの回転子を説明する図である。図17(A)は、回転子20Dを示す図であり、図17(B)は、回転子20Dを矢印Y4から見た図である。
本実施形態の導電部材24Bは、導電部材24Bを回転子20Dの軸方向に二等分する位置Pにおける導電部材24Bの幅をW11とし、回転子20Dの軸方向の上端及び下端部の導電部材24Bの幅をW12としたとき、W11>W12となるように形成した。
図18は、導電部材の幅と、インダクタンスの平均値の減少幅の関係を示す図である。尚、導電部材24Bの幅は、電気角によって示される。また、図18に示す関係は、例えば予め行われた実験等の値から得られるものである。
本実施形態では、図18に示すように、導電部材の幅とインダクタンスの平均値の減少幅は比例関係にあることがわかる。これは、導電部材の幅が広くなるほど誘導電流が流れやすくなり、固定子コイルの鎖交磁束の減少幅が大きくなるためである。
よって、本実施形態では、図18に示す関係に基づき、導電部材24Bの幅に分布を持たせることで、インダクタンス変化をより正弦波に近づけ、回転子20Dの位置の推定の精度向上に貢献できる。
(第七の実施形態)
以下に、図面を参照して第七の実施形態について説明する。以下の第七の実施形態の説明では、第一の実施形態と同様の構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図19は、第七の実施形態の導電部材を説明する第一の図である。図20は、第七の実施形態の導電部材を説明する第二の図である。
本実施形態の導電部材24Cは、図19に示すように、1枚の金属箔シート26に、永久磁石23の磁極ピッチに合わせた開口部27が設けられている。本実施形態の導電部材24Cは、図20に示すように、永久磁石23の外周に巻きつけられ、接着もしくは粘着性の部材を用いて固定される。導電部材24Cが、磁極毎に閉回路を分割する形状の場合は、貼り付け後に金属箔シート26を切断する。
本実施形態では、導電部材24Cを、あらかじめ開口部27を設けた1枚の金属箔シート26を、回転子20の永久磁石23に巻きつけることにより作るため、安価に突極性を示す永久磁石型モータを作ることができる。
(第八の実施形態)
以下に、図面を参照して第八の実施形態について説明する。以下の第八の実施形態の説明では、第一の実施形態と同様の構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図21は、第八の実施形態の導電部材を説明する図である。
本実施形態の導電部材24Dは、開口部とする部分にマスキング29を設けた永久磁石23に、導電性塗料28を塗装して、塗装後にマスキング29を除去することで作成される。
本実施形態では、導電部材24Dを導電性塗料と塗装工程により作成するため、安価に突極性を示す永久磁石型モータを作ることができる。
尚、導電部材24D、第七の実施形態の導電部材24Cと同様の形状のものとしたが、これに限定されない。本実施形態は、例えば第一の実施形態の導電部材24を導電性塗料と塗装工程により作成しても良いし、その他の実施形態の導電部材を導電性塗料と塗装工程により作成しても良い。
(第九の実施形態)
以下に、図面を参照して第九の実施形態について説明する。第九の実施形態は、永久磁石型モータを2相永久磁石型ステッピングモータとした。以下の第九の実施形態の説明では、第一の実施形態と同様の構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図22は、第九の実施形態の永久磁石型モータを説明する図である。本実施形態の永久磁石型モータ10Aは、2相永久磁石型ステッピングモータである。
回転子20は、第一の実施形態と同様の構成であるが、磁極配置のピッチ角度は、後述するクローポール35と同じとする。クローポール35は、一定ピッチの爪形状の誘導子である。
本実施形態のステータ30Aは、A相、B相の2相が上下にスタックされた(積み重ねられた)構造となっている。図13において、ステータ30Aの上側のA相は、図面上の手前半分をカットして図示されており、下側のB相は手前1/3をカットして図示されている。ただし、B相は、後述するB相ヨーク34Bの下面及び回転子を対向する内面は残して図示している。
以下に、本実施形態のステータ30Aの構造について説明する。
A相コイル32Aは、A相のコイルであり、それぞれ回転子20の外周に円周方向にリング状に巻かれ、コイル端子33Aより、巻線の端部が外部へ引き出されている。尚、巻線の巻き方には、コイルを流れる電流の向きにより、ユニファイラ巻、バイファイラ巻が存在するが、本実施形態では、どちらかに限定するものではない。
