JP2016044812A - シールされた流体接続部を形成する流体コネクタ及び方法 - Google Patents

シールされた流体接続部を形成する流体コネクタ及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の目的は、従来のコネクタよりも容易に製造されるとともに効率的に用いられる、無菌状態の流体接続部を形成することが可能な流体コネクタを提供することである。
【解決手段】液密な接続部を形成するようになっているコネクタは、流路を画定する第1のハウジングセクション及び第2のハウジングセクションを備える。ロック部材が、第1のハウジングセクションと第2のハウジングセクションとを選択的にともにロックするように構成されている。スライドシールが、概ね第1のハウジングセクションと第2のハウジングセクションとの間に配置され、スライドシールが流路を遮断及びシールする第1の位置すなわち遮断位置と、流路が遮断されない第2の位置すなわち遮断解除位置との間で可動である。
【選択図】図1

Description

本発明は、包括的には、流体接続部を形成する流体コネクタ及び方法に関する。本発明は、より詳細には、例えば医療産業、バイオ産業、医薬産業、食品産業、及び他の産業を含む種々の産業において、無菌接続部(sterile connection)を確立するコネクタ及び方法に関する。
[関連出願の相互参照]
本願は、2014年8月20日に出願された米国特許出願第62/039633号の優先権及び2015年8月6日に出願された米国特許出願第14/819570号の優先権を主張し、これらの米国特許出願の開示は本明細書に引用することにより本明細書の一部をなす。
上述した産業等の種々の産業では、しばしば、塵芥、埃、又は微生物等の汚染物質類が接続部位において流路に侵入するのを防止するように、接続部位における無菌性を維持しながら繰り返し流体接続部を形成することが必要とされる。
そのような状況下で無菌性を維持する種々の方法が過去に開発されてきた。そのような方法には、無菌状態がプロセス全体を通して維持されるように、種々の流体継手若しくはコネクタを含む他の部品に蒸気又は他の滅菌剤を使用することが含まれる。これらの方法は、慎重に行うのであれば無菌状態を効果的に維持することができるが、そのような方法は、時間がかかるとともに人的ミスが起こりやすい。したがって、特に生産性と確かな滅菌処置とを必要とする環境では、これらの方法はより効率的な方法に取って代わられる。特に、使い捨て流体コネクタ及び流体導管システムが現用され、費用効果的で効率が良く更に確かな無菌状態維持方法をもたらしている。例えば、特許文献1の使い捨てコネクタは、栓部材を用いてコネクタを無菌状態に維持する。栓部材が流路を遮断する位置から、栓部材が流路を遮断しないコネクタ内の位置になるように、スライド部材を用いて栓部材を移動する。栓部材を遮断位置から移動させると、それに合わせて導管がコネクタ内に移動し、無菌状態の流体接続部を形成することができる。
米国特許第7,137,974号明細書
従来のコネクタよりも容易に製造されるとともに効率的に用いられる、無菌状態の流体接続部を形成することが可能な流体コネクタを提供することが望ましい。
第1の例示的な実施形態において、コネクタが提供される。該コネクタは、滅菌状態又は無菌状態等の液密な接続部を形成する。該コネクタは概して、流路を画定する第1のハウジングセクション及び第2のハウジングセクションを備える。ロック部材が、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとを選択的にともにロックするように構成されている。スライドシールが、概ね前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとの間に配置され、該スライドシールが前記流路を遮断及びシールする第1の位置すなわち遮断位置と、前記流路が遮断されない第2の位置すなわち遮断解除位置との間で移動する。
前記第1のハウジングセクション及び前記第2のハウジングセクションは、該第1のハウジングセクション及び該第2のハウジングセクションにそれぞれ結合される、第1の流体コネクタポート及び第2の流体コネクタポートを更に有する。該第1の流体コネクタポート及び該第2の流体コネクタポートは、流体を前記流路に沿って導くように構成されているそれぞれの第1の管状流体接続部材及び第2の管状流体接続部材とそれぞれ流体連結されるようになっている。
代替的な一実施形態において、第1のコネクタポートが前記第1のハウジングセクションに結合され、第1の管状流体コネクタ部材が前記第1のコネクタポートと選択的に結合されるように構成され、第2の管状流体接続部材が、前記第2のハウジングセクションと一体成形されているか又はそうではなく該第2のハウジングセクションに堅固に固定されている。前記第1の管状流体コネクタ部材及び前記第2の管状流体コネクタ部材は、流体を前記流路に沿って導くように作用する。
前記スライドシールは、シール部と、該シール部の略反対側にある把持用端部とを有する。該シール部は、例えばオーバーモールドされたゴム部材とすることができる弾性シール部材が装着されている(carries)ことが好ましい。該把持部は、前記第1の位置すなわち前記遮断位置と前記第2の位置すなわち前記遮断解除位置との間での移動時に、使用者が把持して、前記スライドシールを概ね前記ハウジングセクションに通して該ハウジングセクションと液密にシール係合した状態で移動させるようになっている。前記第1のハウジングセクションは第1のシール面を有し、前記第2のハウジングセクションは第2のシール面を有する。ここでも同様に、これらのシール面はオーバーモールドされたゴム部材とすることができる。前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとが前記ロック部材によってともにロックされる場合、該第1のシール面と該第2のシール面とは互いに液密に係合する。前記スライドシールの前記シール部は、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとが前記ロック部材によってともにロックされ、該スライドシールが前記第1の位置すなわち前記遮断位置にある場合、前記ハウジングセクションの前記第1のシール面及び前記第2のシール面に接触するシール面を更に有する。前記スライドシールは、該スライドシールが前記第1の位置すなわち前記遮断位置から前記第2の位置すなわち前記遮断解除位置に移動する際に、前記流路に真空が発生するのを防止する通気口を更に有する。
前記スライドシールは、遠位シール先端部と近位シール端部とを更に有し、前記スライドシールを前記第2の位置すなわち前記遮断解除位置において停止させ、前記スライドシールが前記第2の位置すなわち前記遮断解除位置にある場合、遠位シール先端部が、前記第1のシール面及び前記第2のシール面の、前記近位シール端部が接触する場所まで又は該場所を越えて移動しないように、停止要素が設けられる。この特徴部は、汚染物質類が外部環境から流路に侵入するのを防止することに役立つ。
前記コネクタは、前記第1のハウジングセクション又は前記第2のハウジングセクションのうちの少なくとも一方に、ラッチ部材を更に備える。該ラッチ部材は、前記スライドシールを前記第1の位置すなわち前記遮断位置に選択的にラッチし、また、スライドシールを第2の位置すなわち遮断解除位置において停止する停止要素を備えることができる。
前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとが互いに隣接してロック解除位置に配置される場合、前記第1のハウジングセクションの前記第1のシール面と前記第2のハウジングセクションの前記第2のシール面との間に第1の概ねテーパー状の空間が形成される。前記スライドシールは、第1のシールセクション及び第2のシールセクションにして形成される。前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとが互いに隣接してロック解除位置に配置される場合、前記第1のシールセクションと前記第2のシールセクションとの間に第2の概ねテーパー状の空間が形成される。前記ロック部材が前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとをともにロックするように移動される場合、前記第1の概ねテーパー状の空間及び前記第2の概ねテーパー状の空間は閉鎖し、それにより、流体及び/又は空気が、前記スライドシールの前記第1のシールセクションと前記第2のシールセクションとの接触場所及び前記第1のハウジングセクションの前記第1のシール面と前記第2のハウジングセクションの前記第2のシール面との接触場所から離れるように押し出される。これは、接続部が形成される際に汚染物質類が流路に侵入するのを防止することに役立つ。
