JP2016046662A - 通信システムおよび通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用する通信網を変更する操作がユーザーにより行われなくても、通信網を変更してサーバ装置と接続できるようにする。
【解決手段】第1通信網20Aに在圏している端末装置10は、サーバ装置40へ接続する場合、端末装置10が第2通信網20Bを使用するための第2識別情報を管理装置50から取得してeSIMに書き込み、第2識別情報を認証装置30へ送信する。認証装置30は、当該第2識別情報に基づいて端末装置10とサーバ装置40との接続を許可し、端末装置10が第1通信網20Aを使用するための第1識別情報をサーバ装置40へ送信する。端末装置10は、サーバ装置40との接続を認証装置30が許可すると、第1識別情報を管理装置50から取得してeSIMに書き込み、第1識別情報をサーバ装置40へ送信する。サーバ装置40は、第1識別情報を受信済みの場合、端末装置10と接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信システムおよび通信方法に関する。
USIM(Universal Subscriber Identity Module)の内容を書き換えることにより接続する移動体通信網を変更してコンテンツを取得する発明として、例えば特許文献1に開示された通信システムがある。この通信システムにおいては、無線端末装置は、第1の通信事業者の基地局に接続するための情報をUSIMが保持している場合、第1の通信事業者の基地局を介して情報処理装置から第1のコンテンツを取得して表示する。次に、無線端末装置において第1のコンテンツに対応する第2のコンテンツを取得するため、第1のコンテンツ内に表示された接続先を選択する操作がユーザーにより行われると、第2の通信事業者の基地局に接続するための認証要求が無線端末装置から情報処理装置へ送信され、認証処理が行われる。
この認証処理により認証がされると、USIMの情報は、第2の通信事業者の基地局に接続するための情報に書き換えられ、無線端末装置は、第2の通信事業者の基地局を介して情報処理装置と通信可能となる。次に無線端末装置が接続要求を送信し、送信された接続要求を情報処理装置が受信すると、情報処理装置は、第2の通信事業者の基地局を介して第2のコンテンツを無線端末装置へ送信する。そして、第2のコンテンツのダウンロードが終了すると、情報処理装置から無線端末装置へ第1の通信事業者の基地局に接続するための情報が送信されてUSIMの情報が書き換えられ、無線端末装置は、第1の通信事業者の基地局に接続可能となる。
特開2012−165154号公報
ところで、端末装置とサーバ装置とが通信を行うシステムにおいては、端末装置が自動的に測定を行い、測定結果を自動的にサーバへアップロードするシステムがある。このようなシステムにおいては、端末装置は、決まった通信しか行わないため、ユーザーにより操作されるユーザーインターフェースを持たない場合が多い。この端末装置の場合、例えば、端末装置が通信可能な通信網の圏内から他の通信網の圏内に移動すると、サーバ装置と通信を行うためには、SIMの情報を書き換え、接続する通信網を変更する必要がある。しかしながら、ユーザーにより操作されるユーザーインターフェースを持たない場合、SIMの情報を書き換えることが難しく、端末装置を容易にサーバ装置へ接続することが困難となる。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、使用する通信網を変更する操作がユーザーにより行われなくても、端末装置が通信網を変更してサーバ装置と接続できるようにする技術を提供することを目的とする。
本発明は、第1通信網を使用するために割り当てられた第1識別情報を用いて当該第1通信網を使用し、第2通信網を使用するために割り当てられた第2識別情報を用いて当該第2通信網を使用する端末装置と、前記第1識別情報および前記第2識別情報を記憶した管理装置と、前記第2通信網に設けられ、前記第2識別情報を記憶した認証装置と、前記端末装置からの要求に応じて前記端末装置と接続するサーバ装置と、を有し、前記端末装置は、前記第1通信網に在圏しているときに前記サーバ装置へ接続する場合、前記第2識別情報を前記管理装置から受信し、受信した前記第2識別情報を前記認証装置へ送信し、前記認証装置は、前記端末装置から送信された前記第2識別情報を記憶している場合、前記端末装置と前記サーバ装置との接続を許可し、前記端末装置から送信された前記第1識別情報を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置は、前記認証装置から送信された前記第1識別情報を記憶し、前記端末装置は、前記認証装置が前記サーバ装置との接続を許可した場合、前記第1識別情報を前記管理装置から受信し、受信した前記第1識別情報を含む接続要求を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置は、前記端末装置から送信された接続要求に含まれている前記第1識別情報を記憶している場合、前記端末装置と接続する通信システムを提供する。
また、本発明は、第1通信網を使用するために割り当てられた第1識別情報を用いて当該第1通信網を使用し、第2通信網を使用するために割り当てられた第2識別情報を用いて当該第2通信網を使用する端末装置と、前記第1識別情報および前記第2識別情報を記憶した管理装置と、前記第2通信網に設けられ、前記第2識別情報を記憶した認証装置と、前記端末装置からの要求に応じて前記端末装置と接続するサーバ装置と、を有し、前記端末装置は、前記第1通信網に在圏しているときに前記サーバ装置へ接続する場合、前記第2識別情報を前記管理装置から受信し、受信した前記第2識別情報を前記認証装置へ送信し、前記認証装置は、前記端末装置から送信された前記第2識別情報を記憶している場合、前記端末装置と前記サーバ装置との接続を許可し、当該第2識別情報を前記管理装置へ送信し、前記管理装置は、前記認証装置から送信された前記第2識別情報と、当該第2識別情報に対応付けられている前記第1識別情報を、前記サーバ装置への接続を許可する端末装置の識別情報として記憶し、前記端末装置は、前記認証装置が前記サーバ装置との接続を許可した場合、前記第2識別情報を含み、前記第1識別情報を要求するリクエストを前記管理装置へ送信し、前記管理装置は、前記リクエストに含まれている前記第2識別情報を前記サーバ装置への接続を許可する端末装置の識別情報として記憶している場合、当該第2識別情報に対応付けて記憶している前記第1識別情報を前記サーバ装置および前記端末装置へ送信し、前記サーバ装置は、前記管理装置から送信された前記第1識別情報を記憶し、前記端末装置は、前記管理装置から送信された前記第1識別情報を含む接続要求を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置は、前記端末装置から送信された接続要求に含まれている前記第1識別情報を記憶している場合、前記端末装置と接続する通信システムを提供する。
本発明においては、前記サーバ装置は、前記端末装置が前記第1通信網に在圏しており、前記端末装置の前記第1識別情報を記憶していない状態において前記端末装置から前記接続要求を受信すると、前記端末装置との接続を拒否し、前記端末装置は、前記第1通信網に在圏しているときに前記サーバ装置との接続を拒否された場合、前記第2識別情報を前記管理装置から受信し、受信した前記第2識別情報を前記認証装置へ送信する構成としてもよい。