B相コイル32BもA相と同様であり、A相コイル32AとB相コイル32Bとは互いに独立である。
A相ヨーク34Aは、A相コイル32Aの周囲を囲む中空のパイプ形状であり、A相コイル32Aのケースの役割をする。また、A相ヨーク34Aには、回転子20と対向する面に空隙36と、一定ピッチで上下でかみ合うような爪形状のクローポール35とが設けられている。
B相ヨーク34BはA相と同様であるが、クローポール35が、A相のクローポール35と円周方向に1/4ピッチずれるように配置される。
以上のように、本実施形態では、クローポール構造のステータを用いることにより、電磁鋼鈑を積層したステータコアが不要となり、コイルも2つでよいことから、さらに安価に突極性を示す永久磁石型モータを作ることができる。
(第十の実施形態)
以下に、図面を参照して第十の実施形態について説明する。第十の実施形態は、第一の実施形態に記載した永久磁石型モータを有するモータ駆動制御装置である。以下の第十の実施形態の説明では、第一の実施形態と同様の構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図23は、第十の実施形態のモータ駆動制御装置を説明する図である。本実施形態のモータ駆動制御装置100は、速度制御部61と、電流制御部62と、位置推定装置40と、を有する。
本実施形態の位置推定装置40は、永久磁石型モータ10、座標変換部41、座標逆変換部42、転流駆動部45、電流検出部46、位置推定部50、高調波重畳部55を有する。
本実施形態の転流駆動部45は、後述する相電圧指令値Vu、Vv、Vwの値に基づいて、パルス幅変調された電圧をコイル端子33へ印加して、固定子コイル32へ電流を供給する。
本実施形態の電流検出部46は、3相の固定子コイル32に流れるコイル電流のうち、U相及びV相のコイル電流を検出してAD変換し、検出電流データd_Iu、d_Ivとして出力する。
本実施形態の座標変換部41は、検出したUVW相の検出電流データd_Iu、d_Ivを、図24に示す互いに120度の位相差をもつUVW軸座標系から、推定位置theで回転した回転直交座標系であるdq軸推定座標系へ座標変換し、dq軸検出電流データd_Id、d_Iqとして出力する。図24は、座標系の定義を示す図である。
本実施形態の座標逆変換部42は、後述する高調波が重畳されたd軸の出力指令値Vmd及びq軸の出力指令値Vmqを、図24に示すdq軸推定座標系からUVW軸座標系へ座標逆変換する。そして座標逆変換部42は、U相、V相、W相それぞれのコイル端子33に印加すべき電圧である、相電圧指令値Vu、Vv、Vwを出力する。
本実施形態の位置推定部50は、後述する高調波指令値Vd、Vq、dq軸検出電流データd_Id、d_Iq及びトルク指令値Teから回転子20の推定位置the(電気角相当)および推定速度wm(機械角相当)を出力する。位置推定部50の詳細は後述する。
本実施形態の高調波重畳部55は、高調波生成部56及び加算部57を備え、高調波信号を生成し、後述する制御出力値Vd、Vqに高調波信号を重畳して、出力指令値Vmd、Vmqとして出力する。
高調波生成部56は、d軸及びq軸それぞれに提供される高調波指令値Vcd、Vcqを生成する。加算部57は、高調波指令値Vcd、Vcqをそれぞれ制御出力値Vd、Vqに加算して、出力指令値Vmd、Vmqとして出力する。尚、本実施形態おける高調波指令値Vcd、Vcqは、高調波信号に相当する。
本実施形態の速度制御部61は、外部から入力される、または予め設定された速度目標値wtgtと、推定速度(機械角相当)wmに基づいて、発生すべきトルクの目標であるトルク目標値Teを出力する。
本実施形態の電流制御部62は、トルク目標値Teにもとづいて、d軸及びq軸にそれぞれ流すべき電流目標値を生成する電流目標生成部と、d軸及びq軸それぞれに比例積分制御器を備える。本実施形態の比例積分制御器は、d軸及びq軸の電流目標値と検出電流データd_Iu、d_Ivから、d軸及びq軸それぞれへ印加すべき電圧の指令値である、制御出力値Vd、Vqを生成する。
以下に、図25を参照して位置推定部50について説明する。図25は、位置推定部を説明する図である。
本実施形態の位置推定部50は、復調部51と、オブザーバ52と、を有する。
