JP2016042229A - 商品購入制御システム、方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明の課題は、商品又はサービスの情報の伝播経路に応じた報酬を利用者に付与することで、商品又はサービスの販売促進を行うことを目的とする。【解決手段】 上記課題は、第1の端末から商品又はサービスの購入を認証する認証情報を第2の端末に送信する際に、該第1の端末の第1識別情報が追加された該認証情報を送信し、前記第2の端末は、受信した前記認証情報を用いて前記商品又はサービスを販売するサーバにアクセスし、該認証情報が指定する商品又はサービスの購入要求を行い、前記サーバは、前記認証情報から前記第1の端末の第1識別情報を取得し、取得した該第1の端末の第1識別情報に基づいて、該第1の端末に対する所定のサービスを提供する商品購入制御システムにより達成される。【選択図】 図8
Description
本発明は、商品購入に係る制御技術に関する。
近年、音楽、静止画及び動画を含む画像等のコンテンツ配信が広く行われている。コンテンツの中には、著作権で保護する内容を含む場合もある。コンテンツを保護するためには、正当な利用者のみにコンテンツを配信するように制限すれば良い。このようなコンテンツ配信の制限は、より多くの利用者への販売促進を困難にすると言った問題がある。
利用者は気に入ったコンテンツを、他の利用者と共感したいと考え、悪意なく他の端末へ配信することがある。コンテンツがより多くの利用者に知られること、また、コンテンツの伝播経路を知ることは、コンテンツの配信者にとって販売促進上、非常に重要な要素となってきている。
サーバ装置からコンテンツを受信した端末が、他の端末へ受信したコンテンツを配信すると、該他の端末の識別情報と、コンテンツの配信経路を表す経路情報と、時間情報と配信ログとしてサーバ装置へ送信する技術、利用者が取得した広告データを端末装置から他の利用者の端末へ発信する際、利用者の識別コードを広告データに付加し、広告データを発信した利用者に対してポイントを与える技術等が提案されている。
しかしながら、上述した技術では、コンテンツの配信経路はサーバ装置で管理するため、コンテンツに係る情報を広く伝播させようとすると、サーバ装置の負荷が大きくなる。また、利用者は口コミで購入者を増やしたとしても、自身の購入時の特典とはならないと言った問題もある。従って、コンテンツの配信者にとっては、利用者間の繋がりによる口コミで販売促進を図ることが困難である。
したがって、1つの側面では、本発明は、商品又はサービスの情報の伝播経路に応じた報酬を利用者に付与することで、商品又はサービスの販売促進を行うことを目的とする。
一態様によれば、第1の端末から商品又はサービスの購入を認証する認証情報を第2の端末に送信する際に、該第1の端末の第1識別情報が追加された該認証情報を送信し、前記第2の端末は、受信した前記認証情報を用いて前記商品又はサービスを販売するサーバにアクセスし、該認証情報が指定する商品又はサービスの購入要求を行い、前記サーバは、前記認証情報から前記第1の端末の第1識別情報を取得し、取得した該第1の端末の第1識別情報に基づいて、該第1の端末に対する所定のサービスを提供することを特徴とする商品購入制御システムが提供される。
また、上記課題を解決するための手段として、上記方法を行う装置、コンピュータに上記処理を実行させるためのプログラム、及び、そのプログラムを記憶した記憶媒体とすることもできる。
商品又はサービスの情報の伝播経路に応じた報酬を利用者に付与することで、商品又はサービスの販売促進を行える。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。コンテンツ提供者にとって、購入者の数を増やすことは大きな課題である。人から人への口コミによって商品の購入が拡大することは以前より知られている。本実施例では、コンテンツの利用者から他の利用者への紹介によって購入を拡大する仕組みを提供する。
図1は、本実施例に係るシステムの全体構成図を示す図である。図1において、システム1000は、配信サーバ100と、認証サーバ200と、DBサーバ300と、端末5a、5b、5m等とを有する。システム1000は、商品購入制御システムに相当する。
配信サーバ100は、コンテンツ7をネットワーク2を介して端末5a、5b、5m等に配信するサーバ装置である。配信サーバ100は、認証サーバ200と、DBサーバ300の夫々に、専用線又は十分に保護されたデータ通信によって接続される。配信サーバ100は、各端末5a、5b、5m等とは、ネットワーク2を介して接続される。
認証サーバ200は、配信サーバ100からの利用者3a等の認証要求に応じて、利用者3aを認証する。認証には、DBサーバ300で管理される利用者DB310(図4)が参照される。認証サーバ200は、配信サーバ100と、DBサーバ300の夫々に、専用線又は十分に保護されたデータ通信によって接続される。利用者3b、3m等の認証処理も同様である。
DBサーバ300は、コンテンツ7の配信に係る種々のデータベースを有し、配信サーバ100と、認証サーバ200とからアクセスされる。
端末5a、5b、5m等は、利用者3a、3b、3m等の夫々が利用する情報処理端末であり、携帯電話であっても良い。以下において、利用者3a、3b、3m等を総称して利用者3と呼び、端末5a、5b、5m等を総称して端末5と呼ぶ場合がある。
端末5は、ネットワーク2を介して配信サーバ100と接続し、配信サーバ100からコンテンツ7をダウンロードする。コンテンツ7のダウンロードには2つの方法がある。第1の方法は、コンテンツ7を購入せず、試聴又は試読するためのダウンロードであり、この場合、コンテンツ7の一部が端末5に提供される。第2の方法では、コンテンツ7の購入により、コンテンツ7全体が端末5に提供される。
無線通信の場合には、端末5による配信サーバ100への接続は、基地局を介してネットワーク2へ接続されれば良い。コンテンツ7の配信は、有線又は無線を問わない。
利用者3aがダウンロードしたコンテンツ7を気に入って、利用者3bに紹介する。利用者3bは、利用者3aから紹介されたコンテンツ7に興味を示し、利用者3bは配信サーバ100から紹介されたコンテンツ7を購入してダウンロードする。
コンテンツ7の購入に至った場合、配信サーバ100は、利用者3bに対して購入金額に割引を適用すると共に、利用者3bにコンテンツ7を紹介した利用者3aに対しても、割引率又は割引率相当のポイントを付与する。
上述の「紹介」が、口コミに相当するが、本実施例における「紹介」は、最初にコンテンツ7をダウンロードした利用者3aの認証情報を利用者3bの端末5bへコピーすることである。
そして、コピーされる毎に、証情報内に各利用者の情報を繋げていくことで、紹介(即ち、口コミ)での繋がりを管理し、紹介した各利用者3aに対して割引率又は割引率相当のポイントを付与する。
以下、コンテンツ7の例として、楽曲の場合で説明するが、動画、アプリケーション、ゲーム、クーポン等の様々な媒体に適応可能である。
先ず、配信サーバ100のハードウェア構成にについて説明する。図2は、配信サーバのハードウェア構成を示す図である。図2において、配信サーバ100は、コンピュータによって制御される端末であって、CPU(Central Processing Unit)11aと、主記憶装置12aと、補助記憶装置13aと、入力装置14aと、表示装置15aと、通信I/F(インターフェース)17aと、ドライブ装置18aとを有し、バスB1に接続される。
CPU11aは、主記憶装置12aに格納されたプログラムに従って配信サーバ100を制御する。主記憶装置12aには、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等が用いられ、CPU11aにて実行されるプログラム、CPU11aでの処理に必要なデータ、CPU11aでの処理にて得られたデータ等を記憶又は一時保存する。
補助記憶装置13aには、HDD(Hard Disk Drive)等が用いられ、各種処理を実行するためのプログラム等のデータを格納する。補助記憶装置13aに格納されているプログラムの一部が主記憶装置12aにロードされ、CPU11aに実行されることによって、各種処理が実現される。記憶部130aは、主記憶装置12a及び/又は補助記憶装置13aを有する。
