JP2016028195A - ガスタービンエンジン燃焼器ドームのための円錐平坦熱シールド - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスタービンエンジン燃焼器における燃焼器ドーム上の熱シールドを提供する。
【解決手段】ガスタービンエンジン燃焼器16の円錐平坦熱シールド110,111は、中心線20に対して略垂直又は面角154で傾斜することができる平坦な下流側接面222を有し、平坦セクション144,145から上流側に延びて一体化された環状円錐セクション142,143を含む。平坦セクションは、半径方向外側及び内側縁部162,164を含み、円形で中心線20の周りを囲み、平坦セクションは、中心線20上に原点176を有する円周方向に離間して配置される時計回り及び反時計回りの半径方向縁部172,174を含む。燃焼器16は、非対称で配列された円形列140,141の円錐平坦熱シールドを含む。円錐平坦熱シールドのグループA,B,Cは、ドームプレート50上に装着することができ、円錐平坦熱シールドは、グループA,B,Cにおいて異なる。
【選択図】図1

Description

本発明は、全体的に、ガスタービンエンジン燃焼器に関し、より詳細には、ガスタービンエンジン燃焼器における燃焼器ドーム上の熱シールドに関する。
大気汚染問題により、世界的規模でより厳しいエミッション基準が導入されてきた。これらの基準は、ガスタービンエンジン運転の結果として発生する窒素酸化物(NOx)、未燃炭化水素(HC)及び一酸化炭素(CO)のエミッションを規制している。詳細には、窒素酸化物は、高い燃焼器火炎温度の結果としてガスタービンエンジン内で形成される。窒化酸化物エミッションを低減する目的でガスタービンエンジンに変更を加えることは、関連するガスタービンエンジンの運転音響レベルに悪影響を及ぼすことが多い。
ガスタービンエンジンの燃焼器においては、燃料−空気化学量論的組成、全質量流量及び他の作動条件により決まる通常作動条件の結果として、有害な又は望ましくない音圧振動又は圧力パルスが発生する可能性がある。連邦及び地方大気汚染基準を満たすのに必要な低NOxエミッションを目標とするガスタービン燃焼器設計の現行の傾向として、火炎反応領域の上流側で燃料及び空気を均一に混合する希薄予混合式燃焼システムが使用されるようになってきた。これらの燃焼システムが作動する燃料−空気比つまり等量比は、望ましくないガス状NOxエミッションの発生を許容可能なレベルまで更に制限することになる低火炎温度を維持するために、従来の燃焼器と比較して遙かに「より希薄」である。
この方法は、多くの場合、低エミッションを達成するために水又は蒸気噴射を使用するが、水又は蒸気噴射を用いて低等量比での作動に伴う燃焼不安定性もまた、機械設備の損傷及び他の作動上の問題を引き起こす可能性がある燃焼器の許容できない高い動的圧力振動を生じさせる傾向がある。圧力パルスは、燃焼器の機械設備に対する機械的及び熱的疲労を含む悪影響をエンジンに及ぼす可能性がある。低エミッション燃焼器では、空気の極めて高いパーセンテージがこのような設計の燃料−空気混合器に導入されるので、圧力パルスの問題が更に大きな懸案事項となることが分かっている。
乾式低エミッション(DLE)燃焼器は、燃焼音響作用を生じ易く、通常は、燃焼音響作用の重度を軽減するための設計特徴要素及び/又は制御ロジックを含む。これらには、音響減衰器、複数燃料システム、及び補助燃料回路が含まれる。複数燃料システムは、燃焼室内での火炎温度変化を可能にする。LM2500型DLE及びLM6000型DLE燃焼器では、独立して燃料供給される予混合器の3つのリングが組み込まれる。これにより、外側、中央及び内側予混合器が異なる火炎温度を有することが可能になる。
補助燃料回路は、主噴射位置とは異なる位置において燃焼器内に比較的少量の燃料を噴射するよう使用されてきた。この放熱における異相変動は、圧力変動の振幅を減少させるのに役立つ。一部の実施構成において、補助燃料はまた、燃焼チャンバ内に温度変動を生じさせる。
General Electric製のLM2500型DLE及びLM6000型DLE燃焼器では、補助燃料は、一つおきの予混合器から噴射される。補助燃料を有していない予混合器への燃料流量は、一般に、補助燃料を有するものよりも少ない。
少なくとも一部の公知のガスタービン燃焼器は、火炎安定性及び混合を増強するために、液体燃料(ディーゼル燃料など)又はガス状燃料(天然ガスなど)と高速空気を混合する複数の混合器を含む。少なくとも一部の公知の混合器は、流入空気を旋回させるスワーラの中心に配置される単一の燃料噴射装置を含む。燃料噴射装置及び混合器の両方は、燃焼器ドーム上に配置される。典型的なドームは、熱シールドを支持するドームプレートを含む。燃焼器は、混合器組立体と、ドームの保護を促進する熱シールドとを含む。熱シールドは、熱シールドの作動温度を所定の限度内に維持するために、空気がドームに衝突することにより冷却される。
作動時には、パイロット混合器から放出される燃料−空気混合気流の膨張は、熱シールド周辺にトロイド状の渦流を発生させる可能性がある。未燃焼燃料は、対流によってこれらの不安定な渦流に移動することができる。燃料−空気混合気は、燃焼ガスと混合された後に点火され、その後の放熱が極めて突発的に起こる可能性がある。多くの公知の燃焼器において、熱シールドの周囲の高温ガスは、点火によって生じる火炎を安定化させる。しかしながら、急激な放熱によって生じる圧力インパルスは、後続の渦流の形成に影響を及ぼす可能性がある。後続の渦流は、望ましい又は許容可能な限度を超える圧力振動を燃焼器内で引き起こす恐れがある。
特に長さが短く、低NOx(窒化酸化物)、CO、及び未燃炭化水素エミッション用に設計されたガスタービンエンジン燃焼器におけるこれらの高レベルのノイズ又は音響作用を排除又は低減する効果的な手段を有することが極めて望ましい。また、この手段の利用又は既存のエンジンへの追加が容易であり、特定のエンジンに合わせた調整及び設置が容易であることが極めて望ましい。燃焼器ドーム上の円錐内側及び外側熱シールドは、2013年12月3日にMark Anthony Muellerらに交付された米国特許第8,596,071号において開示されている。米国特許第8,596,071号は、ゼネラル・エレクトリック・カンパニーに譲受され、引用により本明細書に組み込まれる。
燃焼不安定性は、燃料を希薄予混合火炎で燃焼させるDLE燃焼器における難しい課題である。一部の場合の燃焼不安定性は、大きな音響圧力を生成する場合があり、構造的振動、燃焼壁に対する高い熱流束、火炎の逆火(縦モード)及び火炎のブローオフ(接線又は半径方向モード)を引き起こす可能性がある。一部の極端な事例では、結果としてエンジンハードウェアの故障となる。燃焼不安定性を排除する最も効果的な方法の1つは、希薄予混合火炎を適切に設計された保炎器上に係留し、スペースラグが不安定性領域の外部にあるようにすることである。このため、熱シールド設計及び形状(保炎器として)は、燃焼音響特性の抑制を生じさせるのに最も効果的であることが実証されている。
