JP2016029988A - ミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の模様を加工布に縫製するときに、各模様の縫製位置に対応する照射位置にマークを自動で照射することができるミシンを提供する。
【解決手段】CPUは、加工布96に縫製する1番目の模様181の中心線181Cと、2番目の模様182の中心線182Cの位置とのずれ量である移動量DFを取得する。CPUは1番目の模様181の中心線181Cの位置と左端の針落ち位置181Lとの差分である距離差LEを求める。CPUは移動量DFから距離差LEを減算し、オフセット量OFを算出する。2番目の模様182を縫製する時、CPUは、オフセット量OFに基づく位置に、マーク95を照射する。既に縫製された1番目の模様181の左端をマーク95に揃えて縫製することで、1番目の模様181に対する狙い通りの位置に2番目の模様182を縫製することができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、加工布に模様を縫製する際の位置決めの基準となるマークを照射するミシンに関する。
加工布に模様を縫製する際に、加工布の位置決めを行う基準となるマークを照射するミシンが知られている。例えば、特許文献1に記載のミシンは、マーク照射部を備え、ミシンベッド上面又は加工布にマークを照射すると共に、加工布に縫製する模様を示す模様表示と、マークを示すマーク表示とを表示部に表示する。これにより、ユーザは、模様とマークの位置関係を確認することができる。
特開2013−116260号公報
しかしながら、特許文献1のミシンにおいて、複数の模様を組み合わせて縫製するときには、ユーザは、各模様の縫製位置に対応するマークの照射位置を、その都度設定しなければならなかった。
本発明は、複数の模様を加工布に縫製するときに、各模様の縫製位置に対応する照射位置にマークを自動で照射することができるミシンを提供することを目的とする。
本発明の一態様であるミシンは、加工布に縫目を形成する縫製手段と、前記加工布が搬送されるベッド部の上面へ向けて所定形状の光のマークを照射する照射手段と、前記加工布に縫製する複数の模様を指定する指定手段と、前記指定手段によって指定された前記複数の模様を前記加工布に縫製する際の夫々の縫製位置を設定する第一設定手段と、前記第一設定手段によって設定された前記縫製位置に対応させて、前記照射手段に照射させる前記マークの照射位置を前記複数の模様夫々に対して設定する第二設定手段と、前記縫製手段が前記複数の模様を順次縫製する場合に、前記照射手段を制御して、前記第二設定手段によって設定された前記照射位置に順次前記マークを照射させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
本態様によれば、ミシンは、指定された複数の模様を並列状に組み合わせ、一連の縫製作業で複数の模様を順に縫製することができる。個々の模様の縫製において、ミシンは、各模様の縫製位置に夫々対応する照射位置にマークを照射することができる。よって、ユーザは、マークによって加工布の位置合わせを容易に行うことができ、複数の模様を所望の位置に縫製することができる。
ミシン1の正面図である。 ミシン1の頭部5付近の構成を示す斜視図である。 照射機構80の斜視図である。 ミシン1の電気的構成を示すブロック図である。 LCD31に表示する選択画面10の一例を示す図である。 模様選択処理のフローチャートである。 LCD31に表示する選択画面10うちの表示領域14を示す図である。 縫製処理のフローチャートである。 1番目の模様181を縫製する様子を示す図である。 2番目の模様182を縫製する様子を示す図である。
以下、本発明を具現化した一実施の形態について、図面を参照して説明する。本実施形態は、縫製対象物(例えば、加工布)に模様を縫製するミシンに本発明を適用した場合の一例である。本実施形態における模様とは、加工布を送り歯で移送しながら縫製する実用模様と飾り模様をいう。実用模様とは、直線、ジグザグ、裁ち目かがり等、実用的な縫目によって形成される模様である。飾り模様とは、例えば、三角形等の幾何学的模様、花柄等の模式的な模様等を単位模様とし、連続的に複数個縫製することで形成される模様である。
まず、ミシン1の物理的構成について、図1、図2を参照して説明する。以下の説明では、図1の上側、下側、左側、右側、紙面表面側、紙面裏面側を、各々ミシン1の上側、下側、左側、右側、前側、後側と定義する。つまり、後述する液晶ディスプレイ(以下、「LCD」という。)31の配置された面が、ミシン1の前面である。ベッド部2及びアーム部4の長手方向がミシン1の左右方向であり、脚柱部3の配置されている側が右側である。脚柱部3の伸長方向がミシン1の上下方向である。
図1に示すように、ミシン1は、ベッド部2、脚柱部3、及びアーム部4を主に備える。ベッド部2はミシン1の土台部であり、左右方向に延びる。脚柱部3は、ベッド部2の右端部から上方へ延びる。アーム部4は、ベッド部2に対向して脚柱部3の上部から左方へ延びる。アーム部4の左端部は頭部5である。
