JP2016001337A - 記入フォーム用プレート及びそれを用いたマイナンバー漏洩防止システム - Google Patents

記入フォーム用プレート及びそれを用いたマイナンバー漏洩防止システム Download PDF

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Abstract

【課題】マイナンバーの盗難・紛失を防止する記入フォーム用プレート及びそれを用いたマイナンバー漏洩防止システムを提供する。【解決手段】マイナンバー漏洩防止システムは、個々の対象者に対して一意に定まるユニーク番号を付与する発送データ作成部220と、個別暗号マス目の位置を示す数字を付与する個別暗号マス目付与部240と、個別暗号マス目付与部240により付与された個別暗号マス目の位置をユニーク番号と関連付けて格納する個別暗号マス目データベース230と、記入フォーム130に記載されたデータを取得するデータ取得部270と、データ取得部270で取得したユニーク番号と個別暗号マス目データベース230に格納されたユニーク番号とを照合して個別暗号マス目を特定し、マイナンバーを取得するデータ整合化処理部280と、データ整合化処理部280で取得したマイナンバーを格納するマイナンバー管理データベース290とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、個人識別情報の漏洩防止システムに関するものであり、特に、記入フォーム用プレート及びそれを用いたマイナンバー漏洩防止システムに関するものである。
マイナンバー制度の導入に伴い、わが国の住民票を有する者等の全てに番号が付与され、社会保障や税等の行政手続のための重要な社会基盤として、広く利用されるようになることが予測される。マイナンバーは、行政機関だけでなく民間事業者も取り扱う機会があり、マイナンバーの収集および管理に当っては、漏洩なく安全に行うことが求められている。
例えば、会社等の勤務先において従業員等のマイナンバーを源泉徴収票等に記載して税務署等に提出する場合や、証券会社等がマイナンバーを法定調書等に記載する場合等に、従業員や顧客等から提示されたマイナンバーを漏洩なく安全に取り扱うことが必須である。
個人識別番号の盗難・紛失を防止するために、特許文献1では、解析用データに含まれる識別情報に可逆の暗号処理とハッシュ処理等の非可逆の暗号処理とを施すことにより、可逆の暗号化処理に用いた暗号化キー、非可逆の暗号化処理に用いられたアルゴリズム等が第3者に漏洩したとしても、第3者が解析用データの識別情報から元の識別情報を得ることを困難とするデータ変換装置を開示している。
特開2010−211590号公報
しかしながら、特許文献1は、情報処理システム内における個人情報の漏洩対策に関するものであり、個人のマイナンバーが記入された書類を郵送する際の郵便物の盗難や紛失等を考慮に入れたものではない。個人のマイナンバーが記入された書類を郵送する場合、万が一、郵送物の盗難・紛失が発生した場合、書類を盗み見られると、個人とマイナンバーが容易に紐づけられ、マイナンバーを不正に取得される可能性がある。そのため、システム内の漏洩防止対策に加えて、郵送等の際に盗難・紛失されたマイナンバー記入書類から個人とマイナンバーが紐づけられることを防止する有効な手段が求められる。
また、マイナンバーが記入された書類の盗難・紛失を防止することは、行政機関や民間事業者にとって、技術的負担・経済的負担が大きいという問題もある。
そこで、本発明は、上記課題を解決し、マイナンバーの盗難・紛失を防止するマイナンバー漏洩防止システムを提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明では、マイナンバーを記入する書類のマス目を現行(2015年時点)のマイナンバーの桁数12桁より多い、13桁以上のマス目を予め記入フォームに設け、且つ、マイナンバーを記入する際に記入フォーム用のプレートを使用して、指定されたマス目にのみ12桁のマイナンバーを記入し、残ったマス目には0から9までの任意の数字を記入させるマイナンバー漏洩防止システムを提供する。
これにより、万が一、マイナンバーが記入された書類が盗難・紛失しても容易に12桁のマイナンバーを特定できないようにすることで問題点を解決している。
