JP2016047142A - 回転清掃体、吸込口体および電気掃除機 - Google Patents

回転清掃体、吸込口体および電気掃除機 Download PDF

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Yasushi Takai
保志 高井
鳥澤 陽
Akira Torisawa
陽 鳥澤
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Abstract

【課題】保持部材に絡み付いた繊維状の塵埃を容易に除去できる回転ブラシを提供する。
【解決手段】保持部材54a,54bは、軸部53に取り付けられている。保持部材54a,54bは、中軸部61a,61bと、対をなす側壁部62a,63aおよび対をなす側壁部62b,63bと、凹部64a,65aおよび凹部64b,65bとを備える。中軸部61a,61bは、軸部53と略同軸状に位置する円筒状である。対をなす側壁部62a,63aおよび対をなす側壁部62b,63bは、中軸部61a,61bの軸方向に互いに離間された位置に鍔状に突設されている。凹部64a,65aおよび凹部64b,65bは、対をなす側壁部62a,63aの少なくともいずれか一方および対をなす側壁部62b,63bの少なくともいずれか一方の中軸部61a,61b側の端部に軸部53の軸方向に沿って設けられ、軸部53の軸方向と交差する方向に所定の幅を有する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、回転可能に保持される回転清掃体、これを備えた吸込口体および電気掃除機に関する。
従来、電気掃除機の延長管や掃除機本体に接続されて用いられる吸込口体としての床ブラシとして、回転清掃体としての回転ブラシをモータなどの駆動手段により回転駆動させて被掃除面を掃除する、いわゆるパワーブラシがある。
回転ブラシは、円筒状の軸部の周囲にブレードやブラシ毛などの清掃部材が取り付けられているとともに、この軸部の両端部などに設けられた受板である保持部材に軸受部が回転自在に取り付けられて、これら軸受部が床ブラシのケース体の支持部に回動可能に軸支されている。
この回転ブラシは、駆動手段により高速回転されるため、例えば髪の毛やペットの毛などの繊維ごみが絡み付く場合があり、このよう絡み付いた繊維ごみの除去は煩雑である。そのため、このような繊維ごみが特に軸受に絡み付いた場合でも、容易に除去できるようにすることが望まれる。
特開2001−8864号公報
本発明が解決しようとする課題は、保持部材に絡み付いた繊維状の塵埃を容易に除去できる回転清掃体、これを備えた吸込口体および電気掃除機を提供することである。
実施形態の回転清掃体は、軸部と、この軸部の周囲に配置された清掃部材と、軸部に設けられた保持部材とを有し、回転可能に保持される。清掃部材は、軸部の周囲に配置されている。保持部材は、軸部に取り付けられている。この保持部材は、中軸部と、対をなす側壁部と、凹部とを備える。中軸部は、軸部と略同軸状に位置する円筒状である。対をなす側壁部は、中軸部の軸方向に互いに離間された位置に鍔状に突設されている。凹部は、対をなす側壁部の少なくともいずれか一方の中軸部側の端部に軸部の軸方向に沿って設けられ、軸部の軸方向と交差する方向に所定の幅を有する。
第1の実施形態の回転清掃体を備えた吸込口体の一部を示し、(a)は回転清掃体の一端側の断面図、(b)は回転清掃体の他端側の断面図である。 (a)は図1(a)のI−I断面図、(b)は図1(b)のII−II断面図である。 (a)は同上吸込口体の一部の回転清掃体の一端側を拡大して上方から示す斜視図、(b)は同上吸込口体の一部の回転清掃体の他端側を拡大して上方から示す斜視図である。 同上回転清掃体を示す斜視図である。 同上吸込口体の一部を上方から示す斜視図である。 同上回転清掃体および吸込口体を備えた電気掃除機を示す斜視図である。 第2の実施形態の回転清掃体を備えた吸込口体を示し、(a)は回転清掃体の一端側の縦断面図、(b)は回転清掃体の他端側の縦断面図である。 第3の実施形態の回転清掃体を備えた吸込口体を示し、(a)は回転清掃体の一端側の縦断面図、(b)は回転清掃体の他端側の縦断面図である。 第4の実施形態の回転清掃体を備えた電気掃除機を下方から示す平面図である。 同上電気掃除機を上方から示す平面図である。
以下、第1の実施形態の構成を図1ないし図6を参照して説明する。
図6において、11はいわゆるキャニスタ型の電気掃除機を示し、この電気掃除機11は、掃除機本体12と、この掃除機本体12に対して着脱可能に接続される風路形成体である管部13とを有している。
