JP2016027757A - 無線通信システム、基地局、移動局、及び無線通信方法 - Google Patents

無線通信システム、基地局、移動局、及び無線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リソースを有効的に活用することである。【解決手段】基地局10は、移動局と通信する。基地局10は、スケジューラ部17と制御信号送信部18とを有する。スケジューラ部17は、複数のリソースの中から、上記移動局が信号の送信に用いるリソースを指定する識別情報を選定する。制御信号送信部18は、上記移動局に対し、上記識別情報を送信する。移動局は、制御信号受信部とDM−RS送信部とを有する。制御信号受信部は、制御信号送信部18により送信された上記識別情報を受信する。DM−RS送信部は、基地局10に対し、上記識別情報により指定されたリソースを用いて、上記信号を送信する。【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信システム、基地局、移動局、及び無線通信方法に関する。
従来、LTE(Long Term Evolution)を始めとする無線通信方式の適用されたシステムでは、移動局が基地局にデータを送信する際、基地局は、データ受信に先立ち、移動局に対して、上り方向のリソースを割り当てるための制御信号を送信する。移動局は、制御信号の受信に伴い、データとRS(Reference Signal)とを基地局宛に送信する。このRSは、データと同一のタイムスロットの1シンボルとして、PUSCH(Physical Uplink Shared CHannel)を介して、送信される。基地局は、このRSを基にチャネル推定を行い、推定結果を用いて、PUSCHにより受信されたデータを復調する。このRSは、受信データの復調に用いられるため、DM−RS(DeModulation RS)と呼ばれる。
例えばLTEでは、DM−RSの系列として、ZC(Zadoff−Chu)系列が用いられており、その識別パラメータとしては、グループ番号、シーケンス番号、サイクリックシフト量がある。これらのパラメータの内、各タイムスロットにおけるグループ番号、及びシーケンス番号は、セルIDから一意に識別することができる。サイクリックシフト量は、移動局がデータを送信する直前に、上述の制御信号(Uplink grant)により指定される。但し、サイクリックシフトの間隔を小さくし過ぎると、時間差の大きいマルチパスが発生した場合に、複数の信号が重なってしまうことがある。このため、サイクリックシフト量の上限値として、例えば“8”が設定され、この値が、基地局がDM−RSの送信のために割当て可能なリソース数となる。
3GPP TS36.211 V10.2.0(2011-06) 3GPP TR36.814 V9.0.0(2010-03)
しかしながら、上述した技術は、同一セル内において同一リソースを用いて通信する移動局の数が増加するに伴い、以下の様な課題があった。すなわち、マクロセル内にRRH(Remote Radio Head)が複数配設された無線通信システムでは、マクロセルを形成する基地局のアンテナと、各RRHの有する複数のアンテナとが併存するため、1つのセル内に配置されるアンテナの数が増加することとなる。これに伴い、同一セル内において同一リソース(時間及び周波数)を用いて通信する移動局の数が増加する。
一方、上述のDM−RSの送信のために基地局が割り当てるリソースの数は、通常、同時に通信する移動局のMIMO(Multiple Input Multiple Output)のレイヤ数の合計値分必要となる。したがって、上述の値“8”では、移動局が、DM−RSを基地局に送信する際、リソースが不足する懸念がある。また、リソースが不足しない場合でも、同一のリソースが複数の移動局に割り当てられる(衝突する)確率が上昇することとなり、当該リソースにより複数の移動局からDM−RSを受信した基地局において、これら各移動局に対するチャネル推定精度が低下する可能性がある。基地局は、チャネル推定結果を用いて、PUSCHにより受信されたデータを復調するため、チャネル推定精度の低下は、受信データの正常な復調を阻害する要因となる。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、リソースを有効的に活用することのできる無線通信システム、基地局、移動局、及び無線通信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本願の開示する無線通信システムは、一つの態様において、基地局と、該基地局と通信する移動局とを有する。前記基地局は、選定部と第1の送信部とを有する。前記選定部は、複数のリソースの中から、前記移動局が信号の送信に用いるリソースを指定する識別情報を選定する。前記第1の送信部は、前記移動局に対し、前記識別情報を送信する。前記移動局は、受信部と第2の送信部とを有する。前記受信部は、前記第1の送信部により送信された前記識別情報を受信する。前記第2の送信部は、前記基地局に対し、前記識別情報により指定されたリソースを用いて、前記信号を送信する。