本発明の第1の態様では、記入フォーム用プレートを用いたマイナンバー漏洩防止システムであって、個々の対象者に対して一意に定まるユニーク番号を付与する発送データ作成部と、個別暗号マス目の位置を示す数字を付与する個別暗号マス目付与部と、前記個別暗号マス目付与部により付与された個別暗号マス目の位置を前記ユニーク番号と関連付けて格納する個別暗号マス目データベースと、記入フォームに記載されたデータを取得するデータ取得部と、前記データ取得部で取得したユニーク番号と前記個別暗号マス目データベースに格納されたユニーク番号とを照合して個別暗号マス目を特定し、マイナンバーを取得するデータ整合化処理部と、前記データ整合化処理部で取得したマイナンバーを格納するマイナンバー管理データベースと、を備えることを特徴とする前記マイナンバー漏洩防止システムを提供する。
本発明の第1の態様におけるマイナンバー漏洩防止システムにおいて、前記データ整合化処理部は、前記データ取得部で取得した少なくともN+1桁の番号から、特定した個別暗号マス目の位置に記載された番号を取り除き、N桁のマイナンバーを取得することを特徴とする。
また、本発明の第1の態様におけるマイナンバー漏洩防止システムにおいて、前記データ整合化処理部は、前記データ取得部で取得した13桁の数字から、特定した個別暗号マス目の位置に記載された数字を取り除き、12桁のマイナンバーを取得することを特徴とする。
本発明の第1の態様におけるマイナンバー漏洩防止システムであって、前記個別暗号マス目データベースに格納された情報を前記記入フォームに印字する印字部を更に備えることを特徴とする前記マイナンバー漏洩防止システムを提供する。
また、本発明の第1の形態におけるマイナンバー漏洩防止システムで用いられる記入フォーム用プレートであって、N桁のマイナンバーを記入するN個のマス目と、任意の数字を記入する少なくとも1個の個別暗号マス目と、を備えることを特徴とする前記記入フォーム用プレートを提供する。
例えば、マイナンバーが12桁の場合には、前記記入フォーム用プレートは、12桁のマイナンバーを記入する12個のマス目と、任意の数字を記入する少なくとも1個の個別暗号マス目とを備える。他の形態においては、前記任意の数字を記入する個別暗号マス目を2つ以上設けるようにしてもよい。
本発明の第1の形態における記入フォーム用プレートにおいて、前記N個のマス目は開口を有し、前記少なくとも1個の個別暗号マス目は開口を有しないことを特徴とする。
例えば、マイナンバーが12桁の場合には、前記記入フォーム用プレートの前記12個のマス目が開口を有し、前記少なくとも1個の個別暗号マス目は開口を有しない。他の形態においては、前記開口を有しない個別暗号マス目を2つ以上設けるようにしてもよい。
本発明の第1の形態における記入フォーム用プレートにおいて、前記N個のマス目と前記少なくとも1個の個別暗号マス目とが列を成して配置され、前記少なくとも1個の個別暗号マス目は、前記列の任意の位置に配置されることを特徴とする。
例えば、マイナンバーが12桁の場合には、前記記入フォーム用プレートにおいて、前記12個のマス目と前記少なくとも1個の個別暗号マス目とが列を成して配置され、前記少なくとも1個の個別暗号マス目は、前記列の任意の位置に配置される。他の形態においては、前記個別暗号マス目が2つ以上設けられ、各個別暗号マス目が前記列の任意の位置に配置されるようにしてもよい。
本発明の第1の形態における記入フォーム用プレートにおいて、前記少なくとも1個の個別暗号マス目が配置される前記列の任意の位置は、前記記入フォーム用プレートごとに予め定められていることを特徴とする。他の形態においては、前記個別暗号マス目が2つ以上設けられ、各個別暗号マス目が配置される前記列の任意の位置は、前記記入フォーム用プレートごとに、それぞれ予め定められているようにしてもよい。
本発明によれば、上述のように、本発明の記入フォーム用プレートおよびそれを用いたマイナンバー漏洩防止システムを使用することにより、マイナンバーの秘匿性をさらに高めることができ、しかも万が一の盗難・紛失においてもマイナンバーを不正に取得されることを防止するという効果を奏する。
マイナンバー12桁の漏洩防止の効果として、盗難・紛失した書類を不正に取得した人物が記入されている13桁のうち、全ての順列によりマイナンバー12桁を特定しようとした場合に取得される確率は、
1312=13×12×11×10×9×8×7×6×5×4×3×2=6,277,020,800通りとなり、1/6,277,020,800の確率となる。
また、盗難・紛失した書類を不正に取得した人物が記入されている13桁のうち、0から9までの任意の数字となる1桁を判別できればマイナンバー12桁を特定できることを知っている場合にも、容易にマイナンバーを取得できない。
