JP2016035637A - 信号処理装置、icカード、信号処理方法、及び信号処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】自己診断処理時間が増大しても、精度を落とすことなく異常を検知することが可能な信号処理装置、ICカード、信号処理方法、及び信号処理プログラムを提供する。【解決手段】外部端末2からリセット信号を受信してから許容時間以内に自己診断処理を実行して当該信号に対する応答を行うICチップ1aは、当該自己診断処理に用いられる複数の互いに異なるデータの中から少なくとも1つのデータを特定し、特定したデータを用いて自己診断処理を実行する。【選択図】図2

Description

本発明は、外部から信号を受信してから所定時間以内に自己診断処理を実行して当該信号に対する応答を行うICチップ等の技術分野に関する。
近年、一般的なICチップは、外部からリセット信号を受信して起動する際に、メモリや暗号コプロセッサ等のハードウェア素子の異常を検知する自己診断処理を実行し、異常が検知されなかった場合に初期応答情報を外部へ送信するようになっている。この自己診断処理では、例えば特許文献1に開示されるように、全てのROMデータに対してCRC計算を行なうことにより、予め計算しておいたCRCデータと比較して検査することや、RAM等の各バイトにデータ「0xAA」を書込み、書込後に読出し、次にデータ「0x55」を書込み、書込後に読出し、問題ないかを検査することなどが行われる。
ところで、初期応答情報の送信タイミングは、国際規格、及びICカード標準仕様にて定義されており、ICチップがリセット信号を受信してから例えば数百〜数万クロックサイクルに初期応答情報の送信を開始しなければならない。また、個々のキャラクター間隔についても、国際規格、及びICカード標準仕様でそれぞれ要求されており、国際規格、及びICカード標準仕様の両方に準拠する場合に、より厳しい基準を守らなければならない。
特開2006−252284号公報
しかしながら、半導体技術の進歩とともにメモリ容量や暗号鍵データは増長を続けており、それに伴って自己診断処理時間も増え続けている。そのため、従来の検査方針をそのまま適用すると、上述した国際規格等で定義される条件を満たせなくなり、当該条件を満たすためには検査の精度を落さざるをえなかった。
そこで、本発明は、上記問題等に鑑みてなされたものであり、自己診断処理時間が増大しても、精度を落とすことなく異常を検知することが可能な信号処理装置、ICカード、信号処理方法、及び信号処理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、外部から信号を受信してから所定時間以内に自己診断処理を実行して当該信号に対する応答を行う信号処理装置であって、前記自己診断処理に用いられる複数の互いに異なるデータの中から少なくとも1つのデータを特定する特定手段と、前記特定手段により特定されたデータを用いて自己診断処理を実行する自己診断手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の信号処理装置において、乱数を生成する乱数生成手段を更に備え、前記特定手段は、前記乱数生成手段により生成された乱数に基づいて前記データを特定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の信号処理装置において、前記特定手段は、前記互いに異なるデータの数で前記乱数を割ったときの余りの値に基づいて前記データを特定する。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の信号処理装置において、前記自己診断手段は、前記特定手段により特定された前記データを用いて、前記信号処理装置が備える揮発性メモリの所定領域の書き込み及び読み出し機能を検査することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の信号処理装置において、前記自己診断手段は、前記特定手段により特定された前記データを用いて、前記信号処理装置が備える演算手段の演算機能を検査することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、外部から信号を受信してから所定時間以内に自己診断処理を実行して当該信号に対する応答を行うICカードあって、前記自己診断処理に用いられる複数の互いに異