JP2016031442A - 折畳み式テンプル、折畳み式テンプル芯材、及び六つ折式眼鏡フレーム - Google Patents

折畳み式テンプル、折畳み式テンプル芯材、及び六つ折式眼鏡フレーム Download PDF

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Abstract

【課題】 前側部分と後側部分を180°綺麗に折り畳むことができ、またプラスチック枠のデザインを損なうこともなく、しかも、使用上の問題も生じない折畳み式テンプルを提供すること。
【解決手段】 前側芯材1に後側芯材2が上下方向に回動自在に連結されて成るテンプル芯材Cと;このテンプル芯材Cの芯本体を内側に内包した状態で形成された樹脂フレームPと;前記テンプル芯材Cの前側芯材1の前端部に取着されたヒンジ片Aとから折畳み式テンプルTを構成する一方、
前記テンプル芯材Cにおける前側芯材1の芯本体の後端部および後側芯材2の芯本体の前端部に、対向する当接面を有する当接ブロック片をそれぞれ設け、更に各当接ブロック片の下部に雄雌型が共通した蝶番コマをそれぞれ設けて、これらの蝶番コマに、連結片3の両端を回転自在に取着することにより二軸ヒンジ部Hを形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、折畳み式テンプルの改良、詳しくは、前側部分と後側部分を180°綺麗に折り畳むことができ、またプラスチック枠のデザインを損なうこともなく、しかも、使用上の問題も生じない折畳み式テンプル、及びテンプルに用いる折畳み式テンプル芯材、及び折畳み式テンプルを用いた六つ折式眼鏡フレームに関するものである。
一般的に、眼鏡を携帯する際には、左右のテンプルをフロント枠の内側に折り畳んだ状態で専用の眼鏡ケースに入れて持ち運ぶことが多い。しかし、通常の眼鏡では、折畳み後のサイズを、フロント枠の横幅やテンプルの長さ以下に抑えることができないため、眼鏡ケースのサイズも大きくなってバッグ等に入れたときに嵩張り易い。
そこで、従来においては、フロント枠やテンプル自体を折り畳み可能にした六つ折眼鏡も開発されているが(特許文献1〜3参照)、これらの眼鏡は、分轄されたテンプルの前後部材を一軸ヒンジで連結していたため、折畳み時に前後部材同士がぶつかって180°折り畳めなかったり、折り畳んだ後に前後部材間に大きな隙間が空いたりする問題があった。
また、従来においては、折畳み式テンプルにおいて、前後部材が回転途中で接触しないようにヒンジ部周辺に大きな凹みを設けて、前後部材を180°折り畳めるようにした技術も公知となっているが(特許文献4参照)、この技術に関しては、比較的上下幅の大きいプラスチック枠に適用した場合に、ヒンジ部周辺の形状が不格好になり易かった。
一方、従来においては、テンプルの前後部材を断面コ字型の継ぎ金具で被覆し、更にこの継ぎ金具と前後部材とをそれぞれ回転自在に連結して二軸ヒンジとしたものも公知となっているが(特許文献5参照)、この技術に関しては、テンプル中間部が継ぎ金具で大きく覆われてしまうことで、プラスチック枠の外観が損なわれる欠点があった。
また、上記文献5に係る技術に関しては、継ぎ金具の内側において前後部材の隙間に物が詰まったり、継ぎ金具に衣服等が引っ掛かったりする問題もあった。しかも、前後部材と継ぎ金具の接触面積も大きかったため、前後部材の折畳み時に生じるアガキ(回転抵抗)も大きくなって、折畳み操作をスムーズに行うことが難しかった。
実開平1−173719号公報 実開平5−45636号公報 特開2000−180798号公報 特開2002−328371号公報 実公昭42−9249号公報
本発明は、上記の如き問題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、前側部分と後側部分を大きな隙間が生じないように180°綺麗に折り畳むことができ、またプラスチック枠のデザインを損なうこともなく、しかも、使用上の問題も生じない折畳み式テンプル、及びテンプルに用いる折畳み式テンプル芯材、及び折畳み式テンプルを用いた六つ折式眼鏡フレームを提供することにある。
本発明者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、本発明は、金属製の前側芯材1に同じく金属製の後側芯材2が上下方向に回動自在に連結されて成るテンプル芯材Cと;このテンプル芯材Cの芯本体を内側に内包した状態で形成された樹脂フレームPと;前記テンプル芯材Cの前側芯材1の前端部に取着されたヒンジ片Aとから折畳み式テンプルTを構成する一方、