図2に示すように、ベッド部2の上面2Aには、矩形状の針板20が配設されている。針板20の上面20Aは、ベッド部2の上面2Aと略同じ平面を構成する。ベッド部2の上面2A及び針板20の上面20Aは、加工布(図示略)が載置される面である。針板20は、頭部5に設けられる針棒51(図1参照)の下方に配設される。針板20は、厚み方向に貫通する針穴(図示略)を有する。針穴は、左右方向に延びる長円状の穴である。縫製時、針棒51の下端に装着された縫針52の針先が、針棒51の上下動に伴い針穴を挿通する。
図1に示すように、ベッド部2内には、下軸21が設けられている。下軸21は、後述する主軸41によって回転駆動される。針板20下側のベッド部2内には、送り機構(図示略)、送り歯25(図1は、上端のみ図示)、送りモータ26(図4参照)、釜機構22等が設けられている。送り機構は、送り歯25を駆動する機構である。送り歯25は、実用模様又は飾り模様の縫製を行うときに加工布を移送する。送りモータ26はパルスモータであり、送り歯25が加工布を移送する送り量及び送り方向を調節する。釜機構22は、針棒51の下端に装着された縫針52と協働し、加工布に縫目を形成する周知構成の機構である。
脚柱部3の前面には、LCD31が設けられている。LCD31は正面視上下方向に延びる長方形形状である。LCD31には、コマンド、イラスト、設定値、メッセージ等の様々な項目を含む画面が表示される。LCD31の前面側には、タッチパネル32が設けられている。タッチパネル32は、指又は専用のタッチペン等を用いた操作の入力を受け付ける。脚柱部3内には、ミシンモータ33(図4参照)、制御部60(図4参照)等が設けられている。ミシンモータ33は、アーム部4内に設けられる主軸41を回転駆動する。主軸41と下軸21はタイミングベルト(図示略)で連結されている。主軸41の回転が下軸21に伝達され、主軸41と下軸21は同期して回転する。
脚柱部3の右側面には、メモリーカード等の外部記憶装置(図示略)を接続可能なコネクタ38が設けられている。ミシン1は、コネクタ38を介して外部記憶装置から模様のデータ、各種プログラム等を入力し、ミシン1のフラッシュROM64(図4参照)に記憶したり、外部記憶装置に出力したりすることができる。
アーム部4は、開閉可能なカバー42を上部に備える。なお、図1では、カバー42は閉じた状態である。カバー42の下方には、糸駒(図示略)が収容される。縫製時、糸駒に巻回された上糸(図示略)は、糸駒から、頭部5に設けられた所定の経路を経由して、針棒51に装着された縫針52に供給される。アーム部4内には、主軸41が設けられている。主軸41は、脚柱部3に設けられたミシンモータ33(図4参照)により回転駆動される。主軸41はミシンモータ33の駆動力を、頭部5内に設けられた針棒上下動機構55に伝達する。アーム部4の前面下部には、縫製の開始・停止スイッチ44を含む複数の操作スイッチ43が設けられている。
頭部5には、針棒51、押え棒53、針棒上下動機構55、揺動機構56、揺動モータ57(図4参照)、照射機構80(図2参照)等が設けられている。針棒51と押え棒53は、頭部5の下端部から下方に延びる。針棒51の下端には、縫針52を装着可能である。押え棒53の下端部には、押え足54が着脱可能に取り付けられている。針棒上下動機構55は、主軸41の回転に伴って針棒51を上下動させる機構である。揺動機構56は、針棒51を左右方向に揺動させる機構である。揺動機構56は、揺動モータ57によって駆動される。針棒51は、縫製時に縫針52が針穴(図示略)の左端部を通過する左針落ち位置と、右端部を通過する右針落ち位置との間で揺動する。
図2、図3を参照し、照射機構80について説明する。図2に示すように、照射機構80は、頭部5内の下端部で、押え足54の前方斜め上方に配置されている。照射機構80は、光のマーク95を照射する。マーク95は、模様を縫製するときに、加工布の位置合わせの基準として用いる。
図3に示すように、照射機構80は、正面視左右方向に延びる板状の支持部材81を備える。支持部材81は、照射機構80を構成する各部材を支持する。支持部材81は、ネジ(図示略)によって頭部5の機枠(図示略)に固定される。支持部材81の左右両側の端部は前方へ向けて屈曲し、左壁部82と右壁部83を形成する。左壁部82の上部左側面には、移動モータ84が固定される。具体的には、移動モータ84は、パルスモータである。移動モータ84の出力軸(図示略)は、左壁部82の右側面側に突出し、先端部に第一ギア(図示略)が固定される。支持部材81は、左壁部82と右壁部83の間に配置されるリードネジ85を回転可能に支持する。リードネジ85の左端部には、第二ギア86が固定される。第二ギア86は、第一ギアと噛合する。移動モータ84の回転により、第一ギア及び第二ギア86が回転する。第二ギア86の回転に伴い、リードネジ85が回転する。また、詳しく図示しないが、リードネジ85の外周面には、ネジ山が形成されている。