また、本発明は、第1通信網を使用するために割り当てられた第1識別情報を用いて当該第1通信網を使用し、第2通信網を使用するために割り当てられた第2識別情報を用いて当該第2通信網を使用する端末装置と、前記第1識別情報および前記第2識別情報を記憶した管理装置と、前記第2通信網に設けられ、前記第2識別情報を記憶した認証装置と、前記端末装置からの要求に応じて前記端末装置と接続するサーバ装置と、を有し、前記端末装置は、前記第1通信網に在圏しているときに前記サーバ装置へ接続する場合、前記第2識別情報を前記管理装置から受信し、受信した前記第2識別情報を前記認証装置へ送信し、前記認証装置は、前記端末装置から送信された前記第2識別情報を記憶している場合、前記端末装置と前記サーバ装置との接続を許可し、前記サーバ装置へ接続するための認証情報を前記サーバ装置および前記端末装置へ送信し、前記サーバ装置は、前記認証装置から送信された前記認証情報を記憶し、前記端末装置は、前記認証装置から送信された前記認証情報を受信すると、前記第1識別情報を前記管理装置から受信し、前記認証情報を含む接続要求を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置は、前記端末装置から送信された接続要求に含まれている前記認証情報を記憶している場合、前記端末装置と接続する通信システムを提供する。
本発明においては、前記端末装置は、書き換え可能なSIM(Subscriber Identity Module)を有し、当該SIMに前記第1識別情報および前記第2識別情報が記憶される構成としてもよい。
また、本発明は、第1通信網を使用するために割り当てられた第1識別情報を用いて当該第1通信網を使用し、第2通信網を使用するために割り当てられた第2識別情報を用いて当該第2通信網を使用する端末装置と、前記第1識別情報および前記第2識別情報を記憶した管理装置と、前記第2通信網に設けられ、前記第2識別情報を記憶した認証装置と、前記端末装置からの要求に応じて前記端末装置と接続するサーバ装置と、を有する通信システムにおける通信方法であって、前記端末装置は、前記第1通信網に在圏しているときに前記サーバ装置へ接続する場合、前記第2識別情報を前記管理装置から受信し、受信した前記第2識別情報を前記認証装置へ送信し、前記認証装置は、前記端末装置から送信された前記第2識別情報を記憶している場合、前記端末装置と前記サーバ装置との接続を許可し、前記端末装置から送信された前記第1識別情報を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置は、前記認証装置から送信された前記第1識別情報を記憶し、前記端末装置は、前記認証装置が前記サーバ装置との接続を許可した場合、前記第1識別情報を前記管理装置から受信し、受信した前記第1識別情報を含む接続要求を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置は、前記端末装置から送信された接続要求に含まれている前記第1識別情報を記憶している場合、前記端末装置と接続する通信方法を提供する。
また、本発明は、第1通信網を使用するために割り当てられた第1識別情報を用いて当該第1通信網を使用し、第2通信網を使用するために割り当てられた第2識別情報を用いて当該第2通信網を使用する端末装置と、前記第1識別情報および前記第2識別情報を記憶した管理装置と、前記第2通信網に設けられ、前記第2識別情報を記憶した認証装置と、前記端末装置からの要求に応じて前記端末装置と接続するサーバ装置と、を有する通信システムにおける通信方法であって、前記端末装置は、前記第1通信網に在圏しているときに前記サーバ装置へ接続する場合、前記第2識別情報を前記管理装置から受信し、受信した前記第2識別情報を前記認証装置へ送信し、前記認証装置は、前記端末装置から送信された前記第2識別情報を記憶している場合、前記端末装置と前記サーバ装置との接続を許可し、当該第2識別情報を前記管理装置へ送信し、前記管理装置は、前記認証装置から送信された前記第2識別情報と、当該第2識別情報に対応付けられている前記第1識別情報を、前記サーバ装置への接続を許可する端末装置の識別情報として記憶し、前記端末装置は、前記認証装置が前記サーバ装置との接続を許可した場合、前記第2識別情報を含み、前記第1識別情報を要求するリクエストを前記管理装置へ送信し、前記管理装置は、前記リクエストに含まれている前記第2識別情報を前記サーバ装置への接続を許可する端末装置の識別情報として記憶している場合、当該第2識別情報に対応付けて記憶している前記第1識別情報を前記サーバ装置および前記端末装置へ送信し、前記サーバ装置は、前記管理装置から送信された前記第1識別情報を記憶し、前記端末装置は、前記管理装置から送信された前記第1識別情報を含む接続要求を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置は、前記端末装置から送信された接続要求に含まれている前記第1識別情報を記憶している場合、前記端末装置と接続する通信方法を提供する。
また、本発明は、第1通信網を使用するために割り当てられた第1識別情報を用いて当該第1通信網を使用し、第2通信網を使用するために割り当てられた第2識別情報を用いて当該第2通信網を使用する端末装置と、前記第1識別情報および前記第2識別情報を記憶した管理装置と、前記第2通信網に設けられ、前記第2識別情報を記憶した認証装置と、前記端末装置からの要求に応じて前記端末装置と接続するサーバ装置と、を有する通信システムにおける通信方法であって、前記端末装置は、前記第1通信網に在圏しているときに前記サーバ装置へ接続する場合、前記第2識別情報を前記管理装置から受信し、受信した前記第2識別情報を前記認証装置へ送信し、前記認証装置は、前記端末装置から送信された前記第2識別情報を記憶している場合、前記端末装置と前記サーバ装置との接続を許可し、前記サーバ装置へ接続するための認証情報を前記サーバ装置および前記端末装置へ送信し、前記サーバ装置は、前記認証装置から送信された前記認証情報を記憶し、前記端末装置は、前記認証装置から送信された前記認証情報を受信すると、前記第1識別情報を前記管理装置から受信し、前記認証情報を含む接続要求を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置は、前記端末装置から送信された接続要求に含まれている前記認証情報を記憶している場合、前記端末装置と接続する通信方法を提供する。
本発明によれば、使用する通信網を変更する操作がユーザーにより行われなくても、端末装置は、通信網を変更してサーバ装置と接続することができる。
本発明の一実施形態に係る通信システム1の全体構成を示した図。 端末装置10のハードウェア構成を示したブロック図。 端末装置10の機能ブロック図。 認証装置30のハードウェア構成を示したブロック図。 認証テーブルTB1の一例を示した図。 認証装置30の機能ブロック図。 管理装置50のハードウェア構成を示したブロック図。 管理装置50の機能ブロック図。 サーバ装置40のハードウェア構成を示したブロック図。 サーバ装置40の機能ブロック図。 第1実施形態の動作を説明するためのシーケンス図。 第2実施形態に係る管理装置50の機能ブロック図。 第2実施形態の動作を説明するためのシーケンス図。 第3実施形態に係る通信システム1Aの全体構成を示した図。 端末装置10Aのハードウェア構成を示したブロック図。 端末装置10Aの機能ブロック図。 第3実施形態に係る認証装置30の機能ブロック図。 第3実施形態の動作を説明するためのシーケンス図。
[第1実施形態]
(全体構成)
図1は、本発明の第1実施形態に係る通信システム1を構成する装置を示した図である。第1通信網20Aと第2通信網20Bは、音声通信やデータ通信などの通信サービスを提供する移動体通信網である。本実施形態においては、第2通信網20Bは、第1通信網20Aがある国とは異なる国にある通信網である。なお、第1通信網20Aと第2通信網20Bには、インターネットや固定電話網なども接続される。
