JP2015537198A - ポータブル証拠収集システム - Google Patents

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Abstract

環境内における関心のある物質の存在又は不在に関する情報を収集し、その関心のある物質の存在又は不在を環境と関連する追加のデータと関連付ける技法が開示される。実施形態では、追加のデータを収集し、関心のある物質に対して識別されたウィンドウと関連付ける。本方法は環境内における試料検出を開始するステップを含む。本方法は、環境内における関心のある物質の存在又は不在の少なくとも一方と関連する指示を受信するステップも含む。本方法はこの指示をクロックにより与えられるタイムスタンプと関連付けるステップも含む。本方法は更に、環境と関連する追加のデータの収集を開始するステップを含む。追加のデータはクロックにより与えられる第2のタイムスタンプと関連付けられる。本方法は前記指示を前記追加のデータとウィンドウ内で関連付けるステップも含む。【選択図】図2

Description

イオン移動度分光分析は分子や原子等のイオン化された物質を分離し同定するために使用し得る分析技術である。イオン化された物質は搬送バッファガス中の移動度に基づいて気相内で同定することができる。従って、イオン移動度分光計(IMS)は関心のある試料からの物質をイオン化し、得られたイオンが検出器に到達するのに要する時間を測定することによってその物質を同定することができる。イオンの飛行時間はイオン移動度に関連し、イオン移動度はイオン化された物質の質量及び幾何学的性質に関連する。IMS検出器の出力はスペクトルのピーク高さ対ドリフト時間として視覚的に表すことができる。ある場合には、IMS検出は高温(例えば100℃超)で実行される。他の場合には、IMS検出は加熱しないで実行することができる。IMS検出は、例えば麻薬、爆薬等の検出など、軍事用途及び保安用途に使用することができる。IMS検出はまた、実験的な分析用途、および、質量分光分析、液体クロマトグラフ分光分析などの相補的検出技術とともに使用することもできる。
環境内における関心のある物質の存在又は不在に関する情報を収集し、その関心のある物質の存在又は不在を環境と関連する追加のデータと関連付ける技術を記載する。実施形態では、追加のデータを収集し、関心のある物質に対して識別された1以上のウィンドウと関連付ける。本方法は、環境内における試料検出を開始するステップを含む。本方法は、環境内における関心のある物質の存在又は不在の少なくとも一方と関連する指示を受信するステップも含む。本方法は、この指示をクロックにより与えられるタイムスタンプと関連付けるステップも含む。本方法は更に、環境と関連する追加のデータの収集を開始するステップを含む。追加のデータはクロックにより与えられる第2のタイムスタンプと関連付けられる。本方法は、前記指示を前記追加のデータとウィンドウ内で関連付けるステップも含む。
この概要は、概念の選択を簡略化した形で取り入れるために与えられ、これらの概念は以下の詳細な説明でさらに説明される。この概要は、請求の範囲に記載された発明の要旨の重要な特徴又は本質的な特徴を限定することを意図するものではなく、請求の範囲に記載された発明の要旨の範囲を決定するために用いることを意図するものでもない。
添付図面を参照して詳細な説明を記載する。明細書及び図面における異なる実施形態において同一の参照符号は類似の又は同一のコンポーネントを示す。
図1は、環境内における1以上の関心のある物質の存在又は不在に関する情報及び環境と関連する追加のデータの概略図であり、本発明の実施形態によれば、追加のデータを収集し、関心のある物質に対して識別された1以上のウィンドウと関連付ける。 図2は、試料検出器と動作可能に結合されたコントローラを含むシステムの概略図であり、本発明の実施形態によれば、コントローラはデータ収集装置にも結合される。 図3は、環境内における関心のある物質の存在又は不在に関する情報を収集し、関心のある物質の存在又は不在を環境と関連する追加のデータと関連付ける方法を説明するフロー図である。
図1−図3を全体的に参照して、環境内における関心のある物質の存在又は不在に関する情報を収集し、関心のある物質の存在又は不在を環境と関連する追加のデータと関連付けるシステム及び技術について説明する。実施形態では、追加のデータを収集し、関心のある物質に対して識別された1以上のウィンドウと関連付ける。
