JP2016034309A - 歯ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドル部の口腔内への侵入量を規制するための規制部をハンドル部に設けずに安全性を高めることができる歯ブラシを提供する。
【解決手段】毛束1が植設されているヘッド部2と、ハンドル部3と、ヘッド部2とハンドル部3とを連結する連結部4と、を備える歯ブラシであって、前記歯ブラシに対してハンドル部3の長手方向に所定の圧縮力がかかった場合に、連結部4に塑性変形による屈曲が生じ、ヘッド部3の植毛面が前記屈曲の内側に位置する。
【選択図】図3

Description

本発明は、歯磨きの際に使用される歯ブラシに関する。
使用者が歯ブラシのヘッド部を口腔内に入れている状態で転倒すると、歯ブラシのヘッド部が口腔の内壁を突き破る重篤な事故が発生するおそれがある。
そこで、ハンドル部の形状を工夫してハンドル部の口腔内への侵入量を規制することにより、使用者が歯ブラシのヘッド部を口腔内に入れている状態で転倒しても歯ブラシのヘッド部が口腔の内壁を突き破ることがないようにした歯ブラシが提案されている(例えば特許文献1および特許文献2参照)。このような歯ブラシは歯磨き中に転倒する可能性が高い乳幼児用に特に有用である。
特許第4802584号公報 特許第4943055号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2で提案されている歯ブラシは、ハンドル部の口腔内への侵入量を規制するための規制部をハンドル部に設けているため、当該規制部が歯磨きの際に邪魔になっていた。
本発明の目的は、上記の状況に鑑み、ハンドル部の口腔内への侵入量を規制するための規制部をハンドル部に設けずに安全性を高めることができる歯ブラシを提供することである。
本発明に係る歯ブラシは、毛束が植設されているヘッド部と、ハンドル部と、前記ヘッド部と前記ハンドル部とを連結する連結部と、を備える歯ブラシであって、前記歯ブラシに対して前記ハンドル部の長手方向に所定の圧縮力がかかった場合に、前記連結部に塑性変形による屈曲が生じ、前記ヘッド部の植毛面が前記屈曲の内側に位置する構成である。
好ましくは、前記所定の圧縮力が0.25[N]以上2.5[N]以下の範囲内にある。
好ましくは、前記連結部に塑性変形による屈曲が生じた場合、前記ハンドル部の長手方向と前記ヘッド部の長手方向とのなす劣角が80[°]以上100[°]以下の範囲内にある。
好ましくは、前記歯ブラシに対して前記ハンドル部の長手方向に前記所定の圧縮力がかかった場合に、前記ハンドル部の前記連結部側と反対側に位置するハンドル部下部が前記ハンドル部の前記連結部側に位置するハンドル部上部に対して屈曲する態様で、前記ハンドル部に塑性変形による屈曲が生じる。
好ましくは、前記連結部に塑性変形による屈曲が生じておらず前記歯ブラシに負荷がかかっていない状態において、前記ハンドル部の長手方向と前記ヘッド部の長手方向とのなす劣角が165[°]以上170[°]以下の範囲内にある。
本発明に係る歯ブラシは、歯ブラシに対してハンドル部の長手方向に所定の圧縮力がかかった場合に、連結部に塑性変形による屈曲が生じ、ヘッド部の植毛面が屈曲の内側に位置する構成である。
ハンドル部の口腔内への侵入量を規制するための規制部をハンドル部に設けていない従来の一般的な歯ブラシでは、歯ブラシに対してハンドル部の長手方向に所定の圧縮力がかかった場合でも、連結部に塑性変形による屈曲が生じないので、歯ブラシのヘッド部が口腔の内壁を突き破る事故が生じ得る状態になる。これに対して、本発明に係る歯ブラシでは、歯ブラシに対してハンドル部の長手方向に所定の圧縮力がかかった場合に、連結部に塑性変形による屈曲が生じヘッド部の植毛面が屈曲の内側に位置するので、歯ブラシのヘッド部が口腔の内壁を突き破る事故が生じ得る状態にならない。すなわち、本発明に係る歯ブラシによると、ハンドル部の口腔内への侵入量を規制するための規制部をハンドル部に設けずに安全性を高めることができる。
