JP2016033838A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 汎用性の高い電子機器を提供する。【解決手段】 第1電極と、第1電極と対向して配置された第2電極とを備えた表示デバイスと、映像表示信号を第1電極へ出力し、2電極にセンサ駆動信号あるいは共通電圧を印加するディスプレイドライバ回路と、第2電極に印加されるセンサ駆動信号に基づきサンプリングされた3次元情報を含むローデータを出力する検出回路と、検出回路からローデータを受信して表示デバイスに表示する映像のグラフィックデータを生成するアプリケーションプロセッサと、を備え、アプリケーションプロセッサは、ローデータに基づいて3次元のイメージデータを生成するイメージデータ生成手段と、イメージデータ生成手段で生成された3次元のイメージデータにおいて、所定の検出値が検出された電極パタンの領域の大きさが所定値以下の場合、当該領域を部分スキャンを行う領域とする部分スキャン領域演算部と、を備えた電子機器である。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電子機器に関する。
携帯電話、スマートフォン、タブレッド端末、及び、ノート型パーソナルコンピュータ等の携帯可能な電子機器が普及している。これらの電子機器は、例えば表示パネルと一体となった入力パネルを有する。入力パネルは、例えばユーザが表示画面に接触したときに、接触した位置を検出する。入力パネルは、例えば静電容量の変化を検出するセンサを備えている。
特開2009−244958号公報 特開2012−48295号公報
本発明の実施形態は、汎用性の高い電子機器を提供することを目的とする。
実施形態の電子機器によれば、マトリクス状に配置された複数の第1電極と、前記第1電極と対向して配置された複数の電極パタンを含む第2電極とを備えた表示デバイスと、入力されたグラフィックデータに基づく映像表示信号を前記第1電極へ出力するとともに、前記2電極にセンサ駆動信号あるいは共通電圧を印加するディスプレイドライバ回路と、センサ駆動タイミング信号と前記第2電極の駆動する電極パタンまたは駆動ライン数を示すスキャン信号とを前記ディスプレイドライバ回路へ出力するとともに、前記第2電極に印加されるセンサ駆動信号に基づきサンプリングされた3次元情報を含むローデータを出力する検出回路と、前記サンプリングのサンプリングレート制御信号を前記検出回路へ出力し、前記検出回路から前記ローデータを受信して前記ローデータに基づく入力情報を検出するとともに前記入力情報に基づいて前記表示デバイスに表示する映像の前記グラフィックデータを生成するアプリケーションプロセッサと、を備え、前記アプリケーションプロセッサは、前記ローデータに基づいて3次元のイメージデータを生成するイメージデータ生成手段と、前記イメージデータ生成手段で生成された前記3次元のイメージデータにおいて、所定の検出値が検出された電極パタンの領域の大きさが所定値以下の場合、当該領域を部分スキャンを行う領域とする部分スキャン領域演算部と、を備えた電子機器が提供される。
本発明の実施形態によれば、汎用性の高い電子機器を提供することができる。
図1は、一実施形態の電子機器の一構成例を概略的に示すブロック図である。 図2は、図1に示すセンサ付き表示デバイスの一構成例を概略的に示す断面図である。 図3は、図2に示すセンサ付き表示デバイスの共通電極と検出電極との一構成例を説明するための斜視図である。 図4は、静電容量型センサの駆動信号と検出信号との一例を示す図である。 図5は、図1に示す電子機器のアプリケーションプロセッサのデータ処理部の一構成例を概略的に示すブロック図である。 図6は、一実施形態の電子機器の制御方法の一例を説明するための図である。 図7は、一実施形態の電子機器の制御方法の一例を説明するための図である。 図8は、センサ処理部の比較器に入力されるセンサ検出値Rxの一例を示す図である。 図9は、センサ処理部の比較器に入力されるセンサ検出値Rxの一例を示す図である。 図10は、センサ処理部から出力されるローデータ(Raw data)の一例を示す図である。 図11は、センサ処理部から出力されるローデータ(Raw data)の一例を示す図である。
以下、実施形態の電子機器および電子機器の制御方法について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、一実施形態の電子機器の一構成例を概略的に示すブロック図である。
本実施形態の電子機器は、センサ付き表示デバイス10と、検出回路20と、ディスプレイドライバ回路30と、アプリケーションプロセッサ40と、を備えている。
センサ付き表示デバイス10は、表示デバイスとセンサとを備えている。センサ付き表示デバイス10は、検出回路20へセンサの検出値Rxを出力するとともに、ディスプレイドライバ回路30から受信した映像表示信号Sigxに従って映像を表示しセンサ駆動信号Txに従ってセンサを駆動する。
検出回路20は、センサ付き表示デバイス10から受信した検出値Rxをデジタル信号に変換処理したローデータ(Raw data)を生成し、アプリケーションプロセッサ40へ出力する。
また、検出回路20は、アプリケーションプロセッサ40から受信したサンプリングレートおよびスキャンエリア信号に従って、センサの駆動タイミングを制御する制御信号EXVCOMをディスプレイドライバ回路30へ出力する。
検出回路20は、積分回路21と、A/D変換器22と、フィルタ24と、タイミングコントローラTCONと、を備えている。
積分回路21は、共通電極CEの電極パタン(Tx)と検出電極SEの電極パタン(Rx)間の容量を電圧に変換して、A/D変換器22へ出力する。
A/D変換器22は、積分回路21から受信した積分値を所定のタイミングでサンプリングしてデジタル信号に変換し、フィルタ24へ出力する。A/D変換器22のサンプリングタイミングは、タイミングコントローラTCONにより制御されている。
フィルタ24は、例えばFIRフィルタ等のデジタルフィルタを含む。フィルタ24の演算では、例えばアプリケーションプロセッサ40から送信された係数を用いる。フィルタ24は、演算処理後の値をローデータ(Raw data)としてアプリケーションプロセッサ40へ出力する。すなわち、ローデータ(Raw data)は、センサ検出値Rxノイズ成分を除去したデジタルデータである。