更に前記テンプル芯材Cにおける前側芯材1の芯本体11の後端部および後側芯材2の芯本体21の前端部に、対向する当接面を有する当接ブロック片12・22をそれぞれ設け、更に各当接ブロック片12・22の下部に雄雌型が共通した蝶番コマ12a・22aをそれぞれ設けて、これらの蝶番コマ12a・22aに、連結片3の両端を回転自在に取着することにより二軸ヒンジ部Hを形成した点に特徴がある。
また、上記前側芯材1と後側芯材2の当接ブロック片12・22において、各当接面の上部に凹凸形状を成す一対の嵌合部12b・22bをそれぞれ設ければ、前側芯材1と後側芯材2を直線状に伸展した状態で、両者を位置決めして固定することができる。またその場合には、嵌合部12b・22bの当接面の少なくとも一方をマグネット部材によって形成することによって、嵌合部12b・22bを磁着させることができる。
また更に、上記マグネット部材を使用する場合には、前側芯材1と後側芯材2の当接ブロック片12・22の各当接面の上部に深さの異なる嵌装穴12d・22dをそれぞれ設け、更にこれらの嵌装穴12d・22dにマグネット部材12c・22cを嵌め込み固定して嵌合部12b・22bを形成するのが好ましい。
そしてまた、上記テンプル芯材Cの構成に関しては、前側芯材1と後側芯材2の当接ブロック片12・22において、直方体状の当接ブロック片12・22の下部に当接面側の角が丸くなった雌型の蝶番コマ12a・22aをそれぞれ形成すると共に、各蝶番コマ12a・22aおよび連結片3の両端に、ネジ部材4の止着孔または挿通孔を形成して、連結片3の両端が各蝶番コマ12a・22aにネジ留めするのが好ましい。
また、上記テンプルTのヒンジ片Aに関しては、テンプル芯材Cと同じ材質の金属部材から構成すると共に、前側芯材1の前端部を接触状態で被覆する芯被覆部Vを設けることによって、テンプル芯材Cの露出や飛び出しを防止することができる。加えて、ヒンジ片Aとテンプル芯材Cに同時に通電することが可能となるため、ヒンジ片Aと当接ブロック片12・22の表面を同時に電気メッキ処理することもできる。
また本発明では、上記構成からなる左右テンプルT・Tの前端部を、左右リムR・Rの内側とブリッジB両端がヒンジ連結されて、左右リムR・Rが折り畳み可能に構成されたフロント枠Fの両側にヒンジ連結して六つ折式眼鏡フレームGを構成することもできる。
本発明では、テンプル芯材の前後芯材に当接ブロック片を設け、更に当接ブロック片の下部に蝶番コマを設けて、これらの蝶番コマに連結片の両端を回転自在に取着することによって二軸ヒンジ部を形成したことにより、当該芯材を使用したテンプルの前後部材を、大きな隙間を生じさせずに180°綺麗に折り畳むことが可能となる。
しかも、本発明では、テンプル本体上に金具を被せる構造を採用していないため、テンプルの前後部材間に物が詰まったり、金具に衣服が引っ掛かったりするような問題も生じない。また、当接ブロック片の蝶番コマと連結片の接触面積は最低限に抑えられるため、テンプルの前後部材を折り畳む際のアガキが過大になるようなこともない。
また更に、本発明では、上記二軸ヒンジを備えたテンプル芯材をプラスチック枠に使用した場合でも、プラスチック枠のテンプルデザインが大きく損なわれることはなく、プラスチック枠特有のストレートなテンプル形状で設計することができるため、外観上の面で問題が生じることもない。
したがって、本発明により、分轄されたテンプルの前後部材の折り畳みをよりコンパクトに行えるだけでなく、プラスチック枠のデザインにも悪影響を与えず、しかも、スムーズに折畳み・伸展操作を行える折畳み式テンプルおよびそれを用いた六つ折式眼鏡フレームを提供できることから、本発明の実用的利用価値は頗る高い。
本発明の実施例1における眼鏡フレームを表わす全体斜視図である。 本発明の実施例1における眼鏡フレームのテンプルおよびテンプル芯材を表わす全体側面図である。 本発明の実施例1におけるテンプルの二軸ヒンジ部の構造を表わす分解斜視図である。 本発明の実施例1におけるテンプルの二軸ヒンジ部の構造を表わす拡大下面図である。 本発明の実施例1におけるテンプルの二軸ヒンジ部を90°回転させた状態を表わす全体側面図及び拡大斜視図である。 本発明の実施例1におけるテンプル芯材の嵌合部の構造を表わす説明断面図である。 本発明の実施例1におけるテンプルを折り畳んだ状態を表わす全体側面図、及び眼鏡フレームを折り畳んだ状態を表わす全体斜視図である。 本発明の実施例1におけるヒンジ片の構造を表わす拡大斜視図である。
