JP2016011644A - 建設機械 - Google Patents

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平山 道夫
Michio Hirayama
道夫 平山
松永 英則
Hidenori Matsunaga
英則 松永
孝一朗 森
Koichiro Mori
孝一朗 森
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Abstract

【課題】通常作業時における無駄な再生実行を抑えつつ、オペレータの休憩中においてPMの捕集量が許容値を超えるのを抑制する。【解決手段】油圧ショベル1は、操作手段20からの指令に応じたブームシリンダ8の駆動を許容するための許容位置とブームシリンダ8の駆動を規制するための規制位置との間で切換操作可能な乗降遮断レバー12bと、乗降遮断レバー12bの切換位置を検出可能なレバーセンサ12cと、差圧センサ25により検出されたPMの量が基準捕集量を超え、乗降遮断レバー12bが規制位置に切り換えられていることがレバーセンサ12cにより検出され、さらに、再生スイッチ12dから許可指令が入力されていない異常休止状態が予め設定された時間継続している場合に燃料噴射装置24に対して指令の出力を開始するコントローラ16とを備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、油圧ショベル等の建設機械に関するものである。
従来から、ディーゼルエンジンを有する建設機械が知られている。
この種の建設機械は、ディーゼルエンジンから排出される粒子状物質(ParticulateMatter:以下、PMという)が建設機械の外部へ排出されるのを抑制するためにPMを捕集するディーゼル粒子状物質捕集フィルタ(Diesel Particulate Filter:以下、DPFという)を有している。
ここで、DPFに対するPMの捕集量が増加すると、DPFが目詰まりしてディーゼルエンジンの安定した運転が妨げられる。そこで、建設機械は、PMの捕集量が所定の閾値を超えた場合に、ディーゼルエンジンの排気ガスの温度を強制的に上昇させてDPFに捕集されたPMを燃焼させることにより当該PMをDPFから除去する、いわゆるDPFの再生を行うための再生手段を備えている。具体的に、再生手段は、排気ガスの温度を上昇させるためにディーゼルエンジン内及び排気ガス経路内の少なくとも一方において燃料を噴射する。
なお、このように排気ガスの温度を強制的に上昇させることによるDPFの再生は、強制再生と呼ばれる。また、強制再生には、ディーゼルエンジンの比較的高負荷の運転時における高温の排気ガスを利用して再生を行う自動再生と、ディーゼルエンジンの比較的低負荷の運転時においてオペレータの入力操作に応じて実行される手動再生とが含まれる(例えば、特許文献1)。
ここで、手動再生の開始条件にはオペレータの入力操作が含まれるため、特許文献1に記載の技術では手動再生が必要な状況になると(PMの捕集量が閾値を超えると)オペレータの入力操作を促すためにランプを点灯させる。
また、特許文献2には、手動再生が必要となる状況に至る機会を低減するための技術が開示されている。具体的に、この油圧ショベルでは、手動再生が必要となるPMの捕集量の閾値よりも低い第2の閾値を超えた場合に、アタッチメント等を作動するための操作レバーが一定期間操作されていないことを条件として自動的に再生(以下、事前再生という)が実行される。事前再生時には、ディーゼルエンジンの回転数が中速回転数まで上昇される。
特開2005−282545号公報 特許第5053015号公報
ところで、寒冷地等において建設機械を用いた作業を行う場合、他の作業の進行状況等に応じて、オペレータが運転室内で暖をとりつつ長期間に亘って休憩する場合がある。この休憩時において、ディーゼルエンジンは、エアコンを作動するためにアイドリング状態に維持される。
このような休憩時、オペレータは、エンジンが低負荷運転をしているためPMの捕集量がそれほど増加しないとの認識を持ち、特許文献1のような手動再生を促すためのランプにそれほど興味を示さない。そのため、ランプを点灯しても、オペレータがランプの点灯に気付かず、手動再生が行われない結果、PMの捕集量が許容量を超えてしまうおそれがある。
PMの捕集量が許容量を超えると、排気ガスの圧力が増大することに伴いディーゼルエンジンの出力が制限され、結果として、油圧ショベルが作業不能となるエラー状態に至ってしまう。
一方、特許文献2では、事前再生が実行されることによりPMの捕集量が許容量を超えるのを抑制することができる。
しかし、特許文献2では、事前再生の開始後に操作レバーの操作が検出されると事前再生が終了する。そのため、上述したようなオペレータの休憩時ではなく、通常作業時においてオペレータが操作レバーを操作することなく一定時間待機し、その後即座に操作レバーを操作するような場合であっても事前再生が行われてしまう。
