JP2015534236A - マイクロ波によって誘発される準瞬間的サーモヒーター - Google Patents

マイクロ波によって誘発される準瞬間的サーモヒーター Download PDF

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Abstract

サーモヒーターであって:カバー(7)にぴったりと合う、ガラスから成るタンク(1)と、タンク(1)を取り囲むベルト又は支持枠組み(2)によって支持された多数のマグネトロン(3)とを備え、該ベルト又は支持枠組み(2)は、マグネトロンに継続的な支持を提供し、且つタンク(1)の内側に配置されてもよい。マグネトロン(3)の各々は、第1交換体(5)の上に収容され、且つマグネトロン(3)は、更に、主交換体(6)の上に収容される。ソレノイド(8)は、ロッド・サーモスタットと水入口及び水出口とのための支持体と同様に、カバーの上に配置される。混合バルブ(20)はカバーの下方に配置され、カバーを備えたレギュレータ(17)によって接続され、且つソレノイドに接続されたピストン(15)によって動作される。混合バルブは、二重フィルタバルブである。使用される材料の特性のおかげで、以下が達成される:ほぼ瞬間的加熱、エネルギー消費の低減、及びレジオネラのような集団の拡散に対する効果的防護。

Description

本発明の名称が示すように、本発明の目的は、マイクロ波によって誘発される準瞬間的サーモヒーターである。
本発明の目的であるヒーターは、それが構成される素子及び材料の組み合わせによって特徴付けられ、水に対してほぼ瞬間的に加熱を生じさせるヒーターが得られる方法において、このヒーターはまた、エネルギー消費を低減し、且つレジオネラに対する効率的な防護を保証する。
本発明は、家庭用途、産業用途及び業務用途のために、電気エネルギーによって水を加熱する技術分野の中にある。
現在、水を加熱する様々な方法が存在する。熱水はシャワー、及び流水を含む全てのプロセスにおいて使用され、そこでは、熱水を使用するために、水を加熱することが必要である。
水を加熱するための異なる手段が存在する:
・蓄積ボイラーは最も一般的に使用される。
・(タンク無しの)移送方法を含む点ヒーターも存在する。
ガス及び化石燃料から太陽及び電気を源とする、広範囲のエネルギー源が使用される。
現在、水を加熱するための、3つの主な電気的方法がある。
・「電気抵抗」によるものであり、これは、マグネシウム陽極を使用するか、又は密閉された熱遮断器(磁器手段の層及び内側銅仕上げ)を使用することによって、実行されてもよい。
・「電気コイル」によるものであり、電気遮断器が、金属管を取り囲み、金属管を通って水が循環する。
・3番目は、前の2つの方法のハイブリッドによるものである。
電気遮断方法は、電気ボイラーシステムで使用されるが、電気ボイラーシステムでは、水がゆっくり加熱され、且つ使用されるためには、このように保存される。システムは絶縁された状態で維持されるが、水と接触する内部遮断器は、絶えず動作するであろう。これは3つの主な問題を提示する。第1に、水の温度及び外部温度の逆指数関数である電力消費を生じさせる。第2に、電力消費は、水が使用される瞬間のために、及びその瞬間まで水を熱く保つ必要があるという事実に結びつく。第3に、その結果として、かなりのエネルギー消費支出が発生され、電気の請求書の30%が取られているという測定がある。更に、それらの問題は、リサイクルするのが困難な汚染物質材料である。
水は循環し、且つ防水タンクに保存されるであろう。防水タンクはガラス化されているが、主として金属から成る。
水が加熱される場合にのみエネルギーが消費されるとすれば、加熱コイルの電力消費は異なる。しかしながら、使用するために、水の温度を瞬間的に上げるのに必要なエネルギー支出は、高いべき指数に帰着し、これはエネルギー請求書に反映される。コイルはより少ないエネルギーを消費するが、それらは正確なので、より高い電力供給レベルを必要とする。
このことは、より大きなエネルギー支出及び不相応なエネルギー請求書に帰着する。更に、コイルは、特に硬水が関係しているところでは、通常、詰まりやすく、且つ温帯気候に対してのみ推奨される。コイルの大多数は、三相接続を要求する。
「準瞬間的な」、且つ「環境にやさしい」と呼ばれ、指し示される第3のモデルは、前の2つのモデルのハイブリッド型である。しかしながら、これらのモデルは電気遮断器システムに基づくものであり、電気遮断器システムは、ある場合には8000ワットまで必然的にシールドされ、且つそれらが与える唯一の改善は、サイズを小さくすることである。
加えて、現在のボイラーヒーターは、金属から成り、且つ電気分解を受ける。ボイラー受け側は、作製される金属の品質がいかに高くとも、それらは電子を失うであろう。ヒーターに対してマグネシウム陽極を付加することは、これを最小化するが、その理由は、低い電界強度が印加された場合、即ち、ボイラーを酸化から保護するために、マグネシウムが犠牲陽極として働く金属だからである。これらの犠牲陽極を使用することから生じる問題は、マグネシウム陽極の崩壊塩は、ちょうどタンク内の任意の他の酸化物のように、鉄バクテリアの栄養分となることである。これらの鉄バクテリアは、レジオネラのキャビアである。仮に我々が、このプロセスに対して、水が土及び泥を運ぶという事実を加えるとすれば、バクテリアは、その中で発育する貯水池を持つことになる。レジオネラ集団の形成を防ぐためには、70℃を超えて水の温度を上昇させる必要がある。その理由は、バクテリアはアメーバへと発育し、アメーバは、従来のヒーターの最も温度の低い部分、即ち、底部に避難するが、そこでは泥状のものが蓄積し、且つそこでは、バクテリアは無意味な汚染中心を残存させることが可能である。
本発明の目的は、それ故に、先に述べた不都合を克服することであり、その最も重要なことは、電力消費及びレジオネラのようなバクテリア集団の形成に関連した不都合を克服することである。それは更に、以下で説明され、且つ請求項1の中に含まれるようなボイラーを開発することによって、より効率的な使用後のリサイクル要素を提示することを狙いとする。
本発明の目的は準瞬間的サーモヒーターであり、この中で加熱は、多数のマグネトロンによって発生されるマイクロ波によって実行される。そこでは、タンクはまたガラスから成るが、これはバクテリア集団の形成を防ぐ衛生的な材料である。準瞬間的サーモヒーターはまた混合バルブを有し、混合バルブは二重フィルタリングを実行し、これによって、バイオフィルムの移送において付加的な防護を促進する。
サーモヒーターは:
・ガラスから成るタンクと、
・タンク上に取り付けられ、且つタンク内部に収容された多数のマグネトロンと、
・タンク閉止具及び接続カバーと、
を備え、
水の入口接続及び出口接続だけでなく、サーモスタット又はソレノイドのような制御素子のための接続が配置される。二重フィルタ混合バルブが、カバーの下方に配置され、且つ取り付けられる。
第一に、本発明の目的であるサーモヒーターは、水回路から電気素子の完全な絶縁を提供する。実際に、熱交換体は水自体である。
加えて、水は、無害な要素である「リサイクルガラスから成るタンク又はボイラー」の中で、無線周波数によって加熱されるであろう。前記ボイラーは内部導電性シートを備えたプラスチックカバーを有し、従って、プラーク及び残留物がタンクから清掃されることが可能であるが、これらは使用時間後に蓄積するであろう(注目に値するが、水には異なる沈殿物が入っており、他の種類のサーモヒーターでこれを清掃することは不可能である。また、理解されなければならないことであるが、これらの種類の粒子は、タンクがガラスから成るために、ガラスの壁を腐食又は酸化させない。)。
タンクは、広口瓶の形をした2つのガラスタンクによって形成される;外部タンク及び内部タンクは、共に連結され、一方が他方の内部にぴったりと合う。それらは、ポリビニルブチラール又は類似物質の二重シートによって内部で分離され、中心に穿孔を備えたアルミニウム又は導電性材料から成る積層物を残している。それは、その最も外側の積層物から等方性である:ガラス、ブチラールシート、アルミニウム又は導電性金属、ブチラール及びガラス。この材料は屈曲能力を有するが、しかし衝撃を受けた場合、強い耐久性を有する。
水と導電性金属又はアルミニウムシートとの間の非常に低い強度の違いは、割れを検知し、回路を閉じるであろう。
別の利点は、その漏れ安全システムである。金属積層物の主な機能は、タンクの全体構造を合成するだけでなく、マイクロ波の無線周波数が、この金属格子の織り合わせを通して外部に漏れるのを防ぐことであり、これは割れに対する安全システムである。
更に、材料が退行性でないという事実は利点であり、即ち、酸化物又は乳剤が存在しないという事実は、水が沈殿物を補充しないことを意味する。それは洗浄可能であり、割れ及び水漏れに対する安全システムを有する。
別の利点は、完全な電気的絶縁であり、マグネトロンのシールドは磁器素子によって提供される。黒鉛化合物及び炭化ケイ素のような先端材料が存在し、これらは最大の熱交換を促進する。
加えて、混合バルブは、逆止めシステムを必要としない。市場で利用可能なバルブは、熱水と冷水を混合する可能性を提示するが、しかし全てが水回路に対して外部にあり、逆止めシステムを必要する。それらはエネルギーを節約するが、しかし対照的に、それらは、レジオネラを養うためのスープを形成するかもしれない。本発明の場合、バルブは内部にあり、プラスチック又は磁器から成り、戻り路を有していない。バルブはマイクロ波に浸され、これにより、外部バルブが行うような対応策を施すことなく、エネルギーを節約する。熱交換は、従来のヒーターの中におけるよりも速く、且つ注目すべきエネルギー効率を有する。
図1は、ヒーターの斜視図であり、マグネトロンがヒーター上にいかに取り付けられるかを示す。 図2は、本発明の目的であるサーモヒーターの側面図である。 図3は、サーモヒータータンクを構築するために使用される異なる層を表す。 図4は、カバーを下側から見た図であり、カバーの縁部の詳細を備えた図である。 図5は、カバーの斜視描写である。 図6は、サーモヒーターのタンクのカバーを示し、ここで、ソレノイドは分離されている。 図7は、下側から見たカバー及び、混合バルブに対するその結合を示す。 図8は、分解図における混合バルブを示す。 図9は、混合バルブの別の描写である。 図10は、自身へのアクセス及び出口導管を備えた混合バルブを示す。 図11は、レギュレータの詳細を示す。 図12は、装置を外部で制御するための電気接続管を示す。
・マグネトロン:2つのカドミウム、ネオジム又は合金マグネットによって形成される。それらは、5000ボルトのオーダーの極端な電圧にさらされる。この極端な電圧は、実際には、わずか1マイクロ秒の間、印加される。この小さな断片のエネルギー印加は、1秒の100万分の1の間継続し、ミリ秒のサイクルで繰り返されるが、それは、倍電圧器として働くコンデンサによって放電される。マグネトロンは、2000ボルト程度の電圧が絶えず供給される。これは、以下の通りの回路に基づく:
・ 二次素子を備えた変圧器;
・コイルでは、受け取った電圧を10倍に逓倍する;
・整流ダイオード;
・及び直列接続のコンデンサであり、これは、電荷を蓄積することにより、2倍電圧を達成する。
マグネトロンは、回路の中で、変圧器によって送達される電圧によって絶えず供給される。この熱は共振空洞に位置し、そこでは、この一定電圧が印加される。マグネットはキュリー温度に到達してはならない。仮にキュリー温度に到達すると、マグネットは、自身の磁気的能力を失い、且つ空洞の空洞形成間で螺旋状に電子を強制的に循環させないであろうし、マイクロ波無線周波数を発生させることもないであろう。それ故に、マグネトロンは、この理由のために冷却される。現在使用されている2つのシステムは、空気によって駆動される:強力なファンが、フラップを通して散逸する熱を引き出し、共振空洞を冷却するか、または冷却に水が使用され、そこでは空洞を取り囲む小さな管が、可変流量で冷却を駆動するかの、いずれかである。
この発明は、誘導によって冷却を実行する。共振空洞は2つの磁器体によって取り囲まれるが、2つの磁器体は密閉され(共にねじで留められ)、且つそれらの周辺領域上で一体となる。それらは、高い熱移送能力を有する。半弾性の黒鉛が市場で利用可能であり、即ち、仮に交換体がこれらの特性で覆われると、それらは完全に接触する。しかしながら、仮にそれが十分な弾性能力を持たない場合、マグネトロンとの接触は、熱樹脂によって改善される;このように、マグネトロンと水の間の熱交換体が達成される。「一次交換体」と呼ばれるこの素子は、完全に適合するかもしれず、従って、空気によって駆動される冷媒システムであるフラップ素子に取って代わる。更に、一次交換体は、マグネトロンと共に、二次交換体又は主交換体の中に取り囲まれ、接触を改善する。必要ならば、これは、熱移送樹脂を用いて行うことが可能である。2つの交換体の機能は、固形物を形成することであり、湯沸し器のタンクにおける枠のような、高い散逸能力を備えたユニットが内部に収容され、マグネトロンの防水性及び絶縁性を保証する。
二次交換体の主な素子:
・長さ4センチメートルの導波路であり、これの機能は、マグネトロンからの無線波を伝導させることである。それは、実際には、磁器から成る二次交換体から突出する中空円柱である;その内部は、導電性材料で覆われている;それは、マイクロ波に対して透明なレンズで閉じられており(全体が防水のまま)、マグネトロンのアンテナをタンクの中心に向けて位置決めする。その長さは、マグネトロンの出力及びサイクルに依存する。
・タンクはポリマーから成ってもよいが、しかし、好ましくは、ガラスから成るであろう;タンクは、広口瓶の形で、その機能のためにリサイクルガラスから成ってもよい(輪郭又は角度が追及されない形状で、約20cm幅の口部を有し、その口部を通して内部にアクセスされるかもしれない)。水の消費が与えられれば、生産ニーズ又は機能に応じて、タンクは可変容量を有する;その形状は、サンドイッチ型構造である。層は、外部から内部まで自らの位置決めに応じて位置する。
・ガラスの層は、冷却衝撃の下、温かい内に形作られる。
・ポリビニルブチラール層又は類似のもの。
・マイクロ波スクリーンである、穿孔された導電性シート又は金属メッシュ。
・遮断器及び0.5乃至1cmの間で変化する体積特性に応じて、壁の直径及び厚さは、貯水能力対して制限される。
・この素子の機能は、3つの機能を満たす:
・第1の機能は無線周波数を含み、金属シートスクリーンはこれを阻止する。
・第2の機能は、相乗作用的材料であり、且つ高抵抗係数を有する。
