JP2016046836A - 非絶縁型セルバランス回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】少ない消費電力で高速に充放電できる非絶縁型セルバランス回路を提供する。【解決手段】複数のセル(14n)を直列に接続して形成される二次電池(14)と、この二次電池の端子電圧を選択するセル選択スイッチ(1)と、蓄電部(9)と、充電スイッチ(16)及び放電スイッチ(15)と、インダクタンス(4)及び還流ダイオード(5,8)と、各セルの電位を監視するセルモニタ(26)と、コントローラ(22)と、を備える。コントローラは、セル選択スイッチに二次電池の最大電位となる端子電圧を選択させると共に充電スイッチを動作させて蓄電部に充電する。また、コントローラは、セルモニタからのセル電圧情報に基づきセル選択スイッチに複数のセルのうち電圧の低い1つのセルの端子電圧を選択させると共に放電スイッチを動作させて蓄電部から放電する。【選択図】図1
Description
本発明は、直列接続された二次電池のセル間のバランスを調整する回路に関する。
二次電池のセル間のバランスを調整するための回路として、例えば特許文献1が公知である。この特許文献1には、「直列接続したセルCE1〜CE6の両端からスイッチS11〜S62により順次切り替えられる電圧保持装置CD1により、順番にセルとの接続を取ることを繰り返すことにより、各セルのバランスを容易に調整できるようにしている。」と記載されている(要約参照)。
しかしながら、特許文献1ではセルへの接続を順次繰り返し接続することにより、万遍なく動作を繰り返すことでセル間電圧差を無くすように動作している。スイッチング動作の繰り返しによるバランス動作のためアンバランスの電圧差は少ないので、移動する電荷量も少なく各セルの電圧が均等化するのに時間がかかるという課題がある。さらに、この繰り返し動作をしている間に発生する動作電力がロスになるという課題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、少ない消費電力で高速に充放電できる非絶縁型セルバランス回路を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る非絶縁型セルバランス回路は、複数のセルを直列に接続して形成される二次電池と、この二次電池の端子電圧を選択するセル選択スイッチと、前記二次電池との間で充放電を行う蓄電部と、前記セル選択スイッチと前記蓄電部との間に設けられる充電スイッチ及び放電スイッチと、前記充電スイッチと前記放電スイッチとの間に設けられ、前記蓄電部と直列に接続されるインダクタンス及び前記蓄電部と並列に接続される還流ダイオードと、前記各セルの電位を監視するセルモニタと、前記各スイッチを動作させるためのコントローラと、を備え、前記コントローラは、前記セル選択スイッチに前記二次電池の最大電位となる端子電圧を選択させると共に前記充電スイッチを動作させて前記蓄電部に充電し、前記コントローラは、前記セルモニタからのセル電圧情報に基づき前記セル選択スイッチに前記複数のセルのうち電圧の低い1つのセルの端子電圧を選択させると共に前記放電スイッチを動作させて前記蓄電部から放電する、ことを特徴とする。
本発明によれば、非絶縁型スイッチングコンバータの動作原理を使用して蓄電部への充放電の電流を制御することができるので、低消費電力で高速に充放電することができる。なお、上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、本発明に係る非絶縁型セルバランス回路の実施形態を図に基づき説明する。
「第1実施形態」
図1は、本発明の第1実施形態に係る非絶縁型セルバランス回路の全体構成図であり、図2は、図1に示す回路の動作タイミングを示す図である。図1及び図2において、CHGは充電、DCHGは放電を意味する略語である。また、図1において、CHGの近傍に図示した実線の矢印は充電時の電流の流れ方向を、DCHGの近傍に図示した破線の矢印は放電時の電流の流れ方向をそれぞれ示している。
図1は、本発明の第1実施形態に係る非絶縁型セルバランス回路の全体構成図であり、図2は、図1に示す回路の動作タイミングを示す図である。図1及び図2において、CHGは充電、DCHGは放電を意味する略語である。また、図1において、CHGの近傍に図示した実線の矢印は充電時の電流の流れ方向を、DCHGの近傍に図示した破線の矢印は放電時の電流の流れ方向をそれぞれ示している。