図8および図9は、積分回路21に入力されるセンサ検出値Rxの一例を示す図である。図8では、ユーザの指等がセンサの近傍にないときのセンサ検出値Rxの一例を示している。図9では、ユーザの指等がセンサの近にあるときのセンサ検出値Rxの一例を示している。
積分回路21が受信するセンサ検出値Rxは、共通電極CEの各電極パタン(あるいは電極パタン群)にセンサ駆動信号Txが供給された際の検出電極SEの出力値であって、共通電極CEの電極パタン(あるいは電極パタン群)と検出電極SEの電極パタンとが交差する位置座標とその位置における物理量(電極間容量値あるいは検出電極電圧値)との情報を有する3次元情報である。
なお、図8および図9では、幅方向および奥行方向に位置座標、高さ方向に物理量をとってセンサ検出値Rxをプロットしている。
図10および図11は、検出回路20から出力されるローデータ(Raw data)の一例を示す図である。図10では、ユーザの指等がセンサの近傍にないときのローデータ(Rawdata)の一例を示している。図11では、ユーザの指等がセンサの近にあるときのローデータ(Raw data)の一例を示している。
検出回路20のフィルタ24から出力されるローデータ(Raw data)は、センサ検出値Rxと同様に、共通電極CEの電極パタン(あるいは電極パタン群)と検出電極SEの電極パタンとが交差する位置座標とその位置における物理量(電極間容量値あるいは検出電極電圧値)との情報を有する3次元情報である。ローデータ(Raw data)は、センサ検出値Rxからノイズ成分を除去して、ユーザの指等の位置がより顕著に表れるよう処理されている。
なお、図10および図11では、幅方向および奥行方向に位置座標、高さ方向に物理量をとってローデータ(Raw data)をプロットしている。
タイミングコントローラTCONは、アプリケーションプロセッサ40からスキャンエリア(Scan area)信号およびサンプリングレート制御信号(Sampling rate cont.)を受信するとともに、ディスプレイドライバ回路30から表示タイミング信号(Display timing)を受信する。
タイミングコントローラTCONは、サンプリングレート制御信号および表示タイミング信号に基づいてA/D変換器22およびフィルタ24へサンプリング信号を出力する。したがって、表示デバイス10の映像表示タイミングとセンサのサンプリング動作とが互いに同期して行われることとなる。タイミングコントローラTCONは、スキャンエリア信号に基づいた駆動ライン位置を示すスキャンライン信号(Scan line)を出力する。
このスキャンライン信号(Scan line)は、共通電極CEの電極パタンのうちの駆動する電極パタンの識別値、駆動単位(1又は複数のライン)あるいは間引き間隔(1又は複数ライン)等の情報を含む。
また、タイミングコントローラTCONは、サンプリングレート制御信号および表示タイミング信号に基づいてセンサ駆動タイミング信号EXVCOMを生成し、ディスプレイドライバ回路30へ出力する。したがって、映像表示タイミングとセンサ駆動タイミングとが互いに同期して行われることとなる。
ディスプレイドライバ回路30は、アプリケーションプロセッサ40から受信したグラフィックデータを、表示デバイスで表示可能に処理して映像表示信号Sigxおよび共通電圧VCOMを出力する。また、ディスプレイドライバ回路30は、検出回路20から受信した制御信号EXVCOMに従って、センサ駆動信号Txを出力する。
ディスプレイドライバ回路30は、センサ駆動信号分配回路32と、メモリ36と、D/A変換器34と、を備えている。
センサ駆動信号分配回路32は、検出回路20からスキャンライン信号を受信し、センサ駆動信号Txを印加するパタン電極や駆動ライン数を設定する駆動電極信号TAを出力する。
メモリ36は、ラインメモリやVRAM(video random access memory)等の記録手段を備えている。メモリ36にはアプリケーションプロセッサ40から出力されたグラフィックデータ(Graphic)が格納される。
D/A変換器34は、メモリ36に格納されたグラフィックデータを所定のタイミングで読みだし、グラフィックデータをアナログ信号に変換した映像信号Sigxおよび共通電圧VCOMを出力する。D/A変換器34の出力信号は、バッファを介してセンサ付き表示デバイス10へ出力される。
また、ディスプレイドライバは、検出回路20から受信したセンサ駆動タイミング信号EXVCOMを、バッファを介してセンサ付き表示デバイス10へ出力する。
アプリケーションプロセッサ40は、検出回路20から受信したローデータ(Raw data)を用いて様々な処理を行い、ユーザの指先やペン先の位置等の入力情報を検出するとともに、例えば検出されたユーザの指先やペン先の座標等の入力情報に基づいてセンサ付き表示デバイス10に表示する映像のグラフィックデータを生成する。
アプリケーションプロセッサ40は、データ処理部42と、ライブラリ部44と、Gesture生成部46と、ソフトウエア部48と、グラフィック生成部GGと、を備えている。
データ処理部42は、検出回路20からローデータ(Raw data)を受信し、ユーザの指先やペン先の位置等を演算して出力するとともに、受信したローデータ(Raw data)から3次元のイメージデータを生成して出力する。
ライブラリ部44は、データ処理部42から出力された3次元のイメージデータを受信し、例えば予め格納されたデータに基づいて、ユーザの指先の位置等の座標や、動作等の入力情報を検出し、座標や動作の識別情報(Coordinate/ID/Attribute/Gesture)を出力する。
Gesture生成部46は、データ処理部42からユーザの指先の位置等の座標を受信し、座標の時間変化からユーザの動作を判断して座標とともに動作の識別情報(Coordinate/ID/Attribute/Gesture)を出力する。