そのため、通常作業時において、DPFを再生することができない極めて短い期間内に無駄な燃料噴射が繰り返されて燃費が低下するとともに、ディーゼルエンジンの回転数が上昇することによる騒音が発生する。
本発明の目的は、通常作業時における無駄な再生実行を抑えつつ、オペレータの休憩中においてPMの捕集量が許容値を超えるのを抑制することができる建設機械を提供する。
上記課題を解決するために、本発明は、建設機械であって、ディーゼルエンジンと、前記ディーゼルエンジンの動力により駆動される被駆動物と、オペレータからの操作に応じて前記被駆動物を駆動するための駆動指令を出力可能な駆動指令手段と、前記ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれる粒子状物質を捕集するためのフィルタと、前記フィルタに捕集された粒子状物質の量を特定するための情報を検出可能な捕集量検出手段と、前記フィルタに捕集された粒子状物質を燃焼させることにより当該粒子状物質を前記フィルタから除去して当該フィルタを再生する再生手段と、オペレータからの操作に応じて前記フィルタの再生を許可することを示す許可指令を出力可能な再生指令部材と、前記捕集量検出手段により検出された情報により特定された粒子状物質の量が予め設定された基準捕集量を超えている場合に、前記再生指令部材から許可指令が入力されていることを条件として前記フィルタを再生するための再生指令を前記再生手段に出力するコントローラと、前記駆動指令に応じた前記被駆動物の駆動を許容するための許容位置と、前記被駆動物の駆動を規制するための規制位置との間で切換操作可能な規制操作部材と、前記規制操作部材の切換位置を検出可能な規制検出器とを備え、前記捕集量検出手段により検出された情報に基づき特定された粒子状物質の量が前記基準捕集量を超え、前記規制操作部材が規制位置に切り換えられていることが前記規制検出器により検出され、さらに、前記許可指令が入力されていない異常休止状態が予め設定された時間継続している場合、前記コントローラは、前記再生手段に対して再生指令の出力を開始する、建設機械を提供する。
通常、オペレータが休憩する場合、オペレータが意図せず駆動指令手段に触れて被駆動物が駆動するのを防止するために、規制操作部材が規制位置に切り換えられる。
本発明によれば、このように規制操作部材が規制位置に切り換えられたオペレータの休憩中に、フィルタに捕集されたPM(粒子状物質)の量が基準捕集量を超え、かつ、許可指令が入力されていない異常休止状態が所定時間継続すると自動的に再生を実行することができる(以下、この再生をタイマー再生という)。
そのため、手動再生の行うべき状況下であるにもかかわらず休憩中のオペレータが再生指令部材の操作を行わなかった場合であっても、この状態が所定時間継続するとタイマー再生が開始され、フィルタにおけるPMの捕集量が許容量を超えるのを防止することができる。
一方、通常作業を行う場合、駆動指令手段による被駆動物の駆動を許容するために規制操作部材は許容位置に切り換えられるため、この状態においてタイマー再生は開始されない。
したがって、本発明によれば、通常作業時における無駄な再生実行を抑えつつ、オペレータの休憩中においてPMの捕集量が許容量を超えるのを抑制することができる。
ここで、タイマー再生の開始後、オペレータが意図せず駆動指令手段に触れた場合にタイマー再生を終了させることも可能であるが、この場合、結果として、タイマー再生の実行時間が不足するおそれがある。
そこで、前記建設機械において、前記コントローラは、前記異常休止状態が予め設定された時間継続していることを契機として前記再生指令の出力を開始した場合、前記駆動指令手段が操作された状態においても前記再生指令の出力を継続することが好ましい。
この態様によれば、タイマー再生の実行中にオペレータが意図せず駆動指令手段に触れた場合等において、結果として無駄となる再生の実行回数を低減することができる。
上述のように、タイマー再生は、オペレータが再生指令部材を操作していない(操作し忘れている)ことを前提として実行される。そのため、タイマー再生の実行後に再生指令部材が操作されることは想定し難い。
そこで、前記建設機械において、前記コントローラは、前記異常休止状態が予め設定された時間継続していることを契機として前記再生指令の出力を開始した場合、前記再生指令部材からの許可指令の有無にかかわらず再生指令の出力を継続することが好ましい。
この態様によれば、上記のようにタイマー再生の実行後に操作される可能性の低い再生指令部材からの許可指令の有無をタイマー再生の終了条件から除外することにより、コントローラによる処理の簡素化を図ることができる。
ここで、オペレータが休憩を終了し通常作業を行う場合、駆動指令手段の機能を有効にするために規制操作部材は許容位置に切り換えられる。
