JP2016001278A - マルチ画面表示システム、マルチ画面表示方法、及びプログラム - Google Patents

マルチ画面表示システム、マルチ画面表示方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示装置の全体的な故障の発生率を抑える。
【解決手段】マルチ画面表示システム1000は、マルチ画面を構成する4台のディスプレイと、マルチ画面に画像を表示させる5台の表示装置201〜205と、上位システム100と、スイッチャ400とを備える。上位システム100は、稼動系表示装置として選択した4台の表示装置とディスプレイ装置501〜504をそれぞれ対応させ、対応するディスプレイに画像を表示させるためのデータを稼働系表示装置に供給し、残り1台の表示装置を待機系表示装置として選択し、選択した待機系表示装置を停止させ、一定の基準に従って、稼動系表示装置のいずれかと待機系表示装置のいずれかを入れ替える。スイッチャ400は、ディスプレイと対応する稼動系表示装置とを1対1で接続し、上位システム100の制御に従って、ディスプレイと稼動系表示装置との接続を切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、マルチ画面表示システム、マルチ画面表示方法、及びプログラムに関する。
複数のディスプレイを配置して1つの大画面(マルチ画面)を構成し、その大画面に動画・静止画等を表示させるマルチ画面表示システムが普及している。従来のマルチ画面表示システムは、1つの大画面を構成する複数のディスプレイと、ディスプレイと同数設けられ、1対1で接続されたディスプレイに画像を表示させる表示装置と、これらの表示装置を制御する上位システムとを備えている。
複数の表示装置のうちのいずれかに障害が発生すると、障害が発生した表示装置に接続されたディスプレイには画像が表示されず、マルチ画面としての画面表示が成り立たなくなる。
特許文献1には、このような問題を解決するため、4台のディスプレイと、5台のサブPC(表示装置)とを含む大画面表示システムが開示されている。4台のサブPCは、それぞれ接続された1台のディスプレイに画面を描画させる。残りの1台のサブPCは予備の表示装置である。稼動中の4台のサブPCのいずれかに障害が発生した場合、障害が発生したサブPCはディスプレイから切り離され、当該ディスプレイに予備のサブPCが接続される。このようにして、マルチ画面の表示が継続される。
特開2005−202306号公報
一般的に、装置の故障の発生率は、装置の稼動時間が長くなるほど高くなる傾向がある。特許文献1に記載の大画面表示システムでは、ホットスワップできるように予備のサブPCを起動した状態で待機させている。つまり、予備のサブPCを含む全てのサブPCが起動されている。このため、予備のサブPCを持たない場合に比べると、サブPCの台数が多い分、サブPCの稼動時間の合計が長くなり、システム全体としてサブPCの故障の発生率が高くなる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、表示装置の全体的な故障の発生率を抑えることを目的とする。
この発明にかかるマルチ画面表示システムは、マルチ画面を構成するN台(Nは正の整数)のディスプレイと、マルチ画面に画像を表示させるM(Mは正の整数;M>N)台の表示装置と、ディスプレイと表示装置とを1対1で接続する切替装置と、制御装置とを備える。制御装置は、M台の表示装置のうちN台の表示装置を稼動系表示装置として選択し、N台のディスプレイにそれぞれ稼動系表示装置を対応させ、対応するディスプレイに画像を表示させるためのデータを稼働系表示装置に供給し、M−N台の表示装置を待機系表示装置として選択し、選択した待機系表示装置を停止するよう制御し、一定の基準に従って、稼動系表示装置と待機系表示装置とを入れ替える。切替装置は、N台のディスプレイと、N台のディスプレイにそれぞれ対応する稼動系表示装置とを1対1で接続し、制御装置の制御に従って、N台のディスプレイと稼動系表示装置との接続を切り替える。
本発明によれば、表示装置それぞれの故障の発生率を低くするように、一定の基準に従って、稼動系表示装置と待機系表示装置を入れ替えるため、表示装置の全体的な故障の発生率を抑えることができる。
実施の形態1に係るマルチ画面表示システムの構成を示す図である。 (a)は、実施の形態1にかかる上位システムのハードウェア構成を示す図であり、(b)は、実施の形態1にかかる表示装置のハードウェア構成を示す図である。 実施の形態1にかかる上位システムの記憶部に記憶されるデータの例を示す図であり、(a)はディスプレイマスタに記憶されるデータの例を、(b)は表示装置マスタに記憶されるデータの例を、(c)は特定情報に記憶されるデータの例を、(d)は接続定義情報に記憶されるデータの例を示す。 (a)は、実施の形態1に係るマルチ画面を構成するディスプレイ装置の配置の例を示す図である。(b)は、各ディスプレイ装置に接続される表示装置に与えられる表示領域の座標の情報の例を示す図である。 実施の形態1に係る上位システム及び表示装置が処理するタスクを示す図である。 実施の形態1に係る画像の表示装置切替処理のフローを示す図である。 変形例1に係る上位システムの各タスクの処理と、表示装置の各タスクの処理とを説明するための図である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1に係るマルチ画面表示システムを説明する。図1に、マルチ画面表示システムの構成を示す。
図1に示すように本実施の形態1に係るマルチ画面表示システム1000は、4台のディスプレイ装置501〜504から構成されるマルチ画面500を有し、マルチ画面500に動画又は静止画を表示させる。
ここで、マルチ画面500は、例えば、駅・空港などで使用される発着時間案内のために使用され、発着時間を示す画面(静止画)を表示する。また、マルチ画面500の表示内容は、あらかじめ決められた時間に更新される。
上位システム100は、表示装置201〜205と、スイッチャ400とに接続されている。上位システム100は、表示装置201〜205を制御する制御装置である。上位システム100は、ディスプレイ装置501〜504にそれぞれ画像を表示させるための表示装置(表示制御装置)として、表示装置201〜205から4台を選択し、選択した4台の表示装置(以下、稼動系表示装置)を稼動させる。上位システム100は、どのディスプレイ装置にどの表示装置を接続するかを指示する制御信号をスイッチャ400に供給する。また、上位システム100は、残りの1台の表示装置を予備の表示装置(以下、待機系表示装置)として、停止させた状態で待機させる。本実施の形態において、停止させたとは電源を落とした状態をいう。
