JP2016023808A - 在室人数カウントシステムおよび方法 - Google Patents

在室人数カウントシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】正確にかつ低コストで施設内に定められた各エリアの在室人数をカウントする。【解決手段】施設内に定められた各エリアにそのエリアのエリア情報を含むタグ情報を記憶させたNFCタグ1を設置する。NFCタグ1に記憶されているタグ情報をスマートフォン2で読み取る。スマートフォン2は、読み取ったタグ情報に含まれているエリア情報に自己の端末情報を付加し、在室人数カウント情報として在室人数カウント装置3に送信する。在室人数カウント装置3は、スマートフォン2からの在室人数カウント情報に含まれている端末情報およびエリア情報によってタグ情報を読み取った端末およびその端末が位置しているエリアを特定し、特定した端末およびエリアに基づいてその特定されたエリアの在室人数をカウントする。【選択図】 図1

Description

この発明は、施設内に定められた各エリアの在室人数をカウントする在室人数カウントシステムおよび方法に関するものである。
従来より、施設内に定められた各エリアの在室人数をカウントし、このカウントした各エリアの在室人数に基づいて各エリアの空調を制御するようにしたシステムが提案されている。
例えば、特許文献1には、オフィスビル、ホテル、病院、住居などの各種建物における空調エリアの換気量を在室人数に応じて制御する空気調和システムが示されている。
この特許文献1に示された空気調和システムでは、分電盤に接続されたコンセントの消費電力が空調エリア内に設けられているパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略す)の使用台数に比例することを利用し、コンセントの消費電力をパソコンの1台当たりの消費電力で除算して空調エリアの在室人数を算出し、この算出した在室人数と予め定められた一人当たりの換気量とから空調エリア内の必要換気量を求め、この求めた必要換気量が得られるように空調エリアに付設された換気装置の風量を決定するようにしている。
また、特許文献2には、管理エリアに存在する人の人数に応じた空調制御を行う施設管理システムが示されている。この特許文献2に示された施設管理システムでは、施設内の各管理エリアについて、カードリーダから送られてくるIDカードの情報に基づいて人の入退室を管理するとともに、その入退室の管理情報から各管理エリアの在室人数をリアルタイムに更新し、この更新される各管理エリアの在室人数に基づいて、各管理エリアにおける外気の取り入れ量を自動調整するようにしている。
特開2011−137595号公報 特開2012−207877号公報
しかしながら、上述した特許文献1に示された空気調和システムでは、コンセントの消費電力を基に空調エリアの在室人数を算出するようにしているため、パソコンとは別の機器の消費電力がコンセントの消費電力の測定値に含まれることがあり、正確に空調エリアの在室人数をカウントすることができないという問題があった。
また、上述した特許文献2に示された施設管理システムでは、各管理エリアにカードリーダを設置しなければならず、1台につき数万円の導入コストがかかる。なお、入口や椅子などにセンサを取り付けることも考えられるが、このような場合でもセンサを複数台必要とし、多額のコストがかかってしまう。また、このようなコスト面の課題だけではなく、メンテナンスのコストも必要となる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、正確にかつ低コストで、施設内に定められた各エリアの在室人数をカウントすることが可能な在室人数カウントシステムおよび方法を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、施設内に定められた各エリアに設置され、その設置されるエリアのエリア情報を含む情報がタグ情報として記憶されたタグと、このタグに記憶されているタグ情報を読み取り、その読み取ったタグ情報に含まれているエリア情報に自己の端末情報を付加し、この自己の端末情報を付加したエリア情報を在室人数カウント情報として在室人数カウント装置へ送信する携帯端末とを備え、在室人数カウント装置は、携帯端末から送信されてくる在室人数カウント情報を受信する在室人数カウント情報受信手段と、在室人数カウント情報受信手段によって受信された在室人数カウント情報に含まれている端末情報およびエリア情報によってタグ情報を読み取った端末およびその端末が位置しているエリアを特定する端末&エリア特定手段と、端末&エリア特定手段によって特定された端末およびエリアに基づいてその特定されたエリアの在室人数をカウントする在室人数カウント手段とを備えることを特徴とする。