入力装置14aは、マウス、キーボード等を有し、利用者が配信サーバ100による処理に必要な各種情報を入力するために用いられる。表示装置15aは、CPU11aの制御のもとに必要な各種情報を表示する。通信I/F17aは、有線又は無線などのネットワークを通じて通信を行う。通信I/F17aによる通信は無線又は有線に限定されるものではない。
配信サーバ100によって行われる処理を実現するプログラムは、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)等の記憶媒体19aによって配信サーバ100に提供される。
ドライブ装置18aは、ドライブ装置18aにセットされた記憶媒体19a(例えば、CD−ROM等)と配信サーバ100とのインターフェースを行う。
また、記憶媒体19aに、後述される本実施例に係る種々の処理を実現するプログラムを格納し、この記憶媒体19aに格納されたプログラムは、ドライブ装置18aを介して配信サーバ100にインストールされる。インストールされたプログラムは、配信サーバ100により実行可能となる。
尚、プログラムを格納する媒体としてCD−ROMに限定するものではなく、コンピュータが読み取り可能な媒体であればよい。コンピュータ読取可能な記憶媒体として、CD−ROMの他に、DVDディスク、USBメモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリであっても良い。
認証サーバ200及びDBサーバ300は、上述した同様のハードウェア構成を有するため、その説明を省略する。
図3は、端末のハードウェア構成を示す図である。図3において、端末5は、コンピュータによって制御される携帯電話、タブレット型等の携帯可能な情報処理端末であって、CPU(Central Processing Unit)11bと、主記憶装置12bと、利用者I/F(インターフェース)16bと、通信I/F17aと、ドライブ装置18aとを有し、バスB2に接続される。
CPU11bは、主記憶装置12bに格納されたプログラムに従って端末5を制御する。主記憶装置12bには、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等が用いられ、CPU11bにて実行されるプログラム、CPU11bでの処理に必要なデータ、CPU11bでの処理にて得られたデータ等を記憶又は一時保存する。主記憶装置12bに格納されているプログラムが、CPU11bに実行されることによって、各種処理が実現される。
利用者I/F16bは、CPU11bの制御のもとに必要な各種情報を表示し、また、利用者による操作入力を可能とするタッチパネル等である。通信I/F17bによる通信は無線又は有線に限定されるものではない。
端末5によって行われる処理を実現するプログラム、少なくとも書籍ビューワ8は、ネットワーク2を介して電子書籍配信サーバ100からダウンロードされる。或いは、書籍ビューワ8等のプログラムは、予め端末5の主記憶装置12bに記憶されていても良い。
ドライブ装置18bは、ドライブ装置18bにセットされた記憶媒体19b(例えば、SDカード等)と端末5とのインターフェースを行う。主記憶装置12b及び/又は記憶媒体19bが記憶部130bに相当し、電子書籍6及びその関連情報を記憶する。
端末5は、デスクトップ型、ノートブック型、ラップトップ型等の情報処理端末であっても良く、そのハードウェア構成は、図2のハードウェア構成と同様であるので、その説明を省略する。
図4は、配信サーバの機能構成例を示す図である。図4において、配信サーバ100は、楽曲配信部150を有する。また、配信サーバ100は、記憶部130aに、アプリケーション31と、コンテンツ7としての複数の楽曲71を管理するコンテンツDB35と、最大割引36とを記憶する。
楽曲配信部150は、端末5に楽曲71を配信する処理部であり、更に、アプリ提供部50と、楽曲試聴処理部51と、楽曲購入処理部53、登録処理部55とを有する。
アプリ提供部50は、端末5からの要求に応じて、端末5に楽曲71の試聴や購入を行うためのアプリケーション31を提供する。端末5は、アプリケーション31をダウンロードして、楽曲71の試聴又は購入を行う。
楽曲試聴処理部51は、端末5からの楽曲試聴要求に応じて、試聴用の楽曲71を端末5に提供する処理部である。 楽曲用認証情報8は、端末5毎に試聴した楽曲71毎に作成され、利用者3が楽曲71を紹介する毎に、具体的には、楽曲認証情報8が他の端末5へコピーされる毎に、その伝播経路を端末情報で示した情報である。図6で後述される。紹介による伝播経路は、紹介経路とも言える。
楽曲購入処理部53は、端末5からの楽曲購入要求に応じて、利用者3が購入した楽曲71を端末5に提供する処理部である。
アプリケーション31は、端末5にダウンロードされ実行される楽曲の試聴、購入を行うための専用のソフトウェアである。
コンテンツDB35は、コンテンツ提供者によって管理される楽曲71のデータベースである。コンテンツDB35は、配信サーバ100に備える構成で例示しているが、DBサーバ300で管理されても良い。
最大割引36は、最大割引36によって、紹介元の利用者3が楽曲71を購入する際に、割り引く上限を示す。複数の利用者3に紹介したことにより蓄積された割引が最大割引36を超える場合、最大割引36が適用されて割り引かれる。最大割引率36は、コンテンツ提供者によって設定されれば良い。
図5は、認証サーバの機能構成を説明するための図である。図5において、認証サーバ200は、認証処理部210を有する。
認証処理部210は、配信サーバ100の楽曲配信要求部150からの認証要求を受け付け、利用者DB310にアクセスして、認証要求に含まれる利用者3の利用者情報に基づいて利用者3に対する認証処理を行う。認証結果は、配信サーバ100に送信される。
配信サーバ100の楽曲配信部150では、認証結果に基づいて、端末5への楽曲配信の制御を行う。
図6は、楽曲用認証情報のデータ構成例を示す図である。図6において、楽曲用認証情報8は、各端末5に対して、試聴した楽曲71毎に生成される情報であり、楽曲情報81、暗号用鍵82、端末情報データ83等を含む。楽曲用認証情報8には、楽曲71の実体は含まれない。
楽曲情報81は、楽曲71の曲名、楽曲ID等を含む。暗号用鍵82は、端末情報データ83に含まれる各端末情報A、B、C等を復号するために用いる鍵である。
端末情報データ83は、1以上の端末5に係る端末情報を含む。この例では、端末情報データ83は、端末情報A、端末情報B、端末情報C等を含んでいる。端末情報A、端末情報B、端末情報C等は、夫々、端末5を特定する端末5に固有の識別情報、例えば、IPアドレス、MACアドレス等を示し、暗号用鍵82によって暗号化されている。
図7は、紹介の例を説明するための図である。図7において、端末5aを楽曲71の伝播経路の起点端末である。端末5aでは、配信サーバ100から、初めて楽曲71の試聴用楽曲をダウンロードすると、端末5a内のアプリケーション31が、楽曲71と共にダウンロードされた楽曲用認証情報8に端末5aを特定する端末情報Aを、暗号用鍵を用いて暗号化して追加する。
端末5aから端末5bへの楽曲71の紹介は、例えば、近距離無線通信で楽曲用認証情報8をコピーすることで行われる。近距離無線通信は、例えば、NFC(Near field communication)等である。
端末5bでは、アプリケーション31が、楽曲用認証情報8のコピーを検知すると、楽曲用認証情報8に端末5bを特定する端末情報Bを、楽曲用認証情報8内の暗号用鍵82を用いて暗号化して端末情報データ83内に追加する。
楽曲71を端末5bに紹介する時点で、端末5bがアプリケーション31を備えていない場合、端末5aは、近距離無線通信で、アプリケーション31と楽曲用認証情報8とを端末5bにコピーする。
端末5bにて紹介された楽曲71を購入する場合には、アプリケーション31が端末情報Bが付加された楽曲用認証情報8を用いて、配信サーバ100に楽曲購入要求を行う。
