JP2016019415A - 太陽光発電用電力給電システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】太陽光電源装置1と、太陽光電源装置以外の電源装置2と、該電源装置からの電力を合成する電力合成装置3と、該電力合成装置で合成された電力が入力される負荷4とを備え前記負荷の消費電力が、前記太陽光電源装置の発電電力と略等しいかそれよりも大きい条件において、太陽光電源装置から最大効率の電力が取得できる電圧値を検出し、前記太陽光電源装置以外の電源装置の電圧値を前記検出した電圧値と略同等の電圧値として設定し、前記複数の電源装置からの電力を電力合成装置で合成し、合成した電力を負荷へ電力供給する。
【選択図】図1
Description
前記負荷の消費電力が、前記太陽光電源装置の発電電力と略等しいかそれよりも大きい条件において、太陽光電源装置から最大効率の電力が取得できる電圧値を検出し、前記太陽光電源装置以外の電源装置の電圧値を前記検出した電圧値と略同等の電圧値として設定し、前記複数の電源装置からの電力を電力合成装置で合成し、合成した電力を負荷へ電力供給する、
ことを特徴とし、
または、
太陽光電源装置と、太陽光電源装置以外の電源装置と、該電源装置からの電力を合成する電力合成装置と、該電力合成装置で合成された電力が入力される負荷とを備え、
前記負荷の消費電力が、前記太陽光電源装置の発電電力と略等しいかそれよりも大きい条件において、太陽光電源装置から最大効率の電力が取得できる電圧値を検出し、前記太陽光電源装置以外の電源装置の電圧値を前記検出した電圧値と略同等の電圧値として設定し、前記複数の電源装置からの電力を電力合成装置で合成し、合成した電力を負荷へ電力供給してなり、
前記負荷は、太陽光電源装置以外の電源装置で設定された出力電圧から太陽光電源装置の最大電圧までの範囲の直流で使用可能な負荷である、
ことを特徴とし、
または、
前記太陽光電源装置以外の電源装置には、複数の自然エネルギーによる発電電源装置が含まれる、
ことを特徴とし、
または、
前記負荷には、電圧変換回路を有する負荷が使用され、
前記電圧変換回路と負荷の間に、電力合成装置と該電力合成装置に繋がる太陽光電源装置とを追加し、太陽光電源装置からの電力と前記電力変換回路を通過する太陽光電源装置以外の電力とを電力合成装置で合成し、合成した電力を負荷へ電力供給する、
ことを特徴とし、
または、
前記負荷には、電圧変換回路を有する負荷が使用され、
前記電圧変換回路と負荷の間に、電力合成装置と該電力合成装置に繋がる太陽光電源装置と、前記電力合成装置に繋がる第2の電圧変換回路とを追加し、太陽光電源装置からの電力と前記電力変換回路を通過する太陽光電源装置以外の電力とを電力合成装置で合成し、合成した電力を負荷へ電力供給してなり、
前記負荷を、太陽光電源装置以外の電源装置で設定された出力電圧から太陽光電源装置の最大電圧までの範囲の直流で使用可能な負荷とした、
ことを特徴とするものである。
本実施例において、負荷4の構成については、電源装置2の供給電圧から、太陽電池1における太陽光発電の最大電圧までの範囲の電圧で使用できる機器(負荷4)であることが前提となる。
このとき、電源装置2の電圧を140Vとする。太陽電池1の出力電圧は、無負荷であれば、172Vまで上昇するが、負荷がかかると、出力電圧は低下する。
太陽電池1の発電電力>負荷4の消費電力
となっているときは、負荷4の消費電力が小さすぎるので、電力が余っている状態である。このときは、太陽電池1を最大効率で稼働させることはできない。
太陽電池1の発電電力≦負荷の消費電力
のときは、太陽電池1の出力電圧は、電源装置2の電圧によって決まるので、電源装置2の電圧を太陽電池1の電圧Vpとすることで、太陽電池1を最大電力点で動作させることができるのである。
最大電力点追従方法
太陽電池から得られる電力は、図4に示される性質を持っている。すなわち、太陽電池から電力を取り出すときの太陽電池の電圧によって、得られる電力が決まる。図4におけるVpの電圧になったとき、太陽電池から最大の電力をとりだすことができる。
