JP2015535582A - 連結された遊星歯車段を備えた歯車装置 - Google Patents

連結された遊星歯車段を備えた歯車装置 Download PDF

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Abstract

特に風力発電設備用の歯車装置(1)であって、駆動側の第1遊星歯車段(2)、第2遊星歯車段(3)および被動側の第3遊星歯車段(4)を備え、各遊星歯車段(2;3;4)は、中心の太陽歯車(5;6;7)、該太陽歯車(5;6;7)を包囲する内歯車(14;15;16)、および径方向に太陽歯車(5;6;7)と内歯車(14;15;16)の間に配置され、回転可能な状態で遊星キャリア(8;9;10)に支承された遊星歯車(11;12;13)を備える。各遊星歯車段(2;3;4)は、歯車装置(1)の駆動側の回転数を被動側で高めることが可能であるよう、歯車装置(1)の長手方向に調整された回転軸を中心に回転可能な状態で構成されている手段により、互いに連結されている。本発明により、第1および第2遊星歯車段(2;3)を連結するための手段は被動接続部(21)を備え、該被動接続部(21)は、第2遊星歯車段(3)の太陽歯車(6)または内歯車(15)を、第3遊星歯車段(4)の遊星キャリア(10)または内歯車(16)に回転不能な状態で連結する。【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の前提部に記載の歯車装置に関する。
特に風力発電設備においては、変速機入力軸と変速機出力軸の間で、トルクおよび回転数を変換する歯車装置が使用されている。この場合、歯車装置入力軸に作用する、回転数が低くて高いトルクは、歯車装置出力軸に作用する、より回転数が高く低減されたトルクへと変換される。基本的に、このような歯車装置は、連続的に相前後して切換えられる遊星歯車段、または平行して切換えられる遊星歯車段を備えた歯車装置のタイプに分類される。後に述べた範疇には、いわゆる差動装置が当てはまる。この差動装置は、一般的には3つの遊星歯車段から構成される。
第1の両段を適切に連結することで、トルクをこの両遊星歯車段に適切に分配可能である。第3遊星歯車段で合計すると出力が一体化し、それに伴い、対応してより高い変速比領域が達成可能である。
本発明の課題は、請求項1に記載された特徴により解決される。更なる有利な実施形態は、従属請求項及び図面により明らかとなる。
本発明は歯車装置、特に風力発電設備用の歯車装置を提案するものである。本発明による歯車装置は、第1、第2および第3遊星歯車段を備える。第1遊星歯車段は駆動側に、第3遊星歯車段は被動側に、および第2遊星歯車段は好適には第1と第3遊星歯車段の間で、歯車装置に配置される。各遊星歯車段は、中心の太陽歯車、この太陽歯車を包囲する内歯車、およびこれら太陽歯車と内歯車の間に配置された遊星歯車を備える。遊星歯車は、回転可能な状態で遊星キャリアに支承される。遊星歯車段の太陽歯車、遊星キャリアおよび/または内歯車は、歯車装置の周方向に回転可能な状態または固定した状態で構成可能である。後述の場合、太陽歯車、遊星キャリアおよび/または内歯車は、歯車装置のハウジングに堅固に連結されるか、またはハウジングの一部として構成される。3つの遊星歯車段は、歯車装置の駆動側の回転数を被動側で高めることが可能であるよう、手段により互いに連結される。この手段は、歯車装置の長手方向に調整された回転軸を中心に回転可能な状態で構成される。手段は、特に歯車装置の中心軸である共通の回転軸を備えるか、またさもなくば、各々について別個の回転軸を含むことが可能である。回転軸は互いに平行するよう調整される。好適には、回転軸は少なくとも部分的に、互いに同軸となるよう調整される。手段は、第2および第3遊星歯車段を連結するための被動接続部を含む。好適には、被動接続部は第2遊星歯車段の太陽歯車または内歯車を、第3遊星歯車段の遊星キャリアまたは内歯車に回転不能な状態で連結する。従って、被動接続部は共通の回転軸を中心に回転可能なユニットを構成する。これにより、歯車装置を、構造空間を極めて省いて構成可能である。さらに、歯車装置を構成する際の労力が低減されるため、製造費用がより適切となる。
第1および第2遊星歯車段を連結するための手段が、駆動接続部を含むことが有利である。従って、太陽歯車、遊星キャリアおよび/または内歯車である互いに連結された素子が、共通の回転軸を中心に回転可能な一つのユニットとなるよう、第1および第2遊星歯車段を互いに連結可能である。これにより構成の際の労力が低減されるため、歯車装置を極めて省コストで実現可能である。さらに、高価で故障しがちな支承部が省略可能であるため、歯車装置が動作不能状態となる危険性が低減される。