本願の開示する無線通信システムの一つの態様によれば、リソースを有効的に活用することができるという効果を奏する。
図1は、無線通信システムにおけるセル及びRRHの配置を示す図である。 図2は、基地局の機能的構成を示す図である。 図3Aは、RRH番号を用いたグループ番号決定テーブル内のデータ格納例を示す図である。 図3Bは、CSI−RS識別子を用いたグループ番号決定テーブル内のデータ格納例を示す図である。 図4は、移動局の機能的構成を示す図である。 図5は、基地局のハードウェア構成を示す図である。 図6は、移動局のハードウェア構成を示す図である。 図7は、無線通信システムの動作を説明するためのシーケンス図である。 図8は、基地局の動作を説明するためのフローチャートである。 図9は、移動局の動作を説明するためのフローチャートである。
以下に、本願の開示する無線通信システム、基地局、移動局、及び無線通信方法の実施例を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示する無線通信システム、基地局、移動局、及び無線通信方法が限定されるものではない。
図1は、無線通信システム1におけるセルC1〜C3及びRRH40a〜40lの配置を示す図である。図1に示すように、無線通信システム1では、複数の基地局10、20、30が、複数のセルC1、C2、C3を形成している。各セルC1、C2、C3内には、アンテナを有する複数のRRH(Remote Radio Head)40a〜40lが配設されている。RRH40a〜40lは、アンテナ及びRF(Radio Frequency)部とベースバンド処理部等の制御部とがそれぞれ別の位置に配置される。アンテナ及びRF(Radio Frequency)部は、基地局のセルC1、C2、C3の端部にそれぞれ配置され、制御部は、基地局10、20、30と略同一の位置にそれぞれ配置される。各RRH40a〜40lの制御部は、在圏するセルC1、C2、C3を形成する基地局10、20、30と有線接続または一体化されており、各基地局10、20、30との間で協調スケジューリングが可能である。また、本実施例では、移動局50は、基地局10配下のRRH40aに在圏するものとする。
なお、図1においては、各セルC1、C2、C3に配設されるRRHの数は、4つとして例示しているが、1セル当たりのRRHの数は任意であり、例えば10以上であってもよい。また、RRHの設置される位置についても、セル端近傍に限らず、任意である。本実施例では、無線通信システム1において、サイクリックシフト量の上限値として“8”が設定されているため、各基地局10、20、30は、DM−RSの送信のために、1セル当たり“8”のリソースを割り当てることができる。
図2は、基地局10の機能的構成を示す図である。図2に示すように、基地局10は、データ受信部11と、DM−RS受信部12と、CSI(Channel State Information)受信部13と、SRS(Sounding Reference Signal)受信部14と、チャネル推定部15と、データ復調部16とを有する。また、基地局10は、スケジューラ部17と、グループ番号決定テーブル171と、制御信号送信部18と、データ送信部19とを有する。これら各構成部分は、一方向又は双方向に、信号やデータの入出力が可能なように接続されている。
データ受信部11は、移動局50からPUSCHを介して送信される上り方向のデータを受信する。DM−RS受信部12は、PUSCHに対してチャネル推定を行う際に参照されるDM−RSを受信する。CSI受信部13は、移動局50によって測定された、RRH40a〜40d毎のCSI値を受信する。SRS受信部14は、移動局50から送信されたSRSを受信すると共に、当該SRSを用いて、RRH40a〜40d毎の受信品質を測定する。チャネル推定部15は、DM−RSを参照信号として、PUSCHに対するチャネル推定を実行する。データ復調部16は、チャネル推定部15によるチャネル推定結果を基に、移動局50から受信されたデータを復調する。