なるデータの中から少なくとも1つのデータを特定する特定手段と、前記特定手段により特定されたデータを用いて自己診断処理を実行する自己診断手段と、を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、外部から信号を受信してから所定時間以内に自己診断処理を実行して当該信号に対する応答を行うコンピュータにより実行される信号処理方法であって、前記自己診断処理に用いられる複数の互いに異なるデータの中から少なくとも1つのデータを特定するステップと、前記特定されたデータを用いて自己診断処理を実行するステップと、を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、外部から信号を受信してから所定時間以内に自己診断処理を実行して当該信号に対する応答を行うコンピュータに、前記自己診断処理に用いられる複数の互いに異なるデータの中から少なくとも1つのデータを特定するステップと、前記特定されたデータを用いて自己診断処理を実行するステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、自己診断処理に用いられる複数の互いに異なるデータの中から少なくとも1つのデータを特定し、特定したデータを用いて自己診断処理を実行するように構成したので、自己診断処理時間が増大しても、許容時間内の応答を担保しつつ、精度を落とすことなく異常を検知することができる。
ICカード1の概要構成例を示す図である。 CPU10により実行される初期応答処理の一例を示すフローチャートである。 書き込み用データが、RAM13の書き込み可能な全領域に書き込まれる様子の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。以下に説明する実施形態は、ICチップに対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
先ず、図1を参照して、ICカード1の概要構成及び機能について説明する。図1は、ICカード1の概要構成例を示す図である。なお、ICカード1は、キャッシュカード、クレジットカード、社員カード等として使用される。或いは、ICカード1は、スマートフォンや携帯電話機等の通信機器に組み込まれる。なお、ICチップ1aは、通信機器の回路基板上に直接組み込んで構成するようにしてもよい。
図1に示すように、ICカード1に搭載されるICチップ1aは、CPU(Central Processing Unit)10、コプロセッサ11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、不揮発性メモリ14、乱数生成器15、及びI/O回路16を備えて構成される。ICチップ1aは、本発明の信号処理装置、及びコンピュータの一例である。
乱数生成器15は、乱数を生成する乱数生成手段の一例である。なお、乱数生成器15は、ソフトウェアにより構成されてもよい。I/O回路16は、外部端末2とのインターフェイスを担う。接触式のICチップ1aの場合、I/O回路16には、例えば、C1〜C8の8個の端子が備えられている。例えば、C1端子は電源端子、C2端子はリセット端子、C3端子はクロック端子、C5端子はグランド端子、C7端子は外部端末2との間で通信を行うための端子である。一方、非接触式のICチップ1aの場合、I/O回路16には、例えば、アンテナ、及び変復調回路が備えられている。なお、外部端末2の例としては、ICカード発行機、ATM、改札機、認証用ゲート等が挙げられる。或いは、ICチップ1aが通信機器に組み込まれる場合、外部端末2には通信機器の機能を担う制御部が該当する。
ROM12または不揮発性メモリ14には、CPU10、及びコプロセッサ11に実行させるプログラム、及び各種データが記憶されている。不揮発性メモリ14としては、例えば、フラッシュメモリが適用される。或いは「Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory」が適用されてもよい。ROM12または不揮発性メモリ14に記憶されるプログラムには、CPU10に実行させる初期応答処理を規定する初期応答処理プログラム(本発明の信号処理プログラムを含む)、及びCPU10に実行させるコマンド処理を規定するコマンド処理プログラムが含まれる。また、ROM12または不揮発性メモリ14に記憶されるプログラムには、コプロセッサ11に実行させる暗号化処理を規定する暗号化処理プログラム、及びコプロセッサ11に実行させる復号処理を規定する復号処理プログラムが含まれる。なお、不揮発性メモリ14には、セキュアな記憶領域が設けられており、この記憶領域には、暗号化処理、及び復号処理で用いられる鍵データ等が記憶される。RAM13は、揮発性メモリであり、CPU10により処理中のデータなどを一時的に保持するための作業用メモリである。