好適には、駆動接続部により、両遊星歯車段のうちの一方の遊星歯車段の太陽歯車を他方の遊星歯車段の遊星キャリアに回転不能な状態で連結する。この結果、第1遊星歯車段の太陽歯車が第2遊星歯車段の遊星キャリアに、または第1遊星歯車段の遊星キャリアが第2遊星歯車段の太陽歯車に、駆動接続部により回転不能な状態で連結される。代替的または追加的に、駆動接続部により、第1および第2遊星歯車段の両内歯車を回転不能な状態で互いに連結可能である。従って、第1遊星歯車段から第2遊星歯車段へトルクを伝達可能である。従って、有利にも高速モードへの高い変速比を実現可能である。さらに、第1および第2遊星歯車段を連結することにより、故障しがちで高価な支承部を省略可能であるため、歯車装置の構造的な体積が低減される。
第1および第2遊星歯車段を連結するための手段が2つの駆動接続部を備えた場合、特に高速モードへの高い変速比が実現可能である。この場合好適には、各駆動接続部が両遊星歯車段の異なる素子、つまり太陽歯車、遊星キャリアおよび/または内歯車を、互いに連結する。両駆動接続部のうちの第1駆動接続部が、第1遊星歯車段の太陽歯車を第2遊星歯車段の遊星キャリアと共に、および第2駆動接続部が、第1遊星歯車段の遊星キャリアを第2遊星歯車段の太陽歯車と共に、回転不能な状態で互いに連結された各ユニットとして構成した場合に、歯車装置を特に簡単な構造で実現可能である。代替的に、第1駆動接続部は第1および第2遊星歯車段の両太陽歯車を連結し、第2駆動接続部は、第1遊星歯車段の太陽歯車を第2遊星歯車段の遊星キャリアに連結する。双方の場合とも、歯車装置を極めてコンパクトに構成可能である。さらに、高速モードへの高い変速比を構造的に簡単な方法で実現可能である。また有利にも、第1および第2遊星歯車段に作用するトルクを低減可能であり、支承する必要のあるトルクがより低減されるため、これら第1および第2遊星歯車段を、極めて構造空間を省いて構成可能である。
手段が、第1、第2および第3遊星歯車段を互いに堅固に連結する全接続部を含む場合に、歯車装置を構成する際の労力が低減され、これに伴って製造コストを低減可能である。全接続部は、各遊星歯車段の太陽歯車、遊星キャリアおよび/または内歯車のうちの各1つの素子が、共通の回転軸を中心に歯車装置の周方向に回転可能なユニットを構成するよう、3つの遊星歯車段を互いに連結する。
全接続部が、第1遊星歯車段の太陽歯車を、第2または第3遊星歯車段の太陽歯車およびこれら両遊星歯車段の他方の遊星歯車段の内歯車に回転不能な状態で連結した場合に、絶対回転数および相対回転数を確実に低くし、および各遊星歯車セットのトルクも確実に低くすることが可能である。従って全接続部は、第1遊星歯車段の太陽歯車を、第2遊星歯車段の太陽歯車および第3遊星歯車段の遊星キャリアに連結する。代替的に全接続部は、第1遊星歯車段の太陽歯車を、第2遊星歯車段の遊星キャリアおよび第3遊星歯車段の太陽歯車に連結する。従って有利にも、高速モードへの高い変速比を、歯車装置の構造空間を最小にして実現可能である。歯車装置に関する上述の利点が、歯車装置において駆動側のトルクが分配されず、全体が第1遊星歯車段に入力される際に特に効力を発する。
代替的に全接続部が、第1遊星歯車段の内歯車を、第2遊星歯車段の太陽歯車および第3遊星歯車段の遊星キャリアに回転不能な状態で連結することが有利である。従って、第1遊星歯車段の内歯車、第2遊星歯車段の太陽歯車及び第3遊星歯車段の遊星キャリアは、回転軸を中心に共に回転可能なユニットを構成する。これにより、駆動側のトルクを3つの遊星歯車段に分配可能であるため、遊星歯車セットのトルクを低く保つことが可能となる。従って、前記で詳述した全接続部を連結する利点は、駆動側のトルクが歯車装置の全ての遊星歯車段に分配可能である場合に、特に効力を発する。これにより、3つの各遊星歯車段が支承する必要のあるトルクがより低減されるため、歯車装置を極めて構造空間を省いて構成可能となる。
全接続部が、第1、第2および第3遊星歯車段の内歯車を、回転不能な状態で互いに連結することも有利である。これにより、歯車装置を構成する際の労力が低減されるため、歯車装置をより省コストで製造可能である。
第1および第3遊星歯車段を連結するための手段がブリッジ接続部を含む場合に、歯車装置の駆動側の回転数を、被動側で効率的および効果的に高めることが可能である。好適には、ユニットとして共通の回転軸を中心に回転可能であるよう、ブリッジ接続部が、第1遊星歯車段の太陽歯車を第3遊星歯車段の遊星キャリアに連結する。さらに、これにより歯車装置を極めてコンパクトに構成可能である。
