JP2016005244A - 画像符号化装置、画像復号装置、画像符号化方法および画像復号方法 - Google Patents
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Abstract
Description
請求項3に記載の画像符号化装置は、露出値が異なる複数の符号化対象画像のうちの第1の符号化対象画像に対して、第1の参照画像を用いて画像間符号化を行い、第1の符号化済画像を生成する第1符号化手段と、複数の符号化対象画像のうちの第2の符号化対象画像に対して、第1の符号化済画像の局部復号画像を第2の参照画像として用いて画像間符号化を行い、第2の符号化済画像を生成する第2符号化手段と、第2の符号化対象画像の露出値と、第2の参照画像の露出値とのうちの一方を他方にほぼ一致させる補正を行う補正手段と、を備え、第2符号化手段は、補正手段による補正が行われた第2の符号化対象画像に対して、または補正手段による補正が行われた第2の参照画像を用いて画像間符号化を行うことを特徴とする。
請求項12に記載の画像復号装置は、露出値が異なる複数の画像のそれぞれに対応する複数の符号化データのうちの第1の符号化データに対して画像内復号を行い、第1の復号画像を生成する第1復号手段と、複数の符号化データのうちの第2の符号化データに対して、第1の復号画像を第1の参照画像として用いて画像間復号して、第2の復号画像を生成する第2復号手段と、第2の符号化データの露出値と、第1の参照画像の露出値とのうちの一方を他方にほぼ一致させる補正を行う補正手段と、を備え、第2復号手段は、補正手段による補正が行われた第2の符号化データに対して、または補正手段による補正が行われた第1の参照画像を用いて画像間復号を行うことを特徴とする。
請求項14に記載の画像復号装置は、露出値が異なる複数の画像のそれぞれに対応する複数の符号化データのうちの第1の符号化データに対して、第1の参照画像を用いて画像間復号を行い、第1の復号画像を生成する第1復号手段と、複数の符号化データのうちの第2の符号化データに対して、第1の符号化データを第2の参照画像として画像間復号を行い第2の復号画像を生成する第2復号手段と、第2の符号化データの露出値と、第2の参照画像の露出値とのうちの一方を他方にほぼ一致させる補正を行う補正手段と、を備え、第2復号手段は、補正手段による補正が行われた第2の符号化データに対して、または補正手段による補正が行われた第2の参照画像を用いて画像間復号を行うことを特徴とする。
請求項23に記載の画像符号化方法は、露出値が異なる複数の符号化対象画像のうちの第1の符号化対象画像に対して画像内符号化を行い第1符号化済画像を生成する第1符号化工程と、複数の符号化対象画像のうちの第2の符号化対象画像に対して、第1の符号化対象画像の局部復号画像を第1の参照画像として用いて画像間符号化を行い第2符号化済画像を生成する第2符号化工程と、第2の符号化対象画像の露出値と、第1の参照画像の露出値とのうちの一方を他方にほぼ一致させる補正を行う補正工程と、を備え、第2符号化工程は、補正が行われた第2の符号化対象画像に対して、または補正が行われた第1の参照画像を用いて画像間符号化を行うことを特徴とする。
請求項25に記載の画像符号化方法は、露出値が異なる複数の符号化対象画像のうちの第1の符号化対象画像に対して、第1の参照画像を用いて画像間符号化を行い、第1の符号化済画像を生成する第1符号化工程と、複数の符号化対象画像のうちの第2の符号化対象画像に対して、第1の符号化済画像の局部復号画像を第2の参照画像として用いて画像間符号化を行い、第2の符号化済画像を生成する第2符号化工程と、第2の符号化対象画像の露出値と、第2の参照画像の露出値とのうちの一方を他方にほぼ一致させる補正を行う補正工程と、を備え、第2符号化工程は、補正が行われた第2の符号化対象画像に対して、または補正が行われた第2の参照画像を用いて画像間符号化を行うことを特徴とする。
請求項26に記載の画像復号方法は、露出値が異なる複数の画像のそれぞれに対応する複数の符号化データのうちの第1の符号化データに対して画像内復号を行い、第1の復号画像を生成する第1復号工程と、複数の符号化データのうちの第2の符号化データに対して、第1の復号画像を第1の参照画像として用いて画像間復号して、第2の復号画像を生成する第2復号工程と、第2の符号化データの露出値と、第1の参照画像の露出値とのうちの一方を他方にほぼ一致させる補正を行う補正工程と、を備え、第2復号工程は、補正が行われた第2の符号化データに対して、または補正が行われた第1の参照画像を用いて画像間復号を行うことを特徴とする。