ソフトウエア部48は、ライブラリ部44と動作生成部46とから、座標や動作の識別情報(Coordinate/ID/Attribute/Gesture)などの入力情報を受信し、これらの値を用いて表示デバイス10に表示する画像の位置や色等示す映像信号をグラフィック生成部GGへ出力する。
グラフィック生成部GGは、ソフトウエア部48から受信した信号に基づいてグラフィックデータを生成して、ディスプレイドライバ回路30へ出力する。
図2は、図1に示すセンサ付き表示デバイス10の一構成例を概略的に示す断面図である。なお、図2における第1方向Xと第2方向Yとは互いに略直交する方向であり、第3方向Zは、第1方向Xと第2方向Yとにより規定される平面と略直交する方向である。
センサ付き表示デバイス10は、表示デバイスとして液晶表示デバイスを用いると共に、この液晶表示デバイスに元々備えられている電極の一部(後述する共通電極CE)および表示用駆動信号(後述する共通電圧VCOM)を兼用して静電容量型センサを構成したものである。
センサ付き表示デバイス10は、アレイ基板ARと、対向基板CTと、アレイ基板ARと対向基板CTとの間に保持された液晶層LQと、を備えている。
アレイ基板ARは、第1偏光板POL1と、TFT基板12と、共通電極CEと、画素電極PEと、を備えている。
TFT基板12は、ガラス等の透明絶縁基板と、図示しないスイッチング素子と、ソース配線やゲート配線等の各種配線と、これらを覆う絶縁膜である平坦化層と、を備えている。スイッチング素子は、例えば第1方向Xを行方向とし第2方向Yを列方向としたマトリクス状に配置され、ゲート配線に供給される信号によりソース配線と画素電極PEとの接続を切り替える。
共通電極CEは、TFT基板12上に配置され絶縁層13に覆われている。共通電極CEは、例えば、第1方向Xに延びるとともに第2方向Yに複数並んで配置されている。共通電極CEは、例えばITO(Indium Tin Oxide)やIZO(Indium zinc oxide)等の透明電極材料によって形成されている。本実施形態では、共通電極CEは、センサ用駆動電極としても用いられる。
画素電極PEは、絶縁層13上に配置され図示しない配向膜に覆われている。画素電極PEは、例えば第1方向Xを行方向とし第2方向Yを列方向としたマトリクス状に並んで配置されている。複数行の画素電極PEが絶縁層13を介して1つの共通電極CEと対向している。画素電極PEは、例えばITOやIZO等の透明電極材料によって形成されている。
第1偏光板POL1は、TFT基板12の外側(共通電極CEと反対側)の主面に配置されている。
対向基板CTは、ガラス等の透明絶縁基板14と、カラーフィルタCFと、検出電極SEと、第2偏光板POL2と、を備えている。
カラーフィルタCFは、透明絶縁基板14上に格子状に配置されたブラックマトリクス(図示せず)を覆うように配置されている。カラーフィルタCFは、例えば複数の着色層を備え、第1方向Xに隣接する画素にそれぞれ配置されたカラーフィルタCFの着色層は、互いに色が異なっている。例えば、カラーフィルタCFは、赤色、青色、緑色といった3原色にそれぞれ着色された樹脂材料によって形成された着色層を備えている。赤色に着色された樹脂材料からなる赤色着色層(図示せず)は、赤色画素に対応して配置されている。青色に着色された樹脂材料からなる青色着色層(図示せず)は、青色画素に対応して配置されている。緑色に着色された樹脂材料からなる緑色着色層は、緑色画素に対応して配置されている。これらの着色層同士の境界は、ブラックマトリクスと重なる位置にある。カラーフィルタCFは、オーバーコート層(図示せず)に覆われている。オーバーコート層は、カラーフィルタCFの表面の凹凸の影響を緩和する。オーバーコート層は、図示しない配向膜に覆われている。
検出電極SEは、透明絶縁基板14の外側(カラーフィルタCFと反対側)の主面に配置されている。検出電極SEは、共通電極CEが延びた方向(第1方向X)と略直交する方向(第2方向Y)に延びるとともに、第1方向Xに複数並んで配置されている。検出電極SEは、例えばITOやIZO等の透明電極材料によって形成されている。
第2偏光板POL2は、検出電極SE上(透明絶縁基板14のカラーフィルタCFと反対側)に配置されている。第1偏光板POL1の第1偏光軸と、第2偏光板POL2の第2偏光軸とは、例えば、直交する位置関係(クロスニコル)にある。このとき、一方の偏光板は、例えば、その偏光軸が液晶分子の初期配向方向と平行または直交するように配置されている。
図3は、図2に示すセンサ付き表示デバイスの共通電極CEと検出電極SEとの一構成例を説明するための斜視図である。
この例では、共通電極CEは、第1方向X(図の左右方向)に延在する複数のストライプ状の電極パタンに分割されている。映像信号書込み時に、各電極パタンには、ドライバによって共通電圧VCOMが順次供給され、時分割的に線順次走査駆動が行われる。また、センサ駆動時に、各電極パタンには、ディスプレイドライバ回路30によって駆動信号Txが順次供給される、あるいは、スキャンライン信号により複数の電極パタンに駆動信号Txが分配されて、複数の電極パタンの一部が順次走査される。
このとき、例えば共通電極CEの電極パタンは1ライン毎に走査されてもよく2以上のライン毎に走査されてもよい。同時に複数の電極パタンを駆動する場合には、例えば、スキャンライン信号により複数の電極パタンに対して同時に駆動信号Txが分配される。
さらに、共通電極CEの電極パタンは、隣接した電極パタンを順次走査してもよく、1又は複数のライン置きに電極パタンを走査してもよい。1又は複数の電極パタンを間引きして駆動する場合には、例えば、スキャンライン信号により複数の電極パタンのうちの駆動する電極パタンに対して駆動信号Txが分配される。
一方、検出電極SEは、共通電極CEの電極パタンの延在方向と直交する方向に延びる複数のストライプ状の電極パタンから構成されている。検出電極SEの各電極パタンからは、それぞれ、センサ検出値Rxが出力され、図1に示した検出回路20へ入力される。
本実施形態では、検出回路20とディスプレイドライバ回路30とは同期をとっており、センサ付き表示デバイス10において映像表示駆動とセンサ駆動とは時分割で行われている。