米国特許第8,596,071号明細書
ガスタービンエンジン燃焼器の円錐平坦熱シールドは、該円錐平坦熱シールドの実質的に環状の平坦セクションから上流側又は前方に延びて該平坦セクションと一体化された環状円錐セクションを含む。平坦セクションは、半径方向外側及び内側縁部を含み、外側及び内側縁部の少なくとも1つが円形で中心線の周りを囲み、平坦セクションは、中心線上に原点を有する円周方向に離間した時計回り及び反時計回りの半径方向縁部を含む。
平坦セクションの平坦な下流側接面は、中心線に対して略垂直か又は面角で傾斜することができる。円錐平坦熱シールドは、環状円錐セクションから上流側で且つこれと一体化された円筒セクションを含むことができる。
移行セクションは、環状円錐セクションと、該環状円錐セクションから上流側又は前方に延びる円筒セクションとの間に配置され且つこれらと一体化することができ、移行セクションの前方端部は、円筒セクションと実質的に面一とすることができ、移行セクションの後方端部は、環状円錐セクションと実質的に面一とすることができる。
円錐平坦熱シールドは、平坦セクションの上流側又は前方で円錐平坦熱シールドの下流側接面を冷却するためのフィルム冷却手段を含むことができる。円錐平坦熱シールドは、平坦セクションの上流側又は前方で円錐平坦熱シールドの冷却壁と高温壁との間に配置された冷却空気プレナムと、冷却壁を通って冷却空気プレナムに延びる冷却空気供給孔と、冷却空気プレナムから高温壁を通って平坦セクションの上流側又は前方で円錐平坦熱シールドの下流側接面まで延びる上流側角度付きフィルム冷却孔と、を含むことができる。
ガスタービンエンジン燃焼器は、燃焼器環状外側及び内側ライナに結合されたドームプレートと、ドームプレート上に装着又は結合された円錐平坦熱シールドの1又はそれ以上の同心円形列と、を含み、円錐平坦熱シールドの各々が、該円錐平坦熱シールドの平坦セクションから上流側又は前方に延びて該平坦セクションと一体化された環状円錐セクションを含む。
1又はそれ以上の円形列の円錐平坦熱シールドは、1又はそれ以上の円形列のうちの少なくとも単一の円形列において、円錐平坦熱シールドの少なくとも第1及び第2のグループ、並びに第1及び第2のグループそれぞれにおける円錐平坦熱シールドのうちの少なくとも第1及び第2の異なる円錐平坦熱シールドを有する非対称パターンで配列することができる。
ガスタービンエンジン燃焼器は、円錐平坦熱シールドの1又はそれ以上の円形列において円錐平坦熱シールドの2又はそれ以上のグループを含むことができ、円錐平坦熱シールドの各々が、1又はそれ以上の設計パラメータを有し、2又はそれ以上のグループのうちの第1のグループにおける円錐平坦熱シールドの少なくとも1つが、2又はそれ以上のグループのうちの第2のグループにおける円錐平坦熱シールドの1又はそれ以上の設計パラメータとは異なる1又はそれ以上の設計パラメータを有する。1又はそれ以上の設計パラメータは、円錐平坦熱シールドの各々の平坦セクションに沿った平坦な下流側接面の全面積、円錐セクションの半円錐角、平坦セクション又は円錐平坦熱シールドのドームプレートからの軸方向オフセット、並びに平坦セクションの平坦な下流側接面の時計回り及び/又は反時計回りの円周方向傾斜角からなる群から選択することができる。
ガスタービンエンジン燃焼器の別の実施形態は、燃焼器のドームプレート上に結合又は装着された円錐平坦外側及び内側熱シールドの2又はそれ以上の同心円形列を含む。2又はそれ以上の同心円形列は、円錐平坦外側及び内側熱シールドの半径方向に隣接する外側及び内側円形列の少なくとも1つのペアを含み、円錐平坦外側及び内側熱シールドは、該円錐平坦外側及び内側熱シールドそれぞれの外側及び内側平坦セクションから上流側又は前方に延びて該平坦セクションと一体化された環状外側及び内側円錐セクションを含む。
円錐平坦熱シールドの上述の態様及び他の特徴について、添付図面を参照しながら以下の詳細な説明において説明する。
円錐平坦熱シールドを有するドームを備えた例示的なガスタービンエンジン燃焼器の断面図。 図1に示すドーム及び例示的な円錐平坦熱シールドの1つのセクタの切り欠き斜視図。 ドーム及び例示的な円錐平坦熱シールドの一部と、図1及び2に示した円錐平坦熱シールドの一部を囲む外側燃焼器ライナの一部の拡大切り欠き斜視図。 図2に示す半径方向内側及び外側熱シールドの斜視図。 図3に示す半径方向内側及び外側熱シールドの後方から前方を見た拡大図。 図3に示す内側及び外側熱シールドの側面図。 図3に示す内側及び外側熱シールドの切り欠き側面図。 図3に示す半径方向内側及び外側熱シールドの第1の代替の実施形態の後方から前方を見た拡大図。 図7に示す内側及び外側熱シールドの第1の代替の実施形態の側面図。 図3に示す半径方向内側及び外側熱シールドの第2の代替の実施形態の後方から前方を見た拡大図。 図9に示す内側及び外側熱シールドの第2の代替の実施形態の側面図。 例示的な円錐平坦熱シールドの円錐セクションの下流側接面を冷却するためのフィルム冷却孔の斜視図。 図1に示すフィルム冷却孔に冷却空気を供給するための冷却空気プレナムの切り欠き斜視図。 エンジン中心線に対して異なる角度で傾斜した内側及び外側平坦セクションそれぞれを有する図1に示す内側及び外側熱シールドの第3の代替の実施形態の側面図。 図1に示す半径方向内側及び外側熱シールドの後方から前方を見た拡大概略図。 図1に示す半径方向内側及び外側熱シールドの円周方向に組み合わせた配列の後方から前方を見た拡大概略図。 図1に示す半径方向内側及び外側熱シールドの円周方向に組み合わせ且つ軸方向にオフセットした配列の後方から前方を見た拡大概略図。
次に、幾つかの図全体を通して様々な参照符号が同様の要素を表す図面を詳細に参照する。図1は、エンジン中心線20の周りを囲む例示的な燃焼器16を示している。燃焼器16は、環状の半径方向外側及び内側ライナ32,34によって定められる燃焼ゾーン又は燃焼室30を含み、該ライナ32,34は、燃焼室30の外側及び内側境界をそれぞれ定める。中心再循環ゾーン37が燃焼ゾーン又は燃焼室30内に配置される。環状燃焼器ケーシング51が、外側及び内側ライナ32,34の周りで円周方向に延びる。
図1を参照すると、燃焼器16は、燃焼室30から上流側で外側及び内側ライナ32,34に装着又は結合されたドームプレート50を有して、燃焼室30の上流側端部を定めるドーム46を含む。少なくとも2つの混合器組立体は、ドームプレート50から上流側に延びて、燃料及び空気の混合気を燃焼室30に送給する。本明細書で開示される燃焼器16の例示的な実施形態は、半径方向内側混合器組立体38及び半径方向外側混合器組立体39を含み、二重アニュラ型燃焼器(DAC)として知られている。或いは、燃焼器16は、単一アニュラ燃焼器(SAC)又は三連アニュラ燃焼器(TAC)とすることができる。