これら、不正取得の確率は、プレートのマス目の数の増加、また、マイナンバーの記入指定序列を変更することに応じて複雑性が増すこととなり、マイナンバーを不正に取得されることを防止するために役立つ。
本発明の他の目的、特徴及び利点は添付図面に関する以下の本発明の実施例の記載から明らかになるであろう。
図1は、本発明による記入フォーム用プレート及び記入フォームの一例を示す図である。 図2は、本発明によるマイナンバー漏洩防止システムの概要を示す図である。 図3の(a)および(b)は、本発明による個別暗号マス目データベースに保存されるデータ・テーブルを示す図である。図3の(c)は、本発明による個別暗号マス目の位置の示し方を例示する図である。 図4は、本発明によるマイナンバー管理データベースに格納されるデータ・テーブルを示す図である。 図5は、本発明によるマイナンバー漏洩防止手順を示すフローチャートである。 図6は、本発明による記入フォーム用プレートの変形例を示す図である。
図1は、本発明による記入フォーム用プレート及び記入フォームの一例を示す図である。図1の(a)は、本発明による記入フォーム用プレート100の一例を示す図である。記入フォーム用プレート100は、マイナンバー提出の対象者がマイナンバーの記入フォーム130にマイナンバーを記載する際に用いられる。記入フォーム用プレート100には、マス目110が設けられている。マイナンバーの桁数がN桁の場合、典型的には、マス目110の数はN+1個であるが、少なくともN+1個であればよく、N+1個より多い数であってもよい。マス目110の数は、典型的には13個であるが、これに限られない。この13個という数は、現行のマイナンバーの桁数である12桁に1を加えた数と一致している。マス目110の数は、提出する必要のある番号の桁数よりも多ければ、13個以上であっても、13個より少なくてもよい。
また、記入フォーム用プレート100のマス目110のうち、現行のマイナンバーの桁数と同じ数である12個のマス目は開口を有している。一方、個別暗号マス目120は開口を有しない。マイナンバーを提出する対象者は、このマス目の開口を通して、自身のマイナンバーの各桁の番号を記載する。
図1の(b)は、本発明による記入フォーム130の一例を示す図である。記入フォーム130には、番号記入欄140が設けられている。番号記入欄140は、記入フォーム用プレート100のマス目110と同じ数、即ち、典型的には13個のマス目が設けられている。番号記入欄140の各マス目の大きさと記入フォーム用プレート100の個々のマス目110の大きさは実質的に等しい。また、番号記入欄140の各マス目の間隔と記入フォーム用プレート100の個々のマス目110の間隔も実質的に等しい。
マイナンバー提出の対象者には、記入フォーム用プレート100と記入フォーム130がセットとして送付される。対象者は、記入フォームに自身のマイナンバーを記入する際に、記入フォーム130の番号記入欄140の各マス目と、記入フォーム用プレート100のマス目110のそれぞれの位置が合うように、番号記入欄140の上に記入フォーム用プレート100を置く。そして、記入用プレート100のマス目110の開口を通して、番号記入欄140の各マス目にマイナンバーの各桁を記入する。12桁の全てを記入し終えると、対象者は、記入用プレート100を番号記入欄140から外す。そうすると、開口を有しない個別暗号マス目120に対応する位置の番号記入欄のマス目は空欄となっており、この空欄に任意の1桁の数字を記入する。これにより、マイナンバー12桁に1桁分が加えられた13桁の数字が得られる。
図2は、本発明によるマイナンバー漏洩防止システム200の概要を示す図である。マイナンバー漏洩防止システム200は、発送データ作成部220と、個別暗号マス目データベース230と、個別暗号マス目付与部240と、印字部250と、データ取得部270と、データ整合化処理部280と、マイナンバー管理データベース290とを有する。
個別暗号マス目データベース230には、発送データ作成部220および個別暗号マス目付与部240により作成された対象者向けの発送データが格納される。個別暗号マス目データベース230に格納された発送データに基づいて、印字部250により記入フォーム130へ印字を行う。印字された記入フォーム130は対象者に発送され、対象者がマイナンバーの記入を行う。記入フォーム130に記載されたデータはデータ取得部270によって取得される。データ取得部270で取得したデータは、データ整合化処理部280により整合化が行われ、マイナンバー管理データベース290に格納される。