ディスプレイドライバ回路30は、センサ駆動期間に共通電極CEの1又は複数の電極パタンへセンサ駆動信号Txのパルスを印加する。検出回路20は、センサ駆動信号Txと同期して、検出電極SEのすべての電極パタンをセンシングしてセンサ検出値Rxを得る。
図4は、静電容量型センサの駆動信号と検出信号との一例を示す図である。
静電容量型センサは、誘電体を挟んで互いに対向配置された一対の電極(共通電極CEおよび検出電極SE)を備え、第1容量素子を構成する。
第1容量素子は、その一端が交流信号源に接続され、他端は図1に示す検出回路20に接続される。交流信号源から共通電極CE(容量素子の一端)に所定の周波数(例えば数kHz〜数百kHz程度)の交流矩形波(駆動信号Tx)を印加すると、検出電極SE(第1容量素子の他端)に、図4に示したような出力波形(センサ検出値Rx)が現れる。
静電容量型センサの近傍に指がある場合は、指に対応する箇所において共通電極CEの電極パタンと検出電極SEの電極パタンとの間の容量が減少する。したがって、指が近傍にない箇所と比較すると、指が近傍にある検出電極SEの電極パタンのセンサ検出値Rxはその振幅(電圧変化)が小さくなる。したがって、この電圧変化分が所定の大きさ以上か否かによって、近傍に指等があるか否かを判断することができる。
なお、上記説明ではセンサに接触しているか否かを検出する方法について説明したが、センサに接触していない状態でもセンサ検出値Rxは変化するものであるので、ホバリング検出等も可能である。
図5は、図1に示す電子機器のアプリケーションプロセッサ40のデータ処理部42の一構成例を概略的に示すブロック図である。
データ処理部42は、ノイズ検出部422と、ベースライン補正部423と、フィルタ424と、イメージデータ生成部425と、座標演算部426と、位置補正部427と、部分スキャン領域演算部428と、を備えている。
ベースライン補正部423は、検出回路20から受信したローデータ(Raw data)からベースラインデータを取得する。ここで、ベースラインとは、指の存在しない状態での検出回路20から受信したローデータ(Raw data)である。このベースライン値は、時間とともに緩やかに変化するものであり、定期的に取得する必要がある。ベースライン補正部423では、指のない状態を検知しながら、ベースライン値を演算して出力する。ベースライン補正部423から出力されたベースライン値は差分器に入力される。差分器は、ローデータ(Raw data)からベースライン値を差し引いた差を出力する。
ノイズ検出部422は差分器から出力された補正後のローデータ(Raw data)を受信して、補正後のローデータ(Raw data)のノイズ成分を検出する。ノイズ成分は、例えば検出回路20におけるサンプリング周波数に依存して生じる。ノイズ検出部422は、検出回路20におけるサンプリング周波数を調整するサンプリングレート制御信号(Samplingrate cont.)を出力し、ローデータ(Raw data)にノイズ成分が含まれないように検出回路20を制御する。
フィルタ424は、差分器から出力された補正後のローデータ(Raw data)を受信する。フィルタ424は、補正後のローデータ(Raw data)のノイズ成分を除去してイメージデータ生成部425へ出力する。
イメージデータ生成部425は、フィルタ424から補正後のローデータ(Raw data)を受信して、ピーク値の検出および形状認識を行う。イメージデータ生成部425は、例えば3次元のイメージデータを生成してもよく、生成した3次元のイメージデータにおいて、ピーク値の検出、形状認識等を行ってもよい。イメージデータ生成部425は、ピーク値の検出、形状認識等の後、さらに、この補正後のローデータ(Raw data)の属性や種別を識別可能なラベルを付したり、例えばピーク値等の所定の検出値を追跡してその軌跡を検出することもできる。イメージデータ生成部425は、補正後のローデータ(Raw data)に基づく3次元のイメージデータを出力するとともに、必要に応じてそのイメージデータに付したラベルや所定値の軌跡データを出力する。
座標演算部426は、補正後のローデータ(Raw data)に基づく3次元のイメージデータを受信して、この3次元のイメージデータからユーザの指先やペン先の位置等の座標を演算して出力する。
位置補正部427は、座標演算部426から出力された座標値を受信してこの値を補正する。位置補正部427は、例えば座標演算部426で演算された座標値を、ユーザ毎に予め設定されたテーブル等を参照して補正して、動作生成部46およびソフトウエア部48へ出力する。
部分スキャン領域演算部428は、イメージデータ生成部425から補正後のローデータ(Raw data)に基づくイメージデータを受信して、部分スキャンを行う領域を演算する。部分スキャン領域演算部428は、例えば、イメージデータにおいて接触したか否か(あるいは近接したか否か)の閾値を超えないピーク値や、所定行以下および所定列以下の電極パタンにおいて検出されたピーク値があった場合に、これらのピーク値がある位置について部分スキャンを行うようにスキャンエリアを設定してスキャンライン信号を出力する。
このとき、部分スキャン領域演算部428は、部分スキャンを行う際に、共通電極CEの電極パタンの駆動単位(1又は複数ライン)を合わせて出力してもよく、共通電極CEの電極パタンの間引き間隔(1又は複数ライン)を合わせてスキャンライン信号として出力してもよい。
部分スキャン領域演算部428は、必要に応じてスキャンエリアおよび駆動単位あるいは間引き間隔を、データ処理部42の他のブロックへ出力するように構成されてもよい。
次に、本実施形態の電子機器の動作の一例について図面を参照して説明する。
図6は、一実施形態の電子機器の制御方法の一例を説明するための図である。ここでは、共通電極CEの電極パタンが16ライン配置され、検出電極SEの電極パタンが10列配置された領域A1のスキャンについて説明する。
ディスプレイドライバ回路30は、検出回路20から受信したセンサ駆動タイミング信号EXVCOMに従ってセンサ駆動信号Txを出力するとともに、スキャンライン信号(Scan line)に従って駆動電極信号TAを出力する。この例では、駆動電極信号TAは、2ラインの電極パタン(2駆動ライン)単位でセンサ駆動信号Txが順次印加されるように、センサ駆動信号Txの印加タイミングを設定している。