図1に示すように、第1実施形態に係る非絶縁型セルバランス回路は、複数のセル14a,b・・・nを直列接続して形成され、電圧バランスを取る対象の二次電池14と、二次電池14の端子電圧を選択することができるセル選択スイッチ1と、充電スイッチ16と、放電スイッチ15と、インダクタンス4と、還流ダイオード5,8と、コンデンサ(蓄電部)9と、セルの電圧を監視するセルモニタ26と、各スイッチ1,15,16の動作を制御するためのコントローラ22と、を主に備えて構成される。
セルモニタ26は、各セル14a,b,・・・nとセル電圧検出線19を介して接続され、各セル14a,b,・・・nの電圧を監視すると共に、セル電圧取得信号21をコントローラ22に出力する。コントローラ22は、このセル電圧取得信号21を入力として、セル選択スイッチ1にスイッチ(SW)制御信号20を出力するほか、充電スイッチ16及び放電スイッチ15の動作を排他的に制御する。なお、排他的に制御するとは、充電スイッチ16をオンにするとき放電スイッチ15はオフになるよう、また放電スイッチ15をオンにするとき充電スイッチ16をオフにするよう制御することを意味する。
セル選択スイッチ1は、例えばフォトMOS等で構成され、セル選択スイッチ1で選択した二次電池14の端子電圧を出力端子17,18に選択的に出力する。セル選択スイッチ1は、充電スイッチ16を経由して、コンデンサ9と接続される。出力端子17,18は端子17がプラス電位を持ち、端子18はマイナス電位を持つ。
転送電荷量は電圧値に依存するので、コンデンサ9に充電するときは、セル選択スイッチ1が二次電池14の最大電位を選択するようコントローラ22がセル選択スイッチ1の動作を制御する。そして、コントローラ22が充電スイッチ16をオンさせて、チャージ動作が開始される。
一方、放電動作においては、コントローラ22は、セルモニタ26からのセル電圧取得信号21に基づいて、複数のセル14a,b・・・nのうちセル電圧が最も低いセルを1つ選択し、その選択されたセルに対して放電スイッチ15を経由してコンデンサ9から放電する。なお、コントローラ22は、最も電圧が低いセルではなく、例えば、2番目に電圧が低いセルを選択するようにセル選択スイッチ1の動作を制御しても良い。
充電スイッチ16及び放電スイッチ15は、トランジスタ2、トランジスタ11、及びダイオード3を有するフローティングスイッチである。動作点はセル選択スイッチ1の設定に依存して、最大電圧から最小の1セル分の電圧に対応して動作する。フローティングスイッチを駆動するトランジスタ11は、電流駆動型のバイポーラトランジスタであって、セルバランスを行う必要のあるセルの最高電圧を保証できる高耐圧のものを用いる。
このようなトランジスタ11を用いることにより、その制御はマイコンの電圧で直接可能となり、たとえば電池モジュールを多段に積み上げた場合もそれぞれのモジュールは直接マイコンから制御できることになる。また、高耐圧のトランジスタとすることにより、充電スイッチ16及び放電スイッチ15の動作範囲を大きくできる。
また、トランジスタ11として普通のバイポーラトランジスタを使用しているため、入力10及び入力12は通常の論理レベルの3.3Vでインターフェースするように構成することは容易となる。なお、図1による回路構成では、GNDをマイコン等の動作基準電位に合わせ、入力10,12をマイコン等から直接出力してトランジスタ11を駆動することができるので、レベル変換等の回路が不要となる。なお、ダイオード3はトランジスタ2の構造に依存して寄生製造されるダイオードである。
ここで、充電スイッチ16は、セル選択スイッチ1とコンデンサ9とを接続する回路において、セル選択スイッチ1側に配置され、放電スイッチ15は、当該回路においてコンデンサ9側に配置される。インダクタンス4は、充電スイッチ16と放電スイッチ15との間の位置に直接に接続される。還流ダイオード5,8は、それぞれ充電スイッチ16と放電スイッチ15との間の位置で、インダクタンス4を挟んでコンデンサ9と並列に接続される。
次に、充電スイッチ16と放電スイッチ15の動作の詳細を、図2を参照しながら説明する。充電スイッチ16の動作は図2のCHGで示すタイミングで動作する。入力10に入るタイミングはマイコン等の制御出力であり、よく使われる3.3V振幅の信号である。入力10が高レベルの間、充電スイッチ16のトランジスタ2はONし、インダクタンス4に電流が流れる。図2のdt期間に電流diが流れ、放電スイッチ15のダイオード3を経由してコンデンサ9に充電電流が流れる。入力10が低レベルの間は、還流ダイオード5から引き続きコンデンサ9に向かって充電電流が流れ続ける。これにより、充電時間の高速化が可能となる。