請求項28に記載の画像復号方法は、露出値が異なる複数の画像のそれぞれに対応する複数の符号化データのうちの第1の符号化データに対して、第1の参照画像を用いて画像間復号を行い、第1の復号画像を生成する第1復号工程と、複数の符号化データのうちの第2の符号化データに対して、第1の符号化データを第2の参照画像として画像間復号を行い第2の復号画像を生成する第2復号工程と、第2の符号化データの露出値と、第2の参照画像の露出値とのうちの一方を他方にほぼ一致させる補正を行う補正工程と、を備え、第2復号工程は、補正が行われた第2の符号化データに対して、または補正が行われた第2の参照画像を用いて画像間復号を行うことを特徴とする。
図面を参照しながら、本発明の実施の形態による符号化装置および復号化装置について説明する。
−−符号化装置−−
図1は本実施の形態による符号化装置1の構成を示すブロック図である。符号化装置1は、制御部100と、第1蓄積部101と、減算部102と、直交変換部103と、量子化部104と、可変長符号化部105と、逆量子化部106と、逆直交変換部107と、加算部108と、第2蓄積部109と、補正値算出部110と、露出補正部111と、予測制御情報生成部112と、画像間予測部113とを備える。制御部100はCPUやその周辺回路等から構成されており、不図示の記憶媒体(たとえばフラッシュメモリ等)に予め記憶されている制御プログラムを読み込んで実行することにより、符号化装置1の各部を制御する。なお、図示の都合上、制御部100から各部への信号入出力を省略して示す。また、図1においては、符号化装置1の各構成にて後述するようにして生成されるデータを合わせて模式的に示す。
ステップS101では、連続撮影された露出値が互いに異なる複数の画像のうち、特定画像について画像内符号化により符号化データを出力させてステップS102へ進む。ステップS102においては、符号化対象画像の露出値と参照画像の露出値とに基づいて、参照画像の露出補正値を算出させてステップS103へ進む。ステップS103では、ステップS102で算出された露出補正値を用いて参照画像の露出値を補正して露出補正参照画像を生成してステップS104へ進む。
次に、上述した符号化装置1により出力された符号化データを復号して、画像を出力する復号装置2について説明する。
図5は、本実施の形態による復号装置2の構成を示すブロック図である。復号装置2は、制御部200と、可変長符号復号部201と、逆量子化部202と、逆直交変換部203と、加算部204と、第1蓄積部205と、第2蓄積部206と、露出補正部207と、予測部208とを備える。制御部200はCPUやその周辺回路等から構成されており、不図示の記憶媒体(たとえばフラッシュメモリ等)に予め記憶されている制御プログラムを読み込んで実行することにより、復号装置2の各部を制御する。なお、図示の都合上、制御部200から各部への信号出力を省略して示す。また、図2においては、復号装置2の各構成にて後述するようにして生成されるデータを合わせて模式的に示す。
ステップS201においては、複数の符号化データのうち特定画像に対応する符号化データを画像内復号により復号させてステップS202へ進む。ステップS202では、復号対象画像の補正値と、参照画像の補正値とを用いて、参照画像の露出補正値を算出させてステップS203へ進む。
(1)符号化装置1は、連続撮影により露出値が異なる複数の符号化対象画像のうちの特定画像に対して画像内符号化を行う直交変換部103および量子化部104と、符号化対象画像と参照画像との間で画像間符号化を行う減算部102、直交変換部103および量子化部104と、参照画像の露出値を補正して符号化対象画像の露出値と一致させる露出補正部111とを備える。露出補正部111は、画像間符号化に先だって、参照画像の露出値を補正する。そして、画像間符号化は、特定画像とは異なる符号化対象画像に対して、特定画像を参照画像として用いて、または画像間符号化された画像の局部復号画像を参照画像として用いて行われる。したがって、露出値が異なる複数の画像間で生じる明るさの不一致を解消して符号化を行うので、符号化により生じるデータ量を減少させ効率よく画像間符号化を行うことができる。
図7は、ガンマ補正適用YUV形式の参照画像を補正する場合における露出補正部111の機能を示すブロック図である。露出補正部111は、YUV/RGB変換部1114と、RGB露出補正部1115と、RGB/YUV変換部1116とを機能として備える。YUV/RGB変換部1114は、第2蓄積部109から入力した参照画像のYUV成分をRGB成分に変換して、RGB形式の参照画像を生成する。
