JP2016009171A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ローカルディミング制御を行う表示装置において、キャリブレーションを行う場合に、測定用画像周辺で、コントラストが低下してしまう入力画像表示領域を最小限に抑える。
【解決手段】個別に発光輝度を変更可能な複数の発光ブロックを有する発光手段と、前記発光手段からの光を変調することで画面上に画像を表示する表示パネルと、表示装置のキャリブレーションに用いる測定用画像を表示させる制御手段と、を有する表示装置において、前記画面を、前記複数の発光ブロックに対応する複数の表示ブロックに分けた場合に、前記制御手段は、前記画面上のうち、前記測定用画像に重なる前記表示ブロックの数が最も少なくなるような位置に、前記測定用画像を表示する。
【選択図】図4

Description

本発明は、表示装置に関するものである。
近年、表示装置において、バックライトを複数に分割された発光ブロックで構成するとともに、各発光ブロックの発光強度を独立して制御する技術がある。さらに、表示装置に入力される画像データに応じて各発光ブロックの発光強度を制御するとともに、当該発光強度に応じて画像データを補正し、表示画像のコントラストを向上することのできる技術がある。このようなバックライトの発光強度制御、画像データ補正技術はローカルディミング技術と呼ばれる。
また、液晶表示装置などの画像表示装置は、使い続けていくと輝度や色温度、階調特性などの画質特性が少しずつ変化していくことが知られている。近年では、画質特性の精度を維持するために、画像表示部に対向するように設けられた光測定部で表示画質を測定し、その結果から必要に応じて画質の校正を自動で行う技術、すなわちキャリブレーション機能を有した製品が開発されている。(例えば、特許文献1)
特開2012−14004号公報
従来のようなローカルディミング制御、及びキャリブレーション機能を有した表示装置において、光測定部を用いて画質特性を測定する際、表示パネルの光測定部に対応した位置には測定用画像が表示される。また、測定用画像の直下周辺にある発光ブロックは、画像データに基づいた発光強度制御ではなく、画質特性測定用の所定の駆動条件で駆動される。この画質特性測定用の所定の駆動条件では、画質特性測定の精度を高くするために、複数発光ブロックは所定の輝度以上となるように点灯される。
しかしながら、測定用画像の周辺の入力画像が暗いとき、当該発光ブロックの発光強度は画像データに基づいた発光強度制御を行った場合に比べて高くなってしまう場合がある。このような場合には、黒色の画像が白っぽく表示される、いわゆる黒浮きが生じて表示画質が低下してしまうことが懸念される。すなわち、ローカルディミング制御、及びキャリブレーション機能を有した表示装置において、画質特性を測定する際、測定用画像周辺の入力画像のコントラストが低下してしまうことが懸念される。
本発明は上記したような事情に鑑みてなされたものであり、ローカルディミング制御を行う表示装置において、キャリブレーションを行う場合に、測定用画像周辺で、コントラストが低下してしまう入力画像表示領域を最小限に抑えることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
個別に発光輝度を変更可能な複数の発光ブロックを有する発光手段と、
前記発光手段からの光を変調することで画面上に画像を表示する表示パネルと、
表示装置のキャリブレーションに用いる測定用画像を表示させる制御手段と、
を有する表示装置において、
前記画面を、前記複数の発光ブロックに対応する複数の表示ブロックに分けた場合に、
前記制御手段は、前記画面上のうち、前記測定用画像に重なる前記表示ブロックの数が最も少なくなるような位置に、前記測定用画像を表示することを特徴とする。
また、複数の発光ブロックを有する発光手段と、表示パネルと、を有する表示装置の制御方法において、
前記複数の発光ブロックの発光輝度を個別に制御するステップと、
前記発光手段からの光を変調することで画面上に画像を表示するステップと、
前記画面上に測定用画像を表示させて表示装置のキャリブレーションを行うステップと、
を含み、
表示装置のキャリブレーションを行う前記ステップでは、