そこで、前記建設機械において、前記コントローラは、前記再生指令を出力している状態において前記規制検出器により前記規制操作部材が許容位置に切り換えられていることが検出された場合に、前記再生指令の出力を停止することが好ましい。
この態様によれば、規制操作部材が許容位置に切り換えられることにより再生が終了するため、速やかに通常作業を開始することができる。
前記建設機械において、前記コントローラは、前記フィルタに捕集された粒子状物質の量が前記基準捕集量以下の量になる可能性の高い条件として予め設定された正常終了条件が成立した場合に、前記再生指令の出力を停止することが好ましい。
この態様によれば、フィルタの再生が十分に行われた状態で再生を終了することができる。
一方、前記コントローラは、前記ディーゼルエンジンの出力が制限される条件として予め設定された異常終了条件が成立した場合に、前記再生指令の出力を停止することが好ましい。
この態様によれば、ディーゼルエンジンの出力が制限されてフィルタを十分に再生できないおそれのある状況において再生の実行を停止することができる。
なお、ディーゼルエンジンの出力が制限される条件としては、例えば、排気ガスの温度が予め設定された温度を超える場合が挙げられる。この場合、排気ガスの温度を検出するための温度検出手段が設けられ、その検出温度に基づいてコントローラは異常終了条件が成立したか否かを判定する。
前記建設機械において、前記コントローラは、前記フィルタの再生を正常に行うことができないおそれがある条件として予め設定された再生禁止条件が成立する場合には、前記異常休止状態が予め設定された時間継続している場合であっても再生指令の出力停止状態を維持することが好ましい。
この態様によれば、フィルタの再生を正常に行うことができない状況においてフィルタの再生を禁止することができる。
なお、フィルタの再生を正常に行うことができなおそれがある条件としては、例えば、排気ガスの温度が予め設定された温度を超える場合、及び、機器がエラー状態にある場合が挙げられる。ここで、排気ガスの温度による制御は上述のように温度検出手段の検出結果を用いて行うことができる。また、機器がエラー状態にある場合としては、例えば、機器からコントローラに入力される指令が予め設定された指令値の範囲外である場合が挙げられ、このような場合に、コントローラは、当該機器がエラー状態にある(再生禁止条件が成立する)と判定することができる。
本発明によれば、通常作業時における無駄な再生実行を抑えつつ、オペレータの休憩中においてPMの捕集量が許容値を超えるのを抑制することができる。
本発明の実施形態に係る油圧ショベルの全体構成を示す側面図である。 図1の油圧ショベルに設けられた駆動系統及び制御系統を示す概略図である。 図2のコントローラにより実行される処理を示すフローチャートである。 図3の再生終了判定処理の内容を示すフローチャートである。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
図1を参照して、本発明に係る建設機械の一例としての油圧ショベル1は、クローラ2aを有する下部走行体2と、下部走行体2上に設けられた上部旋回体3と、上部旋回体3に対して変位可能に取り付けられた作業アタッチメント4とを備えている。
下部走行体2は、図外の走行モータを有し、この走行モータによりクローラ2aに設けられたクローラベルト(符号省略)を駆動する。
作業アタッチメント4は、上部旋回体3に対して上げ動作及び下げ動作が可能となるように取り付けられたブーム5と、ブーム5の先端部に対して回転可能に取り付けられたアーム6と、アーム6の先端部に対して回転可能に取り付けられたバケット7とを備えている。
また、作業アタッチメント4は、上部旋回体3に対してブーム5を上げ及び下げ駆動するブームシリンダ8と、ブーム5に対してアーム6を回転駆動するアームシリンダ9と、アーム6に対してバケット7を回転駆動するバケットシリンダ10とを備えている。
図1及び図2を参照して、上部旋回体3は、下部走行体2に対して旋回可能に取り付けられたアッパーフレーム11と、アッパーフレーム11上に設けられた、キャブ12、ディーゼルエンジン14、油圧回路15、排ガス浄化装置33、及びコントローラ16(それぞれ図2参照)とを備えている。
アッパーフレーム11は、図外の旋回モータによって地面に対して垂直な軸を中心として下部走行体2に対して旋回可能となるように下部走行体2に取り付けられている。
キャブ12には、オペレータが着座するための運転席12aと、運転席12aの側方に設けられた乗降遮断レバー12bと、それぞれ図2に示されたレバーセンサ(規制検出器)12c、再生スイッチ12d、報知手段12e、及び回転数指令手段12fとが設けられている。
乗降遮断レバー12bは、キャブ12の乗降口(図示省略)と運転席12aとの間に設けられている。また、乗降遮断レバー12bは、キャブ12に対するオペレータの乗り降りを許容するように運転席12aの側部を開放する乗降位置(図1の二点鎖線で示す位置)と、油圧ショベル1の作業が行われる際に運転席12aを側方から覆う作業位置(図1の実線で示す位置)との間で回転可能(切換可能)である。
