JP2016001428A - 防犯システム - Google Patents

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青山 啓一
Keiichi Aoyama
啓一 青山
毅 奥山
Takeshi Okuyama
毅 奥山
大介 長濱
Daisuke Nagahama
大介 長濱
憲一 田垣
Kenichi Tagaki
憲一 田垣
清水 俊之
Toshiyuki Shimizu
俊之 清水
勝大 藤本
Katsuhiro Fujimoto
勝大 藤本
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Abstract

【課題】既設の住戸でも容易に導入することが可能な防犯システムを提供する。
【解決手段】防犯システム1aは、防犯装置3と、異常判定装置4と、を備える。異常判定装置4は、貫通形変流器41、電流測定部42、演算部43a、判断部44a、制御部45a及び報知部47aを備える。貫通形変流器41は、防犯装置3に接続されている給電用の複数の電線71のうちの1つの電線71を通す。電流測定部42は、貫通形変流器41の二次巻線41bに流れる電流を測定する。演算部43aは、電流測定部42で測定された電流と防犯装置3の電源電圧とに基づいて防犯装置3の使用電力量を求める。判断部44aは、演算部43aで求めた使用電力量に基づいて、異常が発生しているか否かを判断する。制御部45aは、判断部44aで、異常が発生していると判断されると、異常の発生を報知部47aから外部に報知させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、防犯システムに関する。
従来、防犯システムとしては、室外に設置されるセンサライトと、室内に設置されて2線式の信号線を介してセンサライトに接続された親機と、を備える防犯システムが知られている(特許文献1)。
センサライトは、通信部と、人体検出部と、照明部と、無線読取部と、撮像部と、制御部と、を備えている。親機は、通信部と、表示部と、制御部と、記憶部と、を備えている。
特許文献1に記載された防犯システムは、室内に設置される親機で警報音が鳴動されることにより、室内への報知が可能となっている。
特開2009−205286号公報
特許文献1に記載された防犯システムでは、室外に設置されるセンサライトと屋内に設置される親機とを2線式の信号線により接続する必要がある。
防犯システムの分野においては、既設の住戸への施工性の向上が望まれている。
本発明の目的は、既設の住戸でも容易に導入することが可能な防犯システムを提供することにある。
本発明の防犯システムは、防犯装置と、異常判定装置と、を備える。前記異常判定装置は、貫通形変流器と、電流測定部と、演算部と、判断部と、制御部と、報知部と、を備える。前記貫通形変流器は、前記防犯装置に接続されている給電用の複数の電線のうちの1つの電線を通すように構成されている。前記電流測定部は、前記貫通形変流器の二次巻線に流れる電流を測定するように構成されている。前記演算部は、前記電流測定部で測定された電流と前記防犯装置の電源電圧とに基づいて前記防犯装置の使用電力量を求めるように構成されている。前記判断部は、前記演算部で求めた使用電力量に基づいて異常が発生しているか否かを判断するように構成されている。前記制御部は、前記判断部で、異常が発生していると判断されたときに、異常の発生を前記報知部から外部に報知させる。
本発明の防犯システムは、既設の住戸でも容易に導入することが可能となる。
図1は、実施形態1の防犯システムのシステム構成図である。 図2は、実施形態1の防犯システムの動作説明図である。 図3は、実施形態1の防犯システムの動作を説明するためのフローチャートである。 図4は、第1変形例の防犯システムのシステム構成図である。 図5は、第2変形例の防犯システムのシステム構成図である。 図6は、実施形態2の防犯システムのシステム構成図である。 図7は、実施形態2の防犯システムの動作説明図である。 図8は、実施形態2の防犯システムの動作を説明するためのフローチャートである。
(実施形態1)
以下では、本実施形態の防犯システム1aについて、図1〜3に基づいて説明する。