稼動系表示装置に障害が発生した場合、上位システム100は、障害が発生した稼動系表示装置と待機系表示装置を入れ替える(切り替える)。さらに、障害発生時以外にあらかじめ決められた切替条件(以下、通常運用時の切替条件)が満たされた場合にも、上位システム100は、稼動系表示装置のいずれかと待機系表示装置とを入れ替える(切り替える)。
スイッチャ400は、表示装置201〜205と、ディスプレイ装置501〜504と、の間に配置されている。スイッチャ400は、上位システム100から供給される制御信号に従って、ディスプレイ装置501〜504と表示装置201〜205のうちの稼動系表示装置とを1対1で接続する。上位システム100により選択された4台の稼働系表示装置は、上位システム100から供給された画像データに基づいた画像を接続されているディスプレイ装置に表示させる。
以下、マルチ画面表示システム1000が有する各装置の構成について具体的に説明する。
上位システム100は、1台のコンピュータから構成されている。図2(a)に、上位システム100のハードウェア構成を示す。上位システム100は、通信インタフェースである通信部110、各種データを記憶する記憶部120、上位システム100の各部を制御する制御部130を有する。
通信部110は、上位システム100が他の機器と有線・無線通信を行うためのインターフェースである。通信部110は、制御部130の制御に従って、表示装置201〜205、スイッチャ400等の機器とデータの送受信を行う。
例えば、通信部110は、表示装置201〜205に画像データ、制御信号を送信し、スイッチャ400に制御信号を送信する。また、通信部110は、表示装置201〜205から表示装置の障害発生を示す検知信号を受信する。
記憶部120は、上位システム100の補助記憶装置であり、ハードディスクドライブ等から構成される。記憶部120には、後述する表示装置201〜205を切り替える処理を行う図5に示すような表示管理タスク21、系統切替タスク22、表示切替タスク23、表示データ生成タスク24、情報配信タスク25、異常検知タスク26を実現するためのプログラムが格納される。さらに記憶部120には、マルチ画面500を構成するディスプレイ装置501〜504の個数(本実施の形態では4個)、以下に示す、特定情報、接続定義情報、表示スケジュール、画像データ、レイアウト情報、通常運用時の切替条件等が格納される。
さらに、記憶部120には、図3(a)に示すような、ディスプレイ装置501〜504を識別する識別番号を定義したディスプレイマスタ121、図3(b)に示すような、表示装置201〜205を識別する識別番号を定義した表示装置マスタ122が格納される。なお、ディスプレイマスタ121、表示装置マスタ122には、装置のスペックを示す情報等の他の情報がさらに格納されていてもよい。
特定情報は、表示装置201〜205のうちの稼動系表示装置と待機系表示装置をそれぞれ特定するための情報である。例えば、表示装置201〜205のうち識別番号が小さい方から順に4台を稼動させる場合、図3(c)に示すように、記憶部120に確保された特定情報記憶領域123に、特定情報として、稼動系表示装置として選択された表示装置201〜204の識別番号、待機系表示装置として選択された表示装置205の識別番号が記憶される。
接続定義情報は、ディスプレイ装置501〜504にそれぞれ接続する表示装置を示す情報である。例えば、稼動系表示装置が表示装置201〜204である場合、図3(d)に示すように、記憶部120に確保された接続定義情報記憶領域124に、接続定義情報として、ディスプレイ装置501〜504の識別番号と表示装置201〜204の識別番号を対応付けた情報が記憶される。
表示スケジュールは、マルチ画面500にどのタイミングで、どの画像を表示するかを示す情報である。例えば、マルチ画面500には、発着時間案内の画面として、午前9時〜10時の間には、午前9時〜正午までの発着時間の情報が表示され、午前10時〜11時の間には、午前10時〜午後1時までの発着時間の情報が表示され、午前11時〜正午の間には、午前11時〜午後2時までの発着時間の情報が表示される。この場合、表示スケジュールには、表示の開始時刻と終了時刻、表示する発着時間案内の画面を示す情報等が含まれる。
また、表示スケジュールには、決められた時間が経過するたびに、画像の表示を切り替えるという情報を含めてもよい。例えば、マルチ画面500は、発着時間案内の画面を表示してから数分が経過すると、表示する画像を切り替えて、発着時間案内の画面の代わりに、広告の画面を表示し、広告の画面を表示してから数秒間経過した後、再び、発着時間案内の画面を表示してもよい。この場合、表示スケジュールには、発着時間案内の画面を表示する期間、発着時間案内の画面を示す情報、広告の画面を表示する期間、広告の画面を示す情報等が含まれる。
記憶部120に格納されている画像データは、マルチ画面500全体に表示する画像の画像信号である。レイアウト情報は、マルチ画面500に表示される画像のうち、ディスプレイ装置501〜504がそれぞれどの領域を表示するかを示す情報である。
図4(a)に示すように、ディスプレイ装置501、502は上段に、ディスプレイ装置503、504は下段に配置されて、1つのマルチ画面500を構成する。ここで、ディスプレイ装置501〜504は全て同じ画面サイズを有する。よって、ディスプレイ装置501〜504は、マルチ画面500の表示領域全体に対して1/4の領域の画面をそれぞれ表示する。ディスプレイ装置501〜504は、表示装置201〜205のうちの稼動系表示装置にそれぞれ接続されている。上位システム100は、レイアウト情報として、マルチ画面500の画面サイズ(表示領域全体のサイズ)と、マルチ画面500の表示領域全体に対してディスプレイ装置501〜504にそれぞれ割り当てられる表示領域とを示す情報を表示装置201〜205のうちの稼動系表示装置に供給する。
図4に示すように、各ディスプレイ装置の画面サイズが幅1024mm、高さ578mmである場合を例に、稼動系表示装置に供給されるレイアウト情報について説明する。ここでは、ディスプレイ装置501〜504に、稼動系表示装置として表示装置201〜204がそれぞれ接続されているものとする。図4(a)に示すように、ディスプレイ装置501は、マルチ画面500の表示領域全体に対して、左上の1/4の領域を表示する。このため、ディスプレイ装置501に接続されている表示装置201には、この左上の1/4の領域を示す座標の情報が与えられる。