これによると、パワーコンディショナーによる追従では、電圧が激しく変動していることがわかる。しかし、Vpはもっとなだらかであり、時間を通して変化は少なく、121〜123Vの範囲を推移していることがわかる。
従来から多くのパワーコンディショナーで使用されている山登り法は、太陽電池から電力を取り出すときの電圧を変動させて、そのときの電力値を測定し、フィードバックすることにより最大電力点に近づける方法である。本システムにおいては、電源装置2の電圧が太陽電池1の出力電圧に等しくなるので、電源装置2の電圧を変動させることで、同様に従来法を利用することができる。
JISで規定される特定の条件(AM(エアマス)1.5、放射照度1000W、モジュール温度25度)における、太陽電池の最大電力となる電圧(すなわち、公称最大出力動作電圧)およびそのときの電流、電力の情報は、太陽電池メーカーにより提供されている。
太陽電池の最大電力動作電圧Vpは、環境条件(照度、温度)によって変化する。逆に、照度・温度が決まれば、太陽電池の最大電力動作電圧が決まることになる。
上記テーブル法において、あらかじめ表(テーブル)を作成するのは大変である。そこで、テーブル法と山登り法を組み合わせた「自己学習法」により、その手間を解消することができる。
最大電力動作電圧は、温度および照度の関数と考えることができる。
交流を利用する電気製品30は、一般的に、内部に整流回路6を持ち、電圧変換回路18(フライバック方式などによる電圧変換回路、力率改善回路を含む場合もある)によって必要な直流電圧にした後、負荷4に供給される。
図5の例に、蓄電池20と充放電制御装置21を追加した構成となっている。
であるとき、太陽電池1の電圧は、可変電圧電源装置9の電圧より高い電圧となる。そこで、可変電圧電源装置9と太陽電池1の電圧の差を検出し、これが0になるように、太陽電池1から電力を取り出し、蓄電池20を充電する。
充放電制御回路40は、太陽電池1側の電圧計41と電源装置2側の電圧計42の電圧値を比較し、太陽電池1側の電圧が高い場合は充電回路43を動作させ、太陽電池1側の電圧が低い場合は、放電回路44を動作させ、二つの電圧が同じになるように調整する。
・最大電圧が負荷4の対応できる電圧内であること
・電力特性が図4に示されるような曲線であり、山がひとつであること
(極大点が二か所以上存在しないこと)
この条件を満たす場合、太陽電池1において、また、追加電源22においても、最大電力となる電圧はひとつであり、同じ制御で電力を利用することができる。また、同じ条件を満たす電源であれば、2個以上追加することも可能である。
2 電源装置
3 直流電力合成装置
4 負荷
5 商用電源
6 整流回路
7 平滑回路
8 逆流防止装置
9 可変電圧電源装置
10 電力計
11 制御装置
12 スイッチング電源回路
13 オートトランス
14 タップ切り替え装置
15 電圧変換装置
16 インバーター
17 逆流防止ダイオード
18 電圧変換回路
19 負荷
20 蓄電池
21 充放電制御装置
22 追加電源
23 力率改善回路
24 直流電力網
25 電力利用システム
30 電気製品
40 充放電制御回路
41 電圧計
42 電圧計
43 充電回路
44 放電回路
前記直流電力消費の負荷を有する電気製品の消費電力が、前記太陽光電源装置の直流発電電力と略等しいか前記直流発電電力よりも大きい条件において、太陽光電源装置から最大効率の直流電力が取得できる電圧値を検出し、前記太陽光電源装置以外の電源装置から前記直流電力消費の負荷を有する電気製品へ出力される電圧値を、前記検出した太陽光電源装置から最大効率の直流電力が取得できる電圧値と略同等の電圧値として設定し、前記直流電力を送出する太陽光電源装置と前記電源装置からの直流電力を直流電力合成装置で合成し、合成した直流電力を前記直流電力消費の負荷を有する電気製品へ電力供給するシステムであって、
前記直流電力消費の負荷を有する電気製品内には、整流回路と電圧変換回路と前記直流電力合成装置を有し、前記太陽光電源装置からの最大効率の直流電力が取得できる電圧値が検出されたとき、前記太陽光電源装置以外の電源装置から前記直流電力消費の負荷への出力電圧を電気製品内の前記電圧変換回路により前記検出された電圧値に変更し、かつ前記整流回路により交流電源入力あるいは直流電源入力可能な構成とし、