スライドシールセクションは、それぞれのハウジングセクション内の遮断位置に別個に移動することが可能である。このようにして、例えば、第1のハウジングセクション及び第2のハウジングセクションは、異なる場所にあり、第1のスライドシールセクション及び第2のスライドシールセクションとそれぞれ結合することができる。スライドシールセクションがそれらの遮断位置にある状態で、これらの組立体(すなわちコネクタの半部分)を任意の好適な方法で滅菌することができる。滅菌前にスライドシールをそれらの遮断解除位置に引き戻すことがより好ましい。これにより、例えばオートクレーブ内で又は他の手段によって、ハウジングのシール面を滅菌することを可能にする。次に、このコネクタによって、コネクタ半部分を本明細書に開示される方法でともに結合し、無菌流体接続部及び流路を形成することができる。
別の例示的な実施形態において、滅菌状態又は無菌状態等の液密な接続部を形成するコネクタが提供される。該コネクタは概して、流路を画定する第1のハウジングセクション及び第2のハウジングセクションを備える。ロック用カラーが、前記第1のハウジングセクション及び前記第2のハウジングセクションと摺動式に結合され、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとが分離可能であるロック解除位置と、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとが該ロック用カラーによって係合状態でともにロックされるロック位置との間で摺動する。スライドシールが、概ね前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとの間に配置され、該スライドシールが前記流路を遮断及びシールする第1の位置すなわち遮断位置と、前記流路が遮断されない第2の位置すなわち遮断解除位置との間で移動する。
前記ロック用カラーは、閉鎖端部と、反対側にある開放端部とを有するU字状部材を更に備える。前記スライドシールは、該スライドシールが前記第1の位置すなわち前記遮断位置にある場合、前記U字状部材の前記閉鎖端部に隣接して配置されるシール部と、該シール部の略反対側にあり、前記第1の位置すなわち前記遮断位置と前記第2の位置すなわち前記遮断解除位置との間での移動時に、使用者が把持して、該スライドシールを概ね前記U字状部材の前記開放端部に通して移動させるようになっている把持用端部とを有する。
また、第1の管状流体コネクタ部材と第2の管状流体コネクタ部材との間に流体接続部を形成する方法が提供される。1つの例示的な方法は、第1のスライドシールセクションを第1のハウジングセクション内の遮断位置に移動させるとともに、第2のスライドシールセクションを第2のハウジングセクション内の遮断位置に移動させることにより、概ね前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとの間の或る場所において流路を遮断することを含む。前記第1のスライドシールセクション及び前記第2のスライドシールセクションが、前記流路をシールするようにそれらの遮断位置にある間、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとをともにロックする。前記スライドシールセクションを遮断解除位置に移動させる。次に、前記第1の管状流体コネクタ部材又は前記第2の管状流体コネクタ部材のうちの少なくとも一方を前記流路に沿って他方に対して移動させることにより、前記第1の管状流体コネクタ部材と前記第2の管状流体コネクタ部材とを前記流路に沿って流体連通するようにともに結合する。
前記第1の管状流体コネクタ部材と前記第2の管状流体コネクタ部材とを結合することは、前記第1の管状流体コネクタ部材及び前記第2の管状流体コネクタ部材を、それぞれの前記第1のハウジングセクションの第1の流体コネクタポート及び前記第2のハウジングセクションの第2の流体コネクタポートにそれぞれ導入することと、前記第1の管状流体コネクタ部材と前記第2の管状流体コネクタ部材とを前記流路に沿って互いに流体連結することとを更に含む。別の代替形態において、前記第1の管状流体コネクタ部材と前記第2の管状流体コネクタ部材とを結合することは、前記第1の管状流体コネクタ部材を前記第1のハウジングセクションの第1の流体コネクタポートに導入することと、前記第1の管状流体コネクタ部材を、前記第2の管状ハウジングセクションに固定されている第2の管状流体コネクタ部材に流体連結することとを更に含む。
前記方法は、前記遮断位置と前記遮断解除位置との間での移動時に、前記第1のスライドシールセクション及び前記第2のスライドシールセクションを、単一のスライドシールとして、概ね前記ハウジングセクションに通して該ハウジングセクションと液密にシール係合した状態で摺動させることを更に含む。前記第1のハウジングセクションは第1のシール面を有し、前記第2のハウジングセクションは第2のシール面を有する。前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとをともにロックすることは、該第1のハウジングセクションと該第2のハウジングセクションとをともにロックすることで、前記第1のシール面と前記第2のシール面とを互いに液密に係合させることを更に含む。前記第1のスライドシールセクション及び前記第2のスライドシールセクションは、それぞれの第1のシール面及び第2のシール面を更に有し、前記方法は、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとがともにロックされ、前記スライドシールが前記遮断位置にある場合、前記スライドシールセクションの前記第1のシール面及び前記第2のシール面をそれぞれの前記第1のハウジングセクションの前記第1のシール面及び前記第2のハウジングセクションの前記第2のシール面と係合させることを更に含む。
前記方法は、前記第1のハウジングセクションの前記第1のシール面と前記第2のハウジングセクションの前記第2のシール面との間に第1の概ねテーパー状の空間を形成することと、前記スライドシールの前記第1のシールセクションと前記第2のシールセクションとの間に第2の概ねテーパー状の空間を形成することとを更に含む。前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとをともにロックすることで、前記第1の概ねテーパー状の空間及び前記第2の概ねテーパー状の空間を閉鎖し、それにより、流体及び/又は空気を、前記スライドシールの前記第1のシールセクションと前記第2のシールセクションとの接触場所及び前記第1のハウジングセクションの前記第1のシール面と前記第2のハウジングセクションの前記第2のシール面との接触場所から離すように押し出す。
該スライドシールは、遠位シール先端部及び近位シール端部を更に有し、前記方法は、停止要素を用いて前記スライドシールを前記遮断解除位置において停止させることであって、前記スライドシールが前記遮断解除位置にある場合、シール部が、前記第1のシール面及び前記第2のシール面の、汚染されている可能性がある場所まで又は該場所を越えて移動しないようにすることを更に含む。
更なる態様として、前記第1のハウジングセクション又は前記第2のハウジングセクションのうちの少なくとも一方にあるラッチ部材が、前記スライドシールを前記遮断位置に選択的にラッチし、前記スライドシールを前記遮断解除位置に移動させる際に、前記スライドシール内の通気路を通じて前記流路を通気する。
本発明の種々の実施形態のこれらの特徴及び他の特徴は、添付図面と併せて示される実施形態の以下の詳細な説明を読めば、当業者にはより容易に明らかとなるであろう。