レバーセンサ12cは、乗降遮断レバー12bの切換位置を検出可能である。
再生スイッチ12d、報知手段12e、及び回転数指令手段12fについては後に詳述する。
油圧回路15は、下部走行体2に設けられた走行モータ(図示省略)、上部旋回体3を旋回駆動するための旋回モータ(図示省略)、及び上述したシリンダ8〜10を、ディーゼルエンジン14の動力を利用して駆動するとともに、これらの駆動を制御する。つまり、走行モータ、旋回モータ、及びシリンダ8〜10(以下、油圧アクチュエータと総称する場合がある)は、ディーゼルエンジン14の動力により駆動される被駆動物に相当する。以下、ブームシリンダ8を例に挙げて油圧回路15について説明する。
油圧回路15は、ディーゼルエンジン14の出力軸に接続されたメインポンプ17及びパイロットポンプ18と、メインポンプ17とブームシリンダ8との間に設けられたコントロールバルブ19と、コントロールバルブ19を操作するための操作手段(駆動指令手段)20と、パイロットポンプ18と操作手段20との間に設けられた電磁弁21とを備えている。
メインポンプ17及びパイロットポンプ18は、ディーゼルエンジン14の動力を利用して作動油を吐出可能である。なお、メインポンプ17は、可変容量式の油圧ポンプである。
コントロールバルブ19は、ブームシリンダ8に対する作動油の給排を制御するための油圧制御式のバルブである。具体的に、コントロールバルブ19は、ブームシリンダ8に対する作動油の給排を停止する中立位置と、ブームシリンダ8を伸ばすための伸び位置(図の右側位置)と、ブームシリンダ8を縮ませるための縮み位置(図の左側位置)との間で切換可能である。なお、コントロールバルブ19は、通常中立位置に付勢されている。
操作手段20は、操作レバーと、操作レバーの操作方向及び操作量に応じたパイロット圧がコントロールバルブ19のパイロットポートに供給されるようにパイロットポンプ18に接続されたリモコン弁とを有する。リモコン弁から出力されるパイロット圧は、ブームシリンダ8を駆動するための駆動指令に相当する。
電磁弁21は、コントローラ16からの電気指令に応じてパイロットポンプ18から操作手段20への作動油の供給経路を遮断する。具体的に、電磁弁21は、パイロットポンプ18から操作手段20への作動油の供給経路を開放する開放位置(図の左側位置)と、供給経路を遮断するとともに操作手段20とタンクとを接続する遮断位置(図の右側位置)との間で切換可能である。また、電磁弁21は、通常開放位置に付勢され、コントローラ16から電気信号に応じて遮断位置に切り換えられる。
電磁弁21が遮断位置に切り換えられると、パイロットポンプ18からの作動油が操作手段20に供給されず、かつ、操作手段20がタンクに接続されるため、コントロールバルブ19は、操作手段20の操作にかかわらず中立位置に付勢される。これにより、ブームシリンダ8の駆動が規制される。
なお、上述した走行モータ、旋回モータ、及びシリンダ9、10の各々についてもコントロールバルブ19及び操作手段20がそれぞれ設けられており、全ての操作手段20に対する作動油の供給経路の開放状態と遮断状態とが電磁弁21によって切り換えられる。したがって、電磁弁21が遮断位置に切り換えられることにより、走行モータ、旋回モータ、シリンダ8〜10の全ての駆動が規制される。
排ガス浄化装置33は、ディーゼルエンジン14の排気管22内に設けられたDPF(Diesel Particulate Filter)23と、排気管22内でDPF23の上流側に設けられた燃料噴射装置24と、差圧センサ(捕集量検出手段)25と、温度センサ26とを備えている。
DPF23は、ディーゼルエンジン14の排気ガスに含まれるPM(ParticulateMatter)を捕集するためのフィルタ23bと、フィルタ23bの上流側に設けられた酸化触媒23aとを備えている。酸化触媒23aは、排気ガスの温度を利用してフィルタ23bに捕集されたPMの燃焼を促進させるためのものである。
燃料噴射装置24は、コントローラ16からの指令に応じて排気管22内に再生用の燃料を噴射する。燃料噴射装置24は、その燃料噴射により排気ガスの温度を上昇させ、酸化触媒23aと協働してフィルタ23bに捕集されたPMを燃焼させる。つまり、燃料噴射装置24及び酸化触媒23aは、PMを燃焼させることにより当該PMをフィルタ23bから除去して当該フィルタ23bを再生する再生手段に相当する。
差圧センサ25は、フィルタ23bに捕集されたPMの量を特定するための情報を検出可能である。具体的に、差圧センサ25は、フィルタ23bの上流側の排気ガスの圧力とフィルタ23bの下流側の排気ガスの圧力との差圧を検出する。
温度センサ26は、排気管22内の排気ガスの温度を検出する。
