JP2016040161A - 非空気圧ホイール - Google Patents
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Abstract
【課題】非空気圧ホイールを構成する外輪と内輪を分離構成して、外輪と内輪を結合させる場合、内輪により外輪のテンションが増加するようにするとともに外輪の膨張を制限できるようにすることで、ホイールのクッション機能を向上させることはもちろん、ホイールに加わる荷重を円周方向に分散させるようにして耐久性を向上させることができるようにする非空気圧ホイールを提供する。
【解決手段】非空気圧ホイール1において、内側面に複数の結合部が突出形成された外輪100と;外側面に一体に突出形成されるスポーク部210と、上記のスポーク部210の上端部に形成されて外輪100の結合部110の間にはめ込み結合される膨張防止部220を含んで構成されて外輪100の内側に結合される内輪200で構成されることを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】非空気圧ホイール1において、内側面に複数の結合部が突出形成された外輪100と;外側面に一体に突出形成されるスポーク部210と、上記のスポーク部210の上端部に形成されて外輪100の結合部110の間にはめ込み結合される膨張防止部220を含んで構成されて外輪100の内側に結合される内輪200で構成されることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は非空気圧ホイールに関するものであり、より詳しくは非空気圧ホイールを構成する外輪と内輪を分離構成して、外輪と内輪を結合する場合、内輪により外輪のテンションが増加するようにするとともに外輪の膨張を制限できるようにすることで、ホイールのクッション機能を向上させることはもちろん、ホイールに加わる荷重を円周方向に分散させることができるようにして耐久性を向上できるようにする非空気圧ホイールに関するものである。
一般的に、非空気圧ホイールは従来の空気圧ホイールまたはタイヤとは異なって、スポーク(spoke)を用いて空気圧の役割を代替できるようにする新しい形式のホイールであり、圧縮空気を使用しないので、走行中のパンクまたは空気圧の低下による事故の発生を予防することができるメリットを有する。
また、非空気圧ホイールは、普段使用される材料の数がより少なく、その構造的な設計が単純だけでなく、空気が存在しない宇宙でも用いることができるので、最近これに関する研究が活発に進められている。
このような非空気圧ホイールの一実施例で、大韓民国登録特許公報第10−1032001号にはエアレスタイヤが掲載されている。その主要技術的な構成は図1に示したように、スポーク緩衝部30が、地面接触部10から回転軸固定部20に向けて延長されており、複数個の突出部31a、31b、32a、32bを有して、放射状に配列されている複数個の放射状隔壁31、32及び上記に配列された放射状隔壁31、32の間に位置されて複数個の放射状隔壁31、32を連結するが、それぞれの放射状隔壁31、32に形成された突出部31a、31b、32a、32bがお互いに反対方向に向けている支点の間を連結する複数個の連結隔壁33、34を通じて複数個の空間を有するオーセチック構造を構成しながら、上記の地面接触部10と回転軸固定部20を連結していることを特徴とする。
上記の構成は突出部31a、31b、32a、32bの間に連結隔壁33、34を一体に形成してタイヤが圧力または衝撃などにより変形されることにおいて、タイヤとしての機能を完全に行える程度のみに変形されて、圧力や衝撃が除去されたときに、元の形態に復元される復元力が向上できるように構成されたことに特徴があるが、連結隔壁33、34が放射状隔壁31、32に一体に形成されていて、タイヤが圧力または衝撃を受ける場合、連結隔壁33、34では、繰り返し交代応力(repeated alternating stress)を受けることになり疲労(fatigue)によって耐久性が落ちることになり、繰り返し荷重による塑性変形が発生するおそれがあるなどの問題点がある。
また、上記の構成はその形状が複雑なので製造費用が高くなり、連結隔壁33、34が放射状隔壁31、32に一体で形成されているので、その使用が制限的であるという問題点がある。