試料検出は環境内で(例えば、セキュリティチェックポイントで)開始される(ブロック310)。試料検出は、図2を参照して十分に詳しく説明されるように、IMSシステム200を用いて実行することができる。次に、環境内の関心のある物質の存在又は不在と関連する指示(例えば、同定された物質102)が受信される(ブロック320)。例えば、IMSシステム200は爆発物を検出することができる。次に、環境と関連する追加のデータの収集が開始される(ブロック330)。例えば、IMSシステム200は、指紋104、画像106、位置データ108等の収集を開始することができる。いくつかの実施形態では、IMSシステム200は、追加のデータの収集開始をオペレータに指示するために(例えば、アラームモジュール206、インジケータ258等を用いて)警報を与えることができる(ブロック332)。
次に、関心のある物質の存在又は不在と関連する指示が追加のデータと関連付けられる(ブロック340)。例えば、指紋104、画像106、位置データ108及び可能なら他のデータが同定された物質102と関連付けられる。開示の実施形態では、この情報は共通のシステムクロックを用いて発生される固有の時間(例えば、タイムスタンプ)及び可能なら位置データ108を用いて関連付けられる。次に、関心のある物質の存在又は不在と関連する指示及び追加のデータを含む情報は、ウィンドウ100を備える論理構造(例えば、電子ファイルディレクトリ構造内のファイル)に一緒に格納される(ブロック350)。
本発明の実施形態では、ウィンドウ100は関心のある物質の存在又は不在の受信指示と関連する情報の収集を表す。例えば、ウィンドウ100は、例えばイベントが共通のシステムクロックによりタイムスタンプされる場合、イベントのシーケンスをクロックに基づいて示すことができる。これに関連して、「イベント」という語は、同定された物質102の指示、指紋104、画像106、位置データ108などの収集を示すために使用する。更に、試料検出器202の状態(健全性)を表すデータなどの追加のデータもウィンドウ100に格納することができる。この追加のデータもタイムスタンプすることができる。
いくつかの実施形態では、システムタイムスタンプが以下のイベント、抽出完了、写真の取り込み、位置座標の収集及び指紋スキャンに対して使用される。他の実施形態では、システムタイムスタンプと位置座標が収集され、以下のイベント、抽出完了、写真の取り込み及び指紋スキャンと関連付けられる。システムタイムスタンプはコントローラ250により与えられるシステム時間に基づくものとすることができ、このシステム時間はすべてのイベントに対するマスタ時間とすることができる。システムタイムスタンプはイベントにインデックスを付け分類するために使用することもできる。
いくつかの実施形態では、位置決定システムモジュール210は、選択的に活性化され、バッテリー電力の節約のために非活性化されるようにし得る。例えば、位置決定システムモジュール210は、関心のある物質の指示が受信されるとき活性化され、ウィンドウ100と関連する情報が収集されたとき非活性化されるようにし得る。更に、場合によっては、完了の指示を(例えば、オペレータ及び/又はリモート監視権限者に)供給することができる。実施形態では、ウィンドウ100は、関心のある物質の検出等のトリガイベント時に収集すべき所望の情報を示すプロトコルと関連付けられる。従って、プロトコルの完了は所望の情報が収集されたときにもたらされ得る。その後、追加のトリガイベント時に新たなプロトコルを開始させることができる。更に、異なるアクションを異なるプロトコルと関連付けることができる。例えば、一つの物質の検出は指紋を要求するプロトコルを開始させることができるが、別の物質の検出は指紋ではなく写真撮影を要求するプロトコルを開始させることができる。
プロトコルに対する要求はIMSシステム200に利用可能な情報に依存させることができる点にも注意すべきである。例えば、位置決定システムの時間及び座標は、利用可能なとき(例えば、位置決定システムモジュール210がアクティブであるとき)、プロトコルにより要求され得るが、利用可能でないとき(例えば、位置決定システムモジュール210がアクティブでないとき)、プロトコルにより要求され得ない。