第1の実施形態に従って構成された流体コネクタを示す斜視図である。 図1に示す流体コネクタの分解斜視図である。 図1の線3−3に沿った断面図である。 図3に示す断面図の拡大部分を示す図である。 図4に示す丸で囲んだ部分「5」の拡大図である。 図4と同様であるが、ロック用カラーがロック位置に移動され、スライドシールが遮断位置にあるのを示す断面図である。 図6Aと同様であるが、遮断解除位置に向かう最初の外方移動中のスライドシールを示す断面図である。 図6Bと同様であるが、遮断解除位置にあるスライドシールを示す断面図である。 図6Cと同様であるが、管状流体コネクタ部材が互いに係合し、内部に流路を確立するように移動しているのを更に示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に従って構成された流体コネクタの斜視図である。 図7に示す流体コネクタの分解斜視図である。 図7の線9−9に沿った断面図である。 図9に示す断面図の拡大部分を示す図である。 図10Aと同様であるが、スライドシールを外方へ、その遮断解除位置まで移動することができるように、ラッチ部材がラッチ解除されているのを示す断面図である。 図10Bと同様であるが、遮断解除位置にあるスライドシールを示す断面図である。 図10Cと同様であるが、管状流体コネクタ部材がコネクタ内の適所に移動され、流路を確立しているのを示す断面図である。 図10Dと同様であるが、管状流体コネクタ部材がハウジング内に更に移動しているのを示す断面図である。 図10Eと同様であるが、管状流体コネクタ部材がシール位置に完全に移動しているのを示す断面図である。 第1の位置にあり、可動管状流体コネクタ部材の引抜きを可能にするための最初の回動中の可動管状流体コネクタ部材の断面図である。 図11Aと同様であるが、管状流体コネクタ部材の引抜きを可能にする第2の位置に回動されている管状流体コネクタ部材を示す断面斜視図である。 管状流体コネクタ部材の最初の引抜き動作を示す斜視図である。 図11Cと同様であるが、管状流体コネクタ部材の更なる引抜き動作を示す斜視図である。 図7と同様であるが、サイズ及び/又は形態が変更された代替的な設計として示されている固定管状流体コネクタ部材を含む流体コネクタハウジングセクションを示す斜視図である。 図12と同様であるが、固定管状流体コネクタ部材の別の実施形態を示す斜視図である。 本発明の別の実施形態に従って構成された流体コネクタの斜視図である。 図14に示す流体コネクタの分解斜視図である。 代替的なラッチ機構がロック位置にあり、スライドシールが外方移動するのを阻止しているのを示す、図14の線16−16に沿った断面図である。 図16と同様であるが、ラッチ機構がロック解除位置にあり、スライドシールが外方へ、その遮断解除位置に移動しているのを示す断面図である。 本発明の別の実施形態に従って構成された流体コネクタの斜視図である。 図18に示す流体コネクタの分解斜視図である。 代替的なラッチ機構がロック位置にあり、スライドシールが外方移動するのを阻止しているのを示す、図18の線20−20に沿った断面図である。 図20と同様であるが、ラッチ機構がロック解除位置にあり、スライドシールが外方へ、その遮断解除位置に移動しているのを示す断面図である。
図1及び図2を全体的に参照すると、第1の実施形態に従って構成された流体コネクタ10が概して、第1のハウジングセクション14及び第2のハウジングセクション16で構成されているハウジング12を有する。第1のハウジングセクション14及び第2のハウジングセクション16から、一体成形されたそれぞれの第1の流体コネクタポート18及び第2の流体コネクタポート20が延びている。第1の流体コネクタポート18及び第2の流体コネクタポート20は、それぞれの第1の管状流体コネクタ部材22及び第2の管状流体コネクタ部材24を受ける。ポート18、20及び部材22、24は、以下で更に記載するように、ハウジングへの開口を本質的に画定し、該開口を通る流体流を確立する。第1の管状流体コネクタ部材22及び第2の管状流体コネクタ部材24は、外端部に、従来のシリコーンチューブ(図示せず)等の可撓管を取外し可能に受ける返し部26、28を有してもよい。以下で更に記載するように、管状流体コネクタ部材22、24は、ハウジングセクション14、16に解除可能に固定することができる。例えば、管状流体コネクタ部材22、24は、それぞれのスロット34、36に収まる突出部30、32を有してもよい。それにより、管状流体コネクタ部材22、24を、内方へ互いに向かって移動させ、次に回動させて、それぞれの突出部30、32をそれぞれのスロット34、36の側方部分すなわち横方向部分34a、36a内に回動させることにより、適所にロックすることができる。
コネクタは、第1のハウジングセクション14と第2のハウジングセクション16とを選択的にともにロックするように構成されているロック部材40を更に備える。例えば、ロック部材40はU字状部材としてもよい。ロック部材40は外周に亘って把持用陥凹部40aを有し、以下に記載するように、使用者がロック部材40を把持して、ロック位置とロック解除位置との間で摺動させることができるようになっている。ハウジング12内の概ね第1のハウジングセクション14と第2のハウジングセクション16との間に、スライドシール42が配置される。スライドシール42は、それぞれの雄コネクタ48及び相手側雌コネクタ50(図2)によってともにスナップ嵌めすることができる第1のセクション44及び第2のセクション46にして形成される。図2に更に示すように、1対のラッチ部材52、54を用いてスライドシール42を図1に示す位置にある適所に選択的にラッチする。ラッチ部材52、54は、それぞれの旋回軸部52a、54aを有する。旋回軸部52a、54aは、ハウジングセクション14、16にある旋回軸部56、58と結合し、本明細書に記載される旋回ラッチ動作及び旋回ラッチ解除動作を可能にする。
より詳細に図2及び図3を参照すると、スライドシール42は、シール部60と、シール部60の略反対側にある把持用端部62とを有する。シール部60は、スライドシール42のプラスチック製の剛性構造基礎部材68、70上にオーバーモールドされた、それぞれのゴム部材64、66を含む。使用者は、把持用端部62を把持して、スライドシール42を概ねハウジング12に通してハウジング12と液密にシール係合した状態で移動させることができる。第1のハウジングセクション14は第1のシール面72を有し、第2のハウジングセクション16は第2のシール面74を有する。スライドシールセクション44、46の構造と同様に、ハウジングセクション14、16は、プラスチック製の剛性構造基礎部材76、78をそれぞれ有し、第1のシール面72及び第2のシール面74は、オーバーモールドされたエラストマー部材又はゴム部材を有する。本明細書に記載される種々のシール面のうちの任意のものを、エラストマー材料等の好適なシール材料で形成することができる。第1のハウジングセクション14と第2のハウジングセクション16とがロック部材40によってともにロックされる際に、第1のシール面72と第2のシール面74とは、互いに液密に係合する。図2から理解されるように、第2のハウジングセクション16は、第1のタブ80及び第2のタブ82がロック部材40の第1の凹部84及び第2の凹部86に収まり、第3のタブ88及び第4のタブ90がロック部材40の第3の凹部92及び第4の凹部94に位置付けられるように、U字状ロック部材40内に配置される。次に、第1のハウジングセクション14が、第2のハウジングセクション16と対面嵌合状態に配置される。第1のハウジングセクションも、凹部84、86及び92、94にそれぞれ収まるそれぞれの対のタブ100、102及び104、106を有する。外側雄突出部材110が、内側雌スロット112内に収まる。この対面係合状態は、図3に示されている。ハウジングセクション14、16をともに対面係合させる前に、スライドシールセクション44、46がそれぞれ個別にハウジング12のセクション14、16に押し込まれる。このようにして、シールセクション44のゴムシール部材64及びシールセクション46のゴムシール部材66は、それぞれのハウジングセクション14の第1のシール面72及びハウジングセクション16の第2のシール面74にそれぞれ接触してシールする。シールセクション44、46は、上述し図3に示したように、第1のハウジングセクション14と第2のハウジングセクション16とが隣接して対面係合する前に、それぞれの遮断位置に移動される。したがって、ハウジングセクション14、16がともに合わされロックされると、スライドシール42は、スライドシールセクション44、46がスナップコネクタ48、50の係合によりともに結合されたような、単一の構造体として形成される。この結果、スライドシール42が形成され、図3に示すような遮断位置に最初に配置される。コネクタ10を無菌流体システムにおいて用いる目的では、別個の組立体14、44及び16、46を、γ線滅菌又は蒸気等を用いて滅菌することが好ましい。これは、本明細書に記載されるように結合プロセスが完了するまで、スライドシールセクション44、46が遮断位置にあり、それらの位置に維持されるのであれば、別個の組立体14、44及び16、46が異なる場所にある間に行ってもよい。より好ましくは、組立体14、44及び16、46は、まずそれぞれのスライドシール44、46を遮断解除位置に引き戻すことによって、別個に滅菌してもよい。これは、スライドシールを遮断位置に移動させる前にシール面72、74及び他のハウジング構造部を滅菌することを可能にする。遮断位置は、第1の管状流体接続部材22と第2の管状流体接続部材24との間の流路113(図3)を遮断する。スライドシール42が図3に示す遮断位置にある場合、ラッチ部材52、54は、停止要素114、116が引き起こす付勢によって下方に屈する(spring downward)。それにより、ラッチ部材52の前縁52b及びラッチ部材54の前縁54bは、下方へ付勢され、シール部60の後側面すなわち近位面118に当接する。これにより、スライドシール42を図3に示すような遮断位置に維持する。