本発明に係る歯ブラシは、成人向けの歯ブラシにも適用可能であるが、歯磨き中に転倒する可能性が高い乳幼児向けの歯ブラシに好適である。
本発明の第1実施形態に係る歯ブラシの正面図である。 本発明の第1実施形態に係る歯ブラシの側面図である。 歯ブラシに対してハンドル部の長手方向に所定の圧縮力がかかった以後の本発明の第1実施形態に係る歯ブラシの側面図である。 本発明の第1実施形態に係る歯ブラシの要部背面斜視図である。 歯ブラシに対してハンドル部の長手方向に所定の圧縮力がかかった以後の本発明の第1実施形態に係る歯ブラシの他の側面図である。 歯ブラシに対してハンドル部の長手方向に所定の圧縮力がかかった以後の本発明の第1実施形態に係る歯ブラシの更に他の側面図である。 本発明の第2実施形態に係る歯ブラシの正面図である。 本発明の第2実施形態に係る歯ブラシの側面図である。 本発明の第3実施形態に係る歯ブラシの正面図である。 本発明の第3実施形態に係る歯ブラシの側面図である。 本発明の第4実施形態に係る歯ブラシの正面図である。 本発明の第4実施形態に係る歯ブラシの側面図である。 本発明に含まれる変形例に係る歯ブラシの斜視図である。 歯ブラシに対してハンドル部の長手方向に所定の圧縮力がかかった以後の本発明に含まれる変形例に係る歯ブラシの斜視図である。 本発明に含まれる他の変形例に係る歯ブラシの六面図、縦断面図、及び正面斜視図である。 歯ブラシに対してハンドル部の長手方向に所定の圧縮力がかかった以後の本発明に含まれる他の変形例に係る歯ブラシの六面図及び正面斜視図である。 本発明に含まれる更に他の変形例に係る歯ブラシの六面図及び背面斜視図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る歯ブラシについて図1〜図6を参照して説明する。図1及び図2に示すように、本実施形態に係る歯ブラシは、毛束1が植設されているヘッド部2と、ハンドル部3と、ヘッド部2とハンドル部3とを連結する連結部4と、を備えている。毛束1の材質は特に限定されないが、例えばナイロンなどを用いることができる。また、ヘッド部2、ハンドル部3の本体部分、及び連結部4の本体部分の材質は特に限定されないが、例えばPETやナイロン66などを用いることができる。
連結部4に塑性変形による屈曲が生じておらず歯ブラシに負荷がかかっていない状態において、ハンドル部3の長手方向とヘッド部2の長手方向とを一致させても構わないが、本実施形態のようにハンドル部3の長手方向に対してヘッド部2の長手方向を傾けるとブラッシングし易くなるので好ましい。特に、ハンドル部3の長手方向とヘッド部2の長手方向のなす劣角θを165[°]以上170[°]以下の範囲内にすることで、より一層ブラッシングし易くなる。尚、本実施形態のようにハンドル部3がストレート形状でない場合、ハンドル部3の長手方向は例えばハンドル部3の前面(図1において視認できる面)の左右方向中心位置からなる線路の方向の平均とすればよい。
本実施形態に係る歯ブラシでは、歯ブラシに対してハンドル部3の長手方向に所定の圧縮力がかかった場合に、図3に示すように連結部4に塑性変形による屈曲が生じ、ヘッド部2の植毛面がその屈曲の内側に位置する。
使用者が歯ブラシのヘッド部を口腔内に入れている状態で転倒して、ヘッド部2の先端が口腔の内壁に当たってヘッド部2の先端が口腔の内壁によって押圧されると、歯ブラシに対してハンドル部3の長手方向に圧縮力がかる。ただし、この場合、ハンドル部3の下端は自由端になっている。