掃除機本体12は、被掃除面としての床面上を旋回および走行可能であり、電動送風機15、この電動送風機15の動作を制御する図示しない本体制御部、および、これら電動送風機15および本体制御部などに給電するためのコードリール装置、あるいは二次電池などの電源部などを収容しているとともに、電動送風機15の吸込側に連通する集塵部18を備えている。また、掃除機本体12の前部には、集塵部18に連通するとともに管部13の基端側が接続される本体吸込口19が開口形成されている。なお、本実施形態では、集塵部18として例えばサイクロン分離式の集塵部を用いるが、例えば紙パックやフィルタなど、任意の集塵部を用いることもできる。
管部13は、ホース体21と、このホース体21に対して着脱可能な例えば合成樹脂製の延長管22と、この延長管22に対して着脱可能な吸込口体としての床ブラシ24とを備えている。
ホース体21は、可撓性を有するホース部25と、このホース部25の基端側(下流側)に設けられ本体吸込口19に接続される接続管部26と、ホース部25の先端側(上流側)に設けられた手元操作部27とを有している。
手元操作部27には、延長管22の基端側(下流側)が着脱可能に接続される。また、この手元操作部27には、使用者が把持する把持部28が基端側に突出して形成されており、この把持部28には電動送風機15の動作モードなどを設定するための設定ボタン29が配置されている。
そして、図1ないし図5に示すように、床ブラシ24は、床面上を走行させることにより床面上の塵埃を吸い込むものである。なお、以下、前後方向および左右方向(両側方向、幅方向)はこの床ブラシ24の走行方向を基準とし、上下方向は床ブラシ24を平坦な床面上に載置した状態での反重力方向および重力方向とする。この床ブラシ24は、左右方向に延びる長手状、すなわち横長に形成されたケース体31と、このケース体31の後部に回転可能に接続され延長管22の先端側(上流側)に着脱可能に接続される接続管32とを備えている。
ケース体31は、例えば合成樹脂などにより形成された複数のケース本体に分割されており、本実施形態では、例えば下部および後部の下側を構成する下ケース35と、この下ケース35の上部を覆って上部および後部の上側を構成する上ケース36と、この上ケース36の前端に上端が回動可能に軸支されて前部を構成する板状の前カバー37と、下ケース35と上ケース36との間で前部両側から両側部に亘って配置された緩衝用のバンパ38とにより構成されている。また、このケース体31には、前部に位置して左右に長手状に延びる吸込室41と、この吸込室41の後部一側に隣接するモータ室42と、吸込室41の両側に位置する軸支室43a,43bと、吸込室41の後部他側に隣接する制御室44とがそれぞれ区画されている。
下ケース35の前端部には、吸込室41の下部および前部を開口する吸込口46が切り欠き形成されている。また、この下ケース35の後部には、接続管32の前端部が取り付けられる突出部47が後方に向けて突設されている。
また、図5および図6に示すように、上ケース36は、本実施形態では、例えば吸込室41、軸支室43aの前部および軸支室43bのそれぞれの上部を構成する第1の上ケース本体である前部上ケース36aと、モータ室42、軸支室43aの後部および制御室44の上部を構成する第2の上ケース本体である後部上ケース36bとを備えている。そして、前部上ケース36aは、後部上ケース36bと下ケース35との少なくともいずれかに対して着脱可能となっており、両側に設けられたストッパ部である係止部36c,36cによって係止されているとともに、これら係止部36c,36cを操作して係止を解除することで取り外されて吸込室41の上方を開放するようになっている。換言すれば、前部上ケース36aは、吸込室41の上部を覆う蓋体となっている。
吸込室41は、下ケース35にて吸込口46の後部から上方に立ち上がる隔壁部49と上ケース36(前部上ケース36a)とにより後部および上部が区画され、吸込口46により前部および下部が開口され、かつ、前カバー37により前部が区画されている。そして、この吸込室41には、絨毯などの床面に入り込んだ塵埃を回転によって掻き出したりフローリングなどの床面を磨いたりなどの掃除補助をする回転清掃体としての回転ブラシ51が回転可能に配置されている。
図1ないし図5に示すように、回転ブラシ51は、床ブラシ24の左右方向に沿って長尺状の軸部53と、この軸部53の例えば両端部に取り付けられた(第1および第2の)保持部材54a,54bと、軸部53の周囲に取り付けられた複数の清掃部材56とを備えている。そして、この回転ブラシ51は、モータ室42に収容された駆動手段としてのモータ57によって回転駆動される。
軸部53は、例えば金属、あるいは合成樹脂などにより成形され、長尺の円筒状となっている。この軸部53は、外周面に清掃部材56をそれぞれ取り付けるための複数の溝部53aが両端間に亘って連続して螺旋状に形成されている。
