JP2016004324A - 情報提供管理装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】提供対象外となっているデータがサービス事業者により収集されないようにして、ユーザデータの秘匿性の向上を図る。
【解決手段】サービス事業者とユーザとの間で契約により予め定めた提供対象となるデータの種別を表すリストを提供データ種別記憶部14に記憶しておく。そして、機器及びセンサから取得した生データをサービス事業者のサービス端末へ送信する際に、提供データ種別リストに基づいて生データの中から提供対象となる種別に該当するデータを抽出し、抽出されたデータ以外のデータを不可視化処理する。そして、この不可視化処理後のデータをサービス端末へ送信する。
【選択図】図2

Description

この発明は、ユーザ側のシステムが機器又はセンサから取得したユーザの情報をサービス事業者に提供する際に、当該情報の提供を管理するために使用される情報提供管理装置、方法及びプログラムに関する。
近年、ネットワークを流通する情報を活用した様々なITC(Information Communication Technology)サービスが提供されている。ITCサービスは、一般にサービス事業者とサービス利用者との間で事前に締結されたサービス契約の下で、サービス利用者(ユーザ)が管理するデバイス(機器、センサ等)からログデータやセンシングデータをサービス事業者が取得し、この取得されたデータをもとにサービス事業者がユーザに対する種々のサービスを提供する。
ところで、この種のサービスを実施する上で考慮すべき点の1つとしてサービス利用者が提供するデータの保護があり、このデータの保護を実現するための技術として例えば以下のような技術が提案されている。
すなわち、SET(Secure Electronic Transaction)を採用した電子決済の分野では、顧客のプライバシー情報の保護を実現しつつ、顧客の購買情報の市場価値を有効に生かすために、顧客と販売店との間で行われる商取引に関わる購買情報を管理するシステムが提案されている。このシステムは、顧客、販売店、クレジット会社及び匿名化組織から構成され、販売店側で商取引に関わる購買情報(顧客個人情報、販売店情報、購買履歴)を取得し、その購買情報を匿名化組織に送信する。匿名化組織では、匿名化組織と顧客との間で事前に結ばれた契約内容に応じた形式の匿名化個人情報を匿名化購買情報として、また匿名化組織と販売店との間で事前に結ばれた契約内容に応じた形式の匿名化販売店情報を匿名化購買情報とすることで、顧客の個人情報や販売店の法人情報を保護するものとなっている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2003−248780号公報
ところが、上記特許文献1に記載された技術では、サービス事業者、サービス利用者以外の情報管理事業者や匿名化組織によって契約したデータやユーザ情報については保護されるものの、契約により取得対象と定めたデータ以外のデータが、サービス事業者において誤ってあるいは意図せずに取得されてしまう可能性がある。このため、ユーザにとっては、自身が把握していないデータが知らずにユーザ事業者で収集されることになるため、データを安心して提供することができない。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、提供対象外となっているデータがサービス事業者により収集されないようにして、ユーザデータの秘匿性の向上を図った情報提供管理装置、方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明は、以下の各種態様を備えるようにしたものである。
第1の態様は、ユーザ側システムに情報提供管理装置を設け、この情報提供管理装置に、サービス事業者とユーザとの間で収集対象として事前に定められたデータの種別を表す種別情報を記憶する記憶手段を設ける。そして情報提供管理装置により、ユーザ側システム内の機器又はセンサから出力されるデータを取得し、この取得されたデータの種別を上記記憶された種別情報と照合して、当該種別情報に対応する種別のデータを収集対象データとして抽出し、この抽出された収集対象データを通信ネットワークを介してサービス事業者の情報処理装置へ送信するようにしたものである。
第2の態様は、収集対象データを抽出する際に、取得されたデータの種別を記憶された種別情報と照合し、当該種別情報により収集対象として定義された種別以外のデータを空白化処理、マスク化処理及び伏字化処理のいずれかを用いて不可視化し、当該不可視化処理後のデータをサービス事業者の情報処理装置へ送信するようにしたものである。
第3の態様は、サービス事業者の情報処理装置からデータ収集要求を受信し、当該受信されたデータ収集要求に含まれるサービス事業者の識別情報をもとに、前記記憶された種別情報の中から当該サービス事業者に対応する種別情報を選択し、この選択された種別情報に基づいて対応する種別のデータを収集対象データとして抽出するようにしたものである。