CPU10は、ICチップ1a全体の制御を担う主プロセッサであり、本発明のコンピュータの一例である。コプロセッサ11は、CPU10を補助する補助プロセッサであり、本発明における演算手段の一例である。CPU10は、外部端末2から送信されたリセット信号(リセット)を受信すると、初期応答処理プログラムに従って初期応答処理を実行する。この初期応答処理では、CPU10は、外部端末2からリセット信号を受信してから所定時間以内に自己診断処理を実行して当該リセット信号に対する応答を行う。ここで、所定時間は、例えば、国際規格ISO/IEC 7816 part3等で定められた許容時間である。また、リセット信号に対する応答として、例えば初期応答情報が送信される。初期応答情報は、ATR(Answer To Reset)ともいい、主に、通信プロトコルに関するICチップ1aの性能(例えば、通信速度設定用のパラメータ等)を表している。
そして、本実施形態のCPU10は、本発明の特定手段及び自己診断手段として機能し、自己診断処理に用いられる複数の互いに異なるデータの中から少なくとも1つのデータを特定し、特定したデータを用いて自己診断処理を実行する。例えば、自己診断処理において、CPU10は、複数の互いに異なる書き込み用データの中から特定した1つの書き込み用データを用いて、RAM13の所定領域(例えば、書き込み可能な全領域)の書き込み及び読み出し機能(能力)を検査する。書き込み及び読み出し機能の検査では、CPU10は、例えば、特定した書き込み用データをRAM13の所定領域に書き込んだ後に読み出し、書き込んだデータと読み出したデータが一致するかを判定する。また、例えば、自己診断処理において、CPU10は、複数の互いに異なる鍵データの中から特定した1つの鍵データを用いて、コプロセッサ11の例えば暗号演算機能を検査する。暗号演算機能の検査では、CPU10は、例えば、特定した鍵データをコプロセッサ11に設定して(渡して)、当該鍵データにより所定の平文を暗号化する暗号化処理を実行させ、当該鍵データにより暗号化された暗号文(暗号演算結果)が所定の暗号文と一致するかどうかを判定する。
次に、図2を参照して、本実施形態に係るICチップ1aにおける初期応答処理について説明する。図2は、CPU10により実行される初期応答処理の一例を示すフローチャートである。図2に示す処理は、例えば外部端末2からリセット信号が受信されたときに開始される。なお、以下の説明において、上述した書き込み用データ、及び暗号データは、例えば4つのグループに分けられているものとする。この場合のグループ数は、「互いに異なるデータの数n」の一例である。例えば、グループ1(グループ番号は1)には書き込み用データ“00(h:hは16進数を示す)”が対応付けられ(例えば、不揮発性メモリ14に記憶されたテーブル上、または初期応答処理プログラム上で対応付けられ)、グループ2(グループ番号は2)には書き込み用データ“5A(h)”が対応付けられ、グループ3(グループ番号は3)には書き込み用データ“A5(h)”が対応付けられ、グループ4(グループ番号は4)には書き込み用データ“FF(h)”が対応付けられている。また、グループ1(グループ番号は1)には鍵データAが対応付けられ、グループ2(グループ番号は2)には鍵データBが対応付けられ、グループ3(グループ番号は3)には鍵データCが対応付けられ、グループ4(グループ番号は4)には鍵データDが対応付けられている。
図2に示す処理が開始されると、CPU10は、乱数生成器15へ動作命令を出力する(ステップS1)。乱数生成器15は、動作命令に応じて乱数Rを生成し、当該生成した乱数RをCPU10へ出力する。CPU10は、乱数生成器15により生成された乱数Rを取得する(ステップS2)。次いで、CPU10は、取得した乱数Rに基づいて特定されるグループ番号Nに対応付けられた書き込み用データ及び鍵データを特定する(ステップS3)。例えば、CPU10は、下記式(1)を用いて、グループ数n(この例では、4)で上記乱数Rを割ったときの余りの値(この例では、0、1、2、3の何れか)に基づいて書き込み用データ及び鍵データを特定する。例えば、CPU10は、グループ数nで上記乱数Rを割ったときの余りの値に1を加算した値をグループ番号Nとして特定し、特定したグループ番号Nに対応付けられた書き込み用データ及び鍵データを特定する。