図2は、イオン移動度分光計(IMS)システム200のような分光計システムを示す。ここではIMS検出技術について説明するが、様々な異なる分光計が本発明の構造、技術及びアプローチの利益を享受できる点に注意されたい。本発明はこのような変更も包含することを意図している。IMSシステム200は非加熱(周辺(周囲又は室内)温度)検出技術を利用する分光分析装置を含んでもよい。例えば、IMSシステム200は軽量爆発物検出器として構成してもよい。しかしながら、爆発物検出器は単なる一例にすぎず、本発明を限定することを意図するものではない。従って、本開示の技術は他の分光分析構成とともに使用してもよい。例えば、IMSシステム200は化学的検出器として構成してもよい。IMSシステム200は検出器デバイス、例えば関心のある試料からの物質をイオン化領域/チャンバへ導入する試料受入ポートを有する試料検出器202を含んでもよい。例えば、試料検出器202はサンプリングすべき空気を試料検出器202に導入し得る入口を備えてもよい。いくつかの実施形態では、試料検出器202はIMS入口と直列に接続されたガスクロマトグラフ(図示せず)のような別の装置を備えてもよい。
入口は様々な試料導入方法を利用し得る。ある場合には、空気流を使用することができる。他の場合には、IMSシステム200は物質を入口に引き入れるために様々な流体及び/又は気体を使用することができる。入口を通して物質を引き入れる方法は、ファン、加圧気体、及びドリフト領域/チャンバを貫流するドリフトガスにより生成される真空等の使用を含む。例えば、試料検出器202をサンプリングラインに接続し、周囲環境から空気(例えば室内空気)をファンでサンプリングラインに引き入れることができる。試料物質をイオン化領域に導入するために空気又は他の流体の流れを使用することができるが、IMSシステム200はほぼ周囲圧力で動作させることができる。他の場合には、IMSシステム200は低い圧力(即ち、周囲圧力より低い圧力)で動作させることができる。更に、IMSシステム200は試料源からの物質の導入を提供するために他のコンポーネントを含むことができる。例えば、試料の少なくとも一部分が入口に引き込まれ得るように試料の少なくとも一部分を蒸発させる(気相にする)ために、ヒータ等の脱離装置をIMSシステム200に付属させることができる。例えば、表面から関心のある物質を採取するために、試料プローブ、スワブ、又はワイプ等を使用することができる。試料プローブはIMSシステム200の入口に試料を供給するために使用することができる。IMSシステム200は物質を濃縮し、物質のかたまりをイオン化領域に入れるために予備濃縮器を含むこともできる。
試料の一部分は、例えば試料検出器202の内部容積と流体連通するダイアフラムを用いて、小口径の入口(例えばピンホール)として構成された入口を通して試料検出器202に引き入れることができる。例えば、試料検出器202の内部容積内の内部圧力がダイアフラムの運動により減少すると、試料の一部分が入口からピンホールを通って試料検出器202内に転送される。ピンホールの通過後に、試料部分は検出モジュールに入る。検出モジュールはイオン化領域を含み、ここで試料はコロナ放電イオン化装置(例えば、コロナ放電点を有する)のようなイオン化源でイオン化される。しかしながら、コロナ放電イオン化装置は一例にすぎず、本発明を限定することを意図するものではない。イオン化源の他の例としては、必ずしも限定されないが、放射性及び電気的イオン化源、例えば光イオン化源、エレクトロスプレー源、マトリクス支援レーザ脱離イオン化(MALDI)源、ニッケル63源(Ni63)等がある。場合によっては、イオン化源は関心のある試料からの物質を複数のステップでイオン化することができる。例えば、イオン化源は、イオン化領域内の気体をイオン化するコロナ放電を発生させ、それを関心のある試料のイオン化に使用することができる。気体の例としては、必ずしも限定されないが、窒素、水蒸気、空気に含まれる気体等がある。
実施形態において、検出モジュールは、正モード、負モード、正モードと負モードとの間で切替えての動作が可能である。正モードでは、例えば、イオン化源は、関心のある試料から正イオンを生成し得るが、負モードでは、イオン化源は負イオンを生成する。正モード、負モード、又は正モードと負モードとの間で切替えての検出モジュールの動作は、実装上の優先度、予測される試料タイプ(例えば、爆発性、麻酔性、有毒性の工業用化学物質)等に依存し得る。更に、イオン化源は(例えば、試料導入、ゲート開放、イベントの発生等に基づいて)周期的にパルス駆動することができる。