スケジューラ部17は、CSIまたはSRSによる受信品質の測定結果を基に、RRH40a〜40dの中から、移動局50がDM−RSの送信に使用するRRHを特定し、当該RRHの番号を基に、グループ番号インデックスiを選定する。制御信号送信部18は、受信品質の受信に先立ち、DM−RSのグループ番号uを移動局50に送信する。また、制御信号送信部18は、移動局50がDM−RSの送信に用いるリソースを指定する識別情報として、選定されたグループ番号インデックスiを移動局50に送信する。データ送信部19は、移動局50からの要求に応じて、下り方向のデータを移動局50宛に送信する。
スケジューラ部17は、グループ番号決定テーブル171を参照して、グループ番号uを決定する。図3Aは、RRH番号を用いたグループ番号決定テーブル171a内のデータ格納例を示す図である。図3Aに示すように、グループ番号決定テーブル171aには、スケジューラ部17がCSIからRRH番号を経てグループ番号uを決定する際に参照されるデータが格納されている。グループ番号決定テーブル171aは、RRH番号格納領域とg(i)格納領域とを有する。グループ番号決定テーブル171aには、基地局における受信電力値が最大となるRRH番号が一意に定まることで、当該移動局が使用するグループ番号uの算定に用いられるg(i)の値が決定可能となるように、RRH番号として“0”〜“7”の値が保持されている。基地局における受信電力は、移動局50から送信されたSRSをSRS受信部14にて測定することにより求めることができる。また、g(i)として“0”〜“7”の値が設定されている。
別の態様として、スケジューラ部17は、グループ番号決定テーブル171bを参照することで、CSI−RS識別子から直接的にg(i)を特定することができる。図3Bは、CSI−RS識別子を用いたグループ番号決定テーブル171b内のデータ格納例を示す図である。図3Bに示すように、グループ番号決定テーブル171bには、スケジューラ部17がCSIからグループ番号uを決定する際に参照されるデータが格納されている。グループ番号決定テーブル171bは、CSI−RS識別子格納領域とg(i)格納領域とを有する。CSI−RS識別子格納領域には、CSI−RS識別子として“0”〜“7”の値が保持され、g(i)格納領域には、グループ番号uのパラメータg(i)として“0”〜“7”の値が設定されている。これにより、スケジューラ部17は、移動局における受信電力値または受信SINR(Signal-to-Interference plus Noise power Ratio)が最大となるCSI−RS識別子が一意に定まることで、当該移動局が使用すべきg(i)の値を決定可能となる。
以上、基地局10の機能的構成を説明したが、他の基地局20、30の機能的構成は、基地局10と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
図4は、移動局の機能的構成を示す図である。図4に示すように、移動局50は、制御信号受信部51とRS系列番号決定部52とRS系列生成部53とDM−RS送信部54とデータ送信部55とを有する。これら各構成部分は、一方向又は双方向に、信号やデータの入出力が可能なように接続されている。制御信号受信部51は、基地局10から、複数のDM−RSのグループ番号uを受信すると共に、複数のDM−RSのグループ番号uの中から何れのグループ番号uを用いるかを示すグループ番号インデックスiを受信する。RS系列番号決定部52は、制御信号受信部51から入力されたグループ番号インデックスiを基に、DM−RSの系列の生成に必要なDM−RS系列番号を決定する。RS系列生成部53は、RS系列番号決定部52から入力されたDM−RS系列番号を用いて、送信に使用するリソースの指定されたDM−RS系列を生成する。DM−RS送信部54は、グループ番号インデックスiにより指定されたリソースを用いて、生成されたDM−RS系列の信号を、基地局10に送信する。データ送信部55は、データと併せて送信されるDM−RSを参照したチャネル推定の対象となるPUSCHを介して、基地局10に対して、上り方向のデータを送信する。
図5は、基地局10のハードウェア構成を示す図である。図5に示すように、基地局10は、ハードウェアの構成要素として、DSP(Digital Signal Processor)10aと、FPGA(Field Programmable Gate Array)10bと、メモリ10cと、RF(Radio Frequency)回路10dと、ネットワークIF(Inter Face)10eとを有する。DSP10aと、FPGA10bとは、スイッチ等のネットワークIF10eを介して各種信号やデータの入出力が可能なように接続されている。RF回路10dは、アンテナA1を有する。