第4の態様は、ユーザの操作による、種別情報に対する変更情報の入力を受け付け、この入力された変更情報に基づいて種別情報を一時的に変更するようにしたものである。
第1の態様によれば、ユーザ側システム内において機器又はセンサから出力されたデータのうち、サービス事業者とユーザとの間で収集対象として事前に定められたデータの種別に該当するデータのみが抽出されてサービス事業者へ送信される。このため、開示対象外のユーザデータがユーザの知らないうちにサービス事業者により収集される不具合を防ぐことができ、これによりユーザデータの秘匿性を高めることができる。
第2の態様によれば、収集対象として定義された種別以外のデータが空白化処理、マスク化処理及び伏字化処理のいずれかを用いて不可視化されたのち、サービス事業者の情報処理装置へ送信される。このため、例えば収集対象として定義された種別以外のデータの削除と、削除に伴う提供対象データの再編集処理を不要にすることができる。
第3の態様によれば、サービス事業者からデータ収集要求が送られた場合に、送信元のサービス事業者に対応する種別情報が選択的に読み出され、提供対象データの抽出処理が行われる。すなわち、複数のサービス事業者のサービスを選択的に利用する場合でも、サービス事業者ごとに異なる種別情報に従い適切に提供データを抽出することができる。
第4の実施態様によれば、ユーザが提供対象データの種別を一時的に変更することができる。このため、例えば1日の中の時間帯や、週、月、季節ごとに、その時々でユーザが提供したくないデータがサービス事業者により収集されないようにすることができる。
すなわちこの発明の1つの観点によれば、提供対象外となっているデータがサービス事業者により収集されないようにして、ユーザデータの秘匿性の向上を図った情報提供管理装置、方法及びプログラムを提供することができる。
この発明の一実施形態に係る情報管理システムを含むデータ収集システムの概略構成図。 図1に示した情報管理システムの機能構成を示すブロック図。 図2に示した情報管理システムの処理手順と処理内容を示すフローチャート。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
[一実施形態]
(構成)
図1は、この発明の一実施形態に係る情報管理システムを含むデータ収集システムの概略構成図である。このデータ収集システムは、サービス事業者(サービス提供者)が運用するサービス端末SVと、ユーザ(サービス利用者)が使用するユーザ側システムUAとの間で、通信ネットワークNWを介してデータ通信を可能にしたものである。サービス端末SVは、例えばパーソナルコンピュータ又はコンピュータサーバからなる。
通信ネットワークNWは、例えばインターネットに代表されるIP網と、このIP網に対しアクセスするための複数のアクセス網とから構成される。アクセス網としては例えば携帯電話網、有線電話網、CATV(Cable Television)網が用いられる。
ユーザ側システムUAは、複数の機器D1,D2及びセンサSCと、データ収集装置DSと、中継器RPと、ユーザ端末TMとを備える。このうち、機器D1,D2は例えばテレビジョン受信機やエアコン等の家電機器からなり、またセンサSCは例えばユーザに装着されるバイタルセンサからなる。
データ収集装置DSは、上記機器D1,D2及びセンサSCとの間で、例えば電灯線又はBluetooth(登録商標)等の小電力データ通信規格を使用した無線ネットワークを介してデータ通信が可能となっている。そしてデータ収集装置DSは、一定の時間間隔で、上記機器D1,D2及びセンサSCからそれぞれ機器D1,D2の動作履歴を表すログデータ及びバイタルデータを収集し蓄積する。バイタルデータには血圧、脈拍、体温等が含まれる。
上記データ収集装置DS、中継器RP及びユーザ端末TMは、例えば有線LAN(Local Area Network)又は無線LANを介して相互に通信が可能となっている。中継器RPは、例えばルータ、ホームゲートウェイ又はオフィスゲートウェイからなり、上記データ収集装置DSとユーザ端末TMとの間のデータ転送を中継すると共に、ユーザ端末TMとサービス端末SVとの間のデータ伝送を中継する。
ユーザ端末TMは、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン又はタブレット端末からなり、この発明の一実施形態を実現するための情報管理ユニット1を備えている。情報管理ユニット1は、図2に示すように収集データ取得部11と、提供データ抽出部12と、ユーザ操作受付部13と、提供データ種別記憶部14を備えている。これらのうち収集データ取得部11、提供データ抽出部12及びユーザ操作受付部13は、いずれも図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)に実行させることにより実現される。