N=(R mod n)+1・・・(1)
次いで、CPU10は、ステップS3で特定した書き込み用データ、及び鍵データを用いて自己診断処理を実行する(ステップS4)。この自己診断処理において、例えば、CPU10は、RAM13の書き込み可能な全領域(自己診断処理において使用されるスタック領域等の領域を除く)に、書き込み用データとして特定された例えば“5A(h)”を書き込み、当該全領域への書き込みが完了した後、当該全領域に書き込まれたデータを読み出して、書き込んだデータと読み出したデータが一致するかを判定する。さらに、自己診断処理において、例えば、CPU10は、例えば、特定された鍵データBをコプロセッサ11に設定して、当該鍵データBにより所定の平文を暗号化する暗号化処理を実行させ、当該鍵データBにより暗号化された暗号文を取得して、取得した暗号文と所定の暗号文が一致するかどうかを判定する。なお、自己診断処理において、CPU10は、例えば、CPU10におけるレジスタの書き込み及び読み出し機能の検査、及び不揮発性メモリ14の情報保持能力の検査(例えば、EDC(Error Detection Code)やCRC(Cyclic Redundancy Check)による誤り検出)等を行う場合もある。
図3は、書き込み用データが、RAM13の書き込み可能な全領域に書き込まれる様子の一例を示す図である。特定された書き込み用データが“5A(h)”である場合、図3(C)に示すように当該データが書き込まれることになる。一般的な自己診断処理では、図3(B)〜(E)に示すように、4パターンの書き込み用データ(グループ1〜4のそれぞれに対応付けられた書き込み用データ)全てが用いられて、書き込み、読み出し、及び一致判定が順次行われる。しかし、本実施形態では、4パターンの書き込み用データのうち、乱数によってランダムに特定された1つの書き込みデータが用いられて書き込み、読み出し、及び一致判定が順次行われるため、自己診断処理時間を短縮することができる。また、本実施形態では、4パターンの鍵データのうち、乱数によってランダムに特定された1つの鍵データが用いられてコプロセッサ11の暗号演算機能の検査が行われるため、自己診断処理時間を短縮することができる。
次いで、CPU10は、自己診断処理の結果に基づいて、異常があったか否かを判定する(ステップS5)。例えば、CPU10は、RAM13に書き込んだデータと読み出したデータが一致しない場合、異常があったと判定(つまり、異常検知)する。また、例えば、CPU10は、コプロセッサ11から取得した暗号文と所定の暗号文が一致しない場合、異常があったと判定する。CPU10は、異常があったと判定した場合(ステップS5:YES)、不揮発性メモリ14に異常を示す情報を記録し、処理を停止する(ステップS6)。一方、CPU10は、異常がないと判定した場合(ステップS5:NO)、上記受信されたリセット信号に対する応答として、初期応答情報(初期応答メッセージ)を外部端末2へ送信し(ステップS7)、コマンド待機状態になる。その後、CPU10は、例えば外部端末2から送信されたコマンド(コマンド信号)を受信すると、コマンド処理プログラムに従って当該コマンドに応じたコマンド処理を実行する。
以上説明したように、上記実施形態によれば、外部端末2からリセット信号を受信してから許容時間以内に自己診断処理を実行して当該信号に対する応答を行うICチップ1aは、当該自己診断処理に用いられる複数の互いに異なるデータの中から少なくとも1つのデータを特定し、特定したデータを用いて自己診断処理を実行するように構成したので、自己診断処理時間が増大しても(例えば、1回の初期応答処理(リセット処理)では診断し切れない事態になったとしても)、許容時間内の応答を担保しつつ、精度を落とすことなく異常を検知することができる。また、上記実施形態によれば、乱数生成器15により生成された乱数に基づいて上記データを特定するように構成したので、乱数の分布が一様であるならば、統計的にはグループ数に相当するn回の初期応答処理によって全てのグループにおけるデータ(書き込み用データ、鍵データ)で自己診断処理を実行することが可能になる。