メモリ10cは、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリにより構成される。チャネル推定部15、及びスケジューラ部17は、例えばDSP10a、FPGA10b等の集積回路により実現される。データ受信部11、DM−RS受信部12、CSI受信部13、SRS受信部14、データ復調部16、制御信号送信部18、及びデータ送信部19は、RF回路10dにより実現される。グループ番号決定テーブル171は、メモリ10cにより実現される。以上、基地局10のハードウェア構成を説明したが、他の基地局20、30のハードウェア構成は、基地局10と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
また、上述した移動局50は、物理的には、例えば携帯電話によって実現される。図6は、移動局50のハードウェア構成を示す図である。図6に示すように、移動局50は、ハードウェア的には、CPU(Central Processing Unit)50aと、メモリ50bと、アンテナA2を有するRF回路50cと、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置50dとを有する。メモリ50bは、例えば、SDRAM等のRAM、ROM、フラッシュメモリにより構成される。制御信号受信部51、DM−RS送信部54、及びデータ送信部55は、RF回路50cにより実現される。また、RS系列番号決定部52、及びRS系列生成部53は、例えばCPU50a等の集積回路により実現される。
次に、本実施例における無線通信システム1の動作を説明する。説明の前提として、DM−RSは、PUSCHを介して送信されたデータを復調するためのチャネル推定に用いられる既知信号(パイロット信号)である。DM−RSのデータ配列は、3GPP(TS36.211 5.5.1章)に記載されているため、その詳細な説明は省略するが、DM−RS系列は、グループ番号u、シーケンス番号ν、及び、サイクリックシフト量αにより定義される。グループ番号uは、30種類定義されており、シーケンス番号νは、2種類定義されている。各タイムスロットにおける番号u、νの値は、従来技術ではセルIDから一意に定まるが、本実施例では、これらの番号u、νの内、グループ番号uは、同一セル内に複数のアンテナが存在する場合でも、互いに衝突しないように設定される。これに対して、サイクリックシフト量αは、DM−RS系列を時間軸上でサイクリックにシフトさせる量に相当し、下り方向の制御信号により、基地局10から移動局に通知される。サイクリックシフト量αは、最大8種類指定可能である。このDM−RS系列は、サブキャリア番号の昇順に各サブキャリアにマッピングされる。
以下の動作説明では、移動局50が、基地局10の形成するセルC1に在圏し、無線チャネルを介して、基地局10との間で通信を行っている場合を想定する。図7は、無線通信システム1の動作を説明するためのシーケンス図である。
S1では、基地局10は、移動局50に向けて、DM−RSのグループ番号uを送信する。このDM−RSのグループ番号uは、従来の様にセルIDから一意に決定されるものではなく、基地局10から移動局50に対して、PUSCH RS用のリソースを指定するものである。DM−RSのグループ番号uは、0〜29の30種類の中から指定されるが、基地局10は、例えば、その内の4種類を選択し、この4種類のグループ番号(index0〜3)へのマッピング情報を移動局50に通知する。例えば、LTEでは、DM−RSのグループ番号uには、タイムスロット毎に変更するグループホッピングが定義されており、基地局10は、上記グループ番号uを指定することができる。当該指定は、既存の3GPP仕様(TS36.211 5.5.1.3)に則って行われるため、その詳細な説明は省略するが、本実施例では更に、基地局10は、インデックスiを用いて、下記数式(1)により、DM−RSのグループ番号uを指定する。
Figure 2016027757
ここで、グループ番号uのパラメータであるg(i)は、iが異なる値をとる場合に異なるuが算定されるように、事前に定義される関数であり、例えば、g(i)=iとしてもよい。基地局10は、上記数式(1)において、上述のように、例えばiとして0〜3の4種類の値を取り得ることを、移動局50に知らせることにより、複数の使用し得るuを移動局50に通知する。あるいは、上記数式(1)及び取り得るiの値を予め仕様で定めておき、基地局10と移動局50とがその値を共有しておくことにより、上記S1のステップを省力することも可能である。このとき算定されたグループ番号uは、移動局50に通知される。