特に駆動側のトルクが極めて高い場合、好適には、駆動側のトルクを少なくとも2つの遊星歯車段、特に第1および第2遊星歯車段に分配可能であり、および第3遊星歯車段において一体とすることが可能であるよう、遊星歯車段が互いに連結される。しかし代替的に、駆動側のトルクを、全接続部を利用して3つの遊星歯車段の全てに分配することも可能である。従って、遊星歯車段が支承する必要のあるトルクがより低減されるため、遊星歯車段のサイズを低減可能である。この結果、歯車装置の構造的な体積が低減される。
駆動接続部または全接続部が、駆動側で駆動軸として構成されているか、または駆動軸に回転不能な状態で連結されている場合に、構造空間を省き、簡単な構造で、駆動側のトルクを複数の遊星歯車段に分配可能である。
特に駆動側の全トルクが第1遊星歯車段に導かれ、歯車装置が、特に被動接続部、駆動接続部および/または全接続部である2つの手段を備える場合に、歯車装置を、構成する際の労力を低減し、省コスト、軽量で、絶対回転数および相対回転数を低減しつつ、極めて良好な噛み合い効率、高速モードへの高い変速比を備え、コンパクトな設計で実現可能である。
駆動側のトルクを複数の遊星歯車段に分配する場合、歯車装置が、特に被動接続部、駆動接続部、ブリッジ接続部および/または全接続部である3つの手段を備える場合に、上述の利点が効力を発する。
歯車装置は、全キャリアが駆動軸に連結され、および/または第3遊星歯車段の太陽歯車が被動軸に連結される場合、簡単な構造で、かつ堅牢に実現可能である。駆動軸および被動軸は、互いに特に同軸状に配置され、および/または同一の回転方向を示す。
第3遊星歯車段を、第3遊星歯車段の特に太陽歯車により平歯車段に連結することも、同様に有利である。これにより、さらに定格回転数を高めることが可能である。平歯車段は、風力発電設備の高速適用において歯車装置が使用可能であるよう構成可能である。この場合、高速適用のための発電機は、毎分約1,550の定格回転数で駆動される。しかし代替的に、より大型の発電機を毎分約450の明らかにより低い発電機回転数で使用する中速適用としても、平歯車段を構成可能である。両実施形態において、構成がコンパクトであり、堅牢で、かつ同時に高い変速比が可能であるとういう利点が有効に作用する。
以下に、本発明を添付の図面を参照して詳説する。
2つの駆動接続部および1つの被動接続部を備えた歯車装置の一実施形態の概略的な半図である。 2つの駆動接続部および1つの被動接続部を備えた、図1の歯車装置の代替的な実施形態の概略的な半図である。 1つの駆動接続部、1つのブリッジ接続部および1つの被動接続部を備えた、歯車装置の第3実施形態の概略的な半図である。 1つの全接続部、1つの駆動接続部および1つの被動接続部を備えた、歯車装置の第4実施形態の概略的な半図である。 1つの全接続部、1つの駆動接続部および1つの被動接続部を備えた、歯車装置の第5実施形態の概略的な半図である。 1つの駆動接続部および1つの被動接続部を備えた、歯車装置の第6実施形態の概略的な半図である。 1つの駆動接続部および1つの被動接続部を備えた、歯車装置の第7実施形態の概略的な半図である。 1つの全接続部および1つの被動接続部を備えた、歯車装置の第8実施形態の概略的な半図である。 1つの全接続部および1つの被動接続部を備えた、歯車装置の第9実施形態の概略的な半図である。 1つの全接続部および1つの被動接続部を備えた、歯車装置の第10実施形態の概略的な半図である。
図1乃至図10は、歯車装置1の代替的な各実施形態を示す。歯車装置1は特に風力発電設備用であり、第1遊星歯車段2、第2遊星歯車段3および第3遊星歯車段4の各遊星歯車段を備える。第1遊星歯車段2は、駆動側で駆動軸17の領域に配置されている。第3遊星歯車段4は、被動側で被動軸18の領域に構成されている。第2遊星歯車段3は、第1遊星歯車段2および第3遊星歯車段4の間に配置されている。各遊星歯車段2、3、4は、中心の各太陽歯車5、6、7、この太陽歯車を包囲する内歯車14、15、16を備える。径方向でこの太陽歯車と内歯車の間に、複数の遊星歯車が配置されている。遊星歯車は、径方向内側の領域で太陽歯車5、6、7と噛み合い、径方向外側の領域で内歯車14、15、16と噛み合う。概略的な半図であるため、図においては、各遊星歯車段2、3、4の1つに関して、1つのみの遊星歯車11、12、13が示される。遊星歯車11、12、13は、各遊星歯車段2,3,4において、遊星キャリア8、9、10により、歯車装置の径方向で支承されている。遊星歯車11、12、13は、各遊星キャリア8、9、10に回転可能な状態で支承され、収容されている。3つの遊星歯車段2,3,4は、駆動側の回転数が低く高いトルクが、被動側の回転数が高く低いトルクに変換されるよう、互いに連結されている。
