JP2016025075A - 光照射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高温高湿環境下で光源を冷却している場合でも結露を抑制することが可能となる光照射装置を提供する。
【解決手段】光源と、前記光源から出射される光を透過する熱抵抗部材と、前記熱抵抗部材の光出射側に配される加熱部と、を備える光照射装置としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光照射装置に関する。
従来、例えばレーザーダイオード(以下、LDと表記する場合がある)を用いた光照射装置が知られている。
例えば、特許文献1には、半導体レーザー素子を保護するためのキャップを備えたレーザーダイオード部と、当該キャップより光射出側に固定されたホログラム素子を備えた光照射装置が開示されている。この従来の光照射装置では、上記キャップと上記ホログラム素子の間の空間において外気と通気可能に間隙を設けている。
上記構成によれば、半導体レーザー素子への通電による発熱により上記空間内の空気が温められて膨張し、膨張した空気は上記間隙を通じて外部へ放出される。このとき、空気中の水蒸気も外部へ放出されるので、上記キャップの先端部に設けられた窓ガラス周辺の湿度が低下し、上記窓ガラスでの結露が抑制される。
特開平10−335747号公報
しかしながら、LD部は高温になると輝度低下や寿命低下を招くため、高温環境下ではLD部を冷却しなければ製品仕様を満たさなくなる場合がある。上記特許文献1では、このような高温高湿の周囲環境下でLD部を冷却している場合には、上記キャップと上記ホログラム素子の間の空間内の水蒸気が外部へ放出されることが抑制され、上記窓ガラスにおける結露を抑制できないという問題がある。
上記問題点に鑑み、本発明は、高温高湿環境下で光源を冷却している場合でも結露を抑制することが可能となる光照射装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る光照射装置は、光源と、前記光源から出射される光を透過する熱抵抗部材と、前記熱抵抗部材の光出射側に配される加熱部と、を備える構成としている(第1の構成)。
このような構成によれば、高温高湿環境下で光源を冷却している場合でも、加熱部による加熱によって光が外部に出射される出射面を露点を上回る温度まで昇温できるので、結露の発生を抑制できる。また、冷却された光源との熱干渉は熱抵抗部材によって抑えられるので、昇温及び冷却を低い消費電力にて行うことが可能となる。また、光源より光出射側には大きなスペースが不要となり、光学設計の自由度が増える。
また、上記第1の構成において、前記加熱部は、前記光源から出射される光を透過する透明導電膜であることとしてもよい(第2の構成)。
このような構成によれば、結露の懸念される光出射面は透明導電膜自体の表面となるので、低い消費電力にて結露を抑制することができる。
また、上記第1の構成において、前記加熱部は、非透明であって、前記熱抵抗部材の光出射箇所に対応して開口部を設けられることとしてもよい(第3の構成)。
このような構成によれば、結露の懸念される光出射面となる熱抵抗部材の表面を加熱によって昇温でき、結露を抑制することができる。
また、上記いずれかの構成において、前記光源は、光を出射する出射部と、前記出射部を覆うように設けられるカバー部材と、前記カバー部材に設けられた貫通孔部を内側から覆うよう配される窓部材と、を備え、
前記熱抵抗部材は、前記貫通孔部に充填された接着剤により前記カバー部材に固定されることとしてもよい(第4の構成)。
このような構成によれば、窓部材の表面が空間に接することが無くなり、結露することを抑制することができる。
また、上記第1の構成において、前記光源は、光を出射する出射部と、前記出射部を覆うように設けられるカバー部材と、を備え、前記カバー部材には第1貫通孔部が設けられ、
前記熱抵抗部材は、前記第1貫通孔部と嵌合する第1凸部と、前記加熱部に設けられた第2貫通孔部と嵌合する第2凸部とを備えた樹脂部材であることとしてもよい(第5の構成)。
このような構成によれば、熱抵抗部材を樹脂部材とすることにより形状の自由度が増加し、第1凸部及び第2凸部を構成することができ、カバー部材及び加熱部に対する位置決め及び組み立てを容易とすることができる。