コントローラ16は、油圧回路15に設けられた油圧アクチュエータを用いた作業を規制する作業規制部27と、フィルタ23bの再生を開始するか否かを判定する再生開始判定部28と、フィルタ23bの再生を終了するか否かを判定する再生終了判定部29と、時間計測を行うためのタイマー30と、初期設定等の情報を記憶する記憶部31と、ディーゼルエンジン14の出力を制御する出力制御部32とを備えている。
作業規制部27は、レバーセンサ12cによって乗降遮断レバー12bが乗降位置に切り換えられていることが検出された場合に、電磁弁21に電気指令を出力する。これにより、パイロットポンプ18から操作手段20への供給経路が遮断され、油圧アクチュエータを用いた作業が規制される。
一方、作業規制部27は、レバーセンサ12cによって乗降遮断レバー12bが作業位置に切り換えられていることが検出された場合に、電磁弁21に対する電気指令の出力を停止する。これにより、油圧アクチュエータを用いた作業が許容される。
つまり、乗降遮断レバー12bは、操作手段20からのパイロット圧に応じた油圧アクチュエータの駆動を許容するための許容位置(作業位置)と、油圧アクチュエータの駆動を規制するための規制位置(乗降位置)との間で切換操作可能な規制操作部材に相当する。
再生開始判定部28は、差圧センサ25により検出された差圧に基づいてフィルタ23bに捕集されたPMの量を算出する。また、再生開始判定部28は、フィルタ23bに捕集されたPMの量が予め記憶部31に記憶された基準捕集量を超えている場合に、再生スイッチ12dがONに操作されていることを条件としてフィルタ23bを再生するための(燃料噴射装置24に燃料を噴射させるための)再生指令を燃料噴射装置24に出力する。
つまり、フィルタ23bに対するPMの捕集量が基準捕集量を超え、オペレータによって再生スイッチ12dがONに操作されることにより、フィルタ23bの再生(以下、再生スイッチ12dが操作されることにより開始される再生を手動再生という)が実行される。
ここで、再生スイッチ12dは、ONの状態とOFFの状態との間で切換可能であり、ONの状態において再生を許可することを示す許可指令をコントローラ16に出力する一方、OFFの状態において許可指令の出力を停止する。つまり、再生スイッチ12dは、再生指令部材に相当する。
また、再生開始判定部28は、フィルタ23bに捕集されたPMの量が前記基準捕集量を超え、乗降遮断レバー12bが乗降位置に切り換えられていることがレバーセンサ12cにより検出され、さらに、再生スイッチ12dから許可指令が入力されていない異常休止状態が予め記憶部31に記憶された時間継続している場合に、燃料噴射装置24に対して再生指令を出力する。ここで、異常休止状態の継続時間はタイマー30により計測される。
つまり、キャブ12内でオペレータが休憩している(乗降遮断レバー12bが乗降位置に切り換えられている)間に、フィルタ23bに対するPMの捕集量が基準捕集量を超える状況に至った場合、オペレータが再生スイッチ12dを操作しなくても一定期間が経過することにより再生(以下、異常休止状態が一定期間経過することにより開始される再生をタイマー再生という)が実行される。
一方、再生開始判定部28は、予め記憶部に記憶された再生禁止条件が成立する場合には、異常休止状態が一定時間継続している場合であっても再生指令の出力停止状態を維持する。
ここで、再生禁止条件は、フィルタ23bの再生を正常に行うことができないおそれがある条件として予め設定されたものである。例えば、温度センサ26により検出された排気ガスの温度が予め設定された温度を超える場合、ディーゼルエンジン14の出力が制限されてフィルタ23bの再生が困難となるおそれがあるため、この場合には再生禁止条件が成立したと判定される。また、レバーセンサ12c、再生スイッチ12d、差圧センサ25、及び温度センサ26を含むセンサ類から想定外の信号が出力されるようなセンサ異常が生じている場合にも、再生禁止条件が成立したと判定される。
また、再生開始判定部28は、フィルタ23bに対するPMの捕集量が基準捕集量を超えると判定された場合に、再生スイッチ12dをONに操作する旨をオペレータに報知するための指令を報知手段12eに出力する。
ここで、報知手段12eは、聴覚情報及び視覚情報の少なくとも1つをオペレータに提供可能な装置であり、例えば、報知手段12eとして再生スイッチ12dをONすべき旨を示すランプを採用することができる。
再生終了判定部29は、再生指令が出力されている状態において再生指令の出力を停止するか否かを判定する。
具体的に、再生終了判定部29は、乗降遮断レバー12bが作業位置に切り換えられていることがレバーセンサ12cにより検出された場合に、再生指令の出力を停止する。
また、再生終了判定部29は、予め記憶部31に記憶された正常終了条件が成立した場合に、再生指令の出力を停止する。ここで、正常終了条件は、フィルタ23bに捕集されたPMの量が基準捕集量以下の量になる可能性が高い条件として予め設定されたものである。