例えば、表示領域を2次元の座標で示すとして、紙面に向かって左から右へ向く方向をX軸方向とし、紙面に向かって下から上へ向く方向をY軸方向とし、マルチ画面500の左下の隅を基準とする。1mmを座標値1とすると、ディスプレイ装置501の表示領域として、図4(b)に示すように、表示領域の左下と右上の2点を示す、((0,578),(1024,1156))という座標の情報が、表示装置201に与えられる。
ディスプレイ装置502は右上の1/4の領域を表示するため、表示装置202には右上の1/4の領域を示す座標の情報が与えられる。ディスプレイ装置503は左下の1/4の領域を表示するため、表示装置203には左下の1/4の領域を示す座標の情報が与えられる。ディスプレイ装置504は右下の1/4の領域を表示するため、表示装置203には右下の1/4の領域を示す座標の情報が与えられる。
座標の情報に加え、表示装置201〜204には、マルチ画面500の画面サイズ(表示領域全体のサイズ)を示す情報が与えられる。表示装置201〜204は、座標の情報を使用して、マルチ画面500に表示する画像全体からディスプレイ装置501〜504に表示させる部分領域の画像を切り出し、部分領域の画像を示す画像信号をそれぞれ生成する。
なお、レイアウト情報として、マルチ画面500の画面のサイズと、ディスプレイ装置501〜504の表示領域を示す2点の座標の情報とを使用する例を説明したが、レイアウト情報はこれに限られない。また、上の例では、ディスプレイ装置501〜504のフレーム部分を考慮していないが、実際には、各表示装置は、対応するディスプレイ装置501〜504のフレーム部分を考慮して画像信号を生成してもよい。
記憶部120に格納されている通常運用時の切替条件は、上位システム100が、障害発生時以外の通常運用時に稼動系表示装置と待機系表示装置とを切り替えるべきタイミングを示す情報である。ここでは、一定日数が経過した場合に稼動系表示装置と待機系表示装置が切り替えられる。本実施の形態においては、一定日数は1日である。よって、制御部130は、日付が変わるたびに、稼動系表示装置と待機系表示装置を切り替えるような制御を行う。
再び、図2(a)を参照する。
上位システム100の制御部130は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等を含み、バスを介して接続されている各部を制御する。
制御部130は、記憶部120に格納されているプログラムを実行して、稼働系表示装置と待機系表示装置を切り替えるため、図5に示すタスク(表示管理タスク21、系統切替タスク22、表示切替タスク23、表示データ生成タスク24、情報配信タスク25、異常検知タスク26)を起動し、これらのタスクにより以下に示す処理を実行する。
制御部130は、表示装置201〜205のうちから稼動系表示装置、待機系表示装置をそれぞれ選択する。さらに、制御部130は、ディスプレイ装置501〜504と選択した稼動系表示装置のいずれを対応(接続)させるのかを判別する。制御部130は、判別した内容に基づいて、表示装置201〜205、スイッチャ400を制御する。
制御部130が、稼動系表示装置と待機系表示装置を選択(再選択)するタイミングは、次のとおりである。上位システム100の起動時(マルチ画面表示システム1000の初期処理)、表示装置201〜205のいずれかに障害が発生したとき、記憶部120に記憶されている通常運用時の切替条件に合致したときである。
マルチ画面表示システム1000の初期処理のタイミングでは、制御部130は、あらかじめ決められた条件に従って、表示装置201〜205から稼動系表示装置4台と待機系表示装置1台とを選択し、選択した内容を記憶部120の特定情報記憶領域123に記憶する。例えば、制御部130は、表示装置201〜205の識別番号が小さい方から順に4台(表示装置201〜204)を稼動系表示装置として選択し、残りの1台(表示装置205)を待機系表示装置として選択する。
さらに、制御部130は、ディスプレイ装置501〜504に稼動系表示装置として選択した表示装置201〜204のいずれを接続するかを判別し、判別した内容を記憶部120の接続定義情報記憶領域124に記憶する。例えば、制御部130は、表示装置201〜204、ディスプレイ装置501〜504の識別番号を昇順ソートし、並び順が同じもの同士を接続する。
また、制御部130は、稼動系表示装置のいずれかに障害が発生したことを検知した場合、スイッチャ400に、障害が発生した稼動系表示装置を接続されているディスプレイから切り離し、待機系表示装置を当該ディスプレイに接続することを指示する制御信号を送信する。並行して、制御部130は、現在の待機系表示装置を起動し、障害が発生した稼動系表示装置が有していたのと同一の情報(画像データ、表示スケジュール、レイアウト情報等)をその待機系表示装置に供給する。例えば、図3(c)、(d)に示す例のように、ディスプレイ装置501〜504にそれぞれ表示装置201〜204が接続されており、表示装置201に障害が発生した場合、表示装置201はディスプレイ装置501から切り離される。さらに、待機系表示装置である表示装置205が起動され、ディスプレイ装置501に接続される。また、制御部130は、特定情報記憶領域123の特定情報及び接続定義情報記憶領域124の接続定義情報を適宜更新する。
また、制御部130は、内部タイマを備え、記憶部120に記憶されている通常運用時の切替条件に合致したときに、稼動系表示装置、待機系表示装置を選択(再選択)する。上述したように、通常運用時には、一定日数(1日)が経過した場合に稼動系表示装置と待機系表示装置とを入れ替えるため、制御部130は、日付が変わるたび稼動系表示装置と待機系表示装置を入れ替えるような制御を行う。
制御部130は、待機系表示装置を選択したときに、選択した待機系表示装置の識別番号を、待機系表示装置の履歴ログに記録し、履歴ログを記憶部120に格納する。制御部130は、次回の待機系表示装置の選択の際に、履歴ログを参照して次の待機系表示装置を選択する。例えば、制御部130は、1日目に表示装置201〜204を稼動させた場合、履歴ログに待機系表示装置の表示装置205の識別番号(“205”)を出力する。翌日以降、制御部130は、履歴ログを参照し、履歴ログに記録されていない識別番号のうちの最も小さい識別番号が指す表示装置を待機系表示装置として選択する。
よって、2日目は表示装置202〜205が稼動し、履歴ログには、待機系表示装置として選択された表示装置201の識別番号(“201”)が記録される。3日目は表示装置201、203〜205が稼動し、履歴ログには、表示装置202の識別番号(“202”)が記録される。4日目は表示装置201、202、204、205が稼動し、履歴ログには、表示装置203の識別番号(“203”)が記録される。