前記電圧変換回路と直流電力消費の負荷との間に直流電力合成装置を配置して、該直流電力合成装置に電気製品の外部にある太陽光電源装置を連携させた、
ことを特徴とし、
または、
直流電力を出力する太陽光電源装置と、前記太陽光電源装置以外の電源装置と、前記太陽光電源装置と前記電源装置からの直流電力を合成する直流電力合成装置と、該直流電力合成装置で合成された直流電力が入力される直流電力消費の負荷を有する電気製品とを備え、
前記直流電力消費の負荷を有する電気製品の消費電力が、前記太陽光電源装置の直流発電電力と略等しいか前記直流発電電力よりも大きい条件において、太陽光電源装置から最大効率の直流電力が取得できる電圧値を検出し、前記太陽光電源装置以外の電源装置から前記直流電力消費の負荷を有する電気製品へ出力される電圧値を、前記検出した太陽光電源装置から最大効率の直流電力が取得できる電圧値と略同等の電圧値として設定し、前記直流電力を送出する太陽光電源装置と前記電源装置からの直流電力を直流電力合成装置で合成し、合成した直流電力を前記直流電力消費の負荷を有する電気製品へ電力供給するシステムであって、
前記直流電力消費の負荷を有する電気製品内には、整流回路と第1と第2の2つの電圧変換回路と前記直流電力合成装置を有し、前記太陽光電源装置からの最大効率の直流電力が取得できる電圧値が検出されたとき、前記太陽光電源装置以外の電源装置から前記直流電力消費の負荷への出力電圧を前記第1の電圧変換回路により前記検出された電圧値に変更し、かつ前記整流回路により交流電源入力あるいは直流電源入力可能な構成とし、
前記第1と第2の2つの電圧変換回路の間に直流電力合成装置を配置すると共に、前記第2の電圧変換回路は前記負荷が必要とする電圧の変換用にし、前記直流電力合成装置には電気製品の外部にある太陽光電源装置を連携させた、
ことを特徴とし、
または、
前記太陽光電源装置以外の電源装置には、複数の自然エネルギーによる発電電源装置も含まれる、
ことを特徴とするものである。
本実施例において、負荷4の構成については、電源装置2の供給電圧から、太陽電池1における太陽光発電の最大電圧までの範囲の電圧で使用できる機器(負荷4)であることが前提となる。
このとき、電源装置2の電圧を140Vとする。太陽電池1の出力電圧は、無負荷であれば、172Vまで上昇するが、負荷がかかると、出力電圧は低下する。
太陽電池1の発電電力>負荷4の消費電力
となっているときは、負荷4の消費電力が小さすぎるので、電力が余っている状態である。このときは、太陽電池1を最大効率で稼働させることはできない。
太陽電池1の発電電力≦負荷の消費電力
のときは、太陽電池1の出力電圧は、電源装置2の電圧によって決まるので、電源装置2の電圧を太陽電池1の電圧Vpとすることで、太陽電池1を最大電力点で動作させることができるのである。
最大電力点追従方法
太陽電池から得られる電力は、図4に示される性質を持っている。すなわち、太陽電池から電力を取り出すときの太陽電池の電圧によって、得られる電力が決まる。図4におけるVpの電圧になったとき、太陽電池から最大の電力をとりだすことができる。
これによると、パワーコンディショナーによる追従では、電圧が激しく変動していることがわかる。しかし、Vpはもっとなだらかであり、時間を通して変化は少なく、121〜123Vの範囲を推移していることがわかる。
従来から多くのパワーコンディショナーで使用されている山登り法は、太陽電池から電力を取り出すときの電圧を変動させて、そのときの電力値を測定し、フィードバックすることにより最大電力点に近づける方法である。本システムにおいては、電源装置2の電圧が太陽電池1の出力電圧に等しくなるので、電源装置2の電圧を変動させることで、同様に従来法を利用することができる。
JISで規定される特定の条件(AM(エアマス)1.5、放射照度1000W、モジュール温度25度)における、太陽電池の最大電力となる電圧(すなわち、公称最大出力動作電圧)およびそのときの電流、電力の情報は、太陽電池メーカーにより提供されている。
太陽電池の最大電力動作電圧Vpは、環境条件(照度、温度)によって変化する。逆に、照度・温度が決まれば、太陽電池の最大電力動作電圧が決まることになる。
