JP2016037842A - 小便装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大人小人が使用できる男性用の小便装置を提供する。
【解決手段】小便装置1は、小便器本体2と小便器本体に上下方向に複数個とりつけられる放尿受部3と、各放尿受部の上方に小便器本体ならびに放尿受部を洗浄する洗浄水の流入装置5を備えており、小便器本体は、前面部2aと左右側面部2bと背側面部2cと下側面部2dとで、放尿受部ならびに流入装置の収納空間2eを形成し、さらに下側面部に洗浄水ならびに放尿の流出口2gを形成しており、放尿受部は、前面部3bと左右側面部3cと背側面部3dとで、上方に放尿受口3aと下方に放尿流出口3eとを形成し、かつ小便器本体の前面部の中央開口部2a1より便所室内側に出入り可能に形成して、中央開口部を開放、閉塞するように形成されており、さらに上方に位置する放尿受部の放尿流出口からの放尿は、下方に位置する放尿受部の放尿受口に流出するように形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は一般家庭、学校、病院、ホテル、駅舎その他公共の施設等において使用できる男性用の小便装置に関する。
従来一般家庭や上記公共施設等において男性が小便の際に起立状態で使用する男性用小便装置は公知である。たとえば特許第5411234号公報として開示されている。
上記従来の小便装置は公報に記載の特徴を備えているが、小便装置の放尿受部が1個であり、長身の大人と短身の小人が共用しているので、放尿受部のとりつける位置が高すぎれば踏み台が必要となり、低くすれば大人が使用の際男性器の位置より放尿受部の位置が相当低くなるので、ややもすれば放尿が放尿受部に入らずに、周囲に漏れると言う問題点があった。
本発明はつぎの特徴を備えている。
その一は「便所室の壁部の所定高さ位置の室外側の収納空間にとりつけられる小便装置は、小便器本体と該小便器本体に上下方向に複数個とりつけられる放尿受部と、前記各放尿受部の上方に小便器本体ならびに放尿受部を洗浄する洗浄水の流入装置を備えており、小便器本体は便所室の壁部にとりつけられる前面部と、左右側面部と、背側面部と、下側面部と、前記放尿受部ならびに流入装置の収納空間を形成しており、さらに小便器本体は前記下側面部に洗浄水ならびに放尿の流出口を形成しており、さらに前記放尿受部は前面部と左右側面部と上方に放尿受口と下方に放尿流出口を形成しており、かつ小便器本体の前面部の中央開口部より便所室内側に出入り可能に形成して中央開口部を開放、閉塞するように形成されており、さらに上方に位置する放尿受部の放尿流出口からの放尿は、下方に位置する放尿受部の放尿受口に流出するように形成されていることを特徴とする小便装置」である。
その二は「上記その一の構成において、各放尿受部の上方にとりつけられている洗浄水の流入装置は小便器本体の周側面部に又は適宜側面部に形成されていることを特徴とする小便装置」である。
その三は「上記その一、その二の各構成において、各放尿受部の上方にとりつけられている洗浄水の流入装置は、小便器本体ならびに放尿受部を洗浄する方向に流入孔を有するパイプ材で形成されており、前記上下のパイプ材は連結パイプで通水可能に連結されていることを特徴とする小便装置」である。
その四は「上記その一、その二、その三のそれぞれの構成において、各放尿受部は水平軸を介して所定角度回転可能であり、小便器本体の前面部の中央開口部より便所室内側に出入り可能に形成して、中央開口部を開放、閉塞するように形成されていることを特徴とする小便装置」である。
その五は「上記その一からその四の各構成において、複数個のいずれかの放尿受部を便所室内側に開放後に閉塞して小便器本体の収納空間に収納した状態で、所定時間流入装置から洗浄水が流入して小便器本体並びに放尿受部を洗浄して排出パイプから排出するように形成されていることを特徴とする小便装置」である。
本発明の小便装置は小便器本体に上下方向に複数個の、言わば2個ないし3個の放尿受部を備えており、各放尿受部の上方に小便器本体ならびに放尿受部を洗浄する洗浄水の流入装置を備えているので、大人や小人など身長に、つまり男性器の高さ位置に対応した放尿受部を使用でき、小人は踏み台を使わずに放尿できる。また大人は上方の放尿受部を使用すれば男性器の位置が放尿受口に近いので、放尿方向がずれることなく正しく放尿でき周囲に漏れることがない。