保持部材54a,54bは、軸部53と同軸状の(第1および第2の)中軸部61a,61bと、中軸部61a,61bの両端部、すなわち中軸部61a,61bの軸方向に互いに離間された位置にそれぞれ鍔状に突設された(一方の第1および第2の)側壁部62a,62bおよび(他方の第1および第2の)側壁部63a,63bと、これら側壁部62a,62bおよび側壁部63a,63aにそれぞれ凹設された(一方の第1および第2の)凹部64a,64bおよび(他方の第1および第2の)凹部65a,65bと、中軸部61a,61bの外周面にて凹部64a,64b,65a,65bに対応する位置に径方向に凹設された(第1および第2の)中軸凹部66a,66bとを備えた略円筒状に形成されている。さらに、これら保持部材54a,54bには、例えば金属製などの軸体67a,67bが圧入されており、これら軸体67a,67bに、回転ブラシ51をケース体31(下ケース35)に回転可能に軸支するための軸受部68a,68bが抜け止めされた状態で取り付けられている。これら軸受部68a,68bは、回転ブラシ51(軸体67a,67b)に対して相対的に回転自在となっている。
中軸部61a,61bは、髪の毛やペットの毛、糸くずなどの繊維状の塵埃Dを積極的に巻き付かせることで軸受部68a,68bへと塵埃Dが絡み付きにくくするための、いわば塵埃Dの巻き付けエリアとなっている部分である。これら中軸部61a,61bは、軸部53、側壁部62a,62bおよび側壁部63a,63bよりも外径が小さい円筒状に形成され、側壁部62a,63a間および側壁部62b,63b間に位置している。また、これら中軸部61a,61bには、ケース体31の軸支室43a,43bにて下ケース35および上ケース36(前部上ケース36a)からそれぞれ上方および下方へとリブ状に突設された規制部69a,69bおよび規制部70a,70bが外周面に対向して位置している。すなわち、これら規制部69a,69bおよび規制部70a,70bは、側壁部62a,63a間、および、側壁部62b,63b間に位置しており、側壁部62a,62b,63a,63bの外周面よりも中心軸側の位置まで突出して、中軸部61a,61bの外周面に対して離間された状態で対向している。このため、側壁部62a,62bと、規制部69a,70aおよび規制部69b,70bと、側壁部63a,63bとにより、中軸部61a,61bの両端間の外周面に対向する位置のスペースが上下方向にジグザグ状に屈曲したラビリンス構造となっており、このラビリンス構造により、塵埃が軸部53側から軸受部68a,68b側へと移動しにくくなっている(図1(a)および図1(b))。
側壁部62a,62bは、中軸部61a,61bの両端部に位置して軸部53の両端部を保持するもので、中軸部61a,61bに対して径方向に鍔状に突出する(一方の第1および第2の)側壁部本体71a,71bと、これら側壁部本体71a,71bの外周縁部から中軸部61a,61bに対して反対側へと突出する(第1および第2の)突出部72a,72bとを一体に備えている。したがって、これら側壁部62a,62bは、軸部53の両端部を覆うキャップ状となっている。そして、側壁部62a,62bは、それぞれ中軸部61a,61bと同軸状に位置している。
側壁部本体71a,71bは、軸寸法が径寸法よりも小さい扁平な円筒状に形成されており、中軸部61a,61bと同軸状に位置し、軸部53の両端部に対向している。
突出部72a,72bは、軸部53の両端側の外周部を覆って位置している。
側壁部63a,63bは、中軸部61a,61bの両端部に位置し中軸部61a,61bと軸受部68a,68bとの間に介在されるものであり、中軸部61a,61bに対して径方向に鍔状に突出している。また、これら側壁部63a,63bは、それぞれ中軸部61a,61bと反対側の軸受部68a,68bと対向する端部が窪んだ略有底円筒状に形成され、中軸部61a,61bと同軸状に位置している。さらに、側壁部63aの外周面には、この側壁部63aの外周面からリブ74が径方向に鍔状に突設されている。そして、側壁部63aの外周面には、リブ74に対して中軸部61a(凹部65a)と反対側の位置に、軸方向に沿って多数の溝部75が周方向に互いに略等間隔に形成され、この側壁部63aの外周面がギヤ状となっている。さらに、この側壁部63aの外周面には、モータ57の駆動力を伝達するための伝達部材としてのタイミングベルト77がモータ57の回転軸57aに取り付けられたプーリ78との間に巻き掛けられている。このタイミングベルト77は、例えばゴムなどの軟質の合成樹脂などによって無端状(円環状)に形成されており、内周面側に溝部75と嵌合する図示しない突起部が突設されており、タイミングベルト77が側壁部63aに対して周方向に滑らないようになっている。
リブ74は、側壁部63aの外周に巻き掛けられたタイミングベルト77の軸部53の軸方向への移動、すなわち中軸部61a側への移動を規制するものであり、側壁部63aの中で最も径方向に突出する部分である。このリブ74は、凹部65aに隣接して位置している。
