JP2016007450A - 扉構造および食器洗浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】扉部材が閉じる方向に扉部材を付勢する弾性部材を備える扉構造において、ユーザの使用感を向上することが可能な技術を提供する。
【解決手段】本明細書は、機器本体と、下方の回動軸周りで機器本体に対して回動して機器本体の前側開口を開閉する扉部材と、扉部材が閉じる方向に扉部材を付勢する弾性部材を備える扉構造を開示する。その扉構造は、扉部材が完全に閉じた状態から第1開き角度で開いた状態までの間は、実質的に弾性部材の付勢力が扉部材に作用しないように構成されている。
【選択図】図5

Description

本明細書は、扉構造および食器洗浄機に関する。
特許文献1に、機器本体と、下方の回動軸周りで機器本体に対して回動して機器本体の前側開口を開閉する扉部材と、扉部材が閉じる方向に扉部材を付勢する弾性部材を備える扉構造が開示されている。この扉構造によれば、ユーザは小さな操作力で扉部材を閉じることができる。
特開2008−39277号公報
特許文献1の技術では、扉部材が完全に閉じた状態から扉部材が完全に開いた状態までの間、弾性部材が常に扉部材を付勢している。このような構成では、扉部材を完全に閉じた状態から少しだけ開きたい場合でも、ユーザは弾性部材の付勢力に抗して扉部材を開く方向に操作力をかける必要があり、ユーザの使用感が損なわれている。特に、扉部材の上面に操作部が配置されている場合には、ユーザが操作部を視認して操作するために扉部材を少しだけ開く機会が多く、扉部材を少しだけ開く際にはそれほど大きな操作力を必要としないことが望まれている。
本明細書は上記の課題を解決する技術を提供する。本明細書は、扉部材が閉じる方向に扉部材を付勢する弾性部材を備える扉構造において、ユーザの使用感を向上することが可能な技術を提供する。
本明細書は、機器本体と、下方の回動軸周りで機器本体に対して回動して機器本体の前側開口を開閉する扉部材と、扉部材が閉じる方向に扉部材を付勢する弾性部材を備える扉構造を開示する。その扉構造は、扉部材が完全に閉じた状態から第1開き角度で開いた状態までの間は、実質的に弾性部材の付勢力が扉部材に作用しないように構成されている。
上記の扉構造では、扉部材を完全に閉じた状態から少しだけ開く場合には、弾性部材の付勢力が扉部材に作用しないため、極めて小さな操作力で扉部材を開くことができ、ユーザの使用感を向上することができる。
上記の扉構造は、扉部材に設けられたアーム部材と、アーム部材と弾性部材の間に介在するカム部材と、ストッパ部材をさらに備えており、弾性部材の付勢力は、カム部材とアーム部材を介して扉部材に作用するように構成されており、アーム部材およびカム部材の一方にカム溝が形成されており、アーム部材およびカム部材の他方にカム溝の一方の端部と他方の端部の間でカム溝内を摺動可能なカムピンが取り付けられており、扉部材が完全に閉じた状態から第1開き角度で開いた状態までの間は、カムピンがカム溝内で摺動することで、実質的に弾性部材の付勢力が扉部材に作用せず、扉部材が第1開き角度を超えて開いた状態では、カムピンがカム溝の端部の側面に当接することで、弾性部材の付勢力が扉部材に作用し、扉部材が第1開き角度で開いた状態から完全に閉じた状態まで閉じる際に、ストッパ部材がカム部材と当接して、カムピンがカム溝の端部の側面から離れてカム溝内で摺動するように構成することができる。
上記の扉構造によれば、簡素な構成によって、扉部材が完全に閉じた状態から第1開き角度で開いた状態までの間は、実質的に弾性部材の付勢力が扉部材に作用しないようにすることができる。また、上記の扉構造によれば、扉部材が第1開き角度で開いた状態から完全に閉じた状態まで閉じる際に、カム部材のアーム部材に対する姿勢をストッパ部材により規定することができる。このような構成とすることによって、扉部材を完全に閉じた状態から開く際に、扉部材に常に同じ動作をさせることができる。
上記の扉構造は、扉部材の上面に操作部が配置されているように構成することができる。