本発明は上記のような従来技術の問題点を解決するために案出されたものであり、本発明の目的は外輪と内輪を分離構成することで、製造がより容易であるようにしながら、外輪と内輪にそれぞれ形成される離脱防止あごと係止突起の構成により外輪と内輪の結合力を堅固に維持できるようにする非空気圧ホイールを提供することにある。
また、本発明は内輪に形成される膨張防止部により外輪の横方向の膨張を制限することによって、ホイールのクッション機能を向上させるとともにホイールに加える荷重を円周方法に分散させることができるようにする非空気圧ホイールを提供することに他の目的がある。
また、本発明は外輪と内輪をしまりばめによって結合させることで、外輪に初期テンションを付与するとともに外輪と内輪の間の結合部に空間部を形成することで、外輪が全体的にスプリングのような作用ができるようにしてホイールのクッション機能を極大化させることができるようにする非空気圧ホイールを提供することに他の目的がある。
上記のような目的を達成するための本発明の一態様における非空気圧ホイールは、内側面に複数の結合部が突出形成された外輪と;外側面に一体に突出形成されるスポーク部と、上記のスポーク部の上端部に形成されて外輪の結合部の間にはめ込み結合される膨張防止部を含めて構成されて外輪の内側に結合される内輪で構成されることを特徴とする。
その際に、上記の外輪の結合部は外輪の内側面から垂直方向に突出形成される第1垂直部と、上記の第1垂直部の端部に形成される第1水平部で構成されて、上記の内輪の膨張防止部はスポーク部の外側面から垂直方向に突出形成される第2垂直部と、上記の第2垂直部の端部に形成される第2水平部で構成されることを特徴とする。
そして、上記の第2水平部の幅方向の長さは隣接する第1垂直部の間の距離と同一であることを特徴とする。
また、上記の第2垂直部の幅方向の長さは隣接する第1水平部の間の距離と同一であることを特徴とする。
そして、上記の第1水平部の内側面には離脱防止あごが突出形成されて、上記の第2水平部の内側面には上記の離脱防止あごに係止結合される係止突起が突出形成されることを特徴とする。
この際に、上記の離脱防止あごは第1垂直部を基準にして左右の両側に互いに対称となる位置に形成される第1及び第2離脱防止あごで構成されて、上記の係止突起は第2垂直部を基準にして左右の両側に互いに対称となる位置に形成される第1及び第2係止突起で構成されることを特徴とする。
また、上記の第1及び第2離脱防止あごの外側端部と、第1及び第2係止突起の外側端部には結合部と膨張防止部の結合をガイドする第1及び第2傾斜面がそれぞれ形成されることを特徴とする。
一方、上記の内輪の膨張防止部は外輪の結合部の間にしまりばめによる挿入結合されることを特徴とする。
そして、上記の外輪の内側面と内輪の膨張防止部の外側面の間には第1空間部が形成されることを特徴とする。
また、上記の外輪の結合部の内側面と内輪のスポーク部の外側面の間には第2空間部が形成されることを特徴とする。
本発明によれば、内輪に形成される膨張防止部による外輪の幅方向の膨張を制限することにより、ホイールのクッション機能を向上させるとともにホイールに加わる荷重を円周方向に分散させることができるようにしてホイールの耐久性を向上させることができるような優れた効果を有する。
また、本発明によれば、外輪と内輪を分離構成することで、製造がより容易となるようにしながら、外輪と内輪にそれぞれ形成される離脱防止あごと係止突起の構成による外輪と内輪の結合力を堅固に維持できるようにする効果を加えて有する。
また、本発明によれば外輪と内輪をしまりばめにより結合させることで、外輪に初期テンションを付与するとともに外輪と内輪の間の結合部に空間部を形成させることで、外輪が全体的にスプリングのように作用して、ホイールのクッション機能を極大化させることができるようにする効果を加えて有する。
以下、添付された図面を参考にして本発明による非空気圧ホイールの望ましい実施例を詳しく説明する。
図2は本発明による非空気圧ホイールの一実施例を示した正面図であり、図3は図2に示した本発明の分離斜視図であって、図4は図2に示した本発明の中の外輪の一部を詳細に示した部分拡大図であって、図5は図2に示した本発明の中の内輪の一部を詳細に示した部分拡大図であり、図6は本発明による非空気圧ホイールの他の実施例を示した斜視図である。