防犯システム1aは、防犯装置3と、異常判定装置4と、を備える。異常判定装置4は、貫通形変流器41と、電流測定部42と、演算部43aと、判断部44aと、制御部45aと、報知部47aと、を備える。貫通形変流器41は、防犯装置3に接続されている給電用の複数の電線71のうちの1つの電線71を通すように構成されている。電流測定部42は、貫通形変流器41の二次巻線41bに流れる電流を測定するように構成されている。演算部43aは、電流測定部42で測定された電流と防犯装置3の電源電圧とに基づいて防犯装置3の使用電力量を求めるように構成されている。判断部44aは、演算部43aで求めた使用電力量に基づいて、異常が発生しているか否かを判断するように構成されている。制御部45aは、判断部44aで、異常が発生していると判断されたときに、異常の発生を報知部47aから外部に報知させる。よって、防犯システム1aは、既設の住戸2でも容易に導入することが可能となる。「異常が発生している」とは、住戸2の近くを不審者がうろついていたり、住戸2の近くに不審者が居続けたり、住戸2に不審者が侵入している、こと等を意味する。
防犯システム1aの各構成要素については、以下に、より詳細に説明する。
防犯装置3は、例えば、住戸2の屋外に設置する。異常判定装置4は、例えば、住戸2の屋内に設置する。
防犯装置3は、分電盤5のキャビネット50内に配置された分岐開閉器52に接続されている。分電盤5は、キャビネット50内に、主開閉器51と、主開閉器51に接続された複数の分岐開閉器52と、を備える。主開閉器51は、商用電源(図示せず)に接続された単相3線の引込口配線70が接続される。分電盤5は、主開閉器51と複数の分岐開閉器52との間を接続する3つの分岐線として、2つの電圧側線L1、L2と、1つの中性線Nと、を備えている。各分岐開閉器52は、2つの電圧側線L1、L2のうちのいずれか一方と、中性線Nと、の間に接続されている。
防犯装置3は、複数の分岐開閉器52のうちの1つの分岐開閉器52に、複数の電線71により接続されている。より詳細には、防犯装置3は、1つの分岐開閉器52に、2つの電線71により接続されている。よって、防犯装置3は、商用電源から100Vの交流電圧が給電される。言い換えれば、防犯装置3の電源電圧は、100Vである。
防犯装置3は、例えば、人感センサ31と、明るさセンサ32と、光源33と、制御装置34と、筐体30と、を備えた構成とすることができる。制御装置34は、人感センサ31の人体検知信号と明るさセンサ32の出力信号とに基づいて光源33を制御するように構成されている。
人感センサ31は、検知エリア内の人を検知するセンサである。人感センサ31としては、例えば、焦電形赤外線検出素子と、この焦電形赤外線検出素子の出力信号を信号処理するIC素子と、を備えた赤外線センサを採用することができる。
明るさセンサ32は、周囲の明るさを検知するセンサである。明るさセンサ32としては、例えば、フォトダイオードと、このフォトダイオードの出力電流を電流−電圧変換する電流電圧変換回路と、を備えた構成を採用することができる。
光源33としては、例えば、LED電球を採用することができる。制御装置34は、防犯装置3の周囲が暗くて明るさセンサ32の出力信号が規定値以下のときに人感センサ31から人体検知信号が入力されると光源33を点灯させ、かつ人感センサ31から人体検知信号が入力されなくなってから一定時間(例えば、60秒)だけ点灯制御するように構成されている。ここで、制御装置34は、光源33を点灯させるようにしてもよいし、光源33を点滅させるようにしてもよい。制御装置34は、例えば、一対の電線71間に接続されるスイッチ要素と、このスイッチ要素を制御する制御素子と、を備えた構成とすることができる。スイッチ要素としては、例えば、半導体スイッチング素子、リレーの接点、等を採用することができる。制御素子は、例えば、適宜のプログラムを搭載したマイクロコンピュータにより実現することができる。
防犯装置3は、防犯対策の用途に限定される装置に限らず、防犯対策に役立つ見込みのある装置であればよく、例えば、人感センサ31を備えた照明器具を採用することもできる。
防犯装置3は、例えば、住戸2の外壁材、軒下、玄関扉、玄関先のポール、門、窓等に設置する。
貫通形変流器41の二次巻線41bには、電線71に流れる電流(一次電流)に略比例する電流(二次電流)が流れる。貫通形変流器41は、住戸2の屋内側にあればよく、例えば、分電盤5内に配置してもよい。
電流測定部42は、例えば、抵抗により構成されている。電流測定部42を構成する抵抗の両端には、貫通形変流器41の二次巻線41bに流れる電流に比例した電圧が発生する。電流測定部42は、貫通形変流器41の二次巻線41bに流れる電流を電圧に変換する電流−電圧変換回路により構成してもよい。
演算部43aでは、電流測定部42の出力に基づいて、電線71に流れる電流の電流値を求め、この電流値と、電源電圧の電圧値と、に基づいて単位時間(例えば、1秒)あたりの使用電力量を求める演算を行う。演算部43aは、電源電圧の電圧値を100Vとして使用電力を求めるように構成されている。これにより、防犯システム1aは、電源電圧を測定するために、2つの電線71間の線間電圧を測定する電圧測定部等を備える場合に比べて、既設の住戸に、より容易に導入することが可能となる。また、防犯システム1aは、低コスト化を図ること可能となる。