前記画面を、前記複数の発光ブロックに対応する複数の表示ブロックに分けた場合に、
前記画面上のうち、前記測定用画像に重なる前記表示ブロックの数が最も少なくなるような位置に、前記測定用画像を表示させることを特徴とする。
本発明によれば、ローカルディミング制御を行う表示装置において、キャリブレーションを行う場合に、測定用画像周辺で、コントラストが低下してしまう入力画像表示領域を最小限に抑えることが可能となる。
実施例1に係る液晶表示装置の外観を示す概略斜視図 実施例1に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図 実施例1の画像キャリブレーション処理のフローチャートを示す図 実施例1の液晶表示パネルにパッチ画像が表示された状態を示す図 実施例2の液晶表示パネルにパッチ画像が表示された状態を示す図 実施例3の液晶表示パネルにパッチ画像が表示された状態を示す図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を例示的に詳しく説明する。
[実施例1]
以下、実施例1について説明する。
本実施例では、表示装置として液晶表示装置に本発明を適用した場合について説明する。なお、本実施例では、表示装置が透過型の液晶表示装置である場合の例を説明するが、表示装置は、透過型の液晶表示装置に限らない。表示装置は、独立した光源を有する表示装置であればよい。例えば、表示装置は、液晶素子の代わりにMEMS(Micro Electro Mechanical System)シャッターを用いたMEMSシャッター方式ディスプレイであって
もよい。
図1は、本実施例に係る液晶表示装置1の外観を示す概略斜視図である。
液晶表示装置1は、樹脂や板金で構成された筺体2の中に、(液晶表示パネル3、バックライト4(図2)、光センサ5、及び、電気基板(不図示)を備えている。電気基板は、液晶表示パネル3、バックライト4及び光センサ5を駆動制御するためのものである。
液晶表示パネル3は、入射された光を変調することで画面上に画像を表示するもので、筺体2に設けられた矩形開口部に配置されている。また、液晶表示パネル3は複数の画素を有しており、各画素の光の透過率は、入力された画像データに応じて制御される。
バックライト4は、液晶表示パネル3の背面側に配置されており、LED(Light Emitting Diode)等の光源と、その光源を駆動する駆動回路とを有している照明装置である。
バックライト4から面状に照射された光は、液晶表示パネル3に入射される。液晶表示パネル3に入射された光は、入力画像に対応した透過率の各画素を透過することとなる。したがって、液晶表示パネル3には入力された画像データに基づいた映像が表示されることとなる。
光センサ5は、液晶表示装置1の本体上側に配置されており、液晶表示パネル3の画像表示面(画面)に対向するように受光面が設けられている。光センサ5は、この受光面で、液晶表示パネル3に表示されたパッチ画像(測定用画像)を測定できるように配置される。
また、液晶表示装置1は、背面に設けられたスタンド6によって支持され、机上等に略垂直に設置される。本実施例においては、このように液晶表示装置1が設置された状態における鉛直方向を上下方向とし、液晶表示装置1の画面を正面から見たときの水平方向を左右方向とする。以下の説明では、上下方向を縦方向、左右方向を横方向という場合もある。
なお、バックライト4は、複数に分割された発光ブロック(光源)で構成され、液晶表示パネル3の画面内の発光強度(発光輝度)の制御を、発光ブロックごとに個別に独立して行うことが可能となっている。また、バックライト4の各発光ブロックに対応する液晶表示パネル3の画面上の表示領域を、以下、表示ブロックと称する。
図2は、本実施例に係る液晶表示装置1の構成を示すブロック図である。
統計量算出部7は、液晶表示装置1に入力された画像データに基づいて、各表示ブロックの統計量を算出する。統計量は、例えば、最大階調値や平均階調値などの画像データの明るさに関連する値である。
バックライト制御部8は、統計量算出部7にて算出された統計量と、後述する測定用発光強度データに基づいて、バックライト4の各発光ブロックの発光強度を決定し、バックライト制御信号としてバックライト4へ出力する。