本発明の一つの実施形態は、非空気圧ホイールを構成する外輪100と内輪200を分離構成して、外輪100と内輪200を結合させる場合、内輪200による外輪100のテンションが増加するようにするとともに、外輪100の膨張を制限できるようにすることでホイールのクッション機能を向上させることはもちろん、ホイールに加わる荷重を円周方向に分散させることができるようにして耐久性を向上させることができるようにする非空気圧ホイール1に関するものであり、その構成は図2及び図3に示したように、大きく外輪100と内輪200を含めて構成される。
より詳しく説明すると、上記の外輪100は地面に接触するもので、一定の厚さと幅を有する円筒形状で構成される。
この際に、上記の外輪100の内側面には複数の結合部110が突出形成されるが、上記の結合部110はその間に後述する内輪200の膨張防止部220が挿入結合されるようにすることで、内輪200が外輪100の内側に結合できるようにする役割をすることになる。
したがって、本発明の一つの実施形態による非空気圧ホイール1は、外輪100と内輪200が一体に形成された従来の非空気圧ホイールとは異なり、外輪100と内輪200を別途に製作して結合させることで、より単純化された形状によって製作がより容易である。このため、非空気圧ホイール1の製造コストを削減できることはもちろん、不良率を減少させることができるメリットを有する。
次に、上記の内輪200は、外輪100の内側に同心円上に設置される。内輪200は、外輪100と同じように一定の厚さと幅を有する円筒形状で構成されて、その内側にホイール1を回転させるようにする回転軸(未図示)が挿入結合される。
また、上記の内輪200の外側には、スポーク部210と膨張防止部220が一体に形成される。上記のスポーク部210は、内輪200の外側に一体に形成されてホイール1の駆動の際に加わる衝撃を緩和させる役割をする。そして、スポーク部210は、その一側端部が内輪200の外側面に接するように垂直方向に突出形成される複数個の垂直部材212と、上記の垂直部材212の他側端部を連結して内輪200と同心円で形成される円形部材214で構成されている。
次に、上記の膨張防止部220は、スポーク部210の円形部材214の上端部、つまり、外側面に一体に形成される。膨張防止部220は、外輪100に形成された結合部110の間にはめ込み結合されることで、内輪200を外輪100の内側に結合させる役割をする。
上記の外輪100の結合部110と内輪200の膨張防止部220の間の結合関係をより詳しく説明すると、上記の結合部110は、外輪100の内側面から垂直方向に突出形成される第1垂直部112と、上記の第1垂直部112の端部に水平方向、つまり、外輪100と平行な方向に形成される第1水平部114で構成されて、ホイール1の上部を基準にした時に、全体的に「⊥」の形状になるように形成される。
また、上記の内輪200の膨張防止部220は、外輪100の結合部110を180度くらい回転させた形状に構成される。膨張防止部220は、結合部110の間に形成された空間にはめ込み結合される。膨張防止部220は、内輪200のスポーク部210の外側面から垂直方向に突出形成される第2垂直部222と、上記の第2垂直部222の端部に水平方向に形成される第2水平部224で構成されて、ホイール1の上部を基準にした時、全体的に「T」文字の形状になるように形成される。
上記の第2水平部224の幅方向の長さは、隣接する結合部110の第1垂直部112の間の距離と同一に形成される。第2水平部224は、膨張防止部220が結合部110の間にはめ込み結合された場合に、第2水平部224の両側面が隣接する第1垂直部112の側面を支持できるように構成されている。
また、上記の第2垂直部222の幅方向の長さは隣接する結合部110の第1水平部114の間の距離と同一に形成される。第2垂直部222は、膨張防止部220が結合部110の間にはめ込み結合された場合に、第2垂直部222の両側面が隣接する第1水平部114の側面を支持できるように構成されている。
したがって、上記の第2垂直部222と第2水平部224で構成される膨張防止部220は、ホイール1に荷重が加わる場合に、横方向、つまり、荷重が加わる方向と直交する方向への外輪100の膨張を制限する。これにより、膨張防止部220は、ホイール1のクッション機能を向上させることができるような役割をする。