第1実施形態に係る端末装置10は、無線通信により第1通信網20Aまたは第2通信網20Bに接続してデータ通信を行うコンピュータ装置である。端末装置10は、eSIM(embedded Subscriber Identity Module)を有しており、eSIMに書き込まれている情報(プロファイル)に応じて、第1通信網20Aまたは第2通信網20Bに接続し、データ通信を行う。
サーバ装置40は、端末装置10へ各種サービスを提供するサーバ装置である。サーバ装置40は、専用線で第1通信網20Aおよび第2通信網20Bに接続されている。第1実施形態のサーバ装置40は、端末装置10から送信される各種データを記憶するサービスを提供する。なお、サーバ装置40が提供するサービスは、各種データを記憶するサービスに限定されるものではなく、他のサービスであってもよい。
管理装置50は、端末装置10のeSIMに書き込まれるプロファイルを管理する管理装置である。管理装置50は、第1通信網20Aおよび第2通信網20Bに接続されている。管理装置50は、第1通信網20Aまたは第2通信網20Bを介して端末装置10と通信を行い、端末装置10へプロファイルを提供する。
認証装置30は、端末装置10からサーバ装置40への接続を許可する装置である。認証装置30は、第2通信網20Bに設けられている。認証装置30は、端末装置10から送信される情報を用いて端末装置10からサーバ装置40への接続を許可する。
(端末装置10の構成)
図2は、端末装置10のハードウェア構成の一例を示した図である。制御部101は、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)、不揮発性メモリを備えており、CPUが不揮発性メモリに記憶されているプログラムを実行すると、第1通信網20Aまたは第2通信網20Bを介してデータ通信を行う機能が実現する。
表示部103は、各種メッセージを表示するディスプレイ装置を備えている。操作部104は、端末装置10の電源をオン/オフするための電源ボタンを備えている。通信部105は、第1通信網20Aまたは第2通信網20Bを介してデータ通信を行う通信インターフェースとして機能する。測位部110は、衛星航法システムを利用して端末装置10の位置を測位する機能を有する。測位部110は、衛星航法システムが有する人工衛星からの電波を取得し、取得した電波に基づいて端末装置10の位置を示す位置情報を生成する。
eSIM111は、書き換えが可能なSIMであり、管理装置50から送られるプロファイルを記憶する。プロファイルは、通信網の提供する通信サービスを端末装置10が受けるために必要となるIMSI(International Mobile Subscriber Identity)を含む。
記憶部102は、不揮発性メモリであり、各種アプリケーションプログラムやデータを記憶する。本実施形態においては、記憶部102は、サーバ装置40と通信を行う機能を実現するアプリケーションプログラム(以下、アプリAと称する)を記憶している。制御部101のCPUが、記憶部102に記憶されているアプリAを実行すると、サーバ装置40と通信を行い、測位部110が生成した位置情報をサーバ装置40へアップロードする機能が実現する。
(端末装置10の機能構成)
図3は、アプリAを実行することにより実現する機能のうち、本発明に係る機能の構成を示したブロック図である。取得部151は、通信部105を制御し、eSIM111に書き込むプロファイルを取得する。要求部152は、サーバ装置40との接続の許可を要求するリクエストを、通信部105を制御して送信する。
(認証装置30の構成)
図4は、認証装置30のハードウェア構成の一例を示したブロック図である。通信部305は、データ通信を行うための通信インターフェースである。通信部305は、第2通信網20Bが備える交換機に接続されている。記憶部302は、データを永続的に記憶する装置(例えばハードディスク装置)を有しており、認証テーブルTB1を記憶している。
認証テーブルTB1は、サーバ装置40の提供するサービスを利用するユーザーに対し、第2通信網20Bを運用する通信事業者が付与したIMSIを格納するテーブルである。図5は、認証テーブルTB1の一例を示した図である。認証テーブルTB1は、「IMSI」フィールドを有している。本実施形態においては、「IMSI」フィールドには、第2通信網20Bを運用する通信事業者が端末装置10のユーザーに付与したIMSI(以下、IMSI(B)とする)が格納される。
また、記憶部302は、他の装置と通信を行う機能や、端末装置10からサーバ装置40への接続を許可する機能を実現するプログラムを記憶している。制御部301は、CPUやRAMを有しており、記憶部302や通信部305を制御する。制御部301のCPUが記憶部302に記憶されているプログラムを実行すると、上述した機能が実現する。
(認証装置30の機能構成)
図6は、認証装置30において実現する機能のうち、本発明に係る機能の構成を示したブロック図である。認証部352は、端末装置10から送信されたIMSIと認証テーブルTB1に格納されているIMSIに基づいて認証処理を行い、端末装置10とサーバ装置40との接続を許可する。通知部351は、認証部352が端末装置10とサーバ装置40との接続を許可した場合、端末装置10とサーバ装置40との接続を許可したことを他の装置へ通知する。
(管理装置50の構成)
図7は、管理装置50のハードウェア構成の一例を示したブロック図である。通信部505は、データ通信を行うための通信インターフェースである。通信部505は、第1通信網20Aおよび第2通信網20Bに接続されている。
記憶部502は、データを永続的に記憶する装置(例えばハードディスク装置)を有しており、eSIM111へ書き込まれるプロファイルを格納したプロファイルテーブルTB2を記憶している。
プロファイルテーブルTB2は、サーバ装置40の提供するサービスに対して利用契約を結んだユーザー毎に記憶される。例えば、第1通信網20Aの利用契約と第2通信網20Bの利用契約を結んだ端末装置10のユーザーが、サーバ装置40の提供するサービスに対して利用契約を結んだ場合、プロファイルテーブルTB2には、端末装置10が第1通信網20Aを使用する際に用いるプロファイルと、端末装置10が第2通信網20Bを使用する際に用いるプロファイルとが格納される。
また、記憶部502は、他の装置と通信を行う機能や、端末装置10へプロファイルを提供する機能を実現するプログラムを記憶している。制御部501は、CPUやRAMを有しており、記憶部502や通信部505を制御する。制御部501のCPUが記憶部502に記憶されているプログラムを実行すると、上述した機能が実現する。
(管理装置50の機能構成)
図8は、管理装置50において実現する機能のうち、本発明に係る機能の構成を示したブロック図である。提供部551は、通信部505が受信した端末装置10からのリクエストに応じて、プロファイルテーブルTB2に格納されているプロファイルを取得する。提供部551は、取得したプロファイルを、通信部505を制御して端末装置10へ送信する。
(サーバ装置40の構成)
図9は、サーバ装置40のハードウェア構成の一例を示したブロック図である。通信部405は、データ通信を行うための通信インターフェースである。通信部405は、専用線で第1通信網20Aおよび第2通信網20Bに接続されている。
記憶部402は、データを永続的に記憶する装置(例えばハードディスク装置)を有しており、端末装置10から送信されたデータを記憶する。また、記憶部402は、サーバ装置40への接続を認証装置30により許可されたユーザーのIMSIを記憶する。
また、記憶部402は、他の装置と通信を行う機能や、端末装置10から送信された位置情報を記憶部402に記憶する機能を実現するプログラムを記憶している。制御部401は、CPUやRAMを有しており、記憶部402や通信部405を制御する。制御部401のCPUが記憶部402に記憶されているプログラムを実行すると、上述した機能が実現する。