一般に、内側及び外側混合器組立体38,39は、パイロット混合器43と、主混合器41と、これらの間に延びる環状中心本体45とを含む。具体的には、例示的な実施形態において、内側混合器組立体38は、内側パイロット混合器40と、後縁31を有する内側主混合器41と、内側主混合器41と内側パイロット混合器40との間に延びる内側環状中心本体42とを含む。同様に、外側混合器組立体39は、外側パイロット混合器43と、外側後縁49を有する外側主混合器44と、外側主混合器44と外側パイロット混合器43との間に延びる外側環状中心本体45とを含む。内側環状中心本体42は、内側中心線52に対して半径方向内側面35及び半径方向外側面36と、前縁29と、後縁33とを含む。例示的な実施形態において、半径方向内側面35は中細であり、半径方向外側面36は、後縁33に弓状に延びる。より具体的には、内側面35は、内側パイロット混合器40のための流路を定め、外側面36は、主混合器41のための流路を定める。内側パイロット中心本体54は、内側パイロット混合器40内で実質的に内側中心線52を中心に配置される。
同様に、外側中心本体45は、外側中心線53に対して半径方向内側面47及び半径方向外側面48と、前縁56と、中心本体後縁63とを含む。例示的な実施形態において、半径方向内側面47は中細であり、半径方向外側面48は、後縁63に弓状に延びる。より具体的には、内側面47は、外側パイロット混合器43のための流路を定め、外側面48は、主混合器44のための流路を定める。外側パイロット中心本体55は、外側パイロット混合器43内で実質的に外側中心線53を中心に配置される。
内側混合器組立体38は、同軸に装着されたスワーラ60のペアを含む。より具体的には、例示的な実施形態において、スワーラ60は軸方向スワーラであり、各々が一体的に形成された内側スワーラ62及び外側スワーラ64を含む。或いは、パイロット内側スワーラ62及びパイロット外側スワーラ64は、別個の構成要素であってもよい。内側スワーラ62は、環状であり、内側パイロット中心本体54の周りに円周方向に配置される。外側スワーラ64は、パイロット内側スワーラ62と中心本体42の半径方向外側面36との間に円周方向に配置される。
例示的な実施形態において、パイロット内側スワーラ62は、パイロット外側スワーラ64を通って流れる空気と同じ方向に旋回された空気を放出する。或いは、パイロット内側スワーラ62は、パイロット外側スワーラ64が空気を放出する方向と反対の回転方向で旋回された空気を放出することができる。
主混合器41は、中心本体の半径方向内側面35と組み合わせて環状予混合器キャビティ74を定める外側スロート面76を含む。例示的な実施形態において、中心本体42は燃焼室30内に延びる。主混合器41は、パイロット混合器40に対して同軸に整列され、内側混合器組立体38の周りに円周方向に延びる。例示的な実施形態において、主混合器41内の半径方向外側スロート面76は、弓状に形成され、主混合器41用の外側流路を定める。
同様に、外側混合器組立体39は、同軸に装着されたスワーラ61のペアを含む。より具体的には、例示的な実施形態において、スワーラ61は、軸方向スワーラであり、各々が一体的に形成された内側スワーラ65と外側スワーラ67とを含む。或いは、パイロット内側スワーラ65及びパイロット外側スワーラ67は、別個の構成要素であってもよい。内側スワーラ65は環状であり、パイロット中心本体55の周りに円周方向に配置され、外側スワーラ67は、内側スワーラ65と中心本体45の半径方向外側面48との間に円周方向に配置される。
例示的な実施形態において、パイロット内側スワーラ65は、パイロット外側スワーラ67を通って流れる空気と同じ方向に旋回された空気を放出する。或いは、パイロット内側スワーラ65は、パイロット外側スワーラ67が空気を放出する方向と反対の回転方向で旋回された空気を放出することができる。主混合器44は、中心本体の半径方向内側面47と組み合わせて環状予混合器キャビティ78を定める外側スロート面77を含む。例示的な実施形態において、中心本体45は燃焼室30内に延びる。例示的な実施形態において、パイロット合器43内の半径方向外側スロート面77は、弓状に形成され、パイロット混合器43用の外側流路を定める。主混合器44は、パイロット混合器43に対して同軸に整列され、外側混合器組立体38の周りに円周方向に延びる。
図1〜6及び14を参照すると、燃焼器16及びドーム46の例示的な実施形態は、ドームプレート50に装着又は結合され且つ半径方向に隣接して同心状の外側及び内側円形列140,141それぞれで配列された円錐平坦外側及び内側熱シールド110,111を含む。外側及び内側熱シールド110,111は、外側及び内側平坦セクション144,145それぞれから上流側すなわち前方に且つ一体化されて延びる環状外側及び内側円錐セクション142,143を含む。外側及び内側平坦セクション144,145の平坦な下流側接面222は、エンジン中心線20に対して略垂直か又は面角154で傾斜している。外側及び内側円錐セクション142,143は、外側及び内側中心線53,52それぞれを中心として配置されて該中心線を囲む。
図4に詳細に示すように、外側及び内側平坦セクション144,145は、エンジン中心線20に対して実質的に環状である。外側及び内側平坦セクション144,145は、半径方向外側及び内側縁部162,164を含み、その少なくとも1つが円形で、エンジン中心線20の周りを囲む。外側及び内側平坦セクション144,145は、エンジン中心線20上に原点176を備えた円周方向に離間して配置される時計回り及び反時計回りの半径方向縁部172,174を有する。
外側及び内側平坦セクション144,145の平坦な下流側接面222は、図13においてより詳細に示されるように、エンジン中心線20に対して異なる外側及び内側面角166,168にて傾斜することができる。例えば、図13に示すように、外側平坦セクション144の平坦な下流側接面222は、エンジン中心線20に向けて外側面角166にて傾斜することができ、内側平坦セクション145の平坦な下流側接面222は、エンジン中心線20から離れて内側面角168にて傾斜することができる。
図2〜6を参照すると、外側及び内側平坦セクション144,145は、下流側端部又は外側及び内側円錐セクション142,143の外側及び内側円形リム156,158から半径方向に離れて(外側及び内側中心線53,52に対して)延びる。半径方向外側ライナ32と交差する外側円錐セクション142の切除部分130又は欠け部は、外側円錐セクション142と半径方向外側ライナ32との間の干渉を避けるのに用いることができる。ライナの構造的完全性を維持することは重要であるので、切除部分130又は欠け部は外側円錐セクション142において使用される。