図4及び図5を参照すると、第1のハウジングセクション14と第2のハウジングセクション16とが互いに隣接してロック解除状態に配置されている場合、U字状の外周の回りで、第1のハウジングセクション14の第1のシール面72と第2のハウジングセクション16の第2のシール面74との間に、第1のテーパー状空間120(図5)が形成される。スライドシール42のシール部60は、第1のシールセクション122及び第2のシールセクション124内に形成される。図4に示すように第1のハウジングセクション14と第2のハウジングセクション16とが互いに隣接してロック解除位置に配置されている場合、U字状の外周の回りで、スライドシール42の第1のシールセクション122と第2のシールセクション124との間に、第2のテーパー状空間126(図5)が形成される。テーパー状空間120、126は、汚染物質類をコネクタ10のシール部から隔離するように機能する、より全体的にテーパー状になった他の形状としてもよいことが理解される。
図6Aに示すように、ロック部材40がロック位置に移動される場合、このことにより、締付け作用によって、2つのハウジングセクション14、16がともに押し付けられると同時に2つのシールセクション122、124がともに押し付けられる。これにより、図5に矢印130、132で概略的に示すように空気及び/又は流体を外方へ、シール面72、74及びシールセクション122、124から離すように効果的に締め出して、すなわち押し出して、矢印131、133によって示すようにテーパー状空間120、126を閉鎖する。したがって、外方へ反対方向に締め出された空気及び/又は流体は、コネクタハウジング12の外側へ(すなわち矢印130の方向に)導かれるか、又はスライドシール42の構造基礎部材68、70間の空間内に(すなわち矢印132の方向に)導かれる。これにより、いかなる汚染物質類も、矢印130、132と反対の方向に移動すること、すなわちコネクタ10のシール領域及び流路113内に移動することが防止される(図4)。スライドシール42は、端部62において把持することができ、ラッチ部材52、54を図6Aに示されるようにともに締め付け(矢印135、137を参照)、遠位先端部52b、54bをずらして停止要素114、116に当接するように持ち上げた後、スライドシール42を図6Bに示すように外方へ矢印134、136の方向に引くことができる。シール部60にはそれぞれの通気チャネル138、140が形成され、例えばスライドシール42が外方へ移動することにより生じる流路113内の空間に、滅菌ガスを進入させることができる。これにより、著しい真空作用によってスライドシール42の外方移動が妨げられることを防止する。スライドシール42は、図6Cに示す遮断解除位置に完全に移動すると、後側面すなわち近位面118がラッチ部材52の後側面142及びラッチ部材146の後側面54に係合することにより、停止する。これらの面142、146は、スライドシール42を第2の位置すなわち遮断解除位置において停止する停止要素として機能し、そのため、スライドシール42が第2の位置すなわち遮断解除位置にある場合、シール部60が、第1のシール面72及び第2のシール面74の、シール部60の対応する領域が接触する場所150まで又はこの場所150を越えて移動しない。このコネクタ設計は、このことを、スライドシール42の遠位先端部60aをこの場所150から距離「d」を置いたところで停止させることによって確実にする。これにより、汚染物質類が流路113に侵入するのを防止する。最後に図6Dに示すように、管状流体コネクタ部材22、24を内方へ互いに向かって押し、互い及びコネクタポート18、20に対してOリング152を介してシールする。次に、図1に関して記載したように、第1の管状流体コネクタ部材22及び第2の管状流体コネクタ部材24を、回動させて、突出部30、32及びスロット34、36を用いてロック位置にする。
図7〜図11Dは、本発明の種々の原理に従って構成された別の実施形態の流体コネクタ10’を示している。これらの図では、同様の参照符号は、上述した第1の実施形態と同様の構造要素を指す。したがって、これらの同様の要素は、上述したような機能及び特徴を有することが理解され、本明細書で更に記載することは略必要ない。その代わりに、この第2の実施形態と第1の実施形態との差異を以下でより詳細に記載する。プライム(’)、ダブルプライム(’’)、又はトリプルプライム(’’’)の記号が付いた同様の参照符号は、第1の実施形態に対応するが、本明細書に記載されている及び/又は図面を検討すれば理解される、僅かな設計の差異がある構造を示すものとして理解される。別途記載しない限り、そのような要素は、第1の実施形態に関して記載したものと同じ機能を有する。記載及び/又は図示の差異は別にして、流体コネクタの構造、機能、及び動作は、第1の実施形態に関して上述したものと同様である。
図7及び図8を全体的に参照すると、第2の管状流体コネクタ部材24’が、第2のハウジングセクション16’と一体成形されているか又はそうではなく第2のハウジングセクション16’に堅固に固定されているものとして示されている。部材18’、22’、及び24’は、ハウジング12’への開口を本質的に画定し、流路113を確立する。第1の管状流体コネクタ部材22’は、可動であるが、第1の実施形態に関して図示及び記載した第1の管状流体コネクタ部材22とは異なる設計及び形態である。以下で更に記載するこれらの差異は、流体コネクタ10’の構築及び使用を簡易にする。加えて、ラッチ部材52’、54’は、第1の実施形態とは異なる設計であり、一体成形された弾性ばね部材すなわち弾性付勢部材200、202を有し、ラッチ部材52’、54’が、通常のラッチ位置と、ともに締め付けられた場合(図10B)、スライドシール42’が外方へ、その遮断解除位置に移動可能にするラッチ解除位置との間で移動するのを可能にする。スライドシール42’自体は、第1の実施形態に関して前述したものと略同じ構成であるが、ただし、シール部60’及びシール部60’のオーバーモールドされたゴムシール部材64’、66’は、それぞれのハウジングセクション14’、16’内のシール面72’、74’を構成する相補的な丸溝又は丸凹部内に摺動するように、丸い外縁を有する。
図9は、スライドシール42’が第1の位置において流路113を遮断している、閉鎖状態の流体コネクタ10’を示している。さらに、第1の管状流体コネクタ部材22’の遠位端部204がスライドシール42’のシール部60’の一方の側面に係合している第1の位置の状態の、第1の管状流体コネクタ部材22’が示されている。ロック部材40がロック位置にあり、したがって、第1のハウジングセクション14’と第2のハウジングセクション16’とは、スライドシール42’のシール部60’に当接してともに締め付けられており、前述したようなコネクタ10’内の無菌状態を維持している。ラッチ部材52’、54’は通常のラッチ位置にあり、各ラッチ部材52’、54’の前方端部52b’、54b’がシール部60’の後側面118’に係合して、スライドシール42’を遮断位置に維持している。Oリング210が、第1の管状流体コネクタ部材22’と、直立した第1の流体コネクタポート18’との間のシールを維持する。第1の管状流体コネクタ部材22’は、停止要素212、214によって図示の位置に維持される。停止要素212、214は、コネクタポート18’の下リップ216、218に係合して第1の管状流体コネクタ部材22’の外方移動を阻止する。