すべての表示装置201〜205を一巡して待機させたあとは、制御部130は、表示装置201〜205のうちその識別番号が履歴ログに記録された回数が最も少ないものを、つまり、最も待機した回数が少ないものを新たな待機系表示装置として選択する。
このように、表示装置201〜205を巡回させて稼動させるため、それぞれの稼動時間の差を小さくすることができ、表示装置201〜205の稼動時間を平準化することが可能である。
なお、上述の表示装置201〜205の巡回方法は一例であり、他の方法で表示装置201〜205を巡回させてもよい。
制御部130は、選択した内容で、特定情報記憶領域123の特定情報を更新する。さらに制御部130は、新たに選択した4台の稼働系表示装置をディスプレイ装置501〜504のいずれに接続するかを判別し、接続定義情報記憶領域124の接続定義情報を更新する。制御部130は、特定情報及び接続定義情報に基づいて、表示装置201〜205とディスプレイ装置501〜504との接続を切り替えるための制御信号を、通信部110を介してスイッチャ400に送信する。並行して、制御部130は、新たに選択した4台の稼動系表示装置に、ディスプレイ装置501〜504に画像を表示するのに必要な情報(画像データ、表示スケジュール、レイアウト情報等)を供給する。
表示装置201〜205は、それぞれ1台のコンピュータから構成されている。図2(b)に、表示装置201の構成を示す。表示装置202〜205も同様の構成を備える。
表示装置201は、通信用インタフェースの通信部210、各種データを記憶する記憶部220、表示装置201の各部を制御する制御部230を有する。
通信部210は、表示装置201が上位システム100を含む他の機器と有線・無線通信を行うためのインタフェースである。通信部210は、制御部230の制御に従って、上位システム100及びスイッチャ400を介してディスプレイ装置501〜504と通信(データの送受信)を行う。
例えば、通信部210は、上位システム100から画像データ、表示スケジュール、レイアウト情報、制御信号等を受信する。また、通信部210は、スイッチャ400を介して接続されているディスプレイ装置501〜504に画像信号を送信し、障害発生を示す検知信号を上位システム100に送信する。
記憶部220は、表示装置201の補助記憶装置であり、ハードディスクドライブ等から構成される。記憶部220には、上位システム100と連携して自装置(表示装置201)に接続されているディスプレイ装置に画像を表示させる処理を行う図5に示すようなタスク(表示装置管理タスク31、情報受信タスク32、描画タスク33、異常検知タスク34)を実現するためのプログラムが格納される。さらに、記憶部220には、上位システム100から表示装置201に供給された画像データ、表示スケジュール、レイアウト情報等が格納される。
制御部230は、CPU、RAM等を含み、バスを介して接続されている各部を制御する。
制御部230は、記憶部220に格納されているプログラムを実行して、接続されているディスプレイ装置501〜504に画像を表示させるため、図5に示す、表示装置管理タスク31、情報受信タスク32、描画タスク33、異常検知タスク34を起動し、これらのタスクにより以下に示す処理を実行する。
上位システム100から各種データ(画像データ、表示スケジュール、レイアウト情報等)が供給されると、制御部230は、供給されたデータを記憶部220に格納する。制御部230は、表示スケジュールに基づいて、ディスプレイ装置501〜504に画像信号を供給するタイミングと、表示させる画像を判別する。さらに、制御部230は、画像データとレイアウト情報に基づいて、接続されているディスプレイ装置501〜504に表示すべき画像を示す画像信号を生成し、生成した画像信号を表示スケジュールに従ったタイミングで、接続されているディスプレイ装置に供給する。
例えば、表示装置201が図4に示すディスプレイ装置501に接続されている場合、表示装置201の制御部230は、マルチ画面500の左上1/4の領域の画像を示す画像信号を生成する。制御部230は、生成した画像信号を通信部210を介してディスプレイ装置501に供給する。さらに、制御部230は、生成した画像信号をディスプレイ装置501に供給する前に、画像信号にノイズ除去、コントラスト強調等の画像処理を適宜施してもよい。
さらに、制御部230は、表示装置201に障害が発生していないかを定期的に監視し、障害の発生を検出した場合、発生した障害を示す情報を含む検知信号(障害発生通知)を、通信部210を介して上位システム100に送信する。
以上が、表示装置201〜205が有する構成である。
図1に示すスイッチャ400は、5つの入力用コネクタと4つの出力用コネクタと1つの制御用コネクタとを備えるビデオスイッチャから構成される。入力用コネクタには、表示装置201〜205の通信部210に設けられた端子が接続される。出力用コネクタには、ディスプレイ装置501〜504に設けられた端子が接続される。制御用コネクタには、上位システム100の通信部110に設けられた端子が接続される。スイッチャ400は、上位システム100の制御に従って、ディスプレイ装置501〜504と対応する稼動系表示装置とを1対1で接続する。スイッチャ400はビデオスイッチャではなく、ビデオミキサー等から構成されてもよい。
ディスプレイ装置501〜504は、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等の従来のディスプレイから構成される。接続されている表示装置201〜205のいずれかから画像信号が供給されると、ディスプレイ装置501〜504は、供給された画像信号に基づいた画面(画像)を描画する。
以下、マルチ画面表示システム1000において、上位システム100と、表示装置201〜205とが連携してディスプレイ装置501〜504に画像を表示させる処理を説明する。
システム起動に先だって、ディスプレイ装置501〜504に電源が投入される。なお、この時点では、上位システム100、すべての表示装置201〜205、スイッチャ400は起動されていない状態(停止状態)である。
システムを起動させるため、上位システム100に電源が投入される。電源が投入されると、制御部130は、ディスプレイ装置501〜504に画像を表示させるため、複数のタスク(プロセス)を並行して実行する。まず、制御部130は、記憶部120に格納されているプログラムを実行して、図5に示す表示管理タスク21を起動する。表示管理タスク21は、系統切替タスク22、表示切替タスク23、表示データ生成タスク24、情報配信タスク25、異常検知タスク26を起動する。