外側及び内側熱シールド110,111の例示的な実施形態は、外側及び内側円錐セクション142,143それぞれから上流側すなわち前方にこれらと一体化されて延びる環状の外側及び内側円筒セクション146,147を含む。外側及び内側円筒セクション146,147と外側及び内側円錐セクション142,143それぞれとの間に配置される環状の丸みのある外側及び内側移行セクション126,127は、熱シールドにおける空気流が分離に起因する損失を最小限にして効率的に流れることを可能にすることができる。このことはまた、図11及び12にも示されている。移行セクションは、軸方向後方すなわち下流側方向で半径方向外向きに広がっている。外側及び内側移行セクション126,127の前方端部128は、外側及び内側円筒セクション146,147と実質的に面一であり、外側及び内側移行セクション126,127の後方端部129は、外側及び内側円錐セクション142,143それぞれと実質的に面一である。
外側及び内側平坦セクション144,145を備えた外側及び内側熱シールド110,111は、2013年12月3日にMark Anthony Muellerらに交付された米国特許第8,596,071号において開示される、外側及び内側周囲に沿った円錐外側及び内側熱シールドの半径方向外寄りセクションと対照にすることができる。米国特許第8,596,071号の円錐外側及び内側熱シールドは、燃焼ゾーンに面する平坦セクション又は平坦コーナーを有していない。
図2を参照すると、外側及び内側熱シールド110,111それぞれの半径方向外側及び内側縁部162,164に沿った外側及び内側熱シールド110,111の外側及び内側円錐セクション142,143の平坦なコーナー160は、火炎を安定化するための平坦面を提供する。平坦なコーナー160は、外側及び内側平坦セクション144,145の平坦な下流側接面222の少なくとも一部である平坦な火炎安定化コーナー面224を含む。外側及び内側熱シールド110,111の円周方向に隣接するシールドの外側及び内側平坦セクション144,145の半径方向に隣接するセクション118は、ほぼコーナー交差部148にて交わる。これらの外側及び内側平坦セクション144,145の平坦な交差コーナー150は、コーナー交差部148に位置する。
局所コーナー流再循環ゾーンが、エンジン運転中に平坦な交差コーナー150及び平坦コーナー160に沿って形成される。このような局所コーナー流再循環ゾーンは、米国特許第8,596,071号において開示された燃焼器ドームの円錐外側及び内側熱シールドには存在しない。コーナー流再循環ゾーン149は、火炎安定性及び係留を改善し、特定のガスタービンエンジン燃焼器においてダイナミックス又はノイズを排除し、CO及びVOCを低減するよう図示されている。本明細書で開示される円錐平坦熱シールドは、燃焼不安定性並びにNOx、CO及びHCのエミッションを有意に低減することができる。
図1及び2を参照すると、外側及び内側熱シールド110,111は、別個の離散的シールド部材である。図1及び2に示す熱シールド及びドームプレートの例示的な実施形態において、外側及び内側熱シールド110,111は、予混合キャビティ74,78から放出されるガスが外側及び内側熱シールド110,111それぞれの外側及び内側円錐セクション142,143の円錐面114に沿って下流側且つ半径方向内向きに配向されるように、ドームプレート50から下流側で該ドームプレート50に取り外し可能に結合又は装着される。外側及び内側熱シールド110,111は、燃焼器16内で外側及び内側ライナ32,34それぞれに装着され、その結果、内側混合気組立体38が内側熱シールド111内で実質的に中心に配置され、外側混合気組立体39が外側熱シールド110内で実質的に中心に配置されるようになる。外側熱シールド110は、少なくとも1つの外側混合器組立体39の周りに実質的に円周方向に位置付けられ、内側熱シールド111は、少なくとも1つの内側混合気組立体38の周りに実質的に円周方向に位置付けられる。より具体的には、例示的な実施形態において、少なくとも1つの混合気組立体38は、熱シールド111の開口116を通って延び、少なくとも1つの混合気組立体39は、熱シールド110の開口116を通って延びる。
パイロット内側スワーラ62,65、パイロット外側スワーラ64,67、及び主混合器41,44は、燃料と空気を効果的に混合するよう設計される。パイロット内側スワーラ62,65、パイロット外側スワーラ64,67、及び主混合器41,44は、燃料−空気混合気に角度方向の移動を与え、燃料−空気混合気が混合気組立体38,39の周りで回転又は旋回するようになる。各混合気組立体38,39から燃料−空気混合気が流出した後、混合気は、外側及び内側熱シールド110,111の外側及び内側円錐セクション142,143を通って外側及び内側平坦セクション144,145それぞれまで外側及び内側中心線53,52の周りを旋回し続ける。環状外側及び内側円錐セクション142,143は、外側及び内側中心線53,52を中心として配置され、外側及び内側中心線53,52に対して外側及び内側半円錐角153,152を有する。
主混合器44からの旋回している燃料−空気混合気は、外側及び内側熱シールド110,111それぞれの外側及び内側円錐セクション142,143に沿って流れる。小さな外側及び内側半円錐角153,152は、燃料−空気混合気があらゆる条件下で円錐面114上で点火できないような高速勾配を発生する。燃料−空気混合気が熱シールドを通過して流れると、燃料−空気混合気は、外側及び内側円錐セクション142,143と外側及び内側熱シールド110,111の外側及び内側平坦セクション144,145との間の凸状コーナー170にて点火する。
燃焼室30内部の流れ場は、大規模な渦流の混合器組立体38,39からの分離を抑制する。火炎−渦流の相互作用が存在しない場合には、燃焼による放熱はより安定し、乱流燃焼に固有の圧力振動を増幅する傾向は少ない。この挙動により、音響振幅が低下し、作動性が改善され、燃焼器構成要素の耐久性が向上する。円錐平坦外側及び内側熱シールド110,111は、高温で十分な強度を保持する材料から作製することができる。外側及び内側熱シールド110,111は、フィルム(気膜)冷却することができる。図11及び12には、円錐外側及び内側熱シールド110,111をフィルム冷却する例示的な手段が示される。フィルム冷却手段は、円錐平坦外側熱シールド110に関して例示しているが、内側熱シールドを用いてもよい。外側及び内側熱シールド110,111それぞれの外側及び内側円錐セクション142,143の下流側に面する円錐面114を冷却するのに、上流側角度付きフィルム冷却孔180又はスロットもしくは他のフィルム冷却アパーチャを用いることもできる。冷却空気182は、インピンジメント及び供給孔184を通って冷却壁190を貫通して、円錐セクション内の外側及び内側熱シールドに流入する。上流側角度付きフィルム冷却孔180は、フィルム冷却空気188を冷却空気プレナム186内部から高温壁192を通って、外側及び内側移行セクション126,127の下流側に面する円錐面114に沿って下流側に配向する。