支持部材81は、左壁部82と右壁部83の間に支持軸87を支持する。支持軸87は、リードネジ85と平行に延びる。支持軸87は、移動台88の左右方向への移動を案内する。移動台88は、左壁部82と右壁部83の間に配置される。移動台88は、上下方向に延びるブロック状の部材であり、上部に係合部89を備える。係合部89は、支持軸87に係合する。移動台88の上下方向の中央部には、左右方向に延びるネジ穴(図示略)が形成されている。移動台88のネジ穴は、リードネジ85のネジ山に螺合する。リードネジ85が左側面視時計回りに回転すると、移動台88は左壁部82側(左方向)へ移動する。リードネジ85が左側面視反時計回りに回転すると、移動台88は右壁部83側(右方向)へ移動する。
移動台88は、下端部に反射鏡90とレンズ91を備える。反射鏡90は、反射面が左斜め下方を向く姿勢に傾けて移動台88に固定される。左壁部82の下部左側面に、レーザ発光器92が固定される。レーザ発光器92のレーザ出力部92Aは、左壁部82の右側面側に突出する。レーザ発光器92は、赤色光を反射鏡90へ向けて出射する。レンズ91は、レンチキュラーレンズである。レンズ91は、反射鏡90の下側に配置される。レーザ発光器92が出射する赤色光は、反射鏡90で反射され、レンズ91に上方から入射する。レンズ91に入射した赤色光は屈折され、前後方向に広げられて、レンズ91の下方へ向けて出射される。レンズ91から出射された赤色光は、照射機構80の下方に位置するベッド部2の上面2A、針板20の上面20A、又はベッド部2上に載置される加工布に照射され、前後方向に長い光のマーク95を形成する。移動モータ84の駆動によってリードネジ85が回転すると、移動台88は左方向或いは右方向に移動するので、光のマーク95も左方向或いは右方向に移動する。このとき、移動モータ84はパルスモータであって、パルスモータの分解能(ステップ角)の制約により、移動台88及び光のマーク95は、例えば0.1mmずつ移動する。
図4を参照し、ミシン1の電気的構成について説明する。ミシン1の制御部60は、CPU61と、バス66によって夫々CPU61に接続されたROM62と、RAM63と、フラッシュROM64と、入出力(I/O)インターフェイス65とを備える。CPU61は、ミシン1の主制御を司り、ROM62に記憶された各種プログラムに従って、縫製に関わる各種演算及び処理を実行する。ROM62は、図示しないが、プログラム記憶エリアを含む複数の記憶エリアを備える。プログラム記憶エリアには、ミシン1を動作させるための各種プログラムが記憶されている。記憶されたプログラムには、例えば、後述する模様選択処理、縫製処理等のプログラムがある。RAM63には、CPU61が演算処理した演算結果等を収容する記憶エリアが必要に応じて設けられる。フラッシュROM64には、模様データテーブル記憶エリア64Aが設けられ、模様データテーブルが記憶される。模様データテーブルには、実用模様及び飾り模様の縫製に関する情報が夫々の模様ごとに対応付けられて記憶されている。模様の縫製に関する情報は、各模様を構成する単位模様の針落ち位置の座標データ、各模様夫々の中心線として設定された座標データ、各模様夫々の最も左端の針落ち位置の座標データ等を含む。また、フラッシュROM64には、ミシン1が各種処理を実行するための各種パラメータが記憶される。
I/Oインターフェイス65には、駆動回路71〜76、操作スイッチ43、タッチパネル32が接続される。駆動回路71は送りモータ26に接続し、CPU61からの制御信号に従って送りモータ26を駆動する。駆動回路72はミシンモータ33に接続し、CPU61からの制御信号に従ってミシンモータ33を駆動する。駆動回路73は揺動モータ57に接続し、CPU61からの制御信号に従って揺動モータ57を駆動する。
駆動回路74は、CPU61からの制御信号に従ってLCD31を駆動し、LCD31に画像、操作画面等を表示させる。LCD31の前面側に設けられたタッチパネル32は、指又は専用のタッチペン等を用いた操作の入力位置を示す座標データをCPU61に出力する。CPU61は、タッチパネル32から取得した座標データに基づき、LCD31に表示した操作画面において選択された項目を認識し、対応する処理を実行する。駆動回路75は移動モータ84に接続し、CPU61からの制御信号に従って移動モータ84を駆動する。駆動回路76はレーザ発光器92に接続し、CPU61からの制御信号に従ってレーザ出力部92Aから赤色光を出射させる。開始・停止スイッチ44を含む操作スイッチ43は、ミシン1に対する操作の入力をタッチパネル32とは別に受け付けて、CPU61に出力する。CPU61は、開始・停止スイッチ44に対する操作の入力を受け付けた時、縫製動作を開始又は停止するように制御信号を出力する。