具体的に、差圧センサ25により検出された差圧が、フィルタ23bに捕集されたPMの量が許容範囲内に収まる可能性が高い差圧として予め記憶部31に記憶された差圧以下となった場合に正常終了条件が成立したと判定される。また、再生指令の出力開始からの時間が、フィルタ23bに捕集されたPMの量が許容範囲内に低下する可能性が高い再生継続時間として予め記憶部31に記憶されたもの以上となった場合に正常終了条件が成立したと判定される。ここで、再生指令の出力開始からの時間はタイマー30によって計測される。
さらに、フィルタ23bに捕集されたPMの量が許容範囲内に低下する可能性が高い排気ガスの最低温度とこの最低温度での再生継続時間との関係が予め記憶部31に記憶されている。そして、温度センサ26により検出された排気ガスの温度が前記最低温度以上であり、かつ、タイマー30により計測された再生継続時間が記憶部31に記憶された再生継続時間以上である場合にも正常終了条件が成立したと判定される。
さらに、再生終了判定部29は、ディーゼルエンジン14の出力が制限される条件として予め設定された異常終了条件が成立した場合に、再生指令の出力を停止する。
具体的に、温度センサ26により検出された排気ガスの温度が、ディーゼルエンジン14の出力が制限される温度として予め設定されたもの以上である場合に、異常終了条件が成立したと判定される。
一方、再生終了判定部29は、タイマー再生が実行されている場合、操作手段20が操作された状態においても再生指令の出力を継続し、さらに、再生スイッチ12dからの許可指令の有無にかかわらず再生指令の出力を継続する。
出力制御部32は、回転数指令手段12fにより指令された回転数の指令信号に基づいて電子ガバナ14aを制御することによりディーゼルエンジン14の回転数及びトルクを制御する。なお、上述した異常終了条件が成立した場合には、出力制御部32によってディーゼルエンジン14の出力が制限される。
以下、図3及び図4を参照して、コントローラ16により実行される処理について説明する。
コントローラ16による処理が開始されると、フィルタ23bの再生が行われているか否かが判定される(ステップS1)。なお、ステップS1では、後述する再生フラグが1である場合に再生が行われていると判定され、再生フラグが0である場合に再生が行われていないと判定される。
ステップS1において再生が行われていると判定されると、再生条件が成立しているか否かが判定される(ステップS2)。具体的に、ステップS2では、差圧センサ25により検出された差圧に基づいて算出されたフィルタ23bに対するPMの捕集量が基準捕集量を超える場合に再生条件が成立したと判定される。
再生条件が成立していないと判定されるとステップS2を繰り返し実行する一方、再生条件が成立したと判定されると再生スイッチ12dをONに操作すべき旨を報知手段12eを用いてオペレータに報知する(ステップS3)。
次いで、乗降遮断レバー12bが上がっているか否か、つまり、乗降遮断レバー12bが乗降位置に切り換えられているか否かが判定される(ステップS4)。
ここで、乗降遮断レバー12bが作業位置に切り換えられていると判定された場合(ステップS4でNO)にはステップS2を繰り返し実行する。
一方、乗降遮断レバー12bが乗降位置に切り換えられていると判定されると(ステップS4でYES)、再生スイッチ12dがONに操作されたか否かが判定される(ステップS5)。
ここで、オペレータがキャブ12内で長時間に亘って休憩している場合のように上記ステップS3の報知に気付かず再生スイッチ12dがONに操作されていない場合(ステップS5でNOの場合)には、予め設定された時間が経過するまで上述したステップS2以降の処理が実行される。
そして、再生条件が成立しており、乗降遮断レバー12bが乗降位置に切り換えられており、さらに、再生スイッチ12dがONに操作されていない異常休止状態が所定期間継続していると判定されると(ステップS6でYES)、異常休止状態であることを示す異常休止フラグを1に設定する(ステップS7)。
前記ステップS5において再生スイッチがONに操作されたと判定された場合、及び、前記ステップS7が実行された場合、当該処理は、ステップS8に移行する。なお、ステップS5においてYESと判定された場合には、異常休止フラグが0にリセットされた上で、当該処理はステップS8に移行する。
ステップS8では、再生禁止条件が成立したか否かが判定され、再生禁止条件が成立したと判定されると(ステップS8でYES)、ステップS2を繰り返し実行する。
一方、ステップS8において再生禁止条件が成立していないと判定されると(ステップS8でNO)、燃料噴射装置24(図2参照)に再生指令が出力され、フィルタ23bの再生が開始される(ステップS9)。なお、ステップS9では、再生フラグが非再生状態を示す0から再生状態を示す1に変更される。
上述したステップS1において、再生フラグが1であると判定されると(ステップS1でYES)、図4に示す再生終了判定処理Tが実行される。