・第3の機能は、割れが生じた場合、金属メッシュが回路を閉じる;これによって、全体システムを遮断し、且つ冷却する(他のサーモヒーターの場合のような、起こり得る爆発を回避する)。この装置において、最も劇的な対策は割れであり、これによって圧力が緩和されるであろう。更に、この発明はまた、安全バルブ調節を有する。上記のことは、付加的な安全対策を構成する。
積層物又はメッシュは、タンクの口部カバーの首部で閉じられる。これによって、カバーとの接触を閉じると、積層物又はメッシュが、セントロニクス型端子に対してブリッジとして役立つことが可能になり、EPROMメモリ又はCPU端子に情報が送信される。
・更に、カバーはサーモスタット、冷水入口バルブ及び熱水出口バルブを有する。両方の接続は、サーモヒーターの頂部にあり、タンクを清掃するためにヒーターを空にするのを容易にする。冷水入口はプラスチック管に接続され、これが更に、混合バルブに接続され、混合バルブは2つの入口及び1つの出口を有する。混合バルブは回転されてもよく、逆止めを有せず、且つ完全に機械的である。前記バルブはカバーの内部へ統合され、カバーは3つのネジ接続部を有する:
・第1のネジ接続部は、タンクの底部に伸び、タンクの底部を通って冷水が交換される。
・第2のネジ接続部は、混合部分で終端する管であり、混合部分は熱水出口で開いている。それは重要な多様性であり、それによって、1つの流れが開くと、他方が閉じる。この部分から突出し、且つカバーと交差するロッドは、外部から流れを制御し、且つ気密性である。これによって、ロッドが一方向に回転し、可能な混合量を変化させる。こうした場合、出口が50℃を超えないように標準化されるか、又は標準の出口温度としてもよい。しかしながら、システムは、要求される内部加熱温度で動作するように強制される。この規則を受け入れ、且つサーモヒーターにおいてサーモスタット又は混合バルブを使用することは国際的となりつつあり、カナダ及びフランスのような国は、このことが義務付けられている。
・第3のネジ接続部は、混合水を使用するための混合水出口である。
このサーモヒーターによって、水の温度は85乃至90℃に上昇されることが可能になるが、しかし65℃のようなより低い温度でさえも、直接触れることは危険である。このため、サーモヒーターは機械的に停止されるが、電気的故障の場合、機械的停止では冷水の混合は最大である。ロッド及び混合量の調節は外部で実行され、この調整は手動でなされるか、又はEPROMによって制御されるソレノイドによってなされる。内部サーモスタットは温度を検出し、装置内でプログラムされた温度を維持するために、システムを停止し、且つ起動する。更に、カバーは、その出口でデジタル情報を備えたサーモスタットを有する。システムは、それ故に、2つのサーモスタットとこれらの機構のための調節とを有する;サーモスタットは、カバーで直接調節され、且つ水の内部温度及び、出口管を通って循環する水の温度をEPROMに通知する。
サーモヒーターシステムは、マイクロ波を用いた無線周波数による加熱に基づく。システムは、2つの1.2キロワットのマグネトロンを有し、且つ2つのマグネトロンの合計出力は2.4kWである。各マグネトロンは、それぞれの一次交換体内に位置し、且つ各マグネトロンは、その二次交換体の中に位置する。交換体システムは、タンク自体内にマグネトロンを収容し、無線周波数が放射されると、作り出された高温をマグネトロンが散逸するのを促進する。しかしながら、マグネトロンのワット出力は、タンク及びタンクが設定する必要条件に関連して可変である。
1つのマグネトロンのエネルギー生産コストは、遮断器のエネルギー生産コストより高くない。遮断器は、よりゆっくりであるにもかかわらず、一定の伝導プロセスを実行するが、その一方で、マグネトロンによって発生される熱は、指数関数的である。更に、マグネトロンとは対照的に、遮断器は、限界の加熱点へ到達するのが近くなるほど、性能を失う。
電気遮断器は、水を熱伝導体として扱い、その一方で、無線周波数は、水を伝導体の振舞いを備えた電磁伝導体として扱う。水の温度は、より均一な係数を有しており、且つ水タンク内で理想的な熱い温度でそれを維持するのに、より少ないエネルギーしか必要としない。水分子が熱いほど、それらはより多くの熱を吸収し、それ故に、仮に無線周波数吸収の限界点(78.8°)に接近すると、マイクロ波の部分に対する活動は最小となるであろう。このことは、電気遮断器に対して逆指数関数的であることと対照的である。
要約すると、マグネトロンを支持する注目すべきエネルギー効率は、電気遮断器と比較して明白となり、且つマグネトロンの活動からの熱は、常に水に移送される。
マグネトロンに供給するシールドケーブルが存在し、これは別の制御ボックスへ運ばれ、そこでは、1つ又は多数のコンデンサ及び整流ダイオードへの出口を備えた高電圧変圧器が収容され、2つのマグネトロンとの間でブリッジを形成する。取り組み方法は、基本的な倍電圧システムを用いる代わりに、異なる電荷を供給することであり、そこでは、マグネトロンは、この電荷の約30%を絶えず充電し、電圧にのみ変換すると考えられる。この電荷は、第2コンデンサに送られるか、又は直接、第2マグネトロンに送られるが、第2マグネトロンは、第1マグネトロンと逆に接続され、逆ダイオードによって整流される。マグネトロンを、コンデンサと考えてもよい。
システムは、典型的な方法で動作する。マグネトロンの動作温度は安定である;その超過分を水と交換する場合、動作温度は、ごくわずかな熱的変調の例を提供する。
導波路は、その基本的なレベルにおけるように、無線周波数の放射において典型的である。導波路は、理想的な動作の原理を満たすが、理想的な動作において、空気は導体であり、且つ水は誘電体である;このことは、本システムの場合、達成される。本システムの導光路は、水中に沈められる。これは完全な例であり、誘電体の場合には、事実上完全である。これは、更に、直接の放射だけでなく、全ての放射が、水によって吸収され、即ち最大限に、整流されていない電子的周波数が、横電界波(TE)を発生させるが、横電界波は、水を著しく分極させる。
マイクロ波オーブンのような他のモデルでは、これらの特異性が見られないことに注目するのは重要である。実際には、これらの整流されていない周波数は、システム自体に戻される。
この新しいシステムは、2つの逆に帯電した、即ち一方は正に、他方は負に帯電したマグネトロンを接続する。それは、システムの中で任意の特定されないエネルギーを持たない結果として、理想的なモデルと見なされる。それは、理想的な温度で動作し、且つマイクロ波周波数は、マグネトロンから跳ね返らない。従って、実質的に安定なモデルが提供される。
従来のシステムでは、マグネトロンは、システム要求の30%程度の可変電圧を絶えず供給されなければならない。この充電は、変圧器の送達から蓄積される基礎であり、且つコンデンサからの放電に付加される。結果として、これは、寄生帯電又は疑似負荷の冗長度に帰着する。現実には、これらのシステムにおける事象の全過程で、これらの不安定な電流が計算され、且つ逆ダイオードが、電流を整流するために挿入されることが可能とはならず、システムに対して事象をもう一度有用にする。我々のシステムでは、全てのポイントは、この逆ダイオードを挿入するために準備される。
理解されることであるが、マグネトロンの放電流は反時計回り周波数であり、しかし固定されたマグネトロン放電の仕組みの下で動作する第2マグネトロンと同期されるが、マイクロ波オーブンの場合のように、揮発性の第2放電周波数において同期されるのではない。即ち、それは常にマグネトロンの名目的な供給値を有し、且つこの30%のエネルギーは、マグネトロンがその停止サイクルにあるマグネトロンから寄生されず(盗まれず)、且つその起動サイクルの開始以前に他のマグネトロンに送達されることを証明する。整流される場合は、この電流は、コンデンサによって、しかも変圧器の定数に対して供給される電流に対して大きな影響を与えず、変圧器のこの30%の余分な活動を節約するであろう。これらの電流が整流される場合、これらの節約及び安定値は一層大きいであろうと見積もられる。
システムのカバーは、マルチピン・コネクタを有する。これは、同様なケーブルに接続され、且つ他の端部ではシステム全体を制御する「EPROM」メモリに接続される。前記EPROMプロセッサは、機能の全てを制御し、この発明の中でのプロセスの各々から情報を受け取る:その供給は、最も適切な方法によれば、9ボルト乃至12ボルト又は24ボルトである。第2ケーブルは、ヒューズ保護装置への高電圧供給システムにつながる。情報は、LEDの手段によるか、又は小さな情報スクリーン上に表示されてもよい。
水の入口及び出口を収容すること、サーモスタット端子及びそれらの電気的接続のための調節。起こり得る漏れのために密閉される第3の管。ピストンが突出し、且つピストンは、手動によって動作されるか、又はソレノイドによって動作されてもよい。
外部保護ボックス:タンク及び全ての内部部品は、内部部品における合成発泡材料、及び内部部品を強化し、分離し、且つ密閉する固い積層物(これが保護表面である)から成る外部積層物で覆われ、更に、外部積層物は、タンクから分離された制御ボックスにおける電子機器を収容する。
分離シートは、様々な材料から成ってもよい。タンクは、タンクが載っているプラスチック片によってシャーシに固定され、シャーシは、更に、シャーシを適所に固定するタンク上のベルトによって固定される。
ヒーターの扉:ヒーターは扉を有し、これによって、ヒーター内部へのアクセスが可能になり、且つ清掃又は交換部品の再位置決めのようなタスクを実行することが可能になる。それは、機械的に動作する断続器ボタンを有し、その機能は安全回路を起動することであり、その安全回路は、コンデンサを放電させる最大の電荷遮断器を有する。この機械的安全機能は、更に、システム全体のための供給断続器として働く。コンデンサは、通常用途及び後続する任意の機能動作の間は、電荷を維持するべきではない。コンデンサは、システムがアースに接続されると放電されるべきであり、そのため、システムが停止されたと考えられるとしても、高いレベルの安全を提供するこの遮断器は、コンデンサに対して常に放電する。
水は、ヒーター自体から混合水を作り出すことによって制御されてもよく、ヒーターに対して外部で混合水がない状態で、水が望ましく、且つ制御された温度で存在する。理解されることであるが、混合で重要なことは、レジオネラに対する二重フィルタであり、且つ望ましい温度で水が送達されることを常に可能にすることである。この目的のために、電子コネクタ端子が、電気接続管の中に設けられ、電子コネクタ端子は、EPROMに対して直接の接続を有する。この接続によって、装置の外側で温度制御を実行することが可能である。それがシャワー端子又はバス端子であるかにかかわらず、この制御によって、二重の熱管/冷管が不要になる。
装置に対して外部から制御が実行されるのを可能にする電気接続管の結果として、以下のことが達成される:
・管内でのバクテリア感染のリスク低減。
・冷水が、更に、取り扱われる。
・シャワーから温度を制御する場合、キッチンで水に対する要求がある場合、シャワーの温度は変化しないであろう。やけどの危険は、従って、回避される。理解されることであるが、前もって混合された水を提供するのは、ヒーターの内部バルブである。
トイレは、ヨーロッパ規定852/2004に従う通信制御を有してもよい。この法規によれば、いかなる種類の汚染残留物も残さずに、「82.2での水は最良の殺生物剤である」。トイレは、セントロニクスケーブルによってヒーターに接続され、2つの位置の間で切り替わる内部鍵をタンク内に有する:一方は水槽を充填するためのもの、そして他方はフラッシングのためのものであり、これによって、必要な場合に、消毒を実行するのが可能になる;続いて起こる、ヒーターからの高温での水の移動、及び冷水との熱的衝撃の緩和。これらのタスクは、プロセスの間に安全用の循環遮断鍵を用いて実行されてもよい。
図1は、発明の目的を形成するものと同様なサーモヒーターを示し、このサーモヒーターは、
・ガラスから成るタンク(1)と、
・ベルト又は支持枠組み(2)によって支持された多数のマグネトロン(3)であって、ベルト又は支持枠(2)は、タンク(1)を取り囲んでマグネトロンが支持されたままの状態となることを可能とし、且つタンク(1)の内側に配置されてもよい、多数のマグネトロン(3)と、
を備える。
更に、ベルト又は支持枠組み(2)の上に2つのマグネトロンを固定するために、以下によって定義されるユニットが使用される:
−ベルト(2)上に固定されるプレート又はカバー(4)であって、上をマグネトロン(3)が渡され且つ固定される開口を備え、これらのマグネトロンは一次交換体(5)上に固定され、且つしっかりと留められ、一次交換体(5)は、各マグネトロンをグローブのように包み、一次交換体(5)は主交換体(6)の中に導入され、且つ溶接される、プレート又はカバー(4)。
−二重連結ウェッジ(31)であって、これは、内部でタンク(1)を貫通する二重部分であり、主交換体(6)を支持し、且つ外側にただ1つの枠が存在し、この枠は突出し、且つタンク(1)に接続され、且つタンク(1)の上にタンクベルト(2)が支持され、且つ溶接される、二重連結ウェッジ(31)。カバー(4)は、ネジによって二重連結ウェッジ(31)の外側部分の上に固定されるが、これは防水ユニットである。
マグネトロン(3)の各々は、一次交換体(5)によって定義される内部空間の中に収容され、且つ、更に、このユニットは主交換体(6)内に収容され、冷却が課せられると共に、マグネトロン(3)が到達する温度をタンク(1)の水と交換することが課せられる。一次交換体(5)及び主冷凍交換体(6)は、共に冷却を実行する;それらの接触は、熱樹脂を用いることによって、改善されるかもしれない。両方の交換体間の接触は、黒鉛複合体のような半弾性的特質を備えた多くの超伝導の熱化合物を用いて改善される。
図2は前描写の側面図である。この中で、交換体の中に収容されたマグネトロンの1つは、プレート(4)の中の空洞の1つの上に配置され、且つタンクの内部に収容される。これに対して、他のマグネトロンは、それを収容する交換体から分離されて示される。
図3は、タンク(1)を形成するのに役立つ異なる層を示し、そこでは、第1層又は外側層はガラス(1.1)の層であり、それの外側の口部は、その基部と同じ広さか、又は基部よりも広い。これによって、第1層が、型枠から素早く、且つ容易に脱型されることが可能である。型枠は主要な口部を有するが、しかしその側面で、交換体の調節のために別の口部を有する;この同じ調節によって、タンクを動かすことが可能であり、今は型枠から解放され、それを冷却し、従って、温かいガラスに帰着するが、これは、温度割れに対してはるかに強く、且つより耐性が高い。その後、第1支持ゲル(1.2)が、続いて、マイクロ波用のスクリーンを形成するアルミニウムシート(1.3)が提供される。その後、第2支持ゲル(1.4)が、続いて、より小さなガラス容器(1.5)が提供される。