提供データ種別記憶部14には、サービス事業者とユーザとの間の契約により収集対象(提供対象)として予め決められた提供データの種別を表すリストが記憶される。なお、ユーザが複数のサービス事業者のサービスを利用する場合には、サービス事業者ごとに決められた提供データ種別リストがサービス事業者の識別情報と関連付けられて記憶される。
収集データ取得部11は、サービス端末SVからデータ提供要求を受信したとき、及びユーザ操作受付部13においてユーザ操作による提供データ種別の変更指示を受け付けたときに、上記データ収集装置DSから蓄積されている生データを中継器RPを介して取得する。
提供データ抽出部12は、サービス端末SVからデータ提供要求を受信したとき、及びユーザ操作受付部13においてユーザ操作による提供データ種別の変更指示を受け付けたとき、以下の処理を行う。
(1) 上記収集データ取得部11から上記取得された生データを取り込むと共に、上記提供データ種別記憶部14からサービス事業者に対応する提供データ種別リストを読み込む。そして、この読み込まれた提供データ種別リストをもとに、上記取り込んだ生データの中から提供対象として定義されたデータを抽出する処理。
(2) 上記抽出されたデータ以外のデータ、つまり提供対象外のデータを不可視化する処理。不可視化処理としては、例えば空白化処理、マスク化処理、伏字化処理が用いられる。
(3) 上記提供対象外のデータに対する不可視化処理が施された上記生データを、中継器RPを介してサービス端末SVへ送信する処理。
ユーザ操作受付部13は、ユーザ操作画面データを図示しない表示器に表示させ、図示しないキーボード又はタッチパネルにおいてユーザが入力操作を行った場合にその入力データを受け付ける。例えば、提供データ種別リストの変更操作が行われた場合に、その変更指示情報の入力を受け付ける。そして、この入力された変更指示情報に従い、提供データ種別記憶部14に記憶されている、該当する提供データ種別リストを変更する。
(動作)
次に、以上のように構成された情報管理ユニット1の動作を説明する。図3はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
なお、提供データ種別記憶部14には、サービス事業者との間の契約に基づいて予め作成された提供データ種別のリストが予め記憶されているものとして説明を行う。
(1)サービス事業者からデータ提供要求を受信した場合
待機状態において情報管理ユニット1は、ステップS11においてデータ提供要求の受信を監視すると共に、ステップS16において提供データ種別リストの変更操作を監視している。
この状態で、サービス事業者のサービス端末SVからデータ提供要求が受信されたとする。そうすると情報管理ユニット1は、ステップS11で上記データ提供要求の受信を検出するとステップS12に移行し、収集データ取得部11の制御の下でデータ収集装置DSから当該データ収集装置DSに蓄積されている生データを取得する。
次に情報管理ユニット1は、提供データ抽出部12の制御の下で、先ずステップS13により提供データ種別記憶部14から提供データ種別リストを読み出す。このとき、提供データ種別記憶部14に複数のリストが記憶されている場合には、上記受信されたデータ提供要求に含まれる要求元のサービス事業者の識別情報、又は送信元となるサービス端末SVの送信アドレスをもとに、要求元のサービス事業者に対応する提供データ種別リストを選択的に読み出す。
次に提供データ抽出部12は、ステップS14において、上記提供データ種別記憶部14から読み出された提供データ種別リストに基づいて、上記収集データ取得部11により取得された生データの中から提供対象となるデータの種類に該当するデータを抽出する。例えば、機器D1,D2から収集したログデータに含まれる番組視聴履歴やエアコン運転履歴に係るデータを抽出する。また、バイタルデータのうち血圧及び脈拍のデータを抽出する。
続いて提供データ抽出部12は、上記取得された生データのうち、上記抽出されたデータ以外のデータを不可視化処理する。不可視化処理としては、先に述べたように空白化処理、マスク化処理又は伏字化処理が用いられる。この不可視化処理の結果、例えばログデータに含まれるユーザの名前や年齢等の個人情報や、バイタルデータに含まれる体重の計測データは不可視化される。
最後に提供データ抽出部12は、ステップS15において、上記抽出処理により提供対象データ以外のデータに対し不可視化処理が施されたデータを、提供データとして要求元のサービス端末SVへ返信する。
サービス端末SVは、例えば上記ユーザ端末TMから収集したログデータ及びバイタルデータに基づいてユーザの生活状況を推測する。そして、その推測結果をもとにユーザに対する生活改善案を作成してユーザ端末TMへ送信したり、上記推測結果を表す情報を罹かり付けの医師が使用する端末へ送信する。
(2)ユーザが提供データ種別リストの変更操作を行った場合
待機状態においてユーザ端末TMの表示部にはユーザ操作画面が表示されている。この状態で、ユーザが上記操作画面を見ながらキーボード又はタッチパネルにおいて提供データ種別リストの変更指示を入力したとする。