試料イオンはその後電界を用いてゲートグリッドに向けることができる。ゲートグリッドは試料イオンの小群をドリフト領域に入れるために瞬間的に開放され得る。例えば、検出モジュールはドリフト領域の入口端に電気的シャッタ又はゲートを含むことができる。実施形態では、ゲートがドリフト領域へのイオンの入力を制御する。例えば、ゲートは電位差が印加又は除去されるワイヤメッシュを含むことができる。ドリフト領域は、イオンをドリフト領域に沿って引き込むため及び/又はイオンをドリフト領域内にゲートにほぼ対向配置された検出器に向けるために、その長さに沿って間隔を置いて配置された複数の電極(例えば、収束リング)を有する。例えば、電極を含むドリフト領域はドリフト領域内にほぼ均一な電界を供給し得る。試料イオンはコレクタ電極で収集され、コレクタ電極は様々な試料イオンの飛行時間を分析する分析装置に接続される。例えば、ドリフト領域の遠端におけるコレクタ板はドリフト領域に沿って通過するイオンを収集することができる。
ドリフト領域は、ドリフト領域に進入するイオンを個々のイオンのイオン移動度に基づいて分離するために使用することができる。イオン移動度はイオンの電荷、イオンの質量、幾何学特性等により決まる。このように、IMSシステム200は個別のイオンを飛行時間に基づいて分離することができる。ドリフト領域はゲートからコレクタまで延在するほぼ均一な電界を有し得る。コレクタは、イオンが接触した際にその電荷に基づいてイオンを検出するコレクタ板(例えば、ファラデープレート)とすることができる。実施形態では、コレクタ板へと向かうイオンの移動経路とほぼ反対方向に、ドリフト領域を流れるドリフトガスを供給することができる。例えば、ドリフトガスはコレクタ板の近傍からゲートに向け流すことができる。ドリフトガスの例としては、必ずしも限定されないが、窒素、ヘリウム、空気、循環される空気(例えば、清浄化及び/又は乾燥化される空気)等がある。例えば、イオンの流れに逆らって空気をドリフト領域に沿って循環させるためにポンプを使用することができる。空気は、例えば分子篩パックを用いて乾燥化し、清浄化することができる。
実施形態では、試料検出器202は関心のある物質の同定を容易にするために様々なコンポーネントを含むことができる。例えば、試料検出器202は検量体及び/又はドーパント成分を収容する1以上のセルを含むことができる。検量体はイオン移動度の測定値を較正するために使用することができる。ドーパントは分子を選択的にイオン化するために使用することができる。ドーパントはまた、試料物質単独に対応するイオンより有効に検出し得るイオンを形成するために、試料物質と結合してイオン化することもできる。ドーパントは、入口、イオン化領域及び/又はドリフト領域のうちの1つ以上に供給することができる。試料検出器202はドーパントを、試料検出器の動作中に、異なる場所に、できれば異なる時間に、供給するように構成することができる。試料検出器202はドーパントの供給をIMSシステム200の他のコンポーネントの動作で調整するように構成することもできる。
コントローラ250は、イオンがコレクタ板に到達する際のコレクタ板上の電荷の変化を検出する。従って、コントローラ250は物質をそれらの対応イオンから同定することができる。実施形態では、コントローラ250はまた、ドリフト領域に沿って移動する種々のイオンの飛行時間のスペクトルを生成するようにゲートの開閉を制御するために使用することもできる。例えば、コントローラ250はゲートに供給する電圧を制御するために使用することができる。ゲートの動作はイベントの発生時等に周期的に起こるように制御することができる。例えば、コントローラ250はゲートをどれだけの時間だけ開閉するかを、イベント(例えばコロナ放電)の発生に基づいて、周期的に、調整することができる。更に、コントローラ250はイオン化源のモードに基づいて(例えば、検出モジュールが正モードであるか負モードであるかに基づいて)ゲートに供給する電位を切り替えることができる。ある場合には、コントローラ250は爆発性物質及び/又は化学物質の存在を検出し、このような物質の警報又は表示をインジケータ258に提供するように構成することができる。