また、端末5aは、端末5pへも楽曲71の紹介を行う。この場合、例えば、電子メールで行う。電子メールには、楽曲用認証情報8が添付され、電子メールの本文には、配信サーバ100から楽曲71をダウンロードするためのURL(Uniform Resource Locator)を含む。
端末5pでは、アプリケーション31が、楽曲用認証情報8のコピーを検知すると、楽曲用認証情報8に端末5pを特定する端末情報Pを、楽曲用認証情報8内の暗号用鍵82を用いて暗号化して端末情報データ83内に追加する。
楽曲用認証情報8が添付された電子メールの受信時に、端末5pがアプリケーション31を備えていない場合、端末5pが電子メールで示されるURLにアクセスしたときに、配信サーバ100が、端末5pに対してアプリケーション31をダウンロードさせるようにしても良い。
端末5pにて紹介された楽曲71を購入する場合には、アプリケーション31が端末情報Pが付加された楽曲用認証情報8を用いて、配信サーバ100に楽曲購入要求を行う。
このように、近距離無線通信又は電子メール等による楽曲用認証情報8のコピーの連鎖により、端末5bから端末5cへ、端末5cから端末5dへ、端末5dから端末5eへ、端末5eから端末5fへ、端末5fから端末5gへと伝播される。各端末5c〜5gでは、楽曲用認証情報8のコピーを検知すると、コピー元の端末情報の次に自身の端末情報を追加する。
一方で、端末5gが端末5aに楽曲用認証情報8をコピーしようとした場合には、アプリケーション31は、同一の楽曲を指定した楽曲用認証情報8のコピーを抑止する。従って、同一楽曲に関して楽曲用認証情報8が無限にコピーされないように制限できる。
従って、各端末5aから5g及び5pにおいて、自端末までの伝播経路が端末情報データ83によって示される。即ち、端末5aでは、端末情報Aのみが示され、端末5bでは、端末情報Aに続いて自身の端末情報Bが示される。端末5c、5d、5e、5f、及び5pにおいても同様である。端末5gでは、端末情報A、B、C、D、E、Fの次に自身の端末Gが示される。即ち、端末情報データ83の先頭は端末情報Aであり、末端は自身の端末情報を示すこととなる。
ここで、楽曲用認証情報8がNFCによって拡散される場合には、端末間が接近した状態で通信が行われるため、利用者間の信頼関係が、電子メールによる拡散に比べてより強いと考えられる。信頼できる友人からコンテンツ7(楽曲71等)が紹介された場合、より購入確度が高くなると考えられる。
そのため、図6に示す楽曲用認証情報8に、端末情報が追加される毎に、近距離無線通信又は電子メール等の拡散媒体を指定するようにしても良い。拡散媒体に応じて、割引を調整できる。例えば、電子メールでの割引を1.0倍とした場合、近距離無線通信では割引を1.5倍に調整する。以下の説明では、重みDB320で示される割引(%)をそのまま利用しているが、拡散媒体に応じて、予め定めた倍率を乗算するようにしても良い。
次に、上述したような楽曲71の紹介による伝播経路において、配信サーバ100によって行われる、重みDBを用いた割引を付与する割引付与方法について図8及び図9で説明する。図8及び図9では、端末5a、5b、5c、5d、5e、5f、及び5gの順に楽曲71が紹介された場合、即ち、楽曲用認証情報8がコピーされた場合で説明する。
楽曲用認証情報8がコピーされる毎に、端末情報データ83に端末情報A、端末情報B、端末情報C、端末情報D、端末情報E、端末情報F、及び、端末情報Gが順に追加される。また、以下の説明において、端末5a、5b、5c、5d、5e、5f、及び5gの夫々の利用者を利用者A、B、C、D、E、F、及びGとする。
図8は、楽曲購入要求に対する割引付与方法について説明するための図(その1)である。図8において、重みDB320は、親等、割引等の項目を有する。親等は所定親等までを管理し、この例では、0親等から5親等までを管理した場合を示している。また、図8では、端末5a〜端末5gの伝播経路の最後の端末5gが配信サーバ100に楽曲購入要求を行ったとする。
この楽曲購入要求には、楽曲用認証情報8が含まれてる。また、楽曲用認証情報8には、端末情報データ83gが含まれている。更に、端末情報データ83gは、暗号化された端末情報A、端末情報B、端末情報C、端末情報D、端末情報E、端末情報F、及び端末情報Gを含み、端末5gまでの伝播経路を示す。
この端末情報データ83gの最後の端末情報Gから順に取り出すことで、伝播経路を遡る。最後の端末情報G、即ち、楽曲購入要求を行った端末5gに0親等を割り当てる。そして、順に、端末情報Fで特定される端末5fを1親等とし、端末情報Eで特定される端末5eを2親等とし、端末情報Dで特定される端末5dを3親等とし、端末情報Cで特定される端末5cを4親等とし、端末情報Bで特定される端末5bを5親等とする。端末情報Aで特定される端末5aには、親等が割り当てられないため、端末5gによる楽曲購入要求では、割引付与の対象から外れることとなる。
重みDB320では、0親等に対して「5%」、1親等に対して「5%」、2親等に対して「4%」、3親等に対して「3%」、4親等に対して「2%」、5親等に対して「1%」であることを示している。ここで、0親等に対する割引は、購入者本人にも割引があるように設定するためである。よって、購入者(端末5gの利用者G)は、必ず一律で割引を受けることができる。
各端末5g〜5bの利用者G〜Bへの割引付与は、利用者DB310に対して行われる。利用者DB310は、利用者ID、端末ID、割引等の項目を有する。
利用者IDは、利用者を識別するための情報であり、個人名、利用者が任意に定めた利用者DB310内において唯一のニックネーム等であれば良い。端末IDは、IPアドレス、MACアドレス等の端末5を特定する端末情報であり、楽曲用認証情報8に設定される情報である。割引は、重みDB320を用いて決定された割引の累積を示す。割引の単位は例えばパーセント(%)である。
図8の利用者DB310のデータ例では、端末5gの楽曲購入要求による割引付与が行われた場合を示している。端末IDに対応する割引の初期状態は「0%」である。ここでは、端末情報GからAまでが初めて登録され、初期状態において割引が付与された場合を示す。
重みDB320を参照することにより、配信サーバ100によって、端末情報Gに対応付けて割引「5%」が設定され、端末情報Fに対応付けて割引「5%」が設定され、端末情報Eに対応付けて割引「4%」が設定され、端末情報Dに対応付けて割引「3%」が設定され、端末情報Cに対応付けて割引「2%」が設定され、端末情報Bに対応付けて割引「1%」が設定されている。
ここで、購入者の端末5gの端末情報Gに対応付けて割引「5%」を付与する際に、利用者IDが存在しない場合、利用者Gの登録処理が行われ、利用者IDが設定される。例えば、利用者Gの利用者ID「user_G」が設定される。
利用者Gの楽曲71の購入後、配信サーバ100は、上述した端末5a〜5gの伝播経路の途中における端末5cから楽曲71を指定した楽曲購入要求を受信した場合の割引付与方法について図9で説明する。
図9は、楽曲購入要求に対する割引付与方法について説明するための図(その2)である。図9において、重みDB320は図8と同様である。また、図9では、端末5a〜端末5gの伝播途中の端末5cが、端末5gの楽曲71の購入後に楽曲購入要求を配信サーバ100へ行った場合の割引付与方法を説明する。端末5cは保持する楽曲用認証情報8には、暗号化された端末情報A、端末情報B、及び端末情報Cまでを示す端末情報データ83gが含まれている。楽曲購入要求には、このような楽曲用認証情報8が含まれる。
図8と同様に、この端末情報データ83cの最後の端末情報Gから順に取り出すことで、伝播経路を遡る。最後の端末情報C、即ち、楽曲購入要求を行った端末5cに0親等を割り当てる。そして、順に、端末情報Bで特定される端末5bを1親等とし、端末情報Aで特定される端末5aを2親等とする。
そして、各端末5c〜5aの利用者C〜Aへの割引付与は、利用者DB310に対して行われる。利用者DB310の構成は、図8で説明した通りである。図9の利用者DB310のデータ例では、端末5gの楽曲購入要求後の端末5cの楽曲購入要求に応じて行われた割引付与の例を示している。