この発明では、施設内に定められた各エリアに、そのエリアのエリア情報を含む情報がタグ情報として記憶されたタグを設置する。例えば、タグとして、NFC(Near Field Communication)タグを設置する。NFCタグについては後述する。そして、携帯端末として例えばスマートフォンを用い、エリアに設置されているタグからタグ情報を読み取り、その読み取ったタグ情報に含まれているエリア情報に自己の端末情報を付加し、在室人数カウント情報として在室人数カウント装置へ送信する。
在室人数カウント装置は、携帯端末から送信されてくる在室人数カウント情報を受信し、この受信した在室人数カウント情報に含まれている端末情報およびエリア情報によってタグ情報を読み取った端末およびその端末が位置しているエリアを特定する。そして、この特定した端末およびエリアに基づいて、その特定したエリアの在室人数をカウントする。
この場合、例えば、特定した今回の端末およびエリアの組み合わせが一定時間内に既に特定した組み合わせであるか否かを確認し、一定時間(例えば、10分)内に既に特定した組み合わせでなかった場合にのみ、そのエリアの在室人数のカウント値を1アップするようにする。このようにすると、同一エリアでの同じ携帯端末からの連続入力による誤カウントを防止することが可能となる。
また、例えば、在室人数のカウント値を1アップした端末およびエリアの組み合わせが、上記の一定時間よりも長い所定時間(例えば、8時間)継続して特定されなかった場合、そのエリアの在室人数のカウント値を1ダウンするようにする。このようにすると、そのエリアから人が出て行く際にカウントダウンの操作を行わなくても、所定時間経過後、自動的にそのエリアの在室人数のカウント値が1ダウンするものとなる。
本発明によれば、施設内に定められた各エリアに設置されるタグに、その設置されるエリアのエリア情報を含む情報をタグ情報として記憶させ、このタグに記憶されているタグ情報を携帯端末によって読み取り、携帯端末から、読み取ったタグ情報に含まれているエリア情報に自己の端末情報を付加して在室人数カウント情報として在室人数カウント装置に送信するようにし、在室人数カウント装置において、携帯端末から送信されてくる在室人数カウント情報に含まれている端末情報およびエリア情報によってタグ情報を読み取った端末およびその端末が位置しているエリアを特定し、この特定した端末およびエリアに基づいてその特定したエリアの在室人数をカウントするようにしたので、タグとしてNFCタグを、携帯端末としてスマートフォンを用いるようにし、正確にかつ低コストで、施設内に定められた各エリアの在室人数をカウントすることが可能となる。
本発明に係る在室人数カウントシステムの一実施の形態の要部を示す図である。 この在室人数カウントシステムにおけるNFCタグの設置例を示す図である。 この在室人数カウントシステムにおけるスマートフォンのNFCタグからのタグ情報の読み取り時の動作を説明するためのフローチャートである。 この在室人数カウントシステムにおける在室人数カウント装置のスマートフォンからの在室人数カウント情報受信時の動作を説明するためのフローチャートである。 在室人数カウント装置における各エリアの在室人数の表示例を示す図である。 図5に示した表示例においてAエリアの在室人数が更新された状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る在室人数カウントシステムの一実施の形態の要部を示す図である。
図1において、1はタグ、2は携帯端末、3は在室人数カウント装置である。本実施の形態において、タグ1としてはNFCタグを用い、携帯端末2としてはスマートフォンを用いている。以下、タグ1をNFCタグ、携帯端末2をスマートフォンと呼び変える。
NFC(Near Field Communication)は、十数cmの至近距離でデータ通信を行う近距離無線通信の国際標準の1つであり、2003年12月にISO/IEC18092として勧告された近距離通信方式である。この近距離通信方式であるNFCは、ソニーの「FeliCa(登録商標)」とNXP Semiconductors社(Philips社から独立)の「Mifare(登録商標)」を元に策定され、両方式の上位互換となっている。また、これらの様々な方式を含む近距離無線通信技術の総称としてNFCという用語が用いられることもある。