凹部64a,65aおよび凹部64b,65bは、それぞれ塵埃切断用の工具である鋏Sの先端部を挿入可能とするものであり、保持部材54a,54bの軸方向に対して交差(直交)する方向から見て長方形状となっている。凹部64a,65aおよび凹部64b,65bは、側壁部62a,63aおよび側壁部62b,63bの中軸部61a,61b側の端部をそれぞれ切り欠いて設けられている。また、凹部64a,64b,65a,65bは、保持部材54a,54b(側壁部62a,62b,63a,63b)にそれぞれ複数ずつ設けられている。本実施形態では、凹部64a,64b,65a,65bは、それぞれ軸部53の軸方向と直交する方向、すなわち軸直方向に対して反対側の位置、換言すれば側壁部62a,62b,63a,63bの周方向に180°離間された位置にて側壁部62a,62b,63a,63bに設けられている。すなわち、凹部64a,64b,65a,65bは、それぞれ一対ずつ、保持部材54a,54bに備えられている。また、凹部64a,65aおよび凹部64b,65bは、側壁部62a,62b,63a,63bの周方向に短手方向を有し、側壁部62a,62b,63a,63bの軸方向に長手方向を有している。さらに、これら凹部64a,65aおよび凹部64b,65bは、中軸部61a,61bの径寸法よりも狭く鋏Sを挿入可能な、軸部53の軸方向と交差(直交)する方向への所定の幅Wa1,Wa2および所定の幅Wb1,Wb2(図3)を有しているとともに、中軸部61a,61bの外周面よりも中心軸側へと窪んで形成されている。
中軸凹部66a,66bは、凹部64a,65a間および凹部64b,65b間に連続して中軸部61a,61bの軸方向に沿う直線溝状に形成されている。すなわち、これら中軸凹部66a,66bは、凹部64a,65a間、および、凹部64b,65b間に介在されている。したがって、この中軸凹部66a,66bは、保持部材54a,54b(中軸部61a,61b)にそれぞれ複数ずつ設けられている。本実施形態では、中軸凹部66a,66bは、それぞれ軸部53の軸方向と直交する方向、すなわち軸直方向に対して反対側の位置、換言すれば中軸部61a,61bの周方向に180°離間された位置にて中軸部61a,61bに設けられている。すなわち、中軸凹部66a,66bは、それぞれ一対ずつ、保持部材54a,54bに備えられている。この中軸凹部66a,66bは、凹部64a,65aおよび凹部64b,65bと周方向の幅寸法、および、径方向の深さがそれぞれ略同一に形成されている。したがって、凹部64a,65aおよび中軸凹部66a、および、凹部64b,65bおよび中軸凹部66bは、それぞれ略継ぎ目なく一体的に形成された溝状となっている。そして、これら中軸凹部66a,66bは、中軸部61a,61bの外周面を含む仮想的な円筒に対して中心軸側へと窪んでいるため、中軸部61a,61bの外周面に絡み付く繊維状の塵埃Dがこれら中軸凹部66a,66bの位置で中軸部61a,61bの外周面に対して浮くようになっている。すなわち、これら中軸凹部66a,66bは、中軸部61a,61bの外周面に対して塵埃を浮かせる塵埃浮かせ部の機能を有している。
清掃部材56は、例えば可撓性および弾性を有するゴムやエラストマなどの合成樹脂により板状に形成されたブレード、あるいは可撓性および弾性を有する合成樹脂などにより形成されたブラシ毛などである。
モータ室42は、モータ57を収納する部分であり、接続管32(突出部47)の一側に位置し、上ケース36(後部上ケース36b)および下ケース35により上下左右および前後が区画されている。また、このモータ室42は、隔壁部49を介して前部が吸込室41と隣接している。
軸支室43a,43bは、吸込室41と連通して形成されており、規制部69a,69b,70a,70bの他に、軸受部68a,68bを回転しないように保持する支持部79a,79bが設けられている。したがって、回転ブラシ51が支持部79a,79b(ケース体31)に対して相対的に回転可能に軸支されている。また、軸支室43aは、吸込室41およびモータ室42の一側に連続するように前後方向に沿って長手状に形成されており、モータ室42とも連通し、タイミングベルト77が収納されている。
制御室44は、接続管32(突出部47)の他側に位置し、上ケース36(後部上ケース36b)および下ケース35により上下左右および前後が区画されている。すなわち、この制御室44は、接続管32に対してモータ室42と反対側に位置している。また、この制御室44は、隔壁部49を介して前部が吸込室41と隣接している。さらに、この制御室44内には、図示しないが、モータ57の駆動を制御するモータ制御手段、および、床ブラシ24の床面との接地を検出する接地検出手段がそれぞれ収納されている。そして、モータ制御手段は、手元操作部27の設定ボタン29(図6)の操作による設定に応じてモータ57の駆動をオンオフするとともに、接地検出手段により床ブラシ24が床面と接地していない(床面から離間されている)ことを検出しているときにはモータ57を停止させるように制御する。