より詳しく説明すれば、外輪100に地面と直交した方向への力が作用する場合に、ホイール1に圧縮力が作用して、ホイール1の高さが減少する。それによって、ホイール1の幅は増加する方向に変形が生じる。しかし、外輪100の結合部110の間、つまり、第1水平部114と第1垂直部112の側面を支持する膨張防止部220の第2垂直部222と第2水平部224により、ホイール1の幅が増加する方向への外輪100の変形が制限される。それにより、外輪100を変形させるような力がホイール1の弾性力で作用するようになり、ホイール1のクッション機能を向上させることができる。
また、上記のような膨張防止部220の機能により、ホイール1の幅を増加させるような力が膨張防止部220及びスポーク部210を通じて円周方向に分散される。それにより、ホイール1で弾性力が発生する範囲がより広く形成されて、ホイール1の全体がスプリングの役割をするようになる。
また、上記のような力の分散は、ホイール1の進行する方向に直交する方向、つまり、円周方向に力を分散させることを意味する。したがって、ホイール1の駆動の際に発生する駆動抵抗を減らすことができることを意味する。
一方、上記の内輪200の膨張防止部220は、外輪100の結合部110の間にしまりばめにより挿入結合される。これにより、外輪100にテンションを付与して、ホイール1のクッション機能をさらに向上させることができる。
より詳しく説明すると、ホイール1の中心から膨張防止部220の第2水平部224の内側面までの距離(Ri)はホイール1の中心から結合部110の第1水平部114の内側面までの距離(Ro)より短く形成される。そして、しまりばめによって内輪200の膨張防止部220が外輪100の結合部110の間に挿入結合されるように構成される。このように、しまりばめにより内輪200が外輪100の内側に結合される場合には、内輪200の結合後の外輪100が、内輪200の結合前の外輪100に比べて全体的に圧縮された状態を維持するようになるので、ホイール1のクッション機能を向上させることができる。
上記の外輪100は弾性を有する材質で構成されるので、上記のようなホイール1の中心から膨張防止部220の第2水平部224の内側面までの距離(Ri)と、ホイール1の中心から結合部110の第1水平部114の内側面までの距離(Ro)に差があったとしても、しまりばめによる結合が可能である。また、後述するが、外輪100の結合部110と内輪200の膨張防止部220にそれぞれ形成される第1傾斜面118及び第2傾斜面228により、外輪100と内輪200の結合がより容易に構成することができる。
一方、上記の外輪100と内輪200がしまりばめによりお互いに結合されるので、ホイール1の使用中に外輪100と内輪200がお互いに離脱されることをある程度防止することができる。そして、さらに外輪100と内輪200がより堅固な結合力を維持できるようにするために、外輪100と内輪200にはそれぞれ離脱防止あご116と係止突起226が突出形成される。
図4に示したように、上記の外輪100の結合部110を構成する第1水平部114の内側面に離脱防止あご116を形成する。そして、図5に示したように、上記の内輪200の膨張防止部220を構成する第2水平部224の内側面に離脱防止あご116に係止結合される係止突起226を形成する。これによって、ホイール1の使用中に外輪100と内輪200がお互いに離脱されることを防止することができる。
より詳しく説明すると、上記の離脱防止あご116は、結合部110の第1垂直部112を基準にして、左右の両側に位置される第1水平部114の内側面にそれぞれ形成される第1離脱防止あご116aと第2離脱防止あご116bで構成される。上記の第1及び第2離脱防止あご116a、116bは、お互いに反対になる方向、つまり、第1垂直部112を基準にして互いに対称となる方向に形成される。
また、上記の係止突起226は、膨張防止部220の第2垂直部222を基準にして、左右の両側に位置される第2水平部224の内側面にそれぞれ形成される第1係止突起226aと第2係止突起226bで構成される。上記の第1及び第2係止突起(226a、226b)は、互いに反対となる方向、つまり、第2垂直部222を基準にして互いに対称となる方向に形成される。