上記の扉構造によれば、扉部材の上面に配置されている操作部を視認して操作するために少しだけ扉部材を開く際の、ユーザの使用感を向上することができる。
上記の扉構造は、扉部材が第1開き角度よりも大きい第2開き角度で開いた状態において、扉部材の重量と弾性部材の付勢力が釣り合うように構成することができる。
上記の扉構造によれば、扉部材を第2開き角度で開いた状態では、ユーザが一方の手で扉部材を保持し続けていなくても、扉部材をそのまま保持することができ、ユーザの利便性をより向上することができる。
本明細書は、システムキッチンに組み込まれる食器洗浄機であって、上記の扉構造を有する食器洗浄機も開示する。
本明細書が開示する扉構造および食器洗浄機によれば、扉部材が閉じる方向に扉部材を付勢する弾性部材を備える扉構造において、ユーザの使用感を向上することができる。
(a)は実施例の食器洗浄機2について、上部パネル6を閉じた状態の外観を示す図である。(b)は実施例の食器洗浄機2について、上部パネル6を開いた状態の外観を示す図である。 実施例の食器洗浄機2について、上部パネル6を完全に閉じた状態の外観を示す斜視図である。 実施例の食器洗浄機2について、上部パネル6を第1開き角度で開いた状態の外観を示す斜視図である。 実施例の食器洗浄機2について、上部パネル6を完全に開いた状態の外観を示す斜視図である。 実施例の食器洗浄機2について、上部パネル6を完全に閉じた状態でのアーム31の近傍を示す斜視図である。 実施例の食器洗浄機2について、上部パネル6を第1開き角度で開いた状態でのアーム31の近傍を示す斜視図である。 実施例の食器洗浄機2について、上部パネル6を完全に開いた状態でのアーム31の近傍を示す斜視図である。 実施例の食器洗浄機2について、上部パネル6を完全に閉じた状態でのアーム31の近傍を示す側面図である。 実施例の食器洗浄機2について、上部パネル6を第1開き角度で開いた状態でのアーム31の近傍を示す側面図である。 実施例の食器洗浄機2について、上部パネル6を完全に開いた状態でのアーム31の近傍を示す側面図である。 実施例の食器洗浄機2について、カムピン36の変形例を示す斜視図である。
(実施例)
本発明の実施例に係る食器洗浄機2について、図面を参照しながら説明する。図1(a)に示すように、本実施例の食器洗浄機2は、キッチンカウンタKの下にビルトインされ、システムキッチンの一部を構成する。食器洗浄機2は、いわゆるフロントオープン型の食器洗浄機であり、扉構造4を備えている。扉構造4では、機器本体8の前側開口を開閉する上部パネル6が、機器本体8に対して下方の回動軸まわりで回動可能となっている。図1(b)に示すように、ユーザは上部パネル6を手前に開いて倒し、機器本体8の内部に収容された食器かご9を引き出すことで、食器を出し入れすることができる。食器洗浄機2は、機器本体8の内部の空間に収容された食器に対して、洗浄、すすぎおよび乾燥の各工程を実施することができる。
図1(a)に示すように、上部パネル6の上端には操作パネル10が設けられており、その下方には化粧板12が取り付けられている。上部パネル6の下方には下部パネル14が配置されている。下部パネル14は、化粧板15を備えている。上部パネル6の化粧板12や下部パネル14の化粧板15は、キッチンカウンタKの下方に配置された収納部L1、L2、Mなどのシステムキッチン構成物の表面材と同様の色彩、図柄で塗装され、表面仕上げがされている。従って、食器洗浄機2をビルトインしてシステムキッチンを構成したときに、周囲のシステムキッチン構成物との統一感が得られ、美麗な外観のシステムキッチンに構成することができる。
操作パネル10の前面には、貫通孔20と、取っ手22と、前面操作表示部24が設けられている。また、操作パネル10の上端面には、上面操作表示部25が設けられている。貫通孔20は操作パネル10の前面と背面の間を貫通している。貫通孔20には、上部パネル6が完全に閉じられたときに、機器本体8から前方に突出する排気ノズル26が挿入される。排気ノズル26は、機器本体8の内部の食器を収容する空間と連通している。排気ノズル26の先端は、上部パネル6が完全に閉じられたときに、操作パネル10の前面とほぼ面一となるように形成されている。食器洗浄機2が高温の水で食器の洗浄やすすぎを行う際に発生する蒸気は、食器洗浄機2が食器を乾燥させる際に排気ノズル26を介して外部へ排出される。