図6に上位システム100が実行する表示装置切替処理のフローチャートを示す。以下、図5、図6を参照しながら説明する。
表示管理タスク21は、表示装置201〜205のうちいずれを稼動させ、いずれを待機させるのかを判別する(ステップS1)。表示管理タスク21は、初回(履歴ログがない場合)は、識別番号が小さい方から順に、4台を稼動系表示装置として選択し、残りの1台を待機系表示装置として選択する。また、次回以降は履歴ログを参照して、稼働系表示装置と待機系表示措置を選択する。ここでは、表示装置201〜204が稼働系表示装置として選択され、表示装置205が待機系表示装置として選択される。続いて、表示管理タスク21は、ディスプレイ装置501〜504を稼動系表示装置である表示装置201〜204のいずれに接続するのかを特定する(ステップS2)。例えば、表示管理タスク21は、稼動系表示装置である表示装置201〜204を識別番号で昇順にソートし、ディスプレイ装置501〜504を識別番号で昇順にソートし、並び順が同じもの同士を接続することを特定する。
表示管理タスク21は、ステップS1で特定した内容を記憶部120の特定情報記憶領域123に、ステップS2で特定した内容を記憶部120の接続定義情報記憶領域124に、記憶する(ステップS3)。表示管理タスク21は、上の例では、図3(c)に示すように、特定情報記憶領域123に(稼動系表示装置:表示装置201、表示装置202、表示装置203、表示装置204、待機系表示装置:表示装置205)といった特定情報を記録する。さらに、表示管理タスク21は、図3(d)に示すように、接続定義情報記憶領域124に(ディスプレイ装置501、表示装置201)、(ディスプレイ装置502、表示装置202)、(ディスプレイ装置503、表示装置203)、(ディスプレイ装置504、表示装置204)といった接続定義情報を記録する。さらに、表示管理タスク21は、記憶部120の待機系表示装置の履歴ログに、待機系表示装置として選択した表示装置205の識別番号(“205”)を記録する。
続いて、表示管理タスク21は、特定情報と接続定義情報とを系統切替タスク22に通知し、接続定義情報を表示切替タスク23、表示データ生成タスク24及び情報配信タスク25に通知する。
系統切替タスク22は、表示管理タスク21から特定情報と接続定義情報に基づいて稼動系表示装置(表示装置201〜204)を起動する(図6:ステップS4)。このとき、稼動系表示装置(表示装置201〜204)のいずれか/すべてが起動している場合、系統切替タスク22は、起動している稼動系表示装置に対しては起動処理を行わない。また、系統切替タスク22は、待機系表示装置である表示装置205を起動しない。待機系表示装置(表示装置205)が起動している場合は、系統切替タスク22は、表示装置205に停止信号を送信し、表示装置205を停止させるよう制御する。
図5に示す、表示切替タスク23は、表示管理タスク21から接続定義情報が通知されると、スイッチャ400の切替制御を行う。表示切替タスク23は、スイッチャ400が起動している場合(図6:ステップS5;Yes)、接続定義情報に基づいて、接続を指示する制御信号をスイッチャ400に送信する(ステップS7)。ここで、表示切替タスク23は、接続定義情報に基づいて、表示装置201とディスプレイ装置501、表示装置202とディスプレイ装置502、表示装置203とディスプレイ装置503、表示装置204とディスプレイ装置504、をそれぞれ接続することを指示する。一方、スイッチャ400が起動されていない場合(ステップS5;No)、スイッチャ400を起動してから(ステップS6)、スイッチャ400に接続を指示する(ステップS7)。
表示データ生成タスク24は、表示管理タスク21から通知された接続定義情報に基づいて、記憶部120から、稼動系表示装置である表示装置201〜204に供給すべき画像データ、レイアウト情報、表示スケジュールなどのデータを取得する(ステップS8)。表示データ生成タスク24は、記憶部120から取得したデータを情報配信タスク25に送信する。
情報配信タスク25は、表示管理タスク21から通知された接続定義情報に基づいて、ステップS8で表示データ生成タスク24が生成したデータを稼動系表示装置である表示装置201〜204に送信(配信)する(ステップS9)。
表示管理タスク21は、上述の処理と並行して、記憶部120に格納されている通常運用時の切替条件を満たしているか否かを定期的に判別(監視)する(ステップS10)。表示管理タスク21は、通常運用時の切替条件が満たされた(ここでは0時になった)と判別すると(ステップS11;Yes)、再び、ステップS1からの処理を実行する。
例えば、上位システム100が表示装置201を新たな待機系表示装置として選択した場合、表示装置201は停止させられ、現在の待機系表示装置である表示装置205が起動される。さらに、スイッチャ400は、上位システム100からの制御信号に基づいて、表示装置201とディスプレイ装置501の接続を切断し、表示装置205とディスプレイ装置501を接続する。
また、異常検知タスク26は、稼動系表示装置から検知信号(障害発生通知)を受信したか否かを監視する。異常検知タスク26は、検知信号(障害発生通知)を受信すると(ステップS12;Yes)、図5に示すように、表示管理タスク21にその旨を通知する。表示管理タスク21は、稼動系表示装置と待機系表示装置とを切り替えるため、再び、ステップS1からの処理を実行する。
さらに、異常検知タスク26は、後述する表示装置201〜204のうちの稼動系表示装置の異常検知タスク34と連動して、稼動系表示装置との間の通信が良好か否かを判別する処理を行う。この処理の内容については後述する。
以上が、上位システム100の処理である。
上位システム100の系統切替タスク22により起動されると、表示装置201〜205のうちの稼動系表示装置の制御部230は、記憶部220に格納されているプログラムを実行して、図5に示す、表示装置管理タスク31を起動する。表示装置管理タスク31は、情報受信タスク32、描画タスク33、異常検知タスク34を起動する。
情報受信タスク32は、上位システム100の情報配信タスク25から配信されたデータ(画像データ、レイアウト情報、表示スケジュール等)を受信し、受信したデータを記憶部220に格納する。
表示装置管理タスク31は、定期的に記憶部220に格納された表示スケジュールを参照し、表示スケジュールで定められた日付・時刻になったと判別すると、描画タスク33に画像データの生成を指示する。