実施形態では、IMSシステム200(そのコンポーネントの一部分又は全部を含む)はコンピュータ制御の下で動作し得る。例えば、プロセッサは、ここに記載されたコンポーネント及び機能をソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア(例えば、固定の論理回路)、マニュアルプロセッシング、又はそれらの組合せを用いて制御するために、IMSシステム200に付属させる又は組み入れることができる。本明細書で使用する用語「コントローラ」、「機能性」、「サービス」及び「論理」は概して、IMSシステム200の制御と関連するソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、又はソフトウェア、ファームウェア又はハードウェアの組合せを表す。ソフトウェア実装の場合には、モジュール、機能性又は論理は、プロセッサ(例えば1または複数のCPU)上で特定のタスクを実行するプログラムコードを表す。プログラムコードは1以上のコンピュータ読み取り可能なメモリ装置(例えば、内部メモリ及び/又は1以上のタンジブル媒体)等に格納することができる。本明細書に記載する構造、機能、解決策、及び技術は様々なプロセッサを有する様々な市販のコンピュータプラットフォームで実装することができる。
コントローラ250は、処理モジュール252、通信モジュール254及びメモリモジュール256を含むことができる。処理モジュール252はコントローラ250のための処理機能を提供し、任意の数のプロセッサ、マイクロコントローラ、又は他の処理システム、及びコントローラ250によりアクセスされ又は発生されるデータ及び他の情報を格納するための常駐メモリ又は外部メモリを含むことができる。処理モジュール252は、ここに記載された技術を実行する1以上のソフトウェアプログラムを実行することができる。処理モジュール252は、それを構成する器具又はそれに使用される処理機構により制限されず、従って半導体及び/又はトランジスタ(例えば電子集積回路(IC)コンポーネント)等により実装することができる。通信モジュール254は試料検出器202のコンポーネントと通信するように動作可能に構成される。通信モジュール254はまた、(例えば、試料検出器202からの入力を処理モジュール252に通信するために)処理モジュール252と通信可能に結合される。通信モジュール254及び/又は処理モジュール252は、限定されないが、インターネット、携帯電話ネットワーク、ロールーカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、無線ネットワーク、公衆電話ネットワーク、イントラネット等を含む様々な異なるネットワーク260と通信するように構成することもできる。
コントローラ250は、指紋取得モジュール204、アラームモジュール206、画像キャプチャモジュール208及び/又は位置決定モジュール210と通信するように構成される。指紋取得モジュールは指紋スキャナとすることができる。アラームモジュール206は、可聴警報、視覚警報(例えばインジケータライト)、触覚警報、リモート監視権限者に送信される信号等を発生することができる。画像キャプチャモジュール208は、カメラ、ビデオカメラ、熱カメラ、赤外線カメラ等とすることができる。位置決定システムモジュール210は、1以上の位置送信源からの信号を受信するように構成された受信機を備えることができる。例えば、位置決定システムモジュール210は、グローバル・ナビゲーション・サテライト・システム(GNSS)とともに使用するように構成することができる。位置決定システムモジュール210は、GPS衛星からの信号を受信し、それらの信号の関数として位置を計算するように動作するグローバル・ポジショニング・システム(GPS)受信機を備えてもよい。位置決定システムモジュール210は、限定されないが、グローバル・オービト・ナビゲーション・サテライト・システム(GLONASS)、ガリレオ・ナビゲーション・システム、他のサテライト又はテレストリアル・ナビゲーション・システム等を含む他の位置決定システムとともに使用するように構成することもできる。更に、位置決定システム210は慣性航法システム(例えば、1以上の加速度計、ジャイロスコープ等を用いる)を備えてもよい。指紋取得モジュール204、アラームモジュール206、画像キャプチャモジュール208及び/又は位置決定システムモジュール210の一つ以上を試料検出器202内に(同じハウジング内に)組み入れることができる。