取っ手22はユーザが手をかけることが可能な窪み状に形成されている。取っ手22の内側上面には、図示しない係合解除ボタンが設けられている。ユーザが取っ手22に手をかけて係合解除ボタンを上方に押し上げると、操作パネル10の背面に設けられた係合金具28と、機器本体8の前側開口の上方に設けられた係合部30との係合が解除される。この状態で、ユーザが上部パネル6を手前に引くことで、上部パネル6を開いて倒すことができる。ユーザが上部パネル6を閉じると、操作パネル10の係合金具28が機器本体8の係合部30と係合して、上部パネル6は完全に閉じた状態で保持される。
前面操作表示部24と上面操作表示部25は、食器洗浄機2の運転状態をユーザに提示する表示部や、ユーザからの操作入力を受け入れるスイッチ等が配置されている。前面操作表示部24には、電源スイッチや、運転開始スイッチや、運転状態表示灯などが配置されている。上面操作表示部25には、運転コース選択スイッチや、乾燥時間の設定スイッチ、予約設定スイッチなどが配置されている。このように、前面操作表示部24と上面操作表示部25を分けて配置することによって、操作パネル10の前面(すなわち上部パネル6の前面)において操作表示部が占める範囲を小さくして、食器洗浄機2の美観を向上することができる。
上面操作表示部25は、上部パネル6が完全に閉じられている場合には、キッチンカウンタKの下方に隠蔽されていて、ユーザが視認したり操作したりすることができない。ユーザが上部パネル6を手前に少し開くと、上面操作表示部25が露出して、ユーザが上面操作表示部25を視認したり操作したりすることが可能となる。
図2ー図10は、食器洗浄機2における扉構造4の開閉動作の様子を示している。なお、図2−図10においては、機器本体8の側面の外壁や、下部パネル14、食器かご9などを図示していないことに留意されたい。上部パネル6の左右の両側端にはアーム31が取り付けられている。機器本体8は、左右の両側面において外壁(図示せず)と内壁34の二重壁構造を有しており、アーム31は外壁と内壁34の間に入り込むように配置されている。アーム31は、機器本体8の左右方向に伸びる回動軸Aを介して、機器本体8の内壁34に固定された保持プレート32に回動可能に支持されている。回動軸Aは、上部パネル6の前面の下端(すなわち化粧板12の下端)よりも下方であり、かつ機器本体8の前側開口よりも前方に配置されている。
アーム31には、カムプレート33が連結されている。カムプレート33は、アーム31に対して機器本体8の左右方向に伸びる回動軸B周りに回動可能である。カムプレート33には、アーム31から突出するカムピン36が摺動するカム溝38が形成されている。図8−図10に良く示すように、カム溝38は、円弧状に湾曲した長孔形状に形成されている。カムプレート33と機器本体8の間は、コイルばね40によって連結されている。コイルばね40は、機器本体8の前後方向と上下方向を含む面に沿って配置されている。
図2、図5、図8に示すように、上部パネル6が完全に閉じた状態では、カムピン36がカム溝38の一方の端部の側面に当接している。この状態から、上部パネル6を開く方向へ回動させると、上部パネル6とともにアーム31が回動軸A周りに回動して、カムピン36がカム溝38の内部を摺動する。この場合、カムプレート33はアーム31と一体的に回動しないため、コイルばね40は伸張せず、コイルばね40の弾性復元力(以下では付勢力ともいう)は上部パネル6に作用しない。図3、図6、図9に示すように、上部パネル6を所定の角度(以下では第1開き角度ともいう)まで開くと、カムピン36がカム溝38の他方の端部の側面に当接する。上部パネル6を第1開き角度まで開いた状態では、上面操作表示部25が露出して、ユーザが上面操作表示部25を視認したり操作したりすることができる。