演算部43aは、規定時間T1(例えば、5分)内において、規定時間T1よりも短い所定時間(例えば、30秒)が経過する度に求めた使用電力量を積算して、積算電力量を求めるのが好ましい。そして、判断部44aは、演算部43aで求められた積算電力量が所定電力量P1(例えば、1Wh)を超えたときに異常が発生していると判断するのが好ましい。これにより、防犯システム1aは、例えば、図2に示すように、規定時間T1内において比較的長い時間T3、防犯装置3の近くに不審者がいた場合、積算電力量が所定電力量P1を超え、判断部44aが、異常が発生していると判断することが可能となる。なお、所定電力量P1は、防犯装置3の種類や仕様等に応じて適宜設定することができる。防犯装置3が上述の光源33を備えた構成であれば、所定電力量P1は、光源33のワット数によるが、例えば、光源33のワット数が20Wの場合、光源33が3分間点灯したときの光源33での理論上の消費電力量である1Whに設定することができる。
異常判定装置4は、積算電力量を記憶する記憶部46aを備えているのが好ましい。
制御部45aは、演算部43a、判断部44a及び記憶部46aそれぞれの動作タイミングを制御するために、経過時間を計時するタイマを備えているのが好ましい。
演算部43a、判断部44a及び制御部45aは、例えば、マイクロコンピュータに適宜のプログラムを搭載することにより実現することができる。
報知部47aは、例えば、鳴動装置により構成することができる。鳴動装置としては、例えば、ブザー等を採用することができる。
なお、防犯システム1aは、住戸2の居住者が、防犯システム1a全体としての動作の開始を指示するための操作を行う操作部(図示せず)等を、異常判定装置4に備えているのが好ましい。異常判定装置4は、装置本体40が住戸2内の壁等に取付可能に構成されているのが好ましい。
防犯システム1aの動作については、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
防犯システム1aは、例えば、防犯システム1a全体としての動作が開始されると、制御部45aが、タイマにより計時されている経過時間を0秒にリセットし且つ記憶部46aに記憶されている積算電力量を0Whにリセットする(S1)。そして、防犯システム1aは、制御部45aが、タイマにより計時された経過時間と規定時間T1とを比較する(S2)。そして、防犯システム1aは、制御部45aにおいて経過時間が規定時間T1以下であると判定された場合(S2の「Yes」)、制御部45aが、演算部43aの動作開始を指示し、演算部43aが、使用電力量を求めて積算電力量を求める(S3)。そして、防犯システム1aでは、判断部44aにおいて積算電力量が所定電力量P1以上であるか否かの判定を行う(S4)。防犯システム1aは、S4において、積算電力量が所定電力量P1以上と判定された場合(S4の「Yes」)、判断部44aが、異常が発生していると判断し(S5)、制御部45aが、報知部47aから外部へ、異常の発生を報知させる(S6)。また、防犯システム1aは、S4において、積算電力量が所定電力量P1未満と判定された場合(S4の「No」)、制御部45aが、所定時間tだけ待ってから、S2へ戻る。
また、防犯システム1aは、S2において、経過時間がT1よりも長いと判定された場合(S2の「No」)、制御部45aが、タイマの経過時間を0秒にリセットし且つ記憶部46aに記憶されている積算電力量を0Whにリセットし(S8)、S2へ戻る。
防犯システム1aでは、住戸2の屋外に設置する防犯装置3と屋内側との配線を、防犯装置3への給電用の2つの電線71のみとすることができる。要するに、防犯システム1aは、防犯装置3に通信用の信号線を接続したり、防犯装置3に通信機能を設ける必要がないので、既設の住戸2でも容易に導入することが可能となる。要するに、防犯システム1aは、既設の住戸2に導入する際の施工性を向上させることが可能となる。また、本実施形態の防犯システム1aでは、防犯装置3に、異常が発生していることを検知する機能や、異常が発生していることを通知するための通信機能を設ける必要がないので、防犯装置3として安価な防犯装置を使用することが可能となる。
図4は、第1変形例の防犯システム1bのシステム構成図である。第1変形例の防犯システム1bは、報知部47bが、外部機器である情報表示装置6に対して異常の発生を報知する情報を送信する送信部により構成されている点が実施形態1の防犯システム1aとは相違する。なお、第1変形例の防犯システム1bについては、実施形態1の防犯システム1aと同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