S2では、移動局50は、基地局10宛に、無線チャネルの受信品質を通知する。このとき通知される受信品質(チャネル品質)は、下り方向の受信品質を示すCSIであってもよいし、上り方向の受信品質を基地局10が測定するためのSRSであってもよい。また、移動局50は、双方を通知してもよい。
CSIは、移動局50が、基地局10からRRHを介して所定周期で送信されるCSI−RS(Reference Signal)を基に測定する。CSIは、CQI(Channel Quality Indicator)、RI(Rank Indicator)、PMI(Precoding Matrix Index)を含む。例えば、LTEのCoMP(Coordinated Multi Point transmission/reception)では、複数のアンテナポートが定義されており、CSI−RSは、基地局10の各アンテナポートから送信される。また、無線通信システム1は、RRH40a〜40d(図1参照)の各々に対して、アンテナポートを割り当てることもできる。この場合、移動局は、各アンテナポートから送信される信号の品質を測定し、該測定結果をCSIとして基地局10に送信する。これにより、基地局10は、各移動局が、RRH40a〜40dの内、何れのRRH付近に位置するかを推定することができる。一方、SRSは、移動局が基地局10に対して送信する信号である。各RRH40a〜40dは当該信号を受信し、基地局10は、各RRH40a〜40dにおける受信電力の値を比較することにより、各移動局が、RRH40a〜40dの内、何れのRRH付近に位置するかを推定することができる。上述したように、基地局10は、CSI、SRSの何れによっても、上記グループ番号uの決定に必要な、RRHの特定を行うことができる。
S3では、基地局10は、S2で通知された受信品質を基に、移動局50に対するスケジューリングを行う。すなわち、基地局10は、RRH毎に用いる、グループ番号のインデックスを予め設定しておき、上述の手法により、移動局50が近接するRRHを特定すると共に、該RRHに対応するグループ番号uのリソースを移動局に使用させる。このとき、基地局10は、隣接するRRH間においては、異なるグループ番号を指定するものとすれば、特に使用リソースの衝突する可能性の高い移動局間における衝突は回避され、移動局が上り信号を送信した際の、DM−RSを用いたチャネル推定の精度が向上する。
S4では、基地局10は、E−DPCCH(Enhanced−Dedicated Physical Control CHannel)を介して、Uplink grantの制御信号を送信する。この制御信号には、S3で決定されたグループ番号uのインデックスiが含まれており、移動局50は、当該インデックスiを基に、DM−RSの送信に使用するリソースを特定可能となる。
なお、S4では、パターンの多いグループ番号u(例えば、30パターン)そのものではなく、移動局間における使用リソースの衝突を回避可能な範囲内でパターンの少ない、グループ番号uのインデックスi(例えば、8パターン)が送信されるものとした。これにより、基地局10は、制御信号の送信に必要なビット数を削減することができる。しかしながら、移動局50がリソースを特定可能であれば足りることから、基地局10は、グループ番号uのインデックスiではなく、グループ番号u自体を送信(通知)するものとしてもよい。これにより、基地局10がグループ番号uの絞込みを行う処理に伴う時間と負荷が低減される。また、制御信号の送信には、E−DPCCHを使用するものとしたが、これに限らず、MAC(Media Access Control)エレメントに挿入する方法、あるいは、上位レイヤのRRC(Radio Resource Control)メッセージにより通知する方法を用いてもよい。
S5では、移動局50は、S4で送信された上記制御信号に含まれる、グループ番号uのインデックスiに基づき、基地局10宛のDM−RSを生成し、当該DM−RSを、データと併せて、基地局10に送信する。DM−RSの送信には、移動局50のMIMOのレイヤ数分のリソースが使用されるが、このとき使用されるリソースは、基地局10がグループ番号インデックスにより指定したリソースである。このため、移動局50が複数のリソースを使用する場合でも、他の移動局との間で使用リソースが衝突することはない。換言すれば、移動局50は、自局専用のリソースを用いて、DM−RSを送信することができる。したがって、基地局10は、移動局50に対するチャネル推定を高精度に行うことができる。その結果、基地局10は、PUSCHにより受信されたデータを正常に復調することが可能となる。