NFCは13.56MHzの電波を使い、10cm程度のごく近距離で100〜400kbpsの双方向通信が可能であり、機器同士を「かざす」ように近づけるだけで通信ができる。このNFCの通信技術を用いたNFCタグは、パッシブ型無線タグと同様に、NFCタグのリーダ/ライタから非接触で供給される電力で動作し、情報蓄積容量は無線タグに比べてかなり大容量であり、複数のコンテンツ情報を蓄積できる。
また、スマートフォンは、近年その普及がめざましい携帯端末である。スマートフォンの利用者は、年々増加傾向にあり、日本の人口に対する普及率が2011年で9.5%、2012年で18%、2013年で28.2%と増加している(日経BPコンサルティング調べ)。近年のスマートフォンは、そのほとんどに、NFCタグのリーダ機能が搭載されている。
本実施の形態では、NFCタグ1を施設内に定められた各エリアに設置する。また、NFCタグ1に、その設置されるエリアのエリア情報を含む情報をタグ情報として記憶させる。図2にNFCタグ1の設置例を示す。この例では、施設内のAエリア(会議室A)、Bエリア(会議室B)、Cエリア(執務室1)、Dエリア(執務室2)に、複数のNFCタグ1を設置している。
Aエリアに設置したNFCタグ1には、このNFCタグ1が設置されているエリアがAエリアであることを示すエリア情報が記憶されており、Bエリアに設置したNFCタグ1には、このNFCタグ1が設置されているエリアがBエリアであることを示すエリア情報が記憶されている。同様に、Cエリアに設置したNFCタグ1には、このNFCタグ1が設置されているエリアがCエリアであることを示すエリア情報が記憶されており、Dエリアに設置したNFCタグ1には、このNFCタグ1が設置されているエリアがDエリアであることを示すエリア情報が記憶されている。
また、本実施の形態において、在室人数カウント装置3は、プロセッサや記憶装置からなるハードウェアと、これらのハードウェアと協働して各種機能を実現させるプログラムとによって実現され、在室人数カウント情報受信部3−1と、端末&エリア特定部3−2と、在室人数カウント部3−3と、在室人数表示部3−4と、レイアウト情報記憶部3−5とを備えている。
この在室人数カウント装置3において、端末&エリア特定部3−2は、端末特定部3−21とエリア特定部3−22とを備えている。また、室内レイアウト情報記憶部3−5には、NFCタグ1が設置されている施設のレイアウト情報、すなわち図2に例示したようなNFCタグ1が設置されている施設における各エリアのレイアウト情報が記憶されている。
以下、図3および図4に示すフローチャートを参照して、在室人数カウント装置3における各部の機能を交えながら、この在室人数カウントシステムにおける特有の動作について説明する。
図2において、例えば、Aエリアに入った利用者は、自己が保有しているスマートフォン2をNFCタグ1にタッチする。すると、スマートフォン2は、NFCタグ1から送られてくるタグ情報を受信し(図3:ステップS101のYES)、このタグ情報に含まれているエリア情報に自己の端末情報を付加し、この自己の端末情報を付加したエリア情報を在室人数カウント情報として在室人数カウント装置3へ送信する(ステップS102)。
在室人数カウント装置3において、スマートフォン2から送信されてくる在室人数カウント情報(端末情報+エリア情報)は、在室人数カウント情報受信部3−1で受信される。在室人数カウント情報受信部3−1は、スマートフォン2からの在室人数カウント情報を受信すると(図4:ステップS201のYES)、その受信した在室人数カウント情報を端末情報とエリア情報とに分離し(ステップS202)、その分離した端末情報とエリア情報を端末&エリア特定部3−2に送る。
端末&エリア特定部3−2において、端末特定部3−21は、在室人数カウント情報受信部3−1から送られてくる端末情報によって、NFCタグ1からタグ情報を読み取った端末を特定する(ステップS203)。すなわち、NFCタグ1からタグ情報を読み取ったスマートフォン2を特定する。
また、端末&エリア特定部3−2において、エリア特定部3−22は、在室人数カウント情報受信部3−1から送られてくるエリア情報によって、NFCタグ1からタグ情報を読み取った端末が位置しているエリアを特定する(ステップS204)。すなわち、NFCタグ1からタグ情報を読み取ったスマートフォン2が位置しているエリアを特定する。この例では、スマートフォン2が位置しているエリアとして、Aエリアが特定される。
端末&エリア特定部3−2は、端末特定部3−21で特定した端末と、エリア特定部3−22で特定したエリアを、在室人数カウント部3−3へ送る。在室人数カウント部3−3は、端末&エリア特定部3−2から送られてくる端末およびエリアに基づいて、その特定されたエリアの在室人数をカウントする。