本実施形態の復調部51は、高調波指令値Vcd、Vcqとdq軸検出電流データd_Id、d_Iqの乗算及びフィルタにより、dq軸検出電流データd_Id、d_Iqに含まれる高調波の応答である、高調波電流成分を抽出する。そして、復調部51は、回転子20の位置(電気角)θeと推定位置(電気角相当)theの誤差である推定誤差Difを抽出する。尚、推定誤差Difを検出するためには、突極性を示す永久磁石型モータ10でなくてはならない。
オブザーバ52は、推定誤差Difにもとづいて、回転子20の推定位置(電気角相当)theおよび推定速度(機械角相当)wmを出力する。尚、本実施形態における高調波電流成分は、応答信号に相当する。
以上のように、本実施形態のモータ駆動制御装置100及び位置推定装置40では、第一の実施形態の永久磁石型モータ10を用いるため、エンコーダ等のセンサを使用せずに、永久磁石型モータの回転子の位置を推定することができる。さらに、本実施形態では、位置推定装置40を含むモータ駆動制御装置100を安価に構成することができる。
尚、本実施形態のモータ駆動制御装置100と位置推定装置40では、第二乃至第九の実施形態の永久磁石型モータを用いても、同様の効果を得ることができる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
10 永久磁石型モータ
20、20A、20B、20C、20D 回転子
21 回転軸
22 ヨーク
23 永久磁石
24、24A、24B、24C、24D 導電部材
30 ステータ
31 ステータコア
32 固定子コイル
40 位置推定装置
100 モータ駆動制御装置
特開平9−294391号公報 特許第5247411号公報

Claims (14)

  1. 複数相の電機子巻線を備える固定子と、
    回転軸と、周方向に複数の磁極をもつよう着磁された永久磁石と、を有する回転子と、を備え、
    前記永久磁石の各磁極の外周面において、磁極の中心を跨ぎ、且つ前記周方向における1磁極分の幅よりも短い幅の非磁性導体部材が、前記回転軸に沿う方向に延在する永久磁石型モータ。
  2. 前記非磁性導体部材の前記幅は、前記磁極の中心を基準として、前記回転子の角度が±30〜±60度の範囲内となる幅である請求項1記載の永久磁石型モータ。
  3. 前記永久磁石の外周面に、前記非磁性導体部材が配置される溝部が形成された請求項1又は2記載の永久磁石型モータ。
  4. 各磁極に設けられた前記非磁性導体部材同士を接続する他の非磁性導体を有する請求項1ないし3の何れか一項に記載の永久磁石型モータ。
  5. 前記非磁性導体部材の厚さは、前記磁極の中心が最も厚く、前記磁極の境界に向かって薄くなるように形成された請求項1ないし4の何れか一項に記載の永久磁石型モータ。
  6. 前記非磁性導体部材の厚さは、前記回転軸に沿う方向において前記非磁性導体部材を二等分する位置が最も厚く、前記回転軸に沿う方向における前記非磁性導体部材の上端部及び下端部に向かって薄くなるように形成された請求項1ないし4の何れか一項に記載の永久磁石型モータ。
  7. 前記永久磁石は、環状の一体形状である請求項1ないし3の何れか一項に記載の永久磁石型モータ。
  8. 前記非磁性導体部材は、金属箔シートであり、前記永久磁石へ貼り付けることにより配置される請求項1ないし7の何れか一項に記載の永久磁石型モータ。
  9. 前記非磁性導体部材は、非磁性金属を含む導電性の液体、ペーストまたはインクにより形成される請求項1ないし7の何れか一項に記載の永久磁石型モータ。
  10. 前記永久磁石はボンド磁石である請求項1ないし9の何れか一項に記載の永久磁石型モータ。
  11. 前記電機子巻線は、3相巻線であり、前記永久磁石の磁極数は3n(nは自然数)である請求項1ないし10の何れか一項に記載の永久磁石型モータ。
  12. 当該永久磁石型モータは、永久磁石型ステッピングモータである請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の永久磁石型モータ。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の永久磁石型モータと、
    前記永久磁石型モータの前記電機子巻線へ供給される高調波信号を生成する高調波生成部と、
    前記高調波信号の応答である高調波電流成分を検出する電流検出部と、
    前記高調波信号及び前記高調波電流成分に基づき、前記永久磁石型モータの有する前記回転子の位置を推定する位置推定部と、を有する位置推定装置。
  14. 請求項13に記載の位置推定装置を有するモータ駆動制御装置。
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