描画タスク33は、表示装置管理タスク31から画像データの生成が指示されると、記憶部220に格納されたデータ(画像データ、レイアウト情報、表示スケジュール等)から、自装置が接続されたディスプレイに表示する画像の画像信号を生成し、生成した画像信号を接続されたディスプレイに送信する。従って、そのディスプレイに画像が表示される。
また、異常検知タスク34は、表示装置管理タスク31により起動された後、自装置のリソースの負荷状態を監視する。例えば、異常検知タスク34は、上位システム100との通信が良好か否か、情報受信タスク32の処理の負荷、描画タスク33の処理の負荷等を監視し、異常が発生しているか否かを判別する。異常検知タスク34は、障害が発生していると判断すると、上位システム100の異常検知タスク26に検知信号(障害発生通知)を送信する。
例えば、表示装置201〜204のうちの稼動系表示装置と上位システム100との間の通信が良好か否かを判別する場合、異常検知タスク34及び上位システム100の異常検知タスク26は連動して以下のような処理を行う。
上位システム100の異常検知タスク26は、一定時間(例えば、10分)が経過する毎に、稼動系表示装置の異常検知タスク34に対し、応答要求信号を送信する。上位システム100の異常検知タスク26は、異常検知タスク34から一定時間以内に応答がない場合、上位システム100と稼動系表示装置との間の通信に異常が発生していると判別する。あるいは、稼動系表示装置の異常検知タスク34は、応答要求信号に応答した後、一定時間以内に、上位システム100の異常検知タスク26から応答がない場合、上位システム100と稼動系表示装置との間の通信に異常が発生していると判別する。
また、異常検知タスク34が情報受信タスク32及び描画タスク33の処理の負荷を検出できるように、情報受信タスク32及び描画タスク33は、自身の負荷状態を示すログファイルを定期的に記憶部120に出力するようにしてもよい。異常検知タスク34は、情報受信タスク32及び描画タスク33が記憶部120に出力したログファイルの内容を定期的に監視し、ログファイルの内容に基づいて、異常が発生していると判別したときに、障害が発生した旨を上位システム100の異常検知タスク26に対して通知する。
このように、各稼動系表示装置の障害の発生の有無を定期的に監視し、障害の発生を検知した場合には、待機系表示装置と、障害が発生した稼動系表示装置とを入れ替えるため、マルチ画面500の表示を継続することができる。
また、上述したように、一定日数毎に稼動系表示装置を入れ替え、表示装置201〜205を巡回させて稼動させるため、表示装置201〜205のそれぞれの稼動時間の差を小さくすることができる。すなわち、表示装置201〜205の稼動時間を平準化することで、経年による不良についても、特定の表示装置のみ不良が頻発するといった状況が発生しにくくなる。
また、待機系表示装置を停止させた状態で待機させるため、システム全体として表示装置201〜205の稼動時間の合計は、待機系表示装置(予備の表示装置)の台数に比例しない。上述の構成によれば、ホットスワップ可能な予備の表示装置を備えている場合に比べ、装置の故障の発生率を抑えることができる。従って、MTBF(Mean Time Between Failure:平均故障間隔)を長くすることができ、システムの信頼性を向上させることができる。
上述の実施の形態では、稼動系表示装置と待機系切替装置を一定の基準に従って切り替える方法として、一定日数毎に切り替えることを説明したが、以下のような方法で稼動系表示装置と待機系表示装置を切り替えてもよい。
(変形例1)
本変形例においては、各表示装置201〜205のリソースの負荷状態(稼動状態)を評価し、その評価値に基づき、高い負荷がかかっていると判別された稼動系表示装置と、待機系表示装置を切り替える。
以下、表示装置201〜204が稼動系表示装置として稼動しており、表示装置205が待機系表示装置として停止しているものとする。
上位システム100に電源が投入されると、制御部130は、記憶部220に格納されているプログラムを実行して、図7に示す表示管理タスク21を実行する。表示管理タスク21は、系統切替タスク22、表示切替タスク23、異常検知タスク26、表示データ生成タスク24、情報配信タスク25とともにリソースモニタタスク27を起動する。なお、リソースモニタタスク以外のタスクの処理は、上述の実施の形態と同様である。リソースモニタタスク27は稼動系表示装置から通知されるリソースについての情報(ログ)に基づいて、後述する稼動系表示装置と待機系表示装置の切り替えの判別に係る処理を行う。
稼動系表示装置として選択された表示装置201〜204は、上位システム100の系統切替タスク22により起動される。表示装置201〜204の制御部230は、記憶部220に格納されたプログラムを実行して表示装置管理タスク31を起動する。表示装置管理タスク31は、図7に示すように、情報受信タスク32、描画タスク33、異常検知タスク34とともに表示装置リソースモニタタスク35をそれぞれ起動する。
表示装置リソースモニタタスク35は、表示装置201〜204のリソースの負荷状態を監視する。具体的には、表示装置リソースモニタタスク35は、CPU、ハードディスクドライブ、マザーボード、他のIC(Integrated Circuit)等の温度、使用率等を測定し、測定値をログファイルに記録し、そのログファイルを記憶部220に格納する。
さらに、表示装置リソースモニタタスク35は、情報受信タスク32及び描画タスク33がログを出力している場合、情報受信タスク32及び描画タスク33が出力したログの内容を表示装置201〜204のリソースの負荷状態を示すログに含めるようにしてもよい。
表示装置管理タスク31は、表示装置201〜204の記憶部220に格納されているリソースの負荷状態を示すログファイル(リソースログ)を上位システム100に、決められた時間間隔で送信する。
上位システム100のリソースモニタタスク27は、表示装置201〜204からリソースログを受信すると、リソースログに基づいて、リソースログを送信した表示装置201〜204のリソースの負荷状態を評価する。
リソースモニタタスク27は、リソースの負荷を示す値と基準値との差が大きいほど、そのリソースに負荷がかかっている負荷が大きいと判別する。例えば、各稼動系表示装置(表示装置201〜204)のCPUの温度が基準値より5℃高い場合は1点を加点、10℃高い場合は2点を加点、ハードディスクドライブのアクセス負荷の平均値が決められた値に対して10%上回る場合は1点を加点、20%上回る場合は2点を加点する、といった方法で点数を付け、各稼動系表示装置(表示装置201〜204)のリソースの負荷状態の評価を実施する。