図13に示すように、円錐外側及び内側熱シールド110,111の外側及び内側円錐セクション142,143は、外側及び内側曲げ中心線134、135それぞれを有する下流側すなわち後方外側及び内側曲げ部分132,133を有することができる。外側及び内側曲げ部分132,133の設計又は形状は、外側及び内側曲げ中心線134、135それぞれに対して外側及び内側後方半円錐角136,137を有する円錐形とことができる。外側及び内側後方半円錐角136,137の値は、環状外側及び内側円錐セクション142,143の外側及び内側半円錐角153,152と同じとすることができる。
この外側及び内側曲げ部分132,133は、外側及び内側円錐セクション142,143の外側及び内側円形リム156,158上の外側及び内側点138,139を中心として外側及び内側平坦セクション144,145の位置を回転させることにより設計することができる。外側及び内側曲げ部分132,133は、外側及び内側中心線53,52に対して外側及び内側曲げ角234,235と、外側及び内側中心線53,52それぞれに垂直な外側及び内側平面241,243に対して外側及び内側平坦セクション144,145の外側及び内側傾斜角236,237とを有する外側及び内側曲げ中心線134,135を形成する。
本明細書で記載される熱シールドは、幅広い種類のガスタービンエンジンで利用することができる。上述の熱シールド及び混合器組立体は、音響振幅及び熱シールドの熱応力を低減することによって燃焼器の耐久性を向上させる。熱シールド及び混合器組立体の例示的な実施形態は、上記で詳細に記載されている。熱シールド及び混合器組立体は、本明細書で記載される特定の実施形態に限定されない。具体的には、上述の熱シールドは、コスト効率がよく高い信頼性があり、様々なガスタービンエンジン用で設置された幅広い種類の燃焼器で利用することができる。
円錐平坦外側及び内側熱シールド110,111は、音響作用低減のため、図15に示すように外側及び内側円形列140,141の一方又は両方(又はそれ以上)内に非対称的パターンで配列することができる。半径方向に隣接する円錐平坦外側及び内側熱シールド110,111のペア232の少なくとも2つのセットは、外側及び内側円形列の各々又は両方において異なる熱シールドを有する。図15には、円錐平坦外側及び内側熱シールド110,111の半径方向に隣接するペア232のセット230の3つのグループ(第1、第2、及び第3のグループA、B、C)が示されている。
グループAは、内側熱シールド110,111の半径方向に隣接するペアの3つのペア232を各セットが有する、3つのペア230を含むように本明細書で例示される。グループB及びCは各々、円錐平坦外側及び内側熱シールド110,111の半径方向に隣接する1つのペア232の3つのセット230を含むように示されている。第1、第2、及び第3のグループA、B、Cの各々における半径方向に隣接する円錐平坦外側及び内側熱シールド110,111のペア232は、他のグループの各々における円錐平坦外側及び内側熱シールド110,111とは異なっている。各グループはまた、円錐平坦外側及び内側熱シールド110,111と、円錐平坦外側及び内側熱シールド110,111が装着される又はこれらが結合されるドームプレート50とを含むドーム46のセクタを表し、又は例示している。
第1、第2、及び第3のグループA、B、Cの各々は、異なる設計パラメータ、寸法、又は特徴要素を有することができる。これらのうち異なることができる設計パラメータ又は寸法は、円錐平坦外側及び内側熱シールド110,111の各々の外側及び内側平坦セクション144,145に沿った平坦な下流側接面222の全面積TA、外側及び内側円錐セクション142,143の外側及び内側半円錐角153,152、並びに円錐平坦外側及び内側熱シールド110,111の各々の外側及び内側平坦セクション144,145における外側及び内側円錐セクション142,143の外側及び内側リム156,158間の半径方向間隔Sである。
図15に示す別の例示的な非対称性は、エンジン中心線20に垂直な半径Rを中心とした外側及び内側平坦セクション144,145の平坦な下流側接面222の円周方向の傾斜である。図15の第1、第2、及び第3のグループA、B、Cそれぞれについて、外側及び内側平坦セクション144,145の平坦な下流側接面222の時計回り及び反時計回りの円周方向傾斜角CL、CCLが示される。
図16には、使用できる別の例示的な非対称事項又は設計相違点が示されている。円錐平坦外側及び内側熱シールド110,111は、円錐平坦外側及び内側熱シールド110,111は、半径方向外側及び内側熱シールドの円周方向に組み合わせ且つ軸方向にオフセットした配列を有することができる。グループの一部は、円錐平坦外側及び内側熱シールド110,111の外側及び内側平坦セクション144,145のドームプレート50からの軸方向オフセットAXを含むことができる。軸方向オフセットAXの使用の例示的な実施形態が、図16の第2及び第3のグループB,Cに示されている。但し、異なるグループは、異なる設計相違点を有することができる点に留意されたい。例えば、グループのうちの1つ(すなわち、グループB)における少なくとも1つの円錐平坦外側及び内側熱シールド110,111は、軸方向オフセットAXを有することができるが、グループのうちの他のグループ(すなわち、グループA及びC)には軸方向オフセットAXを有しておらず、グループのうちの別のグループ(すなわち、グループC)における少なくとも1つの円錐平坦外側及び内側熱シールド110,111は、グループのうちの他のグループ(すなわち、グループA及びB)とは異なる設計パラメータを有することができる。
ガスタービンエンジン燃焼器において、単一のアニュラ燃焼器(SAC)又は三連アニュラ燃焼器(TAC)ドーム46などの円錐平坦熱シールドの円形列の異なる数を有するアニュラ型燃焼器を用いることができる。例えば、単一アニュラ燃焼器(SAC)は、燃焼器のドームプレート上に装着された円錐平坦熱シールドの単一の円形列を有することができる。別の実施例は、燃焼器のドームプレート上に装着された円錐平坦熱シールドの3つの同心円形列を有することができる三連アニュラ燃焼器(TAC)とすることができる。更に別の実施例において、円錐セクション142は、完全なままの状態であり、切除されていない。この実施形態において、熱シールド110の下流側平坦面222の縁部は全て直線状であり、よって外側縁部も内側縁部も部分的に円形ではない。これは図15及び16において確認することができる。
種々の特定の実施形態について本発明を説明してきたが、請求項の技術的思想及び範囲内にある修正により本発明を実施することができる点は、当業者であれば理解されるであろう。
[実施態様1]