ボディは、外側及び内側の合わせガラス及び、ガラスから成る2つのボディから、ポリビニルブチラール・ゲル又は類似のものによって分離されたアルミニウムスクリーンとして形成される。
このようにして得られたユニットは、ベークされてもよく、又はシリコーンによって低温で射出されてもよく、アルミニウムスクリーンは、連結するフラップとして突出する他の輪郭の上方で、フラップのように吹かれて動く。
閉止ベルト(1.6)及びカバー(7)は、他方の上でぴったりと合い、この接合箇所は、閉止ベルト(1.6)にある一連の通しボルトでしっかりと留められる。
アルミニウム輪郭は、格子型パネルであるが、しかしながら、突出するフラップは密閉され、且つ取り付け枠を有する。
閉止ベルト(1.6)は調節され、不浸透性のエポキシで閉じられ、処理工程後は、全てのものが単一ボディを形成する。
図4はタンクのカバー(7)を示す。カバー(7)は、その下部縁部に沿って歯状の閉止部(7.1)を有し、これは密閉閉止部(7.2)と関連付けられる。密閉閉止部(7.2)によって、ユニット全体の閉止が可能になり、ネジによってしっかりと留められる。
図5は、マグネトロンのカバー(7)を示し、カバー(7)は、
・膨張タンク(10)に対して密閉された出口と、
・水入口(11)と、
・アナログ又はデジタル・サーモスタットに供給するためのコンタクトの出口に沿う熱水出口(12)と、
・電気的供給コンタクト(13)、マルチコンタクトと、
・ソレノイド(8)と、
・ロッド・サーモスタットの端子(9)と、
・ケーブル配線用のチャネル(14)であって、このチャネル(14)は、電気的コンタクト(13)、ソレノイド(8)及びロッド・サーモスタットの端子(9)の間を走る、ケーブル配線用のチャネル(14)と、
を備える。
ソレノイド(8)は、電流の印加に従って、一方法又は他の方向に回転するポテンショメータである。その機能は水の混合を調整することであり、それは混合鍵において実行される。混合の調整は、一方の端部でソレノイド(8)に、且つ他方の端部で混合バルブ(20)(図7)に接続されたピストン(15)(図6)によって実行される。
ソレノイド(8)は、電子的コンタクト(13)から電気的に供給されるが、これは、「EPROM」型メモリ(図示せず)へ供給するものをも運ぶチャネル(14)を通る「セントロニクス」型ケーブル配線によって供給される。
図7は、タンク(1)のカバー(7)下方に取り付けられた補足的素子を示す。端子(9)において外部に接続されるサーモスタットのための支持具(18)が存在することは、指摘されるべきである。カバー(7)の下方では、レギュレータ(17)用の支持具(16)が更に設けられ、これは、一方の端部では、支持具(16)によってカバー(7)にネジ接続され、且つ、その他方の端部では、混合バルブ(20)にネジ接続される。
サーモスタットの支持具(18)は、それが外部に対して浸透性でないような方法で、端子(9)によって接続され、且つ、これによって、サーモスタットのロッドが、熱水に沈められることが可能になる。
レギュレータ(17)の機能は、ピストン(15)を安定に保つことであり、ピストン(15)は、レギュレータ(17)によって内部で回転し、その動作を防水にする。
図7は、ちょうど図10のように、取り付けられた混合バルブ(20)を示し、その一方で、図8及び図9では、混合バルブは取り付けられていない。
混合バルブ(20)は:
・混合器(21)の動作を実行する外部制御ボックスであって、その端部の一方で円柱が開いた形であり、その一方で、他方の端部が、レギュレータ(17)をしっかり留めるためのネジ接続(19)(図9)を有し、且つピストン(15)の進路を管理する、外部制御ボックスと、
・フィルタとして働き、且つ混合制御ボックス(21)の内部に収容される混合ディスク(22)であって、該混合ディスクは密閉された閉止具(23)によって閉じたままとなる、混合ディスク(22)と、
・3つのコネクタであって、
・コネクタの1つは、混合水用の出口コネクタ(24)であり、これに出口管(30)(図7)が接続され、該出口管(30)は熱水出口(12)(図5)に接続され、
・別のコネクタは、熱水用の入口コネクタ(25)であり、これが熱水用の入口管(27)(図7)に接続され、
・最後のコネクタは、分割バイパス(29.1)に対する接続コネクタ(26)であり、該接続コネクタ(26)に、一方の側で、冷水管(29)が接続され、該冷水管(29)は、その底部にほぼ達するまでタンクの内部を通過し、且つ、他方の側で、冷水入口(11)(図5)に接続される管(28)が接続される、3つのコネクタと、
備える。
混合ディスク(22)は、中空球状円柱及び、ピストン(15)を調節するためのハウジング(22.1)を備えた主軸である。混合ディスク(22)は、内部中空とその外側層とを相互に連結させる多重の毛細管力を有する;毛細管力は2つの異なる部分に分けられる:
・一方の部分は、より広い分布及び角度に関するものであり、これは、混合水用の出口コネクタへの出口と常に接触している。
・他方の部分は、混合ディスク(22)が右又は左へ回転するかに従って、冷水入口バイパスへの接続(26)、又は熱水コネクタ(25)への接続に対して、より大きな毛細管力に接続される。これによって、流れは、前記混合ディスクの回転に従って、混合中に混合水を変化させることが可能であり、毛細管領域が、バイパス領域又は冷たい領域により多く接触する場合、熱水入口コネクタとの毛細管接触は減少する。
混合ディスク(22)は90°回転し、様々な位置を有する。このことは、機械的な閉止を可能にするが、主として混合水の出口の閉止、又は熱水の入口の閉止を可能にし、冷水のみが入ることを可能にし、冷水は出口コネクタを直接通って出る。
混合ディスクの二重の毛細管力は、バイオフィルムの通過を制限する機能を満たす。これらの有機粒子は、熱的衝撃に直面し、それらが破壊されて小胞(vesicle、ベシクル)となるように位置付けられるが、小胞は、レジオネラ感染の活性形である。仮に有機粒子がフィルタにかけられないまま通過することを許された場合、それらはシャワーヘッドに到達するであろう。そこで小胞は少しずつ漏れる。しかしながら、仮にふるいにかけられる場合、粒子の通過は許されず、熱衝撃によるだけでなく、マイクロ波による無線周波数のTE(横電界波)放射によっても、これらは攻撃される。これらは、水素原子間で共有結合を形成し、バクテリア中のタンパク質の鎖を破壊する。フィルタリングは、バクテリアの通過を回避し、それらを破壊するために、より多くの時間をマイクロ波に与える。
図11はレギュレータ(17)を示し、これの2つの端部(17.1)及び(17.2)は、レギュレータ支持具(16)及び混合制御ボックス(21)のネジコネクタ支持具(19)の上にしっかりと留められるためにネジ接続される。
図12は、銅又はプラスチックから成る電気接続管を示す。設置された管の一部を切断した後、それは両側でネジ接続される。両方のコンタクトにおけるネジ切りは内側と外側であり、それ故に、1インチ又は3/4インチの管材料に適合しており、接続部は多重接続端子の中に挿入される。
図では、それが、内部接続(34)に対してはピンを有し、外部接続(33)に対しては別のピンを有するのを観察できる。これらのピンは全て雌である。合計で、各管は、管の壁の上で分類される平行な4つの接続を有し(2つは内側、且つ2つは外側)、様々なピン端子のセントロニクケーブル(35)が接続されることを可能にしており、標準化されてはいるが、低電圧供給及び冷水管によるデジタル情報を運ぶ。ケーブル接続は、内側又は外側であってもよく、全てが接続されるように、任意の妨害にも橋を渡し、且つ、それ故に、シャワーからヒーターへの接続を有する。
コネクタ端子は、結合のために回転する部品の外側に常に留まる。このことで、ケーブルに対する歪みの問題は発生しない。端子の全ては、防水のネジ接合カバーを有し、ケーブルのコネクタが引っ込められた場合、伝導はネジで密閉され、且つ防水であり、シリコーンで溶接された箇所は、これらの接合箇所を強化する。
本発明の名称が示すように、本発明の目的は、マイクロ波によって誘発される準瞬間的サーモヒーターである。
本発明の目的であるヒーターは、それが構成される素子及び材料の組み合わせによって特徴付けられ、水に対してほぼ瞬間的に加熱を生じさせるヒーターが得られる方法において、このヒーターはまた、エネルギー消費を低減し、且つレジオネラに対する効率的な防護を保証する。
本発明は、家庭用途、産業用途及び業務用途のために、電気エネルギーによって水を加熱する技術分野の中にある。
現在、水を加熱する様々な方法が存在する。熱水はシャワー、及び流水を含む全てのプロセスにおいて使用され、そこでは、熱水を使用するために、水を加熱することが必要である。
水を加熱するための異なる手段が存在する:
・蓄積ボイラーは最も一般的に使用される。
・(タンク無しの)移送方法を含む点ヒーターも存在する。
ガス及び化石燃料から太陽及び電気を源とする、広範囲のエネルギー源が使用される。
現在、水を加熱するための、3つの主な電気的方法がある。
・「電気抵抗」によるものであり、これは、マグネシウム陽極を使用するか、又は密閉された熱遮断器(磁器手段の層及び内側銅仕上げ)を使用することによって、実行されてもよい。
・「電気コイル」によるものであり、電気遮断器が、金属管を取り囲み、金属管を通って水が循環する。
・3番目は、前の2つの方法のハイブリッドによるものである。
電気遮断方法は、電気ボイラーシステムで使用される。その水はゆっくり加熱され、且つ使用されるために、このように保存される。システムは絶縁された状態で維持されるが、水と接触する内部遮断器は、絶えず動作するであろう。これは3つの主な問題を提示する。第1に、水の温度及び外部温度の逆指数関数である電力消費を生じさせる。第2に、電力消費は、水が使用される瞬間のために、及びその瞬間まで水を熱く保つ必要があるという事実に結びつく。第3に、その結果として、かなりのエネルギー消費支出が発生され、電気の請求書の30%が取られているという測定がある。更に、それらの問題は、リサイクルするのが困難な汚染物質材料である。
水は循環し、且つ防水タンクに保存されるであろう。防水タンクはガラス化されているが、主として金属から成る。
水が加熱される場合にのみエネルギーが消費されるとすれば、加熱コイルの電力消費は異なる。しかしながら、使用するために、水の温度を瞬間的に上げるのに必要なエネルギー支出は、高いべき指数に帰着し、これはエネルギー請求書に反映される。コイルはより少ないエネルギーを消費するが、それらは正確なので、より高い電力供給レベルを必要とする。
このことは、より大きなエネルギー支出及び不相応なエネルギー請求書に帰着する。更に、コイルは、特に硬水が関係しているところでは、通常、詰まりやすく、且つ温帯気候に対してのみ推奨される。コイルの大多数は、三相接続を要求する。
「準瞬間的な」、且つ「環境にやさしい」と呼ばれ、指し示される第3のモデルは、前の2つのモデルのハイブリッド型である。しかしながら、これらのモデルは電気遮断器システムに基づくものであり、電気遮断器システムは、ある場合には8000ワットまで必然的にシールドされ、且つそれらが与える唯一の改善は、サイズを小さくすることである。
加えて、現在のボイラーヒーターは、金属から成り、且つ電気分解を受ける。ボイラー受け側は、作製される金属の品質がいかに高くとも、それらは電子を失うであろう。ヒーターに対してマグネシウム陽極を付加することは、これを最小化するが、その理由は、低い電界強度が印加された場合、即ち、ボイラーを酸化から保護するために、マグネシウムが犠牲陽極として働く金属だからである。これらの犠牲陽極を使用することから生じる問題は、マグネシウム陽極の崩壊塩は、ちょうどタンク内の任意の他の酸化物のように、鉄バクテリアの栄養分となることである。これらの鉄バクテリアは、レジオネラのキャビアである。仮に我々が、このプロセスに対して、水が土泥を運ぶという事実を加えるとすれば、バクテリアは、その中で発育する貯水池を持つことになる。レジオネラ集団の形成を防ぐためには、70℃を超えて水の温度を上昇させる必要がある。その理由は、バクテリアはアメーバへと発育し、アメーバは、従来のヒーターの最も温度の低い部分、即ち、底部に避難するが、そこでは泥状のものが蓄積し、且つそこでは、バクテリアは無意味な汚染中心を残存させることが可能である。
本発明の目的は、それ故に、先に述べた不都合を克服することであり、その最も重要なことは、電力消費及びレジオネラのようなバクテリア集団の形成に関連した不都合を克服することである。それは更に、以下で説明され、且つ請求項1の中に含まれるようなボイラーを開発することによって、より効率的な使用後のリサイクル要素を提示することを狙いとする。
本発明の目的は準瞬間的サーモヒーターであり、この中で加熱は、多数のマグネトロンによって発生されるマイクロ波によって実行される。そこでは、タンクはまたガラスから成るが、これはバクテリア集団の形成を防ぐ衛生的な材料である。準瞬間的サーモヒーターはまた混合バルブを有し、混合バルブは二重フィルタリングを実行し、これによって、バイオフィルムの移送において付加的な防護を促進する。
サーモヒーターは:
・ガラスから成るタンクと、
・タンク上に取り付けられ、且つタンク内部に収容された多数のマグネトロンと、
・タンク閉止具及び接続カバーと、
を備え、
水の入口接続及び出口接続だけでなく、サーモスタット又はソレノイドのような制御素子のための接続が配置される。二重フィルタ混合バルブが、カバーの下方に配置され、且つ取り付けられる。
第一に、本発明の目的であるサーモヒーターは、水回路から電気素子の完全な絶縁を提供する。実際に、熱交換体は水自体である。
加えて、水は、無害な要素である「リサイクルガラスから成るタンク又はボイラー」の中で、無線周波数によって加熱されるであろう。前記ボイラーは内部導電性シートを備えたプラスチックカバーを有し、従って、プラーク及び残留物がタンクから清掃されることが可能であるが、これらは使用時間後に蓄積するであろう(注目に値するが、水には異なる沈殿物が入っており、他の種類のサーモヒーターでこれを清掃することは不可能である。また、理解されなければならないことであるが、これらの種類の粒子は、タンクがガラスから成るために、ガラスの壁を腐食又は酸化させない。)。