上部パネル6を第1開き角度で開いた状態から、さらに上部パネル6を開く方向へ回動させると、カムピン36がカム溝38の他方の端部の側面に当接したまま、カムプレート33がアーム31と一体的に回動する。これにより、コイルばね40が伸張し、コイルばね40の弾性復元力が上部パネル6に作用する。コイルばね40の弾性復元力は、上部パネル6を閉じる方向に作用する。上部パネル6の開き角度が大きくなるほど、上部パネル6へ作用するコイルばね40の弾性復元力は強くなる。本実施例の食器洗浄機2では、上部パネル6の重量とコイルばね40の弾性復元力が釣り合う角度(以下では第2開き角度ともいう)が存在する。上部パネル6を第2開き角度まで回動させることで、上部パネル6の上面に配置された上面操作表示部25を、ユーザから見やすく、操作しやすい位置で保持することができる。上部パネル6を第2開き角度で開いた状態では、ユーザが一方の手で上部パネル6を保持し続けていなくても、上部パネル6はそのまま保持されるので、上面操作表示部25を視認したり操作したりする際のユーザの利便性をより向上することができる。その後、さらに上部パネル6を開く方向へ回動させると、図4、図7、図10に示すように、上部パネル6を完全に開いた状態にすることができる。上部パネル6を完全に開いた状態で、ユーザは食器かご9(図1参照)の出し入れを行うことができる。
図4、図7、図10に示すように、上部パネル6を完全に開いた状態から、上部パネル6を閉じる方向へ回動させると、上部パネル6が閉じられる。この際に、上部パネル6を閉じる方向にコイルばね40による弾性復元力が上部パネル6に作用しているため、上部パネル6の重量が重い場合でも、ユーザは小さな力で上部パネル6を閉じることができる。図3、図6、図9に示すように、上部パネル6が第1開き角度まで閉じられると、その後さらに上部パネル6を閉じる方向に回動させても、コイルばね40による弾性復元力が上部パネル6に作用しない。この際に、カムプレート33は保持プレート32に形成されたストッパ39と当接して、コイルばね40の弾性復元力によるカムプレート33の移動をストッパ39が規制する。そして、カムピン36がカム溝38の内部を摺動する。図2、図5、図8に示すように、上部パネル6が完全に閉じた状態まで戻されると、カムピン36がカム溝38の一方の端部の側面に当接する。
以上のように、本実施例の扉構造4は、機器本体8と、下方の回動軸A周りで機器本体8に対して回動して機器本体8の前側開口を開閉する上部パネル6を備えている。扉構造4は、上部パネル6が閉じる方向に上部パネル6を付勢するコイルばね40を備えている。扉構造4は、上部パネル6が完全に閉じた状態から第1開き角度で開いた状態までの間は、実質的にコイルばね40の付勢力が上部パネル6に作用しないように構成されている。
本実施例の扉構造4は、上部パネル6に設けられたアーム31と、アーム31とコイルばね40の間に介在するカムプレート33と、ストッパ39をさらに備えている。コイルばね40の付勢力は、カムプレート33とアーム31を介して上部パネル6に作用するように構成されている。カムプレート33にはカム溝38が形成されており、アーム31にはカム溝38の一方の端部と他方の端部の間でカム溝38内を摺動可能なカムピン36が取り付けられている。扉構造4では、上部パネル6が完全に閉じた状態から第1開き角度で開いた状態までの間は、カムピン36がカム溝38内で摺動することで、実質的にコイルばね40の付勢力が上部パネル6に作用せず、上部パネル6が第1開き角度を超えて開いた状態では、カムピン36がカム溝38の端部の側面に当接することで、コイルばね40の付勢力が上部パネル6に作用し、上部パネル6が第1開き角度で開いた状態から完全に閉じた状態まで閉じる際に、ストッパ39がカムプレート33と当接して、カムピン36がカム溝38の端部の側面から離れてカム溝38内で摺動する。
本実施例の扉構造4は、上部パネル6の上面に上面操作表示部25が配置されている。