この際に、上記の第1及び第2離脱防止あご116a、116bと、上記の第1及び第2係止突起226a、226bは、お互いに入れ違いに形成されて、第1及び第2係止突起226a、226bが第1及び第2離脱防止あご116a、116bに係止結合できるように形成されることはもちろんである。
したがって、上記のように第1及び第2離脱防止あご116a、116bを結合部110の第1垂直部112を基準に、互いに対称になるように形成させる。そして、第1及び第2係止突起226a、226bを第1及び第2離脱防止あご116a、116bとお互いに入れ違いに形成させる。これによって、外輪100の結合部110の間に内輪200の膨張防止部220がはめ込み結合された場合に、第1及び第2離脱防止あご116a、116bと第1及び第2係止突起226a、226bの間の相互作用により内輪200の膨張防止部220がホイール1の駆動過程でどちら側の側面方向にも移動しないようになり、外輪100と内輪200の堅固な結合状態を維持できるようになる。
また、図4及び図5に示したように、上記の第1及び第2離脱防止あご116a、116bの外側端部には、ホイール1の上部を基準にした時に、外側方向に下向の傾きを有する第1傾斜面118が形成される。また、第1及び第2係止突起226a、226bの外側端部には、ホイール1の上部を基準にした時、外側方向に上向の傾きを有する第2傾斜面228が形成される。上記の第1傾斜面118及び第2傾斜面228は、結合部110と膨張防止部220の結合をガイドする役割をする。
前述したように結合部110と膨張防止部220はしまりばめにより結合されるが、結合部110と膨張防止部220にそれぞれ第1傾斜面118と第2傾斜面228を形成させることによって、しまりばめによる結合がより容易になる。
一方、図2に示したように、上記の外輪100の内側面と内輪200の膨張防止部220の外側面の間には、第1空間部300が形成される。上記の第1空間部300は、外輪100に力が加わる場合に、力が加わる方向への収縮をある程度許容させることで、ホイール1のクッション機能を向上させる役割をする。
前述したように内輪200の膨張防止部220により力が加わる方向に直交する方向への膨張が制限されるので、外輪100に力が加わる場合、力が加わる方向への収縮をある程度許容することで、膨張防止部220により制限される力によるクッション機能を向上させるとともに、ホイール1に加わる力を膨張防止部220及びスポーク部210に沿って円周方向に分散できるようになる。
図2に示したように、上記の外輪100の結合部110の内側面と内輪200のスポーク部210の外側面の間に第2空間部400をさらに形成することによって、ホイール1のクッション機能の向上を極大化させて、それによる力の分散効果もまた向上できるように構成することもできる。
一方、図6に示したように、本発明の他の実施形態における非空気圧ホイール1によれば、内輪200に形成される膨張防止部220の第2垂直部222を二つに分離形成させることもできる。この場合には、膨張防止部220を外輪100の結合部110の間に挿入結合させることがより容易になる。さらに、第2垂直部222の幅がより厚くなるので、外輪100が力が加わる方向と直交する方向に膨張することを制限する効果もまた向上させることができる。
したがって、前述したように本発明の他の実施形態における非空気圧ホイール1によれば、内輪200に形成される膨張防止部220による外輪100の横方向の膨張を制限することによって、ホイール1のクッション機能を向上させるとともにホイール1に加わる荷重を円周方向に分散させることができ、ホイール1の耐久性を向上させることができる。また、外輪100と内輪200を分離構成することによって、製造をより容易にしながら、外輪100と内輪200にそれぞれ形成される離脱防止あご116と係止突起226の構成により、外輪100と内輪200の結合力を堅固に維持できる。さらに、外輪100と内輪200をしまりばめにより結合させることで、外輪100に初期テンションを付与するとともに、外輪100と内輪200の間の結合部に空間部を形成させることで、外輪100が全体的にスプリングのような作用をもたせて、ホイール1のクッション機能を極大化させることができるなどの様々なメリットを有する。