そして、歯ブラシのヘッド部2が口腔の内壁を突き破る前にハンドル部3の長手方向にかかる圧縮力が所定の圧縮力に達すると、図3に示すように連結部4に塑性変形による屈曲が生じ、ヘッド部2の植毛面がその屈曲の内側に位置するため、口腔の内壁と歯ブラシとの接触面積が大きくなり、歯ブラシのヘッド部2が口腔の内壁を突き破ることを防止することができる。なお、ヘッド部とハンドル部とを連結する連結部が屈曲する歯ブラシは、例えば特開2001−299451号公報や実開昭61−19331号公報に開示されている。しかしながら、これらの歯ブラシは定圧ブラッシングを実現するための構造であり、屈曲が弾性変形による屈曲である点およびヘッド部の植毛面が屈曲の外側に位置する点で本発明に係る歯ブラシとは全く異なるものである。
所定の圧縮力は、ヘッド部2の形状や硬度、口腔の内壁強度をどの程度に見積もるか等によって具体的な値は変わってくる。好ましくは、所定の圧縮力を0.25[N]以上2.5[N]以下の範囲内に設定する。所定の圧縮力を0.25[N]未満にすると、歯ブラシのヘッド部2と口腔の内壁との軽い接触によっても連結部4に塑性変形による屈曲が生じてしまう可能性が高くなり、所定の圧縮力を2.5[N]以下より大きくすると、使用者が歯ブラシのヘッド部を口腔内に入れている状態で転倒した際に歯ブラシのヘッド部2が口腔の内壁を突き破る可能性が高くなるからである。
また、上述した塑性変形による屈曲が生じた場合、ハンドル部4の長手方向とヘッド部2の長手方向とのなす劣角θが80[°]以上100[°]以下の範囲内にあることが好ましい。ハンドル部4の長手方向とヘッド部2の長手方向とのなす劣角θが100[°]より大きければ、口腔の内壁と歯ブラシとの接触面積の低減度合が小さいため、使用者が歯ブラシのヘッド部を口腔内に入れている状態で転倒した際に歯ブラシのヘッド部2が口腔の内壁を突き破る可能性が高くなり、ハンドル部4の長手方向とヘッド部2の長手方向とのなす劣角θが80[°]未満であれば、ヘッド部2の移動量が大きくなり、ヘッド部2の大きな移動に伴って歯茎などを傷つけるおそれが高くなるからである。
ここで、本実施形態に係る歯ブラシの要部背面斜視図を図4に示す。図4に示す一体成型体5は、ヘッド部2と、ハンドル部3の本体部分3Aと、連結部4の本体部分4Aとを含む一体成型体である。連結部4の本体部分4Aの背面には凹部6が設けられ、ハンドル部3の本体部分3Aの背面には凹部7及び8が設けられている。さらに、一体成型体5の背面には凹部6の下側と凹部7の上側とを連結する連結凹部9及び凹部7の下側と凹部8の上側とを連結する連結凹部10が設けられている。
凹部6には連結部4の付属部分4B(図3参照)が嵌め込まれ接触面が溶着され、凹部7にはハンドル部3の付属部分3B(図3参照)が嵌め込まれ接触面が溶着され、凹部8にはハンドル部3の付属部分3C(図3参照)が嵌め込まれ接触面が溶着される。また、連結凹部9には連結部4の付属部分4Bとハンドル部3の付属部分3Bとを連結するための連結体が嵌め込まれ接触面が溶着され、連結凹部10にはハンドル部3の付属部分3Bと3Cとを連結するための連結体が嵌め込まれ接触面が溶着される。連結部4の付属部分4Bと、ハンドル部3の付属部分3Bと、ハンドル部3の付属部分3Cと、連結部4の付属部分4Bとハンドル部3の付属部分3Bとを連結するための連結体と、ハンドル部3の付属部分3Bと3Cとを連結するための連結体とを含む一体成型付属体の材質としては、例えばシリコンゴムを挙げることができる。
一体成型付属体の硬度を一体成型体5の硬度より高くしているので、ヘッド部2の植毛面が屈曲の外側に位置するような屈曲よりもヘッド部2の植毛面が屈曲の内側に位置するような屈曲が起こりやすくなっている。また、一体成型体5の硬度が従来の一般的な歯ブラシのハンドル部の硬度より低く設定することができるので、副次的な効果として、過度なブラッシング圧を抑えることができる。