また、上記第5の構成において、前記光源部は、前記第1貫通孔部を内側から覆うよう配される窓部材を更に備え、
前記カバー部材に設けられる前記第1貫通孔部内の空間は、前記第1凸部と接着剤によって充填されることとしてもよい(第6の構成)。
このような構成によれば、窓部材の表面が空間と接することが無くなり、結露を抑制できる。
また、本発明の一態様に係る光照射システムは、上記いずれかの構成とした光照射装置と、
前記光照射装置周辺の温度及び湿度を測定する第1測定部と、
前記光照射装置における前記光源の温度を測定する第2測定部と、
前記第1測定部の測定結果に基づき露点を算出する算出部と、
前記第2測定部の測定結果が前記算出された露点に基づく所定温度以下となると、前記加熱部の駆動を開始する駆動部と、を備える構成としている。
このような構成によれば、光源を冷却している状態で熱抵抗部材によって外部に光が出射される出射面の温度は光源よりも高くなり、光源の温度が露点に基づく所定温度以下となると、上記出射面は結露しやすい状態であると判定し、加熱部による加熱を開始させることで結露の発生を回避することができる。
本発明によると、高温高湿環境下で光源を冷却している場合でも結露を抑制することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る光照射装置の概略上面断面図である。 本発明の第1実施形態に係る光照射システムのブロック構成図である。 本発明の第2実施形態に係る光照射装置の概略上面断面図である。 本発明の第3実施形態に係る光照射装置の概略上面断面図である。 本発明の第4実施形態の一例に係る光照射装置の概略上面断面図である。 本発明の第4実施形態の別の例に係る光照射装置の概略上面断面図である。
<第1実施形態>
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。ここでは、一例としてレーザー光を出射する光照射装置について説明する。本発明の第1実施形態に係る光照射装置の概略上面断面図を図1に示す。
図1に示す光照射装置10は、レーザーダイオード部(LD部)1と、ガラスヒーター2を備えている。LD部1(光源の一例)は、ステム11、キャップ12、載置台13、サブマウント14、LDチップ15、フォトダイオード16、端子17A、17B、及び窓ガラス18を備えている。
円盤状のステム11から載置台13が突出して設けられる。載置台13上にはサブマウント14が載置される。更にサブマウント14上には、LDチップ15とフォトダイオード16が配置される。
端子17A、17Bはステム11を貫通するよう設けられ、それぞれLDチップ15にリード線によって接続されている。フォトダイオード16は、LDチップ15から射出されるレーザー光の出力を一定とする制御であるAPC(Automatic Power Control)のために、LDチップ15から後方に射出されたレーザー光を受光し、光強度を検出する素子である。なお、図1では上面断面図であるので不図示であるが端子17A、17Bとは別の端子(後述の図2では17Cとして図示)がステム11を貫通しており、フォトダイオード16にリード線により接続されている。
また、金属製のキャップ12の先端に設けられた貫通孔部12Aをキャップ12の内側から塞ぐよう透明な窓ガラス18が設けられる。そして、窓ガラス18が固定されたキャップ12は、LDチップ15及びフォトダイオード16を内部に収容するようにステム11に固定される。これにより、キャップ12の内部は気密性が確保される。
また、ガラスヒーター2は、透明なガラス体21(熱抵抗部材の一例)の片面に透明導電膜22(加熱部の一例)が蒸着されて構成される。透明導電膜22は通電されることで発熱する。キャップ12の貫通孔部12Aに充填されたゼリー状の透明な光学用接着剤3によって、ガラス体21の透明導電膜22が形成された側と反対側の面が貫通孔12A周辺のキャップ12の先端面に当接されてガラスヒーター2がキャップ12に固定される。当該固定は、例えば光学用接着剤3の紫外線硬化や熱硬化によって行われる。即ち、キャップ12、窓ガラス18、及びガラス体21によって囲まれた貫通孔部12A内の空間は、光学用接着剤3によって充填されている。
端子17A、17Bを介して通電されたLDチップ15により出射されたレーザー光は、窓ガラス18、光学用接着剤3、ガラス体21、及び透明導電膜22の順に透過して外部へ出射される。