発送データ作成部220は、対象者に発送する記入フォームを作成するためのデータを作成し、個別暗号マス目データベース230に格納する。発送データ作成部220は、図3の(a)に例示されるように、個々の対象者に対して一意に定まるユニーク番号310を付与し、対象者の情報と共に個別暗号マス目データベース230に格納する。
個別暗号マス目付与部240は、図3の(b)に例示されるように、個々のユニーク番号310に対して、個別暗号マス目320の位置を示す数字を付与し、個別暗号マス目データベース230に格納する。これにより、個々の対象者とユニーク番号310とが関連づけられる。
個別暗号マス目データベース230は、対象者に発送する記入フォームを作成するためのデータが格納される。図3に、個別暗号マス目データベース230に格納されるデータのデータ・テーブルを示す。
図3の(a)は、発送データ作成部220により作成された個々の対象者の情報がユニーク番号310と共に格納されたデータ・テーブル301を示している。データ・テーブル301は、典型的には、対象者の情報として、対象者ID、氏名、郵便番号、住所、生年月日、電話番号等のデータを有するが、これに限られず、これらのうちの少なくとも1つであってもよい。ここで、対象者IDとは、例えば、社員番号、会員番号、ユーザID等、対象者が所属するグループや対象者が利用するサービス等で使用されているものをいう。対象者IDおよび氏名・住所等のその他の対象者の情報は、典型的には、サービス利用者から提供される。ユニーク番号310は、個々の対象者の情報と関連付けられて格納されている。
図3の(b)は、個別暗号マス目付与部240により付与された個別暗号マス目320がユニーク番号310と共に格納されたデータ・テーブル302を示している。データ・テーブル302は、発送データ作成部220で付与された個々のユニーク番号310に個別暗号マス目320の位置が関連付けられている。個別暗号マス目320の位置は、例えば図3の(c)に示すような、各マス目の通し番号330である数字、即ち、1からM(Mはマス目の総数)、典型的には1から13のうちのいずれか1つの数字で示される。図3の(c)の例では、個別暗号マス目320の位置は「3」である。
印字部250は、個別暗号マス目データベース230に格納されたデータに基づいて、記入フォーム130に情報を印字する。記入フォーム130に印字される情報は、典型的には、対象者の氏名、郵便番号、住所、生年月日、電話番号およびユニーク番号310であるが、これに限られず、これらのうちの少なくとも1つであってもよい。ユニーク番号310は直接印字されず、典型的には、QRデータ化されて印字されるが、これに限定されず、バーコード化したり、暗号化して他の数字や文字等に変換したりしてもよい。記入フォーム130は、典型的には紙に印刷されており、封筒に封入して対象者に郵便その他の送付手段等により発送できる。また、記入フォーム130は、郵便その他の送付手段等を利用せずに、手渡しによって配布するようにしてもよい。
データ取得部270は、記入フォーム130に記載されているQRデータおよび記入フォーム130に記入されたN+1桁(Nはマイナンバーの桁数)の数字、即ち、典型的には13桁の数字を取得する。記入フォーム130に記載されているQRデータは、QRデータの読み取り機能により読み取ってユニーク番号210として取得する。QRデータではなくバーコードを用いた場合には、バーコード読み取り手段により読み取ってユニーク番号210として取得する。また、暗号化された数字や文字を用いた場合には、復号化手段により復号化を行ってユニーク番号210として取得する。記入フォーム130に記入された13桁の数字は、記入フォームが紙の場合は、対象者により手書きで記入された数字であり、OCR機能等によりデータとして取得してもよいし、手入力により入力された数字をデータとして取得するようにしてもよい。
データ整合化処理部280は、データ取得部270で取得したユニーク番号310と、個別暗号マス目データベース230に格納されたユニーク番号310との照合を行い、個別暗号マス目320を特定する。データ整合化処理部280は、データ取得部270で取得したN+1桁(Nはマイナンバーの桁数)の数字、即ち、典型的には13桁の数字から、特定した個別暗号マス目320の位置に記載された番号を取り除き、N桁のマイナンバー、即ち、典型的には12桁のマイナンバーを取得する。データ整合化処理部280は、取得したN桁のマイナンバー、即ち、典型的には12桁のマイナンバーをマイナンバー管理データベース290に格納する。