図10Aは、ラッチ部材52’、54をともに押圧する第1のステップを示している。具体的には、使用者は、流体コネクタ10’を保持し、スライドシール42’の把持用端部62を保持しながらラッチ部材52’、54’を2本の指に挟んで締め付けることにより、ラッチ部材52’、54’をともに押圧する。図10Bに示すように、ラッチ部材52’、54’をともに押圧することで、ラッチ部材52’、54’の前方端部52b’、54b’が外方へ反対方向に旋回し、スライドシール42’のシール部60’が前方端部52b’、54b’を退避させるのを可能にし、スライドシール42’の外方摺動を可能にする。ラッチ部材52’、54’は、ばね部材200、202によって加えられる付勢に抗して動き、使用者がラッチ部材52’、54’を解放すると、ラッチ部材52’、54’は、図10Aに示すラッチ状態になるように通常の付勢位置に跳ね戻る。
ラッチ部材52’、54’が図示のように付勢されている、図10Bから図10Cへの進行過程で示されるように、スライドシール42’が外方へ、その遮断解除位置に引かれると、シール部60’の後方面118’は、ラッチ部材52’、54’のそれぞれの面220、222に係合し、スライドシール42’を無菌位置に停止させる。すなわち、第1の実施形態と同様に、シール部60’は、無菌状態でない可能性があるコネクタ10’の領域に達する前に停止する。
図10C〜図10Fの進行過程で示されるように、第1の管状流体コネクタ部材22’を、内方へハウジングセクション14’、16’とシール部60が取り除かれて生じた空間とに通して移動させ、オーバーモールドされたシールゴム部片を含む遠位端部204が、固定管状流体コネクタ部材24’内の相手側円形凹部230に対してシールするようになっている。次に、第1の管状流体コネクタ部材22’上の突出する停止要素224、226が、第1のコネクタポート18’のそれぞれのリップ216、218に係合し、第1の管状流体コネクタ部材22’を図10Fに示すシール位置に維持し、それにより無菌流路113を確立する。図10D及び図10Eで示されるように、突出する要素224、226とコネクタポート18’のリップ216、218との間のカム作用により、リップ216、218が外方へ弾性的に拡張する。これは、突出する要素224、226がリップ216、218を越えて、次に図10Fに示す適所にスナップ嵌入するときに生じる。突出する要素212の相互作用及びスナップ係合と、突出する要素214の相互作用及びスナップ係合とは同じものであることが理解される。図10C〜図10Fの進行過程で示される移動は、第1の管状流体コネクタ部材22’が、固定された第2の管状流体コネクタ部材24’に対するシール位置になる直線移動である。
第1の管状流体コネクタ部材22’を図9に示す最初の位置に戻すことが望まれる場合又は望まれるとき、回動が要求される。これは、図11A〜図11Dに示されている。より具体的には、第1の管状流体コネクタ部材22’に外側円筒部234が一体成形され、外側円筒部234を把持して、図11Aに示すように反時計回りに回動させる。この回動により、突出する停止要素224、226がリップ216、218から退避される。これにより、図11B〜図11Dに示すように、第1の管状流体コネクタ部材22’を最初の開始位置に引き戻すことが可能になる。図11C及び図11Dに最もよく示されているように、第1の管状コネクタ部材22’は湾曲トラック又は湾曲梁(ridge)238を有する。反対側に、同様の湾曲トラック又は湾曲梁(ridge)240がある。第1の流体コネクタ部材22’を外方へ図11Dに示す位置に引くと同時に、第1の流体コネクタ部材22’は最初の開始位置に回動する。これは、リップ218の後縁部がトラック238に沿って持ち上がり、リップ216の後縁部がトラック240に沿って持ち上がり、それにより同時に部材22’が回動することで生じる。最初の開始位置では、突出する停止要素212、214及び224、226はリップ216、218と位置合わせされており、第1の流体コネクタ部材22’が再度前方へ図9に示す位置に押し動かされ、また再度図10C〜図10Fに関して記載した位置に押し動かされる場合、停止要素212、214及び224、226とリップ216、218との間にスナップ結合部を形成することを可能にする。
図12及び図13は、第2のハウジングセクション16’’及び16’’’の代替的な形態を示している。詳細には、図12は、例えば図9に示す一体成形された流体コネクタ部材24’よりも大型である、第1の代替形態の一体成形された管状流体コネクタ部材24’’を示している。図13は、更に別の代替形態として、更に大型の一体成形された管状流体コネクタ部材24’’’を示している。個々の用途及び必要とされる流体接続部に応じて、種々の他の代替的な設計及び形態を実施してもよいことが理解される。
コネクタ10、10’の種々の部品は、接続部を無菌状態に維持するように相互作用する。特に、このような相互作用には、スライドシール42、42’のオーバーモールドされたシール64、66、64’、66’及びハウジングセクション14、16、14’、16’のオーバーモールドされたシール72、74の相互作用が含まれる。オーバーモールドされたシールは、空気又は水分がコネクタ10、10’の内部に侵入可能でなく、それにより密封シールを維持するように設計される。このために、スライドシール42、42’は、使用中、ハウジングシール72、74と恒常的に接触しており、結合前及び結合中、一切の空気ポケット又は間隙を排除する。
使用前、コネクタ10、10’の各半部分すなわち各セクション14、16、14’、16’は分離されている。1つの半部分を用いて導管(図示せず)に取り付ける。導管は、何らかの状態の流体を使用する装置にも取り付けられている。コネクタ10、10’のもう1つの半部分を、導管、又は流体システムの一部であるフィルター等の何らかの他の装置のいずれかに取り付ける。これらの取付け部には、返し部26、28又は任意の他の好適な接続要素を用いてもよい。コネクタ10、10’の2つの半部分は、使用前は別個の場所にあってもよい。コネクタ10、10’の各半部分は、それぞれのハウジングセクション14、16、14’、16’内の遮断位置にそれぞれあるスライドシール半部分44、46、44’、46’によって密封状態になっている。したがって、各ハウジングセクション14、16、14’、16’を通る流路113は、スライドシールセクション44、46又は44’、46’から封止される。次に、コネクタ10、10’の各半部分に滅菌プロセスを行う。滅菌後、上述したように、コネクタ10、10’の2つの半部分をともに結合する。この結合は、無菌状態でない環境において、流路113の無菌性を維持しながら行うことができる。
図14〜図21は、本発明の種々の原理に従って構成された2つの更なる実施形態の流体コネクタ10’’、10’’’を示している。これらの図では、同様の参照符号は、図7〜図11Dに関して上述した第2の実施形態と同様の構造要素を指す。したがって、これらの同様の要素は、上述したような機能及び特徴を有することが理解され、本明細書で更に記載することは略必要ない。その代わりに、これらの実施形態と第2の実施形態との差異を以下でより詳細に記載する。プライム(’)、ダブルプライム(’’)、又はトリプルプライム(’’’)の記号が付いた同様の参照符号は、第1の実施形態及び/又は第2の実施形態に対応するが、本明細書に記載されている及び/又は図面を検討すれば理解される、僅かな設計の差異がある構造を示すものとして理解される。別途記載しない限り、そのような要素は、第1の実施形態及び/又は第2の実施形態に関して記載したものと同じ機能を有する。記載及び/又は図示の差異は別にして、流体コネクタの構造、機能、及び動作は、第1の実施形態及び/又は第2の実施形態に関して上述したものと同様である。