この場合、在室人数カウント部3−3は、一定時間TC(例えば、TC=10分)内に同一エリアに位置する同一端末からの在室人数カウント情報を受信済みか否かを確認する(ステップS205)。すなわち、端末&エリア特定3−2によって特定された今回の端末およびエリアの組み合わせについて、その組み合わせが一定時間TC内に既に特定された組み合わせであるか否かを確認する。
ここで、一定時間TC内に同一エリアに位置する同一端末からの在室人数カウント情報を受信済みでなければ(ステップS205のNO)、すなわち特定した今回の端末およびエリアの組み合わせが一定時間TC内に既に特定した組み合わせでなければ、その特定されたエリアの在室人数を+1する(ステップS206)。この例では、Aエリアの在室人数のカウント値を1アップする。
そして、在室人数カウント部3−3は、このカウント値を1アップしたAエリアの在室人数を在室人数表示部3−4へ送る。在室人数表示部3−4は、在室人数カウント部3−3からのAエリアの在室人数を受けて、Aエリアの在室人数の表示を更新する(ステップS207)。
すなわち、在室人数表示部3−4は、その直前の状態として、それまでに送られてきた在室人数カウント部3−3からのエリア毎の在室人数を受けて、レイアウト情報記憶部3−5に記憶されているレイアウト情報を下地として、各エリアの在室人数の表示を行っている。図5にその表示例を示す。在室人数表示部3−4は、カウント値が1アップされたAエリアの在室人数を受けると、図6にその表示例を示すように、Aエリアの在室人数の表示を更新する。
なお、在室人数カウント部3−3は、一定時間TC内に同一エリアに位置する同一端末からの在室人数カウント情報を受信済みであることを確認すると(ステップS205のYES)、すなわち特定した今回の端末およびエリアの組み合わせが一定時間TC内に既に特定した組み合わせと同じであれば、その特定されたエリアの在室人数のカウントアップは行わない。このため、在室人数表示部3−4は、在室人数の表示の更新は行わず、表示されている各エリアの在室人数は変わらない。これにより、同一エリアでの同じスマートフォン2からの連続入力による誤カウントが防止される。
このようにして、本実施の形態では、タグ1として数十円/枚とコストの安いNFCタグを、携帯端末2として手持ちのスマートフィンを用いるようにし、正確にかつ低コストで、施設内に定められた各エリアの在室人数をカウントすることができるようになる。
なお、上述した実施の形態において、例えば、在室人数カウント部3−3に、在室人数のカウント値を1アップした端末およびエリアの組み合わせが、一定時間TCよりも長い所定時間TX(例えば、TX=8時間)継続して特定されなかった場合、そのエリアの在室人数のカウント値を1ダウンする機能を設けるようにしてもよい。
例えば、Aエリアの在室人数のカウント値を1アップした後、そのカウント値を1アップしたスマートフォン2から所定時間TXが過ぎてもAエリアにおいて在室人数カウント情報が送られてこなかった場合、そのAエリアの在室人数のカウント値を1ダウンするようにする。
このような機能を設けると、利用者は、会議を終えて、Aエリアから出て行く際に、カウントダウンの操作を行わなくても、所定時間TXの経過後、自動的にAエリアの在室人数のカウント値が1ダウンされるものとなる。
また、上述した実施の形態では、各エリアでカウントした在室人数を表示するようにしたが、各エリアでカウントした在室人数に応じ、人が多いエリアでは空調負荷を上げ、少ないエリアでは空調負荷を下げるなどして、省エネルギー効果や快適性を得るようにしてもよい。また、各エリアでカウントした在室人数に応じ、空調の設定温度を変更したり、照明の照度を変更したりするなどしてもよい。
また、ある空間での在室人数が動的に変わるような場合、例えば会議等で一時的に席を離れるような場合、次の例のようにして在室人数をカウントすることで、動的な人数の増減に対応するようにしてもよい。
(1)AさんがXエリアでNFCタグにタッチすると、Xエリアの在室人数が+1になる。
(2)AさんがYエリアに移動し、YエリアでNFCタグにタッチすると、Yエリアの在室人数が+1になる。
(3)AさんがYエリアでNFCタグにタッチした後、AさんがXエリアでタッチしてからの時間が所定時間経過すると、AさんはXエリアから離れたと判断され、Xエリアの在室人数が−1になる。
(4)AさんがXエリアに戻り、XエリアでNFCタグにタッチすると、Xエリアの在室人数が+1になる。
(5)AさんがXエリアでNFCタグにタッチした後、AさんがYエリアでタッチしてからの時間が所定時間経過すると、AさんはYエリアから離れたと判断され、Xエリアの在室人数が−1になる。
〔実施の形態の拡張〕