タンクは、広口瓶の形をした2つのガラスタンクによって形成される;外部タンク及び内部タンクは、共に連結され、一方が他方の内部にぴったりと合う。それらは、ポリビニルブチラール又は類似物質の二重シートによって内部で分離され、中心に穿孔を備えたアルミニウム又は導電性材料から成る積層物を残している。それは、その最も外側の積層物から等方性である:ガラス、ブチラールシート、アルミニウム又は導電性金属、ブチラール及びガラス。この材料は屈曲能力を有するが、しかし衝撃を受けた場合、強い耐久性を有する。
水と導電性金属又はアルミニウムシートとの間の非常に低い強度の違いは、割れを検知し、回路を閉じるであろう。
別の利点は、その漏れ安全システムである。金属積層物の主な機能は、タンクの全体構造を合成するだけでなく、マイクロ波の無線周波数が、この金属格子の織り合わせを通して外部に漏れるのを防ぐことであり、これは割れに対する安全システムである。
更に、材料が退行性でないという事実は利点であり、即ち、酸化物又は乳剤が存在しないという事実は、水が沈殿物を補充しないことを意味する。それは洗浄可能であり、割れ及び水漏れに対する安全システムを有する。
別の利点は、完全な電気的絶縁であり、マグネトロンのシールドは磁器素子によって提供される。黒鉛化合物及び炭化ケイ素のような先端材料が存在し、これらは最大の熱交換を促進する。
加えて、混合バルブは、逆止めシステムを必要としない。市場で利用可能なバルブは、熱水と冷水を混合する可能性を提示するが、しかし全てが水回路に対して外部にあり、逆止めシステムを必要する。それらはエネルギーを節約するが、しかし対照的に、それらは、レジオネラを養うためのスープを形成するかもしれない。本発明の場合、バルブは内部にあり、プラスチック又は磁器から成り、戻り路を有していない。バルブはマイクロ波に浸され、これにより、外部バルブが行うような対応策を施すことなく、エネルギーを節約する。熱交換は、従来のヒーターの中におけるよりも速く、且つ注目すべきエネルギー効率を有する。
図1は、ヒーターの斜視図であり、マグネトロンがヒーター上にいかに取り付けられるかを示す。 図2は、本発明の目的であるサーモヒーターの側面図である。 図3は、サーモヒータータンクを構築するために使用される異なる層を表す。 図4は、カバーを下側から見た図であり、カバーの縁部の詳細を備えた図である。 図5は、カバーの斜視描写である。 図6は、サーモヒーターのタンクのカバーを示し、ここで、ソレノイドは分離されている。 図7は、下側から見たカバー及び、混合バルブに対するその結合を示す。 図8は、分解図における混合バルブを示す。 図9は、混合バルブの別の描写である。 図10は、自身へのアクセス及び出口導管を備えた混合バルブを示す。 図11は、レギュレータの詳細を示す。 図12は、装置を外部で制御するための電気接続管を示す。
・マグネトロン:2つのカドミウム、ネオジム又は合金マグネットによって形成される。それらは、5000ボルトのオーダーの極端な電圧にさらされる。この極端な電圧は、実際には、わずか1マイクロ秒の間、印加される。この小さな断片のエネルギー印加は、1秒の100万分の1の間継続し、ミリ秒のサイクルで繰り返されるが、それは、倍電圧器として働くコンデンサによって放電される。マグネトロンは、2000ボルト程度の電圧が絶えず供給される。これは、以下の通りの回路に基づく:
・ 二次素子を備えた変圧器;
・コイルでは、受け取った電圧を10倍に逓倍する;
・整流ダイオード;
・及び直列接続のコンデンサであり、これは、電荷を蓄積することにより、2倍電圧を達成する。
マグネトロンは、回路の中で、変圧器によって送達される電圧によって絶えず供給される。この熱は共振空洞に位置し、そこでは、この一定電圧が印加される。マグネットはキュリー温度に到達してはならない。仮にキュリー温度に到達すると、マグネットは、自身の磁気的能力を失い、且つ空洞の空洞形成間で螺旋状に電子を強制的に循環させないであろうし、マイクロ波無線周波数を発生させることもないであろう。それ故に、マグネトロンは、この理由のために冷却される。現在使用されている2つのシステムは、空気によって駆動される:強力なファンが、フラップを通して散逸する熱を引き出し、共振空洞を冷却するか、または冷却に水が使用され、そこでは空洞を取り囲む小さな管が、可変流量で冷却を駆動するかの、いずれかである。
この発明は、誘導によって冷却を実行する。共振空洞は2つの磁器体によって取り囲まれるが、2つの磁器体は密閉され(共にねじで留められ)、且つそれらの周辺領域上で一体となる。それらは、高い熱移送能力を有する。半弾性の黒鉛が市場で利用可能であり、即ち、仮に交換体がこれらの特性で覆われると、それらは完全に接触する。しかしながら、仮にそれが十分な弾性能力を持たない場合、マグネトロンとの接触は、熱樹脂によって改善される;このように、マグネトロンと水の間の熱交換体が達成される。「一次交換体」と呼ばれるこの素子は、完全に適合するかもしれず、従って、空気によって駆動される冷媒システムであるフラップ素子に取って代わる。更に、一次交換体は、マグネトロンと共に、二次交換体又は主交換体の中に取り囲まれ、接触を改善する。必要ならば、これは、熱移送樹脂を用いて行うことが可能である。2つの交換体の機能は、固形物を形成することであり、湯沸し器のタンクにおける枠のような、高い散逸能力を備えたユニットが内部に収容され、マグネトロンの防水性及び絶縁性を保証する。
二次交換体の主な素子:
・長さ4センチメートルの導波路であり、これの機能は、マグネトロンからの無線波を伝導させることである。それは、実際には、磁器から成る二次交換体から突出する中空円柱である;その内部は、導電性材料で覆われている;それは、マイクロ波に対して透明なレンズで閉じられており(全体が防水のまま)、マグネトロンのアンテナをタンクの中心に向けて位置決めする。その長さは、マグネトロンの出力及びサイクルに依存する。
・タンクはポリマーから成ってもよいが、しかし、好ましくは、ガラスから成るであろう;タンクは、広口瓶の形で、その機能のためにリサイクルガラスから成ってもよい(輪郭又は角度が追及されない形状で、約20cm幅の口部を有し、その口部を通して内部にアクセスされるかもしれない)。水の消費が与えられれば、生産ニーズ又は機能に応じて、タンクは可変容量を有する;その形状は、サンドイッチ型構造である。層は、外部から内部まで自らの位置決めに応じて位置する。
・ガラスの層は、冷却衝撃の下、温かい内に形作られる。
・ポリビニルブチラール層又は類似のもの。
・マイクロ波スクリーンである、穿孔された導電性シート又は金属メッシュ。
・遮断器及び0.5乃至1cmの間で変化する体積特性に応じて、壁の直径及び厚さは、貯水能力対して制限される。
・この素子の機能は、3つの機能を満たす:
・第1の機能は無線周波数を含み、金属シートスクリーンはこれを阻止する。
・第2の機能は、相乗作用的材料であり、且つ高抵抗係数を有する。
・第3の機能は、割れが生じた場合、金属メッシュが回路を閉じる;これによって、全体システムを遮断し、且つ冷却する(他のサーモヒーターの場合のような、起こり得る爆発を回避する)。この装置において、最も劇的な対策は割れであり、これによって圧力が緩和されるであろう。更に、この発明はまた、安全バルブ調節を有する。上記のことは、付加的な安全対策を構成する。
積層物又はメッシュは、タンクの口部カバーの首部で閉じられる。これによって、カバーとの接触を閉じると、積層物又はメッシュが、セントロニクス型端子に対してブリッジとして役立つことが可能になり、EPROMメモリ又はCPU端子に情報が送信される。
・更に、カバーはサーモスタット、冷水入口バルブ及び熱水出口バルブを有する。両方の接続は、サーモヒーターの頂部にあり、タンクを清掃するためにヒーターを空にするのを容易にする。冷水入口はプラスチック管に接続され、これが更に、混合バルブに接続され、混合バルブは2つの入口及び1つの出口を有する。混合バルブは回転されてもよく、逆止めを有せず、且つ完全に機械的である。前記バルブはカバーの内部へ統合され、カバーは3つのネジ接続部を有する:
・第1のネジ接続部は、タンクの底部に伸び、タンクの底部を通って冷水が交換される。
・第2のネジ接続部は、混合部分で終端する管であり、混合部分は熱水出口で開いている。それは重要な多様性であり、それによって、1つの流れが開くと、他方が閉じる。この部分から突出し、且つカバーと交差するロッドは、外部から流れを制御し、且つ気密性である。これによって、ロッドが一方向に回転し、可能な混合量を変化させる。こうした場合、出口が50℃を超えないように標準化されるか、又は標準の出口温度としてもよい。しかしながら、システムは、要求される内部加熱温度で動作するように強制される。この規則を受け入れ、且つサーモヒーターにおいてサーモスタット又は混合バルブを使用することは国際的となりつつあり、カナダ及びフランスのような国は、このことが義務付けられている。
・第3のネジ接続部は、混合水を使用するための混合水出口である。
このサーモヒーターによって、水の温度は85乃至90℃に上昇されることが可能になるが、しかし65℃のようなより低い温度でさえも、直接触れることは危険である。このため、サーモヒーターは機械的に停止されるが、電気的故障の場合、機械的停止では冷水の混合は最大である。ロッド及び混合量の調節は外部で実行され、この調整は手動でなされるか、又はEPROMによって制御されるソレノイドによってなされる。内部サーモスタットは温度を検出し、装置内でプログラムされた温度を維持するために、システムを停止し、且つ起動する。更に、カバーは、その出口でデジタル情報を備えたサーモスタットを有する。システムは、それ故に、2つのサーモスタットとこれらの機構のための調節とを有する;サーモスタットは、カバーで直接調節され、且つ水の内部温度及び、出口管を通って循環する水の温度をEPROMに通知する。
サーモヒーターシステムは、マイクロ波を用いた無線周波数による加熱に基づく。システムは、2つの1.2キロワットのマグネトロンを有し、且つ2つのマグネトロンの合計出力は2.4kWである。各マグネトロンは、それぞれの一次交換体内に位置し、且つ各マグネトロンは、その二次交換体の中に位置する。交換体システムは、タンク自体内にマグネトロンを収容し、無線周波数が放射されると、作り出された高温をマグネトロンが散逸するのを促進する。しかしながら、マグネトロンのワット出力は、タンク及びタンクが設定する必要条件に関連して可変である。
1つのマグネトロンのエネルギー生産コストは、遮断器のエネルギー生産コストより高くない。遮断器は、よりゆっくりであるにもかかわらず、一定の伝導プロセスを実行するが、その一方で、マグネトロンによって発生される熱は、指数関数的である。更に、マグネトロンとは対照的に、遮断器は、限界の加熱点へ到達するのが近くなるほど、性能を失う。
電気遮断器は、水を熱伝導体として扱い、その一方で、無線周波数は、水を伝導体の振舞いを備えた電磁伝導体として扱う。水の温度は、より均一な係数を有しており、且つ水タンク内で理想的な熱い温度でそれを維持するのに、より少ないエネルギーしか必要としない。水分子が熱いほど、それらはより多くの熱を吸収し、それ故に、仮に無線周波数吸収の限界点(78.8°)に接近すると、マイクロ波の部分に対する活動は最小となるであろう。このことは、電気遮断器に対して逆指数関数的であることと対照的である。
要約すると、マグネトロンを支持する注目すべきエネルギー効率は、電気遮断器と比較して明白となり、且つマグネトロンの活動からの熱は、常に水に移送される。
マグネトロンに供給するシールドケーブルが存在し、これは別の制御ボックスへ運ばれ、そこでは、1つ又は多数のコンデンサ及び整流ダイオードへの出口を備えた高電圧変圧器が収容され、2つのマグネトロンとの間でブリッジを形成する。取り組み方法は、基本的な倍電圧システムを用いる代わりに、異なる電荷を供給することであり、そこでは、マグネトロンは、この電荷の約30%を絶えず充電し、電圧にのみ変換すると考えられる。この電荷は、第2コンデンサに送られるか、又は直接、第2マグネトロンに送られるが、第2マグネトロンは、第1マグネトロンと逆に接続され、逆ダイオードによって整流される。マグネトロンを、コンデンサと考えてもよい。
システムは、典型的な方法で動作する。マグネトロンの動作温度は安定である;その超過分を水と交換する場合、動作温度は、ごくわずかな熱的変調の例を提供する。
導波路は、その基本的なレベルにおけるように、無線周波数の放射において典型的である。導波路は、理想的な動作の原理を満たすが、理想的な動作において、空気は導体であり、且つ水は誘電体である;このことは、本システムの場合、達成される。本システムの導光路は、水中に沈められる。これは完全な例であり、誘電体の場合には、事実上完全である。これは、更に、直接の放射だけでなく、全ての放射が、水によって吸収され、即ち最大限に、整流されていない電子的周波数が、横電界波(TE)を発生させるが、横電界波は、水を著しく分極させる。
マイクロ波オーブンのような他のモデルでは、これらの特異性が見られないことに注目するのは重要である。実際には、これらの整流されていない周波数は、システム自体に戻される。
この新しいシステムは、2つの逆に帯電した、即ち一方は正に、他方は負に帯電したマグネトロンを接続する。それは、システムの中で任意の特定されないエネルギーを持たない結果として、理想的なモデルと見なされる。それは、理想的な温度で動作し、且つマイクロ波周波数は、マグネトロンから跳ね返らない。従って、実質的に安定なモデルが提供される。
従来のシステムでは、マグネトロンは、システム要求の30%程度の可変電圧を絶えず供給されなければならない。この充電は、変圧器の送達から蓄積される基礎であり、且つコンデンサからの放電に付加される。結果として、これは、寄生帯電又は疑似負荷の冗長度に帰着する。現実には、これらのシステムにおける事象の全過程で、これらの不安定な電流が計算され、且つ逆ダイオードが、電流を整流するために挿入されることが可能とはならず、システムに対して事象をもう一度有用にする。我々のシステムでは、全てのポイントは、この逆ダイオードを挿入するために準備される。