いくつかの実施形態では、指紋取得モジュール204、アラームモジュール206、画像キャプチャモジュール208、及び/又は位置決定システムモジュール210はコントローラ250と直接結合することができる(例えば、イーサネット接続、データバス等の有線ネットワークインタフェースを用いてコントローラ250に直結することができる)。他の実施形態では、指紋取得モジュール204、アラームモジュール206、画像キャプチャモジュール208、及び/又は位置決定システムモジュール210は(例えば、無線アクセスポイントを用いてアクセスされるセキュアインターネット接続を介して)コントローラ250と無線結合することができる。
本発明の実施形態では、コントローラ250は、(例えば、指紋取得モジュール204及び/又は画像キャプチャモジュール208から)指紋104、画像106等を表す1以上の電子ファイル受信し、各電子ファイルを、例えば共通のシステムクロックを用いて生成される固有の時間(例えば、タイムスタンプ)と関連付ける(例えば、メタデータでタグ付けする)。コントローラ250はメモリモジュール256を用いてこれらの電子ファイルをウィンドウ100(例えば、電子ファイルディレクトリ構造内のフォルダ)内に一緒に格納する。これらの電子ファイルは同定された物質102の存在又は不在と関連付けられたデータと一緒にウィンドウ100内に格納される。いくつかの実施形態では、固有の位置(例えば、位置決定システムモジュール210を用いて決定される1以上のGPS位置)のような位置データ108も電子ファイルと関連付ける及び/又はそれと一緒に格納することができる。いくつかの実施形態では、コントローラ250はこれらの電子ファイル及び関連付けられた固有の時間及び/又は位置を、例えばネットワーク260を用いて遠隔位置(例えば遠隔監視権限者)に送信するよう構成される。
メモリモジュール256は、コントローラ250の処理モジュール252及び可能なら他のコンポーネントに本明細書に記載のステップを実行するように命令するソフトウェアプログラム及び/又はコードセグメント等のコントローラ250の動作と関連する様々なデータ又は他のデータを格納する記憶機能を提供する有形のコンピュータ読み取り可能媒体の一例である。従って、メモリはIMSシステム200(そのコンポーネント等)を動作させる命令のプログラム、スペクトルデータ等のデータを格納してもよい。単一のメモリモジュール256を示すが、多種多様のメモリ及びそれらの組み合わせ(例えば、有形メモリ、固定メモリ)を使用してもよい。メモリモジュール256は処理モジュール252と一体化してもよく、スタンドアロンメモリとしてもよく、また両者の組み合わせとしてもよい。
メモリモジュール256は、必ずしも限定されないが、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、フラッシュメモリ(例えば、セキュアディジタル(SD)メモリカード、ミニSDメモリカード、及び/又はマイクロSDメモリカード)、磁気メモリ、光メモリ、ユニバーサルシリアルメモリ(USB)メモリデバイス、ハードディスクメモリ、外部メモリ、及び他のタイプのコンピュータ読み取り可能記憶媒体等の着脱式メモリ及び非着脱式メモリを含み得る。実施形態では、試料検出器202及び/又はメモリモジュール256は、加入者識別モジュール(SIM)カード、汎用加入者識別モジュール(USIM)カード、汎用集積回路カード(UICC)等の着脱式集積回路(ICC)メモリを含み得る。
実施形態では、様々な分析装置が本明細書に記載の構造、技術、解決策等を利用することができる。従って、本明細書ではIMSシステム200について記載したが、様々な分析装置が記載の技術、解決策、構造などを利用することができる。これらの装置は限定された機能性(例えば薄膜デバイス)で、又はロバストな機能性(厚膜デバイス)で構成することができる。従って、装置の機能性は装置のソフトウェア又はハードウェアリソース、例えば処理能力、メモリ(例えば、データ記憶能力)、分析能力等に関連する。
発明の要旨を構造的特徴及び/又は方法論的行為に特有の言語で記載したが、添付の請求の範囲で特定された発明の要旨は必ずしも記載の特定の特徴又は行為に限定されないことを理解されたい。様々な構成を検討したが、装置、システム、サブシステム、コンポーネント等は本開示の範囲から逸脱することなく様々に構成することができる。むしろ、特定の特徴及び行為は請求の範囲を実現する例示的な実施形態として開示されている。

Claims (20)

  1. 環境内で試料検出を開始するステップ、
    前記環境内の関心のある物質の存在又は不在の少なくとも一方と関連する指示を受信するステップ、
    前記指示をクロックにより与えられるタイムスタンプと関連付けるステップ、