しかして各放尿受部の上方に備えている洗浄水の流入装置一例として流入パイプから放尿受部ならびに小便器本体に所定時間洗浄水を流入して、流出口から排水パイプに排出される。よって小便器本体ならびに放尿受部は常に洗浄されるので清潔さを保持できる。しかもセンサー、タイマー、リミットスイッチその他公知の感知手段の使用による所定時間の洗浄により無駄に洗浄水を使うこともなく効率的である。
本発明小便装置の一実施例を示す概略斜視図 本発明小便装置の上方の放尿受部を開放した取付状態を示す概略断面説明図 本発明小便装置の放尿受部を閉塞した取付状態を示す概略断面説明図 本発明小便装置の洗浄水の流入装置の一実施例を示し、Aは概略平面図、Bは上下の流入装置の連結状態の略図
本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1から図4において、1は小便装置で、便所室4の壁部4aの所定高さ位置の室外側の収納空間4bにとりつけられる。該装置は小便器本体2と、該小便器本体に上下方向に複数個、図面では2個とりつけられる放尿受部3と、各放尿受部の上方に小便器本体ならびに放尿受部を洗浄する洗浄水の流入装置を備えている。
小便器本体2は便所室の壁部にビスなどの止具を介してとりつけられる前面部2aと、左右の側面部2bと、背側面部2cと、下側面部2dと、前記放尿受部ならびに流入装置の収納空間2eを形成しており、さらに上方に上面蓋2fと、下側面部に洗浄水ならびに放尿の流出口2gを一体的に形成している。2hは下側面部に載置している異物取りネットである。異物の排水パイプへの流れを阻止する。
さらに小便器本体にとりつけられる放尿受部3は小便器本体の前面部2aの中央開口部2a1より便所室内側に出入り可能に形成して、中央開口部2a1を開放、閉塞するように形成している。図示では放尿受部3は上方の放尿受口3aと前面部3b、3b1と左右側面部3cと、背側面部3dとこれらの下方をテーパ状に縮小して放尿流出口3eを一体的に形成している。しかして左右側面部側にとりつけている水平回転軸3fを介して所定角度回転可能であり小便器本体の前面部2aの中央開口部2a1より便所室内側に出入り可能に形成して中央開口部を開放、閉塞状態を保持するように形成している。3b2は取付部材、3b3は把手である。前面部3bと3b1は両側にとりつけている取付部材3b2で下方で連結し、上方は長手方向に一体的に連結している。不図示であるが放尿受部は小便器本体に係合支持されて開放、閉塞状態を保持している。保持手段はもろもろ公知である。
図面では放尿受部に背側面部3dを形成しているが、これを設けずして放尿の一部の量が小便器本体の収納空間2eに放出してもよい。3gは異物取りネットで、放尿流出口の上部に取り付けている。異物の放尿流出口から下方への進入を阻止する。
図2において、8は男性で、放尿状態の使用例を示している。上方の放尿受部3が便所室内側に開放され、男性器8aからの放尿8bが、放尿受口3aに放出され、放尿流出口3eから下方に位置する放尿受部の放尿受口に流出し、流出口3eから小便器本体の流出口2gを流れ、排出パイプ6に流出する。不図示であるが、排水トラップを従来同様排水パイプの適宜箇所に形成することは論ずるまでもない。
図4A、Bに基づいて説明する。5は洗浄水の流入装置である。該装置は小便器本体の周側面部(前面部、両側面部、背側面部)または適宜側面部の各放尿受部の上方にとりつけられている。
しかして該流入装置は小便器本体ならびに放尿受部を洗浄する方向に流入孔5a1を有するパイプ材5aで形成されている。前記上下のパイプ材は連結パイプ5a2で通水可能に連結されている。流入孔の構成は自在であり、洗浄水の流入は霧状,噴射状、シャワー状など洗浄効率の良い流入形態を採用すればよい。
さらに本発明の小便装置においては、放尿受部を便所室内側に開放後に閉塞して小便器本体の収納空間に収納した状態、図3の状態で所定時間洗浄水の流入装置(流入パイプ)から洗浄水が小便器本体並びに放尿受部に流入して、これらの壁面を洗浄して放尿流出口3e並びに流出口2gから排出パイプ6に排出される。
この実施例では上下の流入装置が連結パイプ5a3で通水可能になっているので、上下両方の流入装置から洗浄水が流入されている。