図8は、ガンマ補正適用YUV形式の参照画像の輝度成分のみを補正する場合における露出補正部111の機能を示すブロック図である。露出補正部111は、輝度ガンマ補正逆変換部1117と、輝度レベル補正部1118と、輝度ガンマ補正変換部1119とを機能として備える。輝度ガンマ補正逆変換部1117は、第2蓄積部109に格納された参照画像の輝度成分についてガンマ補正逆変換して、輝度成分のみがリニアに変換された参照画像を生成する。この場合、輝度ガンマ補正逆変換部1117は、たとえばγ=2.2に対応するガンマ補正カーブが適用されている参照画像に対しては、輝度成分のサンプル値(画素値)をγ=1/2.2に対応するガンマ補正カーブを適用することで輝度成分のみがリニアに変換された参照画像を生成する。
本発明の第2の実施の形態による符号化装置について説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、符号化の際の参照画像を直前に符号化された画像を常に用いるものではない点が第1の実施の形態とは異なる。
なお、第2の実施の形態による符号化装置1により生成された符号化データを復号する場合であっても、復号装置2は第1の実施の形態の場合と同様の処理を行うことにより復号画像を生成することができる。
本発明の第3の実施の形態による符号化装置について説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、特定画像のみを符号化の際の参照画像として用いる点が第1の実施の形態とは異なる。
なお、第3の実施の形態による符号化装置1により生成された符号化データを復号する場合であっても、復号装置2は第1の実施の形態の場合と同様の処理を行うことにより復号画像を生成することができる。
本発明の第4の実施の形態による符号化装置および復号装置について説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、符号化装置は、符号化対象画像の露出値を補正した後、参照画像との間で画像間符号化を行う点が第1の実施の形態とは異なる。このため、符号化装置により生成された符号化データを復号する復号装置の構成についても第1の実施の形態と異なる。
図13は、第4の実施の形態における符号化装置4の構成を示すブロック図である。符号化装置4は、第1の実施の形態による符号化装置1が備える構成に加えて、露出補正逆変換部115を備える。なお、図示の都合上、制御部100から各部への信号出力を省略して示すとともに、符号化装置4の各構成にて後述するようにして生成されるデータを合わせて模式的に示す。
次に、上述した符号化装置4により出力された符号化データを復号して、画像を出力する復号装置5について説明する。
図14は、本実施の形態による復号装置5の構成を示すブロック図である。復号装置5は、第1の実施の形態における復号装置2が備える露出補正部207に代えて、露出補正逆変換部210を備える。なお、図示の都合上、制御部200から各部への信号出力を省略して示すとともに、復号装置5の各構成にて後述するようにして生成されるデータを合わせて模式的に示す。
本発明の第5の実施の形態による符号化装置および復号装置について説明する。以下の説明では、第3の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第3の実施の形態と同じである。本実施の形態では、符号化装置は、特定画像を他の全ての符号化対象画像を符号化する際の参照画像として用い、符号化対象画像の露出値を補正した後、参照画像との間で画像間符号化を行う点が第3の実施の形態とは異なる。このため、符号化装置により生成された符号化データを復号する復号装置の構成についても第3の実施の形態と異なる。
図15は、第5の実施の形態における符号化装置6の構成を示すブロック図である。符号化装置6は、第1の実施の形態による符号化装置1が備える構成に加えて第3蓄積部116をさらに備える。なお、図示の都合上、制御部100から各部への信号出力を省略して示すとともに、符号化装置6の各構成にて後述するようにして生成されるデータを合わせて模式的に示す。
次に、上述した符号化装置6により出力された符号化データを復号して、画像を出力する復号装置7について説明する。
図16は、本実施の形態による復号装置7の構成を示すブロック図である。復号装置7は、第1の実施の形態による復号装置2が備える露出補正部207に代えて露出補正逆変換部210を備え、さらに第3蓄積部211を備える。なお、図示の都合上、制御部200から各部への信号出力を省略して示すとともに、図16においては、復号装置7の各構成にて後述するようにして生成されるデータを合わせて模式的に示す。