図1乃至図10に示された実施形態は、各実施形態の素子、つまり太陽歯車5、6、7、遊星キャリア8、9、10および内歯車14、15、16の各々の間の連結が異なることにより、互いに区別される。こうした各々の連結は、歯車装置1が極めて構造空間を省いて構成されるよう、互いに決定される。これにより歯車装置の重量が低減されるため、特に風力発電設備において、主として用いることができる。さらに、歯車装置1の異なる実施形態は、構成する際の労力が僅かであることを特徴としており、それにより製造コストを低減可能である。これに加えて、歯車装置1に関して既述の連結コンセプトにおいては、高速モードへの高い変速比が、良好な噛み合い効率のもと、絶対回転数および相対回転数並びに遊星歯車セットのトルクを低くして実現可能である。
図1乃至図5に示された歯車装置1の実施形態においては、第1グループが構成される。第1グループでは、遊星歯車段2、3、4は、駆動側のトルクが遊星歯車段2、3、4のうちの少なくとも2つの遊星歯車段に分配可能であるよう、互いに連結されている。被動側では、分配されたトルクが第2遊星歯車段(図1および図2)または第3遊星歯車段において一体となる。
図6乃至図10に示された歯車装置1の実施形態においては、第2グループが構成される。第2グループでは、駆動側のトルクは、複数の遊星歯車段2、3、4へは分配されない。その代わり、これらの実施形態においては、駆動側の全トルクが第1遊星歯車段2へと導かれる。
図1で示された歯車装置は、3つの遊星歯車段2、3、4を連結するための手段を備える。従って、第1遊星歯車段2および第2遊星歯車段3は、第1駆動接続部19および第2駆動接続部20により、互いに連結されている。第1駆動接続部19は、第1遊星歯車段2の第1遊星キャリア8を第2遊星歯車段3の第2太陽歯車6に接続する。第2駆動接続部20は、第1遊星歯車段2の第1太陽歯車5を第2遊星歯車段3の第2遊星キャリア9に連結する。第2遊星歯車段3を第3遊星歯車段4に連結するために、歯車装置1は第3連結部を備え、該第3連結部は被動接続部21として構成されている。被動接続部21は、第2遊星歯車段3の第2内歯車15を、第3遊星歯車段4の第3遊星キャリア10に接続する。第1駆動接続部19、第2駆動接続部20および被動接続部21は各々、歯車装置1の実質的に周方向に回転可能なユニットを構成する。この結果、これらにより接続された、各遊星歯車段2、3、4の素子が、同様の回転数で周方向に回転する。
図1によると、第1駆動接続部19は、駆動軸17に連結されているか、または第1駆動接続部19の駆動側領域で、駆動軸のようなものとして構成されている。第1駆動接続部19により、駆動側のトルクが、第1遊星歯車段2の第1遊星キャリア8および第2遊星歯車段3の第2太陽歯車6に分配される。これにより、両遊星歯車段2、3が支承する必要のある力がより低減されるため、両遊星歯車段2、3を、構造空間を極めて省いて構成可能である。第1遊星歯車段2の第1内歯車14は、固定した状態で構成されている。このために第1内歯車14は、図1には示されていない、歯車装置1のハウジングに連結されているか、またはハウジングのようなものとして構成されている。第1駆動接続部19により、部分トルクが第1遊星歯車段2に導かれることで、第1遊星キャリア8に回転可能に支承されている第1遊星歯車11が、固定した第1内歯車14内で転がり、それによって、径方向内側で連結されている第1太陽歯車5が、駆動軸17に対して調整された回転に移行されるよう、第1遊星キャリア8が回転する。
従って、第2遊星キャリア9が第2駆動接続部20により、第1遊星キャリア8および駆動軸17に対して調整された回転に移行する。第2遊星キャリア9は、第1遊星歯車段2における変速比により、第1駆動接続部19および第1駆動接続部19により連結された第2太陽歯車6よりも早く回転する。このため、径方向外側の領域において第2遊星歯車12に係合する第2内歯車15は、第2駆動接続部20に対して調整された回転に移行される。第2内歯車15は被動接続部21により第3遊星キャリア10に連結されているため、径方向内側の領域で第3遊星歯車13に係合する第3太陽歯車7が、駆動軸17に対して調整された回転に移行されるよう、第3遊星歯車13が、第3遊星歯車段4の固定した第3内歯車16内で転がる。第3太陽歯車7は、被動側で被動軸18に連結されているか、または被動軸のようなものとして構成されている。