次に、図8、図9を参照しながら、基地局10、移動局50それぞれの動作を説明する。図8は、基地局10の動作を説明するためのフローチャートである。S11では、基地局10の制御信号送信部18は、移動局50に対して、複数のDM−RSのグループ番号uを通知する。S12では、CSI受信部13またはSRS受信部14が、移動局50における受信品質を取得する。S13では、スケジューラ部17は、S12で取得された受信品質(CSIまたはSRS)を基に、移動局50における受信電力値が最大のRRHを特定し、このRRHを介して、リソース割当てに使用するグループ番号インデックスiを決定する。
ここで、スケジューラ部17の実行するS13の処理、すなわち、基地局10が、移動局50のCSIに基づき、グループ番号uを決定する処理について詳述する。基地局10は、配下のRRH40a〜40dから移動局50に向けて、上述のCSI−RSを送信する。CSI−RSには、RRH毎に異なる識別子として「CSI−RS識別子」が含まれている。移動局50は、CSI−RS識別子毎に受信品質を測定し、当該測定結果を基地局10に報告する。基地局10には、CSI−RS識別子と配下のRRHとの対応関係が保持されているため、基地局10は、各CSI−RS識別子に対応するCSI−RSのCSIを比較することで、何れのRRHからの受信電力あるいは受信SINRの値が最大であるかを検知することができる。受信電力値あるいは受信SINR値が最大値をとるRRHは、移動局50から最も近いRRHであると推測されることから、上り方向の信号の受信機として使用される可能性が高い。したがって、基地局10は、移動局50からのDM−RS受信に際しては、受信電力値が最大値をとるRRHに対応したグループ番号u、ひいてはリソースを使用することが望ましい。そこで、スケジューラ部17は、予め保持しているグループ番号決定テーブル171aを参照し、受信電力値が最大値をとるRRHのRRH番号から、移動局50が使用すべきグループ番号uを求めるためのg(i)を特定する。スケジューラ部17は、グループ番号uの上記算定式(1)に当該g(i)を代入して、グループ番号uを決定する。これにより、移動局50がDM−RSの送信に使用するRRHに固有のグループ番号uが、移動局50に割り当てられる。
また、上記RRH番号とCSI−RS識別子との対応関係は、基地局10と各RRH40a〜40dとの間で事前に共有されていることから、基地局10は、グループ番号uの決定に際して、グループ番号決定テーブル171bを参照するものとしてもよい。すなわち、グループ番号決定テーブル171bには、受信電力値あるいは受信SINRが最大値をとるCSI−RS識別子と、グループ番号uを求めるためのg(i)とが対応付けられている。したがって、スケジューラ部17は、CSI−RSに含まれるCSI−RS識別子から、受信電力値あるいは受信SINR値が最大値をとるCSI−RS識別子を検知することにより、RRH番号を経由することなく、移動局50が使用すべきグループ番号uを求めるためのg(i)を特定することができる。そして、スケジューラ部17は、グループ番号uの上記算定式(1)に当該g(i)を代入して、グループ番号uを決定する。これにより、移動局50がDM−RSの送信に使用するRRHに固有のグループ番号uが、移動局50に割り当てられる。
なお、上記説明では、基地局10が、受信品質としてCSI−RS及びCSIを用いる例について説明したが、SRSを用いる場合も同様の手法で、グループ番号uを決定することができる。
S14では、基地局10の制御信号送信部18は、S13で決定されたグループ番号インデックスiを移動局50に送信する。S15では、チャネル推定部15は、移動局50宛に送信したDM−RS系列情報に基づき、DM−RS受信部12により受信されたDM−RSに対して、チャネル推定を行う。そして、S16では、データ復調部16は、S15でのチャネル推定結果に基づき、データ受信部11により受信されたデータを復調する。
図9は、移動局50の動作を説明するためのフローチャートである。S21では、移動局50の制御信号受信部51は、基地局10から、複数のDM−RSのグループ番号uを受信する。S22では、DM−RS送信部54は、移動局50における受信品質として、CSIまたはSRSを、基地局10宛に送信する。S23では、制御信号受信部51は、S21で受信された複数のDM−RSのグループ番号uの中から何れのグループ番号uを用いるかを示すグループ番号インデックスiを受信する。S24では、RS系列生成部53は、S23で受信されたグループ番号インデックスiを用いて、上り方向のDM−RS系列を生成する。S25では、DM−RS送信部54は、基地局10に対して、DM−RSを送信すると共に、データ送信部55は、基地局10に対して、データを送信する。これにより、移動局50は、自局のDM−RSを基地局10に送信する際、指定されたリソースを専有することができる。