一方、図5および図6に示す接続管32は、ケース体31に対して軸回り方向(軸心回り方向)に回動可能に軸支された円筒状の第1回転管81と、この第1回転管81に前端側(上流側)が回動可能に軸支されるとともに延長管22の先端に後端側(下流側)が着脱可能に連通接続される円筒状の第2回転管82とを備えている。そして、第1回転管81が、別体の風路体83を介して、吸込室41(吸込口46)と連通されるようにケース体31に対して固定されている。
次に、上記第1の実施形態の作用を説明する。
掃除の際には、まず、使用者は、掃除機本体12の本体吸込口19に、接続管部26を介してホース体21を連通接続し、このホース体21の先端側の手元操作部27に、延長管22および床ブラシ24を順次連通接続する。したがって、床ブラシ24の吸込室41(吸込口46)が電動送風機15の吸込側と連通する。
次いで、床ブラシ24を床面上に載置し、電源部から本体制御部および電動送風機15へと給電可能な状態として、把持部28を把持した使用者が所定の設定ボタン29を操作すると、この設定ボタン29により設定された動作モードに応じて本体制御部が電動送風機15の入力を制御して、電動送風機15が駆動される。
さらに、使用者は、床ブラシ24を床面上で前後に走行させることで、電動送風機15の駆動により生じる負圧の作用によって、床ブラシ24の先端側の吸込口46から塵埃を空気とともに吸い込む。
また、使用者は、床面の種類に応じて、回転ブラシ51を適宜回転させる。このとき、使用者が所定の設定ボタン29を操作すると、この設定ボタン29の操作に応じて、掃除機本体12側から配線を介して給電されるモータ57がモータ制御手段により駆動され、このモータ57の回転軸57aに取り付けられたプーリ78との間に巻き掛けられたタイミングベルト77を介して回転ブラシ51が高速回転され、床面の塵埃を掻き出したり、床面を磨いたりなどの掃除補助をする。この回転ブラシ51の回転により床面から除去された塵埃のうち、例えば髪の毛やペットの毛などの繊維ごみである塵埃Dは、清掃部材56に付着して回転ブラシ51とともに高速回転することで、回転ブラシ51の端部へと移動し、保持部材54a,54bの側壁部62a,62bを乗り越え、中軸部61a,61bの外周面に周方向に絡み付くことがある。なお、中軸部61a,61bの外周面に対向する位置には、ケース体31から規制部69a,70aおよび規制部69b,70bが突出しているため、塵埃Dの移動がこれら規制部69a,70aおよび規制部69b,70bによって阻まれ、中軸部61a,61bを越えて側壁部63a,63b側や軸受部68a,68b側などへと入り込みにくい。
そして、床ブラシ24の吸込室41に吸い込まれた空気は吸込風となり、延長管22およびホース体21を介して、塵埃を本体吸込口19から集塵部18へと運び、この集塵部18にて塵埃を捕集する。
この後、塵埃が除去された吸込風は電動送風機15へと吸い込まれ、この電動送風機15を通過して排気風となり、掃除機本体12の後部などに設けられた図示しない排気口から掃除機本体12の外部へと排気される。
掃除が終了し、電気掃除機11を収納する際には、設定ボタン29を操作することで、本体制御部が電動送風機15を停止させる。このとき、回転ブラシ51が動作している場合には、モータ制御手段がモータ57も停止させる。
上記のように保持部材54a,54bの中軸部61a,61bの外周面に塵埃Dが絡み付いていると、回転ブラシ51の回転をロックさせる場合があるので、このような塵埃Dは適宜除去する。この際には、まず、係止部36c,36cを例えば床ブラシ24の側方へとスライドさせるように操作して前部上ケース36a(上ケース36)の係止を解除し、この前部上ケース36aを取り外して吸込室41(回転ブラシ51)の上部を露出させる(図5)。この状態で、図3(a)および図3(b)に示すように、凹部64a,65a(中軸凹部66a)および凹部64b,65b(中軸凹部66b)が上部に露出する位置まで回転ブラシ51を適宜回動させる。中軸部61a,61bの外周面に塵埃Dが絡み付いている場合、図2(a)および図2(b)に示すように、塵埃Dは中軸部61a,61bの外周面の包絡線(仮想的な円)に沿って巻き付き、中軸凹部66a,66bの位置では浮いた状態となる。そこで、凹部64a,65aおよび中軸凹部66a、あるいは凹部64b,65bおよび中軸凹部66bに対して開いた鋏Sの先端側を挿入し、中軸凹部66a,66bの位置で浮いた塵埃Dを挟んだ後、鋏Sを閉じることで、中軸部61a,61bの外周面に絡み付いた塵埃Dを切断する。なお、鋏Sを凹部65aに挿入する際には、リブ74が鋏Sの先端を受け止め、タイミングベルト77が鋏Sによって傷付かないようになっている。このように切断した塵埃Dは、例えば引っ張るなどして中軸部61a,61bの外周面から容易に除去できる。塵埃Dを除去した後は、前部上ケース36a(上ケース36)を被せた後、係止部36c,36cを床ブラシ24の左右方向の中心側へとスライドさせて前部上ケース36a(上ケース36)を係止する。