理解されることであるが、マグネトロンの放電流は反時計回り周波数であり、しかし固定されたマグネトロン放電の仕組みの下で動作する第2マグネトロンと同期されるが、マイクロ波オーブンの場合のように、揮発性の第2放電周波数において同期されるのではない。即ち、それは常にマグネトロンの名目的な供給値を有し、且つこの30%のエネルギーは、マグネトロンがその停止サイクルにあるマグネトロンから寄生されず(盗まれず)、且つその起動サイクルの開始以前に他のマグネトロンに送達されることを証明する。整流される場合は、この電流は、コンデンサによって、しかも変圧器の定数に対して供給される電流に対して大きな影響を与えず、変圧器のこの30%の余分な活動を節約するであろう。これらの電流が整流される場合、これらの節約及び安定値は一層大きいであろうと見積もられる。
システムのカバーは、マルチピン・コネクタを有する。これは、同様なケーブルに接続され、且つ他の端部ではシステム全体を制御する「EPROM」メモリに接続される。前記EPROMプロセッサは、機能の全てを制御し、この発明の中でのプロセスの各々から情報を受け取る:その供給は、最も適切な方法によれば、9ボルト乃至12ボルト又は24ボルトである。第2ケーブルは、ヒューズ保護装置への高電圧供給システムにつながる。情報は、LEDの手段によるか、又は小さな情報スクリーン上に表示されてもよい。
水の入口及び出口を収容すること、サーモスタット端子及びそれらの電気的接続のための調節。起こり得る漏れのために密閉される第3の管。ピストンが突出し、且つピストンは、手動によって動作されるか、又はソレノイドによって動作されてもよい。
外部保護ボックス:タンク及び全ての内部部品は、内部部品における合成発泡材料、及び内部部品を強化し、分離し、且つ密閉する固い積層物(これが保護表面である)から成る外部積層物で覆われ、更に、外部積層物は、タンクから分離された制御ボックスにおける電子機器を収容する。
分離シートは、様々な材料から成ってもよい。タンクは、タンクが載っているプラスチック片によってシャーシに固定され、シャーシは、更に、シャーシを適所に固定するタンク上のベルトによって固定される。
ヒーターの扉:ヒーターは扉を有し、これによって、ヒーター内部へのアクセスが可能になり、且つ清掃又は交換部品の位置決めのようなタスクを実行することが可能になる。それは、機械的に動作する断続器ボタンを有し、その機能は安全回路を起動することであり、その安全回路は、コンデンサを放電させる最大の電荷遮断器を有する。この機械的安全機能は、更に、システム全体のための供給断続器として働く。コンデンサは、通常用途及び後続する任意の機能動作の間は、電荷を維持するべきではない。コンデンサは、システムがアースに接続されると放電されるべきであり、そのため、システムが停止されたと考えられるとしても、高いレベルの安全を提供するこの遮断器は、コンデンサに対して常に放電する。
水は、ヒーター自体から混合水を作り出すことによって制御されてもよく、ヒーターに対して外部で混合水がない状態で、水が望ましく、且つ制御された温度で存在する。理解されることであるが、混合で重要なことは、レジオネラに対する二重フィルタであり、且つ望ましい温度で水が送達されることを常に可能にすることである。この目的のために、電子コネクタ端子が、電気接続管の中に設けられ、電子コネクタ端子は、EPROMに対して直接の接続を有する。この接続によって、装置の外側で温度制御を実行することが可能である。それがシャワー端子又はバス端子であるかにかかわらず、この制御によって、二重の熱管/冷管が不要になる。
装置に対して外部から制御が実行されるのを可能にする電気接続管の結果として、以下のことが達成される:
・管内でのバクテリア感染のリスク低減。
・冷水が、更に、取り扱われる。
・シャワーから温度を制御する場合、キッチンで水に対する要求がある場合、シャワーの温度は変化しないであろう。やけどの危険は、従って、回避される。理解されることであるが、前もって混合された水を提供するのは、ヒーターの内部バルブである。
トイレは、ヨーロッパ規定852/2004に従う通信制御を有してもよい。この法規によれば、いかなる種類の汚染残留物も残さずに、「82.2での水は最良の殺生物剤である」。トイレは、セントロニクスケーブルによってヒーターに接続され、2つの位置の間で切り替わる内部鍵をタンク内に有する:一方は水槽を充填するためのもの、そして他方はフラッシングのためのものであり、これによって、必要な場合に、消毒を実行するのが可能になる;続いて起こる、ヒーターからの高温での水の移動、及び冷水との熱的衝撃の緩和。これらのタスクは、プロセスの間に安全用の循環遮断鍵を用いて実行されてもよい。
図1は、発明の目的を形成するものと同様なサーモヒーターを示し、このサーモヒーターは、
・ガラスから成るタンク(1)と、
・ベルト又は支持枠組み(2)によって支持された多数のマグネトロン(3)であって、ベルト又は支持枠(2)は、タンク(1)を取り囲んでマグネトロンが支持されたままの状態となることを可能とし、且つタンク(1)の内側に配置されてもよい、多数のマグネトロン(3)と、
を備える。
更に、ベルト又は支持枠組み(2)の上に2つのマグネトロンを固定するために、以下によって定義されるユニットが使用される:
ベルト(2)上に固定されるプレート又はカバー(4)であって、上をマグネトロンが渡され且つ固定される2つの開口を備え、これらのマグネトロンは一次交換体(5)の2つの部分に固定され、且つしっかりと留められ、一次交換体(5)は、それをグローブのように包み、主交換体(6)の中に導入され、且つ二重連結ウェッジ(31)に溶接される、プレート又はカバー(4)。
二重連結ウェッジ(31)であって、これは、内部でタンク(1)を貫通する二重部分であり、それが溶接される主交換体(6)を支持し、且つ外側にただ1つの枠が存在し、この枠は突出し、且つタンク(1)に接続され、且つまた支持され、且つ溶接され、タンクはベルト(2)から補強される、二重連結ウェッジ(31)。カバー(4)は、ネジによって二重連結ウェッジ(31)の外側部分の上に固定されるが、これは防水ユニットである。
マグネトロン(3)の各々は、部分的に1つの単一要素を形成する一次交換体(5)によって定義される内部空間の中に収容され、且つ、更に、このユニットは主交換体(6)内に収容され、冷却が課せられると共に、マグネトロンが到達する温度をタンク(3)の水と交換することが課せられる。一次交換体(5)及び主冷凍交換体(6)は、共に冷却を実行する;それらの接触は、熱樹脂を用いることによって、改善されるかもしれない。両方の交換体間の接触は、黒鉛複合体のような半弾性的特質を備えた多くの超伝導の熱化合物を用いて改善される。
図2は前描写の側面図である。この中で、交換体の中に収容されたマグネトロンの1つは、プレート(4)の中の空洞の1つの上に配置され、且つタンクの内部に収容される。これに対して、他のマグネトロンは、それを収容する交換体から分離されて示される。
図3は、タンク(1)を形成するのに役立つ異なる層を示し、そこでは、第1層又は外側層はガラス(1.1)の層であり、そこでは外側の口部は、その基部と同じ広さか、又は基部よりも広い。これによって、第1層が、型枠から素早く、且つ容易に脱型されることが可能である。型枠は主要な口部を有するが、しかしその側面で、交換体の調節のために別の口部を有する;この同じ調節によって、タンクを動かすことが可能であり、今は型枠から解放され、それを冷却し、従って、温かいガラスに帰着するが、これは、温度割れに対してはるかに強く、且つより耐性が高い。その後、第1支持ゲル(1.2)が、続いて、マイクロ波用のスクリーンを形成するアルミニウムシート(1.3)が提供される。その後、第2支持ゲル(1.4)が、続いて、より小さなガラス容器(1.5)が提供される。
ボディは、外側及び内側の合わせガラス、ガラスから成る2つのボディから、ポリビニルブチラール・ゲル又は類似のものによって分離されたアルミニウムスクリーンとして形成される。
このようにして得られたユニットは、ベークされてもよく、又は低温シリコーンで射出されてもよく、アルミニウムスクリーンは、連結するフラップとして突出する他の輪郭の上方で、フラップのように吹かれて動く。
閉止ベルト(1.6)及びカバー(7)は、他方の上でぴったりと合い、この接合箇所は、閉止ベルト(1.6)にある一連の通しボルトでしっかりと留められるが、閉止ベルトは、機構(7)をしっかりと留めるために、カバーの中での停止を有する貫通孔を備える。
アルミニウム輪郭は、格子型パネルであるが、しかしながら、突出するフラップは密閉され、且つ取り付け枠を有する。
閉止ベルト(1.6)は調節され、不浸透性のエポキシで閉じられ、処理工程後は、全てのものが単一ボディを形成する。
図4はタンクのカバー(7)を示す。カバー(7)は、その下部縁部に沿って歯状の閉止部(7.1)を有し、これは密閉閉止部(7.2)と関連付けられる。密閉閉止部(7.2)によって、ユニット全体の閉止が可能になる。それは、ネジによってしっかりと留められる。
図5は、マグネトロンのカバー(7)を示し、カバー(7)は、
・密閉された膨張タンク(10)への出口と、
・水入口(11)と、
・アナログ又はデジタル・サーモスタットに供給するためのコンタクトの出口に沿う熱水出口(12)と、
・電気的供給コンタクト(13)、マルチコンタクトと、
・ソレノイド(8)と、
・ロッド・サーモスタットの端子(9)と、
・ケーブル配線用のチャネル(14)であって、このチャネルは、電気的コンタクト(13)及び、ソレノイド(8)及びロッド・サーモスタットの端子(9)及び端子(12)の間を走る、ケーブル配線用のチャネル(14)と、
を備える。
ソレノイド(8)は、電流の印加に従って、一方法又は他の方向に回転するポテンショメータである。その機能は水の混合を調整することであり、それは混合鍵において実行される。混合の調整は、一方の端部でソレノイド(8)に、且つ他方の端部で混合バルブ(20)に接続されたピストン(15)(図6)によって実行される。
ソレノイド(8)は、電子的コンタクト(13)から電気的に供給されるが、これは、「EPROM」型メモリ(図示せず)へ供給するものをも運ぶチャネル(14)を通る「セントロニクス」型ケーブル配線によって供給される。
図7は、タンク(1)のカバー(7)下方に取り付けられた補足的素子を示す。端子(9)において外部に接続されるサーモスタットのための支持具(18)が存在することは、指摘されるべきである。カバー(7)の下方では、レギュレータ(17)用の支持具(16)が更に設けられ、これは、一方の端部では、支持具(16)によってカバー(7)にネジ接続され、且つ、その他方の端部では、混合バルブ(20)にネジ接続される。
サーモスタット支持具(18)は、それが外部に対して浸透性でないような方法で、端子(9)によって接続され、これによって、サーモスタットのロッドが、熱水に沈められることが可能になる。
レギュレータ(17)の機能は、ピストン(15)を安定に保つことであり、ピストン(15)は、レギュレータ(17)によって内部で回転し、その動作を防水にする。
図7は、ちょうど図10のように、取り付けられた混合バルブ(20)を示し、その一方で、図8及び図9では、混合バルブは取り付けられていない。
混合バルブ(20)は:
・混合器(21)の動作を防水にする外部制御ボックスであって、その端部の一方で円柱が開いた形であり、その一方で、他方の端部が、レギュレータ(17)をしっかり留めるためのネジ接続(19)(図9)を有し、且つピストン(15)の進路を管理する、外部制御ボックスと、
・混合ディスク(22)はフィルタとして働き、且つ混合制御ボックス(21)の内部に収容され、該混合ディスクは密閉された閉止具(23)によって閉じたままとなる、混合ディスク(22)と、
・3つのコネクタであって、
・コネクタの1つは、混合水用の出口コネクタ(24)であり、これに出口管(30)(図7)が接続され、該出口管(30)は熱水出口(12)(図5)に接続され、
・別のコネクタは、熱水用の入口コネクタ(25)であり、熱水は熱水用の入口管(27)に接続され、
・最後のコネクタは、分割バイパス(29.1)に対する接続コネクタ(26)であり、該接続コネクタ(26)に、一方の側で、冷水管(29)が接続され、該冷水管(29)は、その底部にほぼ達するまでタンクの内部を通過し、且つ、他方の側で、冷水入口(11)(図5)に接続される管(28)が接続される、3つのコネクタと、
備える。
混合ディスク(22)は、中空球状円柱及び、ピストン(15)を調節するためのハウジング(22.1)を備えた主軸である。混合ディスク(22)は、内部中空とその外側層とを相互に連結させる多重の毛細管力を有する;毛細管力は2つの異なる部分に分けられる:
・一方の部分は、より広い分布及び角度に関するものであり、これは、混合水用の出口コネクタへの出口と常に接触している。
・他方の部分は、混合ディスク(22)が右又は左へ回転するかに従って、冷水又は温水入口バイパス(25)への接続(26)に対して、より大きな毛細管力に接続される。これによって、流れは、前記混合ディスクの回転に従って、混合中に混合水を変化させることが可能であり、毛細管領域が、バイパス領域又は冷たい領域により多く接触する場合、熱水入口コネクタとの毛細管接触は減少する。
混合ディスクは90°回転し、様々な位置を有する。このことは、機械的な閉止を可能にするが、主として混合コネクタの出口の閉止、又は貫通接続が熱水の入口を閉止するのを可能にし、冷水のみが入ることを可能にし、冷水は出口コネクタを直接通って出る。
混合ディスクの二重の毛細管力は、バイオフィルムの通過を制限する機能を満たす。これらの有機粒子は、熱的衝撃に直面し、それらが破壊されて小胞(vesicle、ベシクル)となるように位置付けられるが、小胞は、レジオネラ感染の活性形である。仮に有機粒子がフィルタにかけられないまま通過することを許された場合、それらはシャワーヘッドに到達するであろう。そこで小胞は少しずつ漏れる。しかしながら、仮にふるいにかけられる場合、粒子の通過は許されず、熱衝撃によるだけでなく、マイクロ波による無線周波数のTE(横電界波)放射によっても、これは攻撃されるであろう。これらは、水素原子間で共有結合を形成し、バクテリア中のタンパク質の鎖を破壊する。フィルタリングは、バクテリアの通過を回避し、それらを破壊するために、より多くの時間をマイクロ波に与える。
図11はレギュレータ(17)を示し、これの2つの端部(17.1)及び(17.2)は、レギュレータ支持具(16)及び混合制御ボックス(21)のネジコネクタ支持具(19)の上にしっかりと留められるためにネジ接続される。
図12は、銅又はプラスチックから成る電気接続管を示す。設置された管の一部を切断した後、それは両側でネジ接続される。両方のコンタクトにおけるネジ切りは内側と外側であり、それ故に、1インチ又は3/4インチの管材料に適合しており、接続部は多重接続端子の中に挿入される。