なお、上記実施形態においては、乱数に基づいて上記グループ番号Nを特定するように構成したが、カウンタにより保持されたカウンタ値に基づいてグループ番号Nを特定するように構成してもよい。このカウンタは、例えば、不揮発性メモリ14に設けられ、初期応答処理が行わるたびにカウンタの値を1インクリメントし、カウンタの値が例えば5(つまり、グループ数より1大きい数)になった場合にリセットして1に戻すように構成される。また、上記実施形態においては、外部からリセット信号を受信してから所定時間以内に自己診断処理を実行して当該リセット信号に対する応答を行うことを前提としたが、外部からコマンド信号を受信してから所定時間以内に応答を行うようなケースにおいて、当該所定時間内に自己診断処理が行われる場合に対しても本発明は適用可能である。また、上記実施形態においては、暗号演算機能を有するコプロセッサ11を備えるICチップ1aを例にとって説明したが、暗号演算機能を有さないICチップ1a等に対しても適用可能である。また、上記実施形態においては、自己診断装置としてICチップ1aを例にとって説明したが、ICチップ1a以外の例えば組み込み型のマイクロコンピュータ(例えば、スマート家電やスマートセンサ等に組み込まれる)に対して本発明を適用してもよい。
1 ICカード
1a ICチップ
10 CPU
11 コプロセッサ
12 ROM
13 RAM
14 不揮発性メモリ
15 乱数生成器
16 I/O回路

Claims (8)

  1. 外部から信号を受信してから所定時間以内に自己診断処理を実行して当該信号に対する応答を行う信号処理装置であって、
    前記自己診断処理に用いられる複数の互いに異なるデータの中から少なくとも1つのデータを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定されたデータを用いて自己診断処理を実行する自己診断手段と、
    を備えることを特徴とする信号処理装置。
  2. 乱数を生成する乱数生成手段を更に備え、
    前記特定手段は、前記乱数生成手段により生成された乱数に基づいて前記データを特定することを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 前記特定手段は、前記互いに異なるデータの数で前記乱数を割ったときの余りの値に基づいて前記データを特定する請求項1または2に記載の信号処理装置。
  4. 前記自己診断手段は、前記特定手段により特定された前記データを用いて、前記信号処理装置が備える揮発性メモリの所定領域の書き込み及び読み出し機能を検査することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の信号処理装置。
  5. 前記自己診断手段は、前記特定手段により特定された前記データを用いて、前記信号処理装置が備える演算手段の演算機能を検査することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の信号処理装置。
  6. 外部から信号を受信してから所定時間以内に自己診断処理を実行して当該信号に対する応答を行うICカードあって、
    前記自己診断処理に用いられる複数の互いに異なるデータの中から少なくとも1つのデータを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定されたデータを用いて自己診断処理を実行する自己診断手段と、
    を備えることを特徴とするICカード。
  7. 外部から信号を受信してから所定時間以内に自己診断処理を実行して当該信号に対する応答を行うコンピュータにより実行される信号処理方法であって、
    前記自己診断処理に用いられる複数の互いに異なるデータの中から少なくとも1つのデータを特定するステップと、
    前記特定されたデータを用いて自己診断処理を実行するステップと、
    を備えることを特徴とする信号処理方法。
  8. 外部から信号を受信してから所定時間以内に自己診断処理を実行して当該信号に対する応答を行うコンピュータに、
    前記自己診断処理に用いられる複数の互いに異なるデータの中から少なくとも1つのデータを特定するステップと、
    前記特定されたデータを用いて自己診断処理を実行するステップと、
    を実行させることを特徴とする信号処理プログラム。
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