本実施形態のミシン1のCPU61は、後述する模様選択処理を実行し、タッチパネル32によって、複数の模様(実用模様及び飾り模様)の選択操作の入力と、各模様の配置関係の設定操作の入力を受け付ける。模様選択処理では、CPU61は、LCD31に選択画面10(図5参照)を表示し、タッチパネル32から取得する座標データに基づいて、選択画面10に表示する複数の模様キー等に対する操作の入力を受け付ける。以下、図5を参照し、選択画面10について説明する。
ユーザがミシン1の電源を入れると、CPU61は、ホーム画面(図示略)をLCD31に表示させる。ホーム画面において、CPU61は、実用模様及び飾り模様を縫製するモードを選択する操作の入力を受け付けた場合に、図5に示す選択画面10をLCD31に表示させる。選択画面10の上部中央の表示領域11には、縫製対象の模様として選択可能な複数種類の実用模様又は飾り模様を示す模様キーが一覧表示される。図5は、表示領域11に複数の飾り模様の模様キーが一覧表示された例を示す。CPU61は、表示領域11の上方に表示する切替キー12に対する操作の入力を受け付ける毎に、実用模様の模様キーと、飾り模様の模様キーとを切り替えて表示領域11に一覧表示する。CPU61は、表示領域11の右方に表示するスクロールキー13に対する操作の入力を受け付けた場合に、他の種類の実用模様又は飾り模様の模様キーを表示領域11に一覧表示する。
表示領域11の左方に位置する表示領域14は、表示領域11に一覧表示する複数の模様キーのうち1つを選択する操作の入力を受け付けた場合に、選択された模様キーに対応する模様の模様画像を表示する領域である。図5では、模様キー11Aに対応する模様画像18Aを例示する。また、縫製対象の模様が複数個選択された場合、表示領域14には、各模様の模様画像が並べて表示される(図7参照)。表示領域14の上方には、押え足54を示す押え足画像54Aが表示される。押え足画像54Aと模様画像18Aの左右方向の位置関係は、実際の押え足54と縫製対象の模様の縫製位置とが略同じ位置関係となるように表示される。また、縫製時には、縫製対象の模様に対応するマーク95の形状を示すマーク画像95Aが、模様画像18Aに対し、マーク95の照射位置と模様の縫製位置と略同じ位置関係で、表示領域14に表示される。
表示領域14の下方には、[←]キー15Aと[→]キー15Bが表示される。[←]キー15Aは、表示領域14に表示された模様画像の表示位置を左方向へ移動する操作の入力を受け付けるキーである。[→]キー15Bは、表示領域14に表示された模様画像の表示位置を右方向へ移動する操作の入力を受け付けるキーである。
表示領域11の下方には、[ADD]キー16A、[NEXT]キー16B、[START]キー16Cが並んで表示される。[ADD]キー16Aは、1つ以上の模様が縫製対象として選択された状態で、縫製対象の模様を追加する操作の入力を受け付けるキーである。[NEXT]キー16Bは、縫製時に、1つの模様の縫製を終え、次の模様の縫製の開始を指示する操作の入力を受け付けるキーである。[START]キー16Cは、縫製対象の模様の選択を終え、各模様の縫製の開始を指示する操作の入力を受け付けるキーである。また、選択画面10の下部には、縫目調節キー17が表示される。縫目調節キー17は、縫製対象の模様として選択した模様の左右方向の幅、縫目の長さ等を調節する操作の入力を受け付けるキーである。
次に、図6〜図10を参照し、CPU61が実行する模様選択処理と縫製処理について説明する。前述したように、CPU61は、ホーム画面において、実用模様及び飾り模様を縫製するモードを選択する操作の入力を受け付けた場合に、模様選択処理を実行する。模様選択処理は、CPU61によってROM62から読み出され、RAM63に展開されて、CPU61が他に実行するプログラムと並行して実行される。CPU61は、模様選択処理を実行すると、RAM63に変数、フラグ、カウンタ等、各種データの記憶領域を確保する。
図6に示すように、CPU61は、RAM63に確保した変数Nに1を記憶する(S1)。変数Nは、模様の選択順位を示す変数である。CPU61は、LCD31に選択画面10を表示し、縫製対象の模様として選択可能な実用模様又は飾り模様の模様キーを一覧表示する。タッチパネル32が模様キーを選択する操作の入力を受け付けた場合(S3)、CPU61は、表示領域11の一覧表示において、選択された模様キー11Aを強調表示する(図5参照)。CPU61は、表示領域14に、模様キー11Aに対応する模様181(図9参照)の模様画像18A(図5参照)を表示する(S5)。このように、最初に選択された模様181が、1番目に縫製される模様となる。また、模様画像18Aは、中心線19A(図5参照)が、針棒51の揺動可能範囲の中央の位置(中基線50C)に相当する位置となるように表示される。ここで、図9に示すように、針棒51の揺動可能範囲の中央の位置を、中基線50Cという。また、針棒51の揺動可能範囲で最も左側の位置を左基線50Lといい、針棒51の揺動可能範囲で最も右側の位置を右基線50Rという。即ち、中基線50Cは、左基線50Lと右基線50Rとの間の中央の位置である。なお、図5に示す中心線19Aは、説明の都合により記載しているが、表示領域14には実際には表示されない。