バックライト4は、バックライト制御信号に基づいて、各発光ブロックの光源を点灯させる。
階調補正部9は、入力された画像データと、統計量算出部7にて算出された統計量とに基づいて、表示ブロックごとの画質補正を行うことで補正画像データを作成する。画質補正は、例えば、各表示ブロックでの最大階調での輝度が一定となるように画像データに係数をかけて調整する階調値補正である。
合成部10は、階調補正部9で作成された補正画像データと、後述する測定用パッチ画像データとを合成して、合成画像データを作成する。作成された合成画像データは、液晶表示パネル3に入力される。
液晶表示パネル3は、入力された合成画像データに基づいて、各画素の透過率を制御し、バックライト4からの光を透過させて合成画像データに基づく画像を表示する。なお、液晶表示パネル3を透過した光のうち、光センサ5の受光面に対応した領域の光は、光センサ5の受光面に入射する。
光センサ5は、受光面に入射される液晶表示パネル3からの透過光を測定する。透過光の測定は、制御部11からのセンサ制御信号に基づいて行われ、測定値は制御部11へと出力される。
制御部11は、光センサ5の動作を制御するために、センサ制御信号を光センサ5に出力する。また、制御部11は、光センサ5による測定を行う画像位置に対応した測定用パッチ画像データを合成部10に出力する。また、制御部11は、光センサ5による測定を行う際に、測定用発光強度データをバックライト制御部8に出力する。
図3は、本実施例に係る液晶表示装置1で行われる画像(画質)キャリブレーション処理を説明するためのフローチャートを示す図である。
制御部11は、画像キャリブレーション処理の測定動作が開始されたかどうかを判断する(ステップS1)。測定動作の開始判定は、例えば、ユーザによる液晶表示装置1の操作で画像キャリブレーションの実行キーが入力されたか否かで成される。
測定動作が開始されると、制御部11は、測定用発光強度データをバックライト制御部8に出力する(ステップS2)。これに応じて、バックライト制御部8は、統計量算出部7にて算出された統計量と測定用発光強度データに基づいたバックライト4の各発光ブロックの発光強度を決定し、バックライト制御信号をバックライト4へ出力する。
これにより、バックライト4は、画像キャリブレーション時の光センサ5による画質特性測定に適した、後述するような各発光ブロックの点灯を行う。
次に、制御部11は、測定用パッチ画像データを合成部10に出力する(ステップS3)。これに応じて、合成部10は、階調補正部9で作成された補正画像データと、測定用パッチ画像データとを合成した合成画像データを作成し、液晶表示パネル3に出力する。これにより、液晶表示パネル3は、画像キャリブレーション時の光センサ5による画質特性測定に適した所定のパッチ画像を表示する。所定のパッチ画像についての詳細は、後述する。
次に、制御部11は、センサ制御信号を光センサ5に出力する(ステップS4)。これに応じて、光センサ5は、液晶表示パネル3から受光部に入射した光を検出して、制御部11に測定値を出力する。測定値は、例えば、光センサ5に備えられた受光素子であるフォトダイオードの電圧値である。
次に、制御部11は、光センサ5から受け取った測定値に基づき、所定の演算処理を行うことで、液晶表示装置1の表示特性を導出する(ステップS5)。表示特性を導出する所定の演算処理については、公知であるため本実施例ではその説明を省略する。
次に、制御部11は、ステップS5で導出した表示特性が正しいか否かを判定する(ステップS6)。ここでの判定は、液晶表示装置1に設けられた記憶部(不図示)に予め記憶されている表示特性の目標値と、ステップS5で導出した表示特性とを比較することで行う。具体的には、表示特性の目標値とステップS5で導出した表示特性の差分値が、記憶部に予め記憶されている所定のしきい値以下であれば、表示特性は正しいと判定する。一方、所定のしきい値よりも大きい場合、表示特性は正しくないと判定する。
表示特性が正しくない場合には、制御部11は、表示特性の校正処理を行う(ステップS7)。ここでの校正処理は、例えば、予め記憶部(不図示)に記憶されたLUT(Lookup Table)をステップS5で導出した表示特性に基づいて更新することによって行われる、画像キャリブレーション処理である。画像キャリブレーション処理については、公知であるため説明を省略する。