上述したように、上記第1の実施形態によれば、保持部材54a,54bの中軸部61a,61bにて凹部64a,65aおよび凹部64b,65bに対応する位置に径方向に凹設された中軸凹部66a,66bを備えるので、中軸部61a,61bの外周面に絡み付いた塵埃Dがこれら中軸凹部66a,66bの位置で中軸部61a,61bから浮くこととなる。したがって、凹部64a,65aおよび凹部64b,65bに鋏Sを挿入すると、この鋏Sの先端部よりも基端寄り、すなわち支点寄りの切断が容易な位置に塵埃Dが位置するので、鋏Sを閉じることでこれら凹部64a,65a間および凹部64b,65b間の中軸凹部66a,66bの位置で浮いた塵埃Dを容易に切断でき、塵埃Dの除去効率をより向上できる。
次に、第2の実施形態を図7を参照して説明する。なお、上記第1の実施形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第2の実施形態は、上記第1の実施形態の回転ブラシ51の中軸凹部66a,66bに代えて、中軸部61a,61bの外周面に凸部85a,85bが径方向に突設されているものである。
凸部85a,85bは、中軸部61a,61bの外周面から塵埃Dを浮き上がらせる塵埃浮かせ部の機能を有するもので、中軸部61a,61bの両端間に亘って軸方向に沿って形成され、凹部64a,64b,65a,65bに対応して位置している。これら凸部85a,85bは、凹部64a,65a間、および、凹部64b,65b間に挿入する鋏Sの先端側の動作を妨げないようにし、かつ、凹部64a,65a間、および、凹部64b,65b間の位置にて塵埃Dが中軸部61a,61bの外周面から浮き上がるような位置とすることが好ましい。具体的に、凸部85a,85bは、凹部64a,64b,65a,65bの周方向の両側近傍、凹部64a,65a間、あるいは凹部64b,65b間などに配置する。すなわち、これら凸部85a,85bは、凹部64a,65a間、および、凹部64b,65b間に介在されている。
そして、掃除の際に高速回転した回転ブラシ51の保持部材54a,54bの中軸部61a,61bの外周面に絡み付いた塵埃Dは、回転ブラシ51の軸方向に対して直交する方向の断面で見て、凸部85a,85bと中軸部61a,61bの外周面(円)との間に仮想的に引かれる接線に沿って位置するので、凸部85a,85bの基端近傍の位置で中軸部61a,61bの外周面から浮き上がっている。そのため、凹部64a,65a、あるいは凹部64b,65bに対して開いた鋏Sの先端側を挿入し、凸部85a,85bの基端側の位置で浮いた塵埃Dを挟んだ後、鋏Sを閉じることで、中軸部61a,61bの外周面に絡み付いた塵埃Dを切断する。
このように、第2の実施形態によれば、保持部材54a,54bの中軸部61a,61bにて凹部64a,65aおよび凹部64b,65bに対応する位置に径方向に突設された少なくとも一つの凸部85a,85bを備えるので、中軸部61a,61bの外周面に絡み付いた塵埃Dがこれら凸部85a,85bの基端側の位置で中軸部61a,61bから浮くこととなる。したがって、凹部64a,65aおよび凹部64b,65bに鋏Sを挿入すると、この鋏Sの先端部よりも基端寄り、すなわち支点寄りの切断が容易な位置に塵埃Dが位置するので、鋏Sを閉じることで凸部85a,85bの基端側の位置で浮いた塵埃Dを容易に切断でき、塵埃Dの除去効率をより向上できる。
なお、上記第2の実施形態において、図8に示す第3の実施形態のように、凸部85a,85bを、中軸部61a,61bの周方向に僅かに離間した位置に一対ずつ設け、これら凸部85a,85a間、および、凸部85b,85b間にて塵埃Dを中軸部61a,61bの外周面から浮かせるようにしてもよい。この場合には、凸部85a,85a間、および、凸部85b,85b間は、例えば鋏Sの厚みより僅かに大きい程度とし、凹部64a,65a間、および、凹部64b,65b間に凸部85a,85a間、および、凸部85b,85b間が位置するようにすることで、上記第2の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、上記各実施形態において、前部上ケース36a(上ケース36)を取り外して回転ブラシ51の保持部材54a,54bを露出させるようにしたが、例えば下ケース35を取り外して回転ブラシ51の保持部材54a,54bを露出させてもよいし、保持部材54a,54bを露出させるための専用のケース部をケース体31に着脱可能に設けてもよい。すなわち、保持部材54a,54bは、ケース体31の一部を取り外して露出させるようにできればよい。