センサ付き表示デバイス10では、ディスプレイドライバ回路30から受信したセンサ駆動信号Txが駆動電極信号TAに従って、共通電極CEの対応する電極パタンへ供給される。したがって、共通電極CEには、2ラインの電極パタン単位で順次センサ駆動信号Txが供給されて、領域A1のスキャンが行われる。
10列の検出電極SEの検出値Rx(Rx1〜Rx10)は、各電極パタン単位にセンサ駆動信号Txが印加されているタイミングにおいて、検出回路20で検出される。
検出回路20は、検出値Rxをローデータ(Raw data)に処理してデータ処理部42へ出力する。データ処理部42では、受信したローデータ(Raw data)から3次元のイメージデータを生成し、部分スキャン領域演算部428において部分スキャンを行う領域を演算する。
ここで、領域A1においてユーザの指先やペン先等が接触領域TP1、TP2で接触している場合の例について説明する。部分スキャン領域演算部428は、例えば、イメージデータにおいて接触したか否か(あるいは近接したか否か)の閾値を超えないピーク値や、所定行および所定列以下の電極パタンにおいて検出されたピーク値があった場合に、これらのピーク値がある位置について部分スキャンを行うようにスキャンエリアを設定してスキャンライン信号を出力する。
図6に示す例では、接触領域TP2については2駆動ライン×3列の電極パタン上に渡って位置し、接触領域TP1については1駆動ライン×2列の電極端上に渡って位置している。接触領域TP1についてはセンサ上の接触領域が小さく、精度の高い座標演算をすることが難しい場合がある。
部分スキャン領域演算部428は、例えば、ピーク値がセンサ上の所定駆動ライン数以下および所定電極パタン列数以下の領域について得られた場合に、精度の高い座標演算をすることが困難であると判断する。
部分スキャン領域演算部428は、接触領域TP1について精度の高い座標演算をすることが困難であると判断した場合、接触領域TP1を含む領域を部分スキャン領域とする。このとき、部分スキャン領域は、センサ上の接触領域TP1が位置している領域を十分含む大きさであることが望ましく、部分スキャンを行う際の駆動ライン数は最初のスキャンの際の駆動ライン数よりも少なくすることが望ましい。
図7は、一実施形態の電子機器の制御方法の一例を説明するための図である。ここでは、図6に示す領域A1における6ラインの共通電極CEの電極パタンと、4列の検出電極SEの電極パタンとが交差した領域A2のスキャンについて説明する。
この場合、部分スキャン領域演算部428は、例えば領域A2に対応する対角座標等の位置情報、および、駆動する電極パタン(駆動ライン)数あるいは間引きする電極ライン数等を含むスキャンエリア信号を出力する。
検出回路20のタイミングコントローラTCONは部分スキャン領域演算部428から受信したスキャンエリア信号に基づいた駆動ライン位置を示すスキャンライン信号(Scanline)を出力する。このスキャンライン信号(Scan line)は、共通電極CEの電極パタンのうちの駆動する電極パタン(駆動ライン)の識別値、駆動単位(1又は複数のライン)あるいは間引き間隔(1又は複数ライン)等の情報を含む。
ディスプレイドライバ回路30は、検出回路20から受信したセンサ駆動タイミング信号EXVCOMに従ってセンサ駆動信号Txを出力するとともに、スキャンライン信号(Scan line)に従って駆動電極信号TAを出力する。この例では、駆動電極信号TAは、領域A2に配置された電極パタンについて、1ラインの電極パタン(1駆動ライン)単位でセンサ駆動信号Txが順次印加されるように、センサ駆動信号Txの印加タイミングを設定している。
センサ付き表示デバイス10では、ディスプレイドライバ回路30から受信したセンサ駆動信号Txが駆動電極信号TAに従って、共通電極CEの対応する電極パタンへ供給される。したがって、共通電極CEには、領域A2に配置された電極パタンについて1駆動ライン単位で順次センサ駆動信号Txが供給されて、領域A2のスキャンが行われる。
10列の検出電極SEの検出値Rx(Rx1〜Rx10)は、領域A2の各電極パタン単位にセンサ駆動信号Txが印加されているタイミングにおいて、検出回路20で検出される。
検出回路20は、検出値Rxをローデータ(Raw data)に処理してデータ処理部42へ出力する。データ処理部42では、受信したローデータ(Raw data)から3次元のイメージデータを生成し、各種演算を行う。
上記のように、アプリケーションプロセッサ40においてローデータ(Raw data)に基づいて精度の高い演算を行うことが困難であると判断した場合に、部分スキャンを行ってより精度の高いセンサ検出値を得ることにより、アプリケーションプロセッサ40における各種演算をより精度高く実現することができ、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
また、本実施形態では、アプリケーションプロセッサ40は、検出回路20におけるサンプリングレートの制御およびセンサ駆動動作を制御するとともに、ディスプレイドライバ回路30へグラフィックデータを送信するため、表示動作とセンサによる検出動作とを同期して行うことができ、センサ入力に対する表示へのフィードバックをスムーズに行うことが可能となる。その場合、ディスプレイドライバ回路30のメモリ36は、ラインメモリ程度の容量があればよくなり、大容量のメモリが不要となる。
さらに、本実施形態では、アプリケーションプロセッサ40内でセンサ検出値に基づく演算処理を高速に行うことが可能であるため、センサの検出結果に応じた表示デバイスの映像表示の更新時間も短くすることができる。これにより、ユーザは入力から映像表示の更新までのタイムラグによる違和感を得ることなく電子機器の操作を行うことが可能となる。
本実施形態の電子機器および電子機器の制御方法によれば、センサと表示デバイスとの同期をすべてアプリケーションプロセッサ40で制御できるため、映像表示の遅延および誤作動を抑制することができる。