この場合ユーザ操作受付部13は、この入力操作をステップS16で検出すると、ステップS17に移行して上記入力された変更指示情報を受け取り、ステップS18において上記変更指示情報に従い該当する提供データ種別リストを変更する。例えば、自身の個人情報を提供対象データの種類に加える。そして、この変更後に、ステップS19により、上記変更後の提供データ種別リストに関連付けられた変更フラグをオンにセットする。またそれと共に、図示しないタイマを起動して、上記提供データ種別リストの変更有効期間の計時を開始する。
次に情報管理ユニット1は、ステップS12に移行し、収集データ取得部11の制御の下でデータ収集装置DSから当該データ収集装置DSに蓄積されている生データを取得する。続いて、提供データ抽出部12の制御の下で、先ずステップS13により提供データ種別記憶部14から上記変更された提供データ種別リストを読み出す。そして、ステップS14において、上記提供データ種別記憶部14から読み出された変更後の提供データ種別リストに基づいて、上記収集データ取得部11により取得された生データの中から提供対象となるデータの種類に該当するデータを抽出する。例えば、機器D1,D2から収集したログデータに含まれる番組視聴履歴やエアコン運転履歴に係るデータを抽出すると共に、バイタルデータのうち血圧及び脈拍のデータを抽出する。また、ログデータ又はバイタルデータに付随するユーザの個人情報も抽出する。
続いて提供データ抽出部12は、上記取得された生データのうち、上記抽出されたデータ以外のデータを空白化処理、マスク化処理又は伏字化処理により不可視化する。そして、ステップS15において、上記抽出処理により提供対象データ以外のデータに対し不可視化処理が施されたデータを、提供データとして要求元のサービス端末SVへ返信する。
したがって、この場合ユーザの名前や年齢等の個人情報は提供対象データとして抽出され不可視化されていないため、サービス事業者のサービス端末SVは、ユーザの個人情報を加味したユーザの生活状況の推測処理を行うことが可能となる。
(3)提供データ種別リストの復元
待機状態において情報管理ユニット1は、ユーザ操作受付部13の制御の下で、ステップS20により変更フラグがオンになっているリストの有無を判定する。そして、変更フラグがオンになっているリストが存在する場合には、当該変更フラグに対応付けられているタイマの計時時間を監視し、当該タイマの計時時間が予め設定した提供データ種別リストの変更有効期間を経過した時点で、提供データ種別記憶部14に記憶されている該当する提供データ種別リストを変更前の状態に戻す。そして、このリストの復元処理後に変更フラグをオフに戻す。
かくして、提供データ種別リストは、ユーザの変更操作に応じ予め設定された変更有効期間に限り変更され、この期間内に限りユーザが許可したデータが可視化されずにサービス事業者へ提供される。
(効果)
以上詳述したようにこの実施形態では、サービス事業者とユーザとの間で契約により予め定めた提供対象となるデータの種別を表すリストを提供データ種別記憶部14に記憶しておく。そして、機器D1,D2及びセンサSCから取得した生データをサービス事業者のサービス端末SVへ送信する際に、上記提供データ種別リストに基づいて上記生データの中から提供対象となる種別に該当するデータを抽出し、当該抽出されたデータ以外のデータが不可視化処理する。そして、この不可視化処理後の上記生データをサービス端末SVへ送信するようにしている。
したがって、提供対象のデータ種別以外のデータに対しては不可視化処理が施された状態でサービス事業者に送られることになり、このためユーザが提供を希望していないデータがユーザの知らないうちにサービス事業者に提供されてしまう不具合を防止することができる。
また本実施形態では、ユーザの操作に応じて提供データ種別リストを一時的に変更し、当該変更期間にのみ、ユーザが許可した種類のデータを可視化せずにサービス事業者のサービス端末SVへ送信するようにしている。このため、ユーザはサービス事業者に提供するデータの種別を時限的に変更することが可能となり、これにより柔軟性のあるデータ提供を行うことができる。
さらに本実施形態では、提供対象以外のデータに対して可視化処理を行って送信するようにしているため、生データのアウトラインを残した上でデータを提供することが可能となる。
[他の実施形態]
前記実施形態では、提供対象外のデータに対し可視化処理を施して送信するようにしたが、提供対象外のデータを削除して送信するようにしてもよい。また、前記実施形態では提供データ種別リストの変更有効期間を予め設定した固定値としたが、ユーザが任意に入力操作により設定するようにしてもよい。
前記実施形態では、提供データとして家電機器の動作履歴等を表すログデータとセンサSCにより計測されたバイタルデータを送信し、サービス事業者がこれらの提供データをもとにユーザの生活状況を監視するサービスを例にとって説明した。しかし、それに限らず、オフィス機器の遠隔管理サービスや、店舗や建物のエネルギ管理及び監視を行う遠隔監視サービス、スマートグリッドによるエネルギ管理サービス、高齢者の介護支援サービス、ユーザの健康管理支援サービスにも、この発明を適用することができる。