(サーバ装置40の機能構成)
図10は、サーバ装置40において実現する機能のうち、本発明に係る機能の構成を示したブロック図である。接続部452は、通信部405が端末装置10から送信されたリクエストを受信すると、受信したリクエストに基づいて端末装置10との接続を確立する。記憶制御部451は、サーバ装置40との接続を許可されたユーザーのIMSIを通信部405が受信すると、受信したIMSIを記憶部502に記憶させる。
(第1実施形態の動作例)
次に第1実施形態の動作例について説明する。なお、以下の説明においては、動作の開始時点においては、端末装置10は、第1通信網20Aの通信エリア内に在圏し、eSIM111には第1通信網20Aを使用するためのプロファイル(第1通信網20Aを運用する通信事業者がユーザーに付与したIMSI(A)を含む)が記憶されており、サーバ装置40には、端末装置10のユーザーのIMSIが記憶されていない場合を想定して動作例の説明を行う。
まず、ユーザーが端末装置10の電源を入れると、測位部110が端末装置10の位置の測位を開始する。制御部101は、測位部110が生成した位置情報を所定の周期で取得し、取得したデータを記憶部102に記憶させる。また、制御部101は、所定の時刻になると、記憶部102に記憶されたデータをサーバ装置40へアップロードする処理を開始する。
具体的には、まず制御部101は、eSIM111に記憶されているプロファイルに含まれているIMSI(A)を取得する。制御部101は、取得したIMSI(A)を含み、接続の許可を要求するリクエストを、通信部105を制御してサーバ装置40へ送信する(ステップS1)。
ステップS1で送信されたリクエストは、第1通信網20Aを介してサーバ装置40へ送られる。ステップS1で送信されたリクエストを通信部405が受信すると、制御部401は、接続の許可を判断する(ステップS2)。具体的には、制御部401は、受信したリクエストに含まれているIMSI(A)を取得し、取得したIMSI(A)が記憶部402に記憶されているか判断する。本動作例においては、ここではIMSI(A)が記憶部402に記憶されていないため、制御部401は、接続を不許可とする。制御部401は、接続を不許可と判断すると、通信部405を制御し、接続を不許可としたことを通知するメッセージを端末装置10へ送信する(ステップS3)。
ステップS3で送信されたメッセージを通信部105が受信すると、制御部101は、eSIM111のプロファイルにあるIMSI(A)を含み、プロファイルを要求するリクエストを、管理装置50へ送信する(ステップS4)。ステップS4で送信されたリクエストは、第1通信網20Aを介して管理装置50へ送られる。ステップS4で送信されたリクエストを通信部505が受信すると、制御部501は、リクエストに含まれているIMSI(A)を取得する。
次に制御部501は、取得したIMSI(A)が格納されているプロファイルテーブルTB2を検索する(ステップS5)。制御部501は、取得したIMSI(A)が格納されているプロファイルテーブルTB2がヒットすると、IMSI(A)とは異なるMNC(Mobile Network Code)を有するIMSIを含むプロファイル(本動作例では、IMSI(B)を含むプロファイル)をプロファイルテーブルTB2から取得し、取得したプロファイルを、通信部505を制御して端末装置10へ送信する(ステップS6)。
ステップS6で送信されたプロファイルを通信部105が受信すると、制御部101は、まず、eSIM111に記憶されているプロファイルに含まれているIMSI(A)を記憶部102に書き込む(ステップS7)。次に制御部101は、eSIM111に記憶されているプロファイルを、受信したプロファイルに書き換える(ステップS8)。制御部101は、プロファイルの書き換えが終了すると、eSIM111に記憶されているプロファイルに含まれているIMSI(B)と、記憶部102に書き込まれたIMSI(A)とを含み、サーバ装置40への接続の許可を要求するリクエストを、通信部105を制御して認証装置30へ送信する(ステップS9)。
ステップS9で送信されたリクエストを通信部305が受信すると、制御部301は、受信したリクエストに含まれているIMSIを認証テーブルTB1において検索する(ステップS10)。本動作例においては、上述したようにIMSI(B)が認証テーブルTB1に記憶されているため、リクエストに含まれているIMSIのうち、IMSI(B)が検索によりヒットする。制御部301は、リクエストに含まれているIMSIが検索でヒットした場合、受信したリクエストから、検索でヒットしたIMSI(ここではIMSI(B))とは異なるIMSI(ここではIMSI(A))を抽出する(ステップS11)。次に制御部301は、抽出したIMSI(A)を含むリクエストを許可するように指示するメッセージを、サーバ装置40へ送信する(ステップS12)。
ステップS12で送信されたメッセージを通信部405が受信すると、制御部401は、メッセージに含まれているIMSI(A)を記憶部402に書き込む(ステップS13)。制御部401は、IMSI(A)の記憶部402への書き込みが終了すると、受信したメッセージの指示を了承したことを通知するメッセージを、通信部405を制御して認証装置30へ送信する(ステップS14)。
ステップS14で送信されたメッセージを通信部305が受信すると、制御部301は、サーバ装置40への接続を許可したことを通知するメッセージを、通信部305を制御して端末装置10へ送信する(ステップS15)。
ステップS15で送信されたメッセージを通信部105が受信すると、制御部101は、eSIM111に記憶されているプロファイルに含まれているIMSI(B)を含み、プロファイルを要求するリクエストを、通信部105を制御して管理装置50へ送信する(ステップS16)。
ステップS16で送信されたリクエストは、第1通信網20Aを介して管理装置50へ送られる。このリクエストを通信部505が受信すると、制御部501は、リクエストに含まれているIMSI(B)を取得する。
次に制御部501は、取得したIMSI(B)が格納されているプロファイルテーブルTB2を検索する(ステップS17)。制御部501は、取得したIMSI(B)が格納されているプロファイルテーブルTB2がヒットすると、IMSI(B)とは異なるMNCを有するIMSIを含むプロファイル(本動作例では、IMSI(A)を含むプロファイル)をプロファイルテーブルTB2から取得し、取得したプロファイルを、通信部505を制御して端末装置10へ送信する(ステップS18)。
ステップS18で送信されたプロファイルを通信部105が受信すると、制御部101は、eSIM111に記憶されているプロファイルを、受信したプロファイルに書き換える(ステップS19)。次に制御部101は、eSIM111に記憶されているプロファイルに含まれているIMSI(A)を取得し、取得したIMSI(A)を含み、接続の許可を要求するリクエストを、通信部105を制御してサーバ装置40へ送信する(ステップS20)。
ステップS20で送信されたリクエストは、第1通信網20Aを介してサーバ装置40へ送られる。ステップS20で送信されたリクエストを通信部405が受信すると、接続の許可を判断する(ステップS21)。具体的には、制御部401は、リクエストに含まれているIMSI(A)を取得し、取得したIMSI(A)が記憶部402に記憶されているか判断する。
ここでは、ステップS13でIMSI(A)が記憶部402に記憶されている。制御部401は、取得したIMSI(A)が記憶部402に記憶されている場合、接続を許可する。制御部401は、接続を許可すると、通信部405を制御し、接続を許可することを通知するメッセージを端末装置10へ送信する(ステップS22)。