以上説明したように、無線通信システム1は、基地局10と、基地局10と通信する移動局50とを有する。基地局10は、移動局50と通信する。基地局10は、スケジューラ部17と制御信号送信部18とを有する。スケジューラ部17は、複数のリソースの中から、移動局50が信号(DM−RS)の送信に用いるリソースを指定する識別情報(グループ番号インデックスi)を選定する。制御信号送信部18は、移動局50に対し、上記識別情報を送信する。移動局50は、制御信号受信部51とDM−RS送信部54とを有する。制御信号受信部51は、制御信号送信部18により送信された上記識別情報を受信する。DM−RS送信部54は、基地局10に対し、上記識別情報により指定されたリソースを用いて、上記信号を送信する。基地局10は、移動局50から送信された上記信号を、上記識別情報を用いて受信するDM−RS受信部12を更に有するものとしてもよい。
また、スケジューラ部17は、基地局10における受信品質に基づき、上記識別情報を選定するものとしてもよい。当該受信品質は、例えば、移動局50によって測定されたCSIの示す値であり、例えば、基地局10がSRSを用いて測定した値である。RRHは、移動局50における受信品質が高い程、移動局50の近傍に位置する可能性が高い。このため、スケジューラ部17が、基地局10における受信品質に基づき、上記識別情報を選定するものとすれば、RRHを介して信号を送信する移動局の位置に応じて、異なる識別情報を選定することができる。また、リソースは、識別情報によって定まる。したがって、スケジューラ部17が、接続先のRRHの異なる移動局毎に、異なる識別情報を割り当てるものとすれば、同一のリソースを複数の移動局が使用すること(衝突)は回避され、移動局は、当該リソースを専有することができる。
更に、上記信号は、基地局10がPUSCHを介して移動局から受信したデータを復調する際に実行されるチャネル推定に用いられるDM−RSである。基地局10は、DM−RSを参照して、データ送信用のチャネルであるPUSCHに対するチャネル推定を行う。このため、移動局50が、自局専用のリソースを用いてDM−RSを送信するものとすれば、当該リソースにおいて、他の移動局からのDM−RSとの衝突は起こり得ず、基地局10は、正確なDM−RSを基にした高精度なチャネル推定を行うことができる。その結果、基地局10は、正確なチャネル推定値を基に、受信データを正常に復調することが可能となる。
上述のように、基地局10は、複数のPUSCH DM−RSのグループ番号を予め用意しておき、下り方向の制御信号の送信に際し、移動局50が何れのDM−RS用リソースを用いてDM−RSを送信すべきかを通知する。これにより、無線通信システム1では、基地局10は、各移動局に対して、異なるDM−RS用リソースを割り当てることができる。換言すれば、基地局10は、制御信号(ULgrant)を送信する際、各移動局に専用のリソースを割り当てることができる。したがって、RRHを有する無線通信システム1のように、同一セル内において、同一のリソース(時間及び周波数)を用いて通信を行う移動局の数が増加した場合であっても、移動局がDM−RSを送信する際にリソースが不足するという事態は回避される。その結果、複数のRRHを有する基地局10が、同時に通信を行うことのできる移動局の数を増加させることができ、システム全体の通信容量が増大する。
なお、上記実施例においては、基地局10が、PUSCHのDM−RSのグループ番号またはそのインデックスを指定する態様について説明したが、グループ番号による系列生成の対象は、PUSCHのDM−RSに限定されない。例えば、無線通信システム1に係る技術は、PUCCH(Physical Uplink Control CHannel)のDM−RS、PUCCHのデータ部、SRSのように、グループ番号による系列生成が実行される信号またはデータに対しても適用可能である。したがって、リソースを決定するためのグループ番号u及びグループ番号インデックスiについても、データチャネル(例えば、PUSCH)のRSの番号に限らず、制御チャネル(例えば、PUCCH)のRSの番号であってもよい。更に、グループ番号u及びグループ番号インデックスiは、制御チャネルのRSを変調した結果として得られるデータ部の生成に用いられる番号、あるいは、SRSの番号であってもよい。
また、基地局10により指定されたグループ番号は、移動局50の位置によって特定される最寄りのRRH40aに基づくものであることから、移動局50が移動しない限り、基地局10は、チャネル種別を問わず、同じグループ番号を使用可能である。したがって、基地局10は、あるチャネル(PUSCH、PUCCH)について指定した番号を、所定期間、別のチャネルについて用いる(流用する)ことができる。