『実施例1』
本発明の実施例1について、図1〜図8に基いて説明する。同図において、符号Gで指示するものは、眼鏡フレームであり、符号Fで指示するものは、フロント枠である。また符号Tで指示するものは、テンプルであり、符号Pで指示するものは、テンプルの樹脂フレームである。また符号Cで指示するものは、テンプル芯材であり、符号Aで指示するものは、テンプルのヒンジ片である。
また図中、符号1で指示するものは、上記テンプル芯材の一部を構成している前側芯材であり、符号2で指示するものは、テンプル芯材の一部を構成している後側芯材である。また符号3で指示するものは、テンプル芯材の一部を構成している連結片であり、符号4で指示するものは、テンプル芯材に使用されているネジ部材である。
まず実施例1では、図1に示すように、フロント枠Fの左右リムR・Rの内側とブリッジB両端とをヒンジ連結して、左右リムR・Rをヒンジ部Z1・Z1によってブリッジBの内側に折り畳み可能に構成すると共に、フロント枠Fの両側に、上下方向に折畳み可能に構成された左右のテンプルT・Tの前端部をヒンジ部Z2・Z2で連結して六つ折式の眼鏡フレームGを構成している。
また、上記折畳み式のテンプルTについては、図2(a)に示すように、図2(b)に示すテンプル芯材Cの芯本体11・21を内側に内包した状態で樹脂フレームP(本実施例では、アセテート樹脂製)を形成すると共に、テンプル芯材Cの前端部にヒンジ片Aを取着して構成している。また本実施例では、ヒンジ片Aとテンプル芯材Cの芯本体11をリベットL・Lにより固定している。
また更に、上記テンプル芯材Cについては、図2(b)に示すように、金属製(本実施例ではステンレス製)の前側芯材1に、同じく金属製(本実施例ではステンレス製)の後側芯材2を上下方向に回動自在に連結して構成している。また、前側芯材1の芯本体11の後端部および後側芯材2の芯本体21の前端部には、対向する当接面を有する当接ブロック片12・22をそれぞれ設けている。
そして、上記前側芯材1及び後側芯材2の各当接ブロック片12・22の下部には、図3に示すように雌型の蝶番コマ12a・22aをそれぞれ設け、これらの蝶番コマ12a・22aに、金属製(本実施例ではステンレス製)の板状部材から成る連結片3の両端を回転自在に取着して、前側芯材1と後側芯材2の連結部分に二軸ヒンジ部Hを形成している。
更に詳細に説明すると、本実施例では、上記前側芯材1と後側芯材2の直方体状の当接ブロック片12・22の下部に、当接面側の角が丸くなった雌型の蝶番コマ12a・22aをそれぞれ形成し、更に各蝶番コマ12a・22aおよび連結片3の両端に、図4に示すようにネジ部材4の止着孔Qおよび挿通孔31を形成して、これらの連通孔にネジ部材4を挿通・螺着して連結片3の両端を各蝶番コマ12a・22aにネジ留めしている。
また本実施例では、上記前側芯材1と後側芯材2の当接ブロック片12・22において、図5(a)及び(b)に示すように、各当接面の上部に凹凸形状を成す一対の嵌合部12b・22bをそれぞれ設けている。なお本実施例では、前側芯材1の当接ブロック片12に凸型の嵌合部12b、後側芯材2の当接ブロック片22に凹型の嵌合部22bをそれぞれ設けている。
そして、上記のように前側芯材1と後側芯材2の当接ブロック片12・22に嵌合部12b・22bを設けたことにより、図2(a)及び(b)に示すように前側芯材1と後側芯材2を直線状に伸展した際、嵌合部12b・22bの凹凸を嵌め合わせることができるため、前側芯材1と後側芯材2をズレのない適正位置で固定することができる。
また本実施例では、上記嵌合部12b・22bの当接面を、図6に示すようにマグネット部材12c・22cから形成しているため、嵌合部12b・22b同士を磁着させてしっかりと固定することができる。またこれにより、前側芯材1と後側芯材2を伸展操作した際に、最後まで伸展させなくても嵌合部12b・22b同士が自然吸着するため、伸展操作もスムーズに行える。
また本実施例では、上記マグネット部材12c・22cの取り付けに関して、図6に示すように、前側芯材1と後側芯材2の当接ブロック片12・22の各当接面の上部に深さの異なる嵌装穴12d・22dをそれぞれ設け、更にこれらの嵌装穴12d・22dにマグネット部材12c・22cを嵌め込み固定することで嵌合部12b・22bを形成している。