ステップS22で送信されたメッセージを通信部105が受信すると、端末装置10とサーバ装置40との接続が確立する。端末装置10Aとサーバ装置40Aとの接続が確立すると、制御部101は、記憶部102に記憶されたデータを、通信部105を制御してサーバ装置40へ送信する。このデータを通信部405が受信すると、制御部401は、受信したデータを記憶部402に記憶させる。
端末装置10のようにIDやパスワードを入力するためのユーザーインターフェースを有していない装置に対しては、IDやパスワードで接続を許可する方法では、サーバ装置40に対する接続の許可を得ることができない。しかしながら、本実施形態においては、IDやパスワードを入力するためのユーザーインターフェースを有していない端末装置10であっても、認証装置30、管理装置50およびサーバ装置40の協同により、端末装置10からサーバ装置40への接続が許可され、端末装置10とサーバ装置40とが通信を行うことができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態に係る通信システムは、第1実施形態と同じ装置を含み、通信システムに含まれる装置のハードウェア構成は第1実施形態と同じである。本実施形態においては、各装置が行う処理が第1実施形態と異なる。このため、第1実施形態と同じ構成については説明を省略し、以下では第1実施形態との相違点について説明する。
図12は、第2実施形態に係る管理装置50において実現する機能のうち、本発明に係る機能の構成を示したブロック図である。通知部552は、サーバ装置40との接続が許可されたユーザーのIMSIを取得し、取得したIMSIをサーバ装置40へ通知する。
(第2実施形態の動作例)
次に第2実施形態の動作例について、図13を用いて説明する。なお、以下の説明においては、動作の開始時点においては、端末装置10は、第1通信網20Aの通信エリア内に在圏し、eSIM111には第1通信網20Aを使用するためのプロファイルが記憶されており、サーバ装置40には、端末装置10のユーザーのIMSIが記憶されていない場合を想定して動作例の説明を行う。
まず、ユーザーが端末装置10の電源を入れると、測位部110が端末装置10の位置の測位を開始する。制御部101は、測位部110が生成した位置情報を所定の周期で取得し、取得したデータを記憶部102に記憶させる。また、制御部101は、所定の時刻になると、記憶部102に記憶されたデータをサーバ装置40へアップロードする処理を開始する。
ここで、制御部101が接続の許可を要求するリクエストを送信するステップS31から、制御部501がIMSI(B)を送信するステップS36までの動作は、第1実施形態のステップS1からステップS6までの動作と同じであるため、その説明を省略する。
ステップS36で送信されたプロファイルを通信部105が受信すると、制御部101は、eSIM111に記憶されているプロファイルを、受信したプロファイルに書き換える(ステップS37)。制御部101は、プロファイルの書き換えが終了すると、eSIM111に記憶されているプロファイルに含まれているIMSI(B)を含み、サーバ装置40への接続の許可を要求するリクエストを、通信部105を制御して認証装置30へ送信する(ステップS38)。
ステップS38で送信されたリクエストを通信部305が受信すると、制御部301は、受信したリクエストに含まれているIMSIを認証テーブルTB1において検索する(ステップS39)。
本動作例においては、IMSI(B)が認証テーブルTB1に記憶されているため、リクエストに含まれているIMSI(B)が検索によりヒットする。制御部301は、リクエストに含まれているIMSIが検索でヒットした場合、検索でヒットしたIMSI(ここではIMSI(B))または当該IMSIに関連付けられているIMSIを含むリクエストを許可するように指示するメッセージを、管理装置50へ送信する(ステップS40)。
ステップS40で送信されたメッセージを通信部505が受信すると、制御部501は、メッセージに含まれているIMSI(B)が格納されているプロファイルテーブルTB2を検索する(ステップS41)。制御部501は、IMSI(B)が格納されているプロファイルテーブルTB2がヒットすると、ヒットしたプロファイルテーブルTB2に格納されているIMSI(A)と、プロファイルテーブルTB2においてIMSI(A)に関連付けられているIMSI(B)を、サーバ装置40への接続を許可するユーザーのIMSIとして記憶部502に書き込む(ステップS42)。制御部501は、IMSI(A)およびIMSI(B)の記憶部502への書き込みが終了すると、受信したメッセージの指示を了承したことを通知するメッセージを、通信部505を制御して認証装置30へ送信する(ステップS43)。
ステップS43で送信されたメッセージを通信部305が受信すると、制御部301は、サーバ装置40への接続を許可したことを通知するメッセージを、通信部305を制御して端末装置10へ送信する(ステップS44)。ステップS44で送信されたメッセージを通信部105が受信すると、制御部101は、eSIM111に記憶されているプロファイルに含まれているIMSI(B)を含み、プロファイルを要求するリクエストを、管理装置50へ送信する(ステップS45)。
ステップS45で送信されたリクエストは、第1通信網20Aを介して管理装置50へ送られる。このリクエストを通信部505が受信すると、制御部501は、リクエストに含まれているIMSI(B)を取得する。
制御部501は、取得したIMSI(B)が、サーバ装置40への接続を許可するユーザーのIMSIとして記憶部502に記憶されているか判断する(ステップS46)。ここで、上述したように記憶部502においては、ステップS42でIMSI(A)およびIMSI(B)が記憶されている。
制御部501は、取得したIMSI(B)が、サーバ装置40への接続を許可するユーザーのIMSIとして記憶部502に記憶されている場合、取得したIMSI(B)と共に記憶されているIMSI(A)を含み、このIMSI(A)を含むリクエストを許可するように指示するメッセージを、サーバ装置40へ送信する(ステップS47)。
ステップS47で送信されたメッセージを通信部405が受信すると、制御部401は、メッセージに含まれているIMSI(A)をサーバ装置40への接続を許可するユーザーのIMSIとして記憶部402に書き込む(ステップS48)。
次に制御部501は、取得したIMSI(B)が格納されているプロファイルテーブルTB2を検索する(ステップS49)。制御部501は、IMSI(B)が格納されているプロファイルテーブルTB2がヒットすると、IMSI(B)とは異なるMNCを有するIMSIを含むプロファイル(ここでは、IMSI(A)を含むプロファイル)をプロファイルテーブルTB2から取得し、取得したプロファイルを、通信部505を制御して端末装置10へ送信する(ステップS50)。
ステップS50で送信されたプロファイルを通信部105が受信すると、制御部101は、eSIM111に記憶されているプロファイルを、受信したプロファイルに書き換える(ステップS51)。次に制御部101は、eSIM111に記憶されているプロファイルに含まれているIMSI(A)を取得する。制御部101は、取得したIMSI(A)を含み、接続の許可を要求するリクエストを、通信部105を制御してサーバ装置40へ送信する(ステップS52)。
ステップS52で送信されたリクエストは、第1通信網20Aを介してサーバ装置40へ送られる。ステップS52で送信されたリクエストを通信部405が受信すると、制御部401は、リクエストに含まれているIMSI(A)を取得する。制御部401は、取得したIMSI(A)が、サーバ装置40への接続を許可するユーザーのIMSIとして記憶部402に記憶されているか判断する(ステップS53)。