ここで、LD部1は高温環境下で製品仕様を満たすために冷却されるが、上記のような光学用接着剤3の充填により、窓ガラス18は光出射側が空間と接することがなくなるので、LD部1がどれだけ冷却されても窓ガラス18の光出射側が結露することはない。なお、窓ガラス18の光入射側については、キャップ12内の気密性によってキャップ12内は低湿度が維持され、窓ガラス18が冷却されても結露することはない。
従って、結露の懸念が発生する箇所は透明導電膜22表面となるが、透明導電膜22は通電により、高湿度環境下の露点を上回る温度まで加熱されるので、透明導電膜22表面での結露を防止することができる。ここで、結露が発生する懸念箇所が透明導電膜22自身であるので、低い消費電力により所望の温度まで昇温することが可能となる。
また、冷却されるLD部1への透明導電膜22からの熱移動は、低熱伝導率のガラス体21を介しているので少なく、低い消費電力により透明導電膜22を昇温することが可能である。一方、このように熱干渉が少ないので、低消費電力によりLD部1を冷却することも可能となる。
また、仮に加熱部としての透明導電膜22を設けないとすれば、例えば熱抵抗部材としてのガラス体21の長さを長くして、LD部1を冷却しても光の出射面となるガラス体21の表面の結露を防止する構成が考えられる。しかしながら、このような構成ではキャップ12より光出射側に大きなスペースが必要となってしまう。これに対し、光照射装置10であれば、加熱部としての透明導電膜22を設けることで結露を防止することができるので、スペースを抑えることができる。従って、光学設計の自由度を確保できる。
次に、以上のような光照射装置10を含む光照射システムについて図2のブロック構成図を参照して説明する。
図2に示す光照射システムは、光照射装置10に加えて、測温センサー20、ペルチェ素子30、ヒーター駆動部41、周囲温湿度測定部42、制御部43、レーザー制御部44、LD温度測定部45、及びペルチェ素子駆動部46を備えている。ヒーター駆動部41、周囲温湿度測定部42、制御部43、レーザー制御部44、LD温度測定部45、及びペルチェ素子駆動部46は、例えば同一の基板上に配置される。
レーザー制御部44は、LD部1の端子17Cから検出されるフォトダイオード16(図1)の検出信号に基づき、端子17A、17Bを介してLDチップ15(図1)に通電を行うことで、APCを行いつつLDチップ15にレーザー光を出射させる。
ペルチェ素子駆動部46は、ペルチェ素子30に通電を行うことでLD部1を冷却させるものである。測温センサー20は、ステム11の温度を測定するセンサーであり、LD温度測定部45は、測温センサー20の検出信号に基づきステム11の温度情報を取得する。周囲温湿度測定部42は、光照射装置10周辺の温度及び湿度を測定する。ヒーター駆動部41は、透明導電膜22に通電を行うことで透明導電膜22を発熱させる。
制御部43は、LD温度測定部45により取得された温度が閾値温度以上(例えば60度以上)となった場合に、ペルチェ素子駆動部46に駆動を開始させる。制御部43は、周囲温湿度測定部42により測定された周囲温度に応じた駆動信号で駆動を行うようペルチェ素子駆動部46に指令する。
また、制御部43は、LD温度測定部45により取得されたステム11の温度と、周囲温湿度測定部42により測定された温度・湿度に基づき算出した露点とを比較し、ステム11の温度が露点より高い場合は、ヒーター駆動部41による駆動を行わないよう制御する(即ち、透明導電膜22は発熱しない)。そして、ステム11の温度が露点以下となった場合、制御部43は、ヒーター駆動部41に駆動を開始するよう指令する。従って、透明導電膜22が発熱する。
透明導電膜22はステム11よりも温度が高いので、ステム11の温度が露点以下となった場合は、透明導電膜22は結露をしやすい状況にあると判定し、透明導電膜22に通電を開始することで発熱させ、透明導電膜22における結露を回避することができる。なお、測温センサー20は、透明導電膜22の温度を測定するよう配置してもよい。また、上記温度判定の閾値温度は、露点よりも所定温度だけ高い温度とし、判定に余裕を持たせてもよい。