図6に示すように、CPU61は、選択された模様181を識別するための模様番号と変数Nの値(N=1)とを関連付けた模様選択データをRAM63に保存する(S7)。CPU61は、タッチパネル32が[ADD]キー16A又は[START]キー16Cに対する操作の入力を受け付けるまで待機する(S9:NO,S11:NO)。[ADD]キー16Aに対する操作の入力を受け付けた場合(S9:YES)、CPU61は、変数Nに1を加算してRAM63に保存する(S13)。上記同様、タッチパネル32が模様キーを選択する操作の入力を受け付けた場合(S15)、CPU61は、表示領域11の一覧表示において、選択された模様キー11Bを強調表示する。CPU61は、表示領域14に、模様キー11Bに対応する模様182(図10参照)の模様画像18B(図7参照)を追加表示する(S17)。模様182が、2番目に縫製される模様である。CPU61は、模様画像18Bを、模様画像18Aに重ねて表示する。即ち、模様画像18Bの初期表示位置は、模様画像18Bの左右方向における中心線19Bの位置(図7参照)が、模様画像18Aの中心線19Aの位置(図5参照)に重なる位置である。このとき、CPU61は、模様画像18Aの表示色を薄くして表示する。これによって、ユーザは、模様画像18Aと模様画像18Bとが重なって表示されていても、模様画像18Bを容易に識別することができる。
CPU61は、タッチパネル32が[←]キー15A、[→]キー15B、[ADD]キー16A又は[START]キー16Cに対する操作の入力を受け付けるまで待機する(S19:NO,S23:NO,S27:NO,S31:NO)。[←]キー15Aに対する操作の入力を受け付けた場合(S19:YES)、CPU61は、表示領域14に表示した模様画像18Bを、模様画像18Aに対して相対的に左方向へ移動させる(S21)。このときの模様画像18Bの移動量は、照射機構80がマーク95の位置を移動させるときの最小移動量である0.1mmに対応する。CPU61は、縫製位置の移動量DFを示す変数をRAM63に設け、移動量DFを+0.1加算し、処理をS19に戻して操作の入力を待機する。即ち、移動量DFは、模様画像18Aに対応する模様181(図10参照)の中心線181Cの位置に対し、模様画像18Bに対応する模様182(図10参照)の中心線182Cの位置を移動させる大きさである。
同様に、[→]キー15Bに対する操作の入力を受け付けた場合(S23:YES)、CPU61は、表示領域14に表示した模様画像18Bを、模様画像18Aに対して相対的に右方向へ0.1mm相当分移動し(S25)、移動量DFを−0.1加算して、処理をS19に戻す。このように、CPU61は、1番目の模様画像18Aの中心線19Aに対して2番目の模様画像18Bの中心線19Bが左方向に移動する場合の移動量DFを正の値として計算し、右方向に移動する場合は負の値として計算する。CPU61は、S19〜S29の処理を繰り返し、模様画像18Aに対する模様画像18Bの左右方向の位置調整を行う操作の入力を受け付け、移動量DFを更新する。なお、本実施形態では、各模様は右方から左方へ並ぶ順に選択され、各模様の移動量DFが正の値をとるものとする。
模様画像18Bの位置調整を終え、[ADD]キー16Aに対する操作の入力を受け付けた場合(S27:YES)、CPU61は、選択された模様の模様番号と変数Nの値(N=2)と移動量DFとを関連付けて、RAM63の模様選択データに追加して保存する(S29)。CPU61は、処理をS13に戻してS13〜S29の処理を繰り返し、更に追加する模様の選択操作の受け付けと、位置調整の操作の受け付けを上記同様に行い、模様選択データに追加する。
CPU61は、S11又はS31の処理で、操作入力の待機中に、[START]キー16Cに対する操作の入力を受け付けた場合(S11:YES又はS31:YES)、RAM63に保存した模様番号に対応する各模様のオフセット量OFを算出する(S33)。オフセット量OFは、各模様の縫製時に、夫々の模様に応じて形成するマーク95の照射位置を、各模様の中心線の位置を基準に移動させる大きさである。図9に示すように、CPU61は、1番目の模様181を縫製する時、マーク95を中基線50Cの位置に対してデフォルトで設定された大きさ分(例えば7mm)、右方向へ移動した位置に照射する。CPU61は、縫製対象の模様の中心線に対してマーク95の照射位置を右方向に移動させる場合のオフセット量OFを正の値として計算し、左方向に移動させる場合は負の値として計算する。CPU61は、模様181を縫製する場合、模様181の中心線181Cを中基線50Cに配置した位置を縫製位置とし、模様181を形成する。従ってCPU61は、1番目の模様181のオフセット量OFを7mmに設定する。