上記テーブル法において、あらかじめ表(テーブル)を作成するのは大変である。そこで、テーブル法と山登り法を組み合わせた「自己学習法」により、その手間を解消することができる。
最大電力動作電圧は、温度および照度の関数と考えることができる。
交流を利用する電気製品30は、一般的に、内部に整流回路6を持ち、電圧変換回路18(フライバック方式などによる電圧変換回路、力率改善回路を含む場合もある)によって必要な直流電圧にした後、負荷4に供給される。
図5の例に、蓄電池20と充放電制御装置21を追加した構成となっている。
であるとき、太陽電池1の電圧は、可変電圧電源装置9の電圧より高い電圧となる。そこで、可変電圧電源装置9と太陽電池1の電圧の差を検出し、これが0になるように、太陽電池1から電力を取り出し、蓄電池20を充電する。
充放電制御回路40は、太陽電池1側の電圧計41と電源装置2側の電圧計42の電圧値を比較し、太陽電池1側の電圧が高い場合は充電回路43を動作させ、太陽電池1側の電圧が低い場合は、放電回路44を動作させ、二つの電圧が同じになるように調整する。
・最大電圧が負荷4の対応できる電圧内であること
・電力特性が図4に示されるような曲線であり、山がひとつであること
(極大点が二か所以上存在しないこと)
この条件を満たす場合、太陽電池1において、また、追加電源22においても、最大電力となる電圧はひとつであり、同じ制御で電力を利用することができる。また、同じ条件を満たす電源であれば、2個以上追加することも可能である。
2 電源装置
3 直流電力合成装置
4 負荷
5 商用電源
6 整流回路
7 平滑回路
8 逆流防止装置
9 可変電圧電源装置
10 電力計
11 制御装置
12 スイッチング電源回路
13 オートトランス
14 タップ切り替え装置
15 電圧変換装置
16 インバーター
17 逆流防止ダイオード
18 電圧変換回路
19 負荷
20 蓄電池
21 充放電制御装置
22 追加電源
23 力率改善回路
24 直流電力網
25 電力利用システム
30 電気製品
40 充放電制御回路
41 電圧計
42 電圧計
43 充電回路
44 放電回路
直流電力を出力する太陽光電源装置と、前記太陽光電源装置以外の電源装置と、前記太陽光電源装置と前記電源装置からの直流電力を合成する直流電力合成装置と、該直流電力合成装置で合成された直流電力が入力される直流電力消費の負荷を有する電気製品とを備え、
前記直流電力消費の負荷を有する電気製品の消費電力が、前記太陽光電源装置の直流発電電力と略等しいか前記直流発電電力よりも大きい条件において、太陽光電源装置から最大効率の直流電力が取得できる電圧値を検出し、前記太陽光電源装置以外の電源装置から前記直流電力消費の負荷を有する電気製品へ出力される電圧値を、前記検出した太陽光電源装置から最大効率の直流電力が取得できる電圧値と略同等の電圧値として設定し、前記直流電力を送出する太陽光電源装置と前記電源装置からの直流電力を直流電力合成装置で合成し、合成した直流電力を前記直流電力消費の負荷を有する電気製品へ電力供給するシステムであって、
前記直流電力消費の負荷を有する電気製品内には、整流回路と電圧変換回路と前記直流電力合成装置を有し、前記太陽光電源装置からの最大効率の直流電力が取得できる電圧値が検出されたとき、前記太陽光電源装置以外の電源装置から前記直流電力消費の負荷への出力電圧を電気製品内の前記電圧変換回路により前記検出された電圧値に設定し、かつ前記整流回路により交流電源入力可能な構成とし、
前記電圧変換回路と直流電力消費の負荷との間に直流電力合成装置を接続して、該直流電力合成装置に電気製品の外部にある太陽光電源装置を接続した、
ことを特徴とし、
または、
直流電力を出力する太陽光電源装置と、前記太陽光電源装置以外の電源装置と、前記太陽光電源装置と前記電源装置からの直流電力を合成する直流電力合成装置と、該直流電力合成装置で合成された直流電力が入力される直流電力消費の負荷を有する電気製品とを備え、