本実施例の扉構造4は、上部パネル6が第1開き角度よりも大きい第2開き角度で開いた状態において、上部パネル6の重量とコイルばね40の付勢力が釣り合うように構成されている。
また、本実施例の食器洗浄機2は、システムキッチンに組み込まれる食器洗浄機であって、扉構造4を有している。
なお、上記の実施例では、扉構造4を食器洗浄機2に適用した構成を例として説明したが、本明細書が開示する扉構造は上記以外の種々の機器に適用することが可能である。本明細書が開示する扉構造は、例えば、グリルやレンジ、冷蔵庫など、機器本体の前面開口を扉部材によって開閉する機器であれば、どのような機器についても適用することができる。
上記の実施例では、アーム31にカムピン36が取り付けられており、カムプレート33にカム溝38が形成されている構成について説明したが、これとは逆に、アーム31にカム溝を形成し、カムプレート33にカムピンを取り付ける構成としてもよい。
上記の実施例では、アーム31が、上部パネル6を回動軸A周りで回動可能に支持しつつ、さらにカムプレート33とともにコイルばね40の付勢力を上部パネル6へ伝達する構成について説明したが、上部パネル6を回動軸A周りで回動可能に支持する部材と、カムプレート33とともにコイルばね40の付勢力を上部パネル6へ伝達する部材を、それぞれ別個の部材として上部パネル6に取り付ける構成としてもよい。
なお、カムピン36については、図11に示すように、アーム31の一部を切り起こし加工して、アーム31と一体的に形成してもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は、複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 食器洗浄機
4 扉構造
6 上部パネル
8 機器本体
10 操作パネル
12 化粧板
14 下部パネル
15 化粧板
20 貫通孔
22 取っ手
24 前面操作表示部
25 上面操作表示部
26 排気ノズル
28 係合金具
30 係合部
31 アーム
32 保持プレート
33 カムプレート
34 内壁
36 カムピン
38 カム溝
39 ストッパ

Claims (5)

  1. 機器本体と、
    下方の回動軸周りで機器本体に対して回動して機器本体の前側開口を開閉する扉部材と、
    扉部材が閉じる方向に扉部材を付勢する弾性部材を備える扉構造であって、
    扉部材が完全に閉じた状態から第1開き角度で開いた状態までの間は、実質的に弾性部材の付勢力が扉部材に作用しないように構成されている、扉構造。
  2. 扉部材に設けられたアーム部材と、
    アーム部材と弾性部材の間に介在するカム部材と、
    ストッパ部材をさらに備えており、
    弾性部材の付勢力は、カム部材とアーム部材を介して扉部材に作用するように構成されており、
    アーム部材およびカム部材の一方にカム溝が形成されており、アーム部材およびカム部材の他方にカム溝の一方の端部と他方の端部の間でカム溝内を摺動可能なカムピンが取り付けられており、
    扉部材が完全に閉じた状態から第1開き角度で開いた状態までの間は、カムピンがカム溝内で摺動することで、実質的に弾性部材の付勢力が扉部材に作用せず、
    扉部材が第1開き角度を超えて開いた状態では、カムピンがカム溝の端部の側面に当接することで、弾性部材の付勢力が扉部材に作用し、
    扉部材が第1開き角度で開いた状態から完全に閉じた状態まで閉じる際に、ストッパ部材がカム部材と当接して、カムピンがカム溝の端部の側面から離れてカム溝内で摺動する、請求項1の扉構造。
  3. 扉部材の上面に操作部が配置されている、請求項1または2の扉構造。
  4. 扉部材が第1開き角度よりも大きい第2開き角度で開いた状態において、扉部材の重量と弾性部材の付勢力が釣り合うように構成されている、請求項3の扉構造。
  5. システムキッチンに組み込まれる食器洗浄機であって、請求項1から4の何れか一項の扉構造を有する食器洗浄機。
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