図10に示すように、CPU61は、2番目の模様182に対するマーク95の照射位置を、1番目の模様181の両端の縁部のうち、模様182に近い方の縁部である左端の針落ち位置181Lに設定する。模様181の中心線181Cの位置と、模様182の中心線182Cの位置とが左方向又は右方向に移動させる大きさは、移動量DFとしてRAM63に保存されている。CPU61は、RAM63に保存した模様選択データから模様181の模様番号を取得する。CPU61は、取得した模様番号に基づいて、フラッシュROM64に記憶された模様データテーブルから、模様181の中心線181Cとして設定された座標データと、模様181の最も左端の針落ち位置181Lの座標データを取得する。CPU61は、中心線181Cの位置と、左端の針落ち位置181Lとの距離差LEを求める。CPU61は、移動量DFから距離差LEを減算し、模様182の中心線182Cの位置と、模様181の左端の針落ち位置181L、即ちマーク95の照射位置とのオフセット量OFを算出する。CPU61は、例えば3番目以降の模様が選択されている場合についても同様に、各模様の中心線の位置と、縫製対象の模様の1つ前の順位に縫製する模様の左端の針落ち位置とのオフセット量OFを算出する。
図6に示すように、CPU61は、S33の処理で算出した各模様のオフセット量OFをRAM63に保存する。CPU61は、模様の選択数を示す変数MAXをRAM63に設け、変数Nの値を記憶する(S37)。CPU61は、模様選択処理の実行を終了する。
次いでCPU61は、縫製処理(図8参照)を実行する。縫製処理は、[START]キー16Cに対する操作の入力が受け付けられると、CPU61によってROM62から読み出されてRAM63に展開され、模様選択処理の終了を待ってから実行される。CPU61は、縫製処理を実行すると、RAM63に変数、フラグ、カウンタ等、各種データの記憶領域を確保する。なお、CPU61は、模様選択データと、変数MAXの値についてはRAM63に保持する。
図8に示すように、CPU61は、RAM63に確保した変数Nに1を記憶する(S41)。CPU61は、変数Nが変数MAX以上か否か判断する(S43)。Nが1の場合は、NはMAX未満なので(S43:NO)、未縫製の模様があるとして、CPU61は処理をS47に進める。CPU61は、RAM63に保存した模様選択データから1番目の模様181(図9参照)の模様番号を取得する。CPU61は、取得した模様番号に基づいて、フラッシュROM64に記憶された模様データテーブルから、1番目の模様181の針落ち位置の座標データを取得する。CPU61は、縫製時に揺動モータ57及び送りモータ26の駆動を制御するデータを記憶する縫製用のバッファに、取得した座標データを記憶し、縫製対象の模様181の針落ち位置のパターンとしてセットする(S47)。
CPU61は、RAM63に保存した模様選択データから、1番目の模様181のオフセット量OFを取得する。CPU61は、照射機構80の移動モータ84の駆動を制御し、中基線50Cの位置から右方向へオフセット量OF分離れた位置に、マーク95を照射する(S49)。模様181のオフセット量OFは7mmである。
CPU61は、1番目の模様181に対応する模様画像18Aと、マーク95に対応するマーク画像95Aを、表示領域14に表示する(S51)。図5に示すように、模様画像18Aの表示位置は、押え足画像54Aを基準として中基線50Cの位置に相当する位置に、中心線19Aの位置を揃えた位置である。マーク画像95Aの表示位置は、模様画像18Aの中心線19Aの位置を基準としてオフセット量OFに相当する大きさ分、中心線19Aから右方向に離れた位置である。
図9に示すように、例えば加工布96の右側の縁部96Aがマーク95の照射位置に揃えられ、ミシン1に加工布96がセットされる。CPU61は、開始・停止スイッチ44に対する操作の入力を受け付けると、ミシンモータ33の駆動を制御して、針棒上下動機構55、釜機構22、及び送り機構を駆動する。CPU61は、模様181の針落ち位置のパターンに基づき、針棒51の上下動にあわせて揺動モータ57及び送りモータ26の駆動を制御して、加工布96に模様181の縫製を行う。具体的には、加工布96の縁部96Aから7mm離れた位置に模様181の中心線181Cが位置するように、模様181が加工布96に縫製される。
図8に示すように、CPU61は、開始・停止スイッチ44が操作されない間は、縫製を継続して行うように制御する(S53:YES)。CPU61は、開始・停止スイッチ44に対する操作の入力を受け付けると(S53:NO)、処理をS55に進める。CPU61は、タッチパネル32が[END]キー(図示略)又は[NEXT]キー16Bに対する操作の入力を受け付けるまで待機する(S53:NO,S55:NO,S57:NO)。後述するが、[END]キーは、選択順の最後の模様が縫製される時に、[NEXT]キー16Bの代わりに表示領域11下方に表示される。CPU61は、[NEXT]キー16Bに対する操作の入力を受け付けた場合(S57:YES)、変数Nに1を加算してRAM63に保存し(S59)、処理をS43に戻す。