前記直流電力消費の負荷を有する電気製品の消費電力が、前記太陽光電源装置の直流発電電力と略等しいか前記直流発電電力よりも大きい条件において、太陽光電源装置から最大効率の直流電力が取得できる電圧値を検出し、前記太陽光電源装置以外の電源装置から前記直流電力消費の負荷を有する電気製品へ出力される電圧値を、前記検出した太陽光電源装置から最大効率の直流電力が取得できる電圧値と略同等の電圧値として設定し、前記直流電力を送出する太陽光電源装置と前記電源装置からの直流電力を直流電力合成装置で合成し、合成した直流電力を前記直流電力消費の負荷を有する電気製品へ電力供給するシステムであって、
前記直流電力消費の負荷を有する電気製品内には、整流回路と第1と第2の2つの電圧変換回路と前記直流電力合成装置を有し、前記太陽光電源装置からの最大効率の直流電力が取得できる電圧値が検出されたとき、前記太陽光電源装置以外の電源装置から前記直流電力消費の負荷への出力電圧を前記第1の電圧変換回路により前記検出された電圧値に設定し、かつ前記整流回路により交流電源入力可能な構成とし、
前記第1と第2の2つの電圧変換回路の間に直流電力合成装置を接続すると共に、前記第2の電圧変換回路は前記負荷が必要とする電圧の変換用にし、前記直流電力合成装置には電気製品の外部にある太陽光電源装置を接続した、
ことを特徴とし、
または、
前記太陽光電源装置以外の電源装置には、複数の自然エネルギーによる発電電源装置も含まれる、
ことを特徴とするものである。
本実施例において、負荷4の構成については、電源装置2の供給電圧から、太陽電池1における太陽光発電の最大電圧までの範囲の電圧で使用できる機器(負荷4)であることが前提となる。
このとき、電源装置2の電圧を140Vとする。太陽電池1の出力電圧は、無負荷であれば、172Vまで上昇するが、負荷がかかると、出力電圧は低下する。
太陽電池1の発電電力>負荷4の消費電力
となっているときは、負荷4の消費電力が小さすぎるので、電力が余っている状態である。このときは、太陽電池1を最大効率で稼働させることはできない。
太陽電池1の発電電力≦負荷の消費電力
のときは、太陽電池1の出力電圧は、電源装置2の電圧によって決まるので、電源装置2の電圧を太陽電池1の電圧Vpとすることで、太陽電池1を最大電力点で動作させることができるのである。
最大電力点追従方法
太陽電池から得られる電力は、図4に示される性質を持っている。すなわち、太陽電池から電力を取り出すときの太陽電池の電圧によって、得られる電力が決まる。図4におけるVpの電圧になったとき、太陽電池から最大の電力をとりだすことができる。
これによると、パワーコンディショナーによる追従では、電圧が激しく変動していることがわかる。しかし、Vpはもっとなだらかであり、時間を通して変化は少なく、121〜123Vの範囲を推移していることがわかる。
従来から多くのパワーコンディショナーで使用されている山登り法は、太陽電池から電力を取り出すときの電圧を変動させて、そのときの電力値を測定し、フィードバックすることにより最大電力点に近づける方法である。本システムにおいては、電源装置2の電圧が太陽電池1の出力電圧に等しくなるので、電源装置2の電圧を変動させることで、同様に従来法を利用することができる。
JISで規定される特定の条件(AM(エアマス)1.5、放射照度1000W、モジュール温度25度)における、太陽電池の最大電力となる電圧(すなわち、公称最大出力動作電圧)およびそのときの電流、電力の情報は、太陽電池メーカーにより提供されている。
太陽電池の最大電力動作電圧Vpは、環境条件(照度、温度)によって変化する。逆に、照度・温度が決まれば、太陽電池の最大電力動作電圧が決まることになる。
上記テーブル法において、あらかじめ表(テーブル)を作成するのは大変である。そこで、テーブル法と山登り法を組み合わせた「自己学習法」により、その手間を解消することができる。
最大電力動作電圧は、温度および照度の関数と考えることができる。
交流を利用する電気製品30は、一般的に、内部に整流回路6を持ち、電圧変換回路18(フライバック方式などによる電圧変換回路、力率改善回路を含む場合もある)によって必要な直流電圧にした後、負荷4に供給される。
図5の例に、蓄電池20と充放電制御装置21を追加した構成となっている。