図14〜図17に示す実施形態と図7〜図11Dの実施形態との主な差異は、ラッチ機構に関するものである。この実施形態では、ラッチ機構は、前述した押しボタン型のラッチとは対照的に、回転ラッチである。図15に示すように、ラッチ機構は、1対のラッチ部材52’’、54’’を有する。1対のラッチ部材52’’、54’’は、スライドシール42’に組み付けられる場合、それぞれの開口又は孔320、322にスナップ嵌入し(図14、図16、及び図17)、ロック位置(図16)とロック解除位置(図17)との間で独立して回動することができる。ロック位置では、ラッチ部材は、スライドシール42’のそれぞれの出張部(ledge)310、312と係合して、前述したようにスライドシールの外方移動を阻止する停止タブ300、302をそれぞれ有する。停止タブ300、302を対応する出張部310、312から係脱させて、第2の実施形態に関して前述した方法に従ってスライドシール42’を外方のシール解除位置に移動可能にするためには、各ラッチ部材52’’、54’’を、図17に示す各ラッチ部材52’’、54’’のロック解除位置に回動させなければならない。図17に更に示すように、停止タブ300、302は、スライドシール42’の外方移動をシール解除位置までに制限する、ロック解除位置における確実な停止部を備える。
図14〜図17の実施形態と図7〜図11Dに関して記載した実施形態との他の差異は、第1の管状流体コネクタ部材22’と一体成形されていた円筒部234が排除され、製造が簡易になっている点である。他の点では、図14〜図17に示す第1の管状流体コネクタ部材22’’は、図7〜図11Dに記載の第1の管状流体コネクタ部材と同一に機能する。
図18〜図21の実施形態と図7〜図11Dの実施形態との主な差異も、ラッチ機構に関するものである。この実施形態では、ラッチ機構は、図7〜図11Dに示すような前述した押しボタン型のラッチ又は図14〜図17に示すような回転ラッチとは対照的に、摺動ラッチである。図19に示すように、摺動ラッチ機構は、1対の摺動ラッチ部材52’’’、54’’’を有する。1対の摺動ラッチ部材52’’’、54’’’は、スライドシールに組み付けられる場合、それぞれの開口又は孔430、432にスナップ嵌入し(図18、図20、及び図21)、ロック位置(図20)とロック解除位置(図21)との間で独立して摺動する。ロック位置では、摺動ラッチ部材52’’’、54’’’は、スライドシールのそれぞれの第1の出張部410、412と係合して、前述したようにスライドシールの外方移動を阻止する停止タブ400、402をそれぞれ有する。停止タブ400、402を対応する第1の出張部410、412から係脱させて、第2の実施形態に関して前述したような方法に従ってスライドシール42’を外方のシール解除位置に移動可能にするためには、各摺動ラッチ部材52’’’、54’’’を、図21に示す各摺動ラッチ部材52’’’、54’’’のロック解除位置に摺動させなければならない。図21に更に示すように、停止タブ400、402は、スライドシール42’上のそれぞれの第2の出張部414、416に係合し、スライドシール42’の外方移動をシール解除位置までに制限する、ロック解除位置における確実な停止部を備える。
図18〜図21の実施形態と前述の実施形態との他の差異は、摺動ロック部材40がガード420を含む点である。第2のハウジングセクション16’上にラッチタブ422が設けられる。ラッチタブ422は、ロック位置(図18、図20、及び図21)にある場合、ロック部材40にスナップ係合して、ロック部材40をハウジング12’に締め付けたまま維持するように設計されている。ガード420は、ロック部材40の不慮の取外れを防ぐように機能する。ガード420は、前述したように使用者がタブ422を押し、ロック部材40を引いてロック解除状態すなわち分離状態にしやすくする機械的特長としても機能する。最後に、ガード420は、不正防止開口部としても機能する。すなわち、使用者は、コネクタが使用可能状態であることを示すように、タイラップ又は同様の部材をこの開口部に通して取り付けることができる。
本明細書の記載を検討すれば理解されるように、本開示に従って作製されるコネクタは、結合プロセス及び分離プロセス中に無菌流体環境を維持しながら分離及びその後再結合することができる。例えば、所望であれば、ハウジングセクション同士を無菌分離することができ、次に、これらの分離したハウジングセクションのうちの少なくとも一方を、以前に結合したハウジングセクションと設計が同じ又は同じでない場合がある別の異なるハウジングセクションに、無菌状態で再結合することができる。別の例において、本明細書に開示されている流体コネクタ10、10’、l0’’及び10’’’は、ロック部材40及び流体コネクタ部材22、22’、又は22’’を含むハウジングセクション14又は14’が、大型充填タンク等の1つの流体部品に本質的に永続的に結合される状況において用いることができる。この大型充填タンクから充填を受ける比較的小型のタンク等の別の一連の流体部品は、他方の相手側部分、すなわち固定流体コネクタ部材24又は24’を含むハウジングセクション16又は16’を備える。この構成を用いることで、コネクタ10、10’、10’’、又は10’’’のより複雑かつ高価な部分(14又は14’、及び40並びに22、22’、又は22’’)でできた組立体は、コネクタ10、10’、10’、又は10’’’のより簡易かつひいてはより安価な部分(16又は16’及び24又は24’)でできた多数の組立体とともに用いるのに1つしか必要でない。
本発明を1つ又は複数の実施形態の記載によって説明し、また実施形態をかなり詳細に記載したが、それらの実施形態は、添付の特許請求の範囲の範囲をそのような詳細に制限又はいかようにも限定することは意図していない。本明細書に図示及び記載の種々の特徴部は、単独で用いてもよいし任意の組合せで用いてもよい。更なる利点及び変更形態が当業者には容易に明らかとなるであろう。したがって、本発明は、より広範な態様では、具体的な細部、代表的な装置及び方法、並びに図示及び記載の説明的な例に限定されない。したがって、本発明の包括的な概念の範囲から逸脱することなく、そのような細部から逸脱することができる。

Claims (32)

  1. 液密な接続部を形成するようになっているコネクタであって、該コネクタは、
    流路を画定する第1のハウジングセクション及び第2のハウジングセクションと、
    前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとを選択的にともにロックするように構成されているロック部材と、
    概ね前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとの間に配置されるスライドシールであって、該スライドシールが前記流路を遮断及びシールする第1の位置すなわち遮断位置と、前記流路が遮断されない第2の位置すなわち遮断解除位置との間で可動なスライドシールと、
    を備える、コネクタ。
  2. 前記第1のハウジングセクション及び前記第2のハウジングセクションは、該第1のハウジングセクション及び該第2のハウジングセクションにそれぞれ結合され、流体を前記流路に沿って導くように構成されているそれぞれの第1の管状流体接続部材及び第2の管状流体接続部材とそれぞれ流体連結されるようになっている、第1の流体コネクタポート及び第2の流体コネクタポートを更に有する、請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記コネクタは、
    前記第1のハウジングセクションに結合される第1のコネクタポートと、
    前記第1のコネクタポートと選択的に結合されるように構成されている第1の管状流体コネクタ部材と、
    前記第2のハウジングセクションと一体成形された第2の管状流体コネクタ部材と、
    を更に備え、前記第1の管状流体コネクタ部材及び前記第2の管状流体コネクタ部材は、流体を前記流路に沿って導くように作用する、請求項1に記載のコネクタ。
  4. 前記スライドシールは、シール部と、該シール部の反対側にある把持用端部とを有し、該把持部は、前記第1の位置すなわち前記遮断位置と前記第2の位置すなわち前記遮断解除位置との間での移動時に、使用者が把持して、前記スライドシールを概ね前記ハウジングセクションに通して該ハウジングセクションと液密にシール係合した状態で移動させるようになっている、請求項1に記載のコネクタ。
  5. 前記第1のハウジングセクションは第1のシール面を有し、前記第2のハウジングセクションは第2のシール面を有し、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとが前記ロック部材によってともにロックされる場合、該第1のシール面と該第2のシール面とは互いに液密に係合し、前記スライドシールの前記シール部は、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとが前記ロック部材によってともにロックされ、該スライドシールが前記第1の位置すなわち前記遮断位置にある場合、前記第1のシール面及び前記第2のシール面に接触するシール面を更に有する、請求項4に記載のコネクタ。