そして、使用者が歯ブラシのヘッド部を口腔内に入れている状態で転倒した際にハンドル部3の下端が地面に当たり、歯ブラシに対してハンドル部3の長手方向に前記所定の圧縮力がかかった場合に、図5に示すようにハンドル部下部がハンドル部上部に対して連結部4の屈曲方向と同じ屈曲方向で屈曲する態様で、ハンドル部3に塑性変形による屈曲が生じる。これにより、ハンドル部3の略ストレート部分の長さが短くなるので、ハンドル部3の口腔内への侵入量をより規制することになり、安全性をより一層高めることができる。
尚、ハンドル部3の付属部分3B及び3Cを設けなくても、図3に示す連結部4の屈曲を生じさせることは可能である。また、本実施形態と異なり、連結部4の付属部分4Bと、ハンドル部3の付属部分3Bと、ハンドル部3の付属部分3Cとをそれぞれ別部品にすることも可能である。
また、一体成型付属体において、ハンドル部3の付属部分3Cの硬度を連結部4の付属部分4B及びハンドル部3の付属部分3Bの硬度と異ならせることも可能である。
そこで、上述した説明とは異なり、ハンドル部3の付属部分3Cの硬度を連結部4の付属部分4B及びハンドル部3の付属部分3Bの硬度及び一体成型体5の硬度よりも低くする。これにより、使用者が歯ブラシのヘッド部を口腔内に入れている状態で転倒した際にハンドル部3の下端が地面に当たり、歯ブラシに対してハンドル部3の長手方向に前記所定の圧縮力がかかった場合に、図6に示すようにハンドル部下部がハンドル部上部に対して連結部4の屈曲方向と反対の屈曲方向で屈曲する態様で、ハンドル部3に塑性変形による屈曲が生じるようにすることができる。
<第2実施形態>
図7及び図8に示す本発明の第2実施形態に係る歯ブラシは、本発明の第1実施形態に係る歯ブラシに連結部4の付属部分4C及びハンドル部3の付属部分3Dを追加した構成である。連結部4の付属部分4C及びハンドル部3の付属部分3Dの材質としては、例えばシリコンゴムを挙げることができる。連結部4の付属部分4Cの硬度は連結部4の本体の硬度よりも低くする。一方、図5と同様のハンドル部3の屈曲を生じさせるように設計する場合にはハンドル部3の付属部分3Dの硬度はハンドル部3の本体の硬度よりも低くし、図6と同様のハンドル部3の屈曲を生じさせるように設計する場合にはハンドル部3の付属部分3Dの硬度はハンドル部3の本体の硬度よりも高くする。
<第3実施形態>
図9及び図10に示す本発明の第3実施形態に係る歯ブラシは、本発明の第2実施形態に係る歯ブラシに対して連結部4の付属部分4C及びハンドル部3の付属部分3Dの各形状を変化させた構成である。
<第4実施形態>
図11及び図12に示す本発明の第4実施形態に係る歯ブラシは、本発明の第2実施形態に係る歯ブラシに対して連結部4の付属部分4C及び連結部4の各形状を変化させ、ハンドル部3の付属部分3Dを取り除いた構成である。本実施形態では、連結部4の形状が側面からみて逆くの字形状になっており、ヘッド部2の植毛面が屈曲の外側に位置するような屈曲よりもヘッド部2の植毛面が屈曲の内側に位置するような屈曲が起こりやすくなっている。
<その他>
上述した本発明の第1〜4実施形態に係る歯ブラシ以外の構造でも、歯ブラシに対してハンドル部の長手方向に所定の圧縮力がかかった場合に、ヘッド部とハンドル部とを連結する連結部に塑性変形による屈曲が生じ、ヘッド部の植毛面が前記屈曲の内側に位置する歯ブラシを実現することができる。