重みDB320を参照することにより、配信サーバ100によって、端末情報Cに対して、前回までの割引「2%」に今回の割引「5%」が加算されて割引「7%」が設定される。また、端末情報Bに対して、前回までの割引「1%」に今回の割引「5%」が加算されて割引「6%」が設定される。そして、端末情報Aに対して、前回までの割引「0%」に今回の割引「4%」が加算されて割引「4%」が設定される。
ここで、購入者の端末5cの端末情報Cに対応付けて割引「5%」を付与する際に、利用者IDが存在しない場合、利用者Cの登録処理が行われ、利用者IDが設定される。例えば、利用者Cの利用者ID「user_C」が設定される。
次に、配信サーバ100によって行われる種々の処理について図10〜図14で説明する。図10は、楽曲配信部によって行われる全体処理を説明するためのフローチャート図である。図10において、配信サーバ100の楽曲配信部150は、端末5から要求を受信する(ステップS10)。
楽曲配信部150は、端末5から受信した要求が、アプリケーション31のダウンロード要求か否かを判断する(ステップS11)。受信した要求がアプリケーション31のダウンロード要求の場合、アプリ提供部50によって、アプリ提供処理が行われる(ステップS12)。アプリ提供処理が終了すると、楽曲配信部150は、ステップS10へ戻り次の要求を受信し、上述した同様の処理を繰り返す。
一方、アプリケーション31のダウンロード要求でない場合、楽曲配信部150は、端末5から受信した要求が、利用者3の登録要求か否かを判断する(ステップS13)。受信した要求が利用者3の登録要求の場合、登録処理部55によって、利用者3に対する登録処理が行われる(ステップS14)。登録処理が終了すると、楽曲配信部150は、ステップS10へ戻り次の要求を受信し、上述した同様の処理を繰り返す。
一方、利用者3の登録要求でない場合、楽曲配信部150は、端末5から受信した要求が楽曲試聴要求か否かを判断する(ステップS15)。受信した要求が楽曲試聴要求の場合、楽曲試聴処理部51によって、楽曲試聴処理が行われる(ステップS16)。楽曲試聴処理が終了すると、楽曲配信部150は、ステップS10へ戻り次の要求を受信し、上述した同様の処理を繰り返す。
一方、受信した要求が楽曲試聴要求でない場合、楽曲配信部150は、端末5から受信した要求が楽曲購入要求か否かを判断する(ステップS17)。受信した要求が楽曲購入要求の場合、楽曲購入処理部53によって、楽曲購入処理が行われる(ステップS18)。楽曲購入処理が終了すると、楽曲配信部150は、ステップS10へ戻り次の要求を受信し、上述した同様の処理を繰り返す。
一方、受信した要求が楽曲購入要求でない場合、楽曲配信部150は、ステップS10へ戻り次の要求を受信し、上述した同様の処理を繰り返す。
図11は、楽曲試聴処理部による楽曲試聴処理を説明するためのフローチャート図である。端末5からの楽曲試聴要求に応じて、楽曲試聴処理部51による楽曲試聴処理が実行される(図10のステップS16)。
図11において、楽曲試聴処理部51は、受信した楽曲試聴要求に、楽曲用認証情報8が添付されているか否かを判断する(ステップS31)。楽曲用認証情報8が添付されている場合、楽曲試聴処理部51は、楽曲試聴要求で指定されている楽曲71の試聴用楽曲を端末へダウンロードして(ステップS32)、楽曲試聴処理部51は、この楽曲試聴処理を終了する。
一方、楽曲用認証情報8が添付されていない場合、楽曲試聴処理部51は、端末5の利用者3が利用者DB310に登録されているか否かを判断する(ステップS33)。利用者3が登録されている場合、楽曲試聴処理部51は、ステップS36へと進む。
一方、利用者3が登録されていない場合、楽曲試聴処理部51は、利用者の利用者情報を取得する(ステップS34)。端末5に利用者情報の入力画面を表示して、利用者3に利用者情報を入力させることにより、利用者3が入力画面に入力した利用者情報を端末5から受信する。
そして、楽曲試聴処理部51は、DBサーバ300の利用者DB310へ、利用者情報を登録する(ステップS36)。初回の利用者3に対して、DBサーバ300の重みDB320から0親等の割引を取得し、取得した0親等の割引を適用するようにしても良い。この場合、図8の利用者DB310の端末情報Aに対する割引の初期値は「5%」に設定される。
図12〜図14は、楽曲購入処理部による楽曲購入処理を説明するためのフローチャート図である。端末5からの楽曲購入要求に応じて、楽曲購入処理部53による楽曲購入処理が実行される(図10のステップS18)。
図12において、楽曲購入処理部53は、受信した楽曲試聴要求から楽曲用認証情報8を取り出して(ステップS51)、楽曲用認証情報8から暗号用鍵82を取得する(ステップS52)。
そして、楽曲購入処理部53は、楽曲用認証情報8の解析を開始する。楽曲購入処理部53は、変数iに1を設定し、変数Nに楽曲用認証情報8の端末情報データ83で示される端末情報の総数を設定する(ステップS53)。
楽曲購入処理部53は、楽曲用認証情報8の端末情報データ83内において伝播経路を遡ってi番目の端末情報を取り出し、暗号用鍵82で復号する(ステップS54)。そして、楽曲購入処理部53は、復号した端末情報は、端末情報データ83内の一番最後の端末情報か否かを判断する(ステップS55)。変数iが端末情報の総数Nを示すか否かを判断すれば良い。一番最後の端末情報の場合、楽曲購入処理部53は、図13のステップS71へと進む。
一方、一番最後の端末情報でない場合、楽曲購入処理部53は、変数iから1減算した値を親等として、重みDB320から親等に対応する割引を取得する(ステップS56)。その後、楽曲購入処理部53は、端末情報が利用者DB310に存在するか否かを判断する(ステップS57)。端末情報が利用者DB310に存在する場合、楽曲購入処理部53は、利用者DB310に新たにレコードを追加して、新たなレコードに端末情報と割引とを保存する(ステップS58)。
その後、楽曲購入処理部53は、変数iを1インクリメントして(ステップS59)、変数iが端末情報の総数Nより大きいか否かを判断する(ステップS60)。変数iが端末情報の総数N以下である場合、楽曲購入処理部53は、ステップS54へと戻り、次の端末情報に対して上記同様の処理を行う。
一方、変数iが端末情報の総数Nより大きい場合、楽曲購入処理部53は、楽曲を端末にダウンロードして(ステップS61)、この楽曲購入処理を終了する。
図13では、図12のステップS55にて、一番最後の端末情報であると判断した場合の処理について説明する。楽曲購入処理部53は、DBサーバ300の利用者DB310にアクセスして、端末5の利用者3が利用者DB310に登録されているか否かを判断する(ステップS71)。利用者3が登録されている場合、楽曲購入処理部53は、DBサーバ300の重みDB320から0親等の割引を取得して、利用者DB310の利用者3の割引に加算する(ステップS72)。そして、楽曲購入処理部53は、ステップS76へと進む。
一方、利用者3が登録されていない場合、楽曲購入処理部53は、利用者の利用者情報を取得する(ステップS73)。端末5に利用者情報の入力画面を表示して、利用者3に利用者情報を入力させることにより、利用者3が入力画面に入力した利用者情報を端末5から受信する。
そして、楽曲購入処理部53は、DBサーバ300の利用者DB310へ、利用者情報を登録して(ステップS74)、重みDB320の0親等の割引を加算する(ステップS75)。同一の端末情報が利用者DB310に存在する場合には、同一の端末情報のレコードに対して利用者情報を登録することで、利用者IDが設定される。この場合、当該レコードの割引に0親等の割引が加算される。同一の端末情報が利用者DB310に存在しない場合、新たなレコードが利用者DB310に追加され利用者情報が登録される。新たなレコードに、利用者ID及び端末情報が設定される。また、0親等の割引が設定される。
楽曲購入処理部53は、ステップS72又はS75の割引加算によって蓄積された割引が最大割引36未満であるか否かを判断する(ステップS76)。割引が最大割引36以上である場合、楽曲購入処理部53は、コンテンツDB35から楽曲購入要求で指定される楽曲71の元値を取得して、元値から最大割引36を減算した金額を端末5に通知して(ステップS77)、ステップS77へと進む。端末5では、楽曲71に関する情報と、金額とが表示され、利用者3の購入の意志の確認が行われる。