  6. 前記スライドシールは、遠位シール先端部と近位シール端部とを更に有し、前記コネクタは、前記スライドシールを前記第2の位置すなわち前記遮断解除位置において停止させ、遠位シール先端部が、前記ハウジングの、シールされていない環境に露出している場所まで又は該場所を越えて移動しないように作用する停止要素を更に備える、請求項1に記載のコネクタ。
  7. 前記第1のハウジングセクション又は前記第2のハウジングセクションのうちの少なくとも一方に、前記スライドシールを前記第1の位置すなわち前記遮断位置に選択的にラッチするように作用するラッチ部材を更に備える、請求項1に記載のコネクタ。
  8. 前記スライドシールは、該スライドシールが前記第1の位置すなわち前記遮断位置から前記第2の位置すなわち前記遮断解除位置に移動する際に、前記流路に真空が発生するのを防止する通気口を更に有する、請求項1に記載のコネクタ。
  9. 前記第1のハウジングセクションは第1のシール面を有し、前記第2のハウジングセクションは第2のシール面を有し、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとが前記ロック部材によってともにロックされる場合、該第1のシール面と該第2のシール面とは互いに液密に係合し、前記スライドシールは、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとが前記ロック部材によってともにロックされ、該スライドシールが前記第1の位置すなわち前記遮断位置にある場合、前記第1のシール面及び前記第2のシール面に接触するシール面を更に有する、請求項1に記載のコネクタ。
  10. 前記スライドシールは、第1のシールセクション及び第2のシールセクションにして形成され、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとがともにロックされる場合、前記第1のハウジングセクションの前記第1のシール面と前記第2のハウジングセクションの前記第2のシール面との間に第1の概ねテーパー状の空間が形成され、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとが互いに隣接してロック解除位置にある場合、前記第1のシールセクションと前記第2のシールセクションとの間に第2の概ねテーパー状の空間が形成され、前記ロック部材が前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとをともにロックするように移動される場合、前記第1の概ねテーパー状の空間及び前記第2の概ねテーパー状の空間は閉鎖し、流体及び/又は空気が、前記スライドシールの前記第1のシールセクションと前記第2のシールセクションとの接触場所及び前記第1のハウジングセクションの前記第1のシール面と前記第2のハウジングセクションの前記第2のシール面との接触場所から離れるように押し出される、請求項9に記載のコネクタ。
  11. 前記スライドシールは、第1のスライドシールセクション及び第2のスライドシールセクションを更に有し、該第1のスライドシールセクション及び該第2のスライドシールセクションは、それぞれの前記第1のハウジングセクション及び前記第2のハウジングセクション内の前記第2の位置すなわち前記遮断解除位置に別個に移動することが可能である、請求項1に記載のコネクタ。
  12. 液密な接続状態を形成するようになっているコネクタであって、該コネクタは、
    流路を画定する第1のハウジングセクション及び第2のハウジングセクションと、
    前記第1のハウジングセクション及び前記第2のハウジングセクションと摺動式に結合されるロック用カラーであって、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとが分離可能であるロック解除位置と、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとが該ロック用カラーによって係合状態でともにロックされるロック位置との間で摺動可能なロック用カラーと、
    概ね前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとの間に配置されるスライドシールであって、該スライドシールが前記流路を遮断及びシールする第1の位置すなわち遮断位置と、前記流路が遮断されない第2の位置すなわち遮断解除位置との間で可動なスライドシールと、
    を備える、コネクタ。
  13. 前記第1のハウジングセクション及び前記第2のハウジングセクションは、該第1のハウジングセクション及び該第2のハウジングセクションにそれぞれ結合され、流体を前記流路に沿って導くように構成されているそれぞれの第1の管状流体コネクタ部材及び第2の管状流体コネクタ部材とそれぞれ流体連結されるようになっている、第1の流体コネクタポート及び第2の流体コネクタポートを更に有する、請求項12に記載のコネクタ。
  14. 前記コネクタは、
    前記第1のハウジングセクションに結合される第1のコネクタポートと、
    前記第1のコネクタポートと選択的に結合されるように構成されている第1の管状流体コネクタ部材と、
    前記第2のハウジングセクションと一体成形された第2の管状流体コネクタ部材と、
    を更に備え、前記第1の管状流体コネクタ部材及び前記第2の管状流体コネクタ部材は、流体を前記流路に沿って導くように作用する、請求項12に記載のコネクタ。
  15. 前記ロック用カラーは、閉鎖端部と、反対側にある開放端部とを有するU字状部材を更に有し、前記スライドシールは、該スライドシールが前記第1の位置すなわち前記遮断位置にある場合、前記U字状部材の前記閉鎖端部に隣接して配置されるシール部と、該シール部の反対側にあり、前記第1の位置すなわち前記遮断位置と前記第2の位置すなわち前記遮断解除位置との間での移動時に、使用者が把持して、該スライドシールを概ね前記U字状部材の前記開放端部に通して移動させるようになっている把持用端部とを有する、請求項12に記載のコネクタ。
  16. 前記第1のハウジングセクションは第1のシール面を有し、前記第2のハウジングセクションは第2のシール面を有し、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとが前記ロック用カラーによって前記ロック位置にともにロックされる場合、該第1のシール面と該第2のシール面とは互いに液密に係合し、前記スライドシールの前記シール部は、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとが前記ロック用カラーによって前記ロック位置にともにロックされ、該スライドシールが前記第1の位置すなわち前記遮断位置にある場合、前記第1のシール面及び前記第2のシール面に接触するシール面を更に有する、請求項15に記載のコネクタ。
  17. 前記スライドシールは、遠位シール先端部と近位シール端部とを更に有し、前記コネクタは、前記スライドシールを前記第2の位置すなわち前記遮断解除位置において停止させ、遠位シール先端部が、前記ハウジングの、シールされていない環境に露出している場所まで又は該場所を越えて移動しないように作用する停止要素を更に備える、請求項12に記載のコネクタ。
  18. 前記第1のハウジングセクション又は前記第2のハウジングセクションのうちの少なくとも一方に、前記スライドシールを前記第1の位置すなわち前記遮断位置に選択的にラッチするように作用するラッチ部材を更に備える、請求項12に記載のコネクタ。
  19. 前記スライドシールは、該スライドシールが前記第1の位置すなわち前記遮断位置から前記第2の位置すなわち前記遮断解除位置に移動する際に、前記流路に真空が発生するのを防止する通気口を更に有する、請求項12に記載のコネクタ。
  20. 前記第1のハウジングセクションは第1のシール面を有し、前記第2のハウジングセクションは第2のシール面を有し、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとが前記ロック用カラーによって前記ロック位置にともにロックされる場合、該第1のシール面と該第2のシール面とは互いに液密に係合し、前記スライドシールは、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとが前記ロック用カラーによって前記ロック位置にともにロックされ、該スライドシールが前記第1の位置すなわち前記遮断位置にある場合、前記第1のシール面及び前記第2のシール面に接触するシール面を更に有する、請求項12に記載のコネクタ。