例えば、図13に示す歯ブラシは、連結部4が、ヘッド部2の植毛面2A側に1本の柱状部材を備え、ヘッド部2の植毛面2Aとは反対側に2本の柱状部材を備えているので、ヘッド部2の植毛面2A側の方がヘッド部2の植毛面2Aとは反対側よりも強度が弱くなっている。これにより、歯ブラシに対してハンドル部3の長手方向に所定の圧縮力がかかった場合に、ヘッド部2とハンドル部3とを連結する連結部4に塑性変形による屈曲が生じ、図14に示すようにヘッド部2の植毛面2Aが前記屈曲の内側に位置する歯ブラシを実現することができる。尚、図13及び図14において、ヘッド部2に植設されている毛束の図示は省略している。
次に、本発明に含まれる他の変形例に係る歯ブラシについて説明する。図15は、本発明に含まれる他の変形例に係る歯ブラシの六面図、縦断面図、及び正面斜視図である。図16は、歯ブラシに対してハンドル部の長手方向に所定の圧縮力がかかった以後の本発明に含まれる他の変形例に係る歯ブラシの六面図及び正面斜視図である。尚、図15において、ヘッド部に植設されている毛束の図示は省略している。本発明に含まれる他の変形例に係る歯ブラシは、上述した本発明の第1〜4実施形態に係る歯ブラシと同様に、異種材料の硬度の違いを利用して、歯ブラシに対してハンドル部の長手方向に所定の圧縮力がかかった場合に、ヘッド部とハンドル部とを連結する連結部に塑性変形による屈曲が生じ、ヘッド部の植毛面が前記屈曲の内側に位置する構成を実現している。
最後に、本発明に含まれる更に他の変形例に係る歯ブラシについて説明する。図17は、本発明に含まれる更に他の変形例に係る歯ブラシの六面図及び背面斜視図である。尚、図17において、ヘッド部に植設されている毛束の図示は省略している。本発明に含まれる更に他の変形例に係る歯ブラシは、連結部の正面側外形と背面側外形との非対称性を利用して、歯ブラシに対してハンドル部の長手方向に所定の圧縮力がかかった場合に、ヘッド部とハンドル部とを連結する連結部に塑性変形による屈曲が生じ、ヘッド部の植毛面が前記屈曲の内側に位置する構成を実現している。
1 毛束
2 ヘッド部
3 ハンドル部
3A ハンドル部の本体部分
3B、3C、3D ハンドル部の付属部分
4 連結部
4A 連結部の本体部分
4B、4C 連結部の付属部分
5 一体成型体
6、7、8 凹部
9、10 連結凹部

Claims (5)

  1. 毛束が植設されているヘッド部と、
    ハンドル部と、
    前記ヘッド部と前記ハンドル部とを連結する連結部と、を備える歯ブラシであって、
    前記歯ブラシに対して前記ハンドル部の長手方向に所定の圧縮力がかかった場合に、前記連結部に塑性変形による屈曲が生じ、前記ヘッド部の植毛面が前記屈曲の内側に位置することを特徴とする歯ブラシ。
  2. 前記所定の圧縮力が0.25[N]以上2.5[N]以下の範囲内にある請求項1に記載の歯ブラシ。
  3. 前記連結部に塑性変形による屈曲が生じた場合、前記ハンドル部の長手方向と前記ヘッド部の長手方向とのなす劣角が80[°]以上100[°]以下の範囲内にある請求項1または請求項2に記載の歯ブラシ。
  4. 前記歯ブラシに対して前記ハンドル部の長手方向に前記所定の圧縮力がかかった場合に、前記ハンドル部の前記連結部側と反対側に位置するハンドル部下部が前記ハンドル部の前記連結部側に位置するハンドル部上部に対して屈曲する態様で、前記ハンドル部に塑性変形による屈曲が生じる請求項1〜3のいずれか一項に記載の歯ブラシ。
  5. 前記連結部に塑性変形による屈曲が生じておらず前記歯ブラシに負荷がかかっていない状態において、前記ハンドル部の長手方向と前記ヘッド部の長手方向とのなす劣角が165[°]以上170[°]以下の範囲内にある請求項1〜4のいずれか一項に記載の歯ブラシ。
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