図2に示された歯車装置1の連結コンセプトにおいては、第1遊星歯車段2および第2遊星歯車段3は、同様に第1駆動接続部19および第2駆動接続部20により連結されている。第1駆動接続部19は、類似して駆動軸17に回転不能な状態で接続されるか、または駆動側で駆動軸17として構成されている。さらに、第2遊星歯車段3および第3遊星歯車段4も、被動接続部21に作動接続されている。図1に示された第1実施形態と異なり、第1駆動接続部19は第1太陽歯車5並びに第2遊星キャリア9を含む。従って駆動側のトルクは、駆動軸17を介して歯車装置1に導かれ、その際、第1駆動接続部19はトルクを第1遊星歯車段2および第2遊星歯車段3に分配する。第2駆動接続部20は、第1遊星歯車段2の第1内歯車14を、第2遊星歯車段3の第2内歯車15に回転不能な状態で連結する。上述のように、歯車装置1は第3連結部として被動接続部21を含む。該被動接続部21は、第2遊星歯車段3の第2太陽歯車6を、第3遊星歯車段4の第3遊星キャリア10に回転不能な状態で連結する。さらに、第1遊星歯車段2の第1遊星キャリア8および第3遊星歯車段4の第3内歯車16は、固定した状態で構成されている。これにより、駆動軸17は、第1駆動接続部19および被動接続部21を同じ方向で回転させる。第2駆動接続部20は、この回転方向と反対方向に回転する。
この結果、図2の第1太陽歯車5および第2遊星キャリア9は、駆動軸17に作用するトルクにより回転する。その際、トルクが第1遊星歯車段2および第2遊星歯車段3に分配される。第1遊星歯車段2において、第1遊星キャリア8が固定した状態で構成されているため、第1遊星歯車11は、第1内歯車14が駆動軸17の回転方向と反対に動くよう作用する。第2駆動接続部20により、第1内歯車14に回転不能な状態で連結されている第2内歯車15についても同様である。この結果、第2遊星キャリア9および第2内歯車15は互いに反対方向に回転し、それにより、第2遊星歯車12と噛み合う第2太陽歯車6の回転数が高まる。被動接続部21により、第2太陽歯車6は合計されたトルクを第3遊星キャリア10に伝達する。この作用により、第3遊星歯車13が固定した第3内歯車16内で転がり、従って第3太陽歯車7が、第3遊星キャリア10と比較して調整された回転に移行する。
図3に示された、歯車装置1の代替的な実施形態は、同様に3つの連結部を備える。第1連結部は、駆動接続部19により、第1遊星歯車段2の第1遊星キャリア8および第2遊星歯車段3の第2太陽歯車6の間で構成されている。第1駆動接続部19は、駆動軸17に連結されているか、または駆動側で、駆動軸のようなものとして構成されている。この結果、駆動側のトルクが、第1遊星キャリア8および第2太陽歯車6に分配される。歯車装置1は、被動側で第2遊星歯車段3と第3遊星歯車段4の間に、被動接続部21を備える。該被動接続部21は、第2遊星歯車段3の第2内歯車15および第3遊星歯車段4の第3内歯車16を回転不能な状態で互いに連結する。歯車装置1の第3連結部は、ブリッジ接続部22により構成されている。該ブリッジ接続部22は、第2遊星歯車段3をバイパスするため、第1遊星歯車段2を第3遊星歯車段4に連結する。ブリッジ接続部22は、駆動側で第1遊星歯車段2の第1太陽歯車5、および被動側で第3遊星歯車段4の第3遊星キャリア10を含む。
従って、駆動側で導かれるトルクが、駆動接続部19により第1遊星キャリア8および第2太陽歯車6に分配される。第1内歯車14を固定しているため、第1太陽歯車5が駆動軸17に対して調整された回転に移行されるよう、第1遊星歯車11が転がる。従ってブリッジ接続部22により、第3遊星キャリア10が同様に、同一方向に回転する。第2遊星歯車段3の領域には、第2遊星キャリア9が固定した状態で構成されている。この第2遊星キャリア9に回転可能に支承された第2遊星歯車12は、第2太陽歯車6により、第2内歯車15が第1駆動接続部19と反対の回転に移行されるよう駆動される。第3内歯車16は、被動接続部21により、第2内歯車15に対して調整された回転に移行される。従って、第3内歯車16および第3遊星キャリア10が互いに反対の方向に回転するため、径方向内側で噛み合う第3太陽歯車7の回転数が著しく高まる。第2遊星歯車段の遊星キャリアおよび内歯車に対する連結を同時に交換した場合、つまりダブルピニオンタイプ遊星歯車セットの内歯車を固定し、遊星キャリアが第3遊星歯車段の内歯車に接続された場合、図3で示された実施形態の代替形態として、第2遊星歯車段をダブルピニオンタイプ遊星歯車セットとして構成可能である。