なお、本実施形態では、アプリケーションプロセッサ40の構成はハードウエアで実現されてもよく、ソフトウエアで実現されてもよい。いずれにしても、アプリケーションプロセッサ40においてディスプレイドライバ回路30および検出回路20の制御を行うとともに、ローデータを用いた演算を行うため、表示デバイス10、検出回路20およびディスプレイドライバ回路30の構成は複雑にならない。すなわち、本実施形態によれば、汎用性の高い電子機器および電子機器の制御方法を提供するができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
なお、上記の説明では、アプリケーションプロセッサ40から出力されたスキャンエリア信号は検出回路20へ入力されていたが、アプリケーションプロセッサ40とディスプレイドライバ30との間のインタフェースを介してアプリケーションプロセッサ40からディスプレイドライバ30へ入力されてもよい。その場合、センサ駆動信号分配回路32がスキャンエリア信号を受信して、スキャンエリア信号に基づいてセンサ駆動信号Txを印加するパタン電極や駆動ライン数を設定した駆動電極信号TAを出力する。
また、上記の説明では、部分スキャンを行った場合、センサ検出値Rxはすべての電極パタンについて検出回路20にて検出されローデータとしてアプリケーションプロセッサ40へ出力されるが、検出回路20で必要な電極パタンの検出値のみ取得してローデータとして処理して出力してもよく、アプリケーションプロセッサ40において必要なデータ
のみを使用するようにしてもよい。
なお、上記の説明では、センサ付き表示デバイスが表示デバイスとして液晶表示デバイスを備えた構成について説明したが、有機エレクトロルミネッセンス表示デバイスなど他の表示デバイスを備えた構成であっても良い。また、図2などに示した例では、液晶表示デバイスは、画素電極PE及び共通電極CEの双方がアレイ基板ARに備えられた構成、すなわち、IPS(In-Plane Switching)モードやFFS(Fringe Field Switching)モードなどの主として横電界(フリンジ電界も含む)を利用する構成について説明したが、液晶表示デバイスの構成はこれらに限らない。少なくとも画素電極PEはアレイ基板ARに備えられ、共通電極CEはアレイ基板AR及び対向基板CTのいずれに備えられていても良い。TN(Twisted Nematic)モード、OCB(Optically Compensated Bend)モード、VA(Vertical Aligned)モードなどの主として縦電界を利用する構成の場合、共通電極CEは対向基板CTに備えられる。つまり、共通電極CEが配置される位置は、TFT基板12を構成する絶縁基板と対向基板CTを構成する絶縁基板14との間であれば良い。
なお、本願に記載の実施形態は次のように表すことができる。
(1) マトリクス状に配置された複数の第1電極と、前記第1電極と対向して配置され、第1方向に沿って延びるとともに前記第1方向と交差する第2方向に並んで配置された複数の電極パタンを含む第2電極と、前記第2電極と対向して配置され、前記第2方向に沿って延びるとともに前記第1方向に並んで配置された複数の電極パタンを含む第3電極と、を備えた表示デバイスと、
入力されたグラフィックデータに基づく映像表示信号を前記第1電極へ出力するとともに、前記2電極にセンサ駆動信号あるいは共通電圧を印加するディスプレイドライバ回路と、
センサ駆動タイミング信号と前記第2電極の駆動する電極パタンおよび駆動ライン数を示すスキャンライン信号とを前記ディスプレイドライバ回路へ出力するとともに、前記第2電極にセンサ駆動信号が印加されたタイミングにおける前記第3電極の電極パタンの電圧値に基づく3次元情報を含むローデータを出力する検出回路と、
前記第3電極の電極パタンの電圧値をサンプリングするサンプリングレート制御信号を前記検出回路へ出力し、前記検出回路から前記ローデータを受信して前記ローデータに基づく入力情報を検出するとともに前記入力情報に基づいて前記表示デバイスに表示する映像の前記グラフィックデータを生成するアプリケーションプロセッサと、を備え、
前記アプリケーションプロセッサは、
前記ローデータに基づいて3次元のイメージデータを生成するイメージデータ生成手段と、
前記イメージデータ生成手段で生成された前記3次元のイメージデータにおいて、ピーク値が検出された電極パタンの領域の大きさが所定値以下の場合、当該領域を部分スキャンを行う領域とする部分スキャン領域演算部と、を備えた電子機器。
(2) 前記部分スキャン領域演算部は、前記イメージデータ生成手段で生成された前記3次元のイメージデータにおいて、ピーク値が検出された電極パタンの領域の大きさが所定行数以下及び所定列数以下の場合、当該領域を部分スキャンを行う領域とする(1)に記載の電子機器。
(3) 前記部分スキャン領域演算部は、前記第2電極の電極パタンの駆動ライン数を含むスキャンエリア信号を前記検出回路へ出力する(1)又は(2)記載の電子機器。
(4) 前記イメージデータ生成手段は、前記3次元のイメージデータについて、ピーク値の検出及び形状認識を実行して前記ローデータの属性又は種別を識別可能なラベルを前記3次元のイメージデータに付す(1)乃至(3)のいずれか1項記載の電子機器。
(5) 前記アプリケーションプロセッサは、前記ローデータに基づく入力情報を検出するとともに前記入力情報に基づいて前記表示デバイスに表示する映像のグラフィックデータを生成して出力する(1)乃至(4)の内のいずれか1項に記載の電子機器。
(6) マトリクス状に配置された複数の第1電極と、前記第1電極と対向して配置され、第1方向に沿って延びるとともに前記第1方向と交差する第2方向に並んで配置された複数の電極パタンを含む第2電極と、前記第2電極と対向して配置され、前記第2方向に沿って延びるとともに前記第1方向に並んで配置された複数の電極パタンを含む第3電極と、を備えた表示デバイスと、
入力されたグラフィックデータに基づく映像表示信号を前記第1電極へ出力するとともに、前記2電極にセンサ駆動信号あるいは共通電圧を印加するディスプレイドライバ回路と、
センサ駆動タイミング信号と前記第2電極の駆動する電極パタンおよび駆動ライン数を示すスキャンライン信号とを前記ディスプレイドライバ回路へ出力するとともに、前記第2電極にセンサ駆動信号が印加されたタイミングにおける前記第3電極の電極パタンの電圧値に基づく3次元情報を含むローデータを出力する検出回路と、