ガスタービンエンジン燃焼器(16)の円錐平坦熱シールド(110,111)であって、該円錐平坦熱シールド(110,111)の実質的に環状の平坦セクション(144,145)から上流側又は前方に延びて該平坦セクションと一体化された環状円錐セクション(142,143)を備え、前記平坦セクション(144,145)が半径方向外側及び内側縁部(162,164)を含み、前記半径方向外側及び内側縁部(162,164)の少なくとも1つが円形で中心線(20)の周りを囲み、前記平坦セクション(144,145)が、前記中心線(20)上に原点(176)を有する円周方向に離間した時計回り及び反時計回りの半径方向縁部(172,174)を含む、円錐平坦熱シールド(110,111)。
[実施態様2]
前記中心線(20)に対して略垂直か又は面角(154)で傾斜した前記平坦セクション(144,145)の平坦な下流側接面(222)を更に備える、実施態様1に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
[実施態様3]
前記環状円錐セクション(142,143)から上流側で且つこれと一体化された円筒セクション(146,147)を更に備える、実施態様2に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
[実施態様4]
前記環状円錐セクション(142,143)と、該環状円錐セクション(142,143)から上流側又は前方に延びる円筒セクション(146,147)との間に配置され且つこれらと一体化された移行セクション(126,127)と、
前記円筒セクション(146,147)と実質的に面一である前記移行セクション(126,127)の前方端部(128)及び前記環状円錐セクション(142,143)と実質的に面一である前記移行セクション(126,127)の後方端部(129)と、
を更に備える、実施態様1に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
[実施態様5]
前記平坦セクション(144,145)の上流側又は前方で前記円錐平坦熱シールド(110,111)の下流側接面(114)を冷却するためのフィルム冷却手段を更に備える、実施態様2に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
[実施態様6]
前記平坦セクション(144,145)の上流側又は前方で前記円錐平坦熱シールド(110,111)の冷却壁と高温壁(190,192)との間に配置された冷却空気プレナム(186)と、
前記冷却壁(190)を通って前記冷却空気プレナム(186)に延びる冷却空気供給孔(184)と、
前記冷却空気プレナム(186)から前記高温壁(192)を通って前記平坦セクション(144,145)の上流側又は前方で前記円錐平坦熱シールド(110,111)の下流側接面(114)まで延びる上流側角度付きフィルム冷却孔(180)と、
を更に備える、実施態様2に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
[実施態様7]
前記平坦セクション(144,145)が、平坦な火炎安定化コーナー面(224)を含む平坦コーナー(160)を有する、実施態様1に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
[実施態様8]
前記平坦な火炎安定化コーナー面(224)が、前記中心線(20)に対して略垂直か又は面角(154)で傾斜した前記平坦セクション(144,145)の平坦な下流側接面(222)の少なくとも一部である、実施態様7に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
[実施態様9]
前記環状円錐セクション(142,143)から上流側で且つこれと一体化された円筒セクション(146,147)を更に備える、実施態様8に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
[実施態様10]
前記円筒セクション(146,147)と、前記環状円錐セクション(142,143)との間に配置された移行セクション(126,127)を更に備える、実施態様9に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
[実施態様11]
前記平坦セクション(144,145)の上流側又は前方で前記円錐平坦熱シールド(110,111)の下流側接面(114)を冷却するためのフィルム冷却手段を更に備える、実施態様10に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
[実施態様12]
前記平坦セクション(144,145)の上流側又は前方で前記円錐平坦熱シールド(110,111)の冷却壁と高温壁(190,192)との間に配置された冷却空気プレナム(186)と、
前記冷却壁(190)を通って前記冷却空気プレナム(186)に延びる冷却空気供給孔(184)と、
前記冷却空気プレナム(186)から前記高温壁(192)を通って前記平坦セクション(144,145)の上流側又は前方で前記移行セクション(126,127)の下流側接面(114)まで延びる上流側角度付きフィルム冷却孔(180)と、
を更に備える、実施態様10に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
[実施態様13]
ガスタービンエンジン燃焼器(16)であって、
燃焼器環状外側及び内側ライナ(32,34)に結合されたドームプレート(50)と、
前記ドームプレート上に装着又は結合された円錐平坦熱シールド(110,111)の1又はそれ以上の同心円形列(140,141)と、
を備え、前記円錐平坦熱シールドの各々が、該円錐平坦熱シールドの平坦セクション(144,145)から上流側又は前方に延びて該平坦セクションと一体化された環状円錐セクション(142,143)を含む、ガスタービンエンジン燃焼器(16)。
[実施態様14]
中心線(20)に対して略垂直か又は面角(154)で傾斜した前記平坦セクション(144,145)の平坦な下流側接面(222)を更に備え、前記平坦セクション(144,145)が半径方向外側及び内側縁部(162,164)を含み、前記半径方向外側及び内側縁部(162,164)の少なくとも1つが円形で中心線(20)の周りを囲み、前記平坦セクション(144,145)が、前記中心線(20)上に原点(176)を有する円周方向に離間した時計回り及び反時計回りの半径方向縁部(172,174)を含む、実施態様13に記載のガスタービンエンジン燃焼器(16)。
[実施態様15]
前記平坦セクション(144,145)が、平坦な火炎安定化コーナー面(224)を含む平坦コーナー(160)を有し、前記平坦な火炎安定化コーナー面(224)が、前記平坦な下流側接面(222)の少なくとも一部である、実施態様14に記載のガスタービンエンジン燃焼器(16)。
[実施態様16]