下方の放尿受部を使用する場合でも放尿受部を収納空間に収納した状態で、前記同様流入装置から洗浄水が所定時間流入して、小便器本体ならびに放尿受部を洗浄する。
上記実施例では上下方向2個の放尿受部をとりつけているが、必要あらば3個又はそれ以上の取り付けも可能である。
放尿受部を上下方向にとりつける間隔は放尿受口の高さ位置を、使用する人の身長などを考慮して適宜設定すればよい。
なお小便装置内に所定時間洗浄水を流入する手段は従来公知であり、センサー、タイマー、リミットスイッチ等その他の感知手段の設置により適宜採択すればよく、当業者であれば容易に理解することである。
したがって本発明においては、放尿受部を開放と同時に洗浄水が小便器本体内に流入し、放尿後に停止するような設計でもよい。あるいは前記説明のように放尿して放尿受部を閉塞した状態で所定時間流入する方法などでもよい。要は小便装置の内面が洗浄されて衛生的であり、さらに洗浄水の使用量を節減できればエコー効果がある。
以上本発明の実施例について説明しているが、本発明の技術思想を逸脱しない範囲の設計変更は可能である。
たとえば前記実施例では上下の流入装置は連結パイプで連結して洗浄水が通水するように構成しているので、上下いずれの放尿受部が使用されても上下の洗浄水の流入装置から洗浄水が流入するが、連結パイプを使わずして上下の流入装置が個々に作動するように設計してもよい。
1 小便装置
2 小便器本体
2a 前面部
2a1 中央開口部
2b 側面部
2c 背側面部
2d 下側面部
2e 収納空間
2f 上面蓋部
2g 流出口
2h 異物取りネット
3 放尿受部
3a 放尿受口
3b 前面部
3b1 前面部
3b2 取付部材
3b3 把手
3c 側面部
3d 背側面部
3e 放尿流出口
3f 水平回転軸
3g 異物取りネット
4 便所室
4a 壁部
4b 収納空間
5 洗浄水の流入装置
5a パイプ材
5a1 流入孔
5a2 連結管
5a3 連結パイプ
6 排出パイプ
7 洗浄水ホース
8 男性
8a 男性器
8b 放尿

Claims (5)

  1. 便所室の壁部の所定高さ位置の室外側の収納空間にとりつけられる小便装置は、小便器本体と該小便器本体に上下方向に複数個とりつけられる放尿受部と、前記各放尿受部の上方に小便器本体ならびに放尿受部を洗浄する洗浄水の流入装置を備えており、小便器本体は便所室の壁部にとりつけられる前面部と、左右側面部と、背側面部と、下側面部と、前記放尿受部ならびに流入装置の収納空間を形成しており、さらに小便器本体は前記下側面部に洗浄水ならびに放尿の流出口を形成しており、さらに前記放尿受部は前面部と左右側面部と上方に放尿受口と下方に放尿流出口を形成しており、かつ小便器本体の前面部の中央開口部より便所室内側に出入り可能に形成して中央開口部を開放、閉塞するように形成されており、さらに上方に位置する放尿受部の放尿流出口からの放尿は、下方に位置する放尿受部の放尿受口に流出するように形成されていることを特徴とする小便装置。
  2. 各放尿受部の上方にとりつけられている洗浄水の流入装置は小便器本体の周側面部に又は適宜側面部に形成されていることを特徴とする請求項1記載の小便装置。
  3. 各放尿受部の上方にとりつけられている洗浄水の流入装置は、小便器本体ならびに放尿受部を洗浄する方向に流入孔を有するパイプ材で形成されており、前記上下のパイプ材は連結パイプで通水可能に連結されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の小便装置。
  4. 各放尿受部は水平軸を介して所定角度回転可能であり、小便器本体の前面部の中央開口部より便所室内側に出入り可能に形成して、中央開口部を開放、閉塞するように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の小便装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の小便装置を備えており、該小便装置は複数個のいずれかの放尿受部を便所室内側に開放後に閉塞して小便器本体の収納空間に収納した状態で、所定時間流入装置から洗浄水が流入して小便器本体並びに放尿受部を洗浄して排出パイプから排出するように形成されていることを特徴とする小便装置。
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