    前記環境と関連する追加のデータの収集を開始し、前記追加のデータは前記クロックにより与えられる第2のタイムスタンプと関連付けられるステップ、及び
    前記指示を前記追加のデータとウィンドウ内で関連付けるステップ、
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記試料検出はイオン移動度分光計(IMS)システムを用いて実行される、請求項1記載の方法。
  3. 前記環境と関連する追加のデータは、指紋、画像、位置データ又は前記試料検出と関連する試料検出器の状態を表すデータのうちの少なくとも1つを含む、請求項1記載の方法。
  4. 前記追加のデータの収集を開始するようオペレータに指示するために警報を開始するステップを更に含む、請求項1記載の方法。
  5. 前記クロックは共通のシステムクロックを含む、請求項1記載の方法。
  6. 前記ウィンドウは電子ファイルディレクトリ構造内のフォルダを含む、請求項1記載の方法。
  7. 前記環境と関連する追加のデータは位置データを含み、前記位置データは前記指示が前記関心のある物質の存在と関連するときにのみ収集される、請求項1記載の方法。
  8. 環境内で試料検出を開始するように構成されたプロセッサ、
    前記プロセッサと通信可能に結合され、前記環境内の関心のある物質の存在又は不在の少なくとも一方と関連する指示を前記プロセッサに付与する試料検出器、及び
    前記指示及び前記環境と関連する追加のデータをウィンドウ内に格納するように構成されたメモリを備え、前記メモリはそれに格納されたコンピュータ実行可能な命令を有し、前記コンピュータ実行可能な命令は、前記プロセッサによって実行され、
    前記指示をクロックにより与えられるタイムスタンプと関連付け、
    前記環境と関連する追加のデータの収集を開始させる、ように構成され、前記追加のデータは前記クロックにより与えられる第2のタイムスタンプと関連付けられる、
    ことを特徴とするシステム。
  9. 前記システムはイオン移動度分光計(IMS)システムを備える、請求項8記載のシステム。
  10. 前記環境と関連する追加のデータは、指紋、画像、位置データ又は前記試料検出と関連する試料検出器の状態を表すデータのうちの少なくとも1つを含む、請求項8記載のシステム。
  11. 前記プロセッサと通信可能に結合された警報を更に備え、前記コンピュータ実行可能な命令は、前記プロセッサによって実行され、前記追加のデータの収集を開始するようオペレータに指示するために前記警報により警報を開始するように構成されている、請求項8記載のシステム。
  12. 前記クロックは共通のシステムクロックを含む、請求項8記載のシステム。
  13. 前記ウィンドウは電子ファイルディレクトリ構造内のフォルダを含む、請求項8記載のシステム。
  14. 前記環境と関連する追加のデータは位置データを含み、前記位置データは前記指示が前記関心のある物質の存在と関連するときにのみ収集される、請求項8記載のシステム。
  15. 環境内で試料検出を開始するステップ、
    前記環境内の関心のある物質の存在又は不在の少なくとも一方と関連する指示を受信するステップ、
    前記指示をクロックにより与えられるタイムスタンプと関連付けるステップ、
    前記指示が関心のある物質の存在と関連するときにのみ、前記環境と関連する追加のデータの収集を開始し、前記追加のデータは前記クロックにより与えられる第2のタイムスタンプと関連付けられるステップ、及び
    前記指示を前記追加のデータとウィンドウ内で関連付けるステップ、
    を備えることを特徴とする方法。
  16. 前記試料検出はイオン移動度分光計(IMS)システムを用いて実行される、請求項15記載の方法。
  17. 前記環境と関連する追加のデータは、指紋、画像、位置データ又は前記試料検出と関連する試料検出器の状態を表すデータのうちの少なくとも1つを含む、請求項15記載の方法。
  18. 前記追加のデータの収集を開始するようオペレータに指示するために警報を開始するステップを更に含む、請求項15記載の方法。
  19. 前記クロックは共通のシステムクロックを含む、請求項15記載の方法。
  20. 前記ウィンドウは電子ファイルディレクトリ構造内のフォルダを含む、請求項15記載の方法。
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