図4は、本実施例に係る液晶表示装置1において、液晶表示パネル3にパッチ画像が表示された状態を示す図である。
本実施例では、光センサ5は、液晶表示装置1の上辺部に配置され、液晶表示パネル3の画面上(画像表示領域内)に突出するように設けられている。そして、本実施例においては、光センサ5が、複数の表示ブロックのうち1つの表示ブロック14にのみ対向するように配置されている。
図4には、バックライト4における発光ブロックの分割状態を示し、隣り合う発光ブロックの境界を破線で示している。この破線は、各発光ブロックに対応する表示ブロックの境界でもある。
発光ブロックは、本実施例では、バックライト4を、縦方向に4分割、横方向に6分割
することで構成されており、それぞれの発光ブロックは矩形形状となっている。各発光ブロックは、その発光強度をバックライト制御部8によって変更可能に独立して制御されている。
本実施例では、複数ある発光ブロックのうち1つの発光ブロック12が、前述したステップS2によって、測定用発光強度データを反映した発光強度にて点灯される。この発光ブロック12は、光センサ5が対向配置されている1つの表示ブロック14に対応する発光ブロックである。
測定用発光強度データには、例えばパッチ画像に白色、輝度500Cd/mとなるような画像を表示する場合、記憶部に記憶されたLUTを参照して、パッチ画像部分の輝度が500Cd/mとなる発光ブロック12のLEDの駆動電圧のPWM値が選定される。ここで、PWMは、Pulse Width Modulation の略である。
なお、バックライト4の発光ブロックの分割は、上述した縦4分割、横6分割に限るものではなく、液晶表示装置1において所望の表示特性を得ることができるように分割されるものであればよい。また、光センサ5による表示特性の測定に必要であれば、発光ブロック12に隣接する他の発光ブロックも、発光ブロック12と同様に、測定用発光強度データを反映した発光強度にて点灯されてもよい。
液晶表示パネル3には、前述したステップS3によって、測定用パッチ画像データを反映したパッチ画像13が表示される。測定用パッチ画像データは、例えば、白色、輝度500Cd/mとなるようなパッチ画像を表示する場合、記憶部に記憶されたLUTを参照して、パッチ画像部分の輝度が500Cd/mとなる液晶表示パネル3の各画素の駆動電圧値が選定される。
以下に、パッチ画像13の表示位置について説明する。
本実施例においては、パッチ画像13は、図4に示すように矩形形状で構成され、その寸法は、縦方向、横方向それぞれ、表示ブロック14の寸法よりも小さい。
そして、パッチ画像13は、発光ブロック12に対応する表示ブロック14とだけ重なる位置に表示されるもので、表示ブロック14に隣接する他の表示ブロックとは重ならない位置に表示されるものである。さらに、パッチ画像13は、表示ブロック14に隣接する他の表示ブロック(パッチ画像13と重ならない表示ブロック)のいずれからも最も離れた位置(可能な限り離れた位置)に表示される。具体的には、パッチ画像13は、液晶表示パネル3の画面の外周(本実施例では画面の上辺)に接する位置であって、1つの表示ブロック14の中の、液晶表示パネル3の長手方向(画面の上辺に平行な方向)に関する略中央に表示される。また、パッチ画像13は、光センサ5の受光部に光が入射する位置に表示され、光センサ5の受光面よりも面積が大きくなるように表示される。
以上説明したように本実施例では、パッチ画像13が、1つの表示ブロック14とだけ重なる位置に表示される。このように液晶表示パネル3の画面上のうち、パッチ画像13に重なる表示ブロックの数が最も少なくなるような位置に、パッチ画像13が表示されることで、パッチ画像13周辺でコントラストが低下してしまう入力画像表示領域を最小限に抑えることができる。さらには、液晶表示装置1の画像キャリブレーション時の消費電力を低減することが可能となる。
また、パッチ画像13は、表示ブロック14に隣接する他の表示ブロックのいずれからも最も離れた位置に表示されることで、パッチ画像13周辺で、コントラストが低下してしまう入力画像表示領域を、より確実に最小限に抑えることが可能となる。