放電スイッチ15の動作は図2のDCHGで示すタイミングで動作する。入力12に入るタイミングはマイコン等の制御出力であり、よく使われる3.3V振幅の信号である。入力12が高レベルの間、放電スイッチ15のトランジスタ2はONし、インダクタンス4に電流が流れる。図2のdt期間に電流diが流れ、充電スイッチ16のダイオード3を経由して二次電池14に充電電流が流れる。入力12が低レベルの間は、還流ダイオード8から引き続き二次電池14に向かって充電電流が流れ続ける。
ここで、セルのバランス動作を早めるために必要なことは、転送電荷量が大きいということである。転送電荷量は、コンデンサ9に依存する。電荷量はよく知られた関係式Q=CVより求まる。Qは蓄積電荷量、Cはコンデンサ9の容量、Vはコンデンサ9の印加電圧である。
本発明に係る非絶縁型セルバランス回路の作用効果について、特許文献1に記載の従来技術との比較で説明する。コンデンサ9の容量を固定した場合、コンデンサ9に加わる電圧に電荷量は依存する。特許文献1に示すように隣接するセル間で電荷移送を実行すると移送電荷量はごく僅かであるため、繰り返し時間をかけて電荷移送を行い、セルのバランスをとっている。
セル間の電圧のアンバランス量を最大1V程度とした場合に、12セルスタックした二次電池14の最低電位と最高電位を選択した場合のモジュールの電圧約45Vとの転送電荷量の比較をすると、特許文献1に比べて本発明の転送電荷量は約45倍になる。特許文献1でも多段のセルの電圧をコンデンサ9に充電して転送動作をすれば同様な電荷移送が可能となる。
しかし単にスイッチで選択するだけでは大きな充電電流が流れ、最悪の場合スイッチを破損することが発生する。このようなことの発生を防止するためには、電圧を下げ突入電流を減らす必要があり、結局のところ、特許文献1の構成では、繰り返し時間をかけて僅かの移送電荷量を移送するという動作に帰着することになる。
これに対して、本発明では、前述のごとく、非絶縁型スイッチングコンバータの動作原理を使用してコンデンサ9への充電時の電圧を高くしても過大な電流が流れないようにスイッチング動作を行うことができるので、低消費電力で高速に充放電することができる。
なお、セル選択スイッチ1はフォトMOS等で構成すると2Ω程度のON抵抗の小型のスイッチとすることができる。動作電流を0.4A程度に制限すると、ピーク電力が0.3W程度に収まり、全体として低消費電力になる。
次に、高電圧でコンデンサ9への充電動作が可能となった構成で実際に電荷を移送する動作について説明する。コンデンサ9への充電は、二次電池14の最高電圧と最低電圧をセル選択スイッチ1で選択し、出力端子17,18に最高電圧と最低電圧の差電圧を出力する。セル選択スイッチ1への指示はコントローラ22によって行われる。そして、コントローラ22は、充電スイッチ16をスイッチング動作させ、コンデンサ9に二次電池14の最高電圧と最低電圧をチャージする。1回のチャージ量は、コンデンサ9の容量に依存する。チャージ時間は制限を与えたチャージ電流量に依存し、これは使用するインダクタンス4の値による。
本実施形態では、コントローラ22がパルス幅制御を行ってセル選択スイッチ1を構成するスイッチ素子に流れる電流を一定値に制御する構成を採用しているが、この方法に代えて、簡単のために一定のディユーティーを持った固定周波数でスイッチングさせても良い。ほぼ所定の時間でコンデンサ9への充電が完了するので、次に放電動作へ移行する。
次に、放電動作は、放電スイッチ15のスイッチング動作により行われる。放電スイッチ15の動作の前にセル選択スイッチ1により、各セル14a,b・・・nの中から端子電圧の最も低いセルを1つ選択する。各セル14a,b・・・nの電圧は、セルモニタ26で監視されており、コントローラ22はセルモニタ26からのセル電圧取得信号21に基づいて、最低電圧のセルを識別し、セル選択スイッチ1にどのセルの端子電圧を選択するかを指示する。二次電池14の端子電圧で充電されたコンデンサ9の電荷を単セルに向かって放電し、端子電圧の低いセルに選択的に充電する。
このように二次電池14からコンデンサ9への充電、及びコンデンサ9から二次電池14への放電を繰り返すことにより、各セル間のバランスを取っている。そして、コントローラ22は、セルバランス動作が停止しているときに、セル選択スイッチ1に二次電池14の最大電位となる端子電圧を選択させると共に充電スイッチ16を導通状態に維持している。これにより、より高速充電が可能となる。