1又はそれ以上の円形列の前記円錐平坦熱シールド(110,111)が、前記1又はそれ以上の円形列のうちの少なくとも単一の円形列において、前記円錐平坦熱シールドの少なくとも第1及び第2のグループ(A,B)、並びに前記第1及び第2のグループ(A,B)それぞれにおける前記円錐平坦熱シールドのうちの少なくとも第1及び第2の異なる円錐平坦熱シールドの非対称パターンで配列される、実施態様15に記載のガスタービンエンジン燃焼器(16)。
[実施態様17]
前記円錐平坦熱シールドの1又はそれ以上の円形列において前記円錐平坦熱シールドの2又はそれ以上のグループ(A,B,C)を更に備え、前記円錐平坦熱シールドの各々が1又はそれ以上の設計パラメータを有し、前記2又はそれ以上のグループ(A,B,C)のうちの第1のグループにおける前記円錐平坦熱シールドの少なくとも1つが、前記2又はそれ以上のグループ(A,B,C)のうちの第2のグループにおける前記円錐平坦熱シールドの1又はそれ以上の設計パラメータとは異なる1又はそれ以上の設計パラメータを有する、実施態様15に記載のガスタービンエンジン燃焼器(16)。
[実施態様18]
前記1又はそれ以上の設計パラメータが、
前記円錐平坦熱シールド(110,111)の各々の平坦セクション(144,145)に沿った前記平坦な下流側接面(222)の全面積(TA)、
前記円錐セクション(142,143)の半円錐角(153,152)、
前記平坦セクション又は前記円錐平坦熱シールドの前記ドームプレート(50)からの軸方向オフセット(AX)、
並びに前記平坦セクション(144,145)の平坦な下流側接面(222)の時計回り及び/又は反時計回りの円周方向傾斜角(CL,CCL)
からなる群から選択される、実施態様17に記載のガスタービンエンジン燃焼器(16)。
[実施態様19]
前記平坦セクション(144,145)の上流側又は前方で前記円錐平坦熱シールド(110,111)の冷却壁と高温壁(190,192)との間に配置された冷却空気プレナム(186)と、
前記冷却壁(190)を通って前記冷却空気プレナム(186)に延びる冷却空気供給孔(184)と、
前記冷却空気プレナム(186)から前記高温壁(192)を通って前記平坦セクション(144,145)の上流側又は前方で移行セクション(126,127)の下流側接面(114)まで延びる上流側角度付きフィルム冷却孔(180)と、
を更に備える、実施態様18に記載のガスタービンエンジン燃焼器(16)。
[実施態様20]
前記円錐平坦熱シールド(110,111)が、
前記環状円錐セクション(142,143)と該環状円錐セクション(142,143)から上流側又は前方に延びる円筒セクション(146,147)との間に配置され且つこれらと一体化された移行セクション(126,127)と、
前記円筒セクション(146,147)と実質的に面一である前記移行セクション(126,127)の前方端部(128)及び前記環状円錐セクション(142,143)と実質的に面一である前記移行セクション(126,127)の後方端部(129)と、
を含む、実施態様15に記載のガスタービンエンジン燃焼器(16)。
[実施態様21]
前記平坦セクション(144,145)の上流側又は前方で前記円錐平坦熱シールド(110,111)の冷却壁と高温壁(190,192)との間に配置された冷却空気プレナム(186)と、
前記冷却壁(190)を通って前記冷却空気プレナム(186)に延びる冷却空気供給孔(184)と、
前記冷却空気プレナム(186)から前記高温壁(192)を通って前記平坦セクション(144,145)の上流側又は前方で移行セクション(126,127)の下流側接面(114)まで延びる上流側角度付きフィルム冷却孔(180)と、
を更に備える、実施態様20に記載のガスタービンエンジン燃焼器(16)。
[実施態様22]
ガスタービンエンジン燃焼器(16)であって、
前記燃焼器のドームプレート(50)上に結合又は装着された円錐平坦外側及び内側熱シールド(110,111)の2又はそれ以上の同心円形列(140,141)を備え、前記2又はそれ以上の同心円形列が、前記円錐平坦外側及び内側熱シールドの半径方向に隣接する外側及び内側円形列の少なくとも1つのペアを含み、前記円錐平坦外側及び内側熱シールドが、該円錐平坦外側及び内側熱シールドそれぞれの外側及び内側平坦セクション(144,145)から上流側又は前方に延びて該平坦セクションと一体化された環状外側及び内側円錐セクション(142,143)を含む、ガスタービンエンジン燃焼器(16)。
[実施態様23]
中心線(20)に対して略垂直か又は面角(154)で傾斜した前記外側及び内側平坦セクション(144,145)の平坦な下流側接面(222)を更に備える、実施態様22に記載のガスタービンエンジン燃焼器(16)。
[実施態様24]
前記中心線に向かって第1の面角で傾斜した前記外側及び内側平坦セクション(144,145)のうちの第1の平坦セクションの平坦な下流側接面(222)と、前記中心線から離れて第2の面角で傾斜した前記外側及び内側平坦セクション(144,145)のうちの第2の平坦セクションの平坦な下流側接面(222)と、を更に備える、実施態様23に記載のガスタービンエンジン燃焼器(16)。
[実施態様25]
前記中心線に対して第1の面角で傾斜した前記外側及び内側平坦セクション(144,145)のうちの第1の平坦セクションの平坦な下流側接面(222)と、前記中心線に対して第2の面角で傾斜した前記外側及び内側平坦セクション(144,145)のうちの第2の平坦セクションの平坦な下流側接面(222)と、を更に備える、実施態様23に記載のガスタービンエンジン燃焼器(16)。
[実施態様26]
前記2又はそれ以上の円形列において前記円錐平坦外側及び内側熱シールドの2又はそれ以上のグループ(A,B,C)を更に備え、前記円錐平坦外側及び内側熱シールドの各々が1又はそれ以上の設計パラメータを有し、前記2又はそれ以上のグループ(A,B,C)のうちの少なくとも1つが、前記2又はそれ以上のグループ(A,B,C)のうちの他のグループにおける前記1又はそれ以上の設計パラメータのうちの1つとは異なる前記1又はそれ以上の設計パラメータのうちの少なくとも1つを有する前記外側及び内側円錐平坦熱シールドを含む、実施態様23に記載のガスタービンエンジン燃焼器(16)。
[実施態様27]
前記1又はそれ以上の設計パラメータが、
前記円錐平坦外側及び内側熱シールド(110,111)それぞれの各々の外側及び内側平坦セクション(144,145)に沿った前記平坦な下流側接面(222)の全面積(TA)、
前記円錐平坦外側及び内側熱シールド(110,111)それぞれの半径方向に隣接する熱シールドの前記外側及び内側平坦セクション(144,145)における前記外側及び内側円錐セクション(142,143)の外側及び内側リム(156,158)間の半径方向間隔(S)、
前記外側及び内側円錐セクション(142,143)それぞれの外側及び内側半円錐角(153,152)、
前記円錐平坦外側及び内側熱シールドそれぞれの前記外側及び内側平坦セクション(144,145)の前記ドームプレート(50)からの軸方向オフセット(AX)、