Nが2の場合は、NはMAX未満なので、上記同様、CPU61は、S47の処理で、2番目の模様182(図10参照)の針落ち位置の座標データを取得して、針落ち位置のパターンとしてセットする。CPU61は、S49の処理で、2番目の模様182のオフセット量OFを取得して、中基線50Cの位置から右方向へオフセット量OF分離れた位置に、マーク95を照射する。CPU61は、S51の処理で、2番目の模様182の模様画像18Bとマーク画像95Bを、表示領域14に表示する(図7参照)。CPU61は、1番目の模様181の模様画像18Aの表示色を薄くして表示する。
図7に示すように、模様画像18Bの表示位置は、押え足画像54Aを基準として中基線50Cの位置に相当する位置に、中心線19Bの位置を揃えた位置である。模様画像18Aの表示位置は、中心線19Aの位置が、模様画像18Bの中心線19Bの位置から移動量DF分、右側へ移動した位置である。マーク画像95Bの表示位置は、模様画像18Bの中心線19Bの位置を基準としてオフセット量OFに相当する大きさ分、中心線19Bから右方向に離れた位置であり、且つ模様画像18Aの左側縁部に重なる位置である。
図10に示すように、加工布96に形成された1番目の模様181の左側の縁部、即ち模様181の左端の針落ち位置181Lがマーク95の照射位置に揃えられ、ミシン1に加工布96がセットされる。CPU61は、開始・停止スイッチ44に対する操作の入力を受け付けると、上記同様、模様182の縫製を行う。具体的には、加工布96の模様182の縁部(左端の針落ち位置181L)からオフセット量OF分離れた位置に、模様182の中心線182Cが位置するように、模様182が加工布96に縫製される。
模様182の縫製が完了し、[NEXT]キー16Bに対する操作の入力を受け付け、1加算後の変数NがMAX以上であれば(S43:YES)、CPU61は、[NEXT]キー16Bに代えて[END]キー(図示略)を表示領域11の下方に表示する(S45)。CPU61は処理をS47に進める。ここで例えば、3番目の模様が選択されている場合には、上記同様に3番目の模様を縫製する。3番目の模様の縫製が完了し、[END]キーに対する操作の入力を受け付けた場合(S55:YES)、CPU61は、選択された全ての模様の縫製が完了したとして、縫製処理の実行を終了する。
以上説明したように、本実施形態のミシン1は、複数の模様を並列状に組み合わせ、一連の縫製作業で複数の模様を順に縫製することができる。更にミシン1のCPU61は、各模様の縫製位置に対応する照射位置にマーク95を自動で照射することができる。よって、ユーザは、マーク95によって加工布96の位置合わせを容易に行うことができる。
CPU61は、LCD31の表示領域14にマーク画像95A,95Bと模様画像18A,18Bを、マーク95の照射位置と各模様の縫製位置と同じ位置関係で、表示することができる。これにより、ユーザは、LCD31の表示を視認することで、マーク95の照射位置と各模様の縫製位置との位置関係を容易に把握することができる。
CPU61は、各模様181,182夫々の縫製位置を、縫製順に連続する模様間の移動量DFに基づいて設定する。故にCPU61は、連続して縫製する模様のうちの後から縫製する模様、例えば2番目の模様182の縫製位置を求めるにあたって、先に縫製する模様、例えば1番目の模様181の縫製位置との位置関係を計算するだけでよい。CPU61は他の模様の縫製位置との位置関係を計算せずに済むので、処理負荷を低減することができる。
CPU61は、連続して後から縫製する模様、例えば2番目の模様182に対応するマーク95の照射位置を、先に縫製する模様、例えば1番目の模様181の縫製位置における搬送向き左手側の縁部、即ち左端の針落ち位置181Lにする。これにより、ユーザは、模様181とマーク95との位置合わせを容易に行うことができる。
上記実施形態に対して種々の変更を加えることが可能である。加工布96は1番目の模様181の縫製時に縁部96Aをマーク95に揃えたが、予めチャコペンシル等で加工布96に引いた線、又は予め加工布96の縁部96Aを裁ち目かがり(縁かがり)等で縫製した縫目をマーク95に揃え、1番目の模様181の縫製を行ってもよい。
縫製処理において、[END]キーは[NEXT]キー16Bとは別に設けてもよい。この場合、CPU61は、縫製処理の開始時に[END]キーを非アクティブに設定し、S43の処理でNがMAX以上なら、[END]キーをアクティブに設定すればよい。
S33の処理で、1番目の模様181のオフセット量OFを、デフォルト値の7mmに設定したが、7mmに限定されない。オフセット量OFのデフォルト値は、例えばミシン1の初期設定等で任意に設定できるようにしてもよい。
模様選択処理において、各模様は右方から左方へ並ぶ順に選択されるものとしたが、左方から右方へ並ぶ順に選択されてもよいし、任意に並ぶ順に選択されてもよい。この場合、例えば1番目に選択された模様の中心線の位置を基準に、各模様の中心線の位置を特定し、右側から並ぶ順にソートし直し、且つ各模様の中心線の位置に基づき、右側の模様から順に移動量DFを演算し直してもよい。