マイナンバー管理データベース290は、12桁のマイナンバーを対象者のユニーク番号と関連付けて格納する。図4は、データ整合化処理部280で整合化して取得した12桁のマイナンバー410がユニーク番号310と共に格納されたデータ・テーブル400を示している。マイナンバー410と、氏名・住所等の対象者の情報との関連付けが必要な場合には、ユニーク番号310をマッチングキーとして照合を行い、関連付けを行う。
図5は、本発明によるマイナンバー漏洩防止手順を示すフローチャートである。まず、発送データ作成部220が、対象者に発送する記入フォームを作成するための発送データを作成し(ステップ510)、個々の対象者に対して、ユニーク番号310を一意に定めて付与し、対象者の情報と共に個別暗号マス目データベース230に格納する(ステップ520)。次に、個別暗号マス目付与部240が、個々のユニーク番号310に対して、個別暗号マス目320の位置を示す数字を付与し、個別暗号マス目データベース230に格納する(ステップ530)。次に、印字部250が、個別暗号マス目データベース230に格納されたデータに基づいて、記入フォーム130に情報を印字する(ステップ540)。ここまでのステップ510〜540により、対象者に発送するための記入フォーム130が作成される。記入フォーム130の発送後、対象者が記入フォーム130に自身のマイナンバーの情報を記入し、記入フォーム130が返送される。返送された記入フォーム130に基づいて、以下のステップ550〜570が行われる。
次に、データ取得部270が、記入フォーム130に記載されているQRデータおよび記入フォーム130に記入された13桁の数字を取得する(ステップ550)。次に、データ整合化処理部280は、データ取得部270で取得したユニーク番号310と、個別暗号マス目データベース230に格納されたユニーク番号310との照合を行い、個別暗号マス目320を特定し、特定した個別暗号マス目320の位置に記載された番号を取り除き、12桁のマイナンバーを取得する(ステップ560)。次に、12桁のマイナンバーを対象者のユニーク番号と関連付けて格納する(ステップ570)。
図6は、図1の(a)に示される記入フォーム用プレート100の変形例である記入フォーム用プレート600を示す図である。記入フォーム用プレート600は、マイナンバーを記載するマス目610と、任意の数字を記載する個別暗号マス目620を有する。マイナンバーを記載するマス目610は開口を有し、任意の数字を記載する個別暗号マス目620は開口を有しない。図6の記入フォーム用プレート600は更に、記入フォーム用プレート600を用いて記入フォーム130にマイナンバーを記入するため方法が記載された部分630を設けてもよい。
図1の(a)に示される記入フォーム用プレート100および図6に示される記入フォーム用プレート600は、N桁のマイナンバーを記入するN個のマス目110、610と、任意の数字を記入する少なくとも1個の個別暗号マス目120、620とを備える。例えば、マイナンバーが12桁の場合には、記入フォーム用プレートは、12桁のマイナンバーを記入する12個のマス目110、610と、任意の数字を記入する少なくとも1個の個別暗号マス目120、620とを備える。
記入フォーム用プレート100、600のN個のマス目110、610は開口を有し、少なくとも1個の個別暗号マス目120、620は開口を有しない。例えば、マイナンバーが12桁の場合には、記入フォーム用プレートの12個のマス目110、610が開口を有し、前記少なくとも1個の個別暗号マス目120、620は開口を有しない。
図1の(a)および図6に示される通り、記入フォーム用プレート100、600のN個のマス目110、610と少なくとも1個の個別暗号マス目120、620とが列を成して配置される。また、少なくとも1個の個別暗号マス目120、620は、列の任意の位置に配置される。例えば、マイナンバーが12桁の場合には、記入フォーム用プレート100、600の12個のマス目110、610と少なくとも1個の個別暗号マス目120、620とが列を成して配置され、少なくとも1個の個別暗号マス目120、620は、列の任意の位置に配置される。ここで、マス目110、610と個別暗号マス目120、620の列における任意の位置とは、図3の(c)に示されるように、通し番号330で示される位置をいう。図3の(c)の例では、個別暗号マス目120、620の任意の位置は「3」である。
記入フォーム用プレート110、610において、少なくとも1個の個別暗号マス目120、620が配置される列の任意の位置は、記入フォーム用プレートごとに予め定められ、個別暗号マス目データベース230に格納されている。