さらに、電気掃除機11としては、キャニスタ型に限らず、上下方向に長手状の掃除機本体12の下部に床ブラシ24が接続されたアップライト型、あるいは、ハンディ型などであってもよい。
次に、第4の実施形態を図9および図10を参照して説明する。なお、上記各実施形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
図9および図10において、91は電気掃除機を示し、この電気掃除機91は、走行面としての被掃除面である床面上を自律走行(自走)しつつ床面を掃除する、いわゆる自走式のロボットクリーナ(掃除ロボット)である。この電気掃除機91は、扁平な中空状の本体ケース92を備え、この本体ケース92を床面上で走行させる駆動輪93,93、これら駆動輪93,93を駆動させる図示しないモータ、障害物や段差などを検出する図示しないセンサ部、充電装置を含む外部装置などと通信する通信部などが備えられている。また、本体ケース92の内部には、図示しない制御手段および二次電池が配置されており、この二次電池により各部に給電され、センサ部による検出情報に基づいて制御手段が各部の動作を制御することで、自律走行が可能となっている。さらに、本体ケース92には、塵埃を溜める集塵部95が例えば後部などに着脱可能に設けられ、この集塵部95と連通して、本体ケース92の床面に対向する下部に集塵口96が開口されている。そして、この集塵口96に回転ブラシ51が取り付けられ、本体ケース92内に配置されたモータ57によって回転駆動されて床面の塵埃を掃除する。
さらに、本体ケース92の下部には、回転ブラシ51の両端部を覆うケース部92a,92bが着脱可能に設けられており、これらケース部92a,92bを取り外すことによって保持部材54a,54b、および、回転ブラシ51(軸受部68a,68b)を回転可能に保持する支持部79a,79bが露出するようになっている。
そして、掃除の際には、モータ57によって回転駆動された回転ブラシ51により塵埃を掻き取って集塵口96から集塵部95へと溜める。
メンテナンスの際には、ケース部92a,92bを取り外して保持部材54a,54bを露出させ、上記の各実施形態と同様に鋏Sなどを凹部64a,64b,65a,65bに挿入し、中軸部61a,61bの外周面に絡み付いた塵埃Dを切断して除去する。
このように、自律走行型の電気掃除機91においても、上記各実施形態の回転ブラシ51を好適に用いることができる。
なお、上記各実施形態において、凹部64a,64b,65a,65bは、保持部材54a,54b(側壁部62a,62b,63a,63b)にそれぞれ1つずつ設けられていてもよい。この場合、中軸凹部66a,66b、および、凸部85a,85bは、凹部64a,64b,65a,65bに対応する位置にそれぞれ設ければよい。
また、保持部材は、軸部53の両端部だけでなく、軸方向の任意の1以上の位置に設けることができる。
さらに、保持部材は、軸部53と一体に設けられていてもよい。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、軸部53に設けられた保持部材54a,54bの軸部53と略同軸状に位置する円筒状の中軸部61a,61bの軸方向に互いに離間した位置に側壁部62a,63aおよび側壁部62b,63bを鍔状に突設するとともに、これら対をなす側壁部62a,63aの少なくともいずれか一方、および、側壁部62b,63bの少なくともいずれか一方の中軸部61a,61b側の端部に、軸部53の軸方向と交差(直交)する方向に所定の幅Wa1,Wa2および所定の幅Wb1,Wb2を有し塵埃切断用の鋏Sを挿入可能な凹部64a,65aおよび凹部64b、65bを設けることで、これら凹部64a,65a間、および、凹部64b,65b間に挿入した鋏Sを動作させるスペースを凹部64a,65a間および凹部64b,65b間に形成できるので、これら凹部64a,65a間、および、凹部64b,65b間にて保持部材54a,54bの中軸部61a,61bに絡み付いた繊維状の塵埃Dを、鋏Sの動作によって容易に切断して除去できる。
すなわち、中軸部61a,61bの外周面に巻き付いた繊維状の塵埃Dは、複雑に絡み合っていて単に引っ張っても除去しにくいので、凹部64a,65aおよび凹部64b,65bの位置で切断することにより絡み合いを容易に解除でき、引っ張るだけで塵埃Dを除去しやすくすることができる。
そして、このように中軸部61a,61bの外周面に絡み付いた繊維状の塵埃Dを鋏Sによって容易に除去できるようにしたので、メンテナンス性が良好であるだけでなく、繊維状の塵埃Dを中軸部61a,61bの外周面に巻き付かせて、このような塵埃Dが回転ブラシ51をケース体31あるいは本体ケース92に対して回転自在に軸支するための軸受部68a,68bへと移動することを抑制する構成を積極的に採用でき、回転ブラシ51の回転性を悪化させにくい。