前記表示デバイスに表示する映像の前記グラフィックデータを生成するアプリケーションプロセッサと、を備える電子機器の制御方法であって、
前記アプリケーションプロセッサは、
前記第3電極の電極パタンの電圧値であるセンサ検出値をサンプリングするサンプリングレート制御信号を前記検出回路へ出力し、
前記検出回路から前記センサ検出値に基づくローデータを受信して前記ローデータに基づいて3次元のイメージデータを生成し、
生成された前記3次元のイメージデータにおいて、ピーク値が検出された電極パタンの領域の大きさが所定値以下の場合、当該領域を部分スキャンを行う領域とし、
部分スキャンを行う領域と前記第2電極の電極パタンの駆動ライン数を含むスキャンエリア信号を前記検出回路へ出力する電子機器の制御方法。
(7) マトリクス状に配置された複数の第1電極と、前記第1電極と対向して配置され、第1方向に沿って延びるとともに前記第1方向と交差する第2方向に並んで配置された複数の電極パタンを含む第2電極と、前記第2電極と対向して配置され、前記第2方向に沿って延びるとともに前記第1方向に並んで配置された複数の電極パタンを含む第3電極と、を備えた表示デバイスと、
入力されたグラフィックデータに基づく映像表示信号を前記第1電極へ出力するとともに、前記2電極にセンサ駆動信号あるいは共通電圧を印加するディスプレイドライバ回路と、
センサ駆動タイミング信号と前記第2電極の駆動する電極パタンおよび駆動ライン数を示すスキャンライン信号とを前記ディスプレイドライバ回路へ出力するとともに、前記第2電極にセンサ駆動信号が印加されたタイミングにおける前記第3電極の電極パタンの電圧値に基づく3次元情報を含むローデータを出力する検出回路と、
前記第3電極の電極パタンの電圧値をサンプリングするサンプリングレート制御信号を前記検出回路へ出力し、前記検出回路から前記ローデータを受信して前記ローデータに基づく入力情報を検出するとともに前記入力情報に基づいて前記表示デバイスに表示する映像の前記グラフィックデータを生成するアプリケーションプロセッサと、を備え、
前記アプリケーションプロセッサは、前記ローデータに基づいて3次元のイメージデータを生成するイメージデータ生成手段と、前記イメージデータ生成手段で生成された前記3次元のイメージデータを用いて部分スキャンを行う領域を演算する部分スキャン領域演算部とを備え、
前記イメージデータ生成手段は、前記3次元のイメージデータについて、ピーク値の検出及び形状認識を実行して前記ローデータの属性又は種別を識別可能なラベルを前記3次元のイメージデータに付す電子機器。
(8) 前記アプリケーションプロセッサは、前記ローデータに基づく入力情報を検出するとともに前記入力情報に基づいて前記表示デバイスに表示する映像のグラフィックデータを生成して出力する(7)記載の電子機器。
(9) マトリクス状に配置された複数の第1電極と、前記第1電極と対向して配置され、第1方向に沿って延びるとともに前記第1方向と交差する第2方向に並んで配置された複数の電極パタンを含む第2電極と、前記第2電極と対向して配置され、前記第2方向に沿って延びるとともに前記第1方向に並んで配置された複数の電極パタンを含む第3電極と、を備えた表示デバイスと、
入力されたグラフィックデータに基づく映像表示信号を前記第1電極へ出力するとともに、前記2電極にセンサ駆動信号あるいは共通電圧を印加するディスプレイドライバ回路と、
センサ駆動タイミング信号と前記第2電極の駆動する電極パタンおよび駆動ライン数を示すスキャンライン信号とを前記ディスプレイドライバ回路へ出力するとともに、前記第2電極にセンサ駆動信号が印加されたタイミングにおける前記第3電極の電極パタンの電圧値に基づく3次元情報を含むローデータを出力する検出回路と、
前記表示デバイスに表示する映像の前記グラフィックデータを生成するアプリケーションプロセッサと、を備える電子機器の制御方法であって、
前記アプリケーションプロセッサは、
前記第3電極の電極パタンの電圧値であるセンサ検出値をサンプリングするサンプリングレート制御信号を前記検出回路へ出力し、
前記検出回路から前記センサ検出値に基づくローデータを受信して前記ローデータに基づいて3次元のイメージデータを生成し、
生成された前記3次元のイメージデータを用いて部分スキャンを行う領域を演算し、
部分スキャンを行う領域と前記第2電極の電極パタンの駆動ライン数を含むスキャンエリア信号を前記検出回路へ出力し、
前記3次元のイメージデータについて、ピーク値の検出及び形状認識を実行して前記ローデータの属性又は種別を識別可能なラベルを前記3次元のイメージデータに付す電子機器の制御方法。
X…第1方向、Y…第2方向、VCOM…共通電圧、Tx…センサ駆動信号、Rx…センサ検出値、10…センサ付き表示デバイス、AR…アレイ基板、CT…対向基板、12…TFT基板、13…絶縁層、14…透明絶縁基板、POL1、POL2…偏光板、LQ…液晶層、CE…共通電極(第2電極)、PE…画素電極(第1電極)、CF…カラーフィルタ、SE…検出電極(第3電極)、20…検出回路、TCON…タイミングコントローラ、COMP…比較器、Ref…閾値、22…A/D変換器、24…フィルタ、30…ディスプレイドライバ回路、32…センサ駆動信号分配回路、34…D/A変換器、36…メモリ、40…アプリケーションプロセッサ、GG…グラフィック生成部、42…データ処理部、44…ライブラリ部、46…動作生成部、48…ソフトウエア部、422…ノイズ検出部、423…ベースライン補正部、424…フィルタ、425…イメージデータ生成部、426…座標演算部、427…位置補正部、428…部分スキャン領域演算部、A1、A2…スキャン領域、TP1、TP2…接触領域TP。

Claims (10)

  1. マトリクス状に配置された複数の第1電極と、前記第1電極と対向して配置された複数の電極パタンを含む第2電極とを備えた表示デバイスと、
    入力されたグラフィックデータに基づく映像表示信号を前記第1電極へ出力するとともに、前記2電極にセンサ駆動信号あるいは共通電圧を印加するディスプレイドライバ回路と、