ここで、本実施例においては、光センサ5は、液晶表示装置1に備えられるものであったが、これに限るものではない。すなわち、光センサ5は、液晶表示装置1とは別体に構成されるものであってもよく、画像キャリブレーション処理が行われるときに、液晶表示
装置1に対して、パッチ画像13を測定可能な位置に取付けられるものであってもよい。
また、パッチ画像13のサイズ、形状は、ユーザが入力画像を視認する上での障害にならないように、可能な限り小さいことが望ましい。しかしながら、光センサ5による表示特性の測定に問題ないようであれば、任意のサイズ、形状であってよい。
また、本実施例では、パッチ画像13が表示ブロック14に重なっており、パッチ画像13、表示ブロック14ともに、液晶表示パネル3の画面の上辺に接するものであるが、これに限るものではない。パッチ画像13と、パッチ画像13が重なる1つの表示ブロックとがともに、液晶表示パネル3の画面の上下左右のいずれかの辺に接するものであればよく、このパッチ画像13に対応するように光センサ5が配置されるものであればよい。このとき、パッチ画像13の表示位置が、ユーザが入力画像を視認する上での障害にならないように設定されるとよい。
[実施例2]
以下、実施例2について説明する。なお、本実施例における液晶表示装置の構成要素、及び画像キャリブレーション処理は実施例1と同様であるので、実施例1と同様の構成部分については、その説明を省略する。
図5は、本実施例に係る液晶表示装置1において、液晶表示パネル3にパッチ画像が表示された状態を示す図である。
本実施例では、光センサ105は、液晶表示装置1の正面から見て右上角部に配置され、液晶表示パネル3の画面上に突出するように設けられている。光センサ105は、本実施例においても実施例1同様、複数の表示ブロックのうち1つの表示ブロックにのみ対向するように配置されている。
図5には、バックライト4における発光ブロックの分割状態を示し、隣り合う発光ブロックの境界を破線で示している。この破線は、各発光ブロックに対応する表示ブロックの境界でもある。
本実施例においては、複数ある発光ブロックのうち1つの発光ブロック112が、前述したステップS2によって、測定用発光強度データを反映した発光強度にて点灯される。この発光ブロック112は、光センサ105が対向配置されている1つの表示ブロック114に対応する発光ブロックである。
液晶表示パネル3には、前述したステップS3によって、測定用パッチ画像データを反映したパッチ画像113が表示される。
本実施例においては、パッチ画像113は、図5に示すように円弧形状で構成され、その寸法は、縦方向、横方向それぞれ、表示ブロック114の寸法よりも小さい。
そして、パッチ画像113は、発光ブロック112に対応する表示ブロック114とだけ重なる位置に表示されるもので、表示ブロック114に隣接する他の表示ブロックとは重ならない位置に表示されるものである。さらに、パッチ画像113は、表示ブロック114に隣接する他の表示ブロックのいずれからも最も離れた位置に表示される。具体的には、パッチ画像113は、液晶表示パネル3の画面の右上角部(右上角部の外周)に接するように表示される。また、パッチ画像113は、光センサ105の受光面に光が入射する位置に表示され、光センサ105の受光面よりも面積が大きくなるように表示される。
このような構成により、本実施例においても、実施例1で説明した効果と同様の効果を得ることができる。
ここで、本実施例では、パッチ画像113は、液晶表示パネル3の画面の右上角部に接するように表示されるものであったが、これに限るものではない。パッチ画像113は、液晶表示パネル3の画面の角部のうちいずれかの角部に接するように表示されるものであればよく、このパッチ画像113に対応するように光センサ105が配置されるものであればよい。
[実施例3]
以下、実施例3について説明する。なお、本実施例における液晶表示装置の構成要素、及び画像キャリブレーション処理は実施例1と同様であるので、実施例1と同様の構成部分については、その説明を省略する。
図6は、本実施例に係る液晶表示装置1において、液晶表示パネル3にパッチ画像が表示された状態を示す図である。