再生終了判定処理Tが実行されると、乗降遮断レバー12bが下がっているか否か、つまり、乗降遮断レバー12bが作業位置に切り換えられているか否かが判定される(ステップT1)。
ここで、乗降遮断レバー12bが作業位置に切り換えられていると判定された場合には、図3のメインルーチンのステップS10において、再生信号の出力が停止され、フィルタ23bの再生が終了する。なお、ステップS10では、再生フラグ及び異常休止フラグが0にリセットされる。
一方、ステップT1において乗降遮断レバー12bが乗降位置に切り換えられていると判定されると(ステップT1でNO)、上述した正常終了条件が成立したか否かが判定され(ステップT2)、正常終了条件が成立したと判定されるとフィルタ23bの再生が終了する(ステップS10)。
ステップT2において正常終了条件が成立していないと判定されると、上述した異常終了条件が成立したか否かが判定され(ステップT3)、異常終了条件が成立したと判定されるとフィルタ23bの再生が終了する(ステップS10)。
ステップT3において異常終了条件が成立していないと判定されると、異常休止フラグが1であるか否か、つまり、タイマー再生の実行中であるか否かが判定される(ステップT4)。
ここで、タイマー再生の実行中であると判定されると(ステップT4でYES)、再生スイッチ12dからの許可指令の有無にかかわらず(後述するステップT5を実行することなく)、上述したステップT1を繰り返し実行する。
一方、手動再生の実行中であると判定されると(ステップT4でNO)、再生スイッチ12dがOFFに操作されているか否か、つまり、許可指令の入力が終了しているか否かが判定される(ステップT5)。
ステップT5において、許可指令の入力が継続していると判定されると(ステップT5でNO)、繰り返しステップT1を実行する一方、許可指令の入力が終了していると判定されると(ステップT5でYES)、フィルタ23bの再生が終了する(ステップS10)。
以上説明したように、乗降遮断レバー12bが乗降位置(規制位置)に切り換えられたオペレータの休憩中に、フィルタ23bに捕集されたPMの量が基準捕集量を超え、かつ、許可指令が入力されていない異常休止状態が所定時間継続すると自動的にタイマー再生を実行することができる。
そのため、手動再生の行うべき状況下であるにもかかわらず休憩中のオペレータが再生スイッチ12dの操作を行わなかった場合であっても、この状態が所定時間継続するとタイマー再生が開始され、フィルタ23bにおけるPMの捕集量が許容量を超えるのを防止することができる。
一方、通常作業を行う場合、操作手段20による油圧アクチュエータの駆動を許容するために乗降遮断レバー12bは作業位置(許容位置)に切り換えられるため、この状態においてタイマー再生は開始されない。
したがって、通常作業時における無駄な再生実行を抑えつつ、オペレータの休憩中においてPMの捕集量が許容量を超えるのを抑制することができる。
また、前記実施形態によれば、次の効果を奏することができる。
前記実施形態によれば、タイマー再生の実行中に操作手段20が操作された状態においても再生指令の出力が継続される(再生終了条件から操作手段20の操作状態が除外されている)。そのため、オペレータが意図せず操作手段20に触れた場合等において、結果として無駄となる再生の実行回数を低減することができる。
前記実施形態によれば、タイマー再生の実行後に操作される可能性の低い再生スイッチ12dからの許可指令の有無をタイマー再生の終了条件から除外することにより(ステップT4でYESの場合にステップT5を実行しないことにより)、コントローラ16による処理の簡素化を図ることができる。
前記実施形態によれば、乗降遮断レバー12bが作業位置に切り換えられることにより再生が終了するため(ステップT1からステップS10)、速やかに通常作業を開始することができる。
前記実施形態によれば、正常終了条件の成立時に再生を終了することができるので(ステップT2からステップS10)、フィルタ23bの再生が十分に行われた状態で再生を終了することができる。
前記実施形態によれば、ディーゼルエンジン14の出力が制限されてフィルタ23bを十分に再生できないおそれのある状況において再生の実行を停止することができる(ステップT3からステップS10)。
前記実施形態によれば、フィルタ23bの再生を正常に行うことができない状況(ステップS8でYESと判定される状況)においてフィルタ23bの再生を禁止することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、例えば、以下の態様を採ることもできる。
前記実施形態では、フィルタ23bの再生用の燃料噴射装置24を再生手段として例示しているが、再生手段はこれに限定されない。例えば、ディーゼルエンジン14のシリンダ内に設けられた燃料噴射装置をフィルタ23bの再生のために兼用することもできる。