    センサ駆動タイミング信号と前記第2電極の駆動する電極パタンまたは駆動ライン数を示すスキャン信号とを前記ディスプレイドライバ回路へ出力するとともに、前記第2電極に印加されるセンサ駆動信号に基づきサンプリングされた3次元情報を含むローデータを出力する検出回路と、
    前記サンプリングのサンプリングレート制御信号を前記検出回路へ出力し、前記検出回路から前記ローデータを受信して前記ローデータに基づく入力情報を検出するとともに前記入力情報に基づいて前記表示デバイスに表示する映像の前記グラフィックデータを生成するアプリケーションプロセッサと、を備え、
    前記アプリケーションプロセッサは、
    前記ローデータに基づいて3次元のイメージデータを生成するイメージデータ生成手段と、
    前記イメージデータ生成手段で生成された前記3次元のイメージデータにおいて、所定の検出値が検出された電極パタンの領域の大きさが所定値以下の場合、当該領域を部分スキャンを行う領域とする部分スキャン領域演算部と、を備えた電子機器。
  2. 前記部分スキャン領域演算部は、前記イメージデータ生成手段で生成された前記3次元のイメージデータにおいて、ピーク値が検出された電極パタンの領域の大きさが所定行数以下及び所定列数以下の場合、当該領域を部分スキャンを行う領域とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記部分スキャン領域演算部は、前記第2電極の電極パタンの駆動ライン数を含むスキャンエリア信号を前記検出回路へ出力する請求項1又は請求項2記載の電子機器。
  4. マトリクス状に配置された複数の第1電極と、前記第1電極と対向して配置された複数の電極パタンを含む第2電極とを備えた表示デバイスと、
    入力されたグラフィックデータに基づく映像表示信号を前記第1電極へ出力するとともに、前記2電極にセンサ駆動信号あるいは共通電圧を印加するディスプレイドライバ回路と、
    センサ駆動タイミング信号と前記第2電極の駆動する電極パタンまたは駆動ライン数を示すスキャン信号とを前記ディスプレイドライバ回路へ出力するとともに、前記第2電極に印加されるセンサ駆動信号に基づきサンプリングされた3次元情報を含むローデータを出力する検出回路と、
    前記サンプリングのサンプリングレート制御信号を前記検出回路へ出力し、前記検出回路から前記ローデータを受信して前記ローデータに基づく入力情報を検出するとともに前記入力情報に基づいて前記表示デバイスに表示する映像の前記グラフィックデータを生成するアプリケーションプロセッサと、を備え、
    前記アプリケーションプロセッサは、前記ローデータに基づいて3次元のイメージデータを生成するイメージデータ生成手段と、前記イメージデータ生成手段で生成された前記3次元のイメージデータを用いて部分スキャンを行う領域を演算する部分スキャン領域演算部とを備え、
    前記イメージデータ生成手段は、前記3次元のイメージデータについて、所定の検出値の検出及び形状認識を実行して前記ローデータの属性又は種別を識別可能なラベルを前記3次元のイメージデータに付す電子機器。
  5. 前記アプリケーションプロセッサは、前記ローデータに基づく入力情報を検出するとともに前記入力情報に基づいて前記表示デバイスに表示する映像のグラフィックデータを生成して出力する請求項4記載の電子機器。
  6. 複数の電極パタンを含む電極を有し、
    センサ駆動タイミング信号と前記電極の駆動する電極パタンまたは駆動ライン数を示すスキャン信号とを出力するとともに、前記電極に印加されるセンサ駆動信号に基づきサンプリングされた3次元情報を含むローデータを出力する検出回路と、
    前記サンプリングのサンプリングレート制御信号を前記検出回路へ出力し、前記検出回路から前記ローデータを受信して前記ローデータに基づく入力情報を検出するアプリケーションプロセッサと、を備え
    前記アプリケーションプロセッサは、
    前記ローデータに基づいて3次元のイメージデータを生成するイメージデータ生成手段と、
    前記イメージデータ生成手段で生成された前記3次元のイメージデータにおいて、所定の検出値が検出された電極パタンの領域の大きさが所定値以下の場合、当該領域を部分スキャンを行う領域とする部分スキャン領域演算部と、を備えた電子機器。
  7. 前記部分スキャン領域演算部は、前記イメージデータ生成手段で生成された前記3次元のイメージデータにおいて、ピーク値が検出された電極パタンの領域の大きさが所定行数以下及び所定列数以下の場合、当該領域を部分スキャンを行う領域とする請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記部分スキャン領域演算部は、前記電極パタンの駆動ライン数を含むスキャンエリア信号を前記検出回路へ出力する請求項6又は請求項7記載の電子機器。
  9. 複数の電極パタンを含む電極を有し、
    センサ駆動タイミング信号と前記電極の駆動する電極パタンまたは駆動ライン数を示すスキャン信号とを出力するとともに、前記電極に印加されるセンサ駆動信号に基づきサンプリングされた3次元情報を含むローデータを出力する検出回路と、
    前記サンプリングのサンプリングレート制御信号を前記検出回路へ出力し、前記検出回路から前記ローデータを受信して前記ローデータに基づく入力情報を検出するアプリケーションプロセッサと、を備え
    前記アプリケーションプロセッサは、前記ローデータに基づいて3次元のイメージデータを生成するイメージデータ生成手段と、前記イメージデータ生成手段で生成された前記3次元のイメージデータを用いて部分スキャンを行う領域を演算する部分スキャン領域演算部とを備え、
    前記イメージデータ生成手段は、前記3次元のイメージデータについて、所定の検出値の検出及び形状認識を実行して前記ローデータの属性又は種別を識別可能なラベルを前記3次元のイメージデータに付す電子機器。
  10. 前記アプリケーションプロセッサは、前記ローデータに基づく入力情報を検出するとともに前記入力情報に基づいて前記表示デバイスに表示する映像のグラフィックデータを生成して出力する請求項9記載の電子機器。
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