本実施例では、光センサ205は、液晶表示装置1の上辺部に配置され、液晶表示パネル3の画面上に突出するように設けられている。光センサ205は、液晶表示パネル3からの光を測定する受光面が画面の横方向に長い(横方向を長手方向とする)矩形形状となっている。そして、本実施例においては、光センサ205が、画面の上辺に接する複数の表示ブロックに対して、対向するように配置されている。
ここで、光センサ205の受光面は、例えば、受光素子であるフォトダイオードまで光を導く、アクリル樹脂で形成された導光レンズの光入射面である。なお、受光面は、光センサ205への光の入射面を意味するものである。例えば、光センサ205を特性の異なる複数の受光素子を線状に並べた構成とする場合には、受光面は複数の受光素子の光検知エリアを内包する領域としてもよい。また、光センサ205が単体の受光素子の位置を可変できる構成である場合には、受光面は受光素子の位置の軌跡に沿った領域としてもよい。
また、光センサ205は、受光素子、及び、受光面に入射した光を受光素子に導く導光部を備えるものであってもよく、導光部として、アクリル樹脂などの導光部材を用いてもよい。また、光センサ205においては、受光面が備えられた受光部が、液晶表示パネル3の画面に対向する位置と、液晶表示パネル3の画面に対向しない位置との間を移動可能に構成されるものであってもよい。そして、キャリブレーション動作時のみ、受光部が液晶表示パネル3の画面に対向する位置に移動するものであるとよい。
図6には、バックライト4における発光ブロックの分割状態を示し、隣り合う発光ブロックの境界を破線で示している。この破線は、各発光ブロックに対応する表示ブロックの境界でもある。
本実施例では、複数ある発光ブロックのうち、発光ブロック212,212’が、前述したステップS2によって、測定用発光強度データを反映した発光強度にて点灯される。発光ブロック212,212’は、光センサ205が対向配置されている表示ブロック214,214’にそれぞれ対応する発光ブロックである。
液晶表示パネル3には、前述したステップS3によって、測定用パッチ画像データを反映したパッチ画像213が表示される。
本実施例においては、パッチ画像213は、図6に示すように矩形形状で構成され、その寸法は、縦方向、横方向それぞれ、発光ブロック212,212’に対応する表示ブロック214,214’を合計したエリア(領域)の寸法よりも小さい。ここで、パッチ画像213の横方向の寸法は、表示ブロック214,214’のうちいずれか1つの表示ブロックよりも大きい。そして、パッチ画像213は、発光ブロック212,212’にそれぞれ対応する表示ブロック214,214’とだけ重なる位置に表示され、表示ブロック214,214’に隣接する他の表示ブロックとは重ならない位置に表示されるものである。
このように、本実施例においても、液晶表示パネル3の画面上のうち、パッチ画像213に重なる表示ブロックの数が最も少なくなるような位置に、パッチ画像213が表示される。
さらに、パッチ画像213は、表示ブロック214,214’に隣接する他の表示ブロックのいずれからも最も離れた位置に表示される。具体的には、パッチ画像213は、液晶表示パネル3の画面の外周(本実施例では画面の上辺)に接する位置であって、表示ブロック214,214’ を合計したエリアの中の、液晶表示パネル3の長手方向(画面
の上辺に平行な方向)に関する略中央に表示される。また、パッチ画像213は、光センサ205の受光面に光が入射する位置に配置され、光センサ205の受光面よりも面積が大きくなるように表示される。
このような構成により、本実施例においても、実施例1で説明した効果と同様の効果を得ることができる。
ここで、本実施例では、パッチ画像213が表示ブロック214,214’に重なっており、パッチ画像213、表示ブロック214,214’ともに、液晶表示パネル3の画面の上辺に接するものであるが、これに限るものではない。パッチ画像213と、パッチ画像213が重なる複数の表示ブロックとがともに、液晶表示パネル3の画面の上下左右のいずれかの辺に接するものであればよく、このパッチ画像213に対応するように光センサ205が配置されるものであればよい。このとき、パッチ画像213の表示位置が、ユーザが入力画像を視認する上での障害にならないように設定されるとよい。