一方、割引が最大割引36未満である場合、楽曲購入処理部53は、コンテンツDB35から楽曲購入要求で指定される楽曲71の元値を取得して、元値からステップS72又はS75の割引加算後の割引を減算した金額を端末5に通知する(ステップS76)。端末5では、楽曲71に関する情報と、金額とが表示され、利用者3の購入の意志の確認が行われる。
そして、楽曲購入処理部53は、端末5から購入する旨の通知を受信したか否かを判断する(ステップS79)。購入しない旨の通知を受信した場合、楽曲購入処理部53は、この楽曲購入処理を終了する。
一方、購入する旨の通知を受信した場合、楽曲購入処理部53は、DBサーバ300の利用者DB310において、利用者3の割引をゼロにリセットする(ステップS80)。そして、楽曲購入処理部53は、DBサーバ300の購入履歴DB330において、ステップS54で取り出したi番目の端末情報に対応付けて楽曲71の購入を示す購入情報を登録して、端末5へ購入完了を通知する(ステップS81)。その後、楽曲購入処理部53は、図12のステップS61へと進み、楽曲71を端末5にダウンロードした後、この楽曲購入処理を終了する。
購入履歴DB330は、利用者DB310で登録済みの利用者3に対して、利用者3の端末情報(及び/又は利用者ID)に対応付けて購入情報を記録するデータベースであり、端末情報、購入情報等の項目を有する。購入情報は、少なくとも、購入した楽曲71を特定できる楽曲IDを有する。また、割引後の購入金額等を含めても良い。
図14では、図12のステップS57にて、端末情報が利用者DB310に存在する場合の処理について説明する。図14において、楽曲購入処理部53は、DBサーバ300の利用者DB320において、ステップS54で取り出したi番目の端末情報を示すレコードの割引に、ステップS56で取得した親等に対応する割引を加算して保存する(ステップS91)。
そして、楽曲購入処理部53は、ステップS54で取り出したi番目の端末情報で、DBサーバ300の購入履歴DB330を検索し(ステップS92)、i番目の端末情報を示すレコードが楽曲71の購入済みを示すか否かを判断する(ステップS93)。購入済みで無い場合、楽曲購入処理部53は、図12のステップS59へと進み、次の端末情報について上述同様の処理を行う。
一方、購入済みの場合、楽曲購入処理部53は、割引相当のポイントを購入済み利用者に配布する(ステップS94)。DBサーバ300の利用者DB310に対して、ステップS54で取り出したi番目の端末情報のレコードに、割引相当のポイントが加算される。
そして、楽曲購入処理部53は、利用者DB310から、ステップS54で取り出したi番目の端末情報のレコードの割引をゼロにリセットし(ステップS95)、図12のステップS59へと進み、次の端末情報について上述同様の処理を行う。
以下に、本実施例に係る処理例を示す。利用者3a(端末5a)を親として、利用者3a(端末5a)から、利用者3b(端末5b)、そして利用者3d(端末5d)に紹介される楽曲71の伝播経路と、同一利用者3a(端末5a)を親として、利用者3c(端末5c)に紹介される楽曲71の伝播経路とが形成される場合で説明する。
図15は、親利用者の登録処理を説明するための図である。図15において、利用者3aは、端末5aを用いて、配信サーバ100からアプリケーション31をダウンロードする(ステップS101)。
そして、利用者3aは、端末5aから利用者情報を指定した登録要求を送信する(ステップS102)。配信サーバ100は、端末5aから登録要求を受信すると、DBサーバ300の利用者DB310に利用者情報を登録する(ステップS103)。利用者情報に基づいて利用者ID「user_A」が設定され、登録要求で示される送信元の情報から端末ID「端末情報A」が設定される。割引の値はゼロである。
図16は、親利用者の楽曲試聴処理を説明するための図である。図16において、利用者3aは、端末5aから配信サーバ100にログインし、試聴楽曲を選択する(ステップS201)。
配信サーバ100は、端末5aからのログインに応じて、認証サーバ200に利用者3aの認証を要求する(ステップS202)。認証サーバ200の認証処理部210は、DBサーバ300にアクセスして、利用者DB310を用いて利用者3aを認証する(ステップS203)。認証処理部210は認証結果を配信サーバ100へ送信する。
認証が成功すると、配信サーバ100は、楽曲用認証情報8を端末5aにダウンロードする(ステップS204)。端末5aでは、配信サーバ100から楽曲用認証情報8を受信すると、アプリケーション31が端末情報Aを楽曲用認証情報8に追加する。
図17は、楽曲紹介を説明するための図である。図17において、利用者3aは親利用者に相当し、利用者3b及び利用者3cは利用者3aの子利用者に相当し、利用者3dは利用者3aの孫利用者に相当する。先ず、利用者3b、3c、及び3dは、夫々、配信サーバ100からアプリケーション31をダウンロードする(ステップS301)。
利用者3aは、利用者3bに楽曲71を紹介する(ステップS302)。利用者3aは、利用者3bとの合意のもとに、端末5a及び端末5bは、双方でアプリケーション31を起動して、アプリケーション31間でNFC等の近距離無線通信により楽曲用認証情報8を、端末5aから端末5bへコピーする。又は、利用者3aが端末5aから利用者3bの端末5bへ電子メールを送信する。利用者3bが電子メールに添付された楽曲用認証情報を開くことで、端末5bにコピーされる。
利用者3bの端末5bでは、アプリケーション31がコピーされた楽曲認証情報8に、端末5bの端末情報Bを暗号用鍵82で暗号化後、端末情報データ83の最後に追加する。端末情報Aの次に端末情報Bが示される。
利用者3aは、利用者3cにも同じ楽曲71を紹介する(ステップS302)。NFC等の近距離無線通信又は電子メールにより、楽曲用認証情報8が利用者3cの端末5cにコピーされる。そして、利用者3cの端末5cでは、アプリケーション31がコピーされた楽曲認証情報8に、端末5cの端末情報Cを暗号用鍵82で暗号化後、端末情報データ83の最後に追加する。端末情報Aの次に端末情報Cが示される。この楽曲用認証情報8の端末情報データ83によって、端末情報A、端末情報Cの順の伝播経路が示される。
その後、利用者3bは、利用者3dに楽曲71を紹介する(ステップS303)。NFC等の近距離無線通信又は電子メールにより、楽曲用認証情報8が利用者3dの端末5dにコピーされる。そして、利用者3dの端末5dでは、アプリケーション31がコピーされた楽曲認証情報8に、端末5dの端末情報Dを暗号用鍵82で暗号化後、端末情報データ83の最後に追加する。端末情報Bの次に端末情報Dが示される。この楽曲用認証情報8の端末情報データ83によって、端末情報A、端末情報B、端末情報Dの順の伝播経路が示される。
利用者3cは、利用者3aから紹介された楽曲71を、利用者3cの楽曲用認証情報8を用いて試聴する(ステップS304)。利用者3cは、楽曲用認証情報8で楽曲71の試聴ができるため、利用者3cの登録(利用者登録)は必要ない。
以下に、利用者3aから派生した楽曲71を紹介した伝播経路において、楽曲71の購入の種々のパターンを説明する。先ず、子利用者が親利用者より前に楽曲71を購入するパターン1を説明する。
図18は、楽曲購入のパターン1を説明するための図である。図18では、子の利用者3bが、端末5bから楽曲用認証情報8を添付した楽曲購入要求を配信サーバ100へ行い、利用者登録が行われる(ステップS401)。
楽曲購入要求を送信してきた端末5bの端末情報Bが利用者DB310に存在しない場合、配信サーバ100は、端末5bを介して利用者3bから利用者情報を取得して、DBサーバ300の利用者DB310に利用者3bの利用者情報を登録する(ステップS402)。利用者ID「user_B」及び「端末情報B」が利用者DB310に登録される。
配信サーバ100は、端末5bから楽曲用認証情報8に基づいた端末5bの親等に対応する割引を重みDB320から取得して、楽曲71の元値から割り引かれた値で、端末5bを介して利用者3bに購入の意志を確認する。端末5bは0親等に相当するため、重みDB320により5%の割引となる。