図1の(a)に示される記入フォーム用プレート100および図6に示される記入フォーム用プレート600では、各マス目の形状を長方形で示したが、これに限られず、正方形、円形、楕円形等、他の形状としてもよい。また、個別暗号化マス目120は典型的には開口を有しないが、開口を有するようにするとともに、目印等により他のマス目と区別できるようにしてもよい。
図1の(a)に示される記入フォーム用プレート100および図6に示される記入フォーム用プレート600の材質は、典型的には紙であるが、薄紙、厚紙、ボール紙等の紙素材に限られず、例えばプラスチックや塩化ビニール等であってもよい。また、その他の素材の硬質プレートまたは軟質プレートであってもよい。また、記入フォーム用プレート100および600は、不透明であっても透明であってもよい。
また、図1の(a)では、記入フォーム用プレート100の全体の形状は、例として細長いスリット状の長方形で示されており、図6では、記入フォーム用プレート600の全体形状は、例として記入フォーム用プレート100よりも縦幅が大きい長方形で示されているが、これに限られず、角丸の長方形や円形、楕円形等、任意の形状であってもよい。
実施例1では、記入フォーム130は、典型的には紙に印刷されており、封筒に封入して対象者に郵便その他の送付手段により発送できると説明したが、実施例2では、記入フォーム130を端末等の画面に表示されるWebフォームとする。紙の記入フォーム130を封筒に入れて郵便その他の送付手段により発送する代わりに、Web上の画面に記入フォーム130を表示して、対象者に記入を求める。この場合、記入フォーム用プレート100を画面に表示して、バーチャルな記入フォーム用プレート100としてもよい。また、単に、個別暗号マス目120を一時的に非表示または入力不可とするようにし、他のマス目の記入が終了した後に個別暗号マス目120への記入を求めるようにしてもよい。
また、実施例1では、データ取得部270は、記入フォーム130に記入された13桁の数字は、記入フォームが紙の場合は、対象者により手書きで記入された数字であり、OCR機能によりデータとして取得すると説明したが、実施例2では、記入フォーム130がWebフォームであるため、記入された数字をそのままデータとして取得する。
実施例1では、例として主に個別暗号マス目120が1つの場合について説明したが、実施例3では、個別暗号マス目120を2つ以上とする例について説明する。
記入フォーム用プレート100において、マイナンバーの桁数と同じ数であるN個のマス目は開口を有している。実施例3では、2つ以上の個別暗号マス目120は開口を有しない。マイナンバー提出の対象者は、記入用プレート100のマス目110の開口を通して、番号記入欄140の各マス目にマイナンバーの各桁を記入する。マイナンバーの全ての桁を記入し終えると、対象者は、記入用プレート100を番号記入欄140から外す。そうすると、開口を有しない2つ以上の個別暗号マス目120に対応する位置の番号記入欄のマス目は2つ以上が空欄となっており、この2つ以上の空欄のそれぞれに任意の1桁の数字を記入する。これにより、マイナンバーN桁に2つ以上の数字が加えられた桁数の数字が得られる。
個別暗号マス目付与部240は、個々のユニーク番号310に対して、2つ以上の個別暗号マス目320の位置を示す2つ以上の数字を付与し、個別暗号マス目データベース230に格納する。
データ取得部270は、記入フォーム130に記載されているQRデータおよび記入フォーム130に記入されたM桁(Mはマス目の総数)の数字、即ち、マイナンバーの桁数Nに個別暗号マス目の数を加えた桁数の数字を取得する。
データ整合化処理部280は、データ取得部270で取得したユニーク番号310と、個別暗号マス目データベース230に格納されたユニーク番号310との照合を行い、2つ以上の個別暗号マス目320を特定する。データ整合化処理部280は、データ取得部270で取得したM桁(Mはマス目の総数)の数字、即ち、マイナンバーの桁数Nに個別暗号マス目の数を加えた桁数の数字から、特定した2つ以上の個別暗号マス目320の位置に記載された番号を取り除き、N桁のマイナンバーを取得する。データ整合化処理部280は、取得したN桁のマイナンバーをマイナンバー管理データベース290に格納する。