図4で示された歯車装置1の実施形態においては、3つの遊星歯車段2、3、4が、上述の実施形態と類似して、3組の連結部により互いに連結されている。歯車装置1は駆動接続部19を備える。該駆動接続部19は、第1遊星歯車段2を第2遊星歯車段3に連結する。このために駆動接続部19は、第1太陽歯車5および第2遊星キャリア9を含む。さらに、第2遊星歯車段3と第3遊星歯車段4の間に、被動接続部21が構成されている。該被動接続部21は、第2遊星歯車段3と第3遊星歯車段4の両内歯車15、16を連結する。第3連結素子として、歯車装置1は全接続部23を備える。該全接続部23は、第1内歯車14、第2太陽歯車6および第3遊星キャリア10を、回転軸を中心に回転可能なユニットとして構成する。全接続部23は、駆動側で駆動軸17として構成されるか、または駆動軸17に接続されている。
従って、駆動側のトルクは全接続部23により、第1遊星歯車段2、第2遊星歯車段3および第3遊星歯車段4に分配される。第1遊星キャリア8を固定しているため、第1太陽歯車5または駆動接続部19が駆動軸17と比較して反対の方向に回転するよう、第1内歯車14が第1遊星歯車11を駆動する。駆動接続部19により連結されている、第2遊星キャリア9についても同様である。第2遊星歯車段3において、従って第2遊星キャリア9が回転し、第2太陽歯車6が反対の方向に回転し、第2遊星歯車12の回転数が高まる。第2遊星歯車12はさらに、径方向外側に配置された第2内歯車15と噛み合う。被動接続部21により、第3内歯車16が第3遊星キャリア10と比較して反対の方向に回転し、それにより、第3遊星歯車13の回転数がさらに高まる。第3太陽歯車7が第3遊星歯車13と噛み合うため、被動軸18において、駆動軸17と比較して明らかに回転数が高まる。
図5に示された実施形態は、図2に示された実施形態と実質的に同一である。しかしながら相違点として、図2において構成されている第2駆動接続部20は、図5においては全接続部23に置き換えられている。全接続部は、3つの遊星歯車段2、3、4の3つの内歯車14、15、16を互いに連結し、回転可能なユニットを構成する。従って図5に示された実施形態においては、第3内歯車16が全接続部23により、被動接続部21の回転方向と反対の回転に、同様に移行される。この結果、第3遊星歯車13の回転数が追加的に高まり、被動軸が被動側でより早く回転する。
以下に示す図6乃至図10の実施形態においては、駆動側のトルクが分配されない。それに替わり、駆動側のトルクは全体が第1遊星歯車段2へもたらされる。このために、全ての5つの実施形態において、第1遊星キャリア8が駆動軸17に連結されるか、または駆動側で駆動軸17として構成されている。従って、第1遊星キャリア8に回転可能に支承された第1遊星歯車11は、径方向内側の領域において係合する第1太陽歯車5が、駆動軸17の回転に対して同様に作用する回転に移行されるよう、固定した第1内歯車14内で回転する。さらに、図6乃至図10で示された実施形態は、2つのみの連結部を備える。
図6で示された歯車装置1の第1連結部は、駆動接続部19として構成されている。該駆動接続部19は、第1太陽歯車5を第2遊星キャリア9に回転不能な状態で連結する。従って第2遊星キャリア9は、駆動軸17と同じ方向で回転する。第2遊星歯車段3の第2太陽歯車6が固定した状態で構成されているため、第2遊星歯車12は第2内歯車15を、第2遊星キャリア9の回転方向に対応する回転方向に、同様に移行させる。第2遊星歯車段3と第3遊星歯車段4の間の領域に配置された被動接続部21により、第2内歯車15のトルクが、第3遊星キャリア10に伝達される。第3遊星歯車段4の第3内歯車16は固定した状態で構成されているため、第3太陽歯車7が駆動軸17に対して調整された回転に移行されるよう、第3遊星歯車13が転がる。この場合被動軸18は、第3太陽歯車7に回転不能な状態で連結されている。
図7に示された歯車装置1においては、第1遊星歯車段2および第2遊星歯車段3は、駆動接続部19に回転不能な状態で連結されている。第2遊星歯車段3および第3遊星歯車段4は、被動接続部21により作動接続されている。この場合、駆動接続部19は第1太陽歯車5を第2遊星キャリア9に連結する。これにより第2遊星歯車12が回転に移行され、第2太陽歯車6が回転に移行されるよう、第2遊星歯車12が固定した第2内歯車15内で転がる。第2太陽歯車6のトルクは、被動接続部21により第3遊星キャリア10に導かれる。第3太陽歯車7を固定しているため、第3内歯車16は第3遊星歯車13により回転に移行される。第3内歯車16は被動側で被動軸18として構成されるか、または被動軸18に回転不能な状態で連結されている。駆動軸17、駆動接続部19、被動接続部21および被動軸18は、同じ方向で回転する。