端末5bでは、利用者3bにより購入が確認されると、楽曲71のダウンロードが開始される(ステップS403)。配信サーバ100は、ダウンロードの完了をもって、利用者DB310の利用者ID「user_B」(端末情報B)の割引をゼロにリセットする。
配信サーバ100は、利用者3bの楽曲購入により、利用者3bの端末5bに至るまでの利用者に対して、重みDB320を参照して割引を適用する。このパターン1では、1親等に相当する利用者3a(即ち、端末情報A)に対して、利用者3aが楽曲71を試聴した際に付与した5%に、更に、1親等に対する5%が加算され、割引は10%となる。この時点で利用者3aが楽曲71を購入した場合には、最大割引20%未満であるため、割引合計の10%の割引となる。
次に、孫利用者が親利用者及び子利用者より前に楽曲71を購入するパターン2を説明する。図19は、楽曲購入のパターン2を説明するための図である。図19では、孫の利用者3dが、端末5bから楽曲用認証情報8を添付した楽曲購入要求を配信サーバ100へ行い、利用者登録が行われる(ステップS501)。
楽曲購入要求を送信してきた端末5dの端末情報Dが利用者DB310に存在しないため、配信サーバ100は、端末5dを介して利用者3dから利用者情報を取得して、DBサーバ300の利用者DB310に利用者3dの利用者情報を登録する(ステップS502)。利用者ID「user_D」及び「端末情報D」が利用者DB310に登録される。
配信サーバ100は、端末5dから楽曲用認証情報8に基づいた端末5dの親等に対応する割引を重みDB320から取得して、楽曲71の元値から割り引かれた値で、端末5dを介して利用者3dに購入の意志を確認する。端末5dは0親等に相当するため、重みDB320により5%の割引となる。
端末5dでは、利用者3dにより購入が確認されると、楽曲71のダウンロードが開始される(ステップS503)。配信サーバ100は、ダウンロードの完了をもって、利用者DB310の利用者ID「user_D」(端末情報D)の割引をゼロにリセットする。
配信サーバ100は、利用者3bの楽曲購入により、利用者3bの端末5bに至るまでの利用者に対して、重みDB320を参照して割引を適用する(ステップS504)。このパターン2では、端末5bからの楽曲用認証情報8には、端末情報A、端末情報Bが示されている。このうち、端末情報Bは、利用者DB310に存在しないため、配信サーバ100は、端末情報Bを追加する。
1親等に相当する利用者3b(即ち、端末情報B)に対して、1親等に対する5%が設定される。この時点で利用者3bが楽曲71を購入した場合には、最大割引20%未満であるため、割引合計の5%の割引となる。
2親等に相当する利用者3a(即ち、端末情報A)に対して、利用者3aが楽曲71を試聴した際に付与した5%に、更に、2親等に対する4%が加算され、割引は9%となる。この時点で利用者3aが楽曲71を購入した場合には、最大割引20%未満であるため、割引合計の9%の割引となる。
次に、孫利用者が親利用者より前に、子利用者の後に楽曲71を購入するパターン3を説明する。パターン3は、即ち、上述したパターン1の後に利用者3dが紹介された楽曲71を購入する場合に相当する。
図20は、楽曲購入のパターン3を説明するための図である。図20では、孫の利用者3dが、端末5bから楽曲用認証情報8を添付した楽曲購入要求を配信サーバ100へ行い、利用者登録が行われる(ステップS601)。
楽曲購入要求を送信してきた端末5dの端末情報Dが利用者DB310に存在しないため、配信サーバ100は、端末5dを介して利用者3dから利用者情報を取得して、DBサーバ300の利用者DB310に利用者3dの利用者情報を登録する(ステップS602)。利用者ID「user_D」及び「端末情報D」が利用者DB310に登録される。
配信サーバ100は、端末5dから楽曲用認証情報8に基づいた端末5dの親等に対応する割引を重みDB320から取得して、楽曲71の元値から割り引かれた値で、端末5dを介して利用者3dに購入の意志を確認する。端末5dは0親等に相当するため、重みDB320により5%の割引となる。
端末5dでは、利用者3dにより購入が確認されると、楽曲71のダウンロードが開始される(ステップS603)。配信サーバ100は、ダウンロードの完了をもって、利用者DB310の利用者ID「user_D」(端末情報D)の割引をゼロにリセットする。
配信サーバ100は、利用者3bの楽曲購入により、利用者3bの端末5bに至るまでの利用者に対して、重みDB320を参照して割引を適用する(ステップS604)。このパターン3では、端末5bからの楽曲用認証情報8には、端末情報A、端末情報Bが示されている。端末情報A及び端末情報B共に、利用者登録がなされている。
従って、配信サーバ100は、1親等に相当する利用者3b(即ち、端末情報B)に対して、1親等に対する5%に対応するポイントに変換してポイントで付与する。例えば、利用者3bが楽曲71を購入したときの購入金額に基づいて付与されたポイントに、楽曲71の元値の5%の金額から変換したポイントが加算される。
また、配信サーバ100は、2親等に相当する利用者3a(即ち、端末情報A)に対して、利用者3aが楽曲71を試聴した際に付与した5%に、利用者3bの楽曲71の購入により付与された5%を加算した10%に対して、更に、2親等に対する4%が加算される。従って、利用者3aの割引の累積は14%となる。この時点で利用者3aが楽曲71を購入した場合には、最大割引20%未満であるため、割引合計の14%の割引となる。
次に、他の伝播経路における子利用者が親利用者より前に、子利用者の後に楽曲71を購入するパターン4を説明する。パターン4は、即ち、上述したパターン3の後に利用者3cが紹介された楽曲71を購入する場合であり、利用者3aの全ての子及び孫が楽曲71を購入する場合に相当する。
図21は、楽曲購入のパターン4を説明するための図である。パターン4において、利用者3b及び3dは楽曲71を購入を購入済みであるため、図21の利用者DB310において、割引は0%を示す。
図21では、子の利用者3b及び3dとは異なる伝播経路の子の利用者3cが、端末5cから楽曲用認証情報8を添付した楽曲購入要求を配信サーバ100へ行い、利用者登録が行われる(ステップS701)。
楽曲購入要求を送信してきた端末5cの端末情報Cが利用者DB310に存在しないため、配信サーバ100は、端末5cを介して利用者3cから利用者情報を取得して、DBサーバ300の利用者DB310に利用者3cの利用者情報を登録する(ステップS702)。利用者ID「user_C」及び「端末情報C」が利用者DB310に登録される。
配信サーバ100は、端末5cから楽曲用認証情報8に基づいた端末5cの親等に対応する割引を重みDB320から取得して、楽曲71の元値から割り引かれた値で、端末5cを介して利用者3cに購入の意志を確認する。端末5cは0親等に相当するため、重みDB320により5%の割引となる。
端末5cでは、利用者3cにより購入が確認されると、楽曲71のダウンロードが開始される(ステップS603)。配信サーバ100は、ダウンロードの完了をもって、利用者DB310の利用者ID「user_C」(端末情報C)の割引をゼロにリセットする。
配信サーバ100は、利用者3cの楽曲購入により、利用者3cの端末5cに至るまでの利用者に対して、重みDB320を参照して割引を適用する(ステップS604)。このパターン4では、端末5bからの楽曲用認証情報8には、端末情報Cより前には端末情報Aのみが示されている。端末情報Aに対して利用者登録がなされている。
従って、配信サーバ100は、1親等に相当する利用者3a(即ち、端末情報A)に対して、利用者3aの割引の累積は14%に、更に、5%を加算した19%が割引として設定される。この時点で利用者3aが楽曲71を購入した場合には、最大割引20%未満であるため、割引合計の19%の割引となる。
そして、パターン4の後に、即ち、利用者3aが紹介した全ての子及び孫の利用者が同じ楽曲71の購入後に、伝播経路の起点となる利用者3aが楽曲71を購入するパターン5を説明する。
図22は、楽曲購入のパターン5を説明するための図である。パターン5において、利用者3a以外の利用者3b、3c、及び3dは楽曲71を購入を購入済みであるため、図21の利用者DB310において、割引は0%を示す。