  21. 前記スライドシールは、第1のシールセクション及び第2のシールセクションにして形成され、前記ロック用カラーが前記ロック解除位置にある場合、前記第1のハウジングセクションの前記第1のシール面と前記第2のハウジングセクションの前記第2のシール面との間に第1の概ねテーパー状の空間が形成され、前記ロック用カラーが前記ロック解除位置にある場合、前記第1のシールセクションと前記第2のシールセクションとの間に第2の概ねテーパー状の空間が形成され、前記ロック用カラーが前記ロック位置に移動される場合、前記第1の概ねテーパー状の空間及び前記第2の概ねテーパー状の空間は閉鎖し、それにより、流体及び/又は空気が、前記スライドシールの前記第1のシールセクションと前記第2のシールセクションとの接触場所及び前記第1のハウジングセクションの前記第1のシール面と前記第2のハウジングセクションの前記第2のシール面との接触場所から離れるように押し出される、請求項20に記載のコネクタ。
  22. 前記スライドシールは、第1のスライドシールセクション及び第2のスライドシールセクションを更に有し、該第1のスライドシールセクション及び該第2のスライドシールセクションは、それぞれの前記第1のハウジングセクション及び前記第2のハウジングセクション内の前記第2の位置すなわち前記遮断解除位置に別個に移動することが可能である、請求項12に記載のコネクタ。
  23. 第1の管状流体コネクタ部材と第2の管状流体コネクタ部材との間に流体接続部を形成する方法であって、該方法は、
    第1のスライドシールセクションを第1のハウジングセクション内の遮断位置に移動させるとともに、第2のスライドシールセクションを第2のハウジングセクション内の遮断位置に移動させることにより、概ね前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとの間の或る場所において流路を遮断することと、
    前記第1のスライドシールセクション及び前記第2のスライドシールセクションが、前記流路をシールするようにそれらの遮断位置にある間、前記第1のハウジングセクション及び前記第2のハウジングセクションと前記第1のスライドシールセクション及び前記第2のスライドシールセクションとをともにロックすることと、
    前記第1のスライドシールセクション及び前記第2のスライドシールセクションを遮断解除に移動させることと、
    前記第1の管状流体コネクタ部材又は前記第2の管状流体コネクタ部材のうちの少なくとも一方を前記流路に沿って他方に対して移動させることにより、前記第1の管状流体コネクタ部材と前記第2の管状流体コネクタ部材とを前記流路に沿って流体連通するようにともに結合することと、
    を含む、方法。
  24. 前記第1の管状流体コネクタ部材と前記第2の管状流体コネクタ部材とを結合することは、
    前記第1の管状流体コネクタ部材及び前記第2の管状流体コネクタ部材を、それぞれの前記第1のハウジングセクションの第1の流体コネクタポート及び前記第2のハウジングセクションの第2の流体コネクタポートにそれぞれ導入することと、
    前記第1の管状流体コネクタ部材と前記第2の管状流体コネクタ部材とを前記流路に沿って互いに流体連結することと、
    を更に含む、請求項23に記載の方法。
  25. 前記第1の管状流体コネクタ部材と前記第2の管状流体コネクタ部材とを結合することは、
    前記第1の管状流体コネクタ部材を前記第1のハウジングセクションの第1の流体コネクタポートに導入することと、
    前記第1の管状流体コネクタ部材を、前記第2の管状ハウジングセクションに固定されている第2の管状流体コネクタ部材に流体連結することと、
    を更に含む、請求項23に記載の方法。
  26. 前記遮断位置と前記遮断解除位置との間での移動時に、前記第1のスライドシールセクション及び前記第2のスライドシールセクションを、単一のスライドシールとして、概ね前記ハウジングセクションに通して該ハウジングセクションと液密にシール係合した状態で摺動させることを更に含む、請求項23に記載の方法。
  27. 前記第1のハウジングセクションは第1のシール面を有し、前記第2のハウジングセクションは第2のシール面を有し、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとをともにロックすることは、該第1のハウジングセクションと該第2のハウジングセクションとをともにロックすることで、前記第1のシール面と前記第2のシール面とを互いに液密に係合させることを更に含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記第1のスライドシールセクション及び前記第2のスライドシールセクションは、それぞれの第1のシール面及び第2のシール面を有し、前記方法は、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとがともにロックされ、前記第1のスライドシールセクション及び前記第2のスライドシールセクションがそれらの遮断位置にある場合、前記第1のスライドシールセクションの前記第1のシール面及び前記第2のスライドシールセクションの前記第2のシール面を、それぞれの前記第1のハウジングセクションの前記第1のシール面及び前記第2のハウジングセクションの前記第2のシール面と係合させることを更に含む、請求項27に記載の方法。
  29. 前記第1のハウジングセクションの前記第1のシール面と前記第2のハウジングセクションの前記第2のシール面との間に第1の概ねテーパー状の空間を形成することと、
    前記第1のシールセクションの前記第1のシール面と前記第2のシールセクションの前記第2のシール面との間に第2の概ねテーパー状の空間を形成することと、
    前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとをともにロックすることで、前記第1の概ねテーパー状の空間及び前記第2の概ねテーパー状の空間を閉鎖することであって、それにより、流体及び/又は空気を、前記第1のスライドシールセクションの前記第1のシール面と前記第2のスライドシールセクションの前記第2のシール面との接触場所及び前記第1のハウジングセクションの前記第1のシール面と前記第2のハウジングセクションの前記第2のシール面との接触場所から離すように押し出すことと、
    を更に含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記第1のスライドシールセクション及び前記第2のスライドシールセクションは、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとがともにロックされる場合、単一のスライドシールを更に構成し、該スライドシールは、遠位シール先端部及び近位シール端部を有し、前記方法は、停止要素を用いて前記スライドシールを前記遮断解除位置において停止させることであって、遠位シール先端部が、第1のシール面及び第2のシール面の、シールされていない環境に露出している場所まで又は該場所を越えて移動しないようにすることを更に含む、請求項23に記載の方法。
  31. 前記第1のスライドシールセクション及び前記第2のスライドシールセクションは、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとがともにロックされる場合、単一のスライドシールを更に構成し、前記方法は、前記第1のハウジングセクション又は前記第2のハウジングセクションのうちの少なくとも一方にあるラッチ部材を用いることであって、前記スライドシールを前記遮断位置に選択的にラッチすることを更に含む、請求項23に記載の方法。
  32. 前記第1のスライドシールセクション及び前記第2のスライドシールセクションは、前記第1のハウジングセクションと前記第2のハウジングセクションとがともにロックされる場合、単一のスライドシールを更に構成し、前記方法は、前記スライドシールを前記遮断解除位置に移動させる際に、前記スライドシール内の通気路を通じて前記流路を通気することを更に含む、請求項23に記載の方法。
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