図8に示された実施形態は、同様に2つの連結部を備える。その際、2つの連結部の一つは、全接続部として構成されている。全接続部23は、第1遊星歯車段2の第1太陽歯車5、第2遊星歯車段3の第2遊星キャリア9および第3遊星歯車段4の第3太陽歯車7を連結する。従って、これらは駆動軸17に対応する回転方向に回転する。被動側では、第2遊星歯車段3と第3遊星歯車段4の間に、被動接続部21が構成されている。該被動接続部21はこの場合、第2遊星歯車段3の第2太陽歯車6を第3遊星歯車段4の第3キャリア10に回転不能な状態で連結する。第2遊星歯車段3の第2内歯車15は、固定した状態で構成されているため、全接続部23により回転に移行される第2遊星歯車12は、径方向内側の領域で係合する第2太陽歯車6が回転に移行されるよう、第2内歯車15内で転がる。第2太陽歯車6の回転方向は、この場合駆動軸17の回転方向に対応する。この結果、第3太陽歯車7が回転し、第3遊星キャリア10が同じ方向に回転する。しかしながら、第2遊星歯車段3における変速比により、第3遊星キャリア10は第3太陽歯車7と比較してより早く回転するため、第3内歯車16は、駆動軸17に対して調整された方向で回転に移行される。第3内歯車16は被動軸18に回転不能な状態で連結されるか、または被動側で被動軸18として構成されている。
図9に示された歯車装置1の代替実施形態は、図8に示された歯車装置1に関する連結コンセプトに実質的に対応する。しかしながら相違点として、第2太陽歯車6と第3内歯車16の間に、被動接続部21が構成されている。この結果、第3内歯車16が回転し、第3太陽歯車7が同じ方向に回転する。しかしながら、被動接続部21は全接続部23と比較してより早く回転するため、第3遊星キャリア10は、駆動軸17に対して調整された回転に移行される。
図10に示された第10実施形態により、3つの遊星歯車段2、3、4は、同様に全接続部23により互いに連結されている。全接続部23は、第1太陽歯車5、第2太陽歯車6および第3遊星キャリア10を含む。従ってこれらは、ユニットとして駆動軸17に対して調整された回転方向で回転する。第2遊星歯車段3および第3遊星歯車段4は、被動接続部21により連結されている。該被動接続部21は、第2内歯車15および第3内歯車16を回転不能な状態で互いに接続する。第2遊星歯車段3の第2遊星キャリア9は、固定した状態で構成されているため、第2内歯車15または被動接続部21は、全接続部23に対して反対方向の回転に移行される。従って被動接続部21により、第3内歯車16および第3遊星キャリア10が反対の方向に回転する。これにより、第3遊星歯車13、または第3遊星歯車13と噛み合う第3太陽歯車7の回転数が高まる。この場合第3太陽歯車7は、被動軸18として機能する。
全ての10の実施形態において、遊星キャリアおよび内歯車の連結を同時に交換し、固定ギヤ比の値を1だけ高める場合、固定可能性が許容される場所であればどこでも、1つまたは複数のシングルピニオンタイプ遊星歯車セットをダブルピニオンタイプ遊星歯車セットに変更可能である。さらに、各軸上に電気機械またはその他の力/動力源を配置可能である。第3遊星歯車段に対して、追加的な遊星歯車段および/または平歯車段を後置させることも可能である。
本発明は、図示および記載の実施形態に限定されない。請求項の範囲内での変更、および異なる実施形態で示され、記載された特徴の組み合わせが、同様に可能である。
1 歯車装置
2 第1遊星歯車段
3 第2遊星歯車段
4 第3遊星歯車段
5 第1太陽歯車
6 第2太陽歯車
7 第3太陽歯車
8 第1遊星キャリア
9 第2遊星キャリア
10 第3遊星キャリア
11 第1遊星歯車
12 第2遊星歯車
13 第3遊星歯車
14 第1内歯車
15 第2内歯車
16 第3内歯車
17 駆動軸
18 被動軸
19 第1駆動接続部
20 第2駆動接続部
21 被動接続部
22 ブリッジ接続部
23 全接続部

Claims (12)