図では、それが、内部接続(34)に対してはピンを有し、外部接続(33)に対しては別のピンを有するのを観察できる。これらのピンは全て雌である。合計で、各管は4つの接続を有する。これらの接続は、平行な2つは内側、及び2つは外側に管の壁の上で分類され、様々なピン端子のセントロニクケーブル(35)が接続されることを可能にしており、標準化されてはいるが、低電圧供給及び冷水管によるデジタル情報を運ぶ。ケーブル接続は、内側又は外側であってもよく、全てが接続されるように、任意の妨害にも橋を渡し、且つ、それ故に、シャワーからヒーターへの接続を有する。
コネクタ端子は、結合のために回転する部品の外側に常に留まる。このことで、ケーブルに対する歪みの問題は発生しない。端子の全ては、防水のネジ接合カバーを有し、ケーブルのコネクタが引っ込められた場合、伝導はネジで密閉され、且つ防水であり、シリコーンで溶接された箇所は、これらの接合箇所を強化する。
本発明の名称が示すように、本発明の目的は、マイクロ波によって誘発される準瞬間的サーモヒーターである。
本発明の目的であるヒーターは、それが構成される素子及び材料の組み合わせによって特徴付けられ、水に対してほぼ瞬間的に加熱を生じさせるヒーターが得られる方法において、このヒーターはまた、エネルギー消費を低減し、且つレジオネラに対する効率的な防護を保証する。
本発明は、家庭用途、産業用途及び業務用途のために、電気エネルギーによって水を加熱する技術分野の中にある。
現在、水を加熱する様々な方法が存在する。熱水はシャワー、及び流水を含む全てのプロセスにおいて使用され、そこでは、熱水を使用するために、水を加熱することが必要である。
水を加熱するための異なる手段が存在する:
・蓄積ボイラーは最も一般的に使用される。
・(タンク無しの)移送方法を含む点ヒーターも存在する。
ガス及び化石燃料から太陽及び電気を源とする、広範囲のエネルギー源が使用される。
現在、水を加熱するための、3つの主な電気的方法がある。
・「電気抵抗」によるものであり、これは、マグネシウム陽極を使用するか、又は密閉された熱遮断器(磁器手段の層及び内側銅仕上げ)を使用することによって、実行されてもよい。
・「電気コイル」によるものであり、電気遮断器が、金属管を取り囲み、金属管を通って水が循環する。
・3番目は、前の2つの方法のハイブリッドによるものである。
電気遮断方法は、電気ボイラーシステムで使用されるが、電気ボイラーシステムでは、水がゆっくり加熱され、且つ使用されるためには、このように保存される。システムは絶縁された状態で維持されるが、水と接触する内部遮断器は、絶えず動作するであろう。これは3つの主な問題を提示する。第1に、水の温度及び外部温度の逆指数関数である電力消費を生じさせる。第2に、電力消費は、水が使用される瞬間のために、及びその瞬間まで水を熱く保つ必要があるという事実に結びつく。第3に、その結果として、かなりのエネルギー消費支出が発生され、電気の請求書の30%が取られているという測定がある。更に、それらの問題は、リサイクルするのが困難な汚染物質材料である。
水は循環し、且つ防水タンクに保存されるであろう。防水タンクはガラス化されているが、主として金属から成る。
水が加熱される場合にのみエネルギーが消費されるとすれば、加熱コイルの電力消費は異なる。しかしながら、使用するために、水の温度を瞬間的に上げるのに必要なエネルギー支出は、高いべき指数に帰着し、これはエネルギー請求書に反映される。コイルはより少ないエネルギーを消費するが、それらは正確なので、より高い電力供給レベルを必要とする。
このことは、より大きなエネルギー支出及び不相応なエネルギー請求書に帰着する。更に、コイルは、特に硬水が関係しているところでは、通常、詰まりやすく、且つ温帯気候に対してのみ推奨される。コイルの大多数は、三相接続を要求する。
「準瞬間的な」、且つ「環境にやさしい」と呼ばれ、指し示される第3のモデルは、前の2つのモデルのハイブリッド型である。しかしながら、これらのモデルは電気遮断器システムに基づくものであり、電気遮断器システムは、ある場合には8000ワットまで必然的にシールドされ、且つそれらが与える唯一の改善は、サイズを小さくすることである。
加えて、現在のボイラーヒーターは、金属から成り、且つ電気分解を受ける。ボイラー受け側は、作製される金属の品質がいかに高くとも、それらは電子を失うであろう。ヒーターに対してマグネシウム陽極を付加することは、これを最小化するが、その理由は、低い電界強度が印加された場合、即ち、ボイラーを酸化から保護するために、マグネシウムが犠牲陽極として働く金属だからである。これらの犠牲陽極を使用することから生じる問題は、マグネシウム陽極の崩壊塩は、ちょうどタンク内の任意の他の酸化物のように、鉄バクテリアの栄養分となることである。これらの鉄バクテリアは、レジオネラのキャビアである。仮に我々が、このプロセスに対して、水が土及び泥を運ぶという事実を加えるとすれば、バクテリアは、その中で発育する貯水池を持つことになる。レジオネラ集団の形成を防ぐためには、70℃を超えて水の温度を上昇させる必要がある。その理由は、バクテリアはアメーバへと発育し、アメーバは、従来のヒーターの最も温度の低い部分、即ち、底部に避難するが、そこでは泥状のものが蓄積し、且つそこでは、バクテリアは無意味な汚染中心を残存させることが可能である。
本発明の目的は、それ故に、先に述べた不都合を克服することであり、その最も重要なことは、電力消費及びレジオネラのようなバクテリア集団の形成に関連した不都合を克服することである。それは更に、以下で説明され、且つ請求項1の中に含まれるようなボイラーを開発することによって、より効率的な使用後のリサイクル要素を提示することを狙いとする。
本発明の目的は準瞬間的サーモヒーターであり、この中で加熱は、多数のマグネトロンによって発生されるマイクロ波によって実行される。そこでは、タンクはまたガラスから成るが、これはバクテリア集団の形成を防ぐ衛生的な材料である。準瞬間的サーモヒーターはまた混合バルブを有し、混合バルブは二重フィルタリングを実行し、これによって、バイオフィルムの移送において付加的な防護を促進する。
サーモヒーターは:
・ガラスから成るタンクと、
・タンク上に取り付けられ、且つタンク内部に収容された多数のマグネトロンと、
・タンク閉止具及び接続カバーと、
を備え、
水の入口接続及び出口接続だけでなく、サーモスタット又はソレノイドのような制御素子のための接続が配置される。二重フィルタ混合バルブが、カバーの下方に配置され、且つ取り付けられる。
第一に、本発明の目的であるサーモヒーターは、水回路から電気素子の完全な絶縁を提供する。実際に、熱交換体は水自体である。
加えて、水は、無害な要素である「リサイクルガラスから成るタンク又はボイラー」の中で、無線周波数によって加熱されるであろう。前記ボイラーは内部導電性シートを備えたプラスチックカバーを有し、従って、プラーク及び残留物がタンクから清掃されることが可能であるが、これらは使用時間後に蓄積するであろう(注目に値するが、水には異なる沈殿物が入っており、他の種類のサーモヒーターでこれを清掃することは不可能である。また、理解されなければならないことであるが、これらの種類の粒子は、タンクがガラスから成るために、ガラスの壁を腐食又は酸化させない。)。
タンクは、広口瓶の形をした2つのガラスタンクによって形成される;外部タンク及び内部タンクは、共に連結され、一方が他方の内部にぴったりと合う。それらは、ポリビニルブチラール又は類似物質の二重シートによって内部で分離され、中心に穿孔を備えたアルミニウム又は導電性材料から成る積層物を残している。それは、その最も外側の積層物から等方性である:ガラス、ブチラールシート、アルミニウム又は導電性金属、ブチラール及びガラス。この材料は屈曲能力を有するが、しかし衝撃を受けた場合、強い耐久性を有する。
水と導電性金属又はアルミニウムシートとの間の非常に低い強度の違いは、割れを検知し、回路を閉じるであろう。
別の利点は、その漏れ安全システムである。金属積層物の主な機能は、タンクの全体構造を合成するだけでなく、マイクロ波の無線周波数が、この金属格子の織り合わせを通して外部に漏れるのを防ぐことであり、これは割れに対する安全システムである。
更に、材料が退行性でないという事実は利点であり、即ち、酸化物又は乳剤が存在しないという事実は、水が沈殿物を補充しないことを意味する。それは洗浄可能であり、割れ及び水漏れに対する安全システムを有する。
別の利点は、完全な電気的絶縁であり、マグネトロンのシールドは磁器素子によって提供される。黒鉛化合物及び炭化ケイ素のような先端材料が存在し、これらは最大の熱交換を促進する。
加えて、混合バルブは、逆止めシステムを必要としない。市場で利用可能なバルブは、熱水と冷水を混合する可能性を提示するが、しかし全てが水回路に対して外部にあり、逆止めシステムを必要する。それらはエネルギーを節約するが、しかし対照的に、それらは、レジオネラを養うためのスープを形成するかもしれない。本発明の場合、バルブは内部にあり、プラスチック又は磁器から成り、戻り路を有していない。バルブはマイクロ波に浸され、これにより、外部バルブが行うような対応策を施すことなく、エネルギーを節約する。熱交換は、従来のヒーターの中におけるよりも速く、且つ注目すべきエネルギー効率を有する。
図1は、ヒーターの斜視図であり、マグネトロンがヒーター上にいかに取り付けられるかを示す。 図2は、本発明の目的であるサーモヒーターの側面図である。 図3は、サーモヒータータンクを構築するために使用される異なる層を表す。 図4は、カバーを下側から見た図であり、カバーの縁部の詳細を備えた図である。 図5は、カバーの斜視描写である。 図6は、サーモヒーターのタンクのカバーを示し、ここで、ソレノイドは分離されている。 図7は、下側から見たカバー及び、混合バルブに対するその結合を示す。 図8は、分解図における混合バルブを示す。 図9は、混合バルブの別の描写である。 図10は、自身へのアクセス及び出口導管を備えた混合バルブを示す。 図11は、レギュレータの詳細を示す。 図12は、装置を外部で制御するための電気接続管を示す。
・マグネトロン:2つのカドミウム、ネオジム又は合金マグネットによって形成される。それらは、5000ボルトのオーダーの極端な電圧にさらされる。この極端な電圧は、実際には、わずか1マイクロ秒の間、印加される。この小さな断片のエネルギー印加は、1秒の100万分の1の間継続し、ミリ秒のサイクルで繰り返されるが、それは、倍電圧器として働くコンデンサによって放電される。マグネトロンは、2000ボルト程度の電圧が絶えず供給される。これは、以下の通りの回路に基づく:
・ 二次素子を備えた変圧器;
・コイルでは、受け取った電圧を10倍に逓倍する;
・整流ダイオード;
・及び直列接続のコンデンサであり、これは、電荷を蓄積することにより、2倍電圧を達成する。
マグネトロンは、回路の中で、変圧器によって送達される電圧によって絶えず供給される。この熱は共振空洞に位置し、そこでは、この一定電圧が印加される。マグネットはキュリー温度に到達してはならない。仮にキュリー温度に到達すると、マグネットは、自身の磁気的能力を失い、且つ空洞の空洞形成間で螺旋状に電子を強制的に循環させないであろうし、マイクロ波無線周波数を発生させることもないであろう。それ故に、マグネトロンは、この理由のために冷却される。現在使用されている2つのシステムは、空気によって駆動される:強力なファンが、フラップを通して散逸する熱を引き出し、共振空洞を冷却するか、または冷却に水が使用され、そこでは空洞を取り囲む小さな管が、可変流量で冷却を駆動するかの、いずれかである。
この発明は、誘導によって冷却を実行する。共振空洞は2つの磁器体によって取り囲まれるが、2つの磁器体は密閉され(共にねじで留められ)、且つそれらの周辺領域上で一体となる。それらは、高い熱移送能力を有する。半弾性の黒鉛が市場で利用可能であり、即ち、仮に交換体がこれらの特性で覆われると、それらは完全に接触する。しかしながら、仮にそれが十分な弾性能力を持たない場合、マグネトロンとの接触は、熱樹脂によって改善される;このように、マグネトロンと水の間の熱交換体が達成される。「一次交換体」と呼ばれるこの素子は、完全に適合するかもしれず、従って、空気によって駆動される冷媒システムであるフラップ素子に取って代わる。更に、一次交換体は、マグネトロンと共に、二次交換体又は主交換体の中に取り囲まれ、接触を改善する。必要ならば、これは、熱移送樹脂を用いて行うことが可能である。2つの交換体の機能は、固形物を形成することであり、湯沸し器のタンクにおける枠のような、高い散逸能力を備えたユニットが内部に収容され、マグネトロンの防水性及び絶縁性を保証する。
二次交換体の主な素子:
・長さ4センチメートルの導波路であり、これの機能は、マグネトロンからの無線波を伝導させることである。それは、実際には、磁器から成る二次交換体から突出する中空円柱である;その内部は、導電性材料で覆われている;それは、マイクロ波に対して透明なレンズで閉じられており(全体が防水のまま)、マグネトロンのアンテナをタンクの中心に向けて位置決めする。その長さは、マグネトロンの出力及びサイクルに依存する。
・タンクはポリマーから成ってもよいが、しかし、好ましくは、ガラスから成るであろう;タンクは、広口瓶の形で、その機能のためにリサイクルガラスから成ってもよい(輪郭又は角度が追及されない形状で、約20cm幅の口部を有し、その口部を通して内部にアクセスされるかもしれない)。水の消費が与えられれば、生産ニーズ又は機能に応じて、タンクは可変容量を有する;その形状は、サンドイッチ型構造である。層は、外部から内部まで自らの位置決めに応じて位置する。
・ガラスの層は、冷却衝撃の下、温かい内に形作られる。
・ポリビニルブチラール層又は類似のもの。
・マイクロ波スクリーンである、穿孔された導電性シート又は金属メッシュ。
・遮断器及び0.5乃至1cmの間で変化する体積特性に応じて、壁の直径及び厚さは、貯水能力対して制限される。
・この素子の機能は、3つの機能を満たす:
・第1の機能は無線周波数を含み、金属シートスクリーンはこれを阻止する。
・第2の機能は、相乗作用的材料であり、且つ高抵抗係数を有する。
・第3の機能は、割れが生じた場合、金属メッシュが回路を閉じる;これによって、全体システムを遮断し、且つ冷却する(他のサーモヒーターの場合のような、起こり得る爆発を回避する)。この装置において、最も劇的な対策は割れであり、これによって圧力が緩和されるであろう。更に、この発明はまた、安全バルブ調節を有する。上記のことは、付加的な安全対策を構成する。