また、前記実施形態では情報管理ユニットをユーザ端末TMに設けた場合を例にとって説明したが、中継器やデータ収集装置に設けてもよい。また、センサ、データ収集装置、中継器、情報管理ユニットの機能を全てユーザ端末に設けるようにしてもよい。これは、スマートフォンやタブレット端末、さらにはウエアラブル端末を使用することで実現可能である。その他、情報管理ユニットの構成や動作手順及び動作内容、提供データの種類等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
SV…サービス事業者のサービス端末、UA…ユーザ側システム、NW…通信ネットワーク、RP…中継器、DS…データ収集装置、D1,D2…機器、SC…センサ、TM…ユーザ端末、1…情報管理ユニット、11…収集データ取得部、12…提供データ抽出部、13…ユーザ操作受付部、14…提供データ種別記憶部。

Claims (8)

  1. ユーザ側システムが備える機器又はセンサから出力されたデータをサービス事業者が運用する情報処理装置へネットワークを介して伝送し、サービス事業者が前記伝送されたデータをもとに前記ユーザの状況を管理するシステムの、前記ユーザ側システムに設けられる情報提供管理装置であって、
    前記サービス事業者とユーザとの間で収集対象として事前に定められたデータの種別を表す種別情報を記憶する記憶手段と、
    前記機器又はセンサから出力されるデータを取得する取得手段と、
    前記取得されたデータの種別を前記記憶された種別情報と照合し、当該種別情報に対応する種別のデータを収集対象データとして抽出する抽出手段と、
    前記抽出された収集対象データを前記通信ネットワークを介して前記情報処理装置へ送信する送信手段と
    を具備することを特徴とする情報提供管理装置。
  2. 前記抽出手段は、前記取得されたデータの種別を前記記憶された種別情報と照合し、当該種別情報に収集対象として定義された種別以外のデータを空白化処理、マスク化処理及び伏字化処理のいずれかを用いて不可視化し、当該不可視化処理後のデータを前記送信手段へ出力することを特徴とする請求項1記載の情報提供管理装置。
  3. 前記抽出手段は、前記サービス事業者の情報処理装置からデータ収集要求を受信し、当該受信されたデータ収集要求に含まれるサービス事業者の識別情報をもとに、前記記憶された種別情報の中から当該サービス事業者に対応する種別情報を選択し、この選択された種別情報に基づいて対応する種別のデータを収集対象データとして抽出することを特徴とする請求項1又は2記載の情報提供管理装置。
  4. 前記ユーザの操作による、前記種別情報に対する変更情報の入力を受け付ける手段と、
    前記記憶された種別情報を、前記入力された変更情報に基づいて一時的に変更する手段と
    を、さらに具備することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報提供管理装置。
  5. ユーザ側システムが備える機器又はセンサから出力されたデータをサービス事業者が運用する情報処理装置へネットワークを介して伝送し、サービス事業者が前記伝送されたデータをもとに前記ユーザの状況を管理するシステムの、前記ユーザ側システムに設けられる情報提供管理装置が実行する情報提供管理方法であって、
    前記サービス事業者とユーザとの間で収集対象として事前に定められたデータの種別を表す種別情報を記憶手段に格納する過程と、
    前記機器又はセンサから出力されるデータを取得する過程と、
    前記取得されたデータの種別を前記記憶された種別情報と照合し、当該種別情報に対応する種別のデータを収集対象データとして抽出する過程と、
    前記抽出された収集対象データを前記通信ネットワークを介して前記情報処理装置へ送信する過程と
    を具備することを特徴とする情報提供管理方法。
  6. 前記抽出する過程は、前記取得されたデータの種別を前記記憶された種別情報と照合し、当該種別情報に収集対象として定義された種別以外のデータを空白化処理、マスク化処理及び伏字化処理のいずれかを用いて不可視化し、当該不可視化処理後のデータを送信させることを特徴とする請求項5記載の情報提供管理方法。
  7. 前記ユーザの操作による、前記種別情報に対する変更情報の入力を受け付ける過程と、
    前記記憶された種別情報を、前記入力された変更情報に基づいて一時的に変更する過程と
    を、さらに具備することを特徴とする請求項5又は6に記載の情報提供管理方法。
  8. 請求項1乃至4のいずれかに記載の情報提供管理装置が具備する各手段が行う処理を、当該情報提供管理装置が備えるコンピュータに実行させるプログラム。
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