このように、リソースモニタタスク27は各稼動系表示装置(表示装置201〜204)のリソースの負荷状態を評価し、それぞれの評価の結果(点数)を表示管理タスク21に通知する。表示管理タスク21は、リソースモニタタスク27からの通知に基づいて、最も高い点数がつけられた表示装置(例えば、ここでは表示装置204)を待機系表示装置として選択する。そして、表示管理タスク21は、新たに待機系表示装置として選択した表示装置204と、現在の待機系表示装置である表示装置205を入れ替えるべく、スイッチャ400に接続の切り替えを指示する制御信号を送信する。さらに、表示管理タスク21は、表示装置205の電源を投入し、必要なデータを表示装置205に供給する。並行して、表示管理タスク21は、新たな待機系表示装置である表示装置204に停止信号を送信し、表示装置204を停止させるよう制御する。
本変形例では、各稼動系表示装置のリソースの負荷状態を定期的に監視・評価し、リソースの温度が高い、使用率が高い、といったリソースに高い負荷がかかっていると判別した稼動系表示装置を待機系表示装置と切り替える。一般的に、装置は負荷が高い状態で稼動し続けると故障が発生しやすいため、上述の方法で切り替えを行うことで、現在の稼動系表示装置の中で最も故障リスクの高い表示装置を稼動系表示装置から外すことができる。よって、表示装置201〜205全体の故障の発生率を低くすることができ、システム全体としての信頼性を向上させることができる。
(変形例2)
また、稼動系表示装置と待機系表示装置を以下のような方法で切り替えてもよい。
上位システム100は、各表示装置の稼動時間をカウントし、カウントした稼動時間の累計を記憶部120に記憶する。上位システム100は、一定日数が経過したタイミングで、最も稼動時間の累計が長い表示装置を待機系表示装置として選択する。なお、このとき、現在の待機系表示装置が再度待機系表示装置として選択される場合もある。
従って、各表示装置の稼動時間の差を小さくすることができる。
(変形例3)
上述の実施の形態1の通常運用時の切替条件と、変形例1の通常運用時の切替条件とを組み合わせてもよい。例えば、毎日0時に稼動系表示装置と待機系表示装置を切り替え、さらに、現在の稼動系表示装置のリソースの負荷状態の評価に基づいて、稼動系表示装置と待機系表示装置を切り替えるようにしてもよい。
また、上位システム100は、切り替え処理のログを記録しておくなら、0時になったタイミングで、前回の切り替え処理からの経過時間が決められた時間より短い場合、切り替えを行わないようにすることができる。例えば、この決められた時間が2時間であり、午後10時10分に切り替え処理が行われている場合、前回の切り替え処理から2時間経過していないため、0時の切り替えを行わないようにすることもできる。このようにすることで、切り替え処理の頻出により、上位システム100等に過度の負荷をかけないようにすることもできる。
なお、この発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
上述の例では、1台の表示装置を予備の表示装置(待機系表示装置)としたが、予備の表示装置の台数は2台以上であってもよい。予備の表示装置の台数は、マルチ画面500を構成するディスプレイ装置の台数、マルチ画面表示システム1000に要求される信頼性等に基づいて適宜決定される。
上述の例では、4台のディスプレイ装置501〜504からマルチ画面500を構成したが、マルチ画面500を構成するディスプレイ装置の台数は4台より多くても、少なくてもよい。また、上述の例では、4台のディスプレイ装置501〜504はすべて同じ画面サイズを有していたが、マルチ画面500を構成するディスプレイ装置はそれぞれ異なる画面サイズを有していてもよい。
上述の例では、稼動系表示装置と待機系表示装置との切り替えの際に、上位システム100が新たな稼動系表示装置に必要なデータを供給する例を説明したが、例えば、上位システム100が新たな待機系表示装置として選択した表示装置に制御信号を送信し、その新たな待機系表示装置が、新たな稼動系表示装置に必要なデータを供給するようにしてもよい。
上述の例では、待機系表示装置については、電源を落とすことにより停止させることを説明した。待機系表示装置を、表示装置の待機電力を消費する程度であって電力の消費を抑えることができる状態、例えば、スリープモード、低電力(省電力)モード、スタンバイモードといわれるモードで、待機させてもよい。この場合、システムの初期処理のタイミングで、すべての表示装置を一旦起動して、待機系表示装置として選択された表示装置については、その後、スリープモード等にして待機させる。このようにすることで、稼動系表示装置と待機系表示装置の切り替えの際に、待機系表示装置をすばやく通常状態に復帰させることができる。
上述の例では、起動系表示装置に必要なデータを供給し、待機系表示装置については、その待機系表示装置と起動系表示装置とが切り替えられたタイミングで必要なデータを供給する例を説明したが、上位システム100は、システムの初期処理ですべての表示装置201〜205を起動し、決められていたデータをすべての表示装置201〜205に配信するようにしてもよい。例えば、初期処理において、すべての表示装置201〜205に画像データ等のデータ容量の大きなデータをすべて配信しておくなら、その後は、上位システム100は、随時、表示スケジュール、レイアウト情報等のデータを稼動系表示装置に供給するだけでよく、システムの動作中に通信ネットワークに過度の負荷がかかるのを避けることができる。
上述の例では、上位システム100が1台のPCから構成される例を説明したが、上位システムは複数のPC(装置)を含んでおり、複数のPCにより、上述の実施の形態に係る処理が分散して実行されてもよい。
マルチ画面500には動画(映像)を表示しても良い。この場合、各稼動系表示装置は上位システム100からあらかじめ供給された動画データ等を記憶部220に蓄積し、表示スケジュールに従って再生するようにしてもよい。あるいは、各稼動系表示装置は、動画データをストリーミング再生してもよい。
また、各ディスプレイに1台の表示装置を割り当てるのではなく、複数プロセッサを有している1台のPCを使用してもよい。PC内の各プロセッサが、個々の表示装置と同様の機能を実現するようにしてもよい。例えば、2個のプロセッサを有するPCをディスプレイ装置501、502の表示装置となるよう構成してもよい。この場合、プロセッサ単位で、起動・停止を制御することで、上述の実施の形態と同様の機能を実現できる。