ここでは、IMSI(A)がステップS48で記憶部402に記憶されている。制御部401は、取得したIMSI(A)が記憶部402に記憶されている場合、接続を許可する。制御部401は、接続を許可すると、通信部405を制御し、接続を許可することを通知するメッセージを端末装置10へ送信する(ステップS54)。
ステップS54で送信されたメッセージを通信部105が受信すると、端末装置10とサーバ装置40との接続が確立する。端末装置10Aとサーバ装置40Aとの接続が確立すると、制御部101は、記憶部102に記憶されたデータを、通信部105を制御してサーバ装置40へ送信する。このデータを通信部405が受信すると、制御部401は、受信したデータを記憶部402に記憶させる。
以上説明したように本実施形態でも、IDやパスワードを入力するためのユーザーインターフェースを有していない端末装置10であっても、認証装置30、管理装置50およびサーバ装置40の協同により、端末装置10からサーバ装置40への接続が許可され、端末装置10とサーバ装置40とが通信を行うことができる。
なお、第2実施形態においては、ステップS47でIMSI(A)をサーバ装置40へ送信しているが、ステップS42とステップS44との間でIMSI(A)を管理装置50からサーバ装置40へ送信し、サーバ装置40は、ステップS45の前に、管理装置50から送信されたIMSI(A)を記憶するようにしてもよい。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図14は、第3実施形態に係る通信システム1Aを構成する装置を示した図である。
通信システム1Aを構成する第1通信網20A、第2通信網20B、認証装置30および管理装置50のハードウェア構成は、第1実施形態と同じ構成である。
通信システム1Aは、端末装置10に替えて端末装置10Aを含み、サーバ装置40に替えてサーバ装置40Aを含む点が第1実施形態と異なる。端末装置10Aは、一部のハードウェア構成と、実行する処理が端末装置10と異なる。また、サーバ装置40Aのハードウェア構成は、サーバ装置40と同じであるが、実行する処理が異なる。また、サーバ装置40Aは、端末装置10に対して動画を配信するサービスを提供する点がサーバ装置40と異なる。また、本実施形態においては、認証装置30および管理装置50が行う処理が第1実施形態と異なる。
以下、第1実施形態と同じ構成については説明を省略し、以下では第1実施形態との相違点について説明する。
図15は、端末装置10Aのハードウェア構成を示した図である。表示部103Aは、タッチパネルを備えており、ユーザーにより操作される操作部の一例である。タッチパネルは、文字やグラフィック画面、端末装置10Aを操作するためのメニュー画面などを表示する。また、記憶部102は、サーバ装置40が配信する動画を視聴するアプリケーションプログラム(以下、アプリBとする)を記憶している。
図16は、第3実施形態に係る端末装置10Aにおいて実現する機能のうち、本発明に係る機能の構成を示したブロック図である。認証トークン取得部153は、サーバ装置40Aに接続する権限があることを示す情報であり、端末装置10Aがサーバ装置40Aへ接続するための認証情報である認証トークンを認証装置30から取得する。
図17は、第3実施形態に係る認証装置30において実現する機能のうち、本発明に係る機能の構成を示したブロック図である。認証トークン生成部353は、端末装置10からのリクエストに応じて認証トークンを生成する。生成された認証トークンは、サーバ装置40Aと端末装置10Aへ送信される。
(第3実施形態の動作例)
次に第3実施形態の動作例について、図18を用いて説明する。なお、以下の説明においては、動作の開始時点においては、端末装置10Aは、第1通信網20Aの通信エリア内に在圏し、eSIM111には第2通信網20Bを使用するためのプロファイル(第2通信網20Bを運用する通信事業者がユーザーに付与したIMSI(B)を含む)が記憶されており、サーバ装置40Aには、端末装置10Aに対する認証トークンが記憶されていない場合を想定して動作例の説明を行う。
まず、ユーザーが端末装置10Aの電源を入れると、端末装置10Aは、第1通信網20Aから送信されるMNCを取得する。制御部101は、取得したMNCと、eSIM111に記憶されているプロファイルに含まれているIMSI(B)のMNCとを比較する。ここで、取得したMNCは第1通信網20AのMNCであり、記憶されているプロファイルのIMSI(B)のMNCは、第2通信網20BのMNCであって、通信網から取得したMNCと、eSIM111に記憶されているMNCとが異なる。
制御部101は、通信網から取得したMNCと、eSIM111に記憶されているMNCとが異なる場合、eSIM111のプロファイルにあるIMSI(B)を含み、プロファイルを要求するリクエストを、管理装置50へ送信する(ステップS60)。ステップS60で送信されたリクエストは、第1通信網20Aを介して管理装置50へ送られる。ステップS60で送信されたリクエストを通信部505が受信すると、制御部501は、リクエストに含まれているIMSI(B)を取得する。
次に制御部501は、取得したIMSI(B)が格納されているプロファイルテーブルTB2を検索する(ステップS61)。制御部501は、IMSI(B)が格納されているプロファイルテーブルTB2がヒットすると、IMSI(B)とは異なるMNCを有するIMSIを含むプロファイル(本動作例では、IMSI(A)を含むプロファイル)をプロファイルテーブルTB2から取得し、取得したプロファイルを、通信部505を制御して端末装置10Aへ送信する(ステップS62)。
ステップS62で送信されたプロファイルを通信部105が受信すると、制御部101は、eSIM111に記憶されているプロファイルを、受信したプロファイルに書き換える(ステップS63)。
IMSI(A)を含むプロファイルがeSIM111に記憶されると、端末装置10は、第1通信網20Aを介した通信が可能となる。この後、端末装置10AにおいてユーザーがWebブラウザのプログラムの実行を指示する操作をタッチパネルで行い、Webサイトへ接続する操作を行うと、端末装置10AとWebサイトが通信を行い、Webサイトが提供するWebページが端末装置10Aで表示される。
次に、端末装置10AにおいてユーザーがアプリBの実行を指示する操作を行うと、制御部101は、アプリBを実行する(ステップS64)。アプリBを実行した制御部101は、eSIM111に記憶されているプロファイルのIMSI(A)を含み、プロファイルを要求するリクエストを、通信部105を制御して管理装置50へ送信する(ステップS65)。ステップS65で送信されたリクエストを通信部505が受信すると、制御部501は、リクエストに含まれているIMSI(A)を取得する。
次に制御部501は、取得したIMSI(A)が格納されているプロファイルテーブルTB2を検索する(ステップS66)。制御部501は、取得したIMSI(A)が格納されているプロファイルテーブルTB2がヒットすると、IMSI(A)とは異なるMNCを有するIMSIを含むプロファイル(本動作例では、IMSI(B)を含むプロファイル)をプロファイルテーブルTB2から取得し、取得したプロファイルを、通信部505を制御して端末装置10へ送信する(ステップS67)。
ステップS67で送信されたプロファイルを通信部105が受信すると、制御部101は、eSIM111に記憶されているプロファイルを、受信したプロファイルに書き換える(ステップS68)。制御部101は、プロファイルの書き換えが終了すると、受信したプロファイルに含まれているIMSI(ここではIMSI(B))を含み、認証トークンを要求するリクエストを認証装置30へ送信する(ステップS69)。