積層物又はメッシュは、タンクの口部カバーの首部で閉じられる。これによって、カバーとの接触を閉じると、積層物又はメッシュが、セントロニクス型端子に対してブリッジとして役立つことが可能になり、EPROMメモリ又はCPU端子に情報が送信される。
・更に、カバーはサーモスタット、冷水入口バルブ及び熱水出口バルブを有する。両方の接続は、サーモヒーターの頂部にあり、タンクを清掃するためにヒーターを空にするのを容易にする。冷水入口はプラスチック管に接続され、これが更に、混合バルブに接続され、混合バルブは2つの入口及び1つの出口を有する。混合バルブは回転されてもよく、逆止めを有せず、且つ完全に機械的である。前記バルブはカバーの内部へ統合され、カバーは3つのネジ接続部を有する:
・第1のネジ接続部は、タンクの底部に伸び、タンクの底部を通って冷水が交換される。
・第2のネジ接続部は、混合部分で終端する管であり、混合部分は熱水出口で開いている。それは重要な多様性であり、それによって、1つの流れが開くと、他方が閉じる。この部分から突出し、且つカバーと交差するロッドは、外部から流れを制御し、且つ気密性である。これによって、ロッドが一方向に回転し、可能な混合量を変化させる。こうした場合、出口が50℃を超えないように標準化されるか、又は標準の出口温度としてもよい。しかしながら、システムは、要求される内部加熱温度で動作するように強制される。この規則を受け入れ、且つサーモヒーターにおいてサーモスタット又は混合バルブを使用することは国際的となりつつあり、カナダ及びフランスのような国は、このことが義務付けられている。
・第3のネジ接続部は、混合水を使用するための混合水出口である。
このサーモヒーターによって、水の温度は85乃至90℃に上昇されることが可能になるが、しかし65℃のようなより低い温度でさえも、直接触れることは危険である。このため、サーモヒーターは機械的に停止されるが、電気的故障の場合、機械的停止では冷水の混合は最大である。ロッド及び混合量の調節は外部で実行され、この調整は手動でなされるか、又はEPROMによって制御されるソレノイドによってなされる。内部サーモスタットは温度を検出し、装置内でプログラムされた温度を維持するために、システムを停止し、且つ起動する。更に、カバーは、その出口でデジタル情報を備えたサーモスタットを有する。システムは、それ故に、2つのサーモスタットとこれらの機構のための調節とを有する;サーモスタットは、カバーで直接調節され、且つ水の内部温度及び、出口管を通って循環する水の温度をEPROMに通知する。
サーモヒーターシステムは、マイクロ波を用いた無線周波数による加熱に基づく。システムは、2つの1.2キロワットのマグネトロンを有し、且つ2つのマグネトロンの合計出力は2.4kWである。各マグネトロンは、それぞれの一次交換体内に位置し、且つ各マグネトロンは、その二次交換体の中に位置する。交換体システムは、タンク自体内にマグネトロンを収容し、無線周波数が放射されると、作り出された高温をマグネトロンが散逸するのを促進する。しかしながら、マグネトロンのワット出力は、タンク及びタンクが設定する必要条件に関連して可変である。
1つのマグネトロンのエネルギー生産コストは、遮断器のエネルギー生産コストより高くない。遮断器は、よりゆっくりであるにもかかわらず、一定の伝導プロセスを実行するが、その一方で、マグネトロンによって発生される熱は、指数関数的である。更に、マグネトロンとは対照的に、遮断器は、限界の加熱点へ到達するのが近くなるほど、性能を失う。
電気遮断器は、水を熱伝導体として扱い、その一方で、無線周波数は、水を伝導体の振舞いを備えた電磁伝導体として扱う。水の温度は、より均一な係数を有しており、且つ水タンク内で理想的な熱い温度でそれを維持するのに、より少ないエネルギーしか必要としない。水分子が熱いほど、それらはより多くの熱を吸収し、それ故に、仮に無線周波数吸収の限界点(78.8°)に接近すると、マイクロ波の部分に対する活動は最小となるであろう。このことは、電気遮断器に対して逆指数関数的であることと対照的である。
要約すると、マグネトロンを支持する注目すべきエネルギー効率は、電気遮断器と比較して明白となり、且つマグネトロンの活動からの熱は、常に水に移送される。
マグネトロンに供給するシールドケーブルが存在し、これは別の制御ボックスへ運ばれ、そこでは、1つ又は多数のコンデンサ及び整流ダイオードへの出口を備えた高電圧変圧器が収容され、2つのマグネトロンとの間でブリッジを形成する。取り組み方法は、基本的な倍電圧システムを用いる代わりに、異なる電荷を供給することであり、そこでは、マグネトロンは、この電荷の約30%を絶えず充電し、電圧にのみ変換すると考えられる。この電荷は、第2コンデンサに送られるか、又は直接、第2マグネトロンに送られるが、第2マグネトロンは、第1マグネトロンと逆に接続され、逆ダイオードによって整流される。マグネトロンを、コンデンサと考えてもよい。
システムは、典型的な方法で動作する。マグネトロンの動作温度は安定である;その超過分を水と交換する場合、動作温度は、ごくわずかな熱的変調の例を提供する。
導波路は、その基本的なレベルにおけるように、無線周波数の放射において典型的である。導波路は、理想的な動作の原理を満たすが、理想的な動作において、空気は導体であり、且つ水は誘電体である;このことは、本システムの場合、達成される。本システムの導光路は、水中に沈められる。これは完全な例であり、誘電体の場合には、事実上完全である。これは、更に、直接の放射だけでなく、全ての放射が、水によって吸収され、即ち最大限に、整流されていない電子的周波数が、横電界波(TE)を発生させるが、横電界波は、水を著しく分極させる。
マイクロ波オーブンのような他のモデルでは、これらの特異性が見られないことに注目するのは重要である。実際には、これらの整流されていない周波数は、システム自体に戻される。
この新しいシステムは、2つの逆に帯電した、即ち一方は正に、他方は負に帯電したマグネトロンを接続する。それは、システムの中で任意の特定されないエネルギーを持たない結果として、理想的なモデルと見なされる。それは、理想的な温度で動作し、且つマイクロ波周波数は、マグネトロンから跳ね返らない。従って、実質的に安定なモデルが提供される。
従来のシステムでは、マグネトロンは、システム要求の30%程度の可変電圧を絶えず供給されなければならない。この充電は、変圧器の送達から蓄積される基礎であり、且つコンデンサからの放電に付加される。結果として、これは、寄生帯電又は疑似負荷の冗長度に帰着する。現実には、これらのシステムにおける事象の全過程で、これらの不安定な電流が計算され、且つ逆ダイオードが、電流を整流するために挿入されることが可能とはならず、システムに対して事象をもう一度有用にする。我々のシステムでは、全てのポイントは、この逆ダイオードを挿入するために準備される。
理解されることであるが、マグネトロンの放電流は反時計回り周波数であり、しかし固定されたマグネトロン放電の仕組みの下で動作する第2マグネトロンと同期されるが、マイクロ波オーブンの場合のように、揮発性の第2放電周波数において同期されるのではない。即ち、それは常にマグネトロンの名目的な供給値を有し、且つこの30%のエネルギーは、マグネトロンがその停止サイクルにあるマグネトロンから寄生されず(盗まれず)、且つその起動サイクルの開始以前に他のマグネトロンに送達されることを証明する。整流される場合は、この電流は、コンデンサによって、しかも変圧器の定数に対して供給される電流に対して大きな影響を与えず、変圧器のこの30%の余分な活動を節約するであろう。これらの電流が整流される場合、これらの節約及び安定値は一層大きいであろうと見積もられる。
システムのカバーは、マルチピン・コネクタを有する。これは、同様なケーブルに接続され、且つ他の端部ではシステム全体を制御する「EPROM」メモリに接続される。前記EPROMプロセッサは、機能の全てを制御し、この発明の中でのプロセスの各々から情報を受け取る:その供給は、最も適切な方法によれば、9ボルト乃至12ボルト又は24ボルトである。第2ケーブルは、ヒューズ保護装置への高電圧供給システムにつながる。情報は、LEDの手段によるか、又は小さな情報スクリーン上に表示されてもよい。
水の入口及び出口を収容すること、サーモスタット端子及びそれらの電気的接続のための調節。起こり得る漏れのために密閉される第3の管。ピストンが突出し、且つピストンは、手動によって動作されるか、又はソレノイドによって動作されてもよい。
外部保護ボックス:タンク及び全ての内部部品は、内部部品における合成発泡材料、及び内部部品を強化し、分離し、且つ密閉する固い積層物(これが保護表面である)から成る外部積層物で覆われ、更に、外部積層物は、タンクから分離された制御ボックスにおける電子機器を収容する。
分離シートは、様々な材料から成ってもよい。タンクは、タンクが載っているプラスチック片によってシャーシに固定され、シャーシは、更に、シャーシを適所に固定するタンク上のベルトによって固定される。
ヒーターの扉:ヒーターは扉を有し、これによって、ヒーター内部へのアクセスが可能になり、且つ清掃又は交換部品の再位置決めのようなタスクを実行することが可能になる。それは、機械的に動作する断続器ボタンを有し、その機能は安全回路を起動することであり、その安全回路は、コンデンサを放電させる最大の電荷遮断器を有する。この機械的安全機能は、更に、システム全体のための供給断続器として働く。コンデンサは、通常用途及び後続する任意の機能動作の間は、電荷を維持するべきではない。コンデンサは、システムがアースに接続されると放電されるべきであり、そのため、システムが停止されたと考えられるとしても、高いレベルの安全を提供するこの遮断器は、コンデンサに対して常に放電する。
水は、ヒーター自体から混合水を作り出すことによって制御されてもよく、ヒーターに対して外部で混合水がない状態で、水が望ましく、且つ制御された温度で存在する。理解されることであるが、混合で重要なことは、レジオネラに対する二重フィルタであり、且つ望ましい温度で水が送達されることを常に可能にすることである。この目的のために、電子コネクタ端子が、電気接続管の中に設けられ、電子コネクタ端子は、EPROMに対して直接の接続を有する。この接続によって、装置の外側で温度制御を実行することが可能である。それがシャワー端子又はバス端子であるかにかかわらず、この制御によって、二重の熱管/冷管が不要になる。
装置に対して外部から制御が実行されるのを可能にする電気接続管の結果として、以下のことが達成される:
・管内でのバクテリア感染のリスク低減。
・冷水が、更に、取り扱われる。
・シャワーから温度を制御する場合、キッチンで水に対する要求がある場合、シャワーの温度は変化しないであろう。やけどの危険は、従って、回避される。理解されることであるが、前もって混合された水を提供するのは、ヒーターの内部バルブである。
トイレは、ヨーロッパ規定852/2004に従う通信制御を有してもよい。この法規によれば、いかなる種類の汚染残留物も残さずに、「82.2での水は最良の殺生物剤である」。トイレは、セントロニクスケーブルによってヒーターに接続され、2つの位置の間で切り替わる内部鍵をタンク内に有する:一方は水槽を充填するためのもの、そして他方はフラッシングのためのものであり、これによって、必要な場合に、消毒を実行するのが可能になる;続いて起こる、ヒーターからの高温での水の移動、及び冷水との熱的衝撃の緩和。これらのタスクは、プロセスの間に安全用の循環遮断鍵を用いて実行されてもよい。
図1は、発明の目的を形成するものと同様なサーモヒーターを示し、このサーモヒーターは、
・ガラスから成るタンク(1)と、
・ベルト又は支持枠組み(2)によって支持された多数のマグネトロン(3)であって、ベルト又は支持枠(2)は、タンク(1)を取り囲んでマグネトロンが支持されたままの状態となることを可能とし、且つタンク(1)の内側に配置されてもよい、多数のマグネトロン(3)と、
を備える。
更に、ベルト又は支持枠組み(2)の上に2つのマグネトロンを固定するために、以下によって定義されるユニットが使用される:
−ベルト(2)上に固定されるプレート又はカバー(4)であって、上をマグネトロン(3)が渡され且つ固定される開口を備え、これらのマグネトロンは一次交換体(5)上に固定され、且つしっかりと留められ、一次交換体(5)は、各マグネトロンをグローブのように包み、一次交換体(5)は主交換体(6)の中に導入され、且つ溶接される、プレート又はカバー(4)。
−二重連結ウェッジ(31)であって、これは、内部でタンク(1)を貫通する二重部分であり、主交換体(6)を支持し、且つ外側にただ1つの枠が存在し、この枠は突出し、且つタンク(1)に接続され、且つタンク(1)の上にタンクベルト(2)が支持され、且つ溶接される、二重連結ウェッジ(31)。カバー(4)は、ネジによって二重連結ウェッジ(31)の外側部分の上に固定されるが、これは防水ユニットである。
マグネトロン(3)の各々は、一次交換体(5)によって定義される内部空間の中に収容され、且つ、更に、このユニットは主交換体(6)内に収容され、冷却が課せられると共に、マグネトロン(3)が到達する温度をタンク(1)の水と交換することが課せられる。一次交換体(5)及び主冷凍交換体(6)は、共に冷却を実行する;それらの接触は、熱樹脂を用いることによって、改善されるかもしれない。両方の交換体間の接触は、黒鉛複合体のような半弾性的特質を備えた多くの超伝導の熱化合物を用いて改善される。
図2は前描写の側面図である。この中で、交換体の中に収容されたマグネトロンの1つは、プレート(4)の中の空洞の1つの上に配置され、且つタンクの内部に収容される。これに対して、他のマグネトロンは、それを収容する交換体から分離されて示される。
図3は、タンク(1)を形成するのに役立つ異なる層を示し、そこでは、第1層又は外側層はガラス(1.1)の層であり、それの外側の口部は、その基部と同じ広さか、又は基部よりも広い。これによって、第1層が、型枠から素早く、且つ容易に脱型されることが可能である。型枠は主要な口部を有するが、しかしその側面で、交換体の調節のために別の口部を有する;この同じ調節によって、タンクを動かすことが可能であり、今は型枠から解放され、それを冷却し、従って、温かいガラスに帰着するが、これは、温度割れに対してはるかに強く、且つより耐性が高い。その後、第1支持ゲル(1.2)が、続いて、マイクロ波用のスクリーンを形成するアルミニウムシート(1.3)が提供される。その後、第2支持ゲル(1.4)が、続いて、より小さなガラス容器(1.5)が提供される。
ボディは、外側及び内側の合わせガラス及び、ガラスから成る2つのボディから、ポリビニルブチラール・ゲル又は類似のものによって分離されたアルミニウムスクリーンとして形成される。