本発明の第6の実施の形態による符号化装置および復号装置について説明する。以下の説明では、第4の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第4の実施の形態と同じである。本実施の形態では、符号化装置は、入力画像を最大露出補正値に応じたゲインでゲイン補正する点が第4の実施の形態とは異なる。このため、符号化装置により生成された符号化データを復号する復号装置は、画像出力時に最大露出補正値に応じたゲインでゲイン逆補正する点が第4の実施の形態と異なる。また、符号化処理と復号処理の内部演算で扱える画像のビット深度を、符号化装置の入力画像や復号装置の出力画像のビット深度に対して、少なくとも露出補正範囲幅に相当するビット数以上拡張する点が第4の実施の形態と異なる。
図20は、第6の実施の形態における符号化装置8の構成を示すブロック図である。符号化装置8は、第4の実施の形態による符号化装置4が備える構成に加えて、ゲイン補正部117を備える。また、符号化装置8は、入力画像のビット深度に対して少なくとも露出補正範囲幅に応じたビット数分だけ対応ビット深度を拡張する。例えば、入力画像のビット深度が8bit、露出補正範囲幅に応じたビット数分が4bitならば、少なくとも12bitの画像を符号化できるように、符号化装置8の対応ビット深度を拡張する。なお、図示の都合上、制御部100から各部への信号出力を省略して示すとともに、符号化装置8の各構成にて生成されるデータを合わせて模式的に示す。
次に、上述した符号化装置4により出力された符号化データを復号して、画像を出力する復号装置5について説明する。
図21は、本実施の形態による復号装置9の構成を示すブロック図である。復号装置5は、第4の実施の形態における復号装置5が備える構成に加えて、ゲイン逆補正部212を備える。また、復号装置5は、符号化装置4からの符号化データに含まれる、復号処理の内部演算で必要なビット深度に応じて内部演算できるようを設定する。なお、図示の都合上、制御部200から各部への信号出力を省略して示すとともに、復号装置9の各構成にて生成されるデータを合わせて模式的に示す。
本発明の第7の実施の形態による符号化装置および復号装置について説明する。以下の説明では、第5の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第5の実施の形態と同じである。本実施の形態では、符号化装置は、入力画像を最大露出補正値に応じたゲインでゲイン補正する点が第51の実施の形態とは異なる。このため、符号化装置により生成された符号化データを復号する復号装置の構成についても第5の実施の形態と異なる。符号化装置により生成された符号化データを復号する復号装置は、参照画像との間で画像間復号後、復号対象画像の露出値を逆補正する点、画像出力時に最大露出補正値に応じたゲインでゲイン逆補正する点が第3の実施の形態と異なる。また、符号化処理と復号処理の内部演算で扱える画像のビット深度を、符号化装置の入力画像や復号装置の出力画像のビット深度に対して、少なくとも露出補正範囲幅に相当するビット数以上拡張する点が第5の実施の形態と異なる。
図22は、第7の実施の形態における符号化装置10の構成を示すブロック図である。符号化装置10は、第5の実施の形態による符号化装置6が備える構成に加えて、第6の実施の形態の符号化装置8が有するゲイン補正部117をさらに備える。また、符号化装置10は、入力画像のビット深度に対して少なくとも露出補正範囲幅に応じたビット数分だけ対応ビット深度を拡張する。例えば、入力画像のビット深度が8bit、露出補正範囲幅に応じたビット数分が4bitならば、少なくとも12bitの画像を符号化できるように、符号化装置6の対応ビット深度を拡張する。なお、図示の都合上、制御部100から各部への信号出力を省略して示すとともに、符号化装置10の各構成にて生成されるデータを合わせて模式的に示す。
次に、上述した符号化装置10により出力された符号化データを復号して、画像を出力する復号装置11について説明する。
図23は、本実施の形態による復号装置11の構成を示すブロック図である。復号装置7は、第5の実施の形態による復号装置7が備える構成に加えて、第6の実施の形態による復号装置9が有するゲイン逆補正部212を備える。また、復号装置11は、符号化装置10からの符号化データに含まれる、復号処理の内部演算で必要なビット深度に応じて内部演算できるようを設定する。なお、図示の都合上、制御部200から各部への信号出力を省略して示すとともに、図23においては、復号装置11の各構成にて生成されるデータを合わせて模式的に示す。