図22では、楽曲71の紹介による伝播経路の起点である利用者3aが、端末5aから楽曲用認証情報8を添付した楽曲購入要求を配信サーバ100へ行い、利用者登録が行われる(ステップS801)。
楽曲購入要求を送信してきた端末5aの端末情報Aは既に利用者登録が利用者DB310に対して行われている。配信サーバ100は、重みDB320を参照することで、0親等に付与される5%の割引を現在保持している割引14%に加算した19%を、端末5aに対する楽曲71の割引とする(ステップS802)。最大割引20%未満であるため、楽曲71の元値から19%を割引た値で、購入の確認が行われる。
端末5aでは、利用者3aにより購入が確認されると、楽曲71のダウンロードが開始される。配信サーバ100は、ダウンロードの完了をもって、利用者DB310の利用者ID「user_A」(端末情報A)の割引をゼロにリセットする。
上述したように、本実施例では、ユーザは紹介(口コミに相当)で購入者を増やすことで、自身の購入時に割引が拡大され安く購入できる。また、販売者であるコンテンツ提供者は、購入者が紹介(口コミ)で増えることにより売上を上げることができる。ユーザ同士の繋がりは認証情報に保持されるため、配信サーバ100で複雑な情報管理を行う機能を備える必要がない。
本実施例において、紹介される対象は、商品、サービス等であり、コンテンツ7の一例として楽曲71で説明したが、デジタルコンテンツに限定されない。商品又はサービスの購入時に、商品又はサービスの情報の伝播経路に応じた報酬(割引、ポイント)が各利用者に付与されることで、自身の購入時の割引が拡大され安く購入できる。また、コンテンツ提供者等のコンテンツ販売者は、購入者が通信を介した口コミ(紹介)で増えることにより売上を上げることができる。更に、利用者同士の繋がり、即ち、端末情報データ83で示される伝播経路は、各端末に楽曲用認証情報8に保持されるため、配信サーバ100にて複雑な情報を管理する必要がない。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
第1の端末から商品又はサービスの購入を認証する認証情報を第2の端末に送信する際に、該第1の端末の第1識別情報が追加された該認証情報を送信し、
前記第2の端末は、受信した前記認証情報を用いて前記商品又はサービスを販売するサーバにアクセスし、該認証情報が指定する商品又はサービスの購入要求を行い、
前記サーバは、前記認証情報から前記第1の端末の第1識別情報を取得し、取得した該第1の端末の第1識別情報に基づいて、該第1の端末に対する所定のサービスを提供する
ことを特徴とする商品購入制御システム。
(付記2)
前記第2の端末は、前記第1識別情報の後に該第2の端末の第2識別情報を追加した前記認証情報を用いて、前記購入要求を行い、
前記サーバは、前記認証情報内の端末の識別情報の追加順に従って、該追加順の末端ほど高いサービスを提供する
ことを特徴とする付記1記載の商品購入制御システム。
(付記3)
前記サーバは、前記所定のサービスの提供を前記末端から所定世代までに制限する
ことを特徴とする付記2記載の商品購入制御システム。
(付記4)
前記制限内の世代において、既に、同一の商品又はサービスを購入済みである場合には、前記所定のサービスとは異なる別のサービスに変換して提供する
ことを特徴とする付記3記載の商品購入制御システム。
(付記5)
前記第1の端末と前記第2の端末間の送信による前記認証情報の拡散方法に応じて、前記所定のサービスを調整する
ことを特徴とする付記4記載の商品購入制御システム。
(付記6)
前記第2の端末が前記認証情報を既に保持している場合、前記第1の端末からの該認証情報の受信を抑止する
ことを特徴とする付記4記載の商品購入制御システム。
(付記7)
前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報は、各々暗号化されて、前記認証情報に付加される
ことを特徴とする付記1乃至6のいずれか一項記載の商品購入制御システム。
(付記8)
第1の端末から商品又はサービスの購入を認証する認証情報を第2の端末に送信する際に、該第1の端末の第1識別情報が追加された該認証情報を送信し、
前記第2の端末は、受信した前記認証情報を用いて前記商品又はサービスを販売するサーバにアクセスし、該認証情報が指定する商品又はサービスの購入要求を行い、
前記サーバは、前記認証情報から前記第1の端末の第1識別情報を取得し、取得した該第1の端末の第1識別情報に基づいて、該第1の端末に対する所定のサービスを提供する処理を行う
ことを特徴とする商品購入制御方法。
(付記9)
第1の端末から商品又はサービスの購入を認証する認証情報を第2の端末に送信する際に、該第1の端末の第1識別情報が追加された該認証情報を送信し、前記第2の端末は、受信した前記認証情報を用いて前記商品又はサービスを販売するサーバにアクセスし、該認証情報が指定する商品又はサービスの購入要求を行うことによって、該購入要求を受信する受信部と、
受信した前記購入要求に含まれる前記認証情報から前記第1の端末の第1識別情報を取得し、取得した該第1の端末の第1識別情報に基づいて、該第1の端末に対する所定のサービスを提供する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする商品購入制御プログラム。
(付記10)
ネットワークを介して商品購入要求を受信すると、前記商品購入要求から得られる商品情報の伝播経路情報に基づいて、該商品情報を伝播した1以上の伝播元に対応付けて各報酬を記憶部に記憶し、
前記ネットワークを介して、前記伝播元からの商品購入要求を受信すると、前記記憶部を参照することで、該伝播元の前記報酬を取得して、該報酬に応じた金額で商品の購入を可能とする
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする商品購入制御プログラム。
(付記1)
第1の端末から商品又はサービスの購入を認証する認証情報を第2の端末に送信する際に、該第1の端末の第1識別情報が追加された該認証情報を送信し、
前記第2の端末は、受信した前記認証情報を用いて前記商品又はサービスを販売するサーバにアクセスし、該認証情報が指定する商品又はサービスの購入要求を行い、
前記サーバは、前記認証情報から前記第1の端末の第1識別情報を取得し、取得した該第1の端末の第1識別情報に基づいて、該第1の端末に対する所定のサービスを提供する
ことを特徴とする商品購入制御システム。
(付記2)
前記第2の端末は、前記第1識別情報の後に該第2の端末の第2識別情報を追加した前記認証情報を用いて、前記購入要求を行い、
前記サーバは、前記認証情報内の端末の識別情報の追加順に従って、該追加順の末端ほど高いサービスを提供する
ことを特徴とする付記1記載の商品購入制御システム。
(付記3)
前記サーバは、前記所定のサービスの提供を前記末端から所定世代までに制限する
ことを特徴とする付記2記載の商品購入制御システム。
(付記4)
前記制限内の世代において、既に、同一の商品又はサービスを購入済みである場合には、前記所定のサービスとは異なる別のサービスに変換して提供する
ことを特徴とする付記3記載の商品購入制御システム。
(付記5)
前記第1の端末と前記第2の端末間の送信による前記認証情報の拡散方法に応じて、前記所定のサービスを調整する
ことを特徴とする付記4記載の商品購入制御システム。
(付記6)
前記第2の端末が前記認証情報を既に保持している場合、前記第1の端末からの該認証情報の受信を抑止する
ことを特徴とする付記4記載の商品購入制御システム。
(付記7)
前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報は、各々暗号化されて、前記認証情報に付加される
ことを特徴とする付記1乃至6のいずれか一項記載の商品購入制御システム。
(付記8)
第1の端末から商品又はサービスの購入を認証する認証情報を第2の端末に送信する際に、該第1の端末の第1識別情報が追加された該認証情報を送信し、
前記第2の端末は、受信した前記認証情報を用いて前記商品又はサービスを販売するサーバにアクセスし、該認証情報が指定する商品又はサービスの購入要求を行い、