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1…タグ(NFCタグ)、2…携帯端末(スマートフォン)、3…在室人数カウント装置、3−1…在室人数カウント情報受信部、3−2…端末&エリア特定部、3−21…端末特定部、3−22…エリア特定部、3−3…在室人数カウント部、3−4…在室人数表示部、3−5…レイアウト情報記憶部。

Claims (6)

  1. 施設内に定められた各エリアに設置され、その設置されるエリアのエリア情報を含む情報がタグ情報として記憶されたタグと、
    このタグに記憶されているタグ情報を読み取り、その読み取ったタグ情報に含まれているエリア情報に自己の端末情報を付加し、この自己の端末情報を付加したエリア情報を在室人数カウント情報として在室人数カウント装置へ送信する携帯端末とを備え、
    前記在室人数カウント装置は、
    前記携帯端末から送信されてくる在室人数カウント情報を受信する在室人数カウント情報受信手段と、
    前記在室人数カウント情報受信手段によって受信された在室人数カウント情報に含まれている端末情報およびエリア情報によって前記タグ情報を読み取った端末およびその端末が位置しているエリアを特定する端末&エリア特定手段と、
    前記端末&エリア特定手段によって特定された端末およびエリアに基づいてその特定されたエリアの在室人数をカウントする在室人数カウント手段と
    を備えることを特徴とする在室人数カウントシステム。
  2. 請求項1に記載された在室人数カウントシステムにおいて、
    前記在室人数カウント手段は、
    前記端末&エリア特定手段によって特定された今回の端末およびエリアの組み合わせが一定時間内に既に特定された組み合わせであるか否かを確認し、一定時間内に既に特定された組み合わせでなかった場合にのみ、そのエリアの在室人数のカウント値を1アップする
    ことを特徴とする在室人数カウントシステム。
  3. 請求項2に記載された在室人数カウントシステムにおいて、
    前記在室人数カウント手段は、
    前記在室人数のカウント値を1アップした端末およびエリアの組み合わせが、前記一定時間よりも長い所定時間継続して特定されなかった場合、そのエリアの在室人数のカウント値を1ダウンする
    ことを特徴とする在室人数カウントシステム。
  4. 施設内に定められた各エリアに設置されるタグに、その設置されるエリアのエリア情報を含む情報をタグ情報として記憶させるタグ情報記憶ステップと、
    前記タグに記憶されているタグ情報を携帯端末によって読み取るタグ情報読取ステップと、
    前記携帯端末から、前記読み取ったタグ情報に含まれているエリア情報に自己の端末情報を付加し、この自己の端末情報を付加したエリア情報を在室人数カウント情報として送信する在室人数カウント情報送信ステップと、
    前記携帯端末から送信されてくる在室人数カウント情報を受信する在室人数カウント情報受信ステップと、
    前記在室人数カウント情報受信ステップによって受信された在室人数カウント情報に含まれている端末情報およびエリア情報によって前記タグ情報を読み取った端末およびその端末が位置しているエリアを特定する端末&エリア特定ステップと、
    前記端末&エリア特定ステップによって特定された端末およびエリアに基づいてその特定されたエリアの在室人数をカウントする在室人数カウントステップと
    を備えることを特徴とする在室人数カウント方法。
  5. 請求項4に記載された在室人数カウント方法において、
    前記在室人数カウントステップは、
    前記端末&エリア特定ステップによって特定された今回の端末およびエリアの組み合わせが一定時間内に既に特定された組み合わせであるか否かを確認し、一定時間内に既に特定された組み合わせでなかった場合にのみ、そのエリアの在室人数のカウント値を1アップする
    ことを特徴とする在室人数カウント方法。
  6. 請求項5に記載された在室人数カウント方法において、
    前記在室人数カウントステップは、
    前記在室人数のカウント値を1アップした端末およびエリアの組み合わせが、前記一定時間よりも長い所定時間継続して特定されなかった場合、そのエリアの在室人数のカウント値を1ダウンする
    ことを特徴とする在室人数カウント方法。
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WO2020158837A1 (ja) * 2019-02-01 2020-08-06 三菱電機株式会社 所在人数測定システム、携帯機器及びプログラム
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