上述の例では、上位システム100の記憶部120に予め画像データが格納されている例を説明したが、上位システム100がユーザインタフェースを備え、管理者等のユーザがユーザインターフェースを介して、画像データ等を適宜上位システム100に入力するようにしてもよい。
なお、上記実施の形態において、実行されるプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto-Optical Disk)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行するシステムを構成することとしてもよい。そして、コンピュータは、このプログラムを起動して、OS(Operating System)の制御のもと、他のアプリケーションと同様に実行する。
また、プログラムをインターネット等の通信ネットワーク上の所定のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、ダウンロード等するようにしてもよい。また、上述の機能を、OSが分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、ダウンロード等してもよい。
21 表示管理タスク、22 系統切替タスク、23 表示切替タスク、24 表示データ生成タスク、25 情報配信タスク、26 異常検知タスク、27 リソースモニタタスク、31 表示装置管理タスク、32 情報受信タスク、33 描画タスク、34 異常検知タスク、35 表示装置リソースモニタタスク、100 上位システム、110 通信部、120 記憶部、130 制御部、121 ディスプレイマスタ、122 表示装置マスタ、123 特定情報記憶領域、124 接続定義情報記憶領域、130 制御部、200(201〜205) 表示装置、210 通信部、220 記憶部、230 制御部、400 スイッチャ、500 マルチ画面、501〜504 ディスプレイ装置、1000 マルチ画面表示システム。

Claims (7)

  1. マルチ画面を構成するN台(Nは正の整数)のディスプレイと、
    前記マルチ画面に画像を表示させるM(Mは正の整数;M>N)台の表示装置と、
    前記M台の表示装置のうちN台の表示装置を稼動系表示装置として選択し、前記N台のディスプレイにそれぞれ前記稼動系表示装置を対応させ、対応するディスプレイに画像を表示させるためのデータを前記稼働系表示装置に供給し、M−N台の表示装置を待機系表示装置として選択し、選択した前記待機系表示装置を停止するよう制御し、一定の基準に従って、前記稼動系表示装置と前記待機系表示装置とを入れ替える制御装置と、
    前記N台のディスプレイと、前記N台のディスプレイにそれぞれ対応する前記稼動系表示装置とを1対1で接続し、前記制御装置の制御に従って、前記N台のディスプレイと前記稼動系表示装置との接続を切り替える切替装置と、
    を備えるマルチ画面表示システム。
  2. 前記制御装置は、前記稼動系表示装置と前記待機系表示装置とを入れ替える際、前記稼動系表示装置のうちのいずれかを新たな待機系表示装置として選択し、前記待機系表示装置のうちのいずれかを新たな稼動系表示装置として選択し、選択した前記新たな稼動系表示装置を起動し、選択した前記新たな待機系表示装置を停止し、
    前記切替装置は、前記制御装置の制御に従って、選択された前記新たな待機系表示装置を接続されているディスプレイから切り離し、当該ディスプレイと前記新たな稼動系表示装置とを接続する、
    請求項1に記載のマルチ画面表示システム。
  3. 前記制御装置は、前記M台の表示装置それぞれの稼動時間の差を小さくするよう、一定日数が経過すると、前記稼動系表示装置と前記待機系表示装置とを入れ替える、
    請求項1又は2に記載のマルチ画面表示システム。
  4. 前記制御装置は、前記稼動系表示装置の稼動状況に基づいて、前記稼動系表示装置と前記待機系表示装置とを入れ替える、
    請求項1又は2に記載のマルチ画面表示システム。
  5. 前記稼動系表示装置は、前記稼動状況として自装置のリソースの負荷状態を検出し、検出した前記リソースの負荷状態を前記制御装置に通知し、
    前記制御装置は、前記稼動系表示装置から通知される前記リソースの負荷状態に基づいて、前記稼動系表示装置の負荷状態を評価し、評価した結果に基づいて、前記稼動系表示装置と前記待機系表示装置とを入れ替える、
    請求項4に記載のマルチ画面表示システム。
  6. N台(Nは正の整数)のディスプレイから構成されるマルチ画面に画像を表示させるマルチ画面表示方法であって、
    前記マルチ画面に画像を表示させるM(Mは正の整数;M>N)台の表示装置のうちN台の表示装置を稼動系表示装置として選択し、前記N台のディスプレイにそれぞれ前記稼動系表示装置を対応させ、M−N台の表示装置を待機系表示装置として選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択された前記待機系表示装置を停止させ、前記N台のディスプレイと、前記N台のディスプレイにそれぞれ対応する前記稼動系表示装置とを1対1で接続させる接続制御ステップと、
    前記稼動系表示装置に、対応するディスプレイに画像を表示するためのデータを供給する供給ステップと、
    一定の基準に従って、前記稼動系表示装置から新たな待機系表示装置を選択し、選択した前記新たな待機系表示装置と現在の前記待機系表示装置とを入れ替える再選択ステップと、
    を備えるマルチ画面表示方法。
  7. マルチ画面を構成するN台(Nは正の整数)のディスプレイと、前記マルチ画面に画像を表示させるM(Mは正の整数;M>N)台の表示装置と、前記N台のディスプレイと前記M台の表示装置のうちN台の表示装置とを1対1で接続する切替装置と、を制御するコンピュータに、
    前記M台の表示装置のうちN台の表示装置を稼動系表示装置として選択し、前記N台のディスプレイにそれぞれ前記稼動系表示装置を対応させ、M−N台の表示装置を待機系表示装置として選択する選択機能と、
    前記選択機能により選択された前記待機系表示装置を停止させ、前記切替装置に、前記N台のディスプレイと、前記N台のディスプレイにそれぞれ対応する前記稼動系表示装置とを1対1で接続させる接続制御機能と、
    前記稼動系表示装置に、対応するディスプレイに画像を表示するためのデータを供給する供給機能と、
    一定の基準に従って、前記稼動系表示装置から新たな待機系表示装置を選択し、選択した前記新たな待機系表示装置と現在の前記待機系表示装置とを入れ替える再選択機能と、
    を実現するプログラム。
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