であるとき、太陽電池1の電圧は、可変電圧電源装置9の電圧より高い電圧となる。そこで、可変電圧電源装置9と太陽電池1の電圧の差を検出し、これが0になるように、太陽電池1から電力を取り出し、蓄電池20を充電する。
充放電制御回路40は、太陽電池1側の電圧計41と電源装置2側の電圧計42の電圧値を比較し、太陽電池1側の電圧が高い場合は充電回路43を動作させ、太陽電池1側の電圧が低い場合は、放電回路44を動作させ、二つの電圧が同じになるように調整する。
・最大電圧が負荷4の対応できる電圧内であること
・電力特性が図4に示されるような曲線であり、山がひとつであること
(極大点が二か所以上存在しないこと)
この条件を満たす場合、太陽電池1において、また、追加電源22においても、最大電力となる電圧はひとつであり、同じ制御で電力を利用することができる。また、同じ条件を満たす電源であれば、2個以上追加することも可能である。
2 電源装置
3 直流電力合成装置
4 負荷
5 商用電源
6 整流回路
7 平滑回路
8 逆流防止装置
9 可変電圧電源装置
10 電力計
11 制御装置
12 スイッチング電源回路
13 オートトランス
14 タップ切り替え装置
15 電圧変換装置
16 インバーター
17 逆流防止ダイオード
18 電圧変換回路
19 負荷
20 蓄電池
21 充放電制御装置
22 追加電源
23 力率改善回路
24 直流電力網
25 電力利用システム
30 電気製品
40 充放電制御回路
41 電圧計
42 電圧計
43 充電回路
44 放電回路
Claims (5)
- 太陽光電源装置と、太陽光電源装置以外の電源装置と、該電源装置からの電力を合成する電力合成装置と、該電力合成装置で合成された電力が入力される負荷とを備え、
前記負荷の消費電力が、前記太陽光電源装置の発電電力と略等しいかそれよりも大きい条件において、太陽光電源装置から最大効率の電力が取得できる電圧値を検出し、前記太陽光電源装置以外の電源装置の電圧値を前記検出した電圧値と略同等の電圧値として設定し、前記複数の電源装置からの電力を電力合成装置で合成し、合成した電力を負荷へ電力供給する、
ことを特徴とした太陽光発電用電力供給システム。
- 太陽光電源装置と、太陽光電源装置以外の電源装置と、該電源装置からの電力を合成する電力合成装置と、該電力合成装置で合成された電力が入力される負荷とを備え、
前記負荷の消費電力が、前記太陽光電源装置の発電電力と略等しいかそれよりも大きい条件において、太陽光電源装置から最大効率の電力が取得できる電圧値を検出し、前記太陽光電源装置以外の電源装置の電圧値を前記検出した電圧値と略同等の電圧値として設定し、前記複数の電源装置からの電力を電力合成装置で合成し、合成した電力を負荷へ電力供給してなり、
前記負荷は、太陽光電源装置以外の電源装置で設定された出力電圧から太陽光電源装置の最大電圧までの範囲の直流で使用可能な負荷である、
ことを特徴とした太陽光発電用電力供給システム。
- 前記太陽光電源装置以外の電源装置には、複数の自然エネルギーによる発電電源装置が含まれる、
ことを特徴とした請求項1または請求項2記載の太陽光発電用電力供給システム。
- 前記負荷には、電圧変換回路を有する負荷が使用され、
前記電圧変換回路と負荷の間に、電力合成装置と該電力合成装置に繋がる太陽光電源装置とを追加し、太陽光電源装置からの電力と前記電力変換回路を通過する太陽光電源装置以外の電力とを電力合成装置で合成し、合成した電力を負荷へ電力供給する、
ことを特徴とした請求項1記載の太陽光発電用電力供給システム。
- 前記負荷には、電圧変換回路を有する負荷が使用され、
前記電圧変換回路と負荷の間に、電力合成装置と該電力合成装置に繋がる太陽光電源装置と、前記電力合成装置に繋がる第2の電圧変換回路とを追加し、太陽光電源装置からの電力と前記電力変換回路を通過する太陽光電源装置以外の電力とを電力合成装置で合成し、合成した電力を負荷へ電力供給してなり、
前記負荷を、太陽光電源装置以外の電源装置で設定された出力電圧から太陽光電源装置の最大電圧までの範囲の直流で使用可能な負荷とした、
ことを特徴とした請求項2記載の太陽光発電用電力供給システム。
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