このようにして得られたユニットは、ベークされてもよく、又はシリコーンによって低温で射出されてもよく、アルミニウムスクリーンは、連結するフラップとして突出する他の輪郭の上方で、フラップのように吹かれて動く。
閉止ベルト(1.6)及びカバー(7)は、他方の上でぴったりと合い、この接合箇所は、閉止ベルト(1.6)にある一連の通しボルトでしっかりと留められる。
アルミニウム輪郭は、格子型パネルであるが、しかしながら、突出するフラップは密閉され、且つ取り付け枠を有する。
閉止ベルト(1.6)は調節され、不浸透性のエポキシで閉じられ、処理工程後は、全てのものが単一ボディを形成する。
図4はタンクのカバー(7)を示す。カバー(7)は、その下部縁部に沿って歯状の閉止部(7.1)を有し、これは密閉閉止部(7.2)と関連付けられる。密閉閉止部(7.2)によって、ユニット全体の閉止が可能になり、ネジによってしっかりと留められる。
図5は、マグネトロンのカバー(7)を示し、カバー(7)は、
・膨張タンク(10)に対して密閉された出口と、
・水入口(11)と、
・アナログ又はデジタル・サーモスタットに供給するためのコンタクトの出口に沿う熱水出口(12)と、
・電気的供給コンタクト(13)、マルチコンタクトと、
・ソレノイド(8)と、
・ロッド・サーモスタットの端子(9)と、
・ケーブル配線用のチャネル(14)であって、このチャネル(14)は、電気的コンタクト(13)、ソレノイド(8)及びロッド・サーモスタットの端子(9)の間を走る、ケーブル配線用のチャネル(14)と、
を備える。
ソレノイド(8)は、電流の印加に従って、一方法又は他の方向に回転するポテンショメータである。その機能は水の混合を調整することであり、それは混合鍵において実行される。混合の調整は、一方の端部でソレノイド(8)に、且つ他方の端部で混合バルブ(20)(図7)に接続されたピストン(15)(図6)によって実行される。
ソレノイド(8)は、電子的コンタクト(13)から電気的に供給されるが、これは、「EPROM」型メモリ(図示せず)へ供給するものをも運ぶチャネル(14)を通る「セントロニクス」型ケーブル配線によって供給される。
図7は、タンク(1)のカバー(7)下方に取り付けられた補足的素子を示す。端子(9)において外部に接続されるサーモスタットのための支持具(18)が存在することは、指摘されるべきである。カバー(7)の下方では、レギュレータ(17)用の支持具(16)が更に設けられ、これは、一方の端部では、支持具(16)によってカバー(7)にネジ接続され、且つ、その他方の端部では、混合バルブ(20)にネジ接続される。
サーモスタットの支持具(18)は、それが外部に対して浸透性でないような方法で、端子(9)によって接続され、且つ、これによって、サーモスタットのロッドが、熱水に沈められることが可能になる。
レギュレータ(17)の機能は、ピストン(15)を安定に保つことであり、ピストン(15)は、レギュレータ(17)によって内部で回転し、その動作を防水にする。
図7は、ちょうど図10のように、取り付けられた混合バルブ(20)を示し、その一方で、図8及び図9では、混合バルブは取り付けられていない。
混合バルブ(20)は:
・混合器(21)の動作を実行する外部制御ボックスであって、その端部の一方で円柱が開いた形であり、その一方で、他方の端部が、レギュレータ(17)をしっかり留めるためのネジ接続(19)(図9)を有し、且つピストン(15)の進路を管理する、外部制御ボックスと、
・フィルタとして働き、且つ混合制御ボックス(21)の内部に収容される混合ディスク(22)であって、該混合ディスクは密閉された閉止具(23)によって閉じたままとなる、混合ディスク(22)と、
・3つのコネクタであって、
・コネクタの1つは、混合水用の出口コネクタ(24)であり、これに出口管(30)(図7)が接続され、該出口管(30)は熱水出口(12)(図5)に接続され、
・別のコネクタは、熱水用の入口コネクタ(25)であり、これが熱水用の入口管(27)(図7)に接続され、
・最後のコネクタは、分割バイパス(29.1)に対する接続コネクタ(26)であり、該接続コネクタ(26)に、一方の側で、冷水管(29)が接続され、該冷水管(29)は、その底部にほぼ達するまでタンクの内部を通過し、且つ、他方の側で、冷水入口(11)(図5)に接続される管(28)が接続される、3つのコネクタと、
備える。
混合ディスク(22)は、中空球状円柱及び、ピストン(15)を調節するためのハウジング(22.1)を備えた主軸である。混合ディスク(22)は、内部中空とその外側層とを相互に連結させる多重の毛細管力を有する;毛細管力は2つの異なる部分に分けられる:
・一方の部分は、より広い分布及び角度に関するものであり、これは、混合水用の出口コネクタへの出口と常に接触している。
・他方の部分は、混合ディスク(22)が右又は左へ回転するかに従って、冷水入口バイパスへの接続(26)、又は熱水コネクタ(25)への接続に対して、より大きな毛細管力に接続される。これによって、流れは、前記混合ディスクの回転に従って、混合中に混合水を変化させることが可能であり、毛細管領域が、バイパス領域又は冷たい領域により多く接触する場合、熱水入口コネクタとの毛細管接触は減少する。
混合ディスク(22)は90°回転し、様々な位置を有する。このことは、機械的な閉止を可能にするが、主として混合水の出口の閉止、又は熱水の入口の閉止を可能にし、冷水のみが入ることを可能にし、冷水は出口コネクタを直接通って出る。
混合ディスクの二重の毛細管力は、バイオフィルムの通過を制限する機能を満たす。これらの有機粒子は、熱的衝撃に直面し、それらが破壊されて小胞(vesicle、ベシクル)となるように位置付けられるが、小胞は、レジオネラ感染の活性形である。仮に有機粒子がフィルタにかけられないまま通過することを許された場合、それらはシャワーヘッドに到達するであろう。そこで小胞は少しずつ漏れる。しかしながら、仮にふるいにかけられる場合、粒子の通過は許されず、熱衝撃によるだけでなく、マイクロ波による無線周波数のTE(横電界波)放射によっても、これらは攻撃される。これらは、水素原子間で共有結合を形成し、バクテリア中のタンパク質の鎖を破壊する。フィルタリングは、バクテリアの通過を回避し、それらを破壊するために、より多くの時間をマイクロ波に与える。
図11はレギュレータ(17)を示し、これの2つの端部(17.1)及び(17.2)は、レギュレータ支持具(16)及び混合制御ボックス(21)のネジコネクタ支持具(19)の上にしっかりと留められるためにネジ接続される。
図12は、銅又はプラスチックから成る電気接続管を示す。設置された管の一部を切断した後、それは両側でネジ接続される。両方のコンタクトにおけるネジ切りは内側と外側であり、それ故に、1インチ又は3/4インチの管材料に適合しており、接続部は多重接続端子の中に挿入される。
図では、それが、内部接続(34)に対してはピンを有し、外部接続(33)に対しては別のピンを有するのを観察できる。これらのピンは全て雌である。合計で、各管は、管の壁の上で分類される平行な4つの接続を有し(2つは内側、且つ2つは外側)、様々なピン端子のセントロニクケーブル(35)が接続されることを可能にしており、標準化されてはいるが、低電圧供給及び冷水管によるデジタル情報を運ぶ。ケーブル接続は、内側又は外側であってもよく、全てが接続されるように、任意の妨害にも橋を渡し、且つ、それ故に、シャワーからヒーターへの接続を有する。
コネクタ端子は、結合のために回転する部品の外側に常に留まる。このことで、ケーブルに対する歪みの問題は発生しない。端子の全ては、防水のネジ接合カバーを有し、ケーブルのコネクタが引っ込められた場合、伝導はネジで密閉され、且つ防水であり、シリコーンで溶接された箇所は、これらの接合箇所を強化する。

Claims (9)

  1. マイクロ波によって誘発される準瞬間的サーモヒーターであって:
    ・上部閉止カバー(7)にぴったりと合う、ガラスから成るタンク(1)と、
    ・前記タンク(1)を取り囲むベルト又は支持枠組み(2)によって支持された一組の熱交換体(5及び6)に対して内側に配置された多数のマグネトロン(3)であって、該ベルト又は支持枠組み(2)は、前記マグネトロンが支持された状態であることを可能にし、且つ前記タンク(1)の内部に配置されてもよく、これにより、自身の動作温度を冷却する、多数のマグネトロンと、
    を備えることを特徴とする、準瞬間的サーモヒーター。
  2. 前記ベルト又は支持枠組み(2)の上に前記マグネトロン(3)をしっかりと留めるために、ユニットが使用され、該ユニットが、
    −プレート又はカバー(4)であって、該プレート又はカバー(4)は、前記ベルト(2)上に固定される場合、前記マグネトロン(3)が上に渡され且つ固定される開口を有し、これらのマグネトロンが、各マグネトロンを覆う一次交換体(5)の上に固定され、且つしっかりと留められ、各一次交換体が主交換体(6)の中に導入され、且つ溶接される、プレート又はカバー(4)と、
    −二重連結ウェッジ(31)であって、該二重連結ウェッジ(31)は、前記主交換体(6)を内側で支持する前記タンク(1)を貫通する二重片であり、且つ外側にただ1つの枠が存在し、該枠が突出し、且つ前記タンク(1)に接続され、且つ前記タンク(1)の上に前記タンクベルト(2)が支持され、且つ溶接される、二重連結ウェッジ(31)と、
    によって定義され、
    前記カバー(4)が、前記二重連結ウェッジ(31)の外側部分の上にネジによって固定され、これが防水ユニットであることを特徴とする、請求項1に記載の、マイクロ波によって誘発される準瞬間的サーモヒーター。
  3. 前記タンク(1)を形成するのに役立つ異なる層が、以下のように:ガラス(1.1)の第1層又は外側層の後に、第1支持ゲル(1.2)が設けられ、続いて、前記マイクロ波用のスクリーンを形成するアルミニウムシート(1.3)が設けられ、第2支持ゲル(1.4)がその後に設けられ、続いて、より小さなガラス容器(1.5)が、外側及び内側の合わせガラスのように形成され、アルミニウムスクリーンが、前記2つのガラス体から、ポリビニルブチラール・ゲル又は類似物によって分離されることを特徴とする、請求項1に記載の、マイクロ波によって誘発される準瞬間的サーモヒーター。
  4. 前記タンクの、下部縁部に沿った前記カバー(7)が、密閉閉止具(7.2)に関連付けられる歯状閉止具(7.1)を有し、歯状閉止具(7.1)は、前記ユニット全体が閉止されることを可能とし、固定ネジによってしっかりと留められることを特徴とする、請求項6に記載の、マイクロ波によって誘発される準瞬間的サーモヒーター。
  5. 前記マグネトロンの前記カバー(7)は:
    ・密閉された膨張タンク(10)への出口と、
    ・水入口(11)と、
    ・熱水出口(12)と、
    ・電子的供給コンタクト(13)と、
    ・ソレノイド(8)と、
    ・ロッド・サーモスタットの端子(9)と、
    ・ケーブル配線用チャネル(14)であって、このチャネル(14)は、前記電子的コンタクト(13)と前記ソレノイド(8)と前記ロッド・サーモスタットの前記端子(9)との間を走る、ケーブル配線用チャネル(14)と、
    を備えることを特徴とする、請求項1に記載の、マイクロ波によって誘発される準瞬間的サーモヒーター。
  6. 前記タンク(1)の前記カバー(7)の下方で、支持具(18)が、レギュレータ(17)用支持具(16)と同様に、前記サーモスタット用に配置され、該レギュレータ(17)は、一方の端部で前記支持具(16)によって前記カバー(7)に接続され、且つその他方の端部で混合バルブ(20)に接続されることを特徴とする、請求項5に記載の、マイクロ波によって誘発される準瞬間的サーモヒーター。
  7. 前記混合バルブ(20)は:
    ・円柱の形をした混合制御ボックス(21)であって、その端部の一方で開放され、しかるに、他方の端部は、前記レギュレータ(17)をしっかり留めるためのネジ接続(19)を有する、混合制御ボックス(21)と、
    ・前記混合制御ボックス(21)の内部に収容された混合ディスク(22)であって、前記混合ディスクは閉止具(23)によって閉止されたままである、混合ディスク(22)と、
    ・3つのコネクタであって、それによって:
    ・前記コネクタの1つは、混合水用の出口コネクタ(24)であり、該出口コネクタ(24)に出口管(30)が接続され、該出口管は前記熱水出口(12)に接続され、
    ・別のコネクタは、熱水用の入口コネクタ(25)であり、該入口コネクタ(25)は、熱水入口の管(27)に接続され、
    ・最後のコネクタは分割バイパス(29.1)への接続コネクタ(26)であり、該接続コネクタ(26)に、冷水管(29)が一方の側で接続され、該冷水管(29)は、これの底部にほぼ達するまで、前記タンクの内部を通過し、且つ他方の側で、前記冷水入口(11)に接続される管(28)が接続される、3つのコネクタと、
    を備えることを特徴とする、請求項6に記載の、マイクロ波によって誘発される準瞬間的サーモヒーター。
  8. 前記混合ディスク(22)は、球状中空とピストン(15)を調節するためのハウジング(22.1)を備えた主軸とを有する円柱であり;前記混合ディスク(22)は、前記内側中空とその外側層とを相互に連結する多重の毛細管力を有し、前記毛細管力は、2つの異なる部分に分割され:
    ・一方の部分は、より大きな分布及び角度を備え、混合水用の出口コネクタへの出口と常に接触しており、
    ・他の部分は、前記混合ディスク(22)が右又は左へ回転するかに従って、(26)バイパスへの接続か、又は(25)熱水入口への接続かに関して、より大きな毛細管力に接続される、
    ことを特徴とする、請求項9に記載の、マイクロ波によって誘発される準瞬間的サーモヒーター。
  9. 温度制御が、電気接続管(32)によって、前記サーモヒーターに対して外部で実行され、該電気接続管(32)は、内部接続(34)のために少なくとも1つのピンと、外部接続(33)のために少なくとも別のピンとを有し、これらのピンは全て雌であり、且つ前記管の壁の上で分類され;これによって、様々なピン端子のセントロニク型ケーブル(35)が接続されることが可能になる、請求項1から8のいずれか一項に記載の、マイクロ波によって誘発される準瞬間的サーモヒーター。
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