図1の(a)に示される記入フォーム用プレート100および図6に示される記入フォーム用プレート600では、個別暗号マス目120、620が1つの場合を例として示しているが、実施例3では、個別暗号マス目120、620が2つ以上あるため、マス目の総数Mは、マイナンバーの桁数Nに、個別暗号マス目120、620の数を加えた数となり、図1の(a)および図6に示されるマス目の数よりも多くなる。また、図3の(c)では、個別暗号マス目の任意の位置は「3」のみであるが、実施例3では、例えば「3」と「10」のように、任意の位置も2つ以上となる。また、図3の(c)の通し番号330の総数は、マイナンバーの桁数Nに、個別暗号マス目120、620の数を加えた数となり、図3の(c)に示される通し番号330の総数よりも多くなる。
上記記載は実施例についてなされたが、本発明はそれに限らず、本発明の精神と添付の請求の範囲の範囲内で種々の変更および修正をすることができることは当業者に明らかである。
100 記入フォーム用プレート
110 マス目
120 個別暗号マス目
130 記入フォーム
140 番号記入欄
200 マイナンバー漏洩防止システム
220 発送データ作成部
230 個別暗号マス目データベース
240 個別暗号マス目付与部
250 印字部
270 データ取得部
280 データ整合化処理部
290 マイナンバー管理データベース
301 データ・テーブル
302 データ・テーブル
310 ユニーク番号
330 通し番号
320 個別暗号マス目
400 データ・テーブル
410 マイナンバー

Claims (8)

  1. 記入フォーム用プレートを用いたマイナンバー漏洩防止システムであって、
    個々の対象者に対して一意に定まるユニーク番号を付与する発送データ作成部と、
    個別暗号マス目の位置を示す数字を付与する個別暗号マス目付与部と、
    前記個別暗号マス目付与部により付与された個別暗号マス目の位置を前記ユニーク番号と関連付けて格納する個別暗号マス目データベースと、
    記入フォームに記載されたデータを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部で取得したユニーク番号と前記個別暗号マス目データベースに格納されたユニーク番号とを照合して個別暗号マス目を特定し、マイナンバーを取得するデータ整合化処理部と、
    前記データ整合化処理部で取得したマイナンバーを格納するマイナンバー管理データベースと、
    を備えることを特徴とする前記マイナンバー漏洩防止システム。
  2. 請求項1に記載のマイナンバー漏洩防止システムにおいて、
    前記データ整合化処理部は、前記データ取得部で取得した少なくともN+1桁の数字から、特定した個別暗号マス目の位置に記載された数字を取り除き、N桁のマイナンバーを取得することを特徴とする前記マイナンバー漏洩防止システム。
  3. 請求項1に記載のマイナンバー漏洩防止システムにおいて、
    前記データ整合化処理部は、前記データ取得部で取得した少なくとも13桁の数字から、特定した個別暗号マス目の位置に記載された数字を取り除き、12桁のマイナンバーを取得することを特徴とする前記マイナンバー漏洩防止システム。
  4. 請求項1に記載のマイナンバー漏洩防止システムであって、
    前記個別暗号マス目データベースに格納された情報を前記記入フォームに印字する印字部を更に備えることを特徴とする前記マイナンバー漏洩防止システム。
  5. マイナンバー漏洩防止システムで用いられる記入フォーム用プレートであって、
    N桁のマイナンバーを記入するN個のマス目と、
    任意の数字を記入する少なくとも1個の個別暗号マス目と、
    を備えることを特徴とする前記記入フォーム用プレート。
  6. 請求項5に記載の記入フォーム用プレートであって、
    前記N個のマス目は開口を有し、
    前記少なくとも1個の個別暗号マス目は開口を有しない、
    ことを特徴とする前記記入フォーム用プレート。
  7. 請求項5又は6に記載の記入フォーム用プレートであって、
    前記N個のマス目と前記少なくとも1個の個別暗号マス目とが列を成して配置され、
    前記少なくとも1個の個別暗号マス目は、前記列の任意の位置に配置される、
    ことを特徴とする前記記入フォーム用プレート。
  8. 請求項7に記載の記入フォーム用プレートであって、
    前記少なくとも1個の個別暗号マス目が配置される前記列の任意の位置は、前記記入フォーム用プレートごとに予め定められている、
    ことを特徴とする前記記入フォーム用プレート。
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