前記サーバは、前記認証情報から前記第1の端末の第1識別情報を取得し、取得した該第1の端末の第1識別情報に基づいて、該第1の端末に対する所定のサービスを提供する処理を行う
ことを特徴とする商品購入制御方法。
(付記9)
第1の端末から商品又はサービスの購入を認証する認証情報を第2の端末に送信する際に、該第1の端末の第1識別情報が追加された該認証情報を送信し、前記第2の端末は、受信した前記認証情報を用いて前記商品又はサービスを販売するサーバにアクセスし、該認証情報が指定する商品又はサービスの購入要求を行うことによって、該購入要求を受信する受信部と、
受信した前記購入要求に含まれる前記認証情報から前記第1の端末の第1識別情報を取得し、取得した該第1の端末の第1識別情報に基づいて、該第1の端末に対する所定のサービスを提供する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする商品購入制御プログラム。
(付記10)
ネットワークを介して商品購入要求を受信すると、前記商品購入要求から得られる商品情報の伝播経路情報に基づいて、該商品情報を伝播した1以上の伝播元に対応付けて各報酬を記憶部に記憶し、
前記ネットワークを介して、前記伝播元からの商品購入要求を受信すると、前記記憶部を参照することで、該伝播元の前記報酬を取得して、該報酬に応じた金額で商品の購入を可能とする
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする商品購入制御プログラム。
2 ネットワーク
7 コンテンツ
3、3a、3b等 利用者
5、5a、5b等 端末
7 コンテンツ
8 楽曲用認証情報
11a、11b CPU
12a、12b 主記憶装置
13a 補助記憶装置
14a 入力装置
15a 表示装置
16b ユーザI/F
17a 通信I/F
18a、18b ドライブ
19a、19b 記憶媒体
31 アプリケーション
35 コンテンツDB
36 最大割引
50 アプリ提供部
51 楽曲試聴処理部
53 楽曲購入処理部
55 登録処理部
71 楽曲
100 配信サーバ
150 楽曲配信部
200 認証サーバ
300 DBサーバ
310 利用者DB
320 重みDB
330 購入履歴DB
7 コンテンツ
3、3a、3b等 利用者
5、5a、5b等 端末
7 コンテンツ
8 楽曲用認証情報
11a、11b CPU
12a、12b 主記憶装置
13a 補助記憶装置
14a 入力装置
15a 表示装置
16b ユーザI/F
17a 通信I/F
18a、18b ドライブ
19a、19b 記憶媒体
31 アプリケーション
35 コンテンツDB
36 最大割引
50 アプリ提供部
51 楽曲試聴処理部
53 楽曲購入処理部
55 登録処理部
71 楽曲
100 配信サーバ
150 楽曲配信部
200 認証サーバ
300 DBサーバ
310 利用者DB
320 重みDB
330 購入履歴DB
Claims (6)
- 第1の端末から商品又はサービスの購入を認証する認証情報を第2の端末に送信する際に、該第1の端末の第1識別情報が追加された該認証情報を送信し、
前記第2の端末は、受信した前記認証情報を用いて前記商品又はサービスを販売するサーバにアクセスし、該認証情報が指定する商品又はサービスの購入要求を行い、
前記サーバは、前記認証情報から前記第1の端末の第1識別情報を取得し、取得した該第1の端末の第1識別情報に基づいて、該第1の端末に対する所定のサービスを提供する
ことを特徴とする商品購入制御システム。 - 前記第2の端末は、前記第1識別情報の後に該第2の端末の第2識別情報を追加した前記認証情報を用いて、前記購入要求を行い、
前記サーバは、前記認証情報内の端末の識別情報の追加順に従って、該追加順の末端ほど高いサービスを提供する
ことを特徴とする請求項1記載の商品購入制御システム。 - 前記サーバは、前記所定のサービスの提供を前記末端から所定世代までに制限する
ことを特徴とする請求項2記載の商品購入制御システム。 - 前記制限内の世代において、既に、同一の商品又はサービスを購入済みである場合には、前記所定のサービスとは異なる別のサービスに変換して提供する
ことを特徴とする請求項3記載の商品購入制御システム。 - 第1の端末から商品又はサービスの購入を認証する認証情報を第2の端末に送信する際に、該第1の端末の第1識別情報が追加された該認証情報を送信し、
前記第2の端末は、受信した前記認証情報を用いて前記商品又はサービスを販売するサーバにアクセスし、該認証情報が指定する商品又はサービスの購入要求を行い、
前記サーバは、前記認証情報から前記第1の端末の第1識別情報を取得し、取得した該第1の端末の第1識別情報に基づいて、該第1の端末に対する所定のサービスを提供する処理を行う
ことを特徴とする商品購入制御方法。 - 第1の端末から商品又はサービスの購入を認証する認証情報を第2の端末に送信する際に、該第1の端末の第1識別情報が追加された該認証情報を送信し、前記第2の端末は、受信した前記認証情報を用いて前記商品又はサービスを販売するサーバにアクセスし、該認証情報が指定する商品又はサービスの購入要求を行うことによって、該購入要求を受信する受信部と、
受信した前記購入要求に含まれる前記認証情報から前記第1の端末の第1識別情報を取得し、取得した該第1の端末の第1識別情報に基づいて、該第1の端末に対する所定のサービスを提供する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする商品購入制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014165141A JP2016042229A (ja) | 2014-08-14 | 2014-08-14 | 商品購入制御システム、方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014165141A JP2016042229A (ja) | 2014-08-14 | 2014-08-14 | 商品購入制御システム、方法、及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016042229A true JP2016042229A (ja) | 2016-03-31 |
Family
ID=55591975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014165141A Withdrawn JP2016042229A (ja) | 2014-08-14 | 2014-08-14 | 商品購入制御システム、方法、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016042229A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018186319A1 (ja) * | 2017-04-03 | 2018-10-11 | Diogenes合同会社 | 広告システム、広告システムプログラム及び広告方法 |
JP2019101881A (ja) * | 2017-12-05 | 2019-06-24 | スマートライフ株式会社 | ポイント管理装置、ポイント管理方法、ポイント管理プログラム、および、ポイント管理プログラム記録媒体 |
-
2014
- 2014-08-14 JP JP2014165141A patent/JP2016042229A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018186319A1 (ja) * | 2017-04-03 | 2018-10-11 | Diogenes合同会社 | 広告システム、広告システムプログラム及び広告方法 |
JP2019101881A (ja) * | 2017-12-05 | 2019-06-24 | スマートライフ株式会社 | ポイント管理装置、ポイント管理方法、ポイント管理プログラム、および、ポイント管理プログラム記録媒体 |
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