このように本実施形態によれば、高温・高湿度環境下でLD部1を冷却している状態でも、レーザー光の出射面となる透明導電膜22表面の結露を防止できる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態に係る光照射装置の概略上面断面図を図3に示す。図3に示す光照射装置102の構成における第1実施形態との相違点は、LD部1の先端に設けられた板ガラス51(熱抵抗部材の一例)及びフィルムヒーター52(加熱部の一例)となる。
キャップ12の貫通孔部12Aに充填された光学用接着剤3によって、透明な板ガラス51の片面がキャップ12の先端面に当接されて板ガラス51はキャップ12に固定される。
非透明であるフィルムヒーター52は、板ガラス51のキャップ12に対して当接した面と反対側の面に配置される。フィルムヒーター52には、LDチップ15から出射されたレーザー光が透過する板ガラス51表面の箇所に対応する箇所に貫通孔部(開口部)52Aが設けられる。これにより、貫通孔部52Aをレーザー光が通過して外部へ出射される。
第1実施形態と同様に、キャップ12、窓ガラス18、及び板ガラス51によって囲まれる貫通孔部12A内部の空間は光学用接着剤3によって充填されるので、窓ガラス18の表面は結露することが無い。そして、結露の発生が懸念される箇所は板ガラス51表面のうち貫通孔部52Aに囲まれた箇所となるが、当該箇所はフィルムヒーター52による加熱により露点を上回る温度まで昇温されるので、結露の発生は防止される。
また、低熱伝導率である板ガラス51を介した冷却されたLD部1への熱移動は抑制されるので、低い消費電力によって板ガラス51表面の昇温、及びLD部1の冷却は可能となる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態に係る光照射装置の概略上面断面図を図4に示す。図4に示す光照射装置103の構成における第1実施形態との相違点は、LD部1の先端に設けられた光学用樹脂体61(熱抵抗部材の一例)及び導電性樹脂体62(加熱部の一例)となる。
透明である光学用樹脂体61は、基部61Aと、基部61Aの片面に突設された第1凸部61Bと、基部61の上記片面の反対側の面に突設された第2凸部61Cを備えている。
第1凸部61Bがキャップ12の貫通孔部12A内に収容され、且つ基部61Aの第1凸部61Bが形成された側の面がキャップ12の先端面に当接された状態で、貫通孔部12A内に収容された光学用接着剤31によって、光学用樹脂体61はキャップ12に対して固定される。
また、導電性樹脂体62の片面側には凹部62Aが形成されており、凹部62Aと接続され、且つ上記片面と反対側の面に開口するような貫通孔部62Bも形成される。そして、凹部62Aが光学用樹脂体61の基部61Aと嵌合し、且つ貫通孔部62Bが第2凸部61Cと嵌合するよう導電性樹脂体62は光学用樹脂体61に対して固定される。
キャップ12、窓ガラス18、及び基部61Aによって囲まれた貫通孔部12A内部の空間は第1凸部61B及び光学用接着剤31によって充填されるので、窓ガラス18の表面における結露の発生は無い。結露の発生が懸念される箇所はレーザー光の出射面である第2凸部61Cの表面となるが、導電性樹脂体62への通電によって第2凸部61Cの表面が加熱されて露点を上回る温度まで昇温されるので、結露の発生が防止される。
また、低熱伝導率である光学用樹脂体61を介した冷却されたLD部1への熱移動は抑制されるので、低い消費電力によって第2凸部61C表面の昇温、及びLD部1の冷却は可能となる。
特に、光学用樹脂体61はガラスよりも熱伝導率の低い材料で構成することにより、光学用樹脂体61の薄型化が実現できる。また、光学用樹脂体61を用いることにより形状の自由度が増え、第1凸部61B及び第2凸部61Cのような形状を形成できるため、キャップ12及び導電性樹脂体62に対する位置決めや組み立て作業を容易とすることができる。
更に、第1凸部61Bを貫通孔部12A内に挿入することで、光学用接着剤31の必要量を減らすことができ、そのため、接着剤の劣化による透過率低下の影響や接着剤硬化時の気泡発生の影響を低減させることができる。
<第4実施形態>
次に、本発明の更に他の実施形態について説明する。上記第1実施形態の一変形例としての光照射装置の概略上面断面図を図5に示す。