(1)ガンマ補正適用RGB形式やガンマ補正適用YUV形式の画像を符号化対象画像とするものに限定されず、たとえばXYZ形式や他の形式の画像を符号化対象画像とするものについても本発明の一態様に含まれる。特に、第3の実施の形態にて説明した輝度成分のみについて露出補正を行う場合には、NISC方式におけるYIQ形式、HSV形式、HLS形式等の輝度や明るさを表す成分と色を表す成分からなる形式の画像を符号化対象画像としてもよい。たとえばYIQ形式の場合にはY成分、HSV形式の場合にはV成分、HLS形式の場合にはL成分を補正すれば良い。
さらには、単板の撮像素子を備える撮像装置から出力されるCFA形式、たとえばBayer形式の画像を符号化対象画像としてもよい。この場合、たとえば2×2画素のPGGB成分を成分ごとに分離して符号化することができる。
各画像の撮影条件情報を符号化した場合には、復号装置はこれらの撮影条件情報を用いて、各画像の露出値や参照画像の露出補正値を算出することができる。
102…減算部、103…直交変換部、104…量子化部、
105…可変長符号化部、110…補正値算出部、111…露出補正部、
115…露出補正逆変換部、117…ゲイン補正部、201…可変長復号部、
202…逆量子化部、203…逆直交変換部、207…露出補正部、
210…露出補正逆変換部、212…ゲイン逆補正部
Claims (28)
- 露出値が異なる複数の符号化対象画像のうちの第1の符号化対象画像に対して画像内符号化を行い第1の符号化済画像を生成する第1符号化手段と、
前記複数の符号化対象画像のうちの第2の符号化対象画像に対して、前記第1の符号化対象画像の局部復号画像を第1の参照画像として用いて画像間符号化を行い第2の符号化済画像を生成する第2符号化手段と、
前記第2の符号化対象画像の露出値と、前記第1の参照画像の露出値とのうちの一方を他方にほぼ一致させる補正を行う補正手段と、を備え、
前記第2符号化手段は、前記補正手段による補正が行われた前記第2の符号化対象画像に対して、または前記補正手段による補正が行われた前記第1の参照画像を用いて前記画像間符号化を行うことを特徴とする画像符号化装置。 - 請求項1に記載の画像符号化装置において、
前記第2符号化手段は、前記複数の符号化対象画像のうちの第3の符号化対象画像に対して、前記第2の符号化済画像の局部復号画像を第2の参照画像として用いて前記画像間符号化を行い第3の符号化済画像を生成し、
前記補正手段は、前記第3の符号化対象画像の露出値と、前記第2の参照画像の露出値とのうちの一方を他方にほぼ一致させる補正を行い、
前記第2符号化手段は、前記補正手段による補正が行われた前記第3の符号化対象画像に対して、または前記補正手段による補正が行われた前記第2の参照画像を用いて前記画像間符号化を行うことを特徴とする画像符号化装置。 - 露出値が異なる複数の符号化対象画像のうちの第1の符号化対象画像に対して、第1の参照画像を用いて画像間符号化を行い、第1の符号化済画像を生成する第1符号化手段と、
前記複数の符号化対象画像のうちの第2の符号化対象画像に対して、前記第1の符号化済画像の局部復号画像を第2の参照画像として用いて前記画像間符号化を行い、第2の符号化済画像を生成する第2符号化手段と、
前記第2の符号化対象画像の露出値と、前記第2の参照画像の露出値とのうちの一方を他方にほぼ一致させる補正を行う補正手段と、を備え、
前記第2符号化手段は、前記補正手段による補正が行われた前記第2の符号化対象画像に対して、または前記補正手段による補正が行われた前記第2の参照画像を用いて前記画像間符号化を行うことを特徴とする画像符号化装置。 - 請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像符号化装置において、
前記補正手段は、前記参照画像の露出値を補正することを特徴とする画像符号化装置。 - 請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像符号化装置において、
前記補正手段は、前記符号化対象画像の露出値を補正することを特徴とする画像符号化装置。 - 請求項1に記載の画像符号化装置において、
前記補正手段は、前記複数の符号化対象画像のうちの全ての符号化対象画像の露出値を補正して、前記参照画像の露出値とほぼ一致させることを特徴とする画像符号化装置。 - 請求項5または6に記載の画像符号化装置において、