上記実施例では、移動局として、携帯電話、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)を想定して説明したが、本発明は、移動局に限らず、基地局との間で通信を行う様々な通信機器に対して適用可能である。
更に、図2に示した基地局10の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的態様は、図示のものに限らず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することもできる。例えば、データ受信部11とデータ送信部19、あるいは、CSI受信部13とSRS受信部14をそれぞれ1つの構成要素として統合してもよい。反対に、スケジューラ部17に関し、上記g(i)を特定する部分とグループ番号uを決定する部分とに分散してもよい。図4に示した移動局50の構成要素についても同様に、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。また、メモリ10c、50bを、基地局10、移動局50の外部装置としてネットワークやケーブル経由で接続するようにしてもよい。
1 無線通信システム
10、20、30 基地局
10a DSP
10b FPGA
10c メモリ
10d RF回路
10e ネットワークIF
11 データ受信部
12 DM−RS受信部
13 CSI受信部
14 SRS受信部
15 チャネル推定部
16 データ復調部
17 スケジューラ部
171、171a、171b グループ番号決定テーブル
18 制御信号送信部
19 データ送信部
40a〜40l RRH
50 移動局
50a CPU
50b メモリ
50c RF回路
50d 表示装置
51 制御信号受信部
52 RS系列番号決定部
53 RS系列生成部
54 DM−RS送信部
55 データ送信部
A1、A2 アンテナ
C1、C2、C3 セル

Claims (7)

  1. 基地局と、該基地局と通信する移動局とを有する無線通信システムであって、
    前記基地局は、
    複数のリソースの中から、前記移動局が信号の送信に用いるリソースを指定する識別情報を選定する選定部と、
    前記移動局に対し、前記識別情報を送信する第1の送信部とを有し、
    前記移動局は、
    前記第1の送信部により送信された前記識別情報を受信する受信部と、
    前記基地局に対し、前記識別情報により指定されたリソースを用いて、前記信号を送信する第2の送信部と
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記選定部は、前記基地局における受信品質に基づき、前記識別情報を選定することを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 前記受信品質は、前記移動局によって測定されたCSI(Channel State Information)の示す値であることを特徴とする請求項2記載の無線通信システム。
  4. 前記受信品質は、前記基地局がSRS(Sounding Reference Signal)を用いて測定した値であることを特徴とする請求項2記載の無線通信システム。
  5. 複数のリソースの中から、移動局が信号の送信に用いるリソースを指定する識別情報を選定する選定部と、
    前記移動局に対し、前記識別情報を送信する送信部と、
    前記移動局から送信された前記信号を、前記識別情報を用いて受信する受信部と
    を有することを特徴とする基地局。
  6. 基地局から送信された、移動局が信号の送信に用いるリソースを指定する識別情報を受信する受信部と、
    前記基地局に対し、前記識別情報により指定されたリソースを用いて、前記信号を送信する送信部と
    を有することを特徴とする移動局。
  7. 基地局と、該基地局と通信する移動局とを有する無線通信システムにおける無線通信方法であって、
    前記基地局は、
    複数のリソースの中から、前記移動局が信号の送信に用いるリソースを指定する識別情報を選定し、
    前記移動局に対し、前記識別情報を送信し、
    前記移動局は、
    送信された前記識別情報を受信し、
    前記基地局に対し、前記識別情報により指定されたリソースを用いて、前記信号を送信する
    ことを特徴とする無線通信方法。
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