並びに前記外側及び内側平坦セクション(144,145)の平坦な下流側接面(222)の時計回り及び/又は反時計回りの円周方向傾斜角(CL,CCL)
からなる群から選択される、実施態様26に記載のガスタービンエンジン燃焼器(16)。
16 燃焼器
20 エンジン中心線
29 前縁
30 燃焼室
31 後縁
32 半径方向外側ライナ
33 後縁
34 半径方向内側ライナ
35 半径方向内側面
36 半径方向外側面
37 中心再循環ゾーン
38 半径方向内側混合器組立体
39 半径方向外側混合器組立体
40 内側パイロット混合器
41 主混合器
42 内側環状中心本体
43 パイロット混合器
44 外側主混合器
45 外側環状中心本体
46 ドーム
47 半径方向内側面
48 半径方向外側面
49 外側後縁
50 ドームプレート
51 環状燃焼器ケーシング
52 内側中心線
53 外側中心線
54 内側パイロット中心本体
55 外側パイロット中心本体
56 前縁
60 スワーラ
61 スワーラ
62 内側スワーラ
63 後縁
64 外側スワーラ
65 内側スワーラ
67 パイロット外側スワーラ
74 環状予混合器キャビティ
76 外側スロート面
77 外側スロート面
78 環状予混合器キャビティ
110 円錐平坦外側熱シールド
111 円錐平坦内側熱シールド
142 環状外側円錐セクション
143 環状内側円錐セクション
144 外側平坦セクション
145 内側平坦セクション

Claims (12)

  1. ガスタービンエンジン燃焼器(16)の円錐平坦熱シールド(110,111)であって、該円錐平坦熱シールド(110,111)の実質的に環状の平坦セクション(144,145)から上流側又は前方に延びて該平坦セクションと一体化された環状円錐セクション(142,143)を備え、前記平坦セクション(144,145)が半径方向外側及び内側縁部(162,164)を含み、前記半径方向外側及び内側縁部(162,164)の少なくとも1つが円形で中心線(20)の周りを囲み、前記平坦セクション(144,145)が、前記中心線(20)上に原点(176)を有する円周方向に離間した時計回り及び反時計回りの半径方向縁部(172,174)を含む、円錐平坦熱シールド(110,111)。
  2. 前記中心線(20)に対して略垂直か又は面角(154)で傾斜した前記平坦セクション(144,145)の平坦な下流側接面(222)を更に備える、請求項1に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
  3. 前記環状円錐セクション(142,143)から上流側で且つこれと一体化された円筒セクション(146,147)を更に備える、請求項2に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
  4. 前記環状円錐セクション(142,143)と、該環状円錐セクション(142,143)から上流側又は前方に延びる円筒セクション(146,147)との間に配置され且つこれらと一体化された移行セクション(126,127)と、
    前記円筒セクション(146,147)と実質的に面一である前記移行セクション(126,127)の前方端部(128)及び前記環状円錐セクション(142,143)と実質的に面一である前記移行セクション(126,127)の後方端部(129)と、
    を更に備える、請求項1に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
  5. 前記平坦セクション(144,145)の上流側又は前方で前記円錐平坦熱シールド(110,111)の下流側接面(114)を冷却するためのフィルム冷却手段を更に備える、請求項2に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
  6. 前記平坦セクション(144,145)の上流側又は前方で前記円錐平坦熱シールド(110,111)の冷却壁と高温壁(190,192)との間に配置された冷却空気プレナム(186)と、
    前記冷却壁(190)を通って前記冷却空気プレナム(186)に延びる冷却空気供給孔(184)と、
    前記冷却空気プレナム(186)から前記高温壁(192)を通って前記平坦セクション(144,145)の上流側又は前方で前記円錐平坦熱シールド(110,111)の下流側接面(114)まで延びる上流側角度付きフィルム冷却孔(180)と、
    を更に備える、請求項2に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
  7. 前記平坦セクション(144,145)が、平坦な火炎安定化コーナー面(224)を含む平坦コーナー(160)を有する、請求項1に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
  8. 前記平坦な火炎安定化コーナー面(224)が、前記中心線(20)に対して略垂直か又は面角(154)で傾斜した前記平坦セクション(144,145)の平坦な下流側接面(222)の少なくとも一部である、請求項7に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
  9. 前記環状円錐セクション(142,143)から上流側で且つこれと一体化された円筒セクション(146,147)を更に備える、請求項8に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
  10. 前記円筒セクション(146,147)と、前記環状円錐セクション(142,143)との間に配置された移行セクション(126,127)を更に備える、請求項9に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
  11. 前記平坦セクション(144,145)の上流側又は前方で前記円錐平坦熱シールド(110,111)の下流側接面(114)を冷却するためのフィルム冷却手段を更に備える、請求項10に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
  12. 前記平坦セクション(144,145)の上流側又は前方で前記円錐平坦熱シールド(110,111)の冷却壁と高温壁(190,192)との間に配置された冷却空気プレナム(186)と、
    前記冷却壁(190)を通って前記冷却空気プレナム(186)に延びる冷却空気供給孔(184)と、
    前記冷却空気プレナム(186)から前記高温壁(192)を通って前記平坦セクション(144,145)の上流側又は前方で前記移行セクション(126,127)の下流側接面(114)まで延びる上流側角度付きフィルム冷却孔(180)と、
    を更に備える、請求項10に記載の円錐平坦熱シールド(110,111)。
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