また、凹部64a,65a、および、凹部64b,65bは、側壁部62aと側壁部63aとの互いに対向する位置、および、側壁部62bと側壁部63bとの互いに対向する位置に設けたことで、それぞれ鋏Sを挿入しやすいとともに、鋏Sを開閉させる幅を凹部64a,65aおよび凹部64b,65bによってより広く確保できるので、塵埃Dをより切断しやすくなるなど、メンテナンスの作業性を向上できる。
さらに、各凹部64a,64b,65a,65bは、軸部53の軸方向と直交する方向に対して互いに反対側の位置にそれぞれ設けたことで、前部上ケース36a(上ケース36)を取り外して回転ブラシ51の保持部材54a,54bを露出させた際に、いずれかの凹部64a,64b,65a,65bが露出しやすくなるので、凹部64a,65a間、あるいは凹部64b,65b間に鋏Sを挿入して塵埃Dを切断しやすくなる。
そして、凹部65aは、リブ74に対してタイミングベルト77と反対側に位置していることで、鋏Sを凹部64a,65aに挿入する際にこの鋏Sをリブ74によってガードし、タイミングベルト77を傷付けにくい。
しかも、各凹部64a,64b,65a,65bは、側壁部62a,62b,63a,63bの周方向に短手方向を有し、この周方向と交差(直交)する側壁部62a,62b,63a,63bの軸方向に長手方向を有するので、鋏Sの形状上、塵埃Dが中軸部61a,61bに対して絡み付く方向、すなわち中軸部61a,61bの周方向に対して交差(直交)する方向に鋏Sを挿入しやすくなり、塵埃Dを鋏Sによって、より効果的に切断できる。
また、凹部64a,64b,65a,65bは、中軸部61a,61bの外周面よりも中心軸側に窪んだ深さに設定されているため、これら凹部64a,65a間、および、凹部64b,65b間に挿入した鋏Sの先端部を確実に塵埃Dと中軸部61a,61bの外周面との間に位置させることができ、鋏Sによって、中軸部61a,61bの外周面に絡み付いた塵埃を全て切断することが可能になる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
24 吸込口体としての床ブラシ
31 ケース体
46 吸込口
51 回転清掃体としての回転ブラシ
53 軸部
54a,54b 保持部材
56 清掃部材
57 駆動手段としてのモータ
61a,61b 中軸部
62a,62b,63a,63b 側壁部
64a,64b,65a,65b 凹部
66a,66b 中軸凹部
74 リブ
77 伝達部材としてのタイミングベルト
79a,79b 支持部
85a,85b 凸部
91 電気掃除機
92 本体ケース
95 集塵部
96 集塵口

Claims (8)

  1. 軸部と、この軸部の周囲に配置された清掃部材と、前記軸部に設けられた保持部材とを具備し、回転可能に保持される回転清掃体であって、
    前記保持部材は、
    前記軸部と略同軸状に位置する円筒状の中軸部と、
    この中軸部の軸方向に互いに離間された位置に鍔状に突設された対をなす側壁部と、
    これら対をなす側壁部の少なくともいずれか一方の前記中軸部側の端部に前記軸部の軸方向に沿って設けられ、前記軸部の軸方向と交差する方向に所定の幅を有する凹部とを備えた
    ことを特徴とした回転清掃体。
  2. 凹部は、一方の側壁部と、他方の側壁部との互いに対向する位置に設けられている
    ことを特徴とした請求項1記載の回転清掃体。
  3. 凹部は、軸部の軸方向と直交する方向に対して互いに反対側の位置にそれぞれ設けられている
    ことを特徴とした請求項1または2記載の回転清掃体。
  4. 保持部材は、中軸部にて凹部に対応する位置に径方向に凹設された中軸凹部を備えた
    ことを特徴とした請求項1ないし3いずれか一記載の回転清掃体。
  5. 保持部材は、中軸部にて凹部に対応する位置に径方向に突設された少なくとも一つの凸部を備えた
    ことを特徴とした請求項1ないし3いずれか一記載の回転清掃体。
  6. 保持部材は、いずれかの側壁部に、この側壁部の外周に巻き付けられて駆動手段の駆動力を伝達する帯状の伝達部材の軸部の軸方向への移動を規制するリブを備え、
    凹部は、前記リブに対して前記伝達部材と反対側に位置している
    ことを特徴とした請求項1ないし5いずれか一記載の回転清掃体。
  7. 被掃除面に対向して開口された吸込口、および、支持部を備えたケース体と、
    前記支持部に回転可能に軸支されて前記吸込口に配置された請求項1ないし6いずれか一記載の回転清掃体と
    を具備したことを特徴とした吸込口体。
  8. 集塵部、この集塵部と連通して被掃除面に対向して開口された集塵口、および、支持部を備えた本体ケースと、
    前記支持部に回転可能に軸支されて前記集塵口に配置された請求項1ないし6いずれか一記載の回転清掃体と
    を具備したことを特徴とした電気掃除機。
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