また、フィルタ23bの上流側の圧力と下流側の圧力との差圧を検出する差圧センサ25を捕集量検出手段として例示しているが、捕集量検出手段はこれに限定されない。例えば、ディーゼルエンジン14の回転数及び負荷を検出可能なセンサ、及び、温度センサ26を用いてPMの捕集量を算出することもできる。具体的に、前記センサの検出結果に基づいてPM排出量及びPM燃焼量を算出するとともに、これらPM排出量とPM燃焼量との差に基づいてPM導出量を算出し、このPM導出量を前回算出されたPM導出量に加えることにより捕集量を算出することができる。
前記実施形態では、建設機械として油圧ショベルを例示しているが、建設機械はこれに限定されない。例えば、解体機、破砕機、クレーン、及びハイブリッド式の建設機械に対して本発明を適用することもできる。
1 油圧ショベル(建設機械の一例)
8 ブームシリンダ(被駆動物の一例)
9 アームシリンダ(被駆動物の一例)
10 バケットシリンダ(被駆動物の一例)
12b 乗降遮断レバー(規制操作部材の一例)
12c レバーセンサ(規制検出器の一例)
12d 再生スイッチ(再生指令部材の一例)
14 ディーゼルエンジン
16 コントローラ
20 操作手段(駆動指令手段)
23a 酸化触媒(再生手段の一例)
23b フィルタ
24 燃料噴射装置(再生手段の一例)
25 差圧センサ(捕集量検出手段の一例)

Claims (7)

  1. 建設機械であって、
    ディーゼルエンジンと、
    前記ディーゼルエンジンの動力により駆動される被駆動物と、
    オペレータからの操作に応じて前記被駆動物を駆動するための駆動指令を出力可能な駆動指令手段と、
    前記ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれる粒子状物質を捕集するためのフィルタと、
    前記フィルタに捕集された粒子状物質の量を特定するための情報を検出可能な捕集量検出手段と、
    前記フィルタに捕集された粒子状物質を燃焼させることにより当該粒子状物質を前記フィルタから除去して当該フィルタを再生する再生手段と、
    オペレータからの操作に応じて前記フィルタの再生を許可することを示す許可指令を出力可能な再生指令部材と、
    前記捕集量検出手段により検出された情報により特定された粒子状物質の量が予め設定された基準捕集量を超えている場合に、前記再生指令部材から許可指令が入力されていることを条件として前記フィルタを再生するための再生指令を前記再生手段に出力するコントローラと、
    前記駆動指令に応じた前記被駆動物の駆動を許容するための許容位置と、前記被駆動物の駆動を規制するための規制位置との間で切換操作可能な規制操作部材と、
    前記規制操作部材の切換位置を検出可能な規制検出器とを備え、
    前記捕集量検出手段により検出された情報に基づき特定された粒子状物質の量が前記基準捕集量を超え、前記規制操作部材が規制位置に切り換えられていることが前記規制検出器により検出され、さらに、前記許可指令が入力されていない異常休止状態が予め設定された時間継続している場合、前記コントローラは、前記再生手段に対して再生指令の出力を開始する、建設機械。
  2. 前記コントローラは、前記異常休止状態が予め設定された時間継続していることを契機として前記再生指令の出力を開始した場合、前記駆動指令手段が操作された状態においても前記再生指令の出力を継続する、請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記コントローラは、前記異常休止状態が予め設定された時間継続していることを契機として前記再生指令の出力を開始した場合、前記再生指令部材からの許可指令の有無にかかわらず再生指令の出力を継続する、請求項1又は2に記載の建設機械。
  4. 前記コントローラは、前記再生指令を出力している状態において前記規制検出器により前記規制操作部材が許容位置に切り換えられていることが検出された場合に、前記再生指令の出力を停止する、請求項1〜3の何れか1項に記載の建設機械。
  5. 前記コントローラは、前記フィルタに捕集された粒子状物質の量が前記基準捕集量以下の量になる可能性の高い条件として予め設定された正常終了条件が成立した場合に、前記再生指令の出力を停止する、請求項1〜4の何れか1項に記載の建設機械。
  6. 前記コントローラは、前記ディーゼルエンジンの出力が制限される条件として予め設定された異常終了条件が成立した場合に、前記再生指令の出力を停止する、請求項1〜5の何れか1項に記載の建設機械。
  7. 前記コントローラは、前記フィルタの再生を正常に行うことができないおそれがある条件として予め設定された再生禁止条件が成立する場合には、前記異常休止状態が予め設定された時間継続している場合であっても再生指令の出力停止状態を維持する、請求項1〜6の何れか1項に記載の建設機械。
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