以上のように、本実施例では、テンプルT及びテンプル芯材Cが上下方向に折り畳み可能に構成しているため、図7(a)に示すように、テンプルTの前側部分に対して後側部分を回転させたときに、二軸ヒンジ部Hによって180°回転させることができるため、テンプルTを隙間なく綺麗に折り畳むことができる。
またこれにより、上記テンプルTを六つ折式眼鏡フレームGに用いたときに、図7(b)に示すように、六つ折式眼鏡フレームGをよりコンパクトに折り畳むことができる。また上記構成を採用したことによって、樹脂フレームP・Pから成るテンプルTのデザインをシンプル化できるだけでなく、二軸ヒンジ部Hのアガキも適度な大きさに抑えられる。
一方、本実施例では、上記テンプル芯材Cの前側芯材1の芯本体11を、図2(b)に示すように板状に形成することによって、ヒンジ片Aと前側芯材1とのリベット留めやネジ留め、ロウ付け等を行い易くしている。また更に、テンプルTの前側部分の樹脂フレームPの内外の側面にスリット部S・S…を設けることによって、当該箇所の樹脂フレームPが適度に弾性変形するようにしている。
また更に、本実施例では、上記テンプルTに取着するヒンジ片Aの前側に、図8に示すように、前側芯材1の芯本体11の前端部を接触状態で被覆する芯被覆部Vを設けている。これにより、前側芯材1の前端部が露出して外観が損なわれたり、前側芯材1の前端部が樹脂フレームPから飛び出したりする問題を未然に防止できる。
しかも、本実施例では、上記テンプルTのヒンジ片Aとテンプル芯材Cの前側芯材1及び後側芯材2とを、同じ材質の金属部材から構成しているため、ヒンジ片Aとテンプル芯材Cに同時に電気を通すことが可能となる。よって、ヒンジ片Aとテンプル芯材Cの当接ブロック片12・22の表面を同時に電気メッキ処理することができる。
本発明は、概ね上記のように構成されるが、本発明は図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、テンプル芯材Cの構成部材の材料には、チタンや洋白等の他の金属材料を使用することもでき、また樹脂フレームPの材料にも、ナイロン樹脂やポリイミド樹脂等の他のプラスチック材料を使用することができる。
また、テンプル芯材Cの当接ブロック片12・22と連結片3の取着構造に関しても、前側芯材1と後側芯材2の各当接ブロック片12・22に雄型の蝶番コマ12a・22aを設けると共に、これらの当接ブロック片12・22の蝶番コマ12a・22aに、雌型の蝶番コマを形成された連結片3の両端を回動自在に取着して構成することもできる。
そしてまた、テンプル芯材Cの当接ブロック片12・22の嵌合部12b・22bに関しても、前側芯材1側に凹型の嵌合部12b、後側芯材2側に凸型の嵌合部22bを設けて凹凸形状を逆にすることもできる、また嵌合部12b・22bの凹凸形状や凹凸の数、配置に関しても設計上において任意に変更することができる。
また更に、テンプル芯材Cにおいて、前側芯材1及び後側芯材2の材料に磁性体を使用する場合には、当接ブロック片12・22の嵌合部12b・22bの少なくとも一方の当接面のみをマグネット部材12c・22cで形成すれば、嵌合部12b・22b同士を磁着させることができ、上記何れのものも本発明の技術的範囲に属する。
近年、コンパクトに折り畳むことが可能な携帯に便利な眼鏡フレームの需要が大きくなっている。そのような中で、本発明の折畳み式テンプル芯材、折畳み式テンプルおよび六つ折式眼鏡フレームは、分轄されたテンプルの前後部位を上下方向に180°綺麗に折り畳んでコンパクト化できるだけでなく、使用上やデザイン上における不都合も生じない有用な技術であることから、その産業上の利用価値は非常に高い。
1 前側芯材
11 芯本体
12 当接ブロック片
12a 蝶番コマ
12b 嵌合部
12c マグネット部材
12d 嵌装穴
2 後側芯材
21 芯本体
22 当接ブロック片
22a 蝶番コマ
22b 嵌合部
22c マグネット部材
22d 嵌装穴
3 連結片
31 挿通孔
4 ネジ部材
G 眼鏡フレーム
F フロント枠
R リム
B ブリッジ
T テンプル
C テンプル芯材
Z ヒンジ部
H 二軸ヒンジ部
Q 止着孔
P 樹脂フレーム
S スリット部
A ヒンジ片
V 芯被覆部
L リベット

Claims (8)

  1. 金属製の前側芯材(1)に同じく金属製の後側芯材(2)が上下方向に回動自在に連結されて成る折畳み式テンプル芯材であって、