ステップS69で送信されたリクエストを通信部305が受信すると、制御部301は、受信したリクエストに含まれているIMSIを認証テーブルTB1において検索する(ステップS70)。本動作例においては、IMSI(B)が認証テーブルTB1に記憶されているため、リクエストに含まれているIMSI(B)が検索によりヒットする。制御部301は、リクエストに含まれているIMSIが検索でヒットした場合、サーバ装置40Aへ接続するための認証トークンを生成し(ステップS71)生成した認証トークンを、通信部305を制御してサーバ装置40Aと端末装置10Aへ送信する(ステップS72、ステップS73)。
ステップS72で送信された認証トークンを通信部405が受信すると、制御部401は、受信した認証トークンを記憶部402に記憶させる(ステップS74)。また、端末装置10Aにおいては、ステップS73で送信された認証トークンを通信部105が受信すると、制御部101は、受信した認証トークンを記憶部102に記憶させる(ステップS75)。次に制御部101は、eSIM111に記憶されているプロファイルに含まれているIMSI(B)を含み、プロファイルを要求するリクエストを、管理装置50へ送信する(ステップS76)。
ステップS76で送信されたリクエストを通信部505が受信すると、制御部501は、リクエストに含まれているIMSI(B)を取得する。次に制御部501は、取得したIMSI(B)が格納されているプロファイルテーブルTB2を検索する(ステップS77)。制御部501は、取得したIMSI(B)が格納されているプロファイルテーブルTB2がヒットすると、IMSI(B)とは異なるMNCを有するIMSIを含むプロファイル(本動作例では、IMSI(A)を含むプロファイル)をプロファイルテーブルTB2から取得し、取得したプロファイルを、通信部505を制御して端末装置10へ送信する(ステップS78)。
ステップS78で送信されたプロファイルを通信部105が受信すると、制御部101は、eSIM111に記憶されているプロファイルを、受信したプロファイルに書き換える(ステップS79)。次に制御部101は、eSIM111に記憶されているプロファイルに含まれているIMSI(A)を取得する。制御部101は、記憶部102に記憶されている認証トークンを含み、接続の許可を要求するリクエストを、通信部105を制御してサーバ装置40へ送信する(ステップS80)。
ステップS80で送信されたリクエストは、第1通信網20Aを介してサーバ装置40へ送られる。ステップS80で送信されたリクエストを通信部405が受信すると、接続の許可を判断する(ステップS81)。具体的には、制御部401は、リクエストに含まれている認証トークンを取得し、取得した認証トークンが記憶部402に記憶されているか判断する。ここでは、取得した認証トークンと同じ認証トークンがステップS74で記憶部402に記憶されている。制御部401は、取得した認証トークンが記憶部402に記憶されている場合、接続を許可する。制御部401は、接続を許可すると、通信部405を制御し、接続を許可することを通知するメッセージを端末装置10へ送信する(ステップS82)。
ステップS82で送信されたメッセージを通信部105が受信すると、端末装置10Aとサーバ装置40Aとの接続が確立する。端末装置10Aとサーバ装置40Aとの接続が確立した状態において、ユーザーが、サーバ装置40Aの提供する動画を視聴する操作を行うと、端末装置10Aとサーバ装置40Aとが通信を行い、動画のデータがサーバ装置40Aから端末装置10Aへ送信される。端末装置10Aが、送信されたデータに基づいて表示部103Aを制御すると、サーバ装置40Aが配信する動画が表示部103Aに表示される。
以上説明したように、本実施形態でも、IDやパスワードをユーザーが入力しなくても、認証装置30、管理装置50およびサーバ装置40Aの協同により、端末装置10Aからサーバ装置40Aへの接続が許可され、端末装置10Aとサーバ装置40Aとが通信を行うことができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態および以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
上述した実施形態においては、端末装置10とサーバ装置40との接続の許可を判断するためにIMSIが使用されているが、接続の許可を判断するために用いる情報はIMSIに限定されるものではなく、ユーザーが契約している回線を特定できる情報であれば、例えば電話番号などの他の情報であってもよい。
各装置のプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))など)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供し、インストールしてもよい。また、通信回線を介してプログラムをダウンロードしてインストールしてもよい。
10,10A…端末装置、20A…第1通信網、20B…第2通信網、30…認証装置、40,40A…サーバ装置、50…管理装置、101…制御部、102…記憶部、103…表示部、104…操作部、105…通信部、110…測位部、111…eSIM、301…制御部、302…記憶部、305…通信部、401…制御部、402…記憶部、405…通信部、501…制御部、502…記憶部、505…通信部

Claims (8)

  1. 第1通信網を使用するために割り当てられた第1識別情報を用いて当該第1通信網を使用し、第2通信網を使用するために割り当てられた第2識別情報を用いて当該第2通信網を使用する端末装置と、
    前記第1識別情報および前記第2識別情報を記憶した管理装置と、
    前記第2通信網に設けられ、前記第2識別情報を記憶した認証装置と、
    前記端末装置からの要求に応じて前記端末装置と接続するサーバ装置と、
    を有し、
    前記端末装置は、前記第1通信網に在圏しているときに前記サーバ装置へ接続する場合、前記第2識別情報を前記管理装置から受信し、受信した前記第2識別情報を前記認証装置へ送信し、
    前記認証装置は、前記端末装置から送信された前記第2識別情報を記憶している場合、前記端末装置と前記サーバ装置との接続を許可し、前記端末装置から送信された前記第1識別情報を前記サーバ装置へ送信し、
    前記サーバ装置は、前記認証装置から送信された前記第1識別情報を記憶し、
    前記端末装置は、前記認証装置が前記サーバ装置との接続を許可した場合、前記第1識別情報を前記管理装置から受信し、受信した前記第1識別情報を含む接続要求を前記サーバ装置へ送信し、
    前記サーバ装置は、前記端末装置から送信された接続要求に含まれている前記第1識別情報を記憶している場合、前記端末装置と接続する
    通信システム。
  2. 第1通信網を使用するために割り当てられた第1識別情報を用いて当該第1通信網を使用し、第2通信網を使用するために割り当てられた第2識別情報を用いて当該第2通信網を使用する端末装置と、
    前記第1識別情報および前記第2識別情報を記憶した管理装置と、
    前記第2通信網に設けられ、前記第2識別情報を記憶した認証装置と、
    前記端末装置からの要求に応じて前記端末装置と接続するサーバ装置と、
    を有し、
    前記端末装置は、前記第1通信網に在圏しているときに前記サーバ装置へ接続する場合、前記第2識別情報を前記管理装置から受信し、受信した前記第2識別情報を前記認証装置へ送信し、
    前記認証装置は、前記端末装置から送信された前記第2識別情報を記憶している場合、前記端末装置と前記サーバ装置との接続を許可し、当該第2識別情報を前記管理装置へ送信し、
    前記管理装置は、前記認証装置から送信された前記第2識別情報と、当該第2識別情報に対応付けられている前記第1識別情報を、前記サーバ装置への接続を許可する端末装置の識別情報として記憶し、
    前記端末装置は、前記認証装置が前記サーバ装置との接続を許可した場合、前記第2識別情報を含み、前記第1識別情報を要求するリクエストを前記管理装置へ送信し、