1…液晶表示装置、3…液晶表示パネル、4…バックライト、11…制御部、12…発光ブロック、13…パッチ画像、14…表示ブロック

Claims (11)

  1. 個別に発光輝度を変更可能な複数の発光ブロックを有する発光手段と、
    前記発光手段からの光を変調することで画面上に画像を表示する表示パネルと、
    表示装置のキャリブレーションに用いる測定用画像を表示させる制御手段と、
    を有する表示装置において、
    前記画面を、前記複数の発光ブロックに対応する複数の表示ブロックに分けた場合に、
    前記制御手段は、前記画面上のうち、前記測定用画像に重なる前記表示ブロックの数が最も少なくなるような位置に、前記測定用画像を表示することを特徴とする表示装置。
  2. 前記制御手段は、前記複数の表示ブロックのうち、前記測定用画像に重なる表示ブロックに隣接する前記測定用画像に重ならない表示ブロックから、最も離れた位置に、前記測定用画像を表示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記制御手段は、前記測定用画像を、前記画面の上下左右のいずれかの辺に接するように表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記測定用画像が、前記辺に接する1つの表示ブロックにのみ重なる場合には、
    前記制御手段は、前記測定用画像を、前記辺に接する1つの表示ブロックの中の、前記辺に平行な方向に関する中央に表示することを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記測定用画像が、前記辺に接する複数の表示ブロックに重なる場合には、
    前記制御手段は、前記測定用画像を、前記辺に接する複数の表示ブロックの領域の中の、前記辺に平行な方向に関する中央に表示することを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  6. 前記制御手段は、前記測定用画像を、前記画面の角部に接するように表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  7. 前記表示ブロックごとに画像データの統計量を算出する統計量算出手段を備え、
    前記発光手段は、各表示ブロックの画像データの統計量に応じた発光輝度で各表示ブロックに対応する各発光ブロックを発光させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 前記測定用画像を測定するセンサの受光面の面積よりも、前記表示パネルに表示される前記測定用画像の面積の方が大きいことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の表示装置。
  9. 前記測定用画像を測定するセンサを備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の表示装置。
  10. 前記センサは、受光素子、前記測定用画像から光が入射される受光面、及び、前記受光面に入射した光を前記受光素子に導く導光部を備えることを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  11. 複数の発光ブロックを有する発光手段と、表示パネルと、を有する表示装置の制御方法において、
    前記複数の発光ブロックの発光輝度を個別に制御するステップと、
    前記発光手段からの光を変調することで画面上に画像を表示するステップと、
    前記画面上に測定用画像を表示させて表示装置のキャリブレーションを行うステップと

    を含み、
    表示装置のキャリブレーションを行う前記ステップでは、
    前記画面を、前記複数の発光ブロックに対応する複数の表示ブロックに分けた場合に、
    前記画面上のうち、前記測定用画像に重なる前記表示ブロックの数が最も少なくなるような位置に、前記測定用画像を表示させることを特徴とする表示装置の制御方法。
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