なお、本実施形態では、コンデンサ9からの放電により最も低いセルに対する充電が終了したときにコンデンサ9に電荷が残っている場合には、次に電圧の低いセルに対して充電を行うようにコントローラ22が放電スイッチ15及びセル選択スイッチ1の動作を制御している。これにより、電気エネルギの有効利用が図られる。
充電動作により補正に必要な時間は以下のように求まる。転送総電荷量は転送動作回数に比例する。コンデンサ9への1回の充放電時間をt、1回の転送電荷量をQC、補正電圧量をV、電池容量をCBとすると、補正時間hはh=(CB・V/QC)tとなる。
なお、コンデンサ9の代わりに、リチュームイオン電池を用いることもできる。リチュームイオン電池をコンデンサとして用いた場合において、容量表示する場合の換算は以下のように行う。最大電圧と最低電圧の電圧差はVB=1V程度である。QB=1Ahの容量を持った電池ならば、コンデンサ表現した容量値はCB=QB/VB=3600/1=3600[F]となる。
以上説明したように、第1実施形態によれば、充放電時の電流制限抵抗をインダクタンス4のスイッチング動作で実現しているので、電荷の移送ロスを低減でき、充放電の効率を高めることができる。
更に述べると、リチュームイオン電池等の二次電池は危険電圧を上回ると発火等の事故が発生する。これを回避するために、二次電池モジュールの各セルの電圧をモニタして各電池が安全な電圧範囲にあるように充電、放電動作を制御する。セル電圧のばらつきはセルそのものの容量ばらつきで発生し、またセル温度のばらつきによっても発生する。特にセル温度が高い場合は容量が増加して見えるため端子電圧が低下し、セル温度の低い場合は逆に電圧が高く見える。セルの温度は二次電池モジュールのどの位置に配置されるかによりセル温度に差が出てそのためにセル電圧のばらつきが発生する。
充電、放電制御は、二次電池モジュール全体に対して実行するので個別のセルの電圧は制御できない。そのため、セルの最高電圧で充電動作を停止せざるを得ないため、全体の容量が目減りする。セル温度にばらつきが出ない範囲で充電動作を実行すると、充電時間が長くなる問題がある。
本発明は、セルの電圧ばらつきを高速に修正出来るため上記問題を軽減することができる。しかも動作時に消費する電力が少なく電池システムとして高効率になる。
「第2実施形態」
図3は、本発明の第2実施形態に係る非絶縁型セルバランス回路の全体構成図である。図3に示すように、第2実施形態では、充電スイッチ16及び放電スイッチ15が、それぞれショットキーダイオード23を備えている点が第1実施形態と相違する。この構成によれば、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができるうえ、ダイオード3に比べて、電圧降下が低く、スイッチング速度が速いといった利点がある。
図3は、本発明の第2実施形態に係る非絶縁型セルバランス回路の全体構成図である。図3に示すように、第2実施形態では、充電スイッチ16及び放電スイッチ15が、それぞれショットキーダイオード23を備えている点が第1実施形態と相違する。この構成によれば、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができるうえ、ダイオード3に比べて、電圧降下が低く、スイッチング速度が速いといった利点がある。
「第3実施形態」
図4は、本発明の第3実施形態に係る非絶縁型セルバランス回路の全体構成図である。図4に示すように、第3実施形態では、温度保護を目的として、充電スイッチ16及び放電スイッチ15がそれぞれサーミスタ24を備えている点が第1実施形態と相違する。この構成において、コントローラ22は、サーミスタ24からのサーミスタ電圧検出信号25を入力として、充電スイッチ16及び放電スイッチ15の動作を制限することができる。よって、第3実施形態によれば、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができるうえ、充電スイッチ16及び放電スイッチ15の保護を図ることができる。