図5に示す光照射装置104は、第1実施形態に係る光照射装置10(図1)から窓ガラス18を取り除いたものとなる。このような構成によれば、キャップ12内部の気密性によって光学用接着剤3のキャップ12内側の表面における結露の発生は防止され、且つ透明導電膜22の加熱により透明導電膜22表面の結露も防止される。
また、第1実施形態の別の変形例としての光照射装置の概略上面断面図を図6に示す。図6に示す光照射装置105は、第1実施形態との相違点として、ガラス体21’及びその表面に形成される透明導電膜22’から成るガラスヒーター2’を有する。
そして、ガラス体21’の透明導電膜22’が形成された面と反対側がキャップ12の貫通孔部12A内に収容された状態で、貫通孔部12A内の光学用接着剤32によってガラスヒーター2’はキャップ12に対して固定される。
貫通孔部12A内の空間はガラス体21’及び光学用接着剤32によって充填されるので、窓ガラス18の表面における結露の発生は無くなる。そして、透明導電膜22’の加熱により透明導電膜22’表面の結露も防止される。また、低熱伝導率のガラス体21’によって冷却されたLD部1への熱移動も抑制される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々の変形が可能である。
例えば、レーザーダイオード以外の他の光源(例えばLED等)で冷却の必要があるものに対して本発明を適用することも可能である。
1 LD部
10 光照射装置
11 ステム
12 キャップ
12A 貫通孔部
13 載置台
14 サブマウント
15 LDチップ
16 フォトダイオード
17A〜17C 端子
18 窓ガラス
2、2’ ガラスヒーター
20 測温センサー
21、21’ ガラス体
22、22’ 透明導電膜
30 ペルチェ素子
31、32 光学用接着剤
51 板ガラス
52 フィルムヒーター
61 光学用樹脂体
61A 基部
61B 第1凸部
61C 第2凸部
62 導電性樹脂体
62A 凹部
62B 貫通孔部
102〜105 光照射装置

Claims (7)

  1. 光源と、
    前記光源から出射される光を透過する熱抵抗部材と、
    前記熱抵抗部材の光出射側に配される加熱部と、を備える光照射装置。
  2. 前記加熱部は、前記光源から出射される光を透過する透明導電膜であることを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
  3. 前記加熱部は、非透明であって、前記熱抵抗部材の光出射箇所に対応して開口部を設けられることを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
  4. 前記光源は、光を出射する出射部と、前記出射部を覆うように設けられるカバー部材と、前記カバー部材に設けられた貫通孔部を内側から覆うよう配される窓部材と、を備え、
    前記熱抵抗部材は、前記貫通孔部に充填された接着剤により前記カバー部材に固定されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の光照射装置。
  5. 前記光源は、光を出射する出射部と、前記出射部を覆うように設けられるカバー部材と、を備え、前記カバー部材には第1貫通孔部が設けられ、
    前記熱抵抗部材は、前記第1貫通孔部と嵌合する第1凸部と、前記加熱部に設けられた第2貫通孔部と嵌合する第2凸部とを備えた樹脂部材であることを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
  6. 前記光源部は、前記第1貫通孔部を内側から覆うよう配される窓部材を更に備え、
    前記カバー部材に設けられる前記第1貫通孔部内の空間は、前記第1凸部と接着剤によって充填されることを特徴とする請求項5に記載の光照射装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の光照射装置と、
    前記光照射装置周辺の温度及び湿度を測定する第1測定部と、
    前記光照射装置における前記光源の温度を測定する第2測定部と、
    前記第1測定部の測定結果に基づき露点を算出する算出部と、
    前記第2測定部の測定結果が前記算出された露点に基づく所定温度以下となると、前記加熱部の駆動を開始する駆動部と、を備える光照射システム。
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