    前記管理装置は、前記リクエストに含まれている前記第2識別情報を前記サーバ装置への接続を許可する端末装置の識別情報として記憶している場合、当該第2識別情報に対応付けて記憶している前記第1識別情報を前記サーバ装置および前記端末装置へ送信し、
    前記サーバ装置は、前記管理装置から送信された前記第1識別情報を記憶し、
    前記端末装置は、前記管理装置から送信された前記第1識別情報を含む接続要求を前記サーバ装置へ送信し、
    前記サーバ装置は、前記端末装置から送信された接続要求に含まれている前記第1識別情報を記憶している場合、前記端末装置と接続する
    通信システム。
  3. 前記サーバ装置は、前記端末装置が前記第1通信網に在圏しており、前記端末装置の前記第1識別情報を記憶していない状態において前記端末装置から前記接続要求を受信すると、前記端末装置との接続を拒否し、
    前記端末装置は、前記第1通信網に在圏しているときに前記サーバ装置との接続を拒否された場合、前記第2識別情報を前記管理装置から受信し、受信した前記第2識別情報を前記認証装置へ送信する
    請求項1または請求項2に記載の通信システム。
  4. 第1通信網を使用するために割り当てられた第1識別情報を用いて当該第1通信網を使用し、第2通信網を使用するために割り当てられた第2識別情報を用いて当該第2通信網を使用する端末装置と、
    前記第1識別情報および前記第2識別情報を記憶した管理装置と、
    前記第2通信網に設けられ、前記第2識別情報を記憶した認証装置と、
    前記端末装置からの要求に応じて前記端末装置と接続するサーバ装置と、
    を有し、
    前記端末装置は、前記第1通信網に在圏しているときに前記サーバ装置へ接続する場合、前記第2識別情報を前記管理装置から受信し、受信した前記第2識別情報を前記認証装置へ送信し、
    前記認証装置は、前記端末装置から送信された前記第2識別情報を記憶している場合、前記端末装置と前記サーバ装置との接続を許可し、前記サーバ装置へ接続するための認証情報を前記サーバ装置および前記端末装置へ送信し、
    前記サーバ装置は、前記認証装置から送信された前記認証情報を記憶し、
    前記端末装置は、前記認証装置から送信された前記認証情報を受信すると、前記第1識別情報を前記管理装置から受信し、前記認証情報を含む接続要求を前記サーバ装置へ送信し、
    前記サーバ装置は、前記端末装置から送信された接続要求に含まれている前記認証情報を記憶している場合、前記端末装置と接続する
    通信システム。
  5. 前記端末装置は、書き換え可能なSIM(Subscriber Identity Module)を有し、当該SIMに前記第1識別情報および前記第2識別情報が記憶される
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の通信システム。
  6. 第1通信網を使用するために割り当てられた第1識別情報を用いて当該第1通信網を使用し、第2通信網を使用するために割り当てられた第2識別情報を用いて当該第2通信網を使用する端末装置と、
    前記第1識別情報および前記第2識別情報を記憶した管理装置と、
    前記第2通信網に設けられ、前記第2識別情報を記憶した認証装置と、
    前記端末装置からの要求に応じて前記端末装置と接続するサーバ装置と、
    を有する通信システムにおける通信方法であって、
    前記端末装置は、前記第1通信網に在圏しているときに前記サーバ装置へ接続する場合、前記第2識別情報を前記管理装置から受信し、受信した前記第2識別情報を前記認証装置へ送信し、
    前記認証装置は、前記端末装置から送信された前記第2識別情報を記憶している場合、前記端末装置と前記サーバ装置との接続を許可し、前記端末装置から送信された前記第1識別情報を前記サーバ装置へ送信し、
    前記サーバ装置は、前記認証装置から送信された前記第1識別情報を記憶し、
    前記端末装置は、前記認証装置が前記サーバ装置との接続を許可した場合、前記第1識別情報を前記管理装置から受信し、受信した前記第1識別情報を含む接続要求を前記サーバ装置へ送信し、
    前記サーバ装置は、前記端末装置から送信された接続要求に含まれている前記第1識別情報を記憶している場合、前記端末装置と接続する
    通信方法。
  7. 第1通信網を使用するために割り当てられた第1識別情報を用いて当該第1通信網を使用し、第2通信網を使用するために割り当てられた第2識別情報を用いて当該第2通信網を使用する端末装置と、
    前記第1識別情報および前記第2識別情報を記憶した管理装置と、
    前記第2通信網に設けられ、前記第2識別情報を記憶した認証装置と、
    前記端末装置からの要求に応じて前記端末装置と接続するサーバ装置と、
    を有する通信システムにおける通信方法であって、
    前記端末装置は、前記第1通信網に在圏しているときに前記サーバ装置へ接続する場合、前記第2識別情報を前記管理装置から受信し、受信した前記第2識別情報を前記認証装置へ送信し、
    前記認証装置は、前記端末装置から送信された前記第2識別情報を記憶している場合、前記端末装置と前記サーバ装置との接続を許可し、当該第2識別情報を前記管理装置へ送信し、
    前記管理装置は、前記認証装置から送信された前記第2識別情報と、当該第2識別情報に対応付けられている前記第1識別情報を、前記サーバ装置への接続を許可する端末装置の識別情報として記憶し、
    前記端末装置は、前記認証装置が前記サーバ装置との接続を許可した場合、前記第2識別情報を含み、前記第1識別情報を要求するリクエストを前記管理装置へ送信し、
    前記管理装置は、前記リクエストに含まれている前記第2識別情報を前記サーバ装置への接続を許可する端末装置の識別情報として記憶している場合、当該第2識別情報に対応付けて記憶している前記第1識別情報を前記サーバ装置および前記端末装置へ送信し、
    前記サーバ装置は、前記管理装置から送信された前記第1識別情報を記憶し、
    前記端末装置は、前記管理装置から送信された前記第1識別情報を含む接続要求を前記サーバ装置へ送信し、
    前記サーバ装置は、前記端末装置から送信された接続要求に含まれている前記第1識別情報を記憶している場合、前記端末装置と接続する
    通信方法。
  8. 第1通信網を使用するために割り当てられた第1識別情報を用いて当該第1通信網を使用し、第2通信網を使用するために割り当てられた第2識別情報を用いて当該第2通信網を使用する端末装置と、
    前記第1識別情報および前記第2識別情報を記憶した管理装置と、
    前記第2通信網に設けられ、前記第2識別情報を記憶した認証装置と、
    前記端末装置からの要求に応じて前記端末装置と接続するサーバ装置と、
    を有する通信システムにおける通信方法であって、
    前記端末装置は、前記第1通信網に在圏しているときに前記サーバ装置へ接続する場合、前記第2識別情報を前記管理装置から受信し、受信した前記第2識別情報を前記認証装置へ送信し、
    前記認証装置は、前記端末装置から送信された前記第2識別情報を記憶している場合、前記端末装置と前記サーバ装置との接続を許可し、前記サーバ装置へ接続するための認証情報を前記サーバ装置および前記端末装置へ送信し、
    前記サーバ装置は、前記認証装置から送信された前記認証情報を記憶し、
    前記端末装置は、前記認証装置から送信された前記認証情報を受信すると、前記第1識別情報を前記管理装置から受信し、前記認証情報を含む接続要求を前記サーバ装置へ送信し、
    前記サーバ装置は、前記端末装置から送信された接続要求に含まれている前記認証情報を記憶している場合、前記端末装置と接続する
    通信方法。
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