図4は、本発明の第3実施形態に係る非絶縁型セルバランス回路の全体構成図である。図4に示すように、第3実施形態では、温度保護を目的として、充電スイッチ16及び放電スイッチ15がそれぞれサーミスタ24を備えている点が第1実施形態と相違する。この構成において、コントローラ22は、サーミスタ24からのサーミスタ電圧検出信号25を入力として、充電スイッチ16及び放電スイッチ15の動作を制限することができる。よって、第3実施形態によれば、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができるうえ、充電スイッチ16及び放電スイッチ15の保護を図ることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定するものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施形態は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定するものではない。またある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
1 セル選択スイッチ
2 トランジスタ
3 ダイオード
4 インダクタンス
5,8 還流ダイオード
9 コンデンサ
10,12 入力
11 トランジスタ
14 二次電池
14a,b,…,n セル
15 放電スイッチ
16 充電スイッチ
17,18 出力端子
19 セル電圧検出線
20 スイッチ(SW)制御信号
21 セル電圧取得信号(セル電圧情報)
22 コントローラ
23 ショットキーダイオード
24 サーミスタ
25 サーミスタ電圧検出信号
26 セルモニタ
2 トランジスタ
3 ダイオード
4 インダクタンス
5,8 還流ダイオード
9 コンデンサ
10,12 入力
11 トランジスタ
14 二次電池
14a,b,…,n セル
15 放電スイッチ
16 充電スイッチ
17,18 出力端子
19 セル電圧検出線
20 スイッチ(SW)制御信号
21 セル電圧取得信号(セル電圧情報)
22 コントローラ
23 ショットキーダイオード
24 サーミスタ
25 サーミスタ電圧検出信号
26 セルモニタ
Claims (7)
- 複数のセルを直列に接続して形成される二次電池と、
この二次電池の端子電圧を選択するセル選択スイッチと、
前記二次電池との間で充放電を行う蓄電部と、
前記セル選択スイッチと前記蓄電部との間に設けられる充電スイッチ及び放電スイッチと、
前記充電スイッチと前記放電スイッチとの間に設けられ、前記蓄電部と直列に接続されるインダクタンス及び前記蓄電部と並列に接続される還流ダイオードと、
前記各セルの電位を監視するセルモニタと、
前記各スイッチを動作させるためのコントローラと、を備え、
前記コントローラは、前記セル選択スイッチに前記二次電池の最大電位となる端子電圧を選択させると共に前記充電スイッチを動作させて前記蓄電部に充電し、
前記コントローラは、前記セルモニタからのセル電圧情報に基づき前記セル選択スイッチに前記複数のセルのうち電圧の低い1つのセルの端子電圧を選択させると共に前記放電スイッチを動作させて前記蓄電部から放電する、ことを特徴とする非絶縁型セルバランス回路。 - 請求項1において、
前記コントローラは、前記充電スイッチ及び前記放電スイッチを排他的に動作させることを特徴とする非絶縁型セルバランス回路。 - 請求項1において、
前記充電スイッチ及び前記放電スイッチは、それぞれ電流駆動型のトランジスタを備えることを特徴とする非絶縁型セルバランス回路。 - 請求項3において、
前記コントローラは、前記充電スイッチ及び前記放電スイッチの動作時において、前記セル選択スイッチを構成するスイッチ素子に流れる電流が許容電流値以内となるようにパルス幅制限を行うことを特徴とする非絶縁型セルバランス回路。 - 請求項1において、
前記コントローラは、セルバランス動作が停止しているときに、前記セル選択スイッチに前記二次電池の最大電位となる端子電圧を選択させると共に前記充電スイッチを導通状態に維持することを特徴とする非絶縁型セルバランス回路。 - 請求項1において、
前記蓄電部は、コンデンサまたは二次電池から成ることを特徴とする非絶縁型セルバランス回路。 - 請求項1において、
前記コントローラは、前記セル選択スイッチにて選択された前記セルに対する前記蓄電部からの放電終了後に前記蓄電部に電荷が残っている場合、前記セル選択スイッチに前記複数のセルのうち電圧の低い他の1つのセルの端子電圧を選択させて当該他の1つのセルに対して前記蓄電部から放電を行うことを特徴とする非絶縁型セルバランス回路。
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