前記符号化対象画像の増幅率を補正する増幅率補正手段をさらに備え、
前記補正手段は、前記増幅率補正手段によって補正された前記符号化対象画像の露出値を補正することを特徴とする画像符号化装置。 - 請求項4に記載の画像符号化装置において、
前記参照画像の露出補正値に関する情報を符号化する第3符号化手段を備えることを特徴とする画像符号化装置。 - 請求項5または6に記載の画像符号化装置において、
符号化対象の露出補正値に関する情報を符号化する第3符号化手段を備えることを特徴とする画像符号化装置。 - 請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像符号化装置において、
前記複数の符号化対象画像の露出値に関する情報を付加して符号化する第3符号化手段を備えることを特徴とする画像符号化装置。 - 請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像符号化装置において、
前記複数の符号化対象画像のそれぞれが、輝度成分と色差成分とによって構成される画像形式の場合に、前記補正手段は、前記輝度成分にのみ露出補正を行うことを特徴とする画像符号化装置。 - 露出値が異なる複数の画像のそれぞれに対応する複数の符号化データのうちの第1の符号化データに対して画像内復号を行い、第1の復号画像を生成する第1復号手段と、
前記複数の符号化データのうちの第2の符号化データに対して、前記第1の復号画像を第1の参照画像として用いて画像間復号して、第2の復号画像を生成する第2復号手段と、
前記第2の符号化データの露出値と、前記第1の参照画像の露出値とのうちの一方を他方にほぼ一致させる補正を行う補正手段と、を備え、
前記第2復号手段は、前記補正手段による補正が行われた前記第2の符号化データに対して、または前記補正手段による補正が行われた前記第1の参照画像を用いて前記画像間復号を行うことを特徴とする画像復号装置。 - 請求項12に記載の画像復号装置において、
前記第2復号手段は、前記複数の符号化データのうちの第3の符号化データに対して、前記第2の復号画像を第2の参照画像として用いて前記画像間復号を行い第3の復号画像を生成し、
前記補正手段は、前記第3の符号化データの露出値と、前記第2の参照画像の露出値とのうちの一方を他方にほぼ一致させる補正を行い、
前記第2復号手段は、前記補正手段により補正が行われた前記第3の符号化データに対して、または前記補正手段により補正が行われた前記第2の参照画像を用いて前記画像間復号を行うことを特徴とする画像復号装置。 - 露出値が異なる複数の画像のそれぞれに対応する複数の符号化データのうちの第1の符号化データに対して、第1の参照画像を用いて画像間復号を行い、第1の復号画像を生成する第1復号手段と、
前記複数の符号化データのうちの第2の符号化データに対して、前記第1の符号化データを第2の参照画像として前記画像間復号を行い第2の復号画像を生成する第2復号手段と、
前記第2の符号化データの露出値と、前記第2の参照画像の露出値とのうちの一方を他方にほぼ一致させる補正を行う補正手段と、を備え、
前記第2復号手段は、前記補正手段による補正が行われた前記第2の符号化データに対して、または前記補正手段による補正が行われた前記第2の参照画像を用いて前記画像間復号を行うことを特徴とする画像復号装置。 - 請求項12乃至14の何れか一項に記載の画像復号装置において、
前記補正手段は、前記参照画像の露出値を補正することを特徴とする画像復号装置。 - 請求項12乃至14の何れか一項に記載の画像復号装置において、
前記補正手段は、前記符号化データの露出値を補正することを特徴とする画像復号装置。 - 請求項12に記載の画像復号装置において、
前記補正手段は、前記複数の符号化データのうちの全ての符号化データの露出値を補正して、前記参照画像の露出値と一致させることを特徴とする画像復号装置。 - 請求項16または17に記載の画像復号装置において、
前記補正手段によって前記符号化データの露出値が補正された後、増幅率を補正する増幅率補正手段をさらに備えることを特徴とする画像復号装置。 - 請求項15に記載の画像復号装置において、
前記参照画像の露出補正値に関する符号を復号する第3復号手段を備えることを特徴とする画像復号装置。 - 請求項16または17に記載の画像復号装置において、
前記符号化データの露出補正値に関する符号を復号する第3復号手段を備えることを特徴とする画像復号装置。 - 請求項12乃至14の何れか一項に記載の画像復号装置において、