  1. 特に風力発電設備用の歯車装置(1)であって、駆動側の第1遊星歯車段(2)、第2遊星歯車段(3)、および被動側の第3遊星歯車段(4)を備え、各遊星歯車段(2;3;4)は、中心の太陽歯車(5;6;7)、該太陽歯車(5;6;7)を包囲する内歯車(14;15;16)、および径方向に前記太陽歯車(5;6;7)と内歯車(14;15;16)の間に配置され、回転可能な状態で遊星キャリア(8;9;10)に支承された遊星歯車(11;12;13)を備え、各前記遊星歯車段(2;3;4)は、前記歯車装置(1)の駆動側の回転数を被動側で高めることが可能であるよう、前記歯車装置(1)の長手方向に調整された回転軸を中心に回転可能な状態で構成されている手段により、互いに連結されている前記歯車装置(1)において、前記第1および第2遊星歯車段(2;3)を連結するための前記手段は被動接続部(21)を備え、該被動接続部(21)は、前記第2遊星歯車段(3)の前記太陽歯車(6)または前記内歯車(15)を、前記第3遊星歯車段(4)の前記遊星キャリア(10)または前記内歯車(16)に回転不能な状態で連結することを特徴とする歯車装置(1)
  2. 請求項1に記載の歯車装置であって、前記第1および第2遊星歯車段(2;3)を連結するための前記手段は、少なくとも1つの駆動接続部(19;20)を備え、該駆動接続部(19;20)は、両前記遊星歯車段(2;3)のうちの一方の遊星歯車段の前記太陽歯車(5;6)を、他方の遊星歯車段の前記遊星キャリア(8;9)に回転不能な状態で連結する、または前記遊星歯車段(2;3)の両前記内歯車(14;15)を回転不能な状態で互いに連結することを特徴とする歯車装置。
  3. 請求項1または2に記載の歯車装置であって、前記第1および第2遊星歯車段(2;3)を連結するための前記手段は、2つの駆動接続部(19;20)を備えることを特徴とする歯車装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の歯車装置であって、前記第1、第2および第3遊星歯車段(2;3;4)を連結するための前記手段は、全接続部(23)を備えることを特徴とする歯車装置。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の歯車装置であって、前記全接続部(23)は、前記第1遊星歯車段の前記太陽歯車(5)を、前記第2または第3遊星歯車段(3;4)の前記太陽歯車(6;7)および両前記遊星歯車段(3;4)の他方の遊星歯車段の前記内歯車(14)に回転不能な状態で連結することを特徴とする歯車装置。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の歯車装置であって、前記全接続部(23)は、前記第1遊星歯車段(2)の前記内歯車(14)を、前記第2遊星歯車段(3)の前記太陽歯車(6)および前記第3遊星歯車段(4)の前記遊星キャリア(10)に、回転不能な状態で連結することを特徴とする歯車装置。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載の歯車装置であって、前記全接続部(23)は、前記第1、第2および第3遊星歯車段(2;3;4)の前記内歯車(14;15;16)を、回転不能な状態で互いに連結することを特徴とする歯車装置。
  8. 請求項1〜7の何れか一項に記載の歯車装置であって、前記第1および第3遊星歯車段(2;4)を連結するための前記手段がブリッジ接続部(22)を含み、該ブリッジ接続部(22)は、前記第1遊星歯車段(2)の前記太陽歯車(5)を前記第3遊星歯車段(4)の前記遊星キャリア(10)に、回転不能な状態で連結することを特徴とする歯車装置。
  9. 請求項1〜8の何れか一項に記載の歯車装置であって、駆動側のトルクを少なくとも2つの遊星歯車段(2;3;4)、特に前記第1遊星歯車段(2)および第2遊星歯車段(3)に分配可能であり、および前記第3遊星歯車段(4)において一体とすることが可能であるよう、前記遊星歯車段(2;3;4)が互いに連結されていることを特徴とする歯車装置。
  10. 請求項1〜9の何れか一項に記載の歯車装置であって、前記駆動接続部(19;20)または前記全接続部(23)が、駆動側で駆動軸(17)として構成されているか、または駆動軸(17)に回転不能な状態で連結されていることを特徴とする歯車装置。
  11. 請求項1〜10の何れか一項に記載の歯車装置であって、前記歯車装置(1)が、2つまたは3つの手段を備えることを特徴とする歯車装置。
  12. 請求項1〜11の何れか一項に記載の歯車装置であって、前記第3遊星歯車段(4)が平歯車段に連結されていることを特徴とする歯車装置。
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