前述した実施例は本発明の最も望ましい例について説明したものであるが、上記の実施例のみに限定されるものでなく、本発明による非空気圧ホイール1をキャスター用のホイール、自動車用のタイヤ及び鉄道の車輪などの様々な分野に適用できるなど、本発明の技術的な思想を逸脱しない範囲内に多様な変形が可能であることは当業者において明白なものである。
本発明は非空気圧ホイールに関するものであり、より詳しくは非空気圧ホイールを構成する外輪と内輪を分離構成して、外輪と内輪を結合させた場合、内輪により外輪のテンションが増加するようにするとともに外輪の膨張を制限できるようにすることによって、ホイールのクッション機能を向上させることはもちろん、ホイールに加わる荷重を円周方向に分散させるようにして耐久性を向上させるようにする非空気圧ホイールに関するものである。
1:(非空気圧)ホイール
100:外輪
110:結合部
112:第1垂直部
114:第1水平部
116:離脱防止あご
116a:第1離脱防止あご
116b:第2離脱防止あご
118:第1傾斜面
200:内輪
210:スポーク部
212:垂直部材
214:円形部材
220:膨張防止部
222:第2垂直部
224:第2水平部
226:係止突起
226a:第1係止突起
226b:第2係止突起
228:第2傾斜面
300:第1空間部
400:第2空間部
100:外輪
110:結合部
112:第1垂直部
114:第1水平部
116:離脱防止あご
116a:第1離脱防止あご
116b:第2離脱防止あご
118:第1傾斜面
200:内輪
210:スポーク部
212:垂直部材
214:円形部材
220:膨張防止部
222:第2垂直部
224:第2水平部
226:係止突起
226a:第1係止突起
226b:第2係止突起
228:第2傾斜面
300:第1空間部
400:第2空間部
Claims (8)
- 非空気圧ホイールにおいて、
内側面に複数の結合部が突出形成された外輪と;
外側面に一体に突出形成されるスポーク部と、前記スポーク部の上端部に形成されて前記外輪の結合部の間にはめ込み結合される膨張防止部を含めて構成され前記外輪の内側に結合される内輪;で構成されて、
前記外輪の結合部は前記外輪の内側面から垂直方向に突出形成される第1垂直部と、前記第1垂直部の端部に形成される第1水平部で構成されて、
前記内輪の膨張防止部は前記スポーク部の外側面から垂直方向に突出形成される第2垂直部と、前記第2垂直部の端部に形成される第2水平部で構成されて、
前記第1水平部の内側面には離脱防止あごが突出形成されて、前記第2水平部の内側面には前記離脱防止あごに係止結合される係止突起が突出形成される非空気圧ホイール。 - 前記第2水平部の幅方向の長さは隣接する前記第1垂直部の間の距離と同一である請求項1に記載の非空気圧ホイール。
- 前記第2垂直部の幅方向の長さは隣接する前記第1水平部の間の距離と同一である請求項1または2に記載の非空気圧ホイール。
- 前記離脱防止あごは前記第1垂直部を基準にして左右の両側に互いに対称となる位置に形成される第1及び第2離脱防止あごで構成されて、前記係止突起は前記第2垂直部を基準にして左右の両側に互いに対称となる位置に形成される第1及び第2係止突起で構成される請求項1から3のいずれか1項に記載の非空気圧ホイール。
- 前記第1及び第2離脱防止あごの外側端部と、前記第1及び第2係止突起の外側端部には結合部と膨張防止部の結合をガイドする第1及び第2傾斜面がそれぞれ形成される請求項4に記載の非空気圧ホイール。
- 前記内輪の膨張防止部は前記外輪の結合部の間にしまりばめにより挿入結合される請求項1から5のいずれか1項に記載の非空気圧ホイール。
- 前記外輪の内側面と前記内輪の膨張防止部の外側面の間には第1空間部が形成される請求項1から6のいずれか1項に記載の非空気圧ホイール。
- 前記外輪の結合部の内側面と前記内輪のスポーク部の外側面の間には第2空間部が形成される請求項1から7のいずれか1項に記載の非空気圧ホイール。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160308 |
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A02 | Decision of refusal |
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