前記複数の符号化データの露出値に関する符号を復号する第3復号手段を備えることを特徴とする画像復号装置。 - 請求項12乃至14の何れか一項に記載の画像復号装置において、
前記複数の符号化データのそれぞれが、輝度成分と色差成分とによって構成される画像形式の場合に、前記補正手段は、前記輝度成分にのみ露出補正を行うことを特徴とする画像復号装置。 - 露出値が異なる複数の符号化対象画像のうちの第1の符号化対象画像に対して画像内符号化を行い第1符号化済画像を生成する第1符号化工程と、
前記複数の符号化対象画像のうちの第2の符号化対象画像に対して、前記第1の符号化対象画像の局部復号画像を第1の参照画像として用いて画像間符号化を行い第2符号化済画像を生成する第2符号化工程と、
前記第2の符号化対象画像の露出値と、前記第1の参照画像の露出値とのうちの一方を他方にほぼ一致させる補正を行う補正工程と、を備え、
前記第2符号化工程は、補正が行われた前記第2の符号化対象画像に対して、または補正が行われた前記第1の参照画像を用いて前記画像間符号化を行うことを特徴とする画像符号化方法。 - 請求項23に記載の画像符号化方法において、
前記第2符号化工程は、前記複数の符号化対象画像のうちの第3の符号化対象画像に対して、前記第2の符号化済画像の局部復号画像を第2の参照画像として用いて前記画像間符号化を行い第3の符号化済画像を生成し、
前記補正工程は、前記第3の符号化対象画像の露出値と、前記第2の参照画像の露出値とのうちの一方を他方にほぼ一致させる補正を行い、
前記第2符号化工程は、補正が行われた前記第3の符号化対象画像に対して、または補正が行われた前記第2の参照画像を用いて前記画像間符号化を行うことを特徴とする画像符号化方法。 - 露出値が異なる複数の符号化対象画像のうちの第1の符号化対象画像に対して、第1の参照画像を用いて画像間符号化を行い、第1の符号化済画像を生成する第1符号化工程と、
前記複数の符号化対象画像のうちの第2の符号化対象画像に対して、前記第1の符号化済画像の局部復号画像を第2の参照画像として用いて前記画像間符号化を行い、第2の符号化済画像を生成する第2符号化工程と、
前記第2の符号化対象画像の露出値と、前記第2の参照画像の露出値とのうちの一方を他方にほぼ一致させる補正を行う補正工程と、を備え、
前記第2符号化工程は、補正が行われた前記第2の符号化対象画像に対して、または補正が行われた前記第2の参照画像を用いて前記画像間符号化を行うことを特徴とする画像符号化方法。 - 露出値が異なる複数の画像のそれぞれに対応する複数の符号化データのうちの第1の符号化データに対して画像内復号を行い、第1の復号画像を生成する第1復号工程と、
前記複数の符号化データのうちの第2の符号化データに対して、前記第1の復号画像を第1の参照画像として用いて画像間復号して、第2の復号画像を生成する第2復号工程と、
前記第2の符号化データの露出値と、前記第1の参照画像の露出値とのうちの一方を他方にほぼ一致させる補正を行う補正工程と、を備え、
前記第2復号工程は、補正が行われた前記第2の符号化データに対して、または補正が行われた前記第1の参照画像を用いて前記画像間復号を行うことを特徴とする画像復号方法。 - 請求項26に記載の画像復号方法において、
前記第2復号工程は、前記複数の符号化データのうちの第3の符号化データに対して、前記第2の復号画像を第2の参照画像として用いて前記画像間復号を行い第3の復号画像を生成し、
前記補正工程は、前記第3の符号化データの露出値と、前記第2の参照画像の露出値とのうちの一方を他方にほぼ一致させる補正を行い、
前記第2復号工程は、補正が行われた前記第3の符号化データに対して、または補正が行われた前記第2の参照画像を用いて画像間復号を行うことを特徴とする画像復号方法。 - 露出値が異なる複数の画像のそれぞれに対応する複数の符号化データのうちの第1の符号化データに対して、第1の参照画像を用いて画像間復号を行い、第1の復号画像を生成する第1復号工程と、
前記複数の符号化データのうちの第2の符号化データに対して、前記第1の符号化データを第2の参照画像として前記画像間復号を行い第2の復号画像を生成する第2復号工程と、
前記第2の符号化データの露出値と、前記第2の参照画像の露出値とのうちの一方を他方にほぼ一致させる補正を行う補正工程と、を備え、
前記第2復号工程は、補正が行われた前記第2の符号化データに対して、または補正が行われた前記第2の参照画像を用いて前記画像間復号を行うことを特徴とする画像復号方法。
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