第1変形例の防犯システム1bは、異常判定装置4の報知部47bが、情報表示装置6と信号線80を介して接続可能に構成されている。情報表示装置6は、例えば、住戸2内に設置される。情報表示装置6は、表示部61と、スピーカ62と、が装置本体60に設けられている。表示部61は、例えば、液晶ディスプレイにより構成される。情報表示装置6は、異常判定装置4の報知部47bから異常の発生が報知されたときに、表示部61へ、居住者に異常の発生を知らせるメッセージ等の情報を表示させる。異常判定装置4の報知部47bから異常の発生が報知されたときとは、報知部47bから送信された異常の発生を報知する情報が、情報表示装置6で受信されたときを意味する。情報表示装置6としては、例えば、インターホンシステムのインターホン親機を採用することができる。異常判定装置4は、無線信号により情報表示装置6と通信可能としてもよい。
図5は、第2変形例の防犯システム1cのシステム構成図である。第2変形例の防犯システム1cは、報知部47cが、異常の発生を報知する情報を送信する送信部により構成されている点が実施形態1の防犯システム1aとは相違する。報知部47cは、ルータ7と信号線90を介して接続されている。ルータ7は、例えば、住戸2内に配置される。なお、第2変形例の防犯システム1cについては、実施形態1の防犯システム1aと同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
異常判定装置4は、ルータ7、WAN(Wide Area Network)8及びサーバ9を介して、携帯端末10と通信可能となっている。ここで、防犯システム1cは、異常の発生を、異常判定装置4の報知部47cから携帯端末10へ報知できるように構成されている。要するに、報知部47cを構成する送信部は、異常の発生を報知する情報をルータ7、WAN8及びサーバ9を介して携帯端末10へ送信する。
ルータ7とWAN8との間は、無線信号を用いて通信可能となっている。
WAN8とサーバ9との間、サーバ9と携帯端末10との間は、無線信号を用いて通信可能となっている。
携帯端末10は、例えば、住戸2の居住者が所持している。携帯端末10は、端末本体11に表示部12が設けられている。表示部12は、例えば、液晶ディスプレイにより構成される。携帯端末10は、異常判定装置4の報知部47cから異常の発生が報知されたときに、表示部12へ、居住者に異常の発生を知らせるメッセージ等の情報を表示させる。携帯端末10は、例えば、スマートフォン、タブレットPC等である。
(実施形態2)
以下では、本実施形態の防犯システム1dについて、図6〜8に基づいて説明する。なお、本実施形態の防犯システム1dは、実施形態1の防犯システム1aと略同じ構成なので、実施形態1の防犯システム1aと同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
演算部43aは、規定時間T1(図7参照)内において、規定時間T1よりも短い所定時間t(図7参照)が経過する度に使用電力量を求める。判断部44dは、演算部43aで求められた使用電力量と、予め記憶されている、防犯装置3の待機電力量と、を比較し、使用電力量が待機電力量を上回る回数が所定回数以上のときに異常が発生していると判断する。防犯システム1dは、例えば、図7に示すように、規定時間T1内において比較的長い時間T3、防犯装置3が動作している場合、使用電力量が待機電力量を上回る回数が所定回数以上となり、判断部44dが、異常が発生していると判断することが可能となる。時間T3は、例えば、防犯装置3の動作回数と所定時間tとの積である。所定回数は、例えば、予め設定した異常判定時間T2(例えば、3分)を所定時間t(例えば、30秒)で除した値として、判断部44dに予め設定してある。所定回数は、例えば、6である。
防犯装置3の待機電力量は、防犯装置3が待機状態のときに消費する単位時間当たりの電力量を意味する。防犯装置3の待機状態は、例えば、人感センサ31により人が検知されずに光源33が消灯しているときの状態である。また、防犯装置3の動作状態は、例えば、人感センサ31により人が検知されて光源33が点灯しているときの状態である。
防犯装置3の待機電力量は、記憶部46dに予め記憶されている。防犯装置3の待機電力は、例えば、防犯装置3の仕様書等に記載されている待機電力量を、操作部等の操作により入力して記憶部46dに記憶させておくのが好ましい。防犯装置3の待機電力量については、予め防犯装置3の待機状態のときに求めた使用電力量を、待機電力量として記憶部46dに記憶させてもよい。
防犯システム1dは、規定時間T1内において使用電力量が待機電力量を上回る回数を、動作回数として記憶部46dに記憶させる。
防犯システム1dの動作については、図8に示すフローチャートに基づいて説明する。