CPU61は、並び順で連続する後の模様182を形成するためのマーク95の照射位置を、先の模様181の左端の針落ち位置181Lとしたが、右端の針落ち位置としてもよいし、若しくは中心線の位置としてもよい。或いは、CPU61は、ユーザによる設定の操作を受け付けることによって、模様内の特徴点の位置を、マーク95の照射位置として設定しもよい。また、並び順で連続する先の模様に対する後の模様の移動量DFが正の値であれば、CPU61は、後の模様に対するマーク95の照射位置を、先の模様の左端に設定し、移動量DFが負の値であれば、先の模様の右端に設定してもよい。この場合、模様データテーブルには、各模様夫々の最も右端の針落ち位置の座標データ等が含まれるものとする。このように、CPU61は、既に縫製が済んだ1番目の模様181の左端に限らず、例えば中心線の位置、左右の端部の位置、或いは特徴点の位置等、模様181の任意の位置をマーク95の照射位置に設定しても、1番目の模様181に対して狙い通りの位置に、後から縫製する2番目の模様182を形成することができる。
S17の処理で、CPU61は、[ADD]キー16Aに対する操作の入力を受け付けた場合に、先に選択された模様画像18Aに、後から選択された模様画像18Bを重ねて表示領域14に表示した。これに限らず、CPU61は、模様画像18Aの中心線19Aの位置に対する模様画像18Bの中心線19Bの位置を、所定の大きさ分移動させた状態で、模様画像18Aと模様画像18Bを表示領域14に表示してもよい。
本実施形態では、針棒上下動機構55が本発明の「縫製手段」に相当する。照射機構80が「照射手段」に相当する。S3及びS5の処理を実行するCPU61が「指定手段」に相当する。S19〜S25の処理を実行するCPU61が「第一設定手段」に相当する。S33の処理を実行するCPU61が「第二設定手段」に相当する。S49の処理を実行するCPU61が「制御手段」に相当する。LCD31が「表示手段」に相当する。マーク画像95A,95Bが「マーク表示」に相当する。模様画像18A,18Bが「模様表示」に相当する。S51の処理を実行するCPU61が「表示制御手段」に相当する。模様181が「第一模様」に相当し、中心線181Cが「第一縫製位置」に相当する。模様182が「第二模様」に相当し、中心線182Cが「第二縫製位置」に相当する。左端の針落ち位置181Lが「第一模様の縫目の一方の縁部」に相当する。
1 ミシン
2 ベッド部
2A 上面
18A,18B 模様画像
19A,19B 中心線
31 LCD
55 針棒上下動機構
80 照射機構
95 マーク
95A,95B マーク画像
96 加工布
181 模様
181C 中心線
181L 左端の針落ち位置
182 模様
182C 中心線

Claims (6)

  1. 加工布に縫目を形成する縫製手段と、
    前記加工布が搬送されるベッド部の上面へ向けて所定形状の光のマークを照射する照射手段と、
    前記加工布に縫製する複数の模様を指定する指定手段と、
    前記指定手段によって指定された前記複数の模様を前記加工布に縫製する際の夫々の縫製位置を設定する第一設定手段と、
    前記第一設定手段によって設定された前記縫製位置に対応させて、前記照射手段に照射させる前記マークの照射位置を前記複数の模様夫々に対して設定する第二設定手段と、
    前記縫製手段が前記複数の模様を順次縫製する場合に、前記照射手段を制御して、前記第二設定手段によって設定された前記照射位置に順次前記マークを照射させる制御手段と
    を備えたことを特徴とするミシン。
  2. 縫製に関する情報を表示する表示手段と、
    前記マークの形状を示すマーク表示と前記模様の形状を示す模様表示とを、前記照射位置と前記縫製位置と同じ位置関係で、前記表示手段に表示する表示制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  3. 前記第一設定手段は、前記複数の模様の夫々の前記縫製位置を、前記複数の模様のうちの第一模様の縫製位置である第一縫製位置と、前記第一模様に次いで縫製される第二模様の縫製位置である第二縫製位置との距離に基づいて設定することを特徴とする請求項1又は2に記載のミシン。
  4. 前記第二設定手段は、前記第二模様の前記第二縫製位置に対応する前記照射位置を、前記第一模様の前記第一縫製位置に基づいて設定することを特徴とする請求項3に記載のミシン。
  5. 前記第二設定手段は、前記第一縫製位置における前記第一模様の縫目の縁部を、前記第二模様の前記第二縫製位置に対応する前記照射位置として設定することを特徴とする請求項4に記載のミシン。
  6. 前記第二設定手段は、前記第一模様の縫目の一方の縁部であって前記第二模様との距離が近い方の縁部を、前記第二模様の前記第二縫製位置に対応する前記照射位置として設定することを特徴とする請求項5に記載のミシン。
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