    前記前側芯材(1)の芯本体(11)の後端部および後側芯材(2)の芯本体(21)の前端部に、対向する当接面を有する当接ブロック片(12)(22)がそれぞれ設けられると共に、各当接ブロック片(12)(22)の下部に、雄雌型が共通した蝶番コマ(12a)(22a)がそれぞれ設けられて、これらの蝶番コマ(12a)(22a)に連結片(3)の両端が回転自在に取着されることにより二軸ヒンジ部(H)が形成されていることを特徴とする折畳み式テンプル芯材。
  2. 前側芯材(1)と後側芯材(2)の当接ブロック片(12)(22)において、各当接面の上部に凹凸形状を成す一対の嵌合部(12b)(22b)がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1記載の折畳み式テンプル芯材。
  3. 前側芯材(1)と後側芯材(2)の当接ブロック片(12)(22)において、嵌合部(12b)(22b)の当接面の少なくとも一方がマグネット部材によって形成されていることを特徴とする請求項2記載の折畳み式テンプル芯材。
  4. 前側芯材(1)と後側芯材(2)の当接ブロック片(12)(22)において、各当接面の上部に深さの異なる嵌装穴(12d)(22d)がそれぞれ設けられると共に、これらの嵌装穴(12d)(22d)にマグネット部材(12c)(22c)を嵌め込み固定して嵌合部(12b)(22b)が形成されていることを特徴とする請求項3記載の折畳み式テンプル芯材。
  5. 前側芯材(1)と後側芯材(2)の当接ブロック片(12)(22)において、直方体状の当接ブロック片(12)(22)の下部に当接面側の角が丸くなった雌型の蝶番コマ(12a)(22a)がそれぞれ形成されると共に、各蝶番コマ(12a)(22a)および連結片(3)の両端に、ネジ部材(4)の止着孔または挿通孔が形成されて、連結片(3)の両端が各蝶番コマ(12a)(22a)にネジ留めされていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の折畳み式テンプル芯材。
  6. 金属製の前側芯材(1)に同じく金属製の後側芯材(2)が上下方向に回動自在に連結されて成るテンプル芯材(C)と;このテンプル芯材(C)の芯本体を内側に内包した状態で形成された樹脂フレーム(P)と;前記テンプル芯材(C)の前側芯材(1)の前端部に取着されたヒンジ片(A)とを含んで構成される折畳み式テンプルであって、
    前記テンプル芯材(C)における前側芯材(1)の芯本体(11)の後端部および後側芯材(2)の芯本体(21)の前端部に、対向する当接面を有する当接ブロック片(12)(22)がそれぞれ設けられると共に、各当接ブロック片(12)(22)の下部に雄雌型が共通した蝶番コマ(12a)(22a)がそれぞれ設けられて、これらの蝶番コマ(12a)(22a)に、連結片(3)の両端が回転自在に取着されることにより二軸ヒンジ部(H)が形成されていることを特徴とする折畳み式テンプル。
  7. ヒンジ片(A)が、テンプル芯材(C)と同じ材質の金属部材から構成されると共に、ヒンジ片(A)に、前側芯材(1)の前端部を接触状態で被覆する芯被覆部(V)が設けられていることを特徴とする折畳み式テンプル。
  8. 金属製の前側芯材(1)に同じく金属製の後側芯材(2)が上下方向に回動自在に連結されて成るテンプル芯材(C)、このテンプル芯材(C)の芯本体を内側に内包した状態で形成された樹脂フレーム(P)、並びに前記テンプル芯材(C)の前側芯材(1)の前端部に取着されたヒンジ片(A)から構成された左右テンプル(T)(T)と;これら左右テンプル(T)(T)が両側にヒンジ連結され、更に左右リム(R)(R)の内側とブリッジ(B)両端がヒンジ連結されて、左右リム(R)(R)が折り畳み可能に構成されたフロント枠(F)とを含んで成る六つ折式眼鏡フレームであって、
    前記テンプル芯材(C)における前側芯材(1)の芯本体(11)の後端部および後側芯材(2)の芯本体(21)の前端部に、対向する当接面を有する当接ブロック片(12)(22)がそれぞれ設けられると共に、各当接ブロック片(12)(22)の下部に雄雌型が共通した蝶番コマ(12a)(22a)がそれぞれ設けられて、これらの蝶番コマ(12a)(22a)に、連結片(3)の両端が回転自在に取着されることにより二軸ヒンジ部(H)が形成されていることを特徴とする六つ折式眼鏡フレーム。
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