防犯システム1dは、まず、制御部45dが、タイマにより計時されている経過時間を0秒にリセットし且つ記憶部46dに記憶されている動作回数を0回にリセットし且つ記憶部46dに記憶されている積算電力量を0Whにリセットする(S11)。そして、防犯システム1dは、制御部45aが、演算部43aの動作開始を指示し、演算部43aが、使用電力量を求める(S12)。そして、防犯システム1dでは、判断部44dにおいて使用電力量が待機電力量よりも大きいか否かの判定を行う(S13)。そして、防犯システム1dでは、S13において、判断部44dが、使用電力量が待機電力よりも大きいと判定した場合(S13の「Yes」)、記憶部46dに記憶している動作回数に1を加算する(S14)。そして、判断部44dでは、動作回数と所定回数(T2/t)とを比較する(S15)。防犯システム1dは、S15において、動作回数が所定回数以上であると判定した場合(S15の「Yes」)、判断部44dが、異常が発生していると判断し(S16)、制御部45dが、報知部47aから外部へ、異常の発生を報知させる(S17)。
また、防犯システム1dは、S15において、動作回数が所定回数未満と判定した場合(S15の「No」)、制御部45dが、経過時間と規定時間T1とを比較する(S18)。防犯システム1dは、S18において、経過時間がT1以上と判定された場合(S18の「Yes」)、制御部45dが、所定時間tだけ待ち、経過時間を0秒、動作回数を0回、使用電力量を0Whにそれぞれリセットし(S19)、S12へ戻る。
また、防犯システム1dは、S18において、経過時間がT1未満と判定された場合(S18の「No」)、制御部45dが、所定時間tだけ待ち、使用電力量を0Whにリセットし(S20)、S12へ戻る。
また、防犯システム1dは、S13において、判断部44dが、使用電力量が待機電力以下と判定した場合(S13の「No」)、制御部45dが、所定時間tだけ待ち、使用電力量を0Whにリセットし(S20)、S12へ戻る。
防犯システム1dは、実施形態1の防犯システム1aで必要であった積算電力量を求める演算が不要となるので、演算部43aの簡略化を図ることが可能となる。防犯システム1dは、報知部47aの代わりに、実施形態1で説明した第1変形例の防犯システム1bの報知部47bや、第2変形例の防犯システム1cの報知部47c等を採用してもよい。
上述の実施形態1、2等に記載した数値等は、好ましい例を挙げているだけであり、それに限定する主旨ではない。更に、本願発明は、その技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で、構成に適宜変更を加えることが可能である。
1a、1b、1c、1d 防犯システム
2 住戸
3 防犯装置
4 異常判定装置
41 貫通形変流器
41b 二次巻線
42 電流測定部
43a 演算部
44a、44d 判断部
45a、45d 制御部
47a、47b、47c 報知部

Claims (3)

  1. 防犯装置と、異常判定装置と、を備え、
    前記異常判定装置は、貫通形変流器と、電流測定部と、演算部と、判断部と、制御部と、報知部と、を備え、
    前記貫通形変流器は、前記防犯装置に接続されている給電用の複数の電線のうちの1つの電線を通すように構成され、
    前記電流測定部は、前記貫通形変流器の二次巻線に流れる電流を測定するように構成され、
    前記演算部は、前記電流測定部で測定された電流と前記防犯装置の電源電圧とに基づいて前記防犯装置の使用電力量を求めるように構成され、
    前記判断部は、前記演算部で求めた使用電力量に基づいて、異常が発生しているか否かを判断するように構成され、
    前記制御部は、前記判断部で、異常が発生していると判断されたときに、異常の発生を前記報知部から外部に報知させる、
    ことを特徴とする防犯システム。
  2. 前記演算部は、規定時間内において、前記規定時間よりも短い所定時間が経過する度に求めた使用電力量を積算して、積算電力量を求め、前記判断部は、前記演算部で求められた前記積算電力量が所定電力量を超えたときに異常が発生していると判断する、
    ことを特徴とする請求項1記載の防犯システム。
  3. 前記演算部は、規定時間内において、前記規定時間よりも短い所定時間が経過する度に使用電力量を求め、前記判断部は、前記演算部で求められた使用電力量と、予め記憶されている、前記防犯装置の待機電力量と、を比較し、使用電力量が前記待機電力量を上回る回数が所定回数以上のときに異常が発生していると